JP2000288042A - 病院用椅子におけるヘッドレスト支持装置 - Google Patents

病院用椅子におけるヘッドレスト支持装置

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JP2000288042A
JP2000288042A JP11102317A JP10231799A JP2000288042A JP 2000288042 A JP2000288042 A JP 2000288042A JP 11102317 A JP11102317 A JP 11102317A JP 10231799 A JP10231799 A JP 10231799A JP 2000288042 A JP2000288042 A JP 2000288042A
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JP
Japan
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connecting rod
headrest
slit
adjusting member
angle adjusting
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JP11102317A
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English (en)
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Takatsugu Nagasaki
隆次 長崎
Mineo Matsui
峰夫 松井
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KEIHIN IKA KOGYOSHO KK
Original Assignee
KEIHIN IKA KOGYOSHO KK
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドレストを作動させるときは柔らかく、
固定するときは完全にロックすることができ、而も必要
な角度、位置にワンタッチで固定できる。また、ヘッド
レストの背もたれに接離する方向及び上下方向の動きを
スムーズに行わせる。 【解決手段】 ヘッドレスト1の背面に取着した軸3
を、柱状角度調節部材4の両端部の連結孔の一方に嵌合
する。柱状角度調節部材4は、その両端部の連結孔を結
ぶスリット7を設け、油圧シリンダー8等の加圧装置に
よってスリット7が狭まるように加圧する。柱状角度調
節部材4の他方の連結孔に、くの字形をなす第1連杆1
1のスリット12を有する筒状部13を嵌合する。くの
字形をなす第2連杆14の連結軸15を前記筒状部13
内に嵌合する。L字形をなし、基部17aを背もたれに
固定する支持杆17の直角部分に第2連杆14の他端部
を枢着連結すると共に、先端部17bに第3連杆16の
他端部をスペーサ18を介して枢着連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳鼻科医院等の病
院用椅子におけるヘッドレスト支持装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】耳鼻科医院等の病院用椅子は、背もたれ
に支持部材をもってヘッドレストを取り付けているが、
ヘッドレストの背面はボルトで支持部材に連結されてい
るために、医師等がヘッドレストを両手で持って力を入
れて動かすこととなり、角度を変えるときに大きな力を
必要とする。また、ヘッドレストの角度を折角調整して
も、完全に患者に合った適正な位置にロックができず、
このため位置決めも大雑把になりやすかった。
【0003】即ち、ヘッドレストは本来固定して使用す
るべきものであるが、患者一人一人の姿勢に合わすに
は、関節部を柔らかく動き易くしなければ困難である。
また、柔らかければ固定できない面もあり、固定しよう
と思えば、さらにネジ等で締め付けなければならない。
また、ネジ方向の逆の力が作用したときは、緩んでしま
う危険がある。
【0004】また、従来の支持部材はヘッドレストの背
もたれに接離する方向及び上下方向の動きがスムーズで
なく、この点の改善が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みなされたものであって、ヘッドレストを作動させると
きは柔らかく、固定するときは完全にロックすることが
でき、而も必要な角度、位置にワンタッチで固定するこ
とができ、更にヘッドレストの背もたれに接離する方向
及び上下方向の動きがスムーズに行えるようになしたヘ
ッドレスト支持装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、背面に軸承体をもって後記柱状角度調節
部材における一方の連結孔に嵌合する連結軸を取着した
ヘッドレストと、長さ方向の両端部に連結孔を設けると
共に、該連結孔を結ぶ所要幅のスリットを設け、更に長
さ方向の中心部に配置した適宜の加圧装置をもって加圧
することにより前記スリットを狭めるようになした柱状
角度調節部材と、長さ方向の一端部に、周壁の一部に軸
方向に沿ったスリットを有する筒状部を直角に設け、該
筒状部を前記柱状角度調節部材における他方の連結孔に
嵌合する第1連杆と、長さ方向の一端部に前記第1連杆
の筒状部内に嵌合する連結軸を直角に設けた、全体がく
の字形をなす第2連杆と、前記第1連杆の他端部に一方
の端部を枢着連結する、全体がくの字形をなす第3連杆
と、L字形をなし、直角部分に前記第2連杆の連結軸と
反対側の端部を枢着連結すると共に、先端部にスペーサ
を介して前記第3連杆の他方の端部を枢着連結した、基
部を背もたれに固定する支持杆とからなる病院用椅子に
おけるヘッドレスト支持装置にある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1実施形
態の斜視図、図2は柱状角度調節部材の正面図、図3は
柱状角度調節部材の中央縦断面図、図4は柱状角度調節
部材の作用説明図、図5は連杆と支持杆の分解斜視図で
ある。
【0008】図中、1はヘッドレストである。また、該
ヘッドレスト1は背面に軸承体2をもって後記柱状角度
調節部材における一方の連結孔に嵌合する連結軸3を取
着している。
【0009】4は柱状角度調節部材である。また、該柱
状角度調節部材4は、長さ方向の両端部に連結孔5、6
を設けると共に、該連結孔5、6を結ぶ所要幅のスリッ
ト7を設け、更に長さ方向の中心部に配置した加圧装置
である油圧シリンダー8をもって加圧することにより、
前記スリット7を狭めるようになすものである。また油
圧シリンダー8はヘッドレスト1に設けたスイッチ1a
によって操作するものである。尚、9は油圧シリンダー
の押圧作動片となるピストン、10は油圧シリンダー8
の下部に一体的に延設した脚部8aを固定するためのピ
ンである。また、油圧シリンダー8はポート8bを通し
て図示しない油圧機構に接続している。
【0010】そして、該油圧シリンダー8は、図4に示
す如く油圧によってピストン9を押し下げ、スリット7
が狭まるように撓ませるものである。これにより、両端
部の連結孔5、6は縮径され、それに嵌合した部材を締
め付けるものである。
【0011】11は第1連杆である。該第1連杆11は
長さ方向の一端部に、周壁の一部に軸方向に沿ったスリ
ット12を有する筒状部13を直角に設け、該筒状部1
3を前記柱状角度調節部材4における他方の連結孔6に
嵌合するものである。11aは枢軸挿通孔である。
【0012】14は全体がくの字形をなす第2連杆であ
り、長さ方向の一端部に前記第1連杆11の筒状部13
内に嵌合する連結軸15を直角に設けている。14aは
枢軸挿通孔である。
【0013】16は全体がくの字形をなす第3連杆であ
り、前記第1連杆11の他端部に一方の端部を枢着連結
するものである。16a、16bは枢軸挿通孔である。
【0014】17はL字形をなし、基部17aを背もた
れ(図示せず。)に固定する支持杆である。該支持杆1
7は直角部分に前記第2連杆14の連結軸15と反対側
の端部を枢着連結すると共に、先端部17bにスペーサ
18を介して前記第3連杆16の他方の端部を枢着連結
するものである。また、その他19、20、21は枢軸
である。
【0015】而して、本実施形態にあっては、ヘッドレ
ストを固定する前は、ヘッドレストに設けたスイッチ1
aを押してヘッドレスト1の連結軸3と、第1連杆11
の筒状部13及び第2連杆14の連結軸15は、夫々柱
状角度調節部材4の連結孔5、6内で自由に回転し得る
状態である。したがって、力を要さずヘッドレストの角
度、位置を自在に調整することができる。そしてヘッド
レスト1が最適な角度、位置になったらヘッドレスト1
に設けたスイッチ1aを押していた指を離して、油圧シ
リンダー8を作動させれば、柱状角度調節部材4の連結
孔5、6が縮径し、瞬時に固定されるものである。
【0016】また、固定するまでの間、ヘッドレスト1
は柱状角度調節部材4及び第1連杆11、第2連杆1
4、第3連杆16、支持杆17の共働作用により、背も
たれと接離する方向及び上下方向にスムーズに動かすこ
とができる。
【0017】次に、図6乃至図8に示した本発明の第2
実施形態について説明する。尚、本実施形態と前記第1
実施形態とは、柱状角度調節部材の点において相違する
のみであるから、その他の共通の部材は同一の符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0018】22は柱状角度調節部材である。23、2
4は連結孔、25はスリットである。26は長さ方向の
中心部に穿設したスリット25と直交する孔、27はネ
ジ杆28を前記孔26に挿通した連結杆であり、該ネジ
杆28の孔26から突出している部分には押圧体29を
螺着している。30は回動自在に軸着した操作レバー、
31は前記操作レバー30の回動によってその一端側が
押されて回動するように軸着された揺動杆であり、その
他端側に前記連結杆27を枢着連結している。
【0019】而して、該柱状角度調節部材22にあって
は、操作レバー30を図8中矢標方向に回動するように
押しつけると、揺動杆31が矢標方向に回動して連結杆
27を矢標方向に引きつけ、押圧体29が上側から押圧
してスリット25が狭まるように撓めるものである。こ
れにより各連結孔23、24は縮径してその内部に嵌合
された部材を締め付けるものである。尚、本実施形態の
その他の作用は前記第1実施形態と同様であるから詳細
な説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成、作用であるか
ら、ヘッドレストを作動させるときは柔らかく、固定す
るときは完全にロックすることができ、而も必要な角
度、位置にワンタッチで固定することができるものであ
る。また、ヘッドレストの背もたれに接離する方向及び
上下方向の動きをスムーズに行わせることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の斜視図である。
【図2】柱状角度調節部材の正面図である。
【図3】柱状角度調節部材の中央縦断面図である。
【図4】柱状角度調節部材の作用説明図である。
【図5】連杆と支持杆の分解斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態の斜視図である。
【図7】柱状角度調節部材の斜視図である。
【図8】柱状角度調節部材の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト 3 連結軸 4 柱状角度調節部材 5、6 連結孔 7 スリット 8 油圧シリンダー 11 第1連杆 12 スリット 13 筒状部 14 第2連杆 15 連結軸 16 第3連杆 17 支持杆 18 スペーサ 22 柱状角度調節部材 23、24 連結孔 25 スリット 28 ネジ杆 29 押圧体 30 操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に軸承体をもって後記柱状角度調節
    部材における一方の連結孔に嵌合する連結軸を取着した
    ヘッドレストと、長さ方向の両端部に連結孔を設けると
    共に、該連結孔を結ぶ所要幅のスリットを設け、更に長
    さ方向の中心部に配置した適宜の加圧装置をもって加圧
    することにより前記スリットを狭めるようになした柱状
    角度調節部材と、長さ方向の一端部に、周壁の一部に軸
    方向に沿ったスリットを有する筒状部を直角に設け、該
    筒状部を前記柱状角度調節部材における他方の連結孔に
    嵌合する第1連杆と、長さ方向の一端部に前記第1連杆
    の筒状部内に嵌合する連結軸を直角に設けた、全体がく
    の字形をなす第2連杆と、前記第1連杆の他端部に一方
    の端部を枢着連結する、全体がくの字形をなす第3連杆
    と、L字形をなし、直角部分に前記第2連杆の連結軸と
    反対側の端部を枢着連結すると共に、先端部にスペーサ
    を介して前記第3連杆の他方の端部を枢着連結した、基
    部を背もたれに固定する支持杆とからなる病院用椅子に
    おけるヘッドレスト支持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2090194A1 (de) * 2008-02-13 2009-08-19 Interstuhl Büromöbel GmbH & Co. KG Kopf- und/oder Nackenstütze
JP2016214546A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 タカラベルモント株式会社 枕位置固定装置および耳鼻科用診療椅子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2090194A1 (de) * 2008-02-13 2009-08-19 Interstuhl Büromöbel GmbH & Co. KG Kopf- und/oder Nackenstütze
US7914079B2 (en) 2008-02-13 2011-03-29 Interstuhl Bueromoebel Gmbh & Co. Kg Head and/or neck support
JP2016214546A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 タカラベルモント株式会社 枕位置固定装置および耳鼻科用診療椅子

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