JP3688143B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は座部体が脚体に対して回動可能に設けられた椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
椅子は、脚体と座部体とを有する。利用者が着座方向を容易に変えることができるようにするため、上記脚体にキャスタを設けるようにしている。脚体にキャスタを設けた場合、椅子を動かす必要がないときの安定性が悪いため、使用しにくいということがある。
【0003】
そこで、脚体にキャスタを設けずに、座部体を脚体に対して回転可能に設け、座部体を回転させることで利用者が着座方向を自由に変えることができるようにした椅子がある。その場合、座部体が自由に回転したのでは安定性が悪いから、上記座部体を回転不能に固定できるストッパを設けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
座部体を回転不能に固定できるストッパ手段を設けた場合、座部体に着座した利用者がそのストッパの操作を容易に、しかも確実に行うことができる構成が望まれる。とくに、利用者が体力の衰えた老人や病人の場合、ストッパを軽い力で容易に操作できるようにしなければならない。
【0005】
この発明は、脚体に座部体を回転可能に設け、その回転をストッパによって止めることができるようにした場合、そのストッパの操作を容易に、しかも確実に行うことができるようにした椅子を提供することにある。、
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、座部体が回転手段によって脚体に回転可能に設けられる椅子において、
上記回転手段は、
上記脚体の上端に取り付けられた第1の取付け部材と、
上記座部体の下面に取付けられ上記第1の取付け部材に回転可能に連結された第2の取付け部材と、
上記第2の取付け部材に回動可能に設けられ一端部に上記第1の取付け部材に形成された係合部に係合する係合ピンが設けられたストッパと、
上記係合ピンが上記係合部に係合する方向に上記ストッパを付勢したばねと、
上記ストッパの他端部に一体的に取付けられた連結部材及びこの連結部材の両側に基端部を連結し先端部が側方に延出されるとともにその先端部が上記ストッパとほぼ同方向に屈曲されてこのストッパと同方向に回動する一対の操作レバーとを有し、この操作レバーの回動操作によって上記ストッパを上記係合ピンが上記係合部から外れる方向に回動させる解除手段と
を具備したことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記解除手段の操作レバーは、中途部が上記座部体の下面に回動自在に支持され、先端部が上記座部体の両側下面に位置することを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、ストッパを操作する操作レバーを有し、その操作レバーの先端部がストッパとほぼ同方向に屈曲されているため、その操作レバーによって上記ストッパの操作を容易に、しかも確実に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】
5(a),(b)はこの発明の椅子1を示し、この椅子1は脚体2と、この脚体2に回転手段3によって回転可能に設けられた座部体4を有する。上記脚体2は4本の脚5を放射状に配置するとともに、これら脚5の上端部を一体的に結合してなる。上記座部体4は座部6を有し、この座部6の後端に背もたれ7が立設され、両側には肘掛8が設けられている。
【0011】
上記回転手段3は、図1と図2に示すように矩形板状の第1の取付け部材11と第2の取付け部材12とを有する。第1の取付け部材11は脚体2の上端に取付けられ、第2の取付け部材12は座部体4の下面に取付けられている。
【0012】
各取付け部材11,12は中心部に連結孔11a,12aが形成されているとともに、この連結孔を中心にして環状溝11b,12bが形成されている。一対の取付け部材11,12は、環状溝11b,12bを対向させて接合され、その環状溝11b、12bにはリテイナー13に保持されたボール14が設けられている。
【0013】
そして、一対の取付け部材11,12は、対向する連結孔11a,12aにボルト14aが通され、第1の取付け部材11の下面側に突出した上記ボルト14aの端部には座金15を介してボール16を保持した押え板17が螺合されている。それによって、上記第1の取付け部材11に対して第2の取付け部材12が回転可能となっている。なお、上記ボルト14aの突出端部はカシメられ、それによって上記押え板17が外れないようになっている。
【0014】
上記第2の取付け部材12の一側には断面形状が逆U字状をなした保持部21が延出されている。この保持部21にはストッパ22が収容され、その基端部が支持ピン23によって回動自在に保持されている。このストッパ22の先端部の下面には係合ピン24が突設されている。
【0015】
上記支持ピン23にはL字状のばね25の巻回された中途部が取着されている。このばね25のL字状に屈曲された一端部は上記ストッパ22の後端部下面に係合され、他端部は図2に示すように上記保持部21の内面に係合されている。それによって、上記ストッパ22は上記ばね25によって図2に矢印で示す方向に付勢されている。
【0016】
上記第1の取付け部材11の4つの各辺の中央部にはそれぞれ凹溝状の係合部26が形成されている。上記第2の取付け部材12の回転によって上記係合部26に上記係合ピン24が対応位置したとき、その係合ピン24は上記係合部26に係合して上記第2の取付け部材12の回転を阻止するようになっている。
【0017】
上記ストッパ22には解除手段27が設けられている。この解除手段27は板材をU字状に曲成した連結部材28を有する。この連結部材28の中途部の幅方向一端側には逆U字状に曲成された係合片29が突設され、他端側には当接ピン31が設けられている。
【0018】
さらに、上記連結部材28の幅方向両側外面にはそれぞれ操作レバー32の一端部が固着されている。この操作レバー32は上記連結部材28に連結される基端部がL字状に折曲され、先端部は基端部よりも大きなL字状に折曲されている。
【0019】
上記連結部材28は、その係合片29の折曲された先端部を上記保持部21の上記ストッパ22を支持した支持ピン23に係合させ、上記当接ピン31を上記ストッパ22の内面に当接させて設けられている。
【0020】
連結部材28の開放した上面には上記ストッパ22を挟み込む状態で保持板33が接合され、図1に示すねじ34によって上記連結部材28に固定されている。それによって、上記連結部材28は上記ストッパ22と一体化されている。
【0021】
連結部材28をストッパ22と一体化すると、上記操作レバー32の先端部は、図4に示すように座部6の幅方向両側下面に位置し、そして上記ストッパ22とほぼ同じ方向、つまり座部6の前端側に向っている。
【0022】
一対の操作レバー32の中途部は、上記座部体4の下面に設けられたブラケット35によってそれぞれ回転自在に支持されている。それによって、上記操作レバー32に力を加えたときに、その操作レバー32が撓むのを防止している。
【0023】
このように構成された椅子1によると、通常、ストッパ22は、ばね25の付勢力によって付勢されることで、その先端部に設けられた係合ピン24が脚体2に取付けられた第1の取付け部材11の係合部26に係合している。それによって、座部体4は回転するのが阻止されている。
【0024】
座部6に着座した利用者が着座方向を変えたいときに座部体4を回転させるには、座部6の幅方向両側下面に位置する操作レバー32の先端部に手を掛け、その先端部を上方へ引いて操作レバー32を回動させる。
【0025】
それによって、操作レバー32の回動が連結部材28を介してストッパ22に伝達されるから、このストッパ22がばね25の付勢力に抗して図2に矢印で示す方向と逆方向へ回動することになる。
【0026】
ストッパ22が回動すれば、図3(b)に示すように、ストッパ22が係合部26に係合した状態から、図3(a)に示すように外れるから、座部体4が脚体2に対して回動可能な状態となる。
【0027】
したがって、その状態で利用者が座部体4を回動させれば、上記係合ピン25が次の係合部26に係合するまで、この実施の形態で図5(a)から図5(b)に示すように90度回転させることができる。
【0028】
上記ストッパ22に一対の操作レバー32を有する解除手段27を一体的に設けるようにしたことで、上記ストッパ22の回動操作を上記操作レバー32によって行うことができる。
【0029】
一対の操作レバー32はストッパ22の側方に突出し、その先端部は座部体4の幅方向両側下面に位置しているから、座部体4の座部6に着座した利用者は、両手で座部6の幅方向両側を掴むと同時に、上記操作レバー32の先端部を掴んで操作することができる。
【0030】
そのため、利用者は操作レバー32を操作するために身体をほとんど動かさずに行うことができ、しかも座部6の幅方向両端部を利用することで軽い力で操作できるから、その操作を容易に、しかも確実に行うことができる。
【0031】
しかも、上記操作レバー32の先端部は、ストッパ22とほぼ同方向になるよう座部6の先端側に向って屈曲されている。つまり、操作レバー32の先端部の回動方向はストッパ22の回動方向とほぼ同じ方向になっているから、そのことによっても、上記ストッパ22を操作レバー32によって容易に回動操作することができる。
【0032】
一対の操作レバー32の中途部は座部6の下面に設けられたブラケット35に回動自在に支持されている。そのため、操作レバー32の先端部を掴んで回動させる場合、その操作レバー32が回動方向と交差する方向に撓みにくい。つまり、操作レバー32の中途部がその長手方向に沿って撓みにくいから、そのことによってもストッパ22を軽い力で確実に、上記ばね25の付勢力に抗して回動させることができる。
【0033】
つまり、操作レバー32の中途部をブラケット35で支持したことで、この操作レバー32を操作し易いように十分に長くしても、撓むことなく確実に操作することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、ストッパを操作する操作レバーをこのストッパと一体的に設け、その操作レバーの先端部を上記ストッパとほぼ同方向に屈曲した。
【0035】
そのため、上記操作レバーによって上記ストッパの操作を容易に、しかも確実に行うことができる。
【0036】
また、上記操作レバーの中途部を座部体の下面に回動自在に支持するとともに、その先端部を座部体の両側下面に位置させた。
【0037】
それによって、座部体に着座した利用者が上記操作レバーを容易に操作することができるばかりか、上記操作レバーの中途部が撓みにくいため、その操作を確実に行うこともできる。
【0038】
しかも、操作レバーが一対設けられているため、利用者は両方の手あるいは左右どちらかの手のいずれでも操作できるため、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す回転手段の分解斜視図。
【図2】同じく回転手段が設けられた部分の拡大断面図。
【図3】(a),(b)同じくストッパが係合部から外れた状態と係合した状態との説明図。
【図4】同じく座部体の下面側を示す平面図。
【図5】(a),(b)同じく椅子の座部体の向きを変えた状態の斜視図。
【符号の説明】
2…脚体
3…回転手段
4…座部体
11…第1の取付け部材
12…第2の取付け部材
22…ストッパ
24…係合ピン
25…ばね
26…係合部
27…解除手段
28…連結部材
32…操作レバー

Claims (2)

  1. 座部体が回転手段によって脚体に回転可能に設けられる椅子において、
    上記回転手段は、
    上記脚体の上端に取り付けられた第1の取付け部材と、
    上記座部体の下面に取付けられ上記第1の取付け部材に回転可能に連結された第2の取付け部材と、
    上記第2の取付け部材に回動可能に設けられ一端部に上記第1の取付け部材に形成された係合部に係合する係合ピンが設けられたストッパと、
    上記係合ピンが上記係合部に係合する方向に上記ストッパを付勢したばねと、
    上記ストッパの他端部に一体的に取付けられた連結部材及びこの連結部材の両側に基端部を連結し先端部が側方に延出されるとともにその先端部が上記ストッパとほぼ同方向に屈曲されてこのストッパと同方向に回動する一対の操作レバーとを有し、この操作レバーの回動操作によって上記ストッパを上記係合ピンが上記係合部から外れる方向に回動させる解除手段と
    を具備したことを特徴とする椅子。
  2. 上記解除手段の操作レバーは、中途部が上記座部体の下面に回転自在に支持され、先端部が上記座部体の両側下面に位置することを特徴とする請求項1記載の椅子。
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