JP4946757B2 - ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法に関する。より詳しくは、半導体素子の表面保護膜、層間絶縁膜、有機電界発光素子の絶縁層などに適した、紫外線で露光した部分がアルカリ現像液に溶解するポジ型感光性樹脂組成物の製造方法に関する。
ポリイミドなどの耐熱性樹脂は、その優れた耐熱性、電気絶縁性などからLSIなどの半導体素子の表面保護膜、層間絶縁膜などに用いられている。半導体素子の微細化に伴い、表面保護膜、層間絶縁膜などにも数μmの解像度が要求されており、このような用途において、微細加工可能なポジ型感光性ポリイミドなどの感光性樹脂が用いられている。
ポリイミド前駆体であるポリアミド酸は、溶液を室温で放置すると系内のイミド化が進行することなどにより、特性が変化する。そこで、保存安定性を向上させるために、ポリアミド酸をエステル化する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、高感度で高解像度のポジ型感光性樹脂組成物として、ノボラック樹脂とポリイミド前駆体、キノンジアジド化合物を含有するポジ型感光性樹脂組成物が提案されている(例えば、特許文献2〜3参照)。
特開平2−181149号公報 特開2005−352004号公報 特開2005−250160号公報
前記ポジ型感光性樹脂組成物において、ポリイミド前駆体としてポリアミド酸エステルを用いる場合、ポリアミド酸エステルを溶解するためにポリイミド酸エステルとノボラック樹脂を混合した状態で長時間加熱する必要があり、組成物の感度が低下する課題があった。また、ポリイミド前駆体としてポリアミド酸を用いる場合、保存安定性に劣り感度変化が大きいという課題があった。本発明は、かかる課題を解決し、高感度で保存安定性に優れるポジ型感光性樹脂組成物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、(A)ノボラック樹脂、(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂および(C)キノンジアジド化合物を含有するポジ型感光性樹脂組成物の製造方法であって、少なくとも
(I)(a)前記ノボラック樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液、および(b)前記一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液を用意する工程、
(II)前記(a)溶液と(b)溶液を混合する工程、
を有するポジ型感光性樹脂組成物の製造方法である。
Figure 0004946757
(一般式(1)中、Rは炭素数2以上の3価〜8価の有機基、Rは炭素数2以上の2価〜8価の有機基を示す。RおよびRはそれぞれ同じでも異なっていてもよく、水素または炭素数1〜20の有機基を示す。ただし、R、Rの各々50モル%以上は炭素数1〜20の有機基である。mは1または2、lは0〜2の整数を示す。pおよびqは0〜4の整数を示す。ただしp+q>0である。)
本発明によれば、高感度で保存安定性に優れるポジ型感光性樹脂組成物を得ることができる。
本発明におけるポジ型感光性樹脂組成物は、(A)ノボラック樹脂、(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂および(C)キノンジアジド化合物を含有する。
まず、(A)ノボラック樹脂について説明する。ノボラック樹脂の種類は特に限定されず、一般的に電子材料用途に使用が可能なものであればどのようなものでもよい。ノボラック樹脂の重量平均分子量は、アルカリ現像液への溶解性の点から、1,000〜20,000であることが好ましく、2,000〜10,000であることが特に好ましいがこれに限定されない。なお、本発明における重量平均分子量は、ポリスチレン換算によるGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)測定を用いて算出する値をいう。
次に、(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂について説明する。一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂は、加熱あるいは適当な触媒により、イミド環、その他の環状構造を有する樹脂となり得るものである。環状構造となることで、耐熱性、耐溶剤性が飛躍的に向上する。好ましくはポリイミド前駆体のポリアミド酸エステルが挙げられる。ここで、主成分とは、一般式(1)で表される繰り返し単位を、樹脂の繰り返し単位中50モル%以上有することを意味する。好ましくは70モル%以上、さらには90モル%以上有することがより好ましい。
Figure 0004946757
上記一般式(1)中、Rは炭素数2以上の3価〜8価の有機基を示し、酸の構造成分を表している。Rが3価となる酸としては、トリメリット酸、トリメシン酸などのトリカルボン酸、Rが4価となる酸としては、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ビフェニルテトラカルボン酸、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸などのテトラカルボン酸を挙げることができる。また、ヒドロキシフタル酸、ヒドロキシトリメリット酸などの水酸基を有する酸も挙げることができる。これら酸成分は単独または2種以上併用しても構わないが、テトラカルボン酸を1〜40モル%含むことが好ましい。
は耐熱性の面から芳香族環を含有することが好ましく、炭素数6〜30の3価または4価の有機基がさらに好ましい。具体的には、一般式(1)のR(COOR(OH)が、下記に示す構造のものが好ましい。
Figure 0004946757
一般式(1)中、Rは炭素数2個以上の2価〜8価の有機基を示しており、ジアミンの構造成分を表している。この中で、得られるポリマーの耐熱性の点より、芳香族環を有するものが好ましい。ジアミンの具体的な例としては、フッ素原子を有した、ビス(アミノ−ヒドロキシ−フェニル)ヘキサフルオロプロパン、フッ素原子を有さない、ジアミノジヒドロキシピリミジン、ジアミノジヒドロキシピリジン、ヒドロキシ−ジアミノ−ピリミジン、ジアミノフェノール、ジヒドロキシベンチジン、ジアミノ安息香酸、ジアミノテレフタル酸などの化合物や、一般式(1)のR(COOR(OH)が、下記に示す構造のものを挙げることができる。
Figure 0004946757
Figure 0004946757
さらに、基板との接着性を向上させるために、耐熱性を低下させない範囲で一般式(1)のRおよび/またはRにシロキサン構造を有する脂肪族の基を用いてもよい。具体的には、ジアミン成分として、ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、ビス(p−アミノ−フェニル)オクタメチルペンタシロキサンなどを1〜10モル%共重合したものなどが挙げられる。
一般式(1)のRおよびRは同じでも異なっていてもよく、水素または炭素数1〜20の有機基を示している。得られる感光性樹脂組成物の保存安定性の観点からは、RおよびRは有機基が好ましいが、アルカリ現像液への溶解性の観点より、水素が好ましい。本発明においては、水素原子と有機基を混在させることができる。このRおよびRの水素と有機基の量を調整することで、アルカリ水溶液に対する溶解速度が変化するので、この調整により適度な溶解速度を有した感光性樹脂組成物を得ることができる。本発明における範囲は、R、Rの各々50モル%以上が炭素数1〜20の有機基である。R、Rの各々50モル%以上が炭素数1〜20の有機基であれば、保存安定性に優れ、アルカリ水溶液への適度な溶解速度を有した感光性樹脂組成物を得ることができる。RおよびRの炭素数が20を越えるとアルカリ水溶液に溶解しなくなる。以上よりRおよびRは、各々50モル%以上が炭素数1〜20の炭化水素基であることが必要である。
(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂において、一般式(1)で表される繰り返し単位の数は、10〜100,000の範囲が好ましい。ポリマーのアルカリ現像液への溶解性の面から、繰り返し単位数は1,000以下がより好ましく、100以下がより好ましい。また、伸度向上の面から、繰り返し単位は20以上がより好ましい。繰り返し単位数は、繰り返し単位の分子量をM、ポリマーの重量平均分子量をMwとすると、Mw/Mである。本発明における繰り返し単位数は、ポリスチレン換算によるGPC測定を用いて算出する値をいう。
(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂は、次の方法により合成される。例えば、テトラカルボン酸二無水物とアルコールとによりジエステルを得、その後ジアミン化合物、モノアミノ化合物と縮合剤の存在下で反応させる方法、テトラカルボン酸二無水物とアルコールとによりジエステルを得、その後残りのジカルボン酸を酸クロリド化し、ジアミン化合物、モノアミノ化合物と反応させる方法、低温中でテトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物、末端封止に用いるモノアミノ化合物を反応させた後に、グリシジル化合物、アセタール化合物などのエステル化剤でカルボン酸をエステル化する方法などがある。
上記の方法で一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を重合させた後の重合液には、未反応のモノマーや、2量体や3量体などのオリゴマー成分や、縮合剤またはジカルボン酸の酸クロリド化に伴う塩化物あるいはエステル化剤などエステル化によって発生する不純物が含まれている。したがって、樹脂の純度を向上させるため多量の水やメタノール等の有機溶剤に投入し、沈殿させて濾別乾燥し、単離することがより好ましい。この場合、得られる樹脂は固体状のものとなり、ポジ型感光性樹脂組成物を得るためには有機溶剤に溶解させる必要がある。
(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂の含有量は、(A)ノボラック樹脂100重量部に対し、30重量部以上が好ましく、40重量部以上がより好ましい。この範囲であれば、熱硬化後の機械特性がより向上する。また、感度をより向上させるためには、100重量部以下が好ましく、80重量部以下がより好ましい。
次に、(C)キノンジアジド化合物について説明する。キノンジアジド化合物としては、ポリヒドロキシ化合物にキノンジアジドのスルホン酸がエステルで結合したもの、ポリアミノ化合物にキノンジアジドのスルホン酸がスルホンアミド結合したもの、ポリヒドロキシポリアミノ化合物にキノンジアジドのスルホン酸がエステル結合および/またはスルホンアミド結合したものなどが挙げられる。露光部と未露光部のコントラストの観点から、官能基全体の50モル%以上がキノンジアジドで置換されていることが好ましい。このようなキノンジアジド化合物を用いることで、一般的な紫外線である水銀灯のi線(365nm)、h線(405nm)、g線(436nm)に感光するポジ型の感光性樹脂組成物を得ることができる。
本発明において、キノンジアジドは5−ナフトキノンジアジドスルホニル基、4−ナフトキノンジアジドスルホニル基のいずれも好ましく用いられる。また、同一分子中に4−ナフトキノンジアジドスルホニル基、5−ナフトキノンジアジドスルホニル基を併用した、ナフトキノンジアジドスルホニルエステル化合物を用いることもできるし、4−ナフトキノンジアジドスルホニルエステル化合物と5−ナフトキノンジアジドスルホニルエステル化合物を併用することもできる。
また、キノンジアジド化合物の分子量は1500以下が好ましく、1200以下がより好ましい。分子量が1500以下であれば、パターン形成後の熱処理においてキノンジアジド化合物が十分に熱分解し、耐熱性、機械特性、接着性に優れた硬化膜を得ることができる。一方、300以上が好ましく、350以上がより好ましい。
また、(C)キノンジアジド化合物の含有量は、(A)ノボラック樹脂と(B)成分の樹脂の総量100重量部に対し、好ましくは1重量部以上、より好ましくは3重量部以上であり、また、好ましくは50重量部以下、より好ましくは40重量部以下である。
本発明に用いられるキノンジアジド化合物は、特定のフェノール化合物から、次の方法により合成される。例えば、5−ナフトキノンジアジドスルホニルクロライドとフェノール化合物をトリエチルアミン存在下で反応させる方法などがある。フェノール化合物の合成方法は、酸触媒下で、α−(ヒドロキシフェニル)スチレン誘導体を多価フェノール化合物と反応させる方法などがある。
本発明において、ポジ型感光性樹脂組成物は、加熱硬化したときに優れた機械特性を得るために、アルコキシメチル基を含有する化合物を含有してもよい。また、下地基板との接着性を向上させる目的でシラン化合物を含有してもよい。感度を向上させる目的でフェノール性水酸基を含有する化合物を含有してもよい。下地基板との塗れ性を向上させる目的で界面活性剤、乳酸エチルやプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル類、エタノールなどのアルコール類、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類を含有してもよい。また、二酸化ケイ素、二酸化チタンなどの無機粒子、あるいはポリイミドの粉末などを含有することもできる。
本発明において、ポジ型感光性樹脂組成物は有機溶剤を含有してもよい。有機溶剤としては、N−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシドなどの極性の非プロトン性溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどのエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、ジイソブチルケトン、ジアセトンアルコールなどのケトン類、酢酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸エチルなどのエステル類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類などが挙げられる。
本発明においては、これらの溶剤を単独、または2種以上使用することができる。溶剤の含有量は、(a)ノボラック樹脂と(b)成分のポリマーの総量100重量部に対して、好ましくは50重量部以上、より好ましくは100重量部以上であり、また、好ましくは2000重量部以下、より好ましくは1500重量部以下である。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物の製造方法を説明する。まず、(I)(a)前記ノボラック樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液、および(b)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液を用意する工程について説明する。なお、いずれの溶液においても、有機溶剤としては先に挙げたものを用いることができる。
ノボラック樹脂を有機溶剤に溶解させ、(a)ノボラック樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液を用意する。ノボラック樹脂と有機溶剤との混合液を30〜60℃で溶解して得られる溶液が好ましい。溶解する際の温度が30℃以上であれば、溶解工程に必要な時間が短くなる。また、初期感度をより向上させるためには、60℃以下が好ましい。
一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を有機溶剤に溶解させ、(b)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液を用意する。なお、先に述べたように(B)成分の樹脂は再沈殿することが好ましく、ここで得られる樹脂は固体状となることから、有機溶剤に溶解することが必要となる。一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂と有機溶剤との混合液を30〜60℃で溶解して得られる溶液が好ましい。30℃以上であれば溶解工程に必要な時間が短くなる。また、初期感度をより向上させるためには、60℃以下が好ましく、50℃以下がより好ましい。
また、上記(I)の工程において、生産効率の点から、溶解時間は20時間以下が好ましく、10時間以下がより好ましい。
次に、(II)前記(a)溶液と(b)溶液を混合する工程について説明する。(a)溶液と(b)溶液を混合する際の液温は、得られるポジ型感光性樹脂組成物の初期感度をより向上させるために、いずれも40℃以下が好ましい。より好ましくは10℃以上30℃以下である。初期感度をより向上させるためには、混合工程の時間は2時間以内が好ましく、1時間以内がより好ましい。
本発明の特徴は、(A)ノボラック樹脂と(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を別々に溶解することである。先に述べたように、(B)成分の樹脂は再沈殿して固体樹脂として用いられることが一般的である。このような固体樹脂とノボラック樹脂とを併用する場合、これらをまとめて有機溶剤に溶解するためには、(A)成分と(B)成分の併存条件下で加熱することが必要となる。かかる方法によって得られるポジ型感光性樹脂組成物は、十分な感度を得ることができなかった。その理由は明らかではないが、両樹脂の併存条件下で加熱することにより、ノボラック樹脂が酸化等の影響により劣化することがその原因の一つとして考えられる。そこで、本発明においては、各々の樹脂を別々に溶解させることにより、(A)ノボラック樹脂と(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂の混合工程を低温かつ短時間でできるので、混合状態で長時間加熱する必要がなくなり、高感度なポジ型感光性樹脂組成物を得ることができる。
(C)キノンジアジド化合物および必要によりその他成分を有機溶剤に溶解する順序は、特に限定されない。(a)溶液または(b)溶液に加えてもよく、また、(a)溶液と(b)溶液を混合した後に加えもよい。
各工程における溶解方法は、ガラス製のフラスコやステンレス製の容器に入れてメカニカルスターラーなどによって撹拌溶解させる方法、超音波で溶解させる方法、遊星式撹拌脱泡装置で撹拌溶解させる方法などが挙げられる。
各工程において、異物を除去するために0.1μm〜5μmのポアサイズのフィルターで濾過してもよい。
次に、本発明のポジ型感光性樹脂組成物を用いて耐熱性樹脂パターンを形成する方法について説明する。
ポジ型感光性樹脂組成物を基板上に塗布する。基板としては、シリコンウエハー、セラミックス類、ガリウムヒ素、金属、ガラス、金属酸化絶縁膜、窒化ケイ素、ITOなどが挙げられるが、これらに限定されない。塗布方法としては、スピンナを用いた回転塗布、スプレー塗布、ロールコーティング、スリットダイコーティングなどの方法が挙げられる。塗布膜厚は、塗布手法、組成物の固形分濃度、粘度などによって異なるが、通常、乾燥後の膜厚が、0.1〜150μmになるように塗布する。
次に、ポジ型感光性樹脂組成物を塗布した基板を乾燥して、感光性樹脂膜を得る。乾燥はオーブン、ホットプレート、赤外線などを使用し、50℃〜150℃の範囲で1分〜数時間行うことが好ましい。
次に、この感光性樹脂膜上に所望のパターンを有するマスクを通して化学線を照射し、露光する。露光に用いられる化学線としては紫外線、可視光線、電子線、X線などが挙げられるが、本発明では水銀灯のi線(365nm)、h線(405nm)、g線(436nm)を用いることが好ましい。
感光性樹脂膜から耐熱性樹脂のパターンを形成するには、露光後、現像液を用いて露光部を除去すればよい。現像液は、テトラメチルアンモニウムの水溶液、ジエタノールアミン、ジエチルアミノエタノール、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ジエチルアミン、メチルアミン、ジメチルアミン、酢酸ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノエタノール、ジメチルアミノエチルメタクリレート、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどのアルカリ性を示す化合物の水溶液が好ましい。また場合によっては、これらのアルカリ水溶液にN−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクトン、ジメチルアクリルアミドなどの極性溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル類、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、イソブチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類などを単独あるいは数種を組み合わせたものを添加してもよい。現像後は水にてリンス処理をすることが好ましい。ここでもエタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル類などを水に加えてリンス処理をしてもよい。
現像後、200℃〜500℃の温度を加えて耐熱性樹脂被膜に変換する。この加熱処理は温度を選び、段階的に昇温するか、ある温度範囲を選び連続的に昇温しながら5分〜5時間実施する。一例としては、130℃、200℃、350℃で各30分ずつ熱処理する。あるいは室温より320℃まで2時間かけて直線的に昇温するなどの方法が挙げられる。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物により形成した耐熱性樹脂被膜は、半導体のパッシベーション膜、半導体素子の表面保護膜、高密度実装用多層配線の層間絶縁膜、有機電界発光素子の絶縁層などの用途に好適に用いられる。
以下実施例等をあげて本発明を説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。なお、実施例中のポジ型感光性樹脂組成物の評価は以下の方法で行った。
(1)溶解性評価
ポジ型感光性樹脂組成物(以下ワニスと呼ぶ)を作製する際の溶解工程において、ノボラック樹脂とポリイミド前駆体が溶解するまでの時間を目視にて評価した。樹脂が溶解する時間は短い方がよく、各々の樹脂が溶解するまでの時間がいずれも10時間以内であれば○、いずれかが10時間以上20時間未満であれば△、いずれかが20時間で溶解しない場合は×とした。
(2)パターン加工性評価
感光性樹脂膜の作製
6インチシリコンウエハー上に、ワニスをプリベーク後の膜厚T1=8.5μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(東京エレクトロン(株)製の塗布現像装置Mark−7)を用いて、120℃で3分プリベークすることにより、感光性樹脂膜を得た。
膜厚の測定
大日本スクリーン製造(株)製ラムダエースSTM−602を使用し、プリベーク後および現像後の膜の膜厚を、屈折率1.629で測定した。
露光
露光機(GCA社製i線ステッパーDSW−8570i)に、パターンの切られたレチクルをセットし、i線(365nm)の露光波長で、露光量を100mJ/cm〜800mJ/cmの範囲で20mJ/cm刻みで変化させて、感光性樹脂膜を露光した。
現像
東京エレクトロン(株)製Mark−7の現像装置を用い、50回転で水酸化テトラメチルアンモニウムの2.38重量%水溶液を10秒間、露光後の膜に噴霧した。この後、0回転で30秒間静置し、400回転で水にてリンス処理、3000回転で10秒振り切り乾燥した。
感度の算出
露光および現像後、50μmのライン・アンド・スペースパターン(1L/1S)が、1対1の幅に形成される最小露光時間(以下、これを最適露光時間という)Eop1を求めた。このEop1の値が300mJ/cm以下なら良好、300mJ/cmを超える場合は不良とした。
(3)保存安定性評価
ワニスを黄色灯下23℃で14日間放置した後、上記の評価と同様に膜厚T1=8.5μmのプリベーク膜を作製し、露光、現像を行い、最適露光時間Eop2を求めた。Eop2−Eop1の値を算出し、この値の絶対値が50mJ/cm以下なら良好、50mJ/cmを超える場合は不良とした。
合成例1 ヒドロキシル基含有ジアミンの合成
2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン(BAHF)18.3g(0.05モル)をアセトン100mL、プロピレンオキシド17.4g(0.3モル)に溶解させ、−15℃に冷却した。ここに3−ニトロベンゾイルクロリド20.4g(0.11モル)をアセトン100mLに溶解させた溶液を滴下した。滴下終了後、−15℃で4時間反応させ、その後室温に戻した。析出した白色固体をろ別し、50℃で真空乾燥した。
固体30gを300mLのステンレスオートクレーブに入れ、メチルセルソルブ250mLに分散させ、5%パラジウム−炭素を2g加えた。ここに水素を風船で導入して、還元反応を室温で行った。約2時間後、風船がこれ以上しぼまないことを確認して反応を終了させた。反応終了後、ろ過して触媒であるパラジウム化合物を除き、ロータリーエバポレーターで濃縮し、下記式で表されるヒドロキシル基含有ジアミンを得た。
Figure 0004946757
合成例2 ノボラック樹脂の合成
乾燥窒素気流下、m−クレゾール108.0g(1.00モル)、37重量%ホルムアルデヒド水溶液75.5g(ホルムアルデヒド0.93モル)、シュウ酸二水和物0.63g(0.005モル)、メチルイソブチルケトン264gを仕込んだ後、油浴中に浸し、反応液を還流させながら、4時間重縮合反応を行った。その後、油浴の温度を3時間かけて昇温し、その後に、フラスコ内の圧力を4.0kPa〜6.7kPaまで減圧し、揮発分を除去し、溶解している樹脂を室温まで冷却して、ノボラック樹脂のポリマー固体を得た。GPCから重量平均分子量は3,500であった。
合成例3 ポリマーAの合成
乾燥窒素気流下、合成例1で得られたヒドロキシル基含有ジアミン化合物24.17g(0.040モル)、1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン(SiDA)1.24g(0.005モル)をNMP50gに溶解させた。ここに3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸無水物(ODPA)15.51g(0.05モル)をNMP21gとともに加えて、20℃で1時間反応させ、次いで50℃で1時間反応させた。その後、末端封止剤として、4−エチニルアニリン1.17g(0.010モル)を加え、さらに50℃で1時間反応させた。その後、N,N−ジメチルホルムアミドジエチルアセタール13.2g(0.090モル)をNMP15gで希釈した溶液を10分かけて滴下した。滴下後、40℃で3時間攪拌した。反応終了後、溶液を水2Lに投入して、ポリマー固体の沈殿をろ過で集めた。ポリマー固体を80℃の真空乾燥機で72時間乾燥しポリイミド前駆体のポリマーAを得た。GPCから繰り返し単位数を算出した結果、ポリマーAの繰り返し単位数は35であった。
合成例4 ポリマーBの合成
乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノフェニルエーテル48.1g、SiDA25.6gをNMP820gに溶解させ、ODPA105gを加え、10℃以上30℃以下となるよう調節しながら8時間撹拌して、ポリイミド前駆体のポリマー溶液Bを得た。
実施例1〜23
GBL15gに合成例2で得られたノボラック樹脂7gを投入し、表1記載のノボラック樹脂溶解温度に温調し、目視で溶解を確認しながらノボラック樹脂の溶解時間として表1に示す時間攪拌し、(a)液を得た。次に、GBL15gに、合成例3で得られたポリマーA4g、キノンジアジド化合物としてMG−300(商品名、東洋合成工業(株)製)2.2gを投入し、表1記載のポリイミド前駆体溶解温度に温調し、目視で溶解を確認しながらポリイミド前駆体の溶解時間として表1に示す時間攪拌し、(b)液を得た。なお、このときのそれぞれの樹脂の溶解時間から樹脂の溶解性評価を行った。
さらに、(a)液と(b)液を各々表1記載の(a)液+(b)液混合温度に温調し、(a)液と(b)液を混合して攪拌し、ワニスを得た。(a)液と(b)液の混合時間は表1記載の(a)液+(b)液混合時間とした。得られたワニスを用いて前記のように、パターン加工性評価、保存安定性評価を行った。評価結果を表1に示す。
比較例1〜3
GBL30gに、合成例2で得られたノボラック樹脂7gを投入し、40℃に温調して攪拌し、目視で溶解を確認しながらノボラック樹脂の溶解時間として表2に示す時間溶解させた。次に反応液を表2記載のポリイミド前駆体溶解温度に温調し、合成例3で得られたポリマーA4g、キノンジアジド化合物としてMG−300(商品名、東洋合成工業(株)製)2.2gを投入し、目視で溶解を確認しながらポリイミド前駆体の溶解時間として表2に示す時間攪拌してワニスを得た。なお、このときの樹脂の溶解時間から樹脂の溶解性評価を行った。得られたワニスを用いて前記のようにパターン加工性評価、保存安定性評価を行った。評価結果を表2に示す。
比較例4
GBL30gに、合成例2で得られたノボラック樹脂7g、合成例3で得られたポリマーA4g、キノンジアジド化合物としてMG−300(商品名、東洋合成工業(株)製)2.2gを投入し、40℃に温調し目視で溶解を確認しながら5時間攪拌し、ワニスを得た。なお、このときの樹脂の溶解時間は5時間であり、溶解性は○と評価した。得られたワニスを用いて前記のように、パターン加工性評価、保存安定性評価を行った結果を表3に示す。
比較例5
GBL15gに合成例2で得られたノボラック樹脂7g、キノンジアジド化合物としてMG−300(商品名、東洋合成工業(株)製)2.2gを投入し、温度を40℃に温調し、目視で溶解を確認しながら4時間攪拌し、(a)液を得た。なお、このときの樹脂の溶解時間は4時間であり、溶解性は○と評価した。次に、合成例4で得られたポリマーB溶液20gと(a)液を各々25℃に温調し、ポリマーB溶液と(a)液を混合して30分攪拌し、ワニスを得た。得られたワニスを用いて前記のように、パターン加工性評価、保存安定性評価を行った結果を表3に示す。
Figure 0004946757
Figure 0004946757
Figure 0004946757

Claims (3)

  1. (A)ノボラック樹脂、(B)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂および(C)キノンジアジド化合物を含有するポジ型感光性樹脂組成物の製造方法であって、少なくとも
    (I)(a)前記ノボラック樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液、および(b)前記一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液を用意する工程、
    (II)前記(a)溶液と(b)溶液を混合する工程、
    を有するポジ型感光性樹脂組成物の製造方法。
    Figure 0004946757
    (上記一般式(1)中、Rは炭素数2以上の3価〜8価の有機基、Rは炭素数2以上の2価〜8価の有機基を示す。RおよびRはそれぞれ同じでも異なっていてもよく、水素または炭素数1〜20の有機基を示す。ただし、R、Rの各々50モル%以上は炭素数1〜20の有機基である。mは1または2、lは0〜2の整数を示す。pおよびqは0〜4の整数を示す。ただしp+q>0である。)
  2. 前記(a)ノボラック樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液が、ノボラック樹脂と有機溶剤との混合液を30〜60℃で溶解して得られた溶液であり、かつ、前記(b)一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂を有機溶剤に溶解してなる溶液が、一般式(1)で表される繰り返し単位を主成分とする樹脂と有機溶剤との混合液を30〜60℃で溶解して得られた溶液である請求項1記載のポジ型感光性樹脂組成物の製造方法。
  3. 前記(II)(a)溶液と(b)溶液を混合する工程における(a)溶液と(b)溶液の液温がいずれも40℃以下であることを特徴とする請求項2記載のポジ型感光性樹脂組成物の製造方法。
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