JPH0742426Y2 - 病院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置 - Google Patents
病院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置Info
- Publication number
- JPH0742426Y2 JPH0742426Y2 JP2536292U JP2536292U JPH0742426Y2 JP H0742426 Y2 JPH0742426 Y2 JP H0742426Y2 JP 2536292 U JP2536292 U JP 2536292U JP 2536292 U JP2536292 U JP 2536292U JP H0742426 Y2 JPH0742426 Y2 JP H0742426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support arm
- main body
- headrest support
- columnar main
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は耳鼻科医院等の病院用椅
子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置に関
するものである。
子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】耳鼻科医院等の病院用椅子は、背もたれ
から支持アームを介してヘッドレストが取り付けられて
いる。そして、ヘッドレストは患者の座高或いは治療作
業に応じて、その位置を適宜にずらせる必要がある。そ
してまた、それはヘッドレストの支持アームの角度を変
えることによって行われる。
から支持アームを介してヘッドレストが取り付けられて
いる。そして、ヘッドレストは患者の座高或いは治療作
業に応じて、その位置を適宜にずらせる必要がある。そ
してまた、それはヘッドレストの支持アームの角度を変
えることによって行われる。
【０００３】また、斯かるヘッドレストの支持アームの
角度を変えるには、支持アームの基部と背もたれから延
びる支持杆との間に介在する角度調節装置の操作によっ
て行われる。
角度を変えるには、支持アームの基部と背もたれから延
びる支持杆との間に介在する角度調節装置の操作によっ
て行われる。
【０００４】ここで斯かる従来のヘッドレスト支持アー
ムの角度調節装置を、図４乃至図６に即して説明する。
１はヘッドレスト、２はヘッドレスト支持アームであ
り、その基部には図示しないが直角に連結軸が突設され
ている。３は図示しない背もたれから延びる支持杆であ
り、先端部には図示しないが直角に連結軸が突設されて
いる。
ムの角度調節装置を、図４乃至図６に即して説明する。
１はヘッドレスト、２はヘッドレスト支持アームであ
り、その基部には図示しないが直角に連結軸が突設され
ている。３は図示しない背もたれから延びる支持杆であ
り、先端部には図示しないが直角に連結軸が突設されて
いる。
【０００５】４は前記ヘッドレスト支持アーム２の角度
調節装置である。該ヘッドレスト支持アームの角度調節
装置４は、両端部に丸みをつけた柱状の本体５の長さ方
向の両端部に、前記ヘッドレスト支持アーム２と支持杆
３の連結軸が夫々回動自在に嵌合する連結孔６、６を設
けると共に該連結孔６、６を結ぶスリット７を設け、ま
た柱状本体５の長さ方向の中心部に、前記スリット７と
直交する孔８を設けると共に該孔８に連結杆９のネジ杆
９ａを挿通し、更に該ネジ杆９ａの孔８からの突出端部
に押圧体１０を螺着し、また一方、柱状本体５に操作レ
バー１１を回動自在に軸着すると共に、該操作レバー１
１の回動によってその一端側が押されて回動するように
軸着された揺動杆１２を設け、該揺動杆１２の他端側に
前記連結杆９を枢着連結してなるものである。
調節装置である。該ヘッドレスト支持アームの角度調節
装置４は、両端部に丸みをつけた柱状の本体５の長さ方
向の両端部に、前記ヘッドレスト支持アーム２と支持杆
３の連結軸が夫々回動自在に嵌合する連結孔６、６を設
けると共に該連結孔６、６を結ぶスリット７を設け、ま
た柱状本体５の長さ方向の中心部に、前記スリット７と
直交する孔８を設けると共に該孔８に連結杆９のネジ杆
９ａを挿通し、更に該ネジ杆９ａの孔８からの突出端部
に押圧体１０を螺着し、また一方、柱状本体５に操作レ
バー１１を回動自在に軸着すると共に、該操作レバー１
１の回動によってその一端側が押されて回動するように
軸着された揺動杆１２を設け、該揺動杆１２の他端側に
前記連結杆９を枢着連結してなるものである。
【０００６】また、作用について説明すると、操作レバ
ー１１を図６中において矢標方向に回動するように押し
付けると、揺動杆１２が矢標方向に回動して連結杆９を
矢標方向に引き付け、押圧体１０が柱状本体５の上面を
加圧するものである。そしてこれにより、柱状本体５の
押圧体１０によって加圧された部分が撓められ、連結孔
６、６の内径が小さくなるものである。これにより連結
孔６、６に嵌合されたヘッドレスト支持アーム２の連結
軸と支持杆３の連結軸は、締め付けられて回動不能にな
り、角度が保持されるものである。
ー１１を図６中において矢標方向に回動するように押し
付けると、揺動杆１２が矢標方向に回動して連結杆９を
矢標方向に引き付け、押圧体１０が柱状本体５の上面を
加圧するものである。そしてこれにより、柱状本体５の
押圧体１０によって加圧された部分が撓められ、連結孔
６、６の内径が小さくなるものである。これにより連結
孔６、６に嵌合されたヘッドレスト支持アーム２の連結
軸と支持杆３の連結軸は、締め付けられて回動不能にな
り、角度が保持されるものである。
【０００７】また、ヘッドレスト支持アーム２の角度を
変えるときには、操作レバー１１を前記と逆の方向に回
動させるものであり、これにより揺動杆１２と連結杆９
は前記と逆に作動し、もってスリット７が本来の幅に戻
り、連結孔６、６も同様に元の径に戻るものである。そ
してこの状態においてヘッドレスト支持アーム２の角度
と支持杆３の角度を変えるものである。また、これを終
えたら再び操作レバー１１を回動させて、角度を保持す
るものである。
変えるときには、操作レバー１１を前記と逆の方向に回
動させるものであり、これにより揺動杆１２と連結杆９
は前記と逆に作動し、もってスリット７が本来の幅に戻
り、連結孔６、６も同様に元の径に戻るものである。そ
してこの状態においてヘッドレスト支持アーム２の角度
と支持杆３の角度を変えるものである。また、これを終
えたら再び操作レバー１１を回動させて、角度を保持す
るものである。
【０００８】然して、斯かる従来装置は、操作レバー１
１の回動によって柱状本体５を押圧変形させるものであ
るが、柱状本体５は金属で製作されているから、相当な
力を必要とする。そしてまた、ヘッドレストの位置を変
えることは頻繁に行われることであり、医師や看護婦は
その都度大変な労力を費やさなければならない。また、
部品点数も多く、加工にも手間がかかるものである。
１の回動によって柱状本体５を押圧変形させるものであ
るが、柱状本体５は金属で製作されているから、相当な
力を必要とする。そしてまた、ヘッドレストの位置を変
えることは頻繁に行われることであり、医師や看護婦は
その都度大変な労力を費やさなければならない。また、
部品点数も多く、加工にも手間がかかるものである。
【０００９】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
みなされたものであって、柱状本体の押圧変形を油圧シ
リンダー、電気的駆動装置等の加圧装置によって機械的
に行うようになし、もって医師や看護婦の労力の軽減を
図ることができると共に加工を簡略化することができる
ようになしたヘッドレスト支持アームの角度調節装置を
提供せんとするものである。
みなされたものであって、柱状本体の押圧変形を油圧シ
リンダー、電気的駆動装置等の加圧装置によって機械的
に行うようになし、もって医師や看護婦の労力の軽減を
図ることができると共に加工を簡略化することができる
ようになしたヘッドレスト支持アームの角度調節装置を
提供せんとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】而して、本考案の要旨と
するところは、長さ方向の両端部に、ヘッドレスト支持
アームと支持杆の連結軸を夫々嵌合する連結孔を設ける
と共に、該連結孔を結ぶ所要幅のスリットを設けた柱状
本体と、前記柱状本体の長さ方向の中心部に配置し、押
圧作動片が該柱状本体を加圧したとき前記スリットが狭
められるように、前記スリットと直交して固定した油圧
シリンダー、電気的駆動装置等の加圧装置とからなる病
院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装
置にある。
するところは、長さ方向の両端部に、ヘッドレスト支持
アームと支持杆の連結軸を夫々嵌合する連結孔を設ける
と共に、該連結孔を結ぶ所要幅のスリットを設けた柱状
本体と、前記柱状本体の長さ方向の中心部に配置し、押
圧作動片が該柱状本体を加圧したとき前記スリットが狭
められるように、前記スリットと直交して固定した油圧
シリンダー、電気的駆動装置等の加圧装置とからなる病
院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装
置にある。
【００１１】
【作用】次に、本考案の作用について説明する。加圧装
置を作動させると、油圧等によってその押圧作動片が柱
状本体を押圧し、これをスリットが狭まるように撓ませ
るものである。また、角度を変えるときには、加圧装置
の作動を停止して押圧作動片による押圧を解除すればよ
く、これにより柱状本体は弾性復元するものである。
置を作動させると、油圧等によってその押圧作動片が柱
状本体を押圧し、これをスリットが狭まるように撓ませ
るものである。また、角度を変えるときには、加圧装置
の作動を停止して押圧作動片による押圧を解除すればよ
く、これにより柱状本体は弾性復元するものである。
【００１２】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図１は正面図、図２は中央縦断正面図、
図３は作用説明図である。
つつ説明する。図１は正面図、図２は中央縦断正面図、
図３は作用説明図である。
【００１３】図中、１３はヘッドレスト支持アームの角
度調節装置である。１４は柱状の０体である。また該柱
状本体１４は従来装置と同様に両端部に丸みをつけると
共に連結孔１５、１５を設け、更に連結孔１５、１５を
結ぶ所要幅のスリット１６を設けている。
度調節装置である。１４は柱状の０体である。また該柱
状本体１４は従来装置と同様に両端部に丸みをつけると
共に連結孔１５、１５を設け、更に連結孔１５、１５を
結ぶ所要幅のスリット１６を設けている。
【００１４】１７は加圧装置の一例である油圧シリンダ
ーであり、１８はその押圧作動片となるピストンであ
る。尚、本実施例においては加圧装置として油圧シリン
ダーを用いたものを示したが、何らこれに限定されるも
のではない。また該油圧シリンダー１７は前記柱状本体
１４の長さ方向の中心部に配置され且つピストン１８が
柱状本体１４を加圧したとき前記スリット１６が狭めら
れるように、前記スリット１６と直交して固定してい
る。また、該油圧シリンダー１７はその一体的に延設し
た脚部１７ａを、ピン１９をもって柱状本体１４に固定
している。また、該油圧シリンダー１７はポート１７ｂ
を通して図示しない油圧機構に接続している。
ーであり、１８はその押圧作動片となるピストンであ
る。尚、本実施例においては加圧装置として油圧シリン
ダーを用いたものを示したが、何らこれに限定されるも
のではない。また該油圧シリンダー１７は前記柱状本体
１４の長さ方向の中心部に配置され且つピストン１８が
柱状本体１４を加圧したとき前記スリット１６が狭めら
れるように、前記スリット１６と直交して固定してい
る。また、該油圧シリンダー１７はその一体的に延設し
た脚部１７ａを、ピン１９をもって柱状本体１４に固定
している。また、該油圧シリンダー１７はポート１７ｂ
を通して図示しない油圧機構に接続している。
【００１５】
【考案の効果】本考案は上記の如き構成、作用であり、
機械的に柱状本体を撓ませることができるから、医師や
看護婦の労力の軽減を図ることができるものである。ま
た、部品点数も少なく、加工も簡単であるから、製造コ
ストを大幅に下げることができるものである。
機械的に柱状本体を撓ませることができるから、医師や
看護婦の労力の軽減を図ることができるものである。ま
た、部品点数も少なく、加工も簡単であるから、製造コ
ストを大幅に下げることができるものである。
【図１】本考案の実施例の正面図である。
【図２】本考案の実施例の中央縦断正面図である。
【図３】本考案の作用説明図である。
【図４】従来装置の使用状態の斜視図である。
【図５】従来装置の斜視図である。
【図６】従来装置の中央縦断正面図である。
１３ ヘッドレスト支持アームの角度調節装置 １４ 柱状本体 １５ 連結孔 １６ スリット １７ 油圧シリンダー １７ａ 油圧シリンダーの脚部 １７ｂ ポート １８ ピストン １９ 固定用ピン
Claims (1)
- 【請求項１】 長さ方向の両端部に、ヘッドレスト支持
アームと支持杆の連結軸を夫々嵌合する連結孔を設ける
と共に、該連結孔を結ぶ所要幅のスリットを設けた柱状
本体と、前記柱状本体の長さ方向の中心部に配置し、押
圧作動片が該柱状本体を加圧したとき前記スリットが狭
められるように、前記スリットと直交して固定した油圧
シリンダー、電気的駆動装置等の加圧装置とからなる病
院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2536292U JPH0742426Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 病院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2536292U JPH0742426Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 病院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576426U JPH0576426U (ja) | 1993-10-19 |
| JPH0742426Y2 true JPH0742426Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12163734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2536292U Expired - Lifetime JPH0742426Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 病院用椅子におけるヘッドレスト支持アームの角度調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742426Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP2536292U patent/JPH0742426Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0576426U (ja) | 1993-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |