JP2002221793A - ポジ型感光性ポリイミド組成物およびポリイミド膜 - Google Patents

ポジ型感光性ポリイミド組成物およびポリイミド膜

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JP2002221793A
JP2002221793A JP2001020016A JP2001020016A JP2002221793A JP 2002221793 A JP2002221793 A JP 2002221793A JP 2001020016 A JP2001020016 A JP 2001020016A JP 2001020016 A JP2001020016 A JP 2001020016A JP 2002221793 A JP2002221793 A JP 2002221793A
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polyimide
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photosensitive polyimide
polymer
hyperbranched
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JP2001020016A
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English (en)
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Masaki Okazaki
真喜 岡崎
Yuji Shibazaki
祐二 芝崎
Mitsuru Ueda
充 上田
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Original Assignee
JSR Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光源としてi線が使用可能であり、高感度
で、コントラストのよいポリイミド膜パターンの形成が
可能な感光性組成物を得る。 【解決手段】 アルカリ可溶性基としてフェノール性
水酸基を有する多分岐ポリイミドと溶解抑制剤としてキ
ノンジアジド化合物を含有してなるポジ型感光性ポリイ
ミド組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性ポリイミド
に関し、詳しくは多分岐ポリエーテルイミドをマトリッ
クスに用いたポジ型感光性ポリイミド組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】感光性樹脂は、フォトレジスト、レジス
トフィルムなどの集積回路製造用の微細加工用に、感光
性樹脂凸版、感光性フレキソ板などの印刷版製造用に、
また、立体造形用原料として、近年広く利用されてい
る。感光性樹脂の代表例であるフォトレジストは、通
常、塗布、光照射、現像してパターンを形成し、金属メ
ッキ、金属蒸着等により配線等を形成するのに用いら
れ、その後、残存のフォトレジスト膜は、剥離除去され
るので、最終製品中に存在しない。フォトレジストの別
のタイプのものは、前記と同様にしてパターンを形成し
た膜を、半導体素子のパッシベーション膜や高密度多層
基盤の層間絶縁膜として使用するので、膜は最終製品中
に存在する。この残存膜は、電気的特性や機械的特性が
優れていることが必要である。このため、最終製品に残
存する使い方をする感光性樹脂では、高い耐熱性、優れ
た機械特性を有する樹脂としてポリイミドを選び、ポリ
イミド膜のパターン形成方法が研究されてきた。
【0003】ポリイミド膜のパターン形成方法は、3種
類に大別される。その1は、非感光性のポリイミドを使
用するもので、(1)基板上にポリイミド膜を形成し、
(2)その上にフォトレジストを塗布し、(3)露光、
(4)フォトレジスト現像、(5)ポリイミド侵食、
(6)フォトレジスト剥離、(7)ポストベークの工程
を経て行なう方法であり、工程数が多い欠点がある。
【0004】パターン形成方法の2は、感光性ポリイミ
ド前駆体を使用するもので、(1)基板上にポリイミド
の前駆体であるポリアミド酸と光架橋剤を塗布し、
(2)露光してポリアミック酸とし、(3)未露光部を
現像で除去、(4)熱処理してポリイミド膜を得る方法
である。この方法は、工程数は非感光性のポリイミドよ
りも減少するが、イミド化の際に高温を必要とする問題
がある。
【0005】パターン形成方法の3は、感光性ポリイミ
ドを使用するもので、(1)基板上に感光性ポリイミド
組成物を塗布、(2)露光、(3)現像してポリイミド
膜を得る方法である。この方法は工程数が前記の方法よ
りさらに少ない点で優れている。しかし、ポリイミドは
通常難溶性であるので、ここで使用する溶剤可溶性ポリ
イミドの開発は容易ではない。一方、三次元的な構造を
持つ多分岐ポリマーであるデンドリマーやハイパーブラ
ンチポリマーは、高い溶解性、低い粘性および末端に多
くの官能基を有するなど、従来の直鎖状ポリマーにはな
い特異的な性質を有することが知られているが、用途開
発は進んでいない
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の3種
類のポリイミド膜パターン形成方法の中の第3の方法、
即ち、パターンを形成したポリイミド膜を最小の工程数
で作成する方法で用いられる、新規な感光性ポリイミド
組成物を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、イミド骨
格を有する多分岐ポリマーに溶解抑制剤を組合せると感
光性ポリマー組成物に成り得ると考え、鋭意研究の結
果、アルカリ可溶性基を有する多分岐ポリイミドがこの
目的に適うことを見出し、本発明に到達した。
【0008】即ち、本発明は、アルカリ可溶性基を有す
る多分岐ポリイミドと溶解抑制剤を含有してなるポジ型
感光性ポリイミド組成物を提供するものである。前記多
分岐ポリイミドは、好ましくは、ポリスチレン換算の数
平均分子量が5,000〜100,000、分子量分布
(Mw/Mn)が1.3〜4、分子末端にフェノール性
水酸基を4個以上有するポリエーテルイミドである。前
記ポリエーテルイミドは、好ましくは、下記一般式
(1)で示される繰り返し単位を含むものである。
【0009】
【化3】
【0010】(ここでXは3価の有機基、Yは3価の芳
香族基であり、繰り返し単位の一部のものは-OHの水
素原子がとれて-O-となっている。また、繰り返し単位
中の-X基は、別の繰り返し単位中の-O-基と結合し、
後記の式(8)の構造になる。) 前記一般式(1)の好ましい具体例として、下記一般式
(2)で示される繰り返し単位を含むポリエーテルイミ
ドが挙げられる。
【0011】
【化4】
【0012】(ここでRは炭素数1〜4のアルキル基、
nは0、1、2から選ばれる数であり、好ましくは0で
ある。繰り返し単位の一部のものは-OHの水素原子が
とれて-O-となり、分岐を形成する。) また、本発明は、前記のポジ型感光性ポリイミド組成物
に光照射し、現像して得られるポリイミド膜を提供する
ものである。。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明で使用する多分岐ポリイミ
ドとは、イミド骨格を繰り返し単位に有するデンドリマ
ーやハイパーブランチポリマーであり、かつ、ポリマー
中にアルカリ可溶性基を有するものである。アルカリ可
溶性であることは、本発明の組成物を露光後にアルカリ
性現像液に溶解させるために必要である。アルカリ可溶
性基としては、例えば、フェノール性水酸基が挙げられ
る。
【0014】ここでデンドリマーとは、樹木の枝が規則
的に分岐していくような形で成長した樹状分岐ポリマー
であり、その合成法には、2官能性もしくはそれ以上の
開始核から順次枝を伸ばしていく方法と、分岐ユニット
を外側から順次つなぎあわせて最後に中心核に結合させ
る方法がある。一方、ABX型の多官能性モノマー(こ
こでAとBは互いに反応する官能基、Bの数Xは2以
上)を重合させると、不規則な分岐構造を有する多分岐
ポリマーが得られ、これはハイパーブランチポリマーと
呼ばれている。後者のハイパーブランチポリマーの方が
高分子量体が合成し易く、しかも溶液粘度が低い特徴が
あり、本発明に好適に使用される。
【0015】本発明で使用する多分岐ポリイミドは、好
ましくはエーテル結合を有する。このエーテル結合の両
端は芳香族環に直接結合していることが、溶解性を保持
するために好ましい。本発明で使用する多分岐ポリイミ
ドは、ポリスチレン換算の数平均分子量(Mn)が5,
000〜100,000が好ましく、より好ましくは1
0,000〜80,000である。数平均分子量が5,
000未満では耐熱性と機械的強度が不十分であり、1
00,000を超えると溶剤可溶性が不十分となること
がある。また、分子量分布(重量平均分子量(Mw)/
数平均分子量(Mn))は好ましくは1.3〜4、より
好ましくは1.5〜3である。
【0016】また、本発明で使用する多分岐ポリイミド
は、アルカリ可溶性基であるフェノール性水酸基を分子
末端に好ましくは4個以上、さらに好ましくは6個以上
有するものである。これが4個未満では、多分岐ポリイ
ミドのアルカリ可溶性が不十分となり、良好なパターン
形成ができないことがある。本発明で使用する多分岐ポ
リイミドは、好ましくは下記一般式(1)で示される繰
り返し単位を含むものである。なお、繰り返し単位中の
-X基は、別の繰り返し単位中の-O-基と結合する。
【0017】
【化5】
【0018】一般式(1)におけるXは、3価の有機基
であり、好ましくはオルソ位でイミド結合の2個の-C
O-と結合したベンゼン環を有する基であり、特に好ま
しい例は、一般式(2)中に示される下記の式(3)で
あるが、これに限定されることなく、公知のポリイミド
にみられる3価の有機基であってもよい。
【0019】
【化6】
【0020】一般式(1)におけるYは、3価の芳香族
基であり、好ましい例として下記の式(4)、(5)が
挙げられる。
【0021】
【化7】
【0022】本発明の多分岐ポリイミドは、前記一般式
(2)で示される繰り返し単位を含むものが好ましい。
式(2)中のRは、炭素数1〜4のアルキル基であり、
メチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、
n-ブチル基、i-ブチル基、t-ブチル基が挙げられ
る。式(2)中のnは、0、1、2から選ばれる数であ
るが、好ましくは0である。
【0023】一般式(1)は、多分岐ポリイミドのリニ
ヤー構造部分を示している。一般式(1)における繰り
返し単位の一部のものは-OHの水素原子がとれて-O-
となり、多分岐ポリイミドの分岐であるデンドリック構
造(式(6))となる。多分岐ポリイミドの分子末端
は、一般式(1)における-O-が-OHとなったターミ
ナル構造(式(7))となる。
【0024】
【化8】
【0025】多分岐ポリイミド中の(ターミナル)、
(デンドリック)、(リニヤー)の存在割合は、1H-N
MRスペクトルで測定できる。(ターミナル)+(デン
ドリック)+(リニヤー)の合計に対する(ターミナ
ル)+(デンドリック)の割合を分岐度(DB)とい
う。本発明で使用する多分岐ポリイミドでは、分岐度は
好ましくは0.4〜0.7、より好ましくは0.45〜
0.6である。多分岐ポリイミド中の(ターミナル)、
(デンドリック)、(リニヤー)は、前記の式(7)、
(6)、(1)であるから、分子末端のフェノール性水
酸基は、それぞれ2個、0個、1個含まれている。(タ
ーミナル)、(デンドリック)、(リニヤー)それぞれ
の繰り返し単位の分子量と、(ターミナル)、(デンド
リック)、(リニヤー)の存在割合、ポリマーの分子量
とが判れば、ポリマー中のフェノール性水酸基の数は、
計算して求めることができる。本発明で使用する多分岐
ポリイミドの製造方法は、特に限定されるものではない
が、具体例を実施例において記載する。
【0026】本発明で使用する溶解抑制剤としては、例
えばフェノール化合物のキノンジアジドスルホン酸エス
テル(以下、「スルホン酸エステル」という。)、例え
ばベンゼン環数2〜5程度のフェノール化合物のキノン
ジアジドスルホン酸エステルが挙げられる。このような
スルホン酸エステルとしては、例えば、2,3,4−トリ
ヒドロキシベンゾフェノン、2,4,6−トリヒドロキシ
ベンゾフェノン、2,3,4,4'−テトラヒドロキシベン
ゾフェノン、2,2',3,4'−テトラヒドロキシベンゾ
フェノン、3'−メトキシ−2,3,4,4'−テトラヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2',4,4'−テトラヒドロ
キシベンゾフェノン、2,2',3,4,4'−ペンタヒドロ
キシベンゾフェノン、2,2',3,4,6'−ペンタヒドロ
キシベンゾフェノン、2,3,3',4,4',5'−ヘキサヒ
ドロキシベンゾフェノン、2,3',4,4',5',6−ヘキ
サヒドロキシベンゾフェノン等の(ポリ)ヒドロキシフ
ェニルアリールケトンの1,2−ナフトキノンジアジド
−4−スルホン酸エステルまたは、1,2−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホン酸エステル類;
【0027】2,4,4'−トリメチル−2',4',7−ト
リヒドロキシ−2−フェニルフラバン、2,4,4'−ト
リメチル−2',4',5',6,7−ペンタヒドロキシ−2
−フェニルフラバン等のポリヒドロキシフェニルフラバ
ンの1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エ
ステルまたは1,2−ナフトキノンジアジド−5−スル
ホン酸エステル類を挙げることができる。上記の中、ナ
フトキノンジアジド系化合物が好ましく、特に2,3,4
−トリヒドロキシベンゾフェノンの1,2−ナフトキノ
ンジアジド−4−スルホン酸エステル(以下、「D4S
B]と略す。」および2,3,4−トリヒドロキシベンゾ
フェノンの1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ン酸エステル(以下、「D5SB]と略す。」が好まし
い。キノンジアジドに光照射するとウオルフ転位を起こ
してケテンとなり、これが水と反応して水溶性の3-イ
ンデンカルボン酸となり、光照射部分の溶解抑制効果が
失われ、アルカリ可溶性となってポジ型感光性組成物と
して機能する。
【0028】本発明のポジ型感光性ポリイミド組成物の
調製に使用される溶剤は、多分岐ポリイミドと溶解抑制
剤の両成分を溶解し、かつ、副反応を生じないものであ
ればよく、例えば、N−メチルホルムアミド、N,N−
ジメチルホルムアミド(以下、「DMF]と略す。)、
N−メチルホルムアニリド、N−メチルアセトアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド(以下、「DMAc」と
略す。)、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシ
ド(以下、「DMSO]と略す。)、ジフェニルスルホ
ン、テトラヒドロフラン(以下、「THF]と略
す。)、ジオキサン、γ−ブチロラクトン等である。こ
れらの溶剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。なお、上記溶剤に対して、ベンゼン、
トルエン、もしくはキシレンの如き芳香族炭化水素など
の溶剤を混合して用いることもできる。
【0029】さらに本発明の組成物は、染料や顔料を配
合することにより、露光部の潜像を可視化させ、露光時
のハレーションの影響を少なくすることができ、また接
着助剤を配合することにより、組成物の基板に対する接
着性を改善することができる。また、保存安定剤、消泡
剤等の他の添加剤を配合することもできる。
【0030】本発明のポジ型感光性ポリイミド組成物
は、多分岐ポリイミドと溶解抑制剤を主要成分とする
が、さらにこれらの成分を溶解した溶液であってもよ
い。多分岐ポリイミドと溶解抑制剤の総量に対する溶解
抑制剤の割合は、好ましくは10〜50重量%、より好
ましくは20〜40重量%である。ポジ型感光性ポリイ
ミド組成物が溶液の場合、多分岐ポリイミドと溶解抑制
剤の総量の濃度が20〜40重量%となるように溶剤に
溶解し、例えば孔径0.2μm程度のフィルターで濾過
することにより、組成物溶液として調製される。
【0031】次いで、組成物溶液として調製された本発
明の組成物は、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の塗
布方法により、例えばシリコンウェハー、アルミニウム
で被覆されたウェハー等の基板上に塗布して感光性組成
物層を形成し、所定のマスクパターンを介して露光し、
現像液で現像することによって、ポリイミド膜パターン
を形成する。この際に使用される光としては、i線等の
紫外線が好ましく用いられるが、組成物の特性やマスク
パターンの微細の程度等に応じて、紫外線、遠紫外線、
X線、電子線等の各種放射線を選択し、用いることがで
きる。
【0032】本発明の組成物の現像液としては、例え
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、硅酸ナトリウム、メタ硅酸ナトリウム、アンモニア
水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミ
ン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メチ
ルジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエ
タノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド(以下、「TMAH」と略す。)、テトラエチルアン
モニウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジ
ン、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,0)−7−ウン
デセン、1,5−ジアザビシクロ−(4,3,0)−5−
ノナン等のアルカリ性化合物を、濃度が、通常、1〜1
0重量%、好ましくは2〜5重量%となるように溶解し
たアルカリ性水溶液が使用される。アルカリ性化合物と
しては、TMAHが好ましい。また、前記現像液には、
水溶性有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール類や界面活性剤を適量添加することもできる。
なお、このようなアルカリ性水溶液からなる現像液を使
用した場合には、一般に現像後、水で洗浄する。
【0033】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない
限り、これらの実施例になんら制約されるものではな
い。ここで、分子量;MnとMwの測定は、下記の方法
により行った。MnとMw :東ソー(株)製GPCカラム(G2000
HXL 2本、G3000HXL 1本、G4000H
XL 1本)を用い、流量1.0ml/分、溶出溶媒D
MF、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチ
レンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフ
法により測定する。
【0034】合成例1 ポリイミドの合成の反応式を式(8)〜式(12)に示
した。
【0035】
【化9】
【0036】(1)3,5-ジメトキシフェニル-4-フ
ルオロフタルイミドの合成:式(8) 3,5-ジメトキシアニリン3.5g(23mmol)、
4-フルオロ無水フタル酸4.2 g(25.3mmol)
を酢酸23ml中に溶解させ、4時間加熱還流を行っ
た。反応終了後、水に投入し、酢酸を洗浄した後、濾別
することよって生成物を得た(収率: 94%)。構造確認
は、IR、1H-NMRスペクトルにより行った。 (2)3,5-ジヒドロキシフェニル-4-フルオロフタ
ルイミドの合成:式(9) −10℃で3,5-ジメトキシフェニル-4-フルオロフ
タルイミド3.4g(11mmol)を塩化メチレン37
mlに溶解させた。これに、塩化メチレン5.0mlの
三臭化ホウ素6.3ml(68mmol)溶液を滴下し、
8時間反応させた。反応終了後、水に投入することによ
り生成物を得た(収率: 64 %)。構造確認は、IR、1
H-NMRスペクトルにより行った。
【0037】(3)3,5-ジ-t-ブチルジメチルシリロ
キシフェニル-4-フルオロフタルイミドの合成:式(1
0) 窒素雰囲気下、3,5-ジヒドロキシフェニル-4-フル
オロフタルイミド3.0g(11mmol)、イミダゾー
ル2.2g(33mmol)を塩化メチレン30mlにけ
ん濁させ、t-ブチルジメチルシリルクロライド5.0g
(33mmol)を加え、12時間攪拌した。反応終了
後、塩酸塩を濾別し、塩化メチレンを減圧留去した後、
ヘキサンから再結晶することにより目的物の3,5-ジ-
t-ブチルジメチルシリロキシフェニル-4-フルオロフタ
ルイミドを得た(収率: 72 %)。構造確認は、図1に
示すIR、1H-NMRスペクトルにより行った。
【0038】(4)ハイパーブランチポリエーテルイミ
ド(ポリマーI)の合成:式(11) 3,5-ジ-t-ブチルジメチルシリロキシフェニル-4-フ
ルオロフタルイミド3.0g(60mmol)、ジフェニ
ルスルホン12g、CsF 0.4g(2.6mmol)
を秤り、240℃のオイルバスに浸し、10分反応させ
た。反応終了後、温めたトルエンを加え、濾別すること
によって、大部分のジフェニルスルホンを除去した。ト
ルエンを除去した後、エタノールで洗浄することによっ
てMnが24,000、Mw/Mn=1.7のポリマー
Iを得た。ポリマーIの1H-NMRスペクトルを測定
し、デンドリック(D)、リニアー(L)、ターミナル
(T)の割合を求めたところ、D:L:T=1:2:1
であり分岐度(DB)を計算した結果、0.5であっ
た。このポリマーI中のt-ブチルジメチルシリロキシ基
の数は、デンドリック単位には0個、リニアー単位には
1個、ターミナル単位には2個含まれている。Mn(2
4,000)、D、T、L各単位の分子量、およびD:
T:Lの割合を用いて、t-ブチルジメチルシリロキシ基
の数を計算すると、65となる。t-ブチルジメチルシリ
ロキシ基は、次の工程で水酸基に変化するので、ポリマ
ーII中の水酸基数は、65個である。得られたハイパ
ーブランチポリエーテルイミドのIRおよび1H-NMR
スペクトルを図2に示す。
【0039】(5)脱保護したハイパーブランチポリエ
ーテルイミド(ポリマーII)の合成:式(12) 得られたハイパーブランチポリエーテルイミド(ポリマ
ーI)の脱保護を行った。ポリマーI;1.1g(2.
2mmol)、KF;0.51g(8.8mmol)、
HBr水溶液0.22ml(1.3mmol)DMF;
6.6mlで窒素雰囲気下、2.5時間反応を行った。
反応終了後2Nの塩酸水溶液33mlに投入し、減圧乾
燥後生成物(ポリマーII)を得た。構造確認は、I
R、1H-NMRスペクトルにより行った。
【0040】(6)多分岐ポリイミドの物性測定 前記のポリマーI、ポリマーIIの熱分析は、熱分析装
置(Seiko Exstar 6000/セイコーインスツルメント株式
会社製)を使用し、昇温速度は、Tg(ガラス転移温
度)については20℃/分、重量減少については10℃
/分で測定した。測定結果をそれぞれ図3-1、図3-2
に示す。ポリマーIは、Tg=180℃、窒素ガス中、
10重量%の重量減少は465℃であった。ポリマーI
Iは、Tg=250℃、窒素ガス中、10重量%の重量
減少は470℃であった。ポリマーIIを0.05重量
%溶解したDMF溶液について、紫外線吸収スペクトル
を測定した結果を図3-3に示す。これによると波長約
400nm以上では光透過度約100%であり、波長3
65nmで光透過度90%以上であった。これはポリマ
ーIIは、i線による露光が可能であることを示してい
る。
【0041】合成例2 ポリイミドの合成の反応式を式(13)〜式(16)に
示した。
【0042】
【化10】
【0043】(1)4,4’-[1-(4-アミノフェニ
ル)エチリデン]ビスフェノールの合成: フェノール7.2ml(120mmol)とp-ヒドロ
キシアセトフェノン3.3g(20mmol)を塩酸
4.6ml、触媒量の3-メルカプトプロピオン酸存在
下、70℃、69時間反応させて4,4’-[1-(4-ニ
トロフェニル)エチリデン]ビスフェノールを得た(収
率98%)。次いで4,4’-[1-(4-ニトロフェニ
ル)エチリデン]ビスフェノール5gをDMFに溶解さ
せ、Pd/C触媒0.6gを加え、水素雰囲気下1.5
日激しく撹拌を行って4,4’-[1-(4-アミノフェニ
ル)エチリデン]ビスフェノール(m1)を得た(収率
75%)。
【0044】(2)4,4’-[1-{4-(4-フルオ
ロ)フタルイミド}エチリデン]ビスフェノールの合
成:式(13) 4,4’-[1-(4-アミノフェニル)エチリデン]ビス
フェノール(m1)0.9g(3mmol)と4-フル
オロ無水フタル酸0.6g(3.4mmol)を酢酸
1.3ml中で4時間還流させることにより、AB2
イプのモノマーである4,4’-[1-{4-(4-フルオ
ロ)フタルイミド}エチリデン]ビスフェノール(m
2)を得た(収率99%)。
【0045】(3)AB2タイプモノマーの合成:式
(14) 塩化メチレン7.3ml中、イミダゾール存在下、室温
で12時間、4,4’-[1-{4-(4-フルオロ)フタ
ルイミド}エチリデン]ビスフェノール(m2)0.9
g(2mmol)とt-ブチルジメチルシリルクロライ
ド0.9g(6mmol)を反応させることによりシリ
ル化されたAB2タイプモノマー(m3)を得た(収率
70%)。それぞれ構造確認は、IR、1H-NMRスペ
クトルにより行った。
【0046】(4)ポリエーテルイミドの合成:式(1
5) AB2タイプモノマー(m3)0.1g(0.2mmo
l)、溶剤としてジフェニルスルホン0.4gを用い、
触媒としてフッ化セシウム0.03g存在下、240℃
で20分重合反応を行った。反応開始後、およそ2分で
t-ブチルジメチルシリルフルオライドと思われるガス
の発生が観察された。このことからモノマーの自己縮合
反応は、短時間で速やかに進行し、目的であるポリエー
テルイミドを生成しているものと考えられる。反応終了
後、放冷した後、トルエンで希釈しさらにアセトンを加
えることによりポリマー(p1)の洗浄を行った(収率
70%)。
【0047】(5)ポリエーテルイミドの合成:式(1
6) 得られたポリマー(p1)(ハイパーブランチポリエー
テルイミド)の脱保護を行った。ポリマー(p1)1.
1g(2.2mmol)、KF0.51g(8.8mm
ol)、HBr水溶液0.22ml(1.3mmo
l)、DMF6.6mlを窒素雰囲気下室温で2.5時
間反応を行った。反応終了後2Nの塩酸水溶液33ml
に投入し、減圧乾燥後生成物ポリマー(p2)を得た。
構造確認は、IR、1H-NMRスペクトルにより行っ
た。
【0048】(6)分析 ポリマー(p2)は、GPC(DMF中)測定により、
Mn約10,000、分子量分布(Mw/Mn)1.6
であった。得られたポリマーは、THF、DMF、DM
Ac、NMP、DMSOなどの一般的有機溶剤およびT
MAHに可溶であった。熱重量分析の結果、10%分解
温度が約300℃であり、耐熱性も確認された。
【0049】実施例1 (1)必要露光量の測定:前記合成例1で得たポリエー
テルイミド(ポリマーII)7部、溶解抑制剤D5SB
3部および溶剤DMAc30部からなるポジ型感光性ポ
リイミド組成物を調製し、シリコンウエハー上にスピナ
ーを用いて2,000rpm、30秒で塗布した後、8
0℃で10分間予備焼成を行って、厚さ2.0μmの膜
を形成した。 この膜に、露光量を0、50、100、
200、300mJ・cm-2に変化させて紫外線を照射
した後、波長300〜500nmの光吸収を測定し、図
4-1に示した。この図から、前記の条件下では、20
0mJ・cm-2以上の露光で、波長約380nm以上に
おける光吸収がなくなる、即ち、D5SBがアルカリ可
溶性のインデンカルボン酸に変化し、現像可能になるこ
とが判明した。
【0050】(2)溶解抑制剤含量と溶解速度との関
係:前記合成例1で得たポリエーテルイミド(ポリマー
II)と溶解抑制剤D5SBとを、(ポリマー)/(D
5SB)=9/1、8/2、7/3の重量割合で含む1
0部と、溶剤DMAc30部からなるポジ型感光性ポリ
イミド組成物を調製し、シリコンウエハー上にスピナー
を用いて2,000rpm、30秒で塗布した後、80
℃で10分間予備焼成を行って、厚さ2.0μmの膜を
形成した。この膜に、紫外線を400mJ・cm-2照射
した後、100℃で20分焼成し、2.38%TMAH
水溶液にて22秒間現像した。露光部と未露光部の膜の
溶解速度を求め、図4-2にプロットした。この結果、
D5SB含量が20%以下では露光部の溶解速度は未露
光部の溶解速度の約2〜3倍に過ぎないので、現像によ
るパターン形成は十分ではないが、D5SB含量が30
%では露光部の溶解速度は未露光部の溶解速度の約10
倍以上あるので、現像によるパターン形成が可能である
ことが判明した。
【0051】(3)感度曲線の測定:前記合成例1で得
たポリエーテルイミド(ポリマーII)7部、溶解抑制
剤D5SB3部および溶剤DMAc30部からなるポジ
型感光性ポリイミド組成物を調製し、シリコンウエハー
上にスピナーを用いて2,000rpm、30秒で塗布
した後、80℃で10分間予備焼成を行って、厚さ2.
0μmの膜を形成した。この膜に、露光量を0〜200
mJ・cm-2に変化させて紫外線を照射した後、100
℃で20分焼成し、2.38%TMAH水溶液にて22
秒間現像し、露光量と現像後のポリイミド膜の厚さを測
定して、図4-3に示した。この図からポリイミド膜の
未溶解部がほとんど0になるのに必要な露光量(感度)
は、120mJ・cm-2であることが判る。また、感度
曲線の勾配から求めるコントラストγは2.8である。
従来知られている線状ポリイミドのコントラストγ;
2.0程度に比較して、本発明の感光性組成物の露光感
度は優れていることが判明した。
【0052】実施例2 前記合成例2で得たポリエーテルイミド(p2)7部、
溶解抑制剤D5SB3部および溶剤DMAc25部から
なるポジ型感光性ポリイミド組成物を調製し、シリコン
ウエハー上にスピナーを用いて塗布した後、100℃に
保持したホットプレート上で、2分間予備焼成を行っ
て、厚さ1.5μmの膜を形成した。この膜に、マスク
パターンを介し、波長365nmのi線により露光した
後100℃で20分焼成後、TMAHを2.5%含む水
溶液で20秒現像し、洗浄、乾燥してポリイミド膜パタ
ーンを得た。
【0053】
【発明の効果】本発明の感光性ポリイミド組成物は、高
温の熱処理が必要なイミド前駆体や、合成が難しい可溶
性の直鎖状ポリイミドに代えて、多分岐ポリイミドを使
用することを特徴とするものである。本発明で使用する
多分岐ポリイミドは、合成が容易であり、高分子量かつ
溶解性に優れ、しかも、ポリイミドの特徴である耐熱性
を有している。この多分岐ポリイミドをマトリックスと
した本発明の感光性組成物は、光源としてi線が使用可
能であり、高感度で、コントラストのよいポリイミド膜
パターンの形成が可能であるので、高密度多層基板の層
間絶縁膜の製造用等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成例1(3)で得られた3,5-ジ-t-ブチル
ジメチルシリロキシフェニル-4-フルオロフタルイミド
のIRおよび1H-NMRスペクトルを示す。
【図2】合成例1(4)で得られたハイパーブランチポ
リイミドのIRおよび1H-NMRスペクトルを示す。
【図3】合成例1で得られたハイパーブランチポリイミ
ドの物性評価結果のグラフを示す。
【図4】実施例1(1)〜(3)の評価結果のグラフを
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/022 G03F 7/022 H01L 21/027 H01L 21/30 502R Fターム(参考) 2H025 AA10 AA13 AA20 AB15 AB16 AC01 AD03 BE01 CB25 CB41 CB42 CB45 CB55 CB56 CC20 FA17 4F071 AA60 AA81 AE22 AG15 AH13 BB12 BC01 4J002 CM041 EV246 GP03 4J043 PA02 PC065 QB01 QB66 RA23 SA85 UA131 UB121 XA03 XA13 XB27 ZB50

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ可溶性基を有する多分岐ポリイ
    ミドと溶解抑制剤を含有してなるポジ型感光性ポリイミ
    ド組成物。
  2. 【請求項2】 多分岐ポリイミドが、ポリスチレン換算
    の数平均分子量が5,000〜100,000、分子量
    分布(Mw/Mn)が1.3〜4、分子末端にフェノー
    ル性水酸基を4個以上有するポリエーテルイミドである
    ことを特徴とする請求項1記載のポジ型感光性ポリイミ
    ド組成物。
  3. 【請求項3】 多分岐ポリイミドが、下記一般式(1)
    で示される繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項
    2記載のポジ型感光性ポリイミド組成物。 【化1】 (ここでXは3価の有機基、Yは3価の芳香族基であ
    り、繰り返し単位の一部のものは-OHの水素原子がと
    れて-O-となっている。また、繰り返し単位中の-X基
    は、別の繰り返し単位中の-O-基と結合する。)
  4. 【請求項4】 多分岐ポリイミドが、下記一般式(2)
    で示される繰り返し単位を含むことを特徴とする請求項
    1または2記載のポジ型感光性ポリイミド組成物。 【化2】 (ここでRは炭素数1〜4のアルキル基、nは0、1、
    2から選ばれる数を示し、繰り返し単位の一部のものは
    -OHの水素原子がとれて-O-となっていてもよい)
  5. 【請求項5】 溶解抑制剤が、キノンジアジド系化合物
    である請求項1〜4いずれかに記載のポジ型感光性ポリ
    イミド組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれかに記載のポジ型感
    光性ポリイミド組成物に光照射し、現像して得られるポ
    リイミド膜。
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