JP2937258B1 - 不測のロック解除防止機能を有するベッドにおける付属品取付機構 - Google Patents

不測のロック解除防止機能を有するベッドにおける付属品取付機構

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JP2937258B1 JP13710998A JP13710998A JP2937258B1 JP 2937258 B1 JP2937258 B1 JP 2937258B1 JP 13710998 A JP13710998 A JP 13710998A JP 13710998 A JP13710998 A JP 13710998A JP 2937258 B1 JP2937258 B1 JP 2937258B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ベッドの付属品を任意の位置に取り付けられ
るようにすると共に、不用意に付属品が取り付け位置に
おいて緩むことがないようにする。 【解決手段】 操作レバー19を、軸部材20に対し
て、直交するように屈曲操作することで、締め付け板2
2を、案内溝14内壁に対して、圧接状態とする。かか
る状態で、保持部材15内の空間部16を開放し、保持
部材15頂部における差込穴18から側柵の支柱パイプ
17を空間部16底部まで差し込み、側柵を保持する。
側柵を保持部材15の差込穴18に保持しているとき
は、支柱パイプ17によって、操作レバー19を水平状
態に戻し操作することができず、間違って、保持部材1
5の案内部材13に対する固定状態が緩んで、外れてし
まうというようなことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドの側柵を初
めとする付属品を任意の位置に取り付けられるようにし
た付属品取付機構に関し、特に不測のロック解除防止機
能を有するベッドにおける付属品取付機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、通常ベッドには、側柵を初め
とする付属品1の取り付け穴2が、サイドフレーム3の
頭側、中央部、足側とほぼ均等に形成されており、どの
位置においても、側柵等を取り付けられるようにするた
め、取付脚1a、1b間の間隔を前記取り付け穴2間の
間隔に適合するように設定していた(図5参照)。その
他、ベッドフレーム4に保持部材5を移動可能に且つノ
ブ6(締め付けねじ)で固定可能に設け、前記保持部材
5に付属品を装着する手段も提案されている(図6参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
手段では、特定の箇所にしか取り付けることができず、
また、取り付け穴2を常設しておく必要があり、さらに
は、ベッドの幅方向がいたずらに拡大化するだけとなっ
てしまう。一方、後者の手段では、固定手段である、ノ
ブ6が不測の緩みによって、安全性が損なわれる虞があ
る。本発明は、このような課題を改善するために提案さ
れたものであって、ベッドの側柵を初めとする付属品を
任意の位置に取り付けられるようにした付属品取付機構
に関し、特に不測のロック解除防止機能を有するベッド
における付属品取付機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッド長手側に、頭側から足側に至
る案内部材を配置すると共に、この案内部材に、ベッド
用付属品を保持するための保持部材を移動可能に装着
し、前記保持部材を案内部材の任意位置に固定するため
の固定操作手段を設け、この固定操作手段により、保持
部材を案内部材に固定した状態で、ベッド用付属品を保
持部材に保持可能とし、前記ベッド用付属品を保持した
状態で前記固定操作手段の固定解除操作を不能とする構
成とした。また本発明は、ベッドにおいて、ボトムを支
えるボトム支持部の、ベッド長手側に沿って、頭側から
足側に至る案内部材を配置し、この案内部材は、長手方
向中心軸に沿って案内溝を設けた枠体であり、前記案内
部材に、側柵を装着するための保持部材を移動可能に装
着し、この保持部材は、平坦な一端面を有する一方、こ
の一端面に対向する面から前記一端面に向けて空間部を
形成し、前記保持部材の頂部側に、側柵の支柱部を差し
入れるための差込穴を設けて、保持部材内の前記空間部
と連通させる一方、空間部と前記一端面とを貫通する貫
通穴を形成し、この貫通穴に軸部材を挿通して、この軸
部材の一端側に操作レバーを回動自在に取り付ける一
方、前記軸部材の他端側に案内部材内の内壁を移動可能
とする寸法の締め付け板を取り付け、前記操作レバー
を、軸部材と一直線状態になるように操作することで、
締め付け板を案内部材の内壁に対して、不接触な状態と
する一方、操作レバーを軸部材に対して、直交するよう
に屈曲操作することで、締め付け板を案内溝内壁に対し
て圧接状態として保持部材を案内部材の所望の位置に固
定するようにし、前記保持部材の頂部側の差込穴から保
持部材内空間部に、側柵の支柱部を差し込んで側柵を保
持可能とする一方、前記側柵の支柱部により、操作レバ
ーの、軸部材と一直線状態となる操作を不能として、締
め付け板を案内部材の内壁に対して、不接触な状態とな
るのを阻止するようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる不測のロッ
ク解除防止機能を有するベッドにおける付属品取付機構
について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づ
いて以下説明する。図1に在宅用ベッド10を示し、こ
の在宅用ベッド10においては、分割形成されたボトム
11を支えるボトム支持部12の長手側に、頭側から足
側に至る、付属品取付機構を構成する案内部材13を配
置している。前記ボトム11は、例えば背に対応する背
ボトム11aと、腰に対応する腰ボトム11bと、膝に
対応する膝ボトム11cと、足に対応する足ボトム11
dとを有し、前記背ボトム11aと腰ボトム11b間
に、また前記膝ボトム11cと足ボトム11d間にそれ
ぞれ適度な曲率で湾曲するように構成した湾曲ボトム1
1e、11fを配設したものである。前記案内部材13
は、図示するように長手方向中心軸に沿って案内溝14
を設けた、断面方形状の枠体である。
【0006】そして、前記案内部材13には、図2に示
すように側柵などのベッド用付属品(後述)を装着する
ための付属品取付機構を構成する保持部材15を移動自
在に装着している。この保持部材15は、略断面半円形
状のブロック体であり、図中、縦方向の一端面を平坦面
とする一方、この一端面に対向する外周面を円周面とし
て、この円周面から前記平坦面に向けて、後述する操作
レバーを出し入れ可能に収容する空間部16をくり貫き
形成している。また、前記保持部材15の頂部側には、
側柵の支柱パイプ17を差し入れるための差込穴18が
設けられ、保持部材15内の前記空間部16と連通して
いる。次いで、前記保持部材15の円周面側から空間部
16内に操作レバー19を差し入れるようにし、この操
作レバー19の末端側に軸部材20の一端側を回動自在
に取り付けて、前記軸部材20を保持部材15の一端面
に形成した貫通穴21を介して挿通し、軸部材20の他
端側に案内部材13内の内壁を移動可能とする寸法の締
め付け板22を螺着している。
【0007】前記案内部材13は、前述のように長手方
向中心軸に沿う案内溝14を有するものであるが、内部
空間において、前記締め付け板22を遊嵌可能な寸法
(縦幅W、及び案内溝14内壁から対向する内壁までの
寸法D)、W>締め付け板22の縦、D>締め付け板2
2の厚さとしている。
【0008】また、前記操作レバー19において、軸部
材20との軸止め箇所Oを、図3に示すように操作レバ
ー19を水平状態に位置させた場合、軸部材20を挿通
するべき貫通穴21を形成した、保持部材15内の空間
部16内壁と当接する端面L1との距離に比較して、図
4に示すように操作レバー19先端を鉛直下方に指向さ
せた場合の、保持部材15内の空間部16内壁と当接す
る端面L2との距離を大となる位置に設定している。こ
れによって、操作レバー19を、軸部材20と一直線状
態になるように操作することで、締め付け板22は、案
内部材13の内壁に対して、不接触な状態となり、前記
操作レバー19を、軸部材20に対して、直交するよう
に屈曲操作することで、締め付け板22が、案内溝14
内壁に対して、圧接状態となるようにしている。
【0009】本発明にかかる不測のロック解除防止機能
を有するベッドにおける付属品取付機構は、以上のよう
に構成されるものであり、次に、かかる付属品取付機構
の作用を説明する。側柵などの付属品を使用しないとき
は、案内部材13における案内溝14から、保持部材1
5の締め付け板22を外しておく。前記保持部材15を
装着するときは、締め付け板22を案内部材13の開放
端部側から、軸部材20を案内溝14を通過させつつ、
差し入れていけばよい。この際、操作レバー19は、図
3に示すように軸部材20と一直線状態で差し入れるよ
うにする。なおこの際、操作レバー19は、水平方向に
向いているので、差込穴18から差し入れられる側柵の
支柱パイプ17は、前記操作レバー19に当たり、側柵
を保持することはできない。
【0010】そして、前記案内部材13における案内溝
14に沿って、保持部材15の締め付け板22を移動さ
せて所望の位置にもたらされると、図4に示すように操
作レバー19を、軸部材20に対して、直交するように
屈曲操作することで、締め付け板22を、案内溝14内
壁に対して、圧接状態とすることができ、前記保持部材
15をその箇所で動かないように固定することができ
る。これによって、保持部材15内の空間部16が開放
され、保持部材15頂部における差込穴18から側柵の
支柱パイプ17を空間部16底部まで差し込むことがで
き、側柵を保持することができる。前記側柵を保持部材
15の差込穴18に保持しているときは、支柱パイプ1
7によって、操作レバー19を水平状態に戻し操作する
ことができず、間違って、保持部材15の案内部材13
に対する固定状態が緩んで、外れてしまうというような
ことがない。このように、必要に応じて、また使用状況
に応じて、側柵を支える保持部材15を、ベッド長手方
向に延在する案内部材13の任意の位置に移動して固定
することができ、しかも、側柵等の付属品を保持してい
るときは、操作レバー19の緩め操作をできないように
したので、不用意に緩んでしまうというようなことはな
い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ベッド用付属品を任意
の位置に取り付け固定することができる。また、前記ベ
ッド用付属品を取り付けているときは、操作レバーの緩
め操作をすることができず、不用意に保持状態が緩むと
いうようなことはない。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる不測のロック解除防止機能を有
する付属品取付機構を取り付けるためのベッドの一例を
示す、概略的全体斜視説明図である。
【図2】本発明にかかる付属品取付機構の一例を示す、
分解斜視説明図である。
【図3】図2に示す付属品取付機構の、緩めた状態を示
す、模式的な断面作用説明図である。
【図4】図2に示す付属品取付機構の、固定した状態を
示す、模式的な断面作用説明図である。
【図5】現行の差し込み式側柵の取り付け構造の一例を
示した、概略斜視説明図である。
【図6】現行の差し込み式側柵の取り付け構造の別例を
示した、概略斜視説明図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 ボトム 11a 背ボトム 11b 腰ボトム 11c 膝ボトム 11d 足ボトム 11e、11f 湾曲ボトム 12 ボトム支持部 13 案内部材 14 案内溝 15 保持部材 16 空間部 17 支柱パイプ 18 差し込み穴 19 操作レバー 20 軸部材 21 貫通穴 22 締め付け板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド長手側に、頭側から足側に至る
    案内部材を配置すると共に、この案内部材に、ベッド用
    付属品を保持するための保持部材を移動可能に装着し、
    前記保持部材を案内部材の任意位置に固定するための固
    定操作手段を設け、この固定操作手段により、保持部材
    を案内部材に固定した状態で、ベッド用付属品を保持部
    材に保持可能とし、前記ベッド用付属品を保持した状態
    で前記固定操作手段の固定解除操作を不能とする構成と
    したことを特徴とする不測のロック解除防止機能を有す
    るベッドにおける付属品取付機構。
  2. 【請求項2】 ベッドにおいて、ボトムを支えるボト
    ム支持部の、ベッド長手側に沿って、頭側から足側に至
    る案内部材を配置し、この案内部材は、長手方向中心軸
    に沿って案内溝を設けた枠体であり、前記案内部材に、
    側柵を装着するための保持部材を移動可能に装着し、こ
    の保持部材は、平坦な一端面を有する一方、この一端面
    に対向する面から前記一端面に向けて空間部を形成し、
    前記保持部材の頂部側に、側柵の支柱部を差し入れるた
    めの差込穴を設けて、保持部材内の前記空間部と連通さ
    せる一方、空間部と前記一端面とを貫通する貫通穴を形
    成し、この貫通穴に軸部材を挿通して、この軸部材の一
    端側に操作レバーを回動自在に取り付ける一方、前記軸
    部材の他端側に案内部材内の内壁を移動可能とする寸法
    の締め付け板を取り付け、前記操作レバーを、軸部材と
    一直線状態になるように操作することで、締め付け板を
    案内部材の内壁に対して、不接触な状態とする一方、操
    作レバーを軸部材に対して、直交するように屈曲操作す
    ることで、締め付け板を案内溝内壁に対して圧接状態と
    して保持部材を案内部材の所望の位置に固定するように
    し、前記保持部材の頂部側の差込穴から保持部材内空間
    部に、側柵の支柱部を差し込んで側柵を保持可能とする
    一方、前記側柵の支柱部により、操作レバーの、軸部材
    と一直線状態となる操作を不能として、締め付け板を案
    内部材の内壁に対して、不接触な状態となるのを阻止す
    るようにしたことを特徴とする不測のロック解除防止機
    能を有するベッドにおける付属品取付機構。
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