JP5399357B2 - オットマンおよびマッサージ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マッサージ装置の装置本体に設けられるものであり、この装置本体に対して回転可能な状態で取り付けられる第1枠と、この第1枠に対して回転可能な状態で取り付けられる第2枠と、この第2枠に対して回転可能な状態で取り付けられるマッサージ部とを含むオットマンおよびマッサージ装置に関する。
使用者の脚をマッサージするマッサージ装置が知られている(例えば、特許文献1〜6)。特許文献1に記載のマッサージ装置は、脚をマッサージするマッサージ機能を有する。特許文献2〜4に記載のマッサージ装置は、脚用のマッサージ部が回転する機構を備えている。特許文献5のマッサージ装置は、脚をマッサージする第1マッサージ部と、足裏をマッサージする第2マッサージ部とを有する。
特許文献6のマッサージ装置は、1つのマッサージ部を脚部に対応する位置と足裏に対応する位置とに移動することにより、脚と足裏をマッサージする。具体的には、マッサージ装置は、マッサージ装置本体に対して回転する第1フレームと、この第1フレームに対して回転する第2フレームと、この第2フレームに対して回転するマッサージ部とを含む。
特開2009−095428号公報 特開2005−237485号公報 特開2000−308663号公報 特開2007−068663号公報 特開2006−006578号公報 特開2003−062024号公報
ところで、特許文献6のマッサージ装置には、マッサージ部を反転させる機能が設けられている。脚をマッサージするときには、マッサージ部のマッサージ機能を有する面を前方に出す。足置き台として使用するときには、マッサージ部を反転して、足置き台を前方に出す。しかし、マッサージ部を反転するとき、第2フレームとマッサージ部とを固定して両者を同時に回転する必要がある。このため、マッサージ部の使用形態を変更する操作が面倒なものとなっている。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マッサージ部の使用形態の変更を容易に行うことのできるオットマンおよびマッサージ装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段について記載する。
・本発明のオットマンは、マッサージ装置の装置本体に設けられるものであり、この装置本体に対して回転可能な状態で取り付けられる第1枠と、この第1枠に対して回転可能な状態で取り付けられる第2枠と、この第2枠に対して回転可能な状態で取り付けられるマッサージ部とを含むオットマンにおいて、前記第1枠と前記第2枠とが折り畳まれた状態を閉状態とし、前記第1枠と前記第2枠とが最も開いた状態を開状態として、前記閉状態において前記第1枠に対し前記第2枠が開く側を前方側とし、前記第1枠に対し前方側と反対側を後方側とし、前記マッサージ部においてマッサージ機能が設けられた面をマッサージ面として、前記第1枠と前記第2枠との位置関係を前記閉状態としかつ前記マッサージ面を後方側に配置した第1使用形態と、前記第1枠と前記第2枠との位置関係を前記閉状態としかつ前記マッサージ面を前方側に配置した第2使用形態と、前記第1枠と前記第2枠との位置関係を前記開状態とした第3使用形態とを有し、前記閉状態に維持した状態で、前記第1使用形態から前記第2使用形態への変更および前記第2使用形態から前記第1使用形態への変更ができるように前記マッサージ部が設けられており、前記第1枠と前記第2枠との関係が前記閉状態以外のときには、常に前記閉状態となるように前記第2枠に力を付与するフレーム回転装置が設けられていることを特徴とする。
・このオットマンにおいては、前記第1使用形態および前記第2使用形態のときに前記第2枠に対して前記マッサージ部の回転を規制する規制装置が設けられていることが好ましい。
・このオットマンにおいては、前記マッサージ面を前記第2枠に対して後方側に配置した状態を第1回転状態とし、前記マッサージ面を前記第2枠に対して前方側に配置した状態を第2回転状態として、前記第2枠に対する前記マッサージ部の回転位置を前記第1回転状態での位置と前記第2回転状態での位置との間の特定回転位置に固定する角度固定装置が設けられることが好ましい。
・このオットマンにおいては、前記第1枠に対する前記第2枠の回転位置を前記閉状態での位置と前記開状態での位置との間の所定回転位置に固定する角度維持装置が設けられることが好ましい。
・本発明は、マッサージ装置は、上記オットマンを備えることを特徴とする。
本発明によれば、マッサージ部の使用形態の変更を容易に行うことのできるオットマンおよびマッサージ装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態のマッサージ装置について、斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のオットマンについて、その斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のオットマンについて、その内部構造を示す斜視図。 同実施形態のオットマンの第1フレームについて、斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のオットマンの第2フレームについて、斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のオットマンのマッサージ部について、斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のマッサージ装置について、第1使用形態にあるときのマッサージ部の斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のマッサージ装置について、第2使用形態にあるときのマッサージ部の斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のマッサージ装置について、第3使用形態にあるときのマッサージ部の斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のマッサージ装置について、第1使用形態のときのマッサージ部の回転状態を示す側面図。 本発明の第2実施形態のマッサージ装置について、マッサージ部の側面構造を示す側面図。 同実施形態のマッサージ装置について、マッサージ部の角度固定装置の平面構造を示す平面図。 本発明の第3実施形態のマッサージ装置について、そのマッサージ部の回転動作を示す斜視図。
(第1実施形態)
図1〜図10を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、マッサージ装置1は、椅子型の装置本体10と、脚をマッサージするオットマン20とを含む。装置本体10は、使用者が座るための座部11と、背をもたれさせるための背もたれ12と、肘をおくための肘掛13とを含む。座部11は、装置本体10の上部に設けられている。背もたれ12は、座部11の上部に設けられて前後方向に回転する。肘掛13は座部11の両端に設けられている。オットマン20は、装置本体10の前方に配置されている。
図2を参照して、オットマン20の構造について説明する。図2は、シートカバーを取り外した状態のオットマン20を示している。
オットマン20は、装置本体10に設けられている第1フレーム30と、第1フレーム30に設けられている第2フレーム40と、第2フレーム40に設けられているマッサージ部60とを含む。なお、第1フレーム30は第1枠に相当し、第2フレーム40は第2枠に相当する。
第1フレーム30は、第1回転軸C1を中心軸として回転できるように、装置本体10の第1回転軸C1に設けられている。以下では、第1フレーム30が装置本体10の中心軸に対して平行となっている状態を「垂直状態」とする。第1フレーム30が垂直状態から略90°回転した状態を「水平状態」とする。第1フレーム30の回転可能な範囲は垂直状態から水平状態までの範囲である。
第2フレーム40は、第2回転軸C2を中心軸として回転できるように、第1フレーム30の第2回転軸C2に設けられている。以下では、第1フレーム30に対して第2フレーム40を開く方向に回転し、第1フレーム30に対する第2フレーム40の角度を最も大きくした状態を「開状態」とする。例えば、開状態のとき、第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度は90°とされる。第1フレーム30に対して第2フレーム40を折り畳んで第1フレーム30に対する第2フレーム40の角度を最も小さくした状態(図7および図8参照)を「閉状態」とする。例えば、閉状態のとき、第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度は0°とされる。第2フレーム40は、閉状態から開状態までの範囲内で回転する。
第2フレーム40において第1フレーム30に対向する一面を上面30Aとし、この上面30Aから下面30Bに向う方向を前方向とする。前方向の反対方向を「後方向」とする。第2フレーム40の短手方向を「縦幅方向」とする。
マッサージ部60は、第3回転軸C3を中心軸として回転できるように第2フレーム40の第3回転軸C3に設けられている。図2の矢印A方向からみて、右回りを「正回転方向RA」とし、左回りを「逆回転方向RB」とする。マッサージ部60は、第2フレーム40に対して正回転方向RAに180°回転し、逆回転方向RBに180°回転する。
マッサージ部60のマッサージ機能が設けられている一面60E(以下、マッサージ面60E)から底面60Dに向う方向を「前方向」とする。「前方向」の反対方向を「後方向」とする。マッサージ部60の短手方向を「縦幅方向」とする。
第2フレーム40とマッサージ部60との関係において、第2フレーム40の縦幅方向とマッサージ部60の縦幅方向とが一致し、かつ第2フレーム40の前方向とマッサージ部60の前方向とが一致する状態を「第1回転状態」とする(図3および図7参照)。第2フレーム40の縦幅方向と、マッサージ部60の縦幅方向とが一致し、かつ第2フレーム40の前方向とマッサージ部60の後方向とが一致する状態を「第2回転状態」とする(図8参照)。すなわち、第1回転状態にあるときからマッサージ部60が逆回転方向RBに180°回転したとき第2回転状態となり、第2回転状態にあるときからマッサージ部60が正回転方向RAに180°回転したとき第1回転状態となる。
図3〜図6を参照して、オットマン20の内部構造について説明する。
図3および図4に示すように、第1フレーム30は、第2フレーム40を支持するための第1支持アーム31および第2支持アーム32と、第1支持アーム31と第2支持アーム32とを連結する支持パイプ35とを含む。第1支持アーム31は、第1アームカバー33(図2参照)により覆われ、第2支持アーム32は第2アームカバー34により覆われている。
第1フレーム30には、第2フレーム40を第1フレーム30に向けて力を付与するフレーム回転装置36が設けられている。フレーム回転装置36は、第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度が0°よりも大きいとき、この角度を小さくする方向に第1フレーム30と第2フレーム40とに力を加える。
図4に示すように、第1支持アーム31は、第1回転軸C1が通るアーム軸部31Aと、第2回転軸C2が通るアーム先端部31Cと、アーム軸部31Aとアーム先端部31Cとを連結するアーム胴部31Bとを含む。
アーム軸部31Aには、第1回転軸C1の軸芯である第1軸体31Dが通る貫通孔32Aが設けられている。アーム先端部31Cには、第2回転軸C2の軸芯である第2軸体46が通る貫通孔32Bが設けられている。また第2回転軸C2を中心軸とするフレーム回転装置36が設けられている。
フレーム回転装置36は、ねじりばねにより構成されている第1ばね37と、第1ばね37のばね一端部37Aが掛けられる第1掛部38と、ばね他端部37Bが掛けられる第2掛部39(図5参照)とを含む。
第2支持アーム32は第1支持アーム31と同様の構造を有する。なお、図4の第2支持アーム32において、第1支持アーム31と共通する構成は同アーム31の各構成と同じ符号を付している。
図3および図5を参照して第2フレーム40について説明する。
第2フレーム40は、マッサージ部60を支持するための第1プレート41および第2プレート42と、第1プレート41と第2プレート42とを連結する補強パイプ43とを含む。第1プレート41は、第1プレートカバー44(図2参照)により覆われている。第2プレート42は、第2プレートカバー45により覆われている。第2フレーム40には、マッサージ部60を第1回転状態および第2回転状態に維持する規制装置50が設けられている。
図5に示すように、第1プレート41は、第2回転軸C2および第3回転軸C3が通るプレート本体部41Aと、プレート本体部41Aから延長して設けられて補強パイプ43が接続されるプレート延長部41Bとを含む。
プレート本体部41Aの一端部には、第2回転軸C2の軸芯である第2軸体46が通る第1貫通孔47が設けられている。第1貫通孔47から離れかつフレーム回転装置36のばね他端部37Bが届く範囲内に第2掛部39が設けられている。プレート本体部41Aの中間部には、第3回転軸C3の軸芯である第3軸体67(図6参照)が通る第2貫通孔48が設けられている。
規制装置50は、第3軸体67に固定される回転体51と、マッサージ部60を正回転方向RAおよび逆回転方向RBに回転するように力を付与する第2ばね57とを含む。また、規制装置50は、第2ばね57のばね一端部が掛けられる第1支持部55と、ばね他端部が掛けられる第2支持部56と、回転体51の回転を規制する規制部58とを含む。
第2ばね57は、つるまきばねにより構成されている。第2ばね57は、ばね長さが大きくなると復元力が発生する。
回転体51は、第3軸体67(図6参照)に締結される回転軸部52と、回転軸部52の外周に設けられているフランジ部53と、フランジ部53の略半周にわたって突出して設けられている延長部54とを含む。延長部54の一端部には、マッサージ部60を正回転方向RAに回転して第1回転状態としたとき、規制部58に接触してマッサージ部60の正回転方向RAの回転を規制する第1接触部54Aが設けられている。延長部54の他端部には、マッサージ部60を逆回転方向RBに回転して第2回転状態としたときに規制部58に接触してマッサージ部60の逆回転方向RBへの回転を規制する第2接触部54Bが設けられている。
第2支持部56は、延長部54において第1接触部54Aと第2接触部54Bとの間に設けられている。規制部58は、第1プレート41の面と平行、かつ第1プレート41の縦幅方向に沿う線であり、かつ第3回転軸C3に交叉する線上に設けられている。第1支持部55は、プレート本体部41Aにおいて規制装置50が設けられているところよりも外端41C側に設けられている。
図3および図6を参照して、マッサージ部60について説明する。
マッサージ部60は、空気の出し入れにより拡張および収縮するエアバッグ66と、エアバッグ66を保持する本体部61とを含む。
図6に示すように、本体部61は、土台を形成するベース壁62と、ベース壁62の一端部に設けられた第1側壁63と、ベース壁62の他端部に設けられた第2側壁64と、第1側壁63と第2側壁64との間に設けられた中間隔壁65とを含む。第1側壁63と中間隔壁65との間の空間は一方の脚を入れるための第1空間SAとされ、第2側壁64と中間隔壁65との間の空間は他方の脚を入れるための第2空間SBとされる。
エアバッグ66は、第1側壁63の内面および第2側壁64の内面および中間隔壁65の両面に沿って設けられた側部エアバッグ66A(図3参照)と、ベース壁62に沿って設けられた底部エアバッグ66B(図3参照)とを含む。
第1側壁63および第2側壁64には第3軸体67が設けられている。第3軸体67は、第1側壁63の縦幅方向における中間部分に設けられている。第3回転軸C3とマッサージ部60の前面60Aとの距離と、第3回転軸C3と後面60Bとの距離とは略同じとされている。
図7〜図9を参照して、マッサージ装置1のオットマン20の使用形態について説明する。
マッサージ装置1は、第1フレーム30および第2フレーム40およびマッサージ部60を回転することにより、3つの使用形態を選択することができる。例えば次のようにして使用される。
使用者がマッサージ装置1を使用しないとき、第1使用形態で、第1回転軸C1を中心軸として第1フレーム30を回転して垂直状態とする。これより、マッサージ装置1の内側にマッサージ部60を収容されるため、マッサージ装置1の占める空間が小さくなる。
使用者がマッサージ部60を脚置き台として使用するとき、第1使用形態に変形し、第1フレーム30に対する第2フレーム40の回転位置を使用者の好みに調整する。この場合、マッサージ部60の裏面が脚を置くところとして用いられる。
使用者がマッサージ装置1に座った状態で脚をマッサージするとき、第2使用形態に変形される。使用者は、第1空間SAに一方の脚を入れ、第2空間SBに他方の脚を入れて、両脚をマッサージする。
使用者がマッサージ装置1に座った状態で足裏をマッサージするとき、第3使用形態に変形される。使用者は、第1空間SAに一方の足を入れ、第2空間SBに他方の足を入れて、両足裏をマッサージする。
図7に示すように、第1使用形態は、第1回転軸C1を中心軸として第1フレーム30が装置本体10に対して使用者が設定する設定角度に維持され、第2フレーム40が閉状態とされ、マッサージ部60が第1回転状態にされた状態にある。
このとき、第1フレーム30に対し第2フレーム40が開く側(前方側)とは反対側(後方側)に向いてマッサージ面60Eが配置される。また、マッサージ部60の前面60Aと支持パイプ35との間の間隔は第1設定間隔HAとなる。なお、第1使用形態には、第2フレーム40を閉状態としかつマッサージ部60を第1回転状態とした状態で、第1回転軸C1を中心軸として第1フレーム30を回転して特定角度に維持した全ての状態が含まれる。
図8に示すように、第2使用形態は、第1回転軸C1を中心軸として第1フレーム30が装置本体10に対して使用者が設定する設定角度に維持され、第2フレーム40が閉状態とされ、マッサージ部60が第2回転状態とされた状態にある。
このとき、第1フレーム30に対し第2フレーム40が開く側(前方側)にマッサージ面60Eが配置される。また、マッサージ部60の後面60Bと支持パイプ35との間の間隔は第2設定間隔HBとなる。第3回転軸C3は、マッサージ部60の縦幅方向において中間部分に設けられているため、第2設定間隔HBと第1設定間隔HAとは略同じ長さになる。なお、第2使用形態には、第2フレーム40を閉状態としかつマッサージ部60を第2回転状態とした状態で、第1回転軸C1を中心軸として第1フレーム30を回転して特定角度に維持した全ての状態が含まれる。
図9に示すように、第3使用形態は、第1フレーム30が垂直状態とされ、第2フレーム40が開状態とされ、マッサージ部60が第1回転状態とされた状態にある。第1使用形態から第3使用形態への形態変更またはこの反対の形態変更は、第1フレーム30を垂直状態としかつマッサージ部60を第1回転状態に維持した状態で、第2回転軸C2を中心軸として第2フレーム40を回転することにより、行うことができる。
図9を参照して、フレーム回転装置36の動作について説明する。
第2回転軸C2を支点としてばね一端部37Aとばね他端部37Bとにより形成される角度を拡大するように力が作用するとき、フレーム回転装置36の第1ばね37には復元力が発生する。第1フレーム30に対して第2フレーム40を回転すると、ばね一端部37Aとばね他端部37Bとの間の角度が拡大するため、第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度を小さくする向きに力が発生する。したがって、ばね一端部37Aとばね他端部37Bとの間の角度が大きくする力が解放されたとき、第2フレーム40が逆回転方向RBに回転して閉状態となる。
具体的には、使用者は、第2フレーム40を水平状態にするとき、脚により第2フレーム40を押さえ付けて同フレームを正回転方向RAに回転する。第2フレーム40を閉状態にするとき、使用者は、第2フレーム40から脚を離す。第2フレーム40は、第1ばね37の力により逆回転方向RBに回転して、閉状態となる。
図10を参照して、規制装置50の動作について説明する。
同図は、マッサージ装置1を第1使用形態から第2使用形態に変更をするときのマッサージ部60の動作を示している。
図10(A)に示すように、マッサージ装置1が第1使用形態にあるとき、マッサージ部60の底面60Dと第1支持アーム31の前面31Eとが互いに平行となる。このとき、回転体51の第1接触部54Aが規制部58に接触するため、回転体51の正回転方向RAの回転が制限される。一方、第2ばね57は、ばね一端部とばね他端部との間の距離を縮小する方向に力を生じさせて第2支持部56を第1支持部55に近づけるように回転体51に力を加える。このため、マッサージ部60は、正回転方向RAに力が付与された状態、すなわちマッサージ部60が逆回転方向RBに回転しにくい状態で維持される。
図10(B)に示すように、マッサージ装置1が第1使用形態から第2使用形態までの中間位置にあるとき、マッサージ部60の底面60Dと第1支持アーム31の前面31Eとが直角となる。このとき、回転体51の第1接触部54Aが規制部58から離れた位置にあり、回転体51が正回転方向RAおよび逆回転方向RBに回転することが許容される。一方、第2ばね57は、ばね一端部とばね他端部との距離を縮小する方向に力を生じさせているため、マッサージ部60が中間位置から正回転方向RAにずれた位置に回転したとき、マッサージ部60を正回転方向RAに回転させる。反対に、マッサージ部60が中間位置から逆回転方向RBにずれた位置に回転したとき、第2ばね57はマッサージ部60を逆回転方向RBに回転させる。
図10(C)に示すように、マッサージ装置1が第2使用形態にあるとき、マッサージ部60の上面60Cと第1支持アーム31の前面31Eとが互いに平行となる。このとき、回転体51の第2接触部54Bが規制部58に接触するため、回転体51の逆回転方向RBの回転が制限される。一方、第2ばね57は、ばね一端部とばね他端部との間の距離を縮小する方向に力を生じさせて第2支持部56を第1支持部55に近づけるように回転体51に力を加える。このため、マッサージ部60は、逆回転方向RBに力が付与された状態、すなわちマッサージ部60が正回転方向RAに回転しにくい状態で維持される。
本実施形態のマッサージ装置1によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、第1フレームと第2フレームとの位置関係を閉状態としかつマッサージ面60Eを後方側に配置した第1使用形態を有する。第1フレーム30と第2フレーム40との位置関係を閉状態としかつマッサージ面60Eを前方側に配置した第2使用形態を有する。第1フレーム30と第2フレーム40との位置関係を開状態とした第3使用形態とを有する。そして、閉状態を維持した状態で、第1使用形態から第2使用形態への変更および第2使用形態から第1使用形態への変更ができるように、マッサージ部60が設けられている。
この構成によれば、第1使用形態と第2使用形態との変更のときに、第1フレーム30に対して第2フレーム40を回転することを要しないため、第1使用形態と第2使用形態との間で容易に使用形態を変更することができる。
(2)本実施形態では、第1使用形態および第2使用形態のときに第2フレーム40に対してマッサージ部60の回転を規制する規制装置50が設けられている。
脚をマッサージするときにマッサージ部60が回転すると、マッサージ箇所が変わるため、安定したマッサージを行うことができなくなる。この点、上記構成によれば、第1使用形態および第2使用形態において規制装置50によりマッサージ部60が所定位置に維持されるため、マッサージ箇所の変動が抑制され、マッサージを安定して行うことができる。
(3)本実施形態では、第1フレーム30と第2フレーム40との関係が閉状態以外のときに閉状態になるように第2フレーム40に力を付与するフレーム回転装置36が設けられている。
この構成によれば、第1フレーム30と第2フレーム40とが閉状態以外のとき、第1フレーム30および第2フレーム40に加わる力に抗した力が解除されると、この力により、第1フレーム30と第2フレーム40とが閉状態になる。このため、第1フレーム30と第2フレーム40とを閉状態とする手間を省くことができる。
(4)本実施形態では、マッサージ装置1が3つの使用形態を有するため、使用者は、マッサージ部60を、脚マッサージおよび脚裏マッサージおよび足置き台として用いることができる。
(5)本実施形態では、マッサージ部60の裏面が平坦面になっているため、第1フレーム30を垂直状態としかつ第2フレーム40を閉状態としかつマッサージ部60を第1回転状態とすることにより、外観上の見栄えをよくすることができる。
(6)本実施形態では、第1フレーム30を垂直状態としかつ第2フレーム40を閉状態としかつマッサージ部60を第1回転状態としたとき、図10(A)のようにマッサージ部60の底面60Dと第1支持アーム31の前面31Eとが互いに平行となる。このため、外観上の見栄えをよくすることができる。
(7)本実施形態では、第1フレーム30を垂直状態としかつ第2フレーム40を閉状態としかつマッサージ部60を第2回転状態としたとき、図10(C)のようにマッサージ部60の上面60Cと第1支持アーム31の前面31Eとが互いに平行となる。このため、外観上の見栄えをよくすることができる。
(8)本実施形態では、第2フレーム40と第1フレーム30との間の角度が0°よりも大きいとき、閉状態となるように第2フレーム40に力が付与されるため、足裏マッサージをするとき足に力が加えられることになる。したがって、このような力がない場合に比べて、足裏にマッサージの強い力を与えることができる。
ここで、仮にマッサージ装置1においてフレーム回転装置36がないものを想定する。この場合、第2フレーム40が第1フレーム30に対して自由に回転する。このため、マッサージ装置1が第1使用形態または第2使用形態でマッサージ部60を回転すると、この回転に伴って、第2フレーム40が回転する。これに対して、フレーム回転装置36により、第1フレーム30と第2フレーム40とが閉状態となるように第2フレーム40に力が付与されている。これにより、マッサージ装置1が第1使用形態または第2使用形態のときにマッサージ部60を回転しても、この回転に伴って第2フレーム40の回転が抑制される。このため、マッサージ装置1の第1使用形態と第2使用形態との間で形態変更を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
図11および図12を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態のマッサージ装置1は、第1実施形態の規制装置50に代えて、4つの異なる角度で維持する角度固定装置70を備える。以下、この変更にともない生じる前記第1実施形態の構成からの詳細な変更について説明する。なお、第1実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
図11に示すように、角度固定装置70は、マッサージ部60に固定される回転体90と、回転体90の回転を特定回転位置で維持する回転体固定装置80とを含む。
回転体固定装置80は、回転体90を規制する回転止バー81と、回転止バー81をガイドするガイドケース82と、回転止バー81の移動を規制する規制アーム83と、規制アーム83を操作する操作レバー87とを含む。
図12に示すように、回転止バー81は、第2フレーム40の縦幅方向に沿って移動するように設けられ、第3ばね81Bにより回転体90に向けて突き出るように構成されている。また、回転止バー81の胴部には、規制アーム83により押圧される押圧部81Aが設けられている。
規制アーム83は、押圧部81Aを押す作用部84と、規制アーム83の支点となるアーム支点部85と、操作レバー87により操作される操作部86と、規制アーム83を一方方向に力を付与するアームばね83Aとを含む。アームばね83Aは、作用部84が押圧部81Aから離れる方向(同図矢印B)に規制アーム83に力を付与する。
操作レバー87は、使用者に操作される部分である把持部87Aと、操作レバー87の支点が設けられているレバー支点部87Bと、操作部86と接触するレバー接触部87Cとを含む。
回転体90は、第3軸体67に結合される回転軸部91(図11参照)と、軸部の外周に設けられているフランジ部92とを含む。フランジ部92には、略半周にわたって略等間隔に4つの嵌合部93が設けられている。嵌合部93には回転止バー81の先端が嵌り込む。これら嵌合部93のうちの外側にある1つは、第2フレーム40とマッサージ部60との関係が第1回転状態となるとき、回転止バー81が嵌合部93に嵌る位置に設けられている。嵌合部93のうち外側の他の1つは、第2フレーム40とマッサージ部60との関係が第2回転状態となるとき、回転止バー81が嵌合部93に嵌る位置に設けられている。
このような構成により、マッサージ部60は、角度固定装置70により、第1回転状態、第2回転状態、および第1回転状態から第2回転状態までの間にありマッサージ部60と第2フレーム40との間の2つの特定回転位置に維持される。
次に、角度固定装置70の動作について説明する。
操作レバー87を操作していないとき、操作レバー87は所定の位置に維持される。規制アーム83は、アームばね83Aにより、矢印Bの方向に移動した状態で維持されているため、作用部84が押圧部81Aから離れるとともに、操作部86がレバー接触部87Cに接触する。回転止バー81は、第3ばね81Bにより、回転体90側に押された状態で維持される。このとき、回転止バー81が嵌合部93に嵌合するため、マッサージ部60が特定回転位置に維持される。
図12に示すように、操作レバー87を矢印C方向に操作するとき、レバー接触部87Cが操作部86を押すため、アームばね83Aの力に抗して、同力の方向と反対方向すなわち矢印D方向に規制アーム83が回転する。このとき、規制アーム83の作用部84が押圧部81Aを押上げるため、回転止バー81は回転体90から離れる方向に移動する。これにより回転止バー81の回転規制状態が解除される。マッサージ部60を他の特定回転位置に変更するときは、マッサージ部60を回転して、回転止バー81が他の嵌合部93に嵌合する。
本実施形態のマッサージ装置1によれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(3)の効果に加えて、さらに以下に示す効果を奏することができる。
(9)本実施形態では、第2フレーム40に対するマッサージ部60の回転位置を第1回転状態での位置と第2回転状態での位置との間の特定回転位置に固定する角度固定装置70が設けられている。
この構成によれば、角度固定装置70によりマッサージ部を第2フレーム40に対して特定回転位置に維持することができるため、使用者の脚に対するマッサージ部の押当て角度を変えてマッサージを行うことができる。
(10)本実施形態では、回転体90が回転しないように回転体90の嵌合部93に回転体固定装置80の回転止バー81が嵌合する。この嵌合による回転体90の回転規制状態を解除するためには操作部86の操作を必要とする構造となっているため、安全性を確保することができる。
(第3実施形態)
図13を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態のマッサージ装置1は、第1実施形態のフレーム回転装置36に代えて、第2フレーム40を第1フレーム30に対して特定回転位置で維持する角度維持装置100を備える。以下、この変更にともない生じる前記第1実施形態の構成からの詳細な変更について説明する。なお、第1実施形態と共通する構成については同一の符合を付してその説明を省略する。
角度維持装置100は、ラチェット機構を有するラチェット本体部101と、同本体部101に設けられた第1アーム102と、第1アーム102に対して回転する第2アーム103とを含む。第1アーム102は第3掛部104に掛かる。第2アーム103は第4掛部105に掛かる。
ラチェット機構は、第1アーム102と第2アーム103との間の角度が最大角度以内にあるとき、両アーム102,103を閉じるように力を付与し、かつ第2アーム103が第1アーム102の方向に回転することを機械的に制限する。このため、第1アーム102と第2アーム103との間の角度が最大角度以内にある複数の特定角度から一つが選択されたとき、第1アーム102と第2アーム103との間の角度は、選択された特定角度に維持される。第1アーム102に対して第2アーム103を開くときは、第2アーム103に加わる力よりも大きな力を加えることにより、両アームの角度を大きくする。第1アーム102と第2アーム103との間の角度が最大角度を超えるとき、ラチェット機構は、第2アーム103が第1アーム102に向う方向に回転することを許容する。
第1アーム102と第2アーム103との間の角度が最大角度の1つ手前にある角度に維持される状態が、第1実施形態の開状態に対応する。第1アーム102と第2アーム103との間の角度が最小角度に維持される状態が、第1実施形態の閉状態に対応する。
次に、角度維持装置100の動作について説明する。図13は、装置本体10に対して第1フレーム30を所定角度に維持した状態で、第2フレーム40を第1フレーム30に対して回転した状態を示している。マッサージ部60は第1回転状態と第2回転状態との間の状態とされている。
図13(A)は、第1フレーム30に対して第2フレーム40を所定角度にまで回転した状態を示している。図13(B)は、同図(A)に示す状態にあるときよりも第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度を大きくした状態を示す。図13(C)は、同図(B)のときよりも第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度を大きくした状態を示す。いずれの状態も、第1フレーム30に対する第2フレーム40の角度がラチェット機構の最大角度の範囲内であるため、第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度は特定角度で維持される。このように、角度維持装置100により、第2フレーム40が第1フレーム30に対して特定角度に回転した状態すなわち所定回転位置に維持される。
本実施形態のマッサージ装置1によれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(3)の効果に加えて、さらに以下に示す効果を奏することができる。
(11)本実施形態では、第1フレーム30に対する第2フレーム40の回転位置を閉状態での位置と開状態での位置との間の所定回転位置に固定する角度維持装置100が設けられている。
この構成によれば、角度維持装置100により第2フレーム40を第1フレーム30に対して特定角度に維持することができるため、使用者の脚に対するマッサージ部60の押当て角度を変えてマッサージを行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明の実施態様は、上記各実施形態に例示した内容に限定されるものではなく、例えば以下のように変更することもできる。また、以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものでなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記各実施形態では、フレーム回転装置36はねじりばねにより構成しているが、ねじりばね以外の機構、例えば、つるまきばねにより、フレーム回転装置36を構成することもできる。
・上記各実施形態では、マッサージ装置1の使用形態は3種類としているが、さらに別形態を付加してもよい。例えば、第1フレーム30を水平状態とし、第2フレーム40を閉状態とし、かつマッサージ部60を第1回転状態に維持する使用形態を設けることができる。第1フレーム30を水平状態に維持する手段として、例えば第1フレーム30を支持する支持棒を設ける。
・上記各実施形態では、第1使用形態および第2使用形態の閉状態における第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度を0°と設定しているが、当該角度を0°よりも大きい角度に設定してもよい。また当該角度を0°よりも小さい角度に設定してもよい。なお、この角度は、第1使用形態および第2使用形態において第1フレーム30と第2フレーム40とを閉状態としたとき、使用者が快適に感じる角度に基づいて設定される。
・上記各実施形態では、第3使用形態において、第1フレーム30に対する第2フレーム40の角度を90°としているが、当該角度を90°よりも大きい値にしてもよい。また当該角度を90°よりも小さい値としてもよい。具体的には、フレーム回転装置36の第1ばね37の力を調整することにより、または、第2フレーム40の回転を規制する規制装置を設けることにより、第2フレーム40の開状態における角度を調整することができる。
・上記第2実施形態では、マッサージ部60を特定回転位置で固定する角度固定装置70を設けているが、角度固定装置70に代えて、歯車機構によりマッサージ部60を特定角度に維持する機構を採用することができる。
・上記第3実施形態では、第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度を特定角度に固定する角度維持装置100を設けている。一方、この角度維持装置100に代えて、歯車機構により第1フレーム30と第2フレーム40との間の角度を維持する機構を採用することができる。
1…マッサージ装置、10…装置本体、20…オットマン、30…第1フレーム、31…第1支持アーム、32…第2支持アーム、36…フレーム回転装置、40…第2フレーム、41…第1プレート、42…第2プレート、50…規制装置、51…回転体、52…回転軸部、53…フランジ部、54…延長部、54A…第1接触部、54B…第2接触部、55…第1支持部、56…第2支持部、57…第2ばね、58…規制部、60…マッサージ部、70…角度固定装置、80…回転体固定装置、90…回転体、100…角度維持装置。

Claims (5)

  1. マッサージ装置の装置本体に設けられるものであり、この装置本体に対して回転可能な状態で取り付けられる第1枠と、この第1枠に対して回転可能な状態で取り付けられる第2枠と、この第2枠に対して回転可能な状態で取り付けられるマッサージ部とを含むオットマンにおいて、
    前記第1枠と前記第2枠とが折り畳まれた状態を閉状態とし、前記第1枠と前記第2枠とが最も開いた状態を開状態として、前記閉状態において前記第1枠に対し前記第2枠が開く側を前方側とし、前記第1枠に対し前方側と反対側を後方側とし、前記マッサージ部においてマッサージ機能が設けられた面をマッサージ面として、
    前記第1枠と前記第2枠との位置関係を前記閉状態としかつ前記マッサージ面を後方側に配置した第1使用形態と、前記第1枠と前記第2枠との位置関係を前記閉状態としかつ前記マッサージ面を前方側に配置した第2使用形態と、前記第1枠と前記第2枠との位置関係を前記開状態とした第3使用形態とを有し、
    前記閉状態に維持した状態で、前記第1使用形態から前記第2使用形態への変更および前記第2使用形態から前記第1使用形態への変更ができるように前記マッサージ部が設けられており、
    前記第1枠と前記第2枠との関係が前記閉状態以外のときには、常に前記閉状態となるように前記第2枠に力を付与するフレーム回転装置が設けられている
    ことを特徴とするオットマン。
  2. 請求項1に記載のオットマンにおいて、
    前記第1使用形態および前記第2使用形態のときに前記第2枠に対して前記マッサージ部の回転を規制する規制装置が設けられている
    ことを特徴とするオットマン。
  3. 請求項1または2に記載のオットマンにおいて、
    前記マッサージ面を前記第2枠に対して後方側に配置した状態を第1回転状態とし、前記マッサージ面を前記第2枠に対して前方側に配置した状態を第2回転状態として、
    前記第2枠に対する前記マッサージ部の回転位置を前記第1回転状態での位置と前記第2回転状態での位置との間の特定回転位置に固定する角度固定装置が設けられている
    ことを特徴とするオットマン。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のオットマンにおいて、
    前記第1枠に対する前記第2枠の回転位置を前記閉状態での位置と前記開状態での位置との間の所定回転位置に固定する角度維持装置が設けられている
    ことを特徴とするオットマン。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載のオットマンを備えるマッサージ装置。
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