JP3970956B2 - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3970956B2
JP3970956B2 JP11016196A JP11016196A JP3970956B2 JP 3970956 B2 JP3970956 B2 JP 3970956B2 JP 11016196 A JP11016196 A JP 11016196A JP 11016196 A JP11016196 A JP 11016196A JP 3970956 B2 JP3970956 B2 JP 3970956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
massage
chair
air
sole
calf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11016196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09271501A (ja
Inventor
晃一 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14528605&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3970956(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP11016196A priority Critical patent/JP3970956B2/ja
Publication of JPH09271501A publication Critical patent/JPH09271501A/ja
Priority to JP2000120921A priority patent/JP3524468B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3970956B2 publication Critical patent/JP3970956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子に座った状態の人の脚、特にふくらはぎや足裏をマッサージするマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マッサージ装置として、従来、実開昭54−140592号公報に開示されるものが有り、これを図10に示す。この図10は従来のマッサージ装置の概略構成説明図を示す。
【0003】
図10において従来のマッサージ装置100は、椅子式マッサージ機103の座部103aの先端にギヤとピンの係合・離脱を介して略垂直位置から略水平位置まで段階的に起伏可能に取付けられる一対の金具102と、当該金具102の先端に下端が回動可能に軸支される脚部マッサージ主体101と、当該脚部マッサージ主体101の前記金具102と接触する裏面側に複数個配設されるマグネット101bと、前記脚部マッサージ主体101の表裏両面に配設され、脚部マッサージ主体101内に組込まれているバイブレーションマッサージ装置(図示を省略)によって振動する振動子101aと、脚部マッサージ主体101前面の上方部両側端に突設され、金具102に対してピンを支点として脚部マッサージ主体101を前方に倒した時支持脚となる弾性脚体101cとを備える構成である。
【0004】
次に、前記構成に基づく従来のマッサージ装置100のマッサージ動作を説明する。人が椅子式マッサージ機103に座り、ふくらはぎをマッサージする場合には、脚部マッサージ主体101が金具102にマグネット101bを重ね合せて吸着させた状態で、金具102を脚部マッサージ主体101ごと略垂直位置から適宜起して脚部マッサージ主体101の表面側の振動子101aがふくらはぎに当るようにしてから(図10中仮想線の位置)、バイブレーションマッサージ装置を作動させ、ふくらはぎにマッサージ効果を与える。一方、足裏をマッサージする場合には、マグネット101bの吸着力を解除して金具102から脚部マッサージ主体101を離反させて前方に倒し、弾性脚体101Cが床面に付いて支持した状態とする。脚部マッサージ主体101裏面側に足を載せ、バイブレーションマッサージ装置を作動させると、振動子101aにより足裏にマッサージ効果が与えられる。この従来のマッサージ装置100は、使用しない時は脚部マッサージ主体101を折畳んで座部103aの下に収納でき、邪魔にならない。
【0005】
上記したもの以外に、従来のマッサージ装置として、特公昭63−52902号公報に開示されるものがあり、これを図11に示す。この図11は従来の他のマッサージ装置の概略構成説明図を示す。
【0006】
図11において従来のマッサージ装置200は、椅子式マッサージ機204とベルト205により連結され、脚部をマッサージする基台となる支持台203と、この支持台203の支軸に下端部が軸支されたアーム202と、このアーム202の上端部に固定された両面マッサージ器201と、この両面マッサージ器201が前記支軸を中心として自重により回動する2方向及び第1及び第2の所定位置に設けられた回動規制手段とを備え、前記第1の所定位置で前記両面マッサージ器201の一面が上向きの略水平となり且つ椅子式マッサージ機204の座面204aの高さにほぼ等しい高さをとると共に、前記第2の所定位置で前記両面マッサージ器201の他面が上向きとなって前記第1の所定位置側にやや傾き、且つ前記第1の所定位置での高さよりも低い位置をとるように設定した構成である。
【0007】
次に、前記した構成に基づく従来のマッサージ装置200のマッサージ動作を説明する。人が椅子式マッサージ機204に背もたれ状態で座して、マッサージ装置200のアーム202を起こして両面マッサージ器201を反転し第1の所定位置の高位置安定状態にすると(図11中実線の位置)、椅子式マッサージ機204と両面マッサージ器201が接近し、且つ脚のふくらはぎを自然に両面マッサージ器201に載せるように設定することができ、脚のふくらはぎを両面マッサージ器201に載せて、簡単にふくらはぎのマッサージをすることができる。一方、マッサージ装置200のアーム202を倒して両面マッサージ器201を第2の所定位置の低い傾斜状態に移動した状態では、両面マッサージ器201に足裏を載せると、両面マッサージ器201により足裏のマッサージを行うことができる。支持台203と椅子式マッサージ機204とはベルト205で連結されているので、互いにずれ動くことがなく、足を両面マッサージ器201に載せて脚を突張ることにより、足裏と背中をそれぞれマッサージ面に押付けることができ、両方のマッサージ効果を高めることができる。
【0008】
このようにこの従来のマッサージ装置200は、椅子式マッサージ機204と連結したため、背中を反らせてマッサージ効果を調整する他に、脚を突張ることにより背中のマッサージ効果を自己調整しながら高めることができるという効果がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように構成されていた従来のマッサージ装置のいずれにおいても、足裏のマッサージが可能なものの、足裏のマッサージ時に足首のサポートがなく、足裏のマッサージが安定して行なえないという課題を有する。
【0010】
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、足の高いマッサージ効果を得られるマッサージ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るマッサージ装置は、マッサージを受ける人が着座する椅子と、当該椅子の前側に移動可能に配設され足裏へのマッサージ効果が得られるマッサージ部と、該マッサージ部を支持するエアーマッサージ部を備えたマッサージ装置において、エアーマッサージ部は一端部を上記椅子のベースに回動自在かつ略水平位置で位置を保持されるように軸支されており、また該エアーマッサージ部の他端側には足裏と接するマッサージ部の底体を椅子の座面より高い位置で椅子に座った人に対向させた状態とするように設けられており、また上記エアーマッサージ部は足裏をマッサージ部31の底体に載せた状態の両足首を下と横から包むように支える形状で、外部より供給された空気で膨張、収縮自在であり、足首を空気圧でマッサージする仕組みを備えており、足裏のマッサージの際に上記エアーマッサージ部が足首を支え、かつ空気圧により足首からふくらはぎ下部にかけてもマッサージを行うものである。このように本発明においては、足裏のマッサージの際に足載せるマッサージ部を座面より高く上げると共にマッサージ面に所定の仰角を付けることにより、マッサージを受ける姿勢を椅子とマッサージ部との間で自然に足を踏ん張れる姿勢として安定化でき、マッサージを効率的に行えると共に、足を踏ん張ることで足裏および背中をより強くマッサージ面に押し付けることとなり、反作用によってマッサージ効果が向上し、加えて、足を上に上げることにより脚の血行が良くなり、マッサージの効果をより高められる。
【0012】
また、両足首を下と横から包むように支える形状の部材は、足裏をマッサージする際に足首を支え、かつ足首からふくらはぎ下部にかけてマッサージを行うエアーマッサージ部であるようにすれば、姿勢が安定し、常時正しくマッサージ効果を与えられると共に、エアーマッサージ部で足首のホールド機能が増大するとともに足首やふくらはぎ下部にもマッサージ効果を与えることができ、マッサージできる範囲が大きく足の血行を良くしてマッサージ効果を向上できる。
【0014】
実施例
1の実施の形態)
以下、1の実施の形態に係るマッサージ装置を図1〜図3に基づいて説明する。この図1は本実施の形態に係るマッサージ装置のマッサージ部収納状態説明図、図2は本実施の形態に係るマッサージ装置のふくらはぎマッサージ状態説明図、図3は本実施の形態に係るマッサージ装置の足裏マッサージ状態説明図を示す。
【0015】
前記各図に示すように本実施の形態に係るマッサージ装置1は、椅子50の座部51下から座面51a前方まで伸縮するリンク部13と、リンク部13の先端に配設され、円弧形のストッパ溝12aが先端部に穿孔された支持部材12と、ストッパ11eを側面端部に突設し、このストッパ11eを前記支持部材12のストッパ溝12aに挿通しかつストッパ11eがストッパ溝12aに沿って動くように支持部材12の先端部に回動自在に軸着されるマッサージ部11とを備える構成である。マッサージ部11を支持部材12に対し傾動させると、ストッパ11eによりマッサージ部11がストッパ溝12aに規制されて所定の角度に安定に起立して支持される仕組みである。
【0016】
リンク部13は、椅子50の座部51下に配設され、駆動装置13fにより回動するリンク13aと、当該リンク13aの回動中心より上方かつ座面51前寄りの位置に一端が回動自在に軸支されるリンク13bと、一端がリンク13aの先端に回動自在に軸着され、かつ中間部が前記リンク13bの中間部に回動自在にピン結合されるリンク13cと、リンク13b及びリンク13cに対し互いに相対する位置に回動自在にピン結合されて平行クランク機構を構成するリンク13d及びリンク13eとを備える構成で、支持部材12はリンク13bと平行なリンク13d上に配設される。
【0017】
マッサージ部11は、支持部材12に軸着される中空の防振枠体11aと、当該防振枠体11aの表側に防振ゴムを介して振動を伝えないように配設され、ふくらはぎが直接接する蓋体11bと、当該蓋体11bと連結し、前記防振枠体11aの裏側に防振ゴムを介して振動を伝えないように配設され、足裏が直接接する底体11cと、前記蓋体11b及び底体11cに挟まれて防振枠体11a中空部分に配設され、蓋体11b及び底体11cと連結して振動を伝える電動式の振動装置11dとを備える構成である。この振動装置11dを作動させると、一体化した蓋体11bと底体11cが防振枠体11aに対して振動し、蓋体11b及び底体11cの各表面をマッサージに供することができる仕組みである。
【0018】
次に、前記構成に基づく本実施の形態のマッサージ動作について説明する。椅子50の座部51下にリンク部13を介して支持されるマッサージ部11に対し、駆動装置13fを作動させてリンク13aを上方に回転させ、リンク部13を前方に伸ばしてマッサージ部11を前方に押出す。マッサージ部11を椅子50の座面51aと略等しい高さ位置でその上面が前下がりに傾いた状態となるまで動かしたら、リンク部13を動かないように固定する。この状態で人が椅子50に座り、マッサージ部11の上面をなす蓋体11bに脚のふくらはぎを載せ、振動装置11dを作動させると、ふくらはぎと接する蓋体11bが振動し、ふくらはぎへのマッサージ効果が得られる。
【0019】
一方、足裏のマッサージを行う場合には、前記の状態からリンク部13の位置を保ったまま、マッサージ部11を支持部材12に対して前方に起し、所定角度に起立した状態にして、椅子50の座面51aより高い位置でマッサージ部11がその裏面を椅子50に座った人に対向させた状態とする。マッサージ部11の人に対向する裏面をなす底体11cに足裏を載せ、振動装置11dを作動させると、足裏と接する底体11cが振動し、足裏へのマッサージ効果が得られる。マッサージ部11の位置が座面51aより上にあるために、椅子50とマッサージ部11との間で脚を踏ん張ってマッサージ部11に強く足裏を押付ける姿勢になり、足裏に高いマッサージ効果を与えることができる。
【0020】
本実施の形態に係るマッサージ装置では、使用しない時はリンク部13を縮めてマッサージ部11を座面51a下に完全に収納でき、場所を取らない。そして、足裏のマッサージにおいては、マッサージ部11が座面51aより上にあり、かつ起立しているために、背中を椅子50に押付けると共にマッサージ部11へ自然に脚を踏ん張る姿勢となり、足裏を強く押付けてマッサージ効果を高めることができる。また、構造が簡単で、マッサージ部11を両面使用でき、体への使用部位に合せて表面性状を変えてマッサージ効果を高めることが容易である。さらに、表裏両面を足裏マッサージとふくらはぎマッサージとに個別に使えるため、不潔感を除去できる。
【0021】
2の実施の形態)
以下、2の実施の形態に係るマッサージ装置を図4〜図6に基づいて説明する。この図4は本実施の形態に係るマッサージ装置のマッサージ部収納状態説明図、図5は本実施の形態に係るマッサージ装置のふくらはぎマッサージ状態説明図、図6は本実施の形態に係るマッサージ装置の足裏マッサージ状態説明図を示す。
【0022】
前記各図に示すように、本実施の形態に係るマッサージ装置2は、椅子50の座部51先端両側に対向立設され、ピン溝23bが穿孔され、当該ピン溝23bにスプリング23cにより付勢される可動なピン23aを配設した一対のベース23と、一端部に切欠部22aが形成され、他端部に円弧形ストッパ溝22bが穿孔され、前記一端部を前記ベース23に回動自在かつ略水平位置で切欠部22a及び前記ピン23aが係合して位置を保持されるように軸支される一対のアーム22と、ストッパ21aを側面端部に突設し、このストッパ21aを前記アーム22のストッパ溝22bに挿通しかつストッパ21aがストッパ溝22bに沿って動くようにアーム22の他端部に回動自在に軸着されるマッサージ部21とを備える構成である。このマッサージ部21は前記第1の実施の形態と同様の構成である。
【0023】
次に、前記構成に基づく本実施の形態のマッサージ動作について説明する。まず、折畳んで座部51下に収納したアーム22及びマッサージ部21を座部51先端のベース23の軸支点を中心に上方に起す。マッサージ部21を椅子の座面51aと略等しい高さでその上面が前下がりに傾いた状態となる位置まで動かしたら、アーム22の切欠部22aとベース23のピン23aとを係合させてアーム22及びマッサージ部21を動かないように固定する。この状態で人が椅子50に座り、マッサージ部21の上面をなす蓋体21bに脚のふくらはぎを載せ、振動装置21dを作動させると、ふくらはぎと接する蓋体21bが振動し、ふくらはぎへのマッサージ効果が得られる。
【0024】
一方、足裏のマッサージを行う場合には、前記の状態から切欠部22aとピン23aとの係合を保持したまま、マッサージ部21をアーム22に対して前方に起し、所定角度に起立した状態にして、椅子50の座面51aより高い位置でマッサージ部21がその裏面を椅子50に座った人に対向させた状態とする。マッサージ部21の人に対向する裏面をなす底体21cに足裏を載せ、振動装置21dを作動させると、足裏と接する底体21cが振動し、足裏へのマッサージ効果が得られる。足裏のマッサージにおいては、マッサージ部21が座面51aより上にあり、かつ起立しているために、人は背中を椅子50に押付けると共に脚を踏ん張ってマッサージ部21に強く足裏を押付ける姿勢になり、マッサージ部21から足裏に高いマッサージ効果を与えることができる。
【0025】
本実施の形態に係るマッサージ装置では、使用しない時はマッサージ部21とアーム22を折畳んで座部51下に収納でき、場所を取らない。また、マッサージ部21を両面使用でき、体への使用部位に合せて表面性状を変えてマッサージ効果を高めることが容易である。そして、表裏両面を足裏マッサージとふくらはぎマッサージとに個別に使えるため、不潔感を除去できる。さらに、構造が簡単で、製造コストを下げて安価にできる。
【0026】
なお、前記実施の形態においては、ベース23とアーム22及びマッサージ部21の組合わせのみでマッサージ対象の脚を支える構成としているが、一端をアームとマッサージ部の折畳み中心と同軸に回動自在に軸支され、他端を床面側へ向けて接地させる支持部を備え、この支持部に支えられた状態でマッサージ部をアームに対し回動自在に角度を調整する構成とすることもでき、マッサージの際にマッサージ部に過度の力が加わっても正しい位置からずらすことなくそのまま保持させることが可能で、耐久性を大きく向上させられる。
【0027】
3の実施の形態)
以下、3の実施の形態に係るマッサージ装置を図7〜図9に基づいて説明する。この図7は本実施の形態に係るマッサージ装置のふくらはぎマッサージ状態説明図、図8は本実施の形態に係るマッサージ装置の足裏マッサージ状態説明図、図9は本実施の形態に係るマッサージ装置のエアーマッサージ部の概略構成図を示す。
【0028】
前記各図に示すように、本実施の形態に係るマッサージ装置3は、前記第2の実施の形態のマッサージ部21を支持するアーム22の代りに、足裏をマッサージする際に足首を支え、かつ足首からふくらはぎ下部にかけてマッサージを行うエアーマッサージ部32を備える構成である。エアーマッサージ部32のベース33への取付け構造は前記第2の実施の形態の場合と同様である。また、マッサージ部31は、前記第1及び第2の実施の形態の場合のように、エアーマッサージ部32に軸着される中空の防振枠体11aの表裏両面に蓋体31bと底体31cを配設し、電動式の振動装置31dを備えた構成であるが、前記第1及び第2の実施の形態の場合に比べて薄形に構成したものである。
【0029】
エアーマッサージ部32は、足裏のマッサージの際に足裏をマッサージ部31に載せた状態の両足首を下と横から包むように支える形状で、一端部の両側に一対の切欠部32aを形成され、前記一端部をベース33に回動自在かつ略水平位置で切欠部32a及びピン33aが係合して位置を保持されるよう軸支されており、他端部に所定角度範囲で回動自在にマッサージ部31を軸着される構成である。エアーマッサージ部32は外部より供給された空気で膨張、収縮自在であり、足首を空気圧でマッサージする仕組みである。
【0030】
次に、前記構成に基づく本実施の形態のマッサージ動作について説明する。まず、折畳んで座部51下に収納したエアーマッサージ部32及びマッサージ部31を座部51先端のベース33の軸支点を中心に上方に起す。マッサージ部31が椅子50の座面51aと略等しい高さでその上面が前下がりに傾いた状態となる位置まで動かしたら、エアーマッサージ部32の切欠部32aとベース33のピン33aとを係合させてエアーマッサージ部32及びマッサージ部31を動かないように固定する。
【0031】
この状態で人が椅子50に座り、マッサージ部31の上面をなす蓋体31bに脚のふくらはぎを載せ、振動装置31dを作動させると、ふくらはぎと接する蓋体31bが振動し、ふくらはぎへのマッサージ効果が得られる。一方、足裏のマッサージを行う場合には、前記の状態から切欠部32aとピン33aとの係合を保持したまま、マッサージ部31をエアーマッサージ部32に対して前方に起し、所定角度に起立した状態にして、椅子50の座面51aより高い位置でマッサージ部31がその裏面を椅子50に座った人に対向させた状態とする。マッサージ部31の人に対向する裏面をなす底体31cに足裏を載せると共に、エアーマッサージ部32に足首を保持させ、振動装置31dを作動させると、足裏と接する底体31cが振動し、足裏へのマッサージ効果が得られる。
【0032】
足裏のマッサージにおいては、マッサージ部31が座面51aより上にあり、かつ起立していることで、人は背中を椅子50に押付けると共に脚を踏ん張ってマッサージ部31に強く足裏を押付ける姿勢になる上、エアーマッサージ部32で足首を支えられて足裏の位置が変りにくいため、マッサージ部31から足裏に高いマッサージ効果を与えることができる。この足裏のマッサージの際に、エアーマッサージ部32においては、空気圧により足首からふくらはぎ下部にかけてもマッサージを行うことができ、足裏へのマッサージと合せてマッサージ効果を大きくできる。
【0033】
本実施の形態に係るマッサージ装置3では、足裏へのマッサージにおいて足首を支えるので姿勢が安定し、常時正しくマッサージ効果を与えられる。また、足首やふくらはぎ下部にもマッサージ効果を与えることができ、マッサージできる範囲が大きく足の血行を良くしてマッサージ効果を向上させられ、効率よくマッサージが行える。
【0034】
なお、前記実施の形態においては、エアーマッサージ部からの空気圧でマッサージを行う構成としているが、エアーマッサージ部に振動装置を内蔵させ、振動によりマッサージ効果を与えるなど、マッサージの方法としては他の方法を用いても構わない。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、マッサージを受ける姿勢を椅子とマッサージ部との間で自然に足を踏ん張れる姿勢として安定化でき、マッサージを効率的に行えると共に、足を踏ん張ることで足裏および背中をより強くマッサージ面に押し付けることとなり、反作用によってマッサージ効果が向上し、加えて、足を上に上げることにより脚の血行が良くなり、マッサージの効果をより高められるという効果を奏する。また、本発明においては、足裏のマッサージの際にエアーマッサージ部で足首を支えることにより、姿勢が安定し、常時正しくマッサージ効果を与えられると共に、エアーマッサージ部で足首のホールド機能が増大するとともに足首やふくらはぎ下部にもマッサージ効果を与えることができ、マッサージできる範囲が大きく足の血行を良くしてマッサージ効果を向上させられ、効率よくマッサージが行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】1の実施の形態に係るマッサージ装置のマッサージ部収納状態説明図である。
【図2】1の実施の形態に係るマッサージ装置のふくらはぎマッサージ状態説明図である。
【図3】1の実施の形態に係るマッサージ装置の足裏マッサージ状態説明図である。
【図4】2の実施の形態に係るマッサージ装置のマッサージ部収納状態説明図である。
【図5】2の実施の形態に係るマッサージ装置のふくらはぎマッサージ状態説明図である。
【図6】2の実施の形態に係るマッサージ装置の足裏マッサージ状態説明図である。
【図7】3の実施の形態に係るマッサージ装置のふくらはぎマッサージ状態説明図である。
【図8】3の実施の形態に係るマッサージ装置の足裏マッサージ状態説明図である。
【図9】3の実施の形態に係るマッサージ装置のエアーマッサージ部の概略構成図である。
【図10】従来のマッサージ装置の概略構成説明図である。
【図11】従来の他のマッサージ装置の概略構成説明図である。
【符号の説明】
1,2,3,100,200 マッサージ装置
11,21,31 マッサージ部
11a,21a,31a 防振枠体
11b,21b,31b 蓋体
11c,21c,31c 底体
11d,21d,31d 振動装置
11e,21e ストッパ
12 支持部材
12a,22b ストッパ溝
13 リンク部
13a,13b,13c,13d,13e リンク
13f 駆動装置
22 アーム
22a,32a 切欠部
23,33 ベース
23a,33a ピン
23b,33b ピン溝
23c,33c スプリング
32 エアーマッサージ部
50 椅子
51 座部
51a 座面
101 脚部マッサージ主体
101a 振動子
101b マグネット
101c 弾性脚体
102 金具
103 椅子式マッサージ機
103a 座部
201 両面マッサージ器
202 アーム
203 支持台
204 椅子式マッサージ機
204a 座面
205 ベルト

Claims (1)

  1. マッサージを受ける人が着座する椅子と、当該椅子の前側に移動可能に配設され足裏へのマッサージ効果が得られるマッサージ部と、該マッサージ部を支持するエアーマッサージ部を備えたマッサージ装置において、エアーマッサージ部は一端部を上記椅子のベースに回動自在かつ略水平位置で位置を保持されるように軸支されており、また該エアーマッサージ部の他端側には足裏と接するマッサージ部の底体を椅子の座面より高い位置で椅子に座った人に対向させた状態とするように設けられており、また上記エアーマッサージ部は足裏をマッサージ部31の底体に載せた状態の両足首を下と横から包むように支える形状で、外部より供給された空気で膨張、収縮自在であり、足首を空気圧でマッサージする仕組みを備えており、足裏のマッサージの際に上記エアーマッサージ部が足首を支え、かつ空気圧により足首からふくらはぎ下部にかけてもマッサージを行うことを特徴とするマッサージ装置。
JP11016196A 1996-04-05 1996-04-05 マッサージ装置 Expired - Lifetime JP3970956B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11016196A JP3970956B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 マッサージ装置
JP2000120921A JP3524468B2 (ja) 1996-04-05 2000-04-21 マッサージ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11016196A JP3970956B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 マッサージ装置

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000120921A Division JP3524468B2 (ja) 1996-04-05 2000-04-21 マッサージ装置
JP2001122842A Division JP3648171B2 (ja) 2001-04-20 2001-04-20 マッサージ装置
JP2003432391A Division JP2004136113A (ja) 2003-12-26 2003-12-26 マッサージ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09271501A JPH09271501A (ja) 1997-10-21
JP3970956B2 true JP3970956B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=14528605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11016196A Expired - Lifetime JP3970956B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 マッサージ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3970956B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4030266B2 (ja) * 2001-02-26 2008-01-09 三洋電機株式会社 椅子式マッサージ機
JP3590629B2 (ja) * 2004-01-26 2004-11-17 ファミリー株式会社 椅子型マッサージ機
JP2006204334A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Family Co Ltd マッサージ機
JP2005324056A (ja) * 2005-07-05 2005-11-24 Family Co Ltd 椅子型マッサージ機
JP5308190B2 (ja) * 2008-09-25 2013-10-09 パナソニック株式会社 マッサージ機
JP5456533B2 (ja) * 2010-03-26 2014-04-02 パナソニック株式会社 マッサージ機
JP5399357B2 (ja) * 2010-09-27 2014-01-29 パナソニック株式会社 オットマンおよびマッサージ装置
JP5276138B2 (ja) * 2011-04-21 2013-08-28 パナソニック株式会社 マッサージ機
CN108969325B (zh) * 2018-07-09 2020-05-22 漳浦县闻黎商务信息咨询服务中心 一种园林用按摩椅
DE102019124570A1 (de) * 2019-09-12 2021-03-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugsitz mit Liegefunktion

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09271501A (ja) 1997-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101233026B1 (ko) 동적자세균형훈련시스템
JP3970956B2 (ja) マッサージ装置
JP2003062024A (ja) フットレスト付き椅子
US8192378B2 (en) Toe massage device
JPH0562277U (ja) 逆立器
JP3648171B2 (ja) マッサージ装置
US20110125070A1 (en) Multifunction Recumbent Massage Bench
JP3112700U (ja) 脚部用運動器具
JP3524468B2 (ja) マッサージ装置
KR100953501B1 (ko) 운동기구
KR100785438B1 (ko) 상체근육 트레이닝 머신
JPS6352902B2 (ja)
JP2002095713A (ja) マッサージ機
JP4653668B2 (ja) 椅子
KR100787165B1 (ko) 척추교정용 의자
CN201171769Y (zh) 椅子型按摩机
KR200377430Y1 (ko) 건강 증진용 의자
JP2004321318A (ja) 椅子型マッサージ装置
JP2001299849A (ja) 座椅子型マッサージ機
JP3226769U (ja) 全身ストレッチロッキングチェアー
JP2001070075A (ja) ロッキングチェア
JPH0123492Y2 (ja)
KR101376114B1 (ko) 진동하는 다리 안착부가 설치된 안마의자
JP4332798B2 (ja) 腰臀部揉み器
TWI840493B (zh) 肩部按摩機構

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

RVTR Cancellation of determination of trial for invalidation
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3