JP2002217018A - コイル装置 - Google Patents
コイル装置Info
- Publication number
- JP2002217018A JP2002217018A JP2001011142A JP2001011142A JP2002217018A JP 2002217018 A JP2002217018 A JP 2002217018A JP 2001011142 A JP2001011142 A JP 2001011142A JP 2001011142 A JP2001011142 A JP 2001011142A JP 2002217018 A JP2002217018 A JP 2002217018A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- lead wire
- bobbin
- hole
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コイルの断線を防止することができ、コイルの
端末部とリード線とを容易に且つ確実に接続することが
できるコイル装置を提供する。 【解決手段】コイル装置1は、ボビン2の鍔部2bに端
面と平行に貫通孔2cを形成し、この貫通孔2cに電源
からコイル3に電流を供給するためのリード線4を素線
部4aが貫通孔2cから突出した状態に貫通し、リード
線4の素線部4aにコイル3の端末部3aをハンダ付け
して接続する。
端末部とリード線とを容易に且つ確実に接続することが
できるコイル装置を提供する。 【解決手段】コイル装置1は、ボビン2の鍔部2bに端
面と平行に貫通孔2cを形成し、この貫通孔2cに電源
からコイル3に電流を供給するためのリード線4を素線
部4aが貫通孔2cから突出した状態に貫通し、リード
線4の素線部4aにコイル3の端末部3aをハンダ付け
して接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断器等に用
いられる電磁石装置のコイル装置に関する。
いられる電磁石装置のコイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に示すようにコイル装置1
1は、筒状の胴部12aの両端に鍔部12bを形成した
ボビン12と、ボビン12の胴部12aに巻回されるコ
イル13と、コイル13に電源から電流を供給するため
のリード線14と、コイル13とリード線14とが接続
される端子ピン15とを具備している。ボビン12の鍔
部12bは差し込み孔12cが形成され、この差し込み
孔12cに図4の斜線で示す端子ピン15が圧入され、
先端が差し込み孔12cから突出された状態で固定され
ている。この端子ピン15の先端にコイル13の端末部
13aと、リード線14とがハンダ付けされ接続されて
いた。
1は、筒状の胴部12aの両端に鍔部12bを形成した
ボビン12と、ボビン12の胴部12aに巻回されるコ
イル13と、コイル13に電源から電流を供給するため
のリード線14と、コイル13とリード線14とが接続
される端子ピン15とを具備している。ボビン12の鍔
部12bは差し込み孔12cが形成され、この差し込み
孔12cに図4の斜線で示す端子ピン15が圧入され、
先端が差し込み孔12cから突出された状態で固定され
ている。この端子ピン15の先端にコイル13の端末部
13aと、リード線14とがハンダ付けされ接続されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】端子ピン15にコイル
13の端末部13aとリード線14を接続するためにハ
ンダ付けした際、ハンダの熱によって差し込み孔12c
が変形し端子ピン15がボビン12から外れ易くなる。
端子ピン15がボビン12から外れた場合、コイル13
が断線するという問題があった。
13の端末部13aとリード線14を接続するためにハ
ンダ付けした際、ハンダの熱によって差し込み孔12c
が変形し端子ピン15がボビン12から外れ易くなる。
端子ピン15がボビン12から外れた場合、コイル13
が断線するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来のコイル装置の
問題点に鑑み、本発明の目的は、コイルの断線を防止す
ることができ、コイルの端末部とリード線とを容易に且
つ確実に接続することができるコイル装置を提供するも
ので、その構造は、筒状の胴部の両端に鍔部を形成した
ボビンと、ボビンの胴部に巻回されるコイルと、コイル
に電流を供給するためのリード線とを具備するコイル装
置において、ボビンの鍔部に貫通孔を形成し、この貫通
孔にリード線を貫通させてコイルの端末部と接続したこ
とである。
問題点に鑑み、本発明の目的は、コイルの断線を防止す
ることができ、コイルの端末部とリード線とを容易に且
つ確実に接続することができるコイル装置を提供するも
ので、その構造は、筒状の胴部の両端に鍔部を形成した
ボビンと、ボビンの胴部に巻回されるコイルと、コイル
に電流を供給するためのリード線とを具備するコイル装
置において、ボビンの鍔部に貫通孔を形成し、この貫通
孔にリード線を貫通させてコイルの端末部と接続したこ
とである。
【0005】
【発明の実施の形態】コイル装置は、ボビンの鍔部に端
面と平行に貫通孔を形成し、この貫通孔に電源からコイ
ルに電流を供給するためのリード線を素線部が貫通孔か
ら突出した状態に貫通し、リード線の素線部にコイルの
端末部をハンダ付けして接続する。
面と平行に貫通孔を形成し、この貫通孔に電源からコイ
ルに電流を供給するためのリード線を素線部が貫通孔か
ら突出した状態に貫通し、リード線の素線部にコイルの
端末部をハンダ付けして接続する。
【0006】
【実施例】本発明に係るコイル装置の一実施例を図1及
び図2の添付図面に基づいて説明する。
び図2の添付図面に基づいて説明する。
【0007】コイル装置1は、筒状の胴部2aの両端に
鍔部2bを形成したボビン2と、ボビン2の胴部2aに
巻回されるコイル3と、コイル3に電源から電流を供給
するためのリード線4とを具備している。
鍔部2bを形成したボビン2と、ボビン2の胴部2aに
巻回されるコイル3と、コイル3に電源から電流を供給
するためのリード線4とを具備している。
【0008】ボビン2の鍔部2bの一方には、鍔部2b
の端面と平行に一対の貫通孔2cが形成されている。夫
々の貫通孔2cには図2の斜線で示すリード線4が素線
部4aを貫通孔2cから突出した状態に貫通されてい
る。
の端面と平行に一対の貫通孔2cが形成されている。夫
々の貫通孔2cには図2の斜線で示すリード線4が素線
部4aを貫通孔2cから突出した状態に貫通されてい
る。
【0009】ボビン2に巻回されたコイル3の巻き始め
と巻き終わりの端末部3aは夫々のリード線4の素線部
4aにハンダ付けされ接続される。このとき、ハンダの
熱により貫通孔2cが変形しリード線4が抜けにくくな
る。
と巻き終わりの端末部3aは夫々のリード線4の素線部
4aにハンダ付けされ接続される。このとき、ハンダの
熱により貫通孔2cが変形しリード線4が抜けにくくな
る。
【0010】リード線4を引っ張ってもハンダ部分が貫
通孔2cの端部に引っかかり、コイル3には力が加わら
ないので断線を防止することができる。
通孔2cの端部に引っかかり、コイル3には力が加わら
ないので断線を防止することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明に係るコイル装置
は、筒状の胴部の両端に鍔部を形成したボビンと、ボビ
ンの胴部に巻回されるコイルと、コイルに電流を供給す
るためのリード線とを具備するコイル装置において、ボ
ビンの鍔部に貫通孔を形成し、この貫通孔にリード線を
貫通させてコイルの端末部と接続したことにより、コイ
ルの断線を防止することができ、コイルの端末部とリー
ド線とを容易に且つ確実に接続することができ、而も端
子ピンを必要としないので部品点数が削減するという優
れた効果がある。
は、筒状の胴部の両端に鍔部を形成したボビンと、ボビ
ンの胴部に巻回されるコイルと、コイルに電流を供給す
るためのリード線とを具備するコイル装置において、ボ
ビンの鍔部に貫通孔を形成し、この貫通孔にリード線を
貫通させてコイルの端末部と接続したことにより、コイ
ルの断線を防止することができ、コイルの端末部とリー
ド線とを容易に且つ確実に接続することができ、而も端
子ピンを必要としないので部品点数が削減するという優
れた効果がある。
【図1】本発明に係るコイル装置を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るコイル装置を示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】従来のコイル装置を示す斜視図である。
【図4】従来のコイル装置を示す縦断面図である。
1 コイル装置 2 ボビン 2a 胴部 2b 鍔部 2c 貫通孔 3 コイル 3a 端末部 4 リード線 4a 素線部
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状の胴部の両端に鍔部を形成したボビ
ンと、該ボビンの胴部に巻回されるコイルと、該コイル
に電流を供給するためのリード線とを具備するコイル装
置において、前記ボビンの鍔部に貫通孔を形成し、該貫
通孔に前記リード線を貫通させて前記コイルの端末部と
接続したことを特徴とするコイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001011142A JP2002217018A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001011142A JP2002217018A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | コイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002217018A true JP2002217018A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18878313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001011142A Pending JP2002217018A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002217018A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571506U (ja) * | 1978-11-11 | 1980-05-16 | ||
JPS57170507U (ja) * | 1981-04-22 | 1982-10-27 | ||
JPS60192405U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-20 | 新電元工業株式会社 | コイルボビン |
JPH0388304U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-10 |
-
2001
- 2001-01-19 JP JP2001011142A patent/JP2002217018A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571506U (ja) * | 1978-11-11 | 1980-05-16 | ||
JPS57170507U (ja) * | 1981-04-22 | 1982-10-27 | ||
JPS60192405U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-20 | 新電元工業株式会社 | コイルボビン |
JPH0388304U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100506 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100927 |