JP2002215002A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2002215002A JP2002215002A JP2001012107A JP2001012107A JP2002215002A JP 2002215002 A JP2002215002 A JP 2002215002A JP 2001012107 A JP2001012107 A JP 2001012107A JP 2001012107 A JP2001012107 A JP 2001012107A JP 2002215002 A JP2002215002 A JP 2002215002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing roller
- roller
- driving
- image
- photoconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5008—Driving control for rotary photosensitive medium, e.g. speed control, stop position control
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非磁性１成分の現像方式において、簡易な構
成により、感光体のフィルミングを除去して、良好な画
像を形成することのできる、画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納される
駆動制御プログラムによって、画像を形成しない非画像
形成時に、メインモータ５２を駆動させている状態で、
サブモータ５４の駆動を停止させることにより、回転駆
動している感光ドラム２７の表面に、停止している現像
ローラ３１を摺擦させる。そうすると、格別の部材を設
けることなく、感光ドラム２７の表面のフィルミングを
良好に除去することができ、しかも、現像ローラ３１
を、回転速度を変化させることなく停止させるので、不
安定なトナー層が形成されることもなく、現像ローラ３
１に、常に最適のトナー層を形成して、良好な画像形成
を達成することができる。
成により、感光体のフィルミングを除去して、良好な画
像を形成することのできる、画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納される
駆動制御プログラムによって、画像を形成しない非画像
形成時に、メインモータ５２を駆動させている状態で、
サブモータ５４の駆動を停止させることにより、回転駆
動している感光ドラム２７の表面に、停止している現像
ローラ３１を摺擦させる。そうすると、格別の部材を設
けることなく、感光ドラム２７の表面のフィルミングを
良好に除去することができ、しかも、現像ローラ３１
を、回転速度を変化させることなく停止させるので、不
安定なトナー層が形成されることもなく、現像ローラ３
１に、常に最適のトナー層を形成して、良好な画像形成
を達成することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どの画像形成装置に関する。
どの画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、非磁性１成分の現像方式を採
用するレーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ド
ラムと、その感光ドラムの周りに、帯電器、スキャナ装
置、現像ローラおよび転写ローラとが、感光ドラムの回
転方向に従って順次設けられている。感光ドラムの表面
は、その感光ドラムの回転に伴なって、まず、帯電器に
より一様に帯電された後、スキャナ装置からのレーザー
ビームの高速走査により露光され、所定の画像データに
基づく静電潜像が形成される。
用するレーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ド
ラムと、その感光ドラムの周りに、帯電器、スキャナ装
置、現像ローラおよび転写ローラとが、感光ドラムの回
転方向に従って順次設けられている。感光ドラムの表面
は、その感光ドラムの回転に伴なって、まず、帯電器に
より一様に帯電された後、スキャナ装置からのレーザー
ビームの高速走査により露光され、所定の画像データに
基づく静電潜像が形成される。
【０００３】一方、現像ローラには、非磁性１成分のト
ナーの薄層が担持されており、感光ドラムの回転に伴な
って、現像ローラ上に担持されているトナーが、感光ド
ラムの表面上に形成されている静電潜像に対向した時
に、そのトナーが静電潜像に選択的に担持されることに
よって可視像が形成される。その後、感光ドラムの表面
上に担持された可視像は、転写ローラと対向して、用紙
が感光ドラムと転写ローラとの間を通る間に、その用紙
に転写される。
ナーの薄層が担持されており、感光ドラムの回転に伴な
って、現像ローラ上に担持されているトナーが、感光ド
ラムの表面上に形成されている静電潜像に対向した時
に、そのトナーが静電潜像に選択的に担持されることに
よって可視像が形成される。その後、感光ドラムの表面
上に担持された可視像は、転写ローラと対向して、用紙
が感光ドラムと転写ローラとの間を通る間に、その用紙
に転写される。
【０００４】このような画像形成装置においては、用紙
に転写された後に感光ドラム上に残存する紙紛、特に填
料や、トナー、特に外添剤などが、感光ドラムの表面に
付着してフィルミングを生じる場合がある。このような
フィルミングは、画像品質の低下を招き、感光ドラムの
寿命を短くする要因となる。
に転写された後に感光ドラム上に残存する紙紛、特に填
料や、トナー、特に外添剤などが、感光ドラムの表面に
付着してフィルミングを生じる場合がある。このような
フィルミングは、画像品質の低下を招き、感光ドラムの
寿命を短くする要因となる。
【０００５】とりわけ、非磁性１成分の現像方式を採用
する画像形成装置において、感光ドラムと現像ローラと
を接触させて現像するインプレッション現像の装置で
は、現像ローラに担持されるトナーを感光ドラムに摺擦
させて現像するため、感光ドラムの表面には、そのよう
なトナーの摺擦によるダメージが大きく、フィルミング
が特に生じやすい。
する画像形成装置において、感光ドラムと現像ローラと
を接触させて現像するインプレッション現像の装置で
は、現像ローラに担持されるトナーを感光ドラムに摺擦
させて現像するため、感光ドラムの表面には、そのよう
なトナーの摺擦によるダメージが大きく、フィルミング
が特に生じやすい。
【０００６】そこで、弾性体からなるローラを感光ドラ
ムに摺擦するように別途設けて、このローラの感光ドラ
ムに対する摺擦によってフィルミングを除去するものが
知られている。しかし、このようなローラを設けると、
装置の小型化およびコストの低減化を図ることができな
いという不具合を生じる。
ムに摺擦するように別途設けて、このローラの感光ドラ
ムに対する摺擦によってフィルミングを除去するものが
知られている。しかし、このようなローラを設けると、
装置の小型化およびコストの低減化を図ることができな
いという不具合を生じる。
【０００７】そのため、画像形成時以外の所定のタイミ
ングにおいて、感光ドラムに対する現像ローラの周速を
変化させて、この現像ローラで感光ドラムの表面上のフ
ィルミングを研磨するという方法が各種提案されてい
る。
ングにおいて、感光ドラムに対する現像ローラの周速を
変化させて、この現像ローラで感光ドラムの表面上のフ
ィルミングを研磨するという方法が各種提案されてい
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、非磁性１成分
の現像方式において、現像ローラは、画像形成時におい
て最適のトナー層が形成されるように回転駆動されてい
るので、回転速度を変化させると、現像ローラ上に担持
されるトナー層の形成が不安定となり、その結果、逆極
性に帯電されたトナーを生じて、これが感光ドラムに付
着することにより、画像の形成不良を生じるという不具
合がある。
の現像方式において、現像ローラは、画像形成時におい
て最適のトナー層が形成されるように回転駆動されてい
るので、回転速度を変化させると、現像ローラ上に担持
されるトナー層の形成が不安定となり、その結果、逆極
性に帯電されたトナーを生じて、これが感光ドラムに付
着することにより、画像の形成不良を生じるという不具
合がある。
【０００９】そこで、本発明は、このような不具合に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、非磁性１
成分の現像方式において、簡易な構成により、感光体の
フィルミングを除去して、良好な画像を形成することの
できる、画像形成装置を提供することにある。
みなされたもので、その目的とするところは、非磁性１
成分の現像方式において、簡易な構成により、感光体の
フィルミングを除去して、良好な画像を形成することの
できる、画像形成装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明は、非磁性１成分の現像剤を
担持する現像ローラと、前記現像ローラと接触状に対向
配置され、静電潜像が形成される感光体とを備え、前記
静電潜像が前記現像剤で現像されることにより可視像が
形成され、その可視像が記録媒体に転写されることによ
り、画像を形成する、画像形成装置において、前記感光
体を駆動する感光体駆動手段と、前記現像ローラを駆動
する現像ローラ駆動手段と、前記感光体駆動手段および
前記現像ローラ駆動手段の駆動を制御するための駆動制
御手段とを備え、前記駆動制御手段は、画像を形成しな
い非画像形成時に、前記感光体駆動手段を駆動させてい
る状態で、前記現像ローラ駆動手段の駆動を停止させる
ように制御することを特徴としている。
め、請求項１に記載の発明は、非磁性１成分の現像剤を
担持する現像ローラと、前記現像ローラと接触状に対向
配置され、静電潜像が形成される感光体とを備え、前記
静電潜像が前記現像剤で現像されることにより可視像が
形成され、その可視像が記録媒体に転写されることによ
り、画像を形成する、画像形成装置において、前記感光
体を駆動する感光体駆動手段と、前記現像ローラを駆動
する現像ローラ駆動手段と、前記感光体駆動手段および
前記現像ローラ駆動手段の駆動を制御するための駆動制
御手段とを備え、前記駆動制御手段は、画像を形成しな
い非画像形成時に、前記感光体駆動手段を駆動させてい
る状態で、前記現像ローラ駆動手段の駆動を停止させる
ように制御することを特徴としている。
【００１１】このような構成によると、駆動制御手段
が、画像を形成しない非画像形成時に、感光体駆動手段
を駆動させている状態で、現像ローラ駆動手段の駆動を
停止させるので、駆動している感光体の表面に、停止し
ている現像ローラが摺擦することにより、感光体の表面
のフィルミングを研磨することができる。そのため、格
別の部材を設けることなく、装置の小型化およびコスト
の低減化を図りつつ、感光体の表面のフィルミングを良
好に除去することができる。
が、画像を形成しない非画像形成時に、感光体駆動手段
を駆動させている状態で、現像ローラ駆動手段の駆動を
停止させるので、駆動している感光体の表面に、停止し
ている現像ローラが摺擦することにより、感光体の表面
のフィルミングを研磨することができる。そのため、格
別の部材を設けることなく、装置の小型化およびコスト
の低減化を図りつつ、感光体の表面のフィルミングを良
好に除去することができる。
【００１２】しかも、この構成によると、現像ローラ
を、回転速度を変化させることなく停止させるので、そ
の停止中に不安定な現像剤層が形成されることもないの
で、現像ローラには、常に最適の現像剤層が形成され、
これによって、非磁性１成分の現像方式で良好な画像形
成を達成することができる。
を、回転速度を変化させることなく停止させるので、そ
の停止中に不安定な現像剤層が形成されることもないの
で、現像ローラには、常に最適の現像剤層が形成され、
これによって、非磁性１成分の現像方式で良好な画像形
成を達成することができる。
【００１３】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の発明において、前記現像剤が、重合性単量体を
重合させることによって得られる重合トナーであること
を特徴としている。
に記載の発明において、前記現像剤が、重合性単量体を
重合させることによって得られる重合トナーであること
を特徴としている。
【００１４】駆動している感光体の表面に停止している
現像ローラを摺擦させると、現像ローラ上に担持されて
いる現像剤が感光体に掻き取られて、たとえば、掻き取
られた現像剤が、その他の部材に付着してその部材を汚
染したり、あるいは、摺擦部分における現像ローラ上の
現像剤がなくなって、現像ローラと感光体とが直接接触
することにより、感光体が汚染される場合を生じる。
現像ローラを摺擦させると、現像ローラ上に担持されて
いる現像剤が感光体に掻き取られて、たとえば、掻き取
られた現像剤が、その他の部材に付着してその部材を汚
染したり、あるいは、摺擦部分における現像ローラ上の
現像剤がなくなって、現像ローラと感光体とが直接接触
することにより、感光体が汚染される場合を生じる。
【００１５】しかし、このような構成によると、現像剤
として、流動性の良好な重合トナーが用いられているの
で、現像ローラと感光体との間の摩擦力が低減され、こ
れによって、現像剤が感光体によって掻き取られにくく
なる。そのため、その他の部材に付着してその部材を汚
染したり、あるいは、摺擦部分における現像ローラ上の
現像剤がなくなって、現像ローラと感光体とが直接接触
することにより、感光体が汚染されるという不具合を有
効に防止することができる。
として、流動性の良好な重合トナーが用いられているの
で、現像ローラと感光体との間の摩擦力が低減され、こ
れによって、現像剤が感光体によって掻き取られにくく
なる。そのため、その他の部材に付着してその部材を汚
染したり、あるいは、摺擦部分における現像ローラ上の
現像剤がなくなって、現像ローラと感光体とが直接接触
することにより、感光体が汚染されるという不具合を有
効に防止することができる。
【００１６】請求項３に記載の発明は、非磁性１成分の
現像剤を担持する現像ローラと、前記現像ローラと接触
状に設けられ、静電潜像が形成される感光体とを備え、
前記静電潜像が前記現像剤で現像されることにより可視
像が形成され、その可視像が記録媒体に転写されること
により、画像を形成する、画像形成装置において、前記
現像剤として、重合性単量体を重合させることによって
得られる重合トナーが使用され、前記可視像が前記記録
媒体に転写された後に前記感光体の表面に残存する残存
トナーを除去するために、前記感光体に接触するトナー
清掃部材が設けられるとともに、前記感光体を駆動する
感光体駆動手段と、前記現像ローラを駆動する現像ロー
ラ駆動手段と、前記感光体駆動手段および前記現像ロー
ラ駆動手段の駆動を制御するための駆動制御手段とを備
え、前記駆動制御手段は、画像を形成しない非画像形成
時に、前記感光体駆動手段を駆動させている状態で、前
記現像ローラ駆動手段の駆動を停止させるように制御す
ることを特徴としている。
現像剤を担持する現像ローラと、前記現像ローラと接触
状に設けられ、静電潜像が形成される感光体とを備え、
前記静電潜像が前記現像剤で現像されることにより可視
像が形成され、その可視像が記録媒体に転写されること
により、画像を形成する、画像形成装置において、前記
現像剤として、重合性単量体を重合させることによって
得られる重合トナーが使用され、前記可視像が前記記録
媒体に転写された後に前記感光体の表面に残存する残存
トナーを除去するために、前記感光体に接触するトナー
清掃部材が設けられるとともに、前記感光体を駆動する
感光体駆動手段と、前記現像ローラを駆動する現像ロー
ラ駆動手段と、前記感光体駆動手段および前記現像ロー
ラ駆動手段の駆動を制御するための駆動制御手段とを備
え、前記駆動制御手段は、画像を形成しない非画像形成
時に、前記感光体駆動手段を駆動させている状態で、前
記現像ローラ駆動手段の駆動を停止させるように制御す
ることを特徴としている。
【００１７】このような構成によると、駆動制御手段
が、画像を形成しない非画像形成時に、感光体駆動手段
を駆動させている状態で、現像ローラ駆動手段の駆動を
停止させるので、駆動している感光体の表面に、停止し
ている現像ローラが摺擦することにより、感光体の表面
のフィルミングを研磨することができる。そのため、格
別の部材を設けることなく、装置の小型化およびコスト
の低減化を図りつつ、感光体の表面のフィルミングを良
好に除去することができる。
が、画像を形成しない非画像形成時に、感光体駆動手段
を駆動させている状態で、現像ローラ駆動手段の駆動を
停止させるので、駆動している感光体の表面に、停止し
ている現像ローラが摺擦することにより、感光体の表面
のフィルミングを研磨することができる。そのため、格
別の部材を設けることなく、装置の小型化およびコスト
の低減化を図りつつ、感光体の表面のフィルミングを良
好に除去することができる。
【００１８】とりわけ、この構成のように、現像剤とし
て、流動性が良好な重合トナーが使用されていると、残
存トナーをトナー清掃部材によって掻き取りにくくな
り、感光体の表面にフィルミングを生じやすくなるが、
そのようなフィルミングが生じても、この構成によれ
ば、良好に除去することができる。
て、流動性が良好な重合トナーが使用されていると、残
存トナーをトナー清掃部材によって掻き取りにくくな
り、感光体の表面にフィルミングを生じやすくなるが、
そのようなフィルミングが生じても、この構成によれ
ば、良好に除去することができる。
【００１９】しかも、この構成によると、現像ローラ
を、回転速度を変化させることなく停止させるので、そ
の停止中に不安定な現像剤層が形成されることもないの
で、現像ローラには、常に最適の現像剤層が形成され、
これによって、非磁性１成分の現像方式で良好な画像形
成を達成することができる。
を、回転速度を変化させることなく停止させるので、そ
の停止中に不安定な現像剤層が形成されることもないの
で、現像ローラには、常に最適の現像剤層が形成され、
これによって、非磁性１成分の現像方式で良好な画像形
成を達成することができる。
【００２０】また、請求項４に記載の発明は、請求項１
ないし３のいずれかに記載の発明において、前記現像ロ
ーラは、弾性体からなるローラ部分と、前記ローラ部分
を被覆する表面コート層とを備えており、前記表面コー
ト層は、前記ローラ部分より高い硬度を有していること
を特徴としている。
ないし３のいずれかに記載の発明において、前記現像ロ
ーラは、弾性体からなるローラ部分と、前記ローラ部分
を被覆する表面コート層とを備えており、前記表面コー
ト層は、前記ローラ部分より高い硬度を有していること
を特徴としている。
【００２１】現像ローラが、硬度の高い弾性体の単層の
みによって形成されている場合には、その現像ローラ
を、感光体とその幅方向全域にわたって均一に接触させ
るためには、強く押圧する必要がある。しかし、現像ロ
ーラを感光体に強く押圧すると、現像ローラの停止時の
摺擦によって感光体の受けるダメージが過大となり、感
光体の寿命が短くなってしまう。一方、現像ローラが、
硬度の低い弾性体の単層のみによって形成されている場
合には、その逆に、現像ローラの停止時の摺擦によって
現像ローラの受けるダメージが過大となり、現像ローラ
の寿命が短くなってしまう。
みによって形成されている場合には、その現像ローラ
を、感光体とその幅方向全域にわたって均一に接触させ
るためには、強く押圧する必要がある。しかし、現像ロ
ーラを感光体に強く押圧すると、現像ローラの停止時の
摺擦によって感光体の受けるダメージが過大となり、感
光体の寿命が短くなってしまう。一方、現像ローラが、
硬度の低い弾性体の単層のみによって形成されている場
合には、その逆に、現像ローラの停止時の摺擦によって
現像ローラの受けるダメージが過大となり、現像ローラ
の寿命が短くなってしまう。
【００２２】しかし、このような構成によると、現像ロ
ーラは、より硬度の低い弾性体からなるローラ部分に、
より硬度の高い表面コート層が被覆されているので、現
像ローラを感光体に対して弱い力で押圧しても、その幅
方向全域にわたって均一に接触させることができる。そ
のため、現像ローラの停止時の摺擦によって感光体の受
けるダメージが少なく、感光体の寿命を延ばすことがで
きる。また、現像ローラの表面コート層は、硬度が高い
ので、現像ローラの停止時の摺擦によって現像ローラの
受けるダメージも少なく、現像ローラの寿命も延ばすこ
とができる。
ーラは、より硬度の低い弾性体からなるローラ部分に、
より硬度の高い表面コート層が被覆されているので、現
像ローラを感光体に対して弱い力で押圧しても、その幅
方向全域にわたって均一に接触させることができる。そ
のため、現像ローラの停止時の摺擦によって感光体の受
けるダメージが少なく、感光体の寿命を延ばすことがで
きる。また、現像ローラの表面コート層は、硬度が高い
ので、現像ローラの停止時の摺擦によって現像ローラの
受けるダメージも少なく、現像ローラの寿命も延ばすこ
とができる。
【００２３】また、請求項５に記載の発明は、請求項１
ないし４のいずれかに記載の発明において、前記現像剤
の単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍが、絶対値で、１０μ
Ｃ／ｇ以上であることを特徴としている。
ないし４のいずれかに記載の発明において、前記現像剤
の単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍが、絶対値で、１０μ
Ｃ／ｇ以上であることを特徴としている。
【００２４】現像剤の単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍ
が、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上であれば、鏡像力を増
大させて、現像剤の現像ローラへの付着力を高めること
ができる。そのため、現像ローラが感光体と摺擦して
も、現像剤が感光体によって掻き取られにくくなるの
で、掻き取られた現像剤がその他の部材に付着してその
部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分における現像ロ
ーラ上の現像剤がなくなって、現像ローラと感光体とが
直接接触することにより、感光体が汚染されるという不
具合を有効に防止することができるまた、請求項６に記
載の発明は、請求項１ないし５のいずれかに記載の発明
において、前記感光体の感光層が、分散型単層有機感光
体によって構成されていることを特徴としている。
が、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上であれば、鏡像力を増
大させて、現像剤の現像ローラへの付着力を高めること
ができる。そのため、現像ローラが感光体と摺擦して
も、現像剤が感光体によって掻き取られにくくなるの
で、掻き取られた現像剤がその他の部材に付着してその
部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分における現像ロ
ーラ上の現像剤がなくなって、現像ローラと感光体とが
直接接触することにより、感光体が汚染されるという不
具合を有効に防止することができるまた、請求項６に記
載の発明は、請求項１ないし５のいずれかに記載の発明
において、前記感光体の感光層が、分散型単層有機感光
体によって構成されていることを特徴としている。
【００２５】感光体の感光層が、分散型単層有機感光体
であると、感光層が単層であるため、生産性が良好であ
るが、一方で、電荷発生物質が表面近くに存在するた
め、電荷発生層上に電荷移動層が形成される２層構造の
感光体に比べて、劣化しやすいという不具合がある。し
かし、この構成によると、感光体の表面が現像ローラに
よって研磨されるので、常に安定した画像形成を長期に
わたって確保することができる。
であると、感光層が単層であるため、生産性が良好であ
るが、一方で、電荷発生物質が表面近くに存在するた
め、電荷発生層上に電荷移動層が形成される２層構造の
感光体に比べて、劣化しやすいという不具合がある。し
かし、この構成によると、感光体の表面が現像ローラに
よって研磨されるので、常に安定した画像形成を長期に
わたって確保することができる。
【００２６】また、請求項７に記載の発明は、請求項１
ないし６のいずれかに記載の発明において、前記静電潜
像を形成するための帯電手段および露光手段を備え、前
記感光体駆動手段を駆動させている状態で、かつ、前記
現像ローラ駆動手段の駆動を停止している状態におい
て、前記現像ローラに対向する前記感光体の表面部分
は、前記帯電手段によって一様に帯電されているととも
に、前記露光手段によって露光されておらず、かつ、前
記現像ローラには、画像形成時と同じバイアスが印加さ
れるように構成されていることを特徴としている。
ないし６のいずれかに記載の発明において、前記静電潜
像を形成するための帯電手段および露光手段を備え、前
記感光体駆動手段を駆動させている状態で、かつ、前記
現像ローラ駆動手段の駆動を停止している状態におい
て、前記現像ローラに対向する前記感光体の表面部分
は、前記帯電手段によって一様に帯電されているととも
に、前記露光手段によって露光されておらず、かつ、前
記現像ローラには、画像形成時と同じバイアスが印加さ
れるように構成されていることを特徴としている。
【００２７】このような構成によると、停止している現
像ローラに摺擦する、駆動している感光体の表面部分
は、帯電手段によって一様に帯電され、露光手段によっ
て露光されておらず、かつ、現像ローラには、画像形成
時と同じバイアスが印加されている、すなわち、画像形
成時の感光体の表面の未露光部分と同一の状態とされる
ので、現像剤は、感光体の表面電位と現像ローラのバイ
アスとの間で生じる電界によって、現像ローラ上におい
て拘束されるようになる。そのため、現像剤は、現像ロ
ーラが感光体と摺擦しても感光体によって掻き取られに
くくなるので、掻き取られた現像剤がその他の部材に付
着してその部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分にお
ける現像ローラ上の現像剤がなくなって、現像ローラと
感光体とが直接接触することにより、感光体が汚染され
るという不具合を有効に防止することができる。
像ローラに摺擦する、駆動している感光体の表面部分
は、帯電手段によって一様に帯電され、露光手段によっ
て露光されておらず、かつ、現像ローラには、画像形成
時と同じバイアスが印加されている、すなわち、画像形
成時の感光体の表面の未露光部分と同一の状態とされる
ので、現像剤は、感光体の表面電位と現像ローラのバイ
アスとの間で生じる電界によって、現像ローラ上におい
て拘束されるようになる。そのため、現像剤は、現像ロ
ーラが感光体と摺擦しても感光体によって掻き取られに
くくなるので、掻き取られた現像剤がその他の部材に付
着してその部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分にお
ける現像ローラ上の現像剤がなくなって、現像ローラと
感光体とが直接接触することにより、感光体が汚染され
るという不具合を有効に防止することができる。
【００２８】また、請求項８に記載の発明は、請求項１
ないし７のいずれかに記載の発明において、前記現像ロ
ーラ駆動手段の駆動を停止させた時に、前記現像ローラ
の回転を規制するための回転規制手段を備えていること
を特徴としている。
ないし７のいずれかに記載の発明において、前記現像ロ
ーラ駆動手段の駆動を停止させた時に、前記現像ローラ
の回転を規制するための回転規制手段を備えていること
を特徴としている。
【００２９】このような構成によると、回転規制手段に
よって現像ローラの回転が規制されるので、駆動してい
る感光体の表面に、現像ローラをしっかりと停止させた
状態で摺擦させることができる。そのため、感光体の表
面のフィルミングをより一層確実に研磨することができ
る。
よって現像ローラの回転が規制されるので、駆動してい
る感光体の表面に、現像ローラをしっかりと停止させた
状態で摺擦させることができる。そのため、感光体の表
面のフィルミングをより一層確実に研磨することができ
る。
【００３０】また、請求項９に記載の発明は、請求項１
ないし８のいずれかに記載の発明において、前記駆動制
御手段は、前記記録媒体に画像を形成した後に、前記感
光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに駆
動している状態から、まず、前記現像ローラ駆動手段を
停止させた後、次いで、前記感光体駆動手段を停止させ
るように制御することを特徴としている。
ないし８のいずれかに記載の発明において、前記駆動制
御手段は、前記記録媒体に画像を形成した後に、前記感
光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに駆
動している状態から、まず、前記現像ローラ駆動手段を
停止させた後、次いで、前記感光体駆動手段を停止させ
るように制御することを特徴としている。
【００３１】このような構成によると、画像形成後に、
現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順次停止さ
せるのみの簡易な制御によって、感光体の表面のフィル
ミングを良好に除去することができる。
現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順次停止さ
せるのみの簡易な制御によって、感光体の表面のフィル
ミングを良好に除去することができる。
【００３２】また、請求項１０に記載の発明は、請求項
１ないし９のいずれかに記載の発明において、前記駆動
制御手段は、前記記録媒体に画像を形成する前に、前記
感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに
停止している状態から、まず、前記感光体駆動手段を駆
動させ、次いで、前記現像ローラ駆動手段を駆動させる
ように制御することを特徴としている。
１ないし９のいずれかに記載の発明において、前記駆動
制御手段は、前記記録媒体に画像を形成する前に、前記
感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに
停止している状態から、まず、前記感光体駆動手段を駆
動させ、次いで、前記現像ローラ駆動手段を駆動させる
ように制御することを特徴としている。
【００３３】このような構成によると、画像形成前に、
現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順次駆動さ
せるのみの簡易な制御によって、感光体の表面のフィル
ミングを良好に除去することができる。
現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順次駆動さ
せるのみの簡易な制御によって、感光体の表面のフィル
ミングを良好に除去することができる。
【００３４】また、請求項１１に記載の発明は、請求項
１ないし１０のいずれかに記載の発明において、前記感
光体と前記現像ローラとを接触または離間させるための
接離手段を備えていることを特徴としている。
１ないし１０のいずれかに記載の発明において、前記感
光体と前記現像ローラとを接触または離間させるための
接離手段を備えていることを特徴としている。
【００３５】たとえば、感光体が可視像を記録媒体に転
写するとともに、その記録媒体の搬送も兼ねている場合
などには、画像形成後において、記録媒体の搬送が終了
するまでの間、感光体駆動手段を駆動する必要がある。
一方、現像ローラ駆動手段を停止させたまま、あまりに
長く感光体駆動手段を駆動させると、感光体および現像
ローラが、互いの摺擦によってダメージを受け、寿命が
短くなる場合がある。また、画像形成前においても、記
録媒体が搬送されるまでの間、現像ローラ駆動手段を停
止させたまま、あまりに長く感光体駆動手段を駆動させ
ると、感光体および現像ローラが、互いの摺擦によって
ダメージを受け、寿命が短くなる場合がある。
写するとともに、その記録媒体の搬送も兼ねている場合
などには、画像形成後において、記録媒体の搬送が終了
するまでの間、感光体駆動手段を駆動する必要がある。
一方、現像ローラ駆動手段を停止させたまま、あまりに
長く感光体駆動手段を駆動させると、感光体および現像
ローラが、互いの摺擦によってダメージを受け、寿命が
短くなる場合がある。また、画像形成前においても、記
録媒体が搬送されるまでの間、現像ローラ駆動手段を停
止させたまま、あまりに長く感光体駆動手段を駆動させ
ると、感光体および現像ローラが、互いの摺擦によって
ダメージを受け、寿命が短くなる場合がある。
【００３６】しかし、このような構成によると、接離手
段によって、適宜のタイミングにおいて、感光体と現像
ローラとを接触または離間させることができるので、そ
れらをそれぞれ接触させることなく独立して駆動または
停止させることができる。そのため、たとえば、画像形
成の前後において、記録媒体を良好に搬送しつつ、感光
体および現像ローラが、長期にわたって互いに接触して
いることによるそれらのダメージを低減することがで
き、耐久性を向上させることができる。
段によって、適宜のタイミングにおいて、感光体と現像
ローラとを接触または離間させることができるので、そ
れらをそれぞれ接触させることなく独立して駆動または
停止させることができる。そのため、たとえば、画像形
成の前後において、記録媒体を良好に搬送しつつ、感光
体および現像ローラが、長期にわたって互いに接触して
いることによるそれらのダメージを低減することがで
き、耐久性を向上させることができる。
【００３７】また、請求項１２に記載の発明は、請求項
１１に記載の発明において、前記駆動制御手段は、前記
感光体と前記現像ローラとが接触しており、かつ、前記
感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに
駆動している状態から、まず、前記現像ローラ駆動手段
を停止させた後、次いで、前記感光体が少なくとも１周
した後に、前記接離手段によって、前記感光体と前記現
像ローラとを離間させるように制御することを特徴とし
ている。
１１に記載の発明において、前記駆動制御手段は、前記
感光体と前記現像ローラとが接触しており、かつ、前記
感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに
駆動している状態から、まず、前記現像ローラ駆動手段
を停止させた後、次いで、前記感光体が少なくとも１周
した後に、前記接離手段によって、前記感光体と前記現
像ローラとを離間させるように制御することを特徴とし
ている。
【００３８】現像ローラ駆動手段を停止させた後に、感
光体が１周していない状態で、感光体と現像ローラとを
離間させると、感光体の表面に研磨むらを生じて、良好
にフィルミングを除去することができないが、このよう
な構成によると、現像ローラ駆動手段を停止させた後、
感光体が少なくとも１周した後に、接離手段が感光体と
現像ローラとを離間させるので、そのような研磨むらを
生じることなく、良好なフィルミングの除去を達成する
ことができる。
光体が１周していない状態で、感光体と現像ローラとを
離間させると、感光体の表面に研磨むらを生じて、良好
にフィルミングを除去することができないが、このよう
な構成によると、現像ローラ駆動手段を停止させた後、
感光体が少なくとも１周した後に、接離手段が感光体と
現像ローラとを離間させるので、そのような研磨むらを
生じることなく、良好なフィルミングの除去を達成する
ことができる。
【００３９】また、請求項１３に記載の発明は、請求項
１１に記載の発明において、前記駆動制御手段は、前記
感光体と前記現像ローラとが離間しており、かつ、前記
感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに
停止している状態から、まず、前記感光体駆動手段を駆
動させ、次いで、前記接離手段によって、前記感光体と
前記現像ローラとを接触させた後、前記感光体と前記現
像ローラとが接触された状態において前記感光体が少な
くとも１周した後に、前記現像ローラ駆動手段を駆動さ
せるように制御することを特徴としている。
１１に記載の発明において、前記駆動制御手段は、前記
感光体と前記現像ローラとが離間しており、かつ、前記
感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに
停止している状態から、まず、前記感光体駆動手段を駆
動させ、次いで、前記接離手段によって、前記感光体と
前記現像ローラとを接触させた後、前記感光体と前記現
像ローラとが接触された状態において前記感光体が少な
くとも１周した後に、前記現像ローラ駆動手段を駆動さ
せるように制御することを特徴としている。
【００４０】現像ローラを感光体と接触させた後に、感
光体が１周していない状態で、現像ローラ駆動手段を駆
動させると、感光体の表面に研磨むらを生じて、良好に
フィルミングを除去することができないが、このような
構成によると、現像ローラを感光体と接触させた後、感
光体が少なくとも１周した後に、駆動制御手段が現像ロ
ーラ駆動手段を駆動させるので、そのような研磨むらを
生じることなく、良好なフィルミングの除去を達成する
ことができる。
光体が１周していない状態で、現像ローラ駆動手段を駆
動させると、感光体の表面に研磨むらを生じて、良好に
フィルミングを除去することができないが、このような
構成によると、現像ローラを感光体と接触させた後、感
光体が少なくとも１周した後に、駆動制御手段が現像ロ
ーラ駆動手段を駆動させるので、そのような研磨むらを
生じることなく、良好なフィルミングの除去を達成する
ことができる。
【００４１】また、請求項１４に記載の発明は、請求項
９に記載の発明において、前記駆動制御手段は、前記感
光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに駆
動している状態から、前記現像ローラ駆動手段を停止さ
せた後、再び前記現像ローラ駆動手段を駆動させ、その
後、前記感光体駆動手段の停止と同時かそれより遅く前
記現像ローラ駆動手段の駆動を停止させることを特徴と
している。
９に記載の発明において、前記駆動制御手段は、前記感
光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段がともに駆
動している状態から、前記現像ローラ駆動手段を停止さ
せた後、再び前記現像ローラ駆動手段を駆動させ、その
後、前記感光体駆動手段の停止と同時かそれより遅く前
記現像ローラ駆動手段の駆動を停止させることを特徴と
している。
【００４２】たとえば、現像ローラおよび感光体を、離
間させることなく、順次、停止させたままの状態として
おくと、現像ローラにおける感光体との摺擦部分では現
像剤が削られているため、現像ローラと感光体とが直接
接触した状態で放置されることになり、感光体が汚染さ
れたり、あるいは、現像ローラにくぼみが生じてしまう
場合がある。
間させることなく、順次、停止させたままの状態として
おくと、現像ローラにおける感光体との摺擦部分では現
像剤が削られているため、現像ローラと感光体とが直接
接触した状態で放置されることになり、感光体が汚染さ
れたり、あるいは、現像ローラにくぼみが生じてしまう
場合がある。
【００４３】しかし、このような構成によると、駆動制
御手段が、現像ローラ駆動手段を、一旦停止させた後、
再び駆動させ、その後、感光体駆動手段の停止と同時か
それより遅く停止させるので、現像ローラおよび感光体
が停止した状態では、現像ローラの摺擦されていた部分
が感光体に対してずれるので、現像ローラおよび感光体
の接触部分には、現像ローラに担持された現像剤が介在
されている状態となり、そのまま放置しても、感光体が
汚染されたり、あるいは、現像ローラにくぼみが生じて
しまうことを、有効に防止することができる。
御手段が、現像ローラ駆動手段を、一旦停止させた後、
再び駆動させ、その後、感光体駆動手段の停止と同時か
それより遅く停止させるので、現像ローラおよび感光体
が停止した状態では、現像ローラの摺擦されていた部分
が感光体に対してずれるので、現像ローラおよび感光体
の接触部分には、現像ローラに担持された現像剤が介在
されている状態となり、そのまま放置しても、感光体が
汚染されたり、あるいは、現像ローラにくぼみが生じて
しまうことを、有効に防止することができる。
【００４４】また、請求項１５に記載の発明は、請求項
３ないし１４のいずれかに記載の発明において、前記感
光体および前記現像ローラを、各色毎に複数備えている
ことを特徴としている。
３ないし１４のいずれかに記載の発明において、前記感
光体および前記現像ローラを、各色毎に複数備えている
ことを特徴としている。
【００４５】このような構成によると、各色毎に、感光
体および現像ローラを備える、いわゆるタンデム方式の
画像形成装置として構成することができる。そのため、
各色毎に形成された可視像を、その色毎に、順次転写し
て、モノクロ画像を形成する速度とほぼ同じ速度でカラ
ー画像を形成することができる。とりわけ、このような
タンデム方式の画像形成装置において、重合トナーが使
用されているので、極めて高画質のカラー画像を形成す
ることができる。
体および現像ローラを備える、いわゆるタンデム方式の
画像形成装置として構成することができる。そのため、
各色毎に形成された可視像を、その色毎に、順次転写し
て、モノクロ画像を形成する速度とほぼ同じ速度でカラ
ー画像を形成することができる。とりわけ、このような
タンデム方式の画像形成装置において、重合トナーが使
用されているので、極めて高画質のカラー画像を形成す
ることができる。
【００４６】一方、このようなタンデム方式の画像形成
装置では、各色毎に感光体および現像ローラを備えるの
で、順次転写される前の色の各現像剤が、転写後の各感
光体に付着して、残存トナー中に混入する場合があり、
これをトナー清掃部材によって掻き取ることが必要とな
る。しかし、流動性が良好な重合トナーが使用されてい
ると、残存トナーをトナー清掃部材によって掻き取りに
くくなり、感光体の表面にフィルミングを生じやすくな
る。しかし、そのようなフィルミングが生じても、この
構成によれば、良好に除去することができる。
装置では、各色毎に感光体および現像ローラを備えるの
で、順次転写される前の色の各現像剤が、転写後の各感
光体に付着して、残存トナー中に混入する場合があり、
これをトナー清掃部材によって掻き取ることが必要とな
る。しかし、流動性が良好な重合トナーが使用されてい
ると、残存トナーをトナー清掃部材によって掻き取りに
くくなり、感光体の表面にフィルミングを生じやすくな
る。しかし、そのようなフィルミングが生じても、この
構成によれば、良好に除去することができる。
【００４７】また、タンデム方式の画像形成装置では、
各色毎に感光体および現像ローラを備えるため、フィル
ミングを除去するための格別の部材を各感光体毎に設け
ることが非常に困難であるが、この構成によれば、その
ような格別の部材を各感光体毎に設けなくても、フィル
ミングを良好に除去することができる。
各色毎に感光体および現像ローラを備えるため、フィル
ミングを除去するための格別の部材を各感光体毎に設け
ることが非常に困難であるが、この構成によれば、その
ような格別の部材を各感光体毎に設けなくても、フィル
ミングを良好に除去することができる。
【００４８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の画像形成装置と
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図１において、レーザプリンタ１は、モノクロ
レーザプリンタであって、本体ケーシング２内に、用紙
３を給紙するためのフィーダ部４や、給紙された用紙３
に所定の画像を形成するための画像形成部５などを備え
ている。
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図１において、レーザプリンタ１は、モノクロ
レーザプリンタであって、本体ケーシング２内に、用紙
３を給紙するためのフィーダ部４や、給紙された用紙３
に所定の画像を形成するための画像形成部５などを備え
ている。
【００４９】フィーダ部４は、本体ケーシング２内の底
部に、着脱可能に装着される給紙トレイ６と、給紙トレ
イ６内に設けられた用紙押圧板７と、給紙トレイ６の一
端側端部の上方に設けられる給紙ローラ８および給紙パ
ット９と、給紙ローラ８に対し用紙３の搬送方向の下流
側に設けられる紙粉取りローラ１０および１１と、紙粉
取りローラ１０および１１に対し用紙３の搬送方向の下
流側に設けられるレジストローラ１２とを備えている。
部に、着脱可能に装着される給紙トレイ６と、給紙トレ
イ６内に設けられた用紙押圧板７と、給紙トレイ６の一
端側端部の上方に設けられる給紙ローラ８および給紙パ
ット９と、給紙ローラ８に対し用紙３の搬送方向の下流
側に設けられる紙粉取りローラ１０および１１と、紙粉
取りローラ１０および１１に対し用紙３の搬送方向の下
流側に設けられるレジストローラ１２とを備えている。
【００５０】用紙押圧板７は、用紙３を積層状にスタッ
ク可能とされ、給紙ローラ８に対して遠い方の端部にお
いて揺動可能に支持されることによって、近い方の端部
が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側か
ら図示しないばねによって上方向に付勢されている。そ
のため、用紙押圧板７は、用紙３の積層量が増えるに従
って、給紙ローラ８に対して遠い方の端部を支点とし
て、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ロ
ーラ８および給紙パット９は、互いに対向状に配設さ
れ、給紙パット９の裏側に配設されるばね１３によっ
て、給紙パット９が給紙ローラ８に向かって押圧されて
いる。用紙押圧板７上の最上位にある用紙３は、用紙押
圧板７の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ８
に向かって押圧され、その給紙ローラ８の回転によって
給紙ローラ８と給紙パット９とで挟まれた後、１枚毎に
給紙される。給紙された用紙３は、紙粉取りローラ１０
および１１によって、紙粉が取り除かれた後、レジスト
ローラ１２に送られる。レジストローラ１２は、１対の
ローラから構成されており、用紙３を所定のレジスト後
に、画像形成部５に送るようにしている。
ク可能とされ、給紙ローラ８に対して遠い方の端部にお
いて揺動可能に支持されることによって、近い方の端部
が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側か
ら図示しないばねによって上方向に付勢されている。そ
のため、用紙押圧板７は、用紙３の積層量が増えるに従
って、給紙ローラ８に対して遠い方の端部を支点とし
て、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ロ
ーラ８および給紙パット９は、互いに対向状に配設さ
れ、給紙パット９の裏側に配設されるばね１３によっ
て、給紙パット９が給紙ローラ８に向かって押圧されて
いる。用紙押圧板７上の最上位にある用紙３は、用紙押
圧板７の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ８
に向かって押圧され、その給紙ローラ８の回転によって
給紙ローラ８と給紙パット９とで挟まれた後、１枚毎に
給紙される。給紙された用紙３は、紙粉取りローラ１０
および１１によって、紙粉が取り除かれた後、レジスト
ローラ１２に送られる。レジストローラ１２は、１対の
ローラから構成されており、用紙３を所定のレジスト後
に、画像形成部５に送るようにしている。
【００５１】なお、このフィーダ部４は、さらに、マル
チパーパストレイ１４と、マルチパーパストレイ１４上
に積層される用紙３を給紙するためのマルチパーパス側
給紙ローラ１５およびマルチパーパス側給紙パット２５
とを備えており、マルチパーパス側給紙ローラ１５およ
びマルチパーパス側給紙パット２５は、互いに対向状に
配設され、マルチパーパス側給紙パット２５の裏側に配
設されるばね２５ａによって、マルチパーパス側給紙パ
ット２５がマルチパーパス側給紙ローラ１５に向かって
押圧されている。マルチパーパストレイ１４上に積層さ
れる用紙３は、マルチパーパス側給紙ローラ１５の回転
によってマルチパーパス側給紙ローラ１５とマルチパー
パス側給紙パット２５とで挟まれた後、１枚毎に給紙さ
れる。
チパーパストレイ１４と、マルチパーパストレイ１４上
に積層される用紙３を給紙するためのマルチパーパス側
給紙ローラ１５およびマルチパーパス側給紙パット２５
とを備えており、マルチパーパス側給紙ローラ１５およ
びマルチパーパス側給紙パット２５は、互いに対向状に
配設され、マルチパーパス側給紙パット２５の裏側に配
設されるばね２５ａによって、マルチパーパス側給紙パ
ット２５がマルチパーパス側給紙ローラ１５に向かって
押圧されている。マルチパーパストレイ１４上に積層さ
れる用紙３は、マルチパーパス側給紙ローラ１５の回転
によってマルチパーパス側給紙ローラ１５とマルチパー
パス側給紙パット２５とで挟まれた後、１枚毎に給紙さ
れる。
【００５２】画像形成部５は、露光手段としてのスキャ
ナユニット１６、プロセスユニット１７、定着部１８な
どを備えている。
ナユニット１６、プロセスユニット１７、定着部１８な
どを備えている。
【００５３】スキャナユニット１６は、本体ケーシング
２内の上部に設けられ、レーザ発光部（図示せず。）、
回転駆動されるポリゴンミラー１９、レンズ２０および
２１、反射鏡２２、２３および２４などを備えており、
レーザ発光部からの発光される所定の画像データに基づ
くレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー
１９、レンズ２０、反射鏡２２および２３、レンズ２
１、反射鏡２４の順に通過あるいは反射させて、後述す
るプロセスユニット１７の感光ドラム２７の表面上に高
速走査にて照射させている。
２内の上部に設けられ、レーザ発光部（図示せず。）、
回転駆動されるポリゴンミラー１９、レンズ２０および
２１、反射鏡２２、２３および２４などを備えており、
レーザ発光部からの発光される所定の画像データに基づ
くレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー
１９、レンズ２０、反射鏡２２および２３、レンズ２
１、反射鏡２４の順に通過あるいは反射させて、後述す
るプロセスユニット１７の感光ドラム２７の表面上に高
速走査にて照射させている。
【００５４】プロセスユニット１７は、スキャナユニッ
ト１６の下方に配設され、図２に示すように、本体ケー
シング２に対して着脱自在に装着されるドラムカートリ
ッジ２６内に、感光体としての感光ドラム２７、現像カ
ートリッジ２８、帯電手段としてのスコロトロン型帯電
器２９、転写ローラ３０を備えている。
ト１６の下方に配設され、図２に示すように、本体ケー
シング２に対して着脱自在に装着されるドラムカートリ
ッジ２６内に、感光体としての感光ドラム２７、現像カ
ートリッジ２８、帯電手段としてのスコロトロン型帯電
器２９、転写ローラ３０を備えている。
【００５５】現像カートリッジ２８は、ドラムカートリ
ッジ２６に対して着脱自在に装着されており、現像ロー
ラ３１、層厚規制ブレード３２、供給ローラ３３および
トナー収容部３４を備えている。この現像カートリッジ
２８は、後述する離間用ソレノイド５６（図４参照）に
よって、ドラムカートリッジ２６に対して前後方向（紙
面左右方向）すなわち、接離方向にスライド移動可能に
構成されている。
ッジ２６に対して着脱自在に装着されており、現像ロー
ラ３１、層厚規制ブレード３２、供給ローラ３３および
トナー収容部３４を備えている。この現像カートリッジ
２８は、後述する離間用ソレノイド５６（図４参照）に
よって、ドラムカートリッジ２６に対して前後方向（紙
面左右方向）すなわち、接離方向にスライド移動可能に
構成されている。
【００５６】トナー収容部３４内には、現像剤として、
正帯電性の非磁性１成分のトナーが充填されている。こ
のトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレン
などのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル（Ｃ
１〜Ｃ４）アクリレート、アルキル（Ｃ１〜Ｃ４）メタ
アクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合など
の公知の重合方法によって共重合させることにより得ら
れる重合トナーが使用されている。このような重合トナ
ーは、球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質
の画像を形成することができる。また、このトナーに
は、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配
合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカ
などの外添剤が添加されており、その粒子径は、約６〜
１０μｍ程度であって、単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍ
が、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上になるように調製され
ている。
正帯電性の非磁性１成分のトナーが充填されている。こ
のトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレン
などのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル（Ｃ
１〜Ｃ４）アクリレート、アルキル（Ｃ１〜Ｃ４）メタ
アクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合など
の公知の重合方法によって共重合させることにより得ら
れる重合トナーが使用されている。このような重合トナ
ーは、球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質
の画像を形成することができる。また、このトナーに
は、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配
合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカ
などの外添剤が添加されており、その粒子径は、約６〜
１０μｍ程度であって、単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍ
が、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上になるように調製され
ている。
【００５７】そして、トナー収容部３４内のトナーは、
トナー収容部３４の中心に設けられる回転軸３５に支持
されるアジテータ３６の矢印方向（時計方向）への回転
により、攪拌されて、トナー収容部３４の側部に開口さ
れたトナー供給口３７から放出される。なお、トナー収
容部３４の側壁には、トナーの残量検知用の窓３８が設
けられており、回転軸３５に支持されたクリーナ３９に
よって清掃される。
トナー収容部３４の中心に設けられる回転軸３５に支持
されるアジテータ３６の矢印方向（時計方向）への回転
により、攪拌されて、トナー収容部３４の側部に開口さ
れたトナー供給口３７から放出される。なお、トナー収
容部３４の側壁には、トナーの残量検知用の窓３８が設
けられており、回転軸３５に支持されたクリーナ３９に
よって清掃される。
【００５８】トナー供給口３７の側方位置には、供給ロ
ーラ３３が矢印方向（反時計方向）に回転可能に配設さ
れており、また、この供給ローラ３３に対向して、現像
ローラ３１が矢印方向（反時計方向）に回転可能に配設
されている。そして、これら供給ローラ３３と現像ロー
ラ３１とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状
態で互いに当接されている。
ーラ３３が矢印方向（反時計方向）に回転可能に配設さ
れており、また、この供給ローラ３３に対向して、現像
ローラ３１が矢印方向（反時計方向）に回転可能に配設
されている。そして、これら供給ローラ３３と現像ロー
ラ３１とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状
態で互いに当接されている。
【００５９】供給ローラ３３は、金属製のローラ軸に、
導電性のスポンジ部材からなるローラが被覆されてい
る。
導電性のスポンジ部材からなるローラが被覆されてい
る。
【００６０】現像ローラ３１は、金属製のローラ軸に、
導電性のゴム材料である弾性部材からなるローラが被覆
されている。より具体的には、現像ローラ３１のローラ
は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、
シリコーンゴムまたはＥＰＤＭゴムなどからなる弾性体
のローラ部分と、そのローラ部分の表面に被覆される、
ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主
成分とされる、ローラ部分よりも硬度の高い表面コート
層との２層構造によって形成されている。
導電性のゴム材料である弾性部材からなるローラが被覆
されている。より具体的には、現像ローラ３１のローラ
は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、
シリコーンゴムまたはＥＰＤＭゴムなどからなる弾性体
のローラ部分と、そのローラ部分の表面に被覆される、
ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主
成分とされる、ローラ部分よりも硬度の高い表面コート
層との２層構造によって形成されている。
【００６１】また、この現像ローラ３１は、後述するサ
ブモータ５４（図４参照）によって駆動され、後述する
現像バイアス印加回路５８（図４参照）によって、現像
ローラ３１に対して、所定の現像バイアスが印加されて
いる。
ブモータ５４（図４参照）によって駆動され、後述する
現像バイアス印加回路５８（図４参照）によって、現像
ローラ３１に対して、所定の現像バイアスが印加されて
いる。
【００６２】また、現像ローラ３１の近傍には、層厚規
制ブレード３２が配設されている。この層厚規制ブレー
ド３２は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部４０を備えており、現像ローラ３１の近くにおい
て現像カートリッジ２８に支持されて、押圧部４０がブ
レード本体の弾性力によって現像ローラ３１上に圧接さ
れるように構成されている。
制ブレード３２が配設されている。この層厚規制ブレー
ド３２は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部４０を備えており、現像ローラ３１の近くにおい
て現像カートリッジ２８に支持されて、押圧部４０がブ
レード本体の弾性力によって現像ローラ３１上に圧接さ
れるように構成されている。
【００６３】そして、トナー供給口３７から放出される
トナーは、供給ローラ３３の回転により、現像ローラ３
１に供給され、この時、供給ローラ３３と現像ローラ３
１との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ３１
上に供給されたトナーは、現像ローラ３１の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード３２の押圧部４０と現像ローラ３
１との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電され
て、一定厚さの薄層として現像ローラ３１上に担持され
る。
トナーは、供給ローラ３３の回転により、現像ローラ３
１に供給され、この時、供給ローラ３３と現像ローラ３
１との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ３１
上に供給されたトナーは、現像ローラ３１の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード３２の押圧部４０と現像ローラ３
１との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電され
て、一定厚さの薄層として現像ローラ３１上に担持され
る。
【００６４】感光ドラム２７は、現像ローラ３１の側方
位置において、その現像ローラ３１と接触するような状
態で矢印方向（時計方向）に回転可能に配設されてい
る。この感光ドラム２７は、ドラム本体が接地されると
ともに、その表面部分が、電荷輸送層中に電荷発生物質
が分散されている、分散型単層有機感光体の感光層によ
って形成されている。また、この感光ドラム２７は、後
述するメインモータ５２（図４参照）によって駆動され
るように構成されている。
位置において、その現像ローラ３１と接触するような状
態で矢印方向（時計方向）に回転可能に配設されてい
る。この感光ドラム２７は、ドラム本体が接地されると
ともに、その表面部分が、電荷輸送層中に電荷発生物質
が分散されている、分散型単層有機感光体の感光層によ
って形成されている。また、この感光ドラム２７は、後
述するメインモータ５２（図４参照）によって駆動され
るように構成されている。
【００６５】スコロトロン型帯電器２９は、感光ドラム
２７の上方に、感光ドラム２７に接触しないように、所
定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型
帯電器２９は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコ
ロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電
器であり、感光ドラム２７の表面を一様に正極性に帯電
させるように構成されている。なお、このスコロトロン
帯電器２９の帯電は、後述する帯電制御回路６０（図４
参照）によって制御されている。
２７の上方に、感光ドラム２７に接触しないように、所
定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型
帯電器２９は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコ
ロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電
器であり、感光ドラム２７の表面を一様に正極性に帯電
させるように構成されている。なお、このスコロトロン
帯電器２９の帯電は、後述する帯電制御回路６０（図４
参照）によって制御されている。
【００６６】そして、感光ドラム２７の表面は、その感
光ドラム２７の回転に伴なって、まず、スコロトロン型
帯電器２９により一様に正帯電された後、スキャナユニ
ット１６からのレーザービームの高速走査により露光さ
れ、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
光ドラム２７の回転に伴なって、まず、スコロトロン型
帯電器２９により一様に正帯電された後、スキャナユニ
ット１６からのレーザービームの高速走査により露光さ
れ、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
【００６７】次いで、現像ローラ３１の回転により、現
像ローラ３１上に担持されかつ正帯電されているトナー
が、感光ドラム２７に対向して接触する時に、感光ドラ
ム２７の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様
に正帯電されている感光ドラム２７の表面のうち、レー
ザービームによって露光され電位が下がっている露光部
分に供給され、選択的に担持されることによって可視像
化され、これによって反転現像が達成される。
像ローラ３１上に担持されかつ正帯電されているトナー
が、感光ドラム２７に対向して接触する時に、感光ドラ
ム２７の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様
に正帯電されている感光ドラム２７の表面のうち、レー
ザービームによって露光され電位が下がっている露光部
分に供給され、選択的に担持されることによって可視像
化され、これによって反転現像が達成される。
【００６８】転写ローラ３０は、感光ドラム２７の下方
において、この感光ドラム２７に対向するように配置さ
れ、ドラムカートリッジ２６に矢印方向（反時計方向）
に回転可能に支持されている。この転写ローラ３０は、
金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラ
が被覆されており、感光ドラム２７の駆動に従動して回
転し、転写時には、後述する転写バイアス印加回路５９
（図４参照）によって、感光ドラム２７に対して所定の
転写バイアスが印加されるように構成されている。その
ため、感光ドラム２７の表面上に担持された可視像は、
用紙３が感光ドラム２７と転写ローラ３０との間を通る
間に用紙３に転写される。
において、この感光ドラム２７に対向するように配置さ
れ、ドラムカートリッジ２６に矢印方向（反時計方向）
に回転可能に支持されている。この転写ローラ３０は、
金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラ
が被覆されており、感光ドラム２７の駆動に従動して回
転し、転写時には、後述する転写バイアス印加回路５９
（図４参照）によって、感光ドラム２７に対して所定の
転写バイアスが印加されるように構成されている。その
ため、感光ドラム２７の表面上に担持された可視像は、
用紙３が感光ドラム２７と転写ローラ３０との間を通る
間に用紙３に転写される。
【００６９】定着部１８は、図１に示すように、プロセ
スユニット１７の側方下流側に配設され、加熱ローラ４
１、加熱ローラ４１を押圧する押圧ローラ４２、およ
び、これら加熱ローラ４１および押圧ローラ４２の下流
側に設けられる１対の搬送ローラ４３を備えている。加
熱ローラ４１は、金属製で加熱のためのハロゲンランプ
を備えており、プロセスユニット１７において用紙３上
に転写されたトナーを、用紙３が加熱ローラ４１と押圧
ローラ４２との間を通過する間に熱定着させ、その後、
その用紙３を搬送ローラ４３によって、排紙パス４４に
搬送するようにしている。排紙パス４４に送られた用紙
３は、排紙ローラ４５に送られて、その排紙ローラ４５
によって排紙トレイ４６上に排紙される。
スユニット１７の側方下流側に配設され、加熱ローラ４
１、加熱ローラ４１を押圧する押圧ローラ４２、およ
び、これら加熱ローラ４１および押圧ローラ４２の下流
側に設けられる１対の搬送ローラ４３を備えている。加
熱ローラ４１は、金属製で加熱のためのハロゲンランプ
を備えており、プロセスユニット１７において用紙３上
に転写されたトナーを、用紙３が加熱ローラ４１と押圧
ローラ４２との間を通過する間に熱定着させ、その後、
その用紙３を搬送ローラ４３によって、排紙パス４４に
搬送するようにしている。排紙パス４４に送られた用紙
３は、排紙ローラ４５に送られて、その排紙ローラ４５
によって排紙トレイ４６上に排紙される。
【００７０】また、このレーザプリンタ１には、用紙３
の両面に画像を形成するために、反転搬送部４７が設け
られている。この反転搬送部４７は、排紙ローラ４５
と、反転搬送パス４８と、フラッパ４９と、複数の反転
搬送ローラ５０とを備えている。
の両面に画像を形成するために、反転搬送部４７が設け
られている。この反転搬送部４７は、排紙ローラ４５
と、反転搬送パス４８と、フラッパ４９と、複数の反転
搬送ローラ５０とを備えている。
【００７１】排紙ローラ４５は、１対のローラからな
り、正回転および逆回転の切り換えができるように構成
されている。この排紙ローラ４５は、上記したように、
排紙トレイ４６上に用紙３を排紙する場合には、正方向
に回転するが、用紙３を反転させる場合には、逆方向に
回転する。
り、正回転および逆回転の切り換えができるように構成
されている。この排紙ローラ４５は、上記したように、
排紙トレイ４６上に用紙３を排紙する場合には、正方向
に回転するが、用紙３を反転させる場合には、逆方向に
回転する。
【００７２】反転搬送パス４８は、排紙ローラ４５から
画像形成部５の下方に配設される複数の反転搬送ローラ
５０まで用紙３を搬送することができるように、上下方
向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ロ
ーラ４５の近くに配置されるとともに、その下流側端部
が、反転搬送ローラ５０の近くに配置されている。
画像形成部５の下方に配設される複数の反転搬送ローラ
５０まで用紙３を搬送することができるように、上下方
向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ロ
ーラ４５の近くに配置されるとともに、その下流側端部
が、反転搬送ローラ５０の近くに配置されている。
【００７３】フラッパ４９は、排紙パス４４と反転搬送
パス４８との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けら
れており、図示しない切替用ソレノイドの励磁または非
励磁により、排紙ローラ４５によって反転された用紙３
の搬送方向を、排紙パス４４に向かう方向から、反転搬
送パス４８に向かう方向に切り換えることができるよう
に構成されている。
パス４８との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けら
れており、図示しない切替用ソレノイドの励磁または非
励磁により、排紙ローラ４５によって反転された用紙３
の搬送方向を、排紙パス４４に向かう方向から、反転搬
送パス４８に向かう方向に切り換えることができるよう
に構成されている。
【００７４】反転搬送ローラ５０は、給紙トレイ６の上
方において、略水平方向に複数設けられており、最も上
流側の反転搬送ローラ５０が、反転搬送パス４８の後端
部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送
ローラ５０が、レジストローラ１２の下方に配置される
ように設けられている。
方において、略水平方向に複数設けられており、最も上
流側の反転搬送ローラ５０が、反転搬送パス４８の後端
部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送
ローラ５０が、レジストローラ１２の下方に配置される
ように設けられている。
【００７５】そして、用紙３の両面に画像を形成する場
合には、この反転搬送部４７が、次のように動作され
る。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙３が搬
送ローラ４３によって排紙パス４４から排紙ローラ４５
に送られてくると、排紙ローラ４５は、用紙３を挟んだ
状態で正回転して、この用紙３を一旦外側（排紙トレイ
４６側）に向けて搬送し、用紙３の大部分が外側に送ら
れ、用紙３の後端が排紙ローラ４５に挟まれた時に、正
回転を停止する。次いで、排紙ローラ４５は、逆回転す
るとともに、フラッパ４９が、用紙３が反転搬送パス４
８に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙３
を前後逆向きの状態で反転搬送パス４８に搬送するよう
にする。なお、フラッパ４９は、用紙３の搬送が終了す
ると、元の状態、すなわち、搬送ローラ４３から送られ
る用紙３を排紙ローラ４５に送る状態に切り換えられ
る。次いで、反転搬送パス４８に逆向きに搬送された用
紙３は、反転搬送ローラ５０に搬送され、この反転搬送
ローラ５０から、上方向に反転されて、レジストローラ
１２に送られる。レジストローラ１２に搬送された用紙
３は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画
像形成部５に向けて送られ、これによって、用紙３の両
面に所定の画像が形成される。
合には、この反転搬送部４７が、次のように動作され
る。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙３が搬
送ローラ４３によって排紙パス４４から排紙ローラ４５
に送られてくると、排紙ローラ４５は、用紙３を挟んだ
状態で正回転して、この用紙３を一旦外側（排紙トレイ
４６側）に向けて搬送し、用紙３の大部分が外側に送ら
れ、用紙３の後端が排紙ローラ４５に挟まれた時に、正
回転を停止する。次いで、排紙ローラ４５は、逆回転す
るとともに、フラッパ４９が、用紙３が反転搬送パス４
８に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙３
を前後逆向きの状態で反転搬送パス４８に搬送するよう
にする。なお、フラッパ４９は、用紙３の搬送が終了す
ると、元の状態、すなわち、搬送ローラ４３から送られ
る用紙３を排紙ローラ４５に送る状態に切り換えられ
る。次いで、反転搬送パス４８に逆向きに搬送された用
紙３は、反転搬送ローラ５０に搬送され、この反転搬送
ローラ５０から、上方向に反転されて、レジストローラ
１２に送られる。レジストローラ１２に搬送された用紙
３は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画
像形成部５に向けて送られ、これによって、用紙３の両
面に所定の画像が形成される。
【００７６】また、このレーザプリンタ１では、転写ロ
ーラ３０によって用紙３に転写された後に感光ドラム２
７の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ３１に
よって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残
存トナーを回収するようにしている。このようなクリー
ナレス方式によって感光ドラム２７の表面上の残存トナ
ーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナ
ーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略
化、小型化およびコストの低減化を図ることができる。
ーラ３０によって用紙３に転写された後に感光ドラム２
７の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ３１に
よって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残
存トナーを回収するようにしている。このようなクリー
ナレス方式によって感光ドラム２７の表面上の残存トナ
ーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナ
ーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略
化、小型化およびコストの低減化を図ることができる。
【００７７】図４は、このレーザプリンタ１の駆動系の
一部を示すブロック図である。図４において、このレー
ザプリンタ１では、ＣＰＵ５１に、感光体駆動手段とし
てのメインモータ５２を駆動制御するためのメインモー
タ駆動回路５３と、現像ローラ駆動手段としてのサブモ
ータ５４を駆動制御するためのサブモータ駆動回路５５
と、接離手段としての離間用ソレノイド５６を駆動制御
するための離間用ソレノイド駆動回路５７と、現像バイ
アス印加回路５８と、転写バイアス印加回路５９と、帯
電制御回路６０とが接続されている。
一部を示すブロック図である。図４において、このレー
ザプリンタ１では、ＣＰＵ５１に、感光体駆動手段とし
てのメインモータ５２を駆動制御するためのメインモー
タ駆動回路５３と、現像ローラ駆動手段としてのサブモ
ータ５４を駆動制御するためのサブモータ駆動回路５５
と、接離手段としての離間用ソレノイド５６を駆動制御
するための離間用ソレノイド駆動回路５７と、現像バイ
アス印加回路５８と、転写バイアス印加回路５９と、帯
電制御回路６０とが接続されている。
【００７８】ＣＰＵ５１は、ＲＡＭ６１およびＲＯＭ６
２を備え、各部の制御を実行する。ＲＡＭ６１には、各
部を駆動制御するための一時的な数値が格納されてい
る。ＲＯＭ６２には、メインモータ駆動回路５３、サブ
モータ駆動回路５５、離間用ソレノイド駆動回路５７、
現像バイアス印加回路５８、転写バイアス印加回路５９
および帯電制御回路６０を制御するための駆動制御手段
としての駆動制御プログラムが格納されている。
２を備え、各部の制御を実行する。ＲＡＭ６１には、各
部を駆動制御するための一時的な数値が格納されてい
る。ＲＯＭ６２には、メインモータ駆動回路５３、サブ
モータ駆動回路５５、離間用ソレノイド駆動回路５７、
現像バイアス印加回路５８、転写バイアス印加回路５９
および帯電制御回路６０を制御するための駆動制御手段
としての駆動制御プログラムが格納されている。
【００７９】メインモータ駆動回路５３には、メインモ
ータ５２が接続されている。メインモータ５２には、図
示しないギヤ列を介して、用紙３を搬送するための各種
の部材、たとえば、紙粉取りローラ１０および１１、レ
ジストローラ１２、押圧ローラ４２、搬送ローラ４３な
どが連結されるとともに、同じく、図示しないギヤ列を
介して、感光ドラム２７が連結されている。メインモー
タ５２は、メインモータ駆動回路５３を介して、ＣＰＵ
５１のＲＯＭ６２内に格納される駆動制御プログラムに
よって、その駆動または停止が制御されている。そのた
め、感光ドラム２７は、駆動制御プログラムによって、
メインモータ５２の駆動または停止が制御されることに
より、用紙３を搬送するための各種の部材とともに、そ
の回転の駆動または停止が制御されている。
ータ５２が接続されている。メインモータ５２には、図
示しないギヤ列を介して、用紙３を搬送するための各種
の部材、たとえば、紙粉取りローラ１０および１１、レ
ジストローラ１２、押圧ローラ４２、搬送ローラ４３な
どが連結されるとともに、同じく、図示しないギヤ列を
介して、感光ドラム２７が連結されている。メインモー
タ５２は、メインモータ駆動回路５３を介して、ＣＰＵ
５１のＲＯＭ６２内に格納される駆動制御プログラムに
よって、その駆動または停止が制御されている。そのた
め、感光ドラム２７は、駆動制御プログラムによって、
メインモータ５２の駆動または停止が制御されることに
より、用紙３を搬送するための各種の部材とともに、そ
の回転の駆動または停止が制御されている。
【００８０】サブモータ駆動回路５５には、サブモータ
５４が接続されている。サブモータ５４には、図示しな
いギヤ列を介して、現像ローラ３１が連結されている。
サブモータ５４は、サブモータ駆動回路５５を介して、
ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納される駆動制御プログ
ラムによって、その駆動または停止が制御されている。
そのため、現像ローラ３１は、駆動制御プログラムによ
って、サブモータ５４の駆動または停止が制御されるこ
とにより、その回転の駆動または停止が制御されてい
る。
５４が接続されている。サブモータ５４には、図示しな
いギヤ列を介して、現像ローラ３１が連結されている。
サブモータ５４は、サブモータ駆動回路５５を介して、
ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納される駆動制御プログ
ラムによって、その駆動または停止が制御されている。
そのため、現像ローラ３１は、駆動制御プログラムによ
って、サブモータ５４の駆動または停止が制御されるこ
とにより、その回転の駆動または停止が制御されてい
る。
【００８１】なお、現像ローラ３１は、サブモータ５４
の駆動を停止させた時には、サブモータ５４を停止する
ように励磁するとともに、回転規制手段としての図示し
ないギヤ列のギヤの噛み合い抵抗によって、その回転が
確実に規制されるように構成されている。このように、
現像ローラ３１の回転が確実に規制されることで、後述
する駆動制御プログラムによって、感光ドラム２７が回
転する一方で、現像ローラ３１を停止させた場合に、回
転している感光ドラム２７の表面に、現像ローラ３１を
しっかりと停止させた状態で摺擦させることができ、感
光ドラム２７の表面のフィルミングを確実に研磨するこ
とができる。
の駆動を停止させた時には、サブモータ５４を停止する
ように励磁するとともに、回転規制手段としての図示し
ないギヤ列のギヤの噛み合い抵抗によって、その回転が
確実に規制されるように構成されている。このように、
現像ローラ３１の回転が確実に規制されることで、後述
する駆動制御プログラムによって、感光ドラム２７が回
転する一方で、現像ローラ３１を停止させた場合に、回
転している感光ドラム２７の表面に、現像ローラ３１を
しっかりと停止させた状態で摺擦させることができ、感
光ドラム２７の表面のフィルミングを確実に研磨するこ
とができる。
【００８２】なお、現像ローラ３１には、ギヤの噛み合
い抵抗によらずとも、別途、回転を規制するためのロッ
ク機構を設けてもよい。
い抵抗によらずとも、別途、回転を規制するためのロッ
ク機構を設けてもよい。
【００８３】離間用ソレノイド駆動回路５７には、離間
用ソレノイド５６が接続されている。離間用ソレノイド
５６は、現像カートリッジ２８をドラムカートリッジ２
６に対して前後方向（接離方向）にスライド移動させる
ために設けられており、この離間用ソレノイド５６の励
磁時には、現像カートリッジ２８がドラムカートリッジ
２６に対して前方位置（接触位置）に移動され、図２に
示すように、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが接触
する状態となり、この離間用ソレノイド５６の非励磁時
には、現像カートリッジ２８がドラムカートリッジ２６
に対して後方位置（離間位置）に移動され、図３に示す
ように、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが、わずか
な隙間を隔てて離間する状態となる。
用ソレノイド５６が接続されている。離間用ソレノイド
５６は、現像カートリッジ２８をドラムカートリッジ２
６に対して前後方向（接離方向）にスライド移動させる
ために設けられており、この離間用ソレノイド５６の励
磁時には、現像カートリッジ２８がドラムカートリッジ
２６に対して前方位置（接触位置）に移動され、図２に
示すように、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが接触
する状態となり、この離間用ソレノイド５６の非励磁時
には、現像カートリッジ２８がドラムカートリッジ２６
に対して後方位置（離間位置）に移動され、図３に示す
ように、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが、わずか
な隙間を隔てて離間する状態となる。
【００８４】より具体的には、離間用ソレノイド５６
は、図１に示すように、本体ケーシング２内における、
現像カートリッジ２８の後部上方において、Ｌ字型部材
１２２、ばね１２４とともに設けられている。離間用ソ
レノイド５６は、そのプランジャ軸１２１が、励磁時に
おいて下方に進出し、非励磁時において上方に退避する
ように配置されている。
は、図１に示すように、本体ケーシング２内における、
現像カートリッジ２８の後部上方において、Ｌ字型部材
１２２、ばね１２４とともに設けられている。離間用ソ
レノイド５６は、そのプランジャ軸１２１が、励磁時に
おいて下方に進出し、非励磁時において上方に退避する
ように配置されている。
【００８５】Ｌ字型部材１２２は、その長片が離間用ソ
レノイド５６の非励磁時において略水平方向に向き、そ
の短片が下方に突出するような姿勢において、その長片
の長さ方向途中が支点１２３として回動自在に支持され
ている。そして、その長片の後方端部には、離間用ソレ
ノイド５６のプランジャ軸１２１が進退可能に当接し、
その短片の遊端部には、現像カートリッジ２８の後部上
方に一体的に形成されている突起部１２５の傾斜面に常
時接触するように、配置されている。なお、突起部１２
５の傾斜面は、前方から後方に向かって、上方に傾斜す
るように形成されている。
レノイド５６の非励磁時において略水平方向に向き、そ
の短片が下方に突出するような姿勢において、その長片
の長さ方向途中が支点１２３として回動自在に支持され
ている。そして、その長片の後方端部には、離間用ソレ
ノイド５６のプランジャ軸１２１が進退可能に当接し、
その短片の遊端部には、現像カートリッジ２８の後部上
方に一体的に形成されている突起部１２５の傾斜面に常
時接触するように、配置されている。なお、突起部１２
５の傾斜面は、前方から後方に向かって、上方に傾斜す
るように形成されている。
【００８６】ばね１２４は、Ｌ字型部材１２２の長片の
下方において、離間用ソレノイド５６のプランジャ軸１
２１と鉛直方向において対向する位置に配置されてお
り、常時、Ｌ字型部材１２２の長片の後方端部を上方に
向かって付勢している。
下方において、離間用ソレノイド５６のプランジャ軸１
２１と鉛直方向において対向する位置に配置されてお
り、常時、Ｌ字型部材１２２の長片の後方端部を上方に
向かって付勢している。
【００８７】そして、離間用ソレノイド５６が励磁され
ていない状態では、図１の仮想線で示すように、ばね１
２４の付勢力により、離間用ソレノイド５６のプランジ
ャ軸１２１が退避するとともに、Ｌ字型部材１２２が支
点１２３を支点として、その短片の遊端部が下方向に回
動し、突起部１２５の傾斜面を押圧する。このＬ字型部
材１２２からの押圧力によって、現像カートリッジ２８
の突起部１２５は、押圧力を避ける方向に移動しようと
するので、現像カートリッジ２８はドラムカートリッジ
２６に対して離間位置に移動され、これにより、図３に
示すように、現像ローラ３１と感光ドラム２７とは、わ
ずかな隙間を隔てて離間する状態となる。
ていない状態では、図１の仮想線で示すように、ばね１
２４の付勢力により、離間用ソレノイド５６のプランジ
ャ軸１２１が退避するとともに、Ｌ字型部材１２２が支
点１２３を支点として、その短片の遊端部が下方向に回
動し、突起部１２５の傾斜面を押圧する。このＬ字型部
材１２２からの押圧力によって、現像カートリッジ２８
の突起部１２５は、押圧力を避ける方向に移動しようと
するので、現像カートリッジ２８はドラムカートリッジ
２６に対して離間位置に移動され、これにより、図３に
示すように、現像ローラ３１と感光ドラム２７とは、わ
ずかな隙間を隔てて離間する状態となる。
【００８８】次に、離間用ソレノイド５６が励磁された
状態では、図１の実線で示すように、離間用ソレノイド
５６のプランジャ軸１２１が進出するので、Ｌ字型部材
１２２の長片の後方端部が下方に押圧され、ばね１２４
の付勢力に抗して、Ｌ字型部材１２２が支点１２３を支
点として、その短片の遊端部が上方向に回動し、突起部
１２５の傾斜面から離れる方向に移動する。
状態では、図１の実線で示すように、離間用ソレノイド
５６のプランジャ軸１２１が進出するので、Ｌ字型部材
１２２の長片の後方端部が下方に押圧され、ばね１２４
の付勢力に抗して、Ｌ字型部材１２２が支点１２３を支
点として、その短片の遊端部が上方向に回動し、突起部
１２５の傾斜面から離れる方向に移動する。
【００８９】一方、現像カートリッジ２８の後方側方に
は、現像カートリッジ２８をドラムカートリッジ２６に
対して付勢する図示しないばねが設けられているため、
この短片の移動に伴って、このばねの付勢力によって、
現像カートリッジ２８はドラムカートリッジ２６に対し
て接触位置に移動され、これにより、図２に示すよう
に、現像ローラ３１と感光ドラム２７とは、接触する状
態となる。
は、現像カートリッジ２８をドラムカートリッジ２６に
対して付勢する図示しないばねが設けられているため、
この短片の移動に伴って、このばねの付勢力によって、
現像カートリッジ２８はドラムカートリッジ２６に対し
て接触位置に移動され、これにより、図２に示すよう
に、現像ローラ３１と感光ドラム２７とは、接触する状
態となる。
【００９０】なお、このような接離機構は、例えば、特
開２０００−２５０３７８号に開示されているものを採
用することができる。
開２０００−２５０３７８号に開示されているものを採
用することができる。
【００９１】そして、離間用ソレノイド５６は、離間用
ソレノイド駆動回路５７を介して、ＣＰＵ５１のＲＯＭ
６２内に格納される駆動制御プログラムによって、その
励磁または非励磁が制御されているので、現像ローラ３
１および感光ドラム２７は、駆動制御プログラムによっ
て、離間用ソレノイド５６の励磁または非励磁が制御さ
れることにより、互いに接触または離間するようにな
る。
ソレノイド駆動回路５７を介して、ＣＰＵ５１のＲＯＭ
６２内に格納される駆動制御プログラムによって、その
励磁または非励磁が制御されているので、現像ローラ３
１および感光ドラム２７は、駆動制御プログラムによっ
て、離間用ソレノイド５６の励磁または非励磁が制御さ
れることにより、互いに接触または離間するようにな
る。
【００９２】また、現像バイアス印加回路５８には、現
像ローラ３１のローラ軸が接続されている。そのため、
現像ローラ３１には、現像バイアスが、現像バイアス印
加回路５８を介して、ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納
される駆動制御プログラムのオン・オフ制御によって印
加される。
像ローラ３１のローラ軸が接続されている。そのため、
現像ローラ３１には、現像バイアスが、現像バイアス印
加回路５８を介して、ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納
される駆動制御プログラムのオン・オフ制御によって印
加される。
【００９３】また、転写バイアス印加回路５９には、転
写ローラ３０のローラ軸が接続されている。そのため、
転写ローラ３０には、転写バイアスが、転写バイアス印
加回路５９を介して、ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納
される駆動制御プログラムのオン・オフ制御によって印
加される。
写ローラ３０のローラ軸が接続されている。そのため、
転写ローラ３０には、転写バイアスが、転写バイアス印
加回路５９を介して、ＣＰＵ５１のＲＯＭ６２内に格納
される駆動制御プログラムのオン・オフ制御によって印
加される。
【００９４】また、帯電制御回路６０には、スコロトロ
ン型帯電器２９が接続されており、スコロトロン型帯電
器２９は、帯電制御回路６０を介して、ＣＰＵ５１のＲ
ＯＭ６２内に格納される駆動制御プログラムによって、
帯電のオン・オフが制御される。
ン型帯電器２９が接続されており、スコロトロン型帯電
器２９は、帯電制御回路６０を介して、ＣＰＵ５１のＲ
ＯＭ６２内に格納される駆動制御プログラムによって、
帯電のオン・オフが制御される。
【００９５】そして、このレーザプリンタ１では、現像
ローラ３１に担持されるトナーを感光ドラム２７に摺擦
させて現像する、いわゆるインプレッション現像によっ
て、静電潜像を現像しているため、感光ドラム２７の表
面には、そのようなトナー、特に外添剤などや、用紙３
に転写された後に感光ドラム２７の表面上に残存する紙
紛などの付着によってフィルミングを生じやすいが、駆
動制御プログラムによって、画像を形成しない非画像形
成時に、メインモータ５２を駆動させている状態で、サ
ブモータ５４の駆動を停止させることにより、駆動して
いる感光ドラム２７の表面に、停止している現像ローラ
３１を摺擦させて、感光ドラム２７の表面のフィルミン
グを研磨するようにしている。
ローラ３１に担持されるトナーを感光ドラム２７に摺擦
させて現像する、いわゆるインプレッション現像によっ
て、静電潜像を現像しているため、感光ドラム２７の表
面には、そのようなトナー、特に外添剤などや、用紙３
に転写された後に感光ドラム２７の表面上に残存する紙
紛などの付着によってフィルミングを生じやすいが、駆
動制御プログラムによって、画像を形成しない非画像形
成時に、メインモータ５２を駆動させている状態で、サ
ブモータ５４の駆動を停止させることにより、駆動して
いる感光ドラム２７の表面に、停止している現像ローラ
３１を摺擦させて、感光ドラム２７の表面のフィルミン
グを研磨するようにしている。
【００９６】このような制御は、たとえば、図５に示す
ように、用紙に所定の画像を形成した後に、メインモー
タ５２およびサブモータ５４がともに駆動しており、か
つ、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが接触している
状態から、まず、サブモータ５４を停止させた後、次い
で、感光ドラム２７が、停止している現像ローラ３１に
対して少なくとも１周した後に、離間用ソレノイド５６
を非励磁として、現像ローラ３１と感光ドラム２７とを
離間させ、その後、メインモータ５２を停止させるよう
にする。
ように、用紙に所定の画像を形成した後に、メインモー
タ５２およびサブモータ５４がともに駆動しており、か
つ、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが接触している
状態から、まず、サブモータ５４を停止させた後、次い
で、感光ドラム２７が、停止している現像ローラ３１に
対して少なくとも１周した後に、離間用ソレノイド５６
を非励磁として、現像ローラ３１と感光ドラム２７とを
離間させ、その後、メインモータ５２を停止させるよう
にする。
【００９７】より具体的には、この制御は、図５に示す
ように、画像形成前の状態では、メインモータ５２、ス
コロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスのすべてがオ
フ（または非励磁）状態にあり、現像ローラ３１と感光
ドラム２７とは離間状態にある。そして、ＣＰＵ５１が
印刷ジョブを受け、その印刷ジョブから印刷データをビ
ットマップデータなどの画像データに展開した後の、所
定のタイミングにおいて、画像形成動作開始のトリガが
入力されると、まず、メインモータ５２、スコロトロン
型帯電器２９がオンされて、感光ドラム２７および用紙
３を搬送するための各種の部材が駆動するとともに、感
光ドラム２７の表面がスコロトロン型帯電器２９によっ
て一様に正帯電される。次いで、所定の時間（２．０
秒）の経過後に、サブモータ５４および現像バイアスが
オンされて、現像ローラ３１が駆動するとともに、その
駆動される現像ローラ３１に現像バイアスが印加され
る。その後（０．２秒後）、離間用ソレノイド５６が励
磁されることにより、現像ローラ３１および感光ドラム
２７が、ともに回転駆動している状態で接触する。その
後、最初の用紙３の先端が、感光ドラム２７と転写ロー
ラ３０とのニップ部分（接触部分）に到達する前（０．
９９秒前）に、転写バイアスがオンされることにより、
転写ローラ３０に転写バイアスが印加され、その後、感
光ドラム２７と転写ローラ３０との間を通過する用紙３
に可視像が転写される。なお、転写バイアスがオンされ
るタイミングは、より具体的には、レジストローラ１２
の下流側に設けられる図示しない用紙通過センサが、そ
の最初の用紙３の先端を検知した時からの所定時間とし
て設定されている。
ように、画像形成前の状態では、メインモータ５２、ス
コロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスのすべてがオ
フ（または非励磁）状態にあり、現像ローラ３１と感光
ドラム２７とは離間状態にある。そして、ＣＰＵ５１が
印刷ジョブを受け、その印刷ジョブから印刷データをビ
ットマップデータなどの画像データに展開した後の、所
定のタイミングにおいて、画像形成動作開始のトリガが
入力されると、まず、メインモータ５２、スコロトロン
型帯電器２９がオンされて、感光ドラム２７および用紙
３を搬送するための各種の部材が駆動するとともに、感
光ドラム２７の表面がスコロトロン型帯電器２９によっ
て一様に正帯電される。次いで、所定の時間（２．０
秒）の経過後に、サブモータ５４および現像バイアスが
オンされて、現像ローラ３１が駆動するとともに、その
駆動される現像ローラ３１に現像バイアスが印加され
る。その後（０．２秒後）、離間用ソレノイド５６が励
磁されることにより、現像ローラ３１および感光ドラム
２７が、ともに回転駆動している状態で接触する。その
後、最初の用紙３の先端が、感光ドラム２７と転写ロー
ラ３０とのニップ部分（接触部分）に到達する前（０．
９９秒前）に、転写バイアスがオンされることにより、
転写ローラ３０に転写バイアスが印加され、その後、感
光ドラム２７と転写ローラ３０との間を通過する用紙３
に可視像が転写される。なお、転写バイアスがオンされ
るタイミングは、より具体的には、レジストローラ１２
の下流側に設けられる図示しない用紙通過センサが、そ
の最初の用紙３の先端を検知した時からの所定時間とし
て設定されている。
【００９８】そして、これら、メインモータ５２、スコ
ロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスは、その印刷
ジョブによって、印刷すべき用紙３の枚数分に可視像を
転写するまでの間、オン（または励磁）状態を継続す
る。なお、用紙３とその次の用紙３との間もオン状態が
継続される。
ロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスは、その印刷
ジョブによって、印刷すべき用紙３の枚数分に可視像を
転写するまでの間、オン（または励磁）状態を継続す
る。なお、用紙３とその次の用紙３との間もオン状態が
継続される。
【００９９】その後、最後の用紙３の後端が、感光ドラ
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）を
通過した後（１．０秒後）、サブモータ５４がオフされ
て、現像ローラ３１が停止され、このとき停止された現
像ローラ３１には現像バイアスが印加されている。ま
た、これと同時に、転写バイアスがオフされて、転写ロ
ーラ３０に印加されていた転写バイアスがオフされる。
なお、サブモータ５４および転写バイアスがオフされる
タイミングは、より具体的には、レジストローラ１２の
下流側に設けられる図示しない用紙通過センサが、その
最後の用紙３の後端を検知した時からの所定時間として
設定されている。
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）を
通過した後（１．０秒後）、サブモータ５４がオフされ
て、現像ローラ３１が停止され、このとき停止された現
像ローラ３１には現像バイアスが印加されている。ま
た、これと同時に、転写バイアスがオフされて、転写ロ
ーラ３０に印加されていた転写バイアスがオフされる。
なお、サブモータ５４および転写バイアスがオフされる
タイミングは、より具体的には、レジストローラ１２の
下流側に設けられる図示しない用紙通過センサが、その
最後の用紙３の後端を検知した時からの所定時間として
設定されている。
【０１００】これによって、メインモータ５２が駆動し
ている状態で、サブモータ５４が停止されるので、回転
駆動している感光ドラム２７の表面に、停止している現
像ローラ３１が摺擦することによって、感光ドラムの表
面のフィルミングが研磨される。
ている状態で、サブモータ５４が停止されるので、回転
駆動している感光ドラム２７の表面に、停止している現
像ローラ３１が摺擦することによって、感光ドラムの表
面のフィルミングが研磨される。
【０１０１】そして、所定の時間（１．０秒、すなわ
ち、感光ドラム２７が１周する間）の経過後に、離間用
ソレノイド５６が非励磁となり、これによって、感光ド
ラム２７が回転駆動している状態で、現像ローラ３１が
感光ドラム２７に対して離間し、また、これと同時に現
像バイアスがオフされ、その後、最後の用紙３が排紙さ
れると、メインモータ５２、スコロトロン型帯電器２９
がオフされて、これによって、感光ドラム２７および用
紙３を搬送するための各種の部材の駆動が停止するとと
もに、感光ドラム２７の表面の帯電が停止し、画像形成
動作が終了する。なお、最後の用紙３の排紙は、図示し
ない排紙センサによって検知され、メインモータ５２、
スコロトロン型帯電器２９が、その排紙センサの検知に
基いてオフされる。
ち、感光ドラム２７が１周する間）の経過後に、離間用
ソレノイド５６が非励磁となり、これによって、感光ド
ラム２７が回転駆動している状態で、現像ローラ３１が
感光ドラム２７に対して離間し、また、これと同時に現
像バイアスがオフされ、その後、最後の用紙３が排紙さ
れると、メインモータ５２、スコロトロン型帯電器２９
がオフされて、これによって、感光ドラム２７および用
紙３を搬送するための各種の部材の駆動が停止するとと
もに、感光ドラム２７の表面の帯電が停止し、画像形成
動作が終了する。なお、最後の用紙３の排紙は、図示し
ない排紙センサによって検知され、メインモータ５２、
スコロトロン型帯電器２９が、その排紙センサの検知に
基いてオフされる。
【０１０２】このような制御は、たとえば、感光ドラム
２７の周速が９３ｍｍ／秒（１６ｐｐｍ）、感光ドラム
２７の直径が３０ｍｍφ、現像ローラ３１の周速が１５
８．１ｍｍ／秒（感光ドラム周速比１．７）である場合
に、適用することができる。
２７の周速が９３ｍｍ／秒（１６ｐｐｍ）、感光ドラム
２７の直径が３０ｍｍφ、現像ローラ３１の周速が１５
８．１ｍｍ／秒（感光ドラム周速比１．７）である場合
に、適用することができる。
【０１０３】このような制御によると、格別の部材を設
けることなく、装置の小型化およびコストの低減化を図
りつつ、画像形成後に、サブモータ５４およびメインモ
ータ５２を順次停止させるのみの簡易な制御によって、
回転駆動している感光ドラム２７の表面に、停止してい
る現像ローラ３１を摺擦させることができ、これによっ
て、感光ドラム２７の表面のフィルミングを良好に除去
することができる。しかも、このような制御によると、
現像ローラ３１を、回転速度を変化させることなく停止
させるので、その現像ローラ３１の停止中に不安定なト
ナー層が形成されることもない。したがって、現像ロー
ラ３１には、常に最適のトナー層を形成して、非磁性１
成分の現像方式で良好な画像形成を達成することができ
る。
けることなく、装置の小型化およびコストの低減化を図
りつつ、画像形成後に、サブモータ５４およびメインモ
ータ５２を順次停止させるのみの簡易な制御によって、
回転駆動している感光ドラム２７の表面に、停止してい
る現像ローラ３１を摺擦させることができ、これによっ
て、感光ドラム２７の表面のフィルミングを良好に除去
することができる。しかも、このような制御によると、
現像ローラ３１を、回転速度を変化させることなく停止
させるので、その現像ローラ３１の停止中に不安定なト
ナー層が形成されることもない。したがって、現像ロー
ラ３１には、常に最適のトナー層を形成して、非磁性１
成分の現像方式で良好な画像形成を達成することができ
る。
【０１０４】また、このレーザプリンタ１では、感光ド
ラム２７は、その回転駆動により、用紙３に可視像を転
写するのみならず、その用紙３の搬送も兼ねており、さ
らに、メインモータ５２は、感光ドラム２７以外にも、
用紙３を搬送するための各種の部材を駆動させているの
で、画像形成後においても、メインモータ５２は、最後
の用紙３の搬送が終了するまでの間、駆動する必要があ
るが、サブモータ５４を停止させたまま、あまりに長く
メインモータ５３を駆動させると、現像ローラ３１およ
び感光ドラム２７が、互いの摺擦によってダメージを受
け、寿命が短くなる場合がある。
ラム２７は、その回転駆動により、用紙３に可視像を転
写するのみならず、その用紙３の搬送も兼ねており、さ
らに、メインモータ５２は、感光ドラム２７以外にも、
用紙３を搬送するための各種の部材を駆動させているの
で、画像形成後においても、メインモータ５２は、最後
の用紙３の搬送が終了するまでの間、駆動する必要があ
るが、サブモータ５４を停止させたまま、あまりに長く
メインモータ５３を駆動させると、現像ローラ３１およ
び感光ドラム２７が、互いの摺擦によってダメージを受
け、寿命が短くなる場合がある。
【０１０５】しかし、このような制御によると、離間用
ソレノイド５６によって、現像ローラ３１と感光ドラム
２７とを適宜のタイミングで離間させるので、それらを
それぞれ接触させることなく独立して、サブモータ５４
を停止させる一方で、メインモータ５２を駆動させるこ
とができる。そのため、画像形成後において、メインモ
ータ５２の駆動を継続することにより、最後の用紙３を
良好に搬送しつつ、現像ローラ３１および感光ドラム２
７が、長期にわたって互いに接触していることによるそ
れらのダメージを低減することができ、耐久性を向上さ
せることができる。
ソレノイド５６によって、現像ローラ３１と感光ドラム
２７とを適宜のタイミングで離間させるので、それらを
それぞれ接触させることなく独立して、サブモータ５４
を停止させる一方で、メインモータ５２を駆動させるこ
とができる。そのため、画像形成後において、メインモ
ータ５２の駆動を継続することにより、最後の用紙３を
良好に搬送しつつ、現像ローラ３１および感光ドラム２
７が、長期にわたって互いに接触していることによるそ
れらのダメージを低減することができ、耐久性を向上さ
せることができる。
【０１０６】また、サブモータ５４を停止させた後に、
感光ドラム２７が１周していない状態で、現像ローラ３
１と感光ドラム２７とを離間させると、感光ドラム２７
の表面に研磨むらを生じて、良好にフィルミングを除去
することができないが、このような制御によると、サブ
モータ５４を停止させた後、感光ドラム２７が１周した
後に、離間用ソレノイド５６が現像ローラ３１と感光ド
ラム２７とを離間させるので、そのような研磨むらを生
じることなく、良好なフィルミングの除去を達成するこ
とができる。
感光ドラム２７が１周していない状態で、現像ローラ３
１と感光ドラム２７とを離間させると、感光ドラム２７
の表面に研磨むらを生じて、良好にフィルミングを除去
することができないが、このような制御によると、サブ
モータ５４を停止させた後、感光ドラム２７が１周した
後に、離間用ソレノイド５６が現像ローラ３１と感光ド
ラム２７とを離間させるので、そのような研磨むらを生
じることなく、良好なフィルミングの除去を達成するこ
とができる。
【０１０７】また、このような制御は、たとえば、図６
に示すように、用紙に所定の画像を形成する前に、メイ
ンモータ５２およびサブモータ５４がともに停止してお
り、かつ、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが離間し
ている状態から、まず、メインモータ５２を駆動させた
後、次いで、離間用ソレノイド５６を励磁して、現像ロ
ーラ３１と感光ドラム２７とを接触させるとともに、現
像バイアスをオンとし、その後、感光ドラム２７が、停
止している現像ローラ３１に対して少なくとも１周した
後に、サブモータ５４を駆動させるようにしてもよい。
に示すように、用紙に所定の画像を形成する前に、メイ
ンモータ５２およびサブモータ５４がともに停止してお
り、かつ、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが離間し
ている状態から、まず、メインモータ５２を駆動させた
後、次いで、離間用ソレノイド５６を励磁して、現像ロ
ーラ３１と感光ドラム２７とを接触させるとともに、現
像バイアスをオンとし、その後、感光ドラム２７が、停
止している現像ローラ３１に対して少なくとも１周した
後に、サブモータ５４を駆動させるようにしてもよい。
【０１０８】より具体的には、この制御は、図６に示す
ように、画像形成前の状態では、メインモータ５２、ス
コロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスのすべてがオ
フ（または非励磁）状態にあり、現像ローラ３１と感光
ドラム２７とは離間状態にある。そして、ＣＰＵ５１が
印刷ジョブを受け、その印刷ジョブから印刷データをビ
ットマップデータなどの画像データに展開した後の、所
定のタイミングにおいて、画像形成動作開始のトリガが
入力されると、まず、メインモータ５２、スコロトロン
型帯電器２９がオンされて、感光ドラム２７および用紙
３を搬送するための各種の部材が駆動するとともに、感
光ドラム２７の表面がスコロトロン型帯電器２９によっ
て一様に正帯電される。次いで、所定の時間（１．０
秒）の経過後に、離間用ソレノイド５６が励磁されるこ
とにより、メインモータ５２が駆動しつつ、サブモータ
５４が停止している状態で、現像ローラ３１と感光ドラ
ム２７とが接触し、また、これと同時に、現像バイアス
がオンされる。そのため、これによって、回転駆動して
いる感光ドラム２７の表面に、停止している現像ローラ
３１が摺擦することによって、感光ドラムの表面のフィ
ルミングが研磨される。そして、所定の時間（１．０
秒、すなわち、感光ドラム２７が１周する間）の経過後
に、サブモータ５４がオンされて、現像ローラ３１が駆
動される。
ように、画像形成前の状態では、メインモータ５２、ス
コロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスのすべてがオ
フ（または非励磁）状態にあり、現像ローラ３１と感光
ドラム２７とは離間状態にある。そして、ＣＰＵ５１が
印刷ジョブを受け、その印刷ジョブから印刷データをビ
ットマップデータなどの画像データに展開した後の、所
定のタイミングにおいて、画像形成動作開始のトリガが
入力されると、まず、メインモータ５２、スコロトロン
型帯電器２９がオンされて、感光ドラム２７および用紙
３を搬送するための各種の部材が駆動するとともに、感
光ドラム２７の表面がスコロトロン型帯電器２９によっ
て一様に正帯電される。次いで、所定の時間（１．０
秒）の経過後に、離間用ソレノイド５６が励磁されるこ
とにより、メインモータ５２が駆動しつつ、サブモータ
５４が停止している状態で、現像ローラ３１と感光ドラ
ム２７とが接触し、また、これと同時に、現像バイアス
がオンされる。そのため、これによって、回転駆動して
いる感光ドラム２７の表面に、停止している現像ローラ
３１が摺擦することによって、感光ドラムの表面のフィ
ルミングが研磨される。そして、所定の時間（１．０
秒、すなわち、感光ドラム２７が１周する間）の経過後
に、サブモータ５４がオンされて、現像ローラ３１が駆
動される。
【０１０９】その後、最初の用紙３の先端が、感光ドラ
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）に
到達する前（０．９９秒前）に、転写バイアスがオンさ
れることにより、転写ローラ３０に転写バイアスが印加
され、その後、感光ドラム２７と転写ローラ３０との間
を通過する用紙３に可視像が転写される。なお、転写バ
イアスがオンされるタイミングは、より具体的には、レ
ジストローラ１２の下流側に設けられる図示しない用紙
通過センサが、その最初の用紙３の先端を検知した時か
らの所定時間として設定されている。
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）に
到達する前（０．９９秒前）に、転写バイアスがオンさ
れることにより、転写ローラ３０に転写バイアスが印加
され、その後、感光ドラム２７と転写ローラ３０との間
を通過する用紙３に可視像が転写される。なお、転写バ
イアスがオンされるタイミングは、より具体的には、レ
ジストローラ１２の下流側に設けられる図示しない用紙
通過センサが、その最初の用紙３の先端を検知した時か
らの所定時間として設定されている。
【０１１０】そして、これら、メインモータ５２、スコ
ロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスは、その印刷
ジョブによって、印刷すべき用紙３の枚数分に可視像を
転写するまでの間、オン（または励磁）状態を継続す
る。なお、用紙３とその次の用紙３との間もオン状態が
継続される。
ロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、離間用ソレノイド５６、転写バイアスは、その印刷
ジョブによって、印刷すべき用紙３の枚数分に可視像を
転写するまでの間、オン（または励磁）状態を継続す
る。なお、用紙３とその次の用紙３との間もオン状態が
継続される。
【０１１１】その後、最後の用紙３の後端が、感光ドラ
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）を
通過した後（１．０秒後）、離間用ソレノイド５６が非
励磁となり、これによって、現像ローラ３１および感光
ドラム２７がともに回転駆動している状態で、現像ロー
ラ３１が感光ドラム２７に対して離間し、また、これと
同時に、転写バイアスがオフされて、転写ローラ３０に
印加されていた転写バイアスがオフされる。なお、離間
用ソレノイド５６が非励磁となり、転写バイアスがオフ
されるタイミングは、より具体的には、レジストローラ
１２の下流側に設けられる図示しない用紙通過センサ
が、その最後の用紙３の後端を検知した時からの所定時
間として設定されている。
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）を
通過した後（１．０秒後）、離間用ソレノイド５６が非
励磁となり、これによって、現像ローラ３１および感光
ドラム２７がともに回転駆動している状態で、現像ロー
ラ３１が感光ドラム２７に対して離間し、また、これと
同時に、転写バイアスがオフされて、転写ローラ３０に
印加されていた転写バイアスがオフされる。なお、離間
用ソレノイド５６が非励磁となり、転写バイアスがオフ
されるタイミングは、より具体的には、レジストローラ
１２の下流側に設けられる図示しない用紙通過センサ
が、その最後の用紙３の後端を検知した時からの所定時
間として設定されている。
【０１１２】その後（１．０秒後）、サブモータ５４お
よび現像バイアスがオフされて、現像ローラ３１が停止
するとともに、その停止された現像ローラ３１に印加さ
れていた現像バイアスがオフされた後、最後の用紙３が
排紙されると、メインモータ５２、スコロトロン型帯電
器２９がオフされて、これによって、感光ドラム２７お
よび用紙３を搬送するための各種の部材の駆動が停止す
るとともに、感光ドラム２７の表面の帯電が停止し、画
像形成動作が終了する。なお、最後の用紙３の排紙は、
図示しない排紙センサによって検知され、メインモータ
５２、スコロトロン型帯電器２９が、その排紙センサの
検知に基いてオフされる。
よび現像バイアスがオフされて、現像ローラ３１が停止
するとともに、その停止された現像ローラ３１に印加さ
れていた現像バイアスがオフされた後、最後の用紙３が
排紙されると、メインモータ５２、スコロトロン型帯電
器２９がオフされて、これによって、感光ドラム２７お
よび用紙３を搬送するための各種の部材の駆動が停止す
るとともに、感光ドラム２７の表面の帯電が停止し、画
像形成動作が終了する。なお、最後の用紙３の排紙は、
図示しない排紙センサによって検知され、メインモータ
５２、スコロトロン型帯電器２９が、その排紙センサの
検知に基いてオフされる。
【０１１３】このような制御も、上記と同様に、たとえ
ば、感光ドラム２７の周速が９３ｍｍ／秒（１６ｐｐ
ｍ）、感光ドラム２７の直径が３０ｍｍφ、現像ローラ
３１の周速が１５８．１ｍｍ／秒（感光ドラム周速比
１．７）である場合に、適用することができる。
ば、感光ドラム２７の周速が９３ｍｍ／秒（１６ｐｐ
ｍ）、感光ドラム２７の直径が３０ｍｍφ、現像ローラ
３１の周速が１５８．１ｍｍ／秒（感光ドラム周速比
１．７）である場合に、適用することができる。
【０１１４】このような制御によっても、格別の部材を
設けることなく、装置の小型化およびコストの低減化を
図りつつ、画像形成前に、サブモータ５４およびメイン
モータ５２を順次駆動させるのみの簡易な制御によっ
て、回転駆動している感光ドラム２７の表面に、停止し
ている現像ローラ３１を摺擦させることができ、これに
よって、感光ドラム２７の表面のフィルミングを良好に
除去することができる。また、上記と同様に、現像ロー
ラ３１を、回転速度を変化させることなく停止させるの
で、その現像ローラ３１の停止中に不安定なトナー層が
形成されることもない。したがって、現像ローラ３１に
は、常に最適のトナー層を形成して、非磁性１成分の現
像方式で良好な画像形成を達成することができる。
設けることなく、装置の小型化およびコストの低減化を
図りつつ、画像形成前に、サブモータ５４およびメイン
モータ５２を順次駆動させるのみの簡易な制御によっ
て、回転駆動している感光ドラム２７の表面に、停止し
ている現像ローラ３１を摺擦させることができ、これに
よって、感光ドラム２７の表面のフィルミングを良好に
除去することができる。また、上記と同様に、現像ロー
ラ３１を、回転速度を変化させることなく停止させるの
で、その現像ローラ３１の停止中に不安定なトナー層が
形成されることもない。したがって、現像ローラ３１に
は、常に最適のトナー層を形成して、非磁性１成分の現
像方式で良好な画像形成を達成することができる。
【０１１５】また、画像形成前においても、用紙３が搬
送されてくるまでの間、サブモータ５４を停止させたま
ま、あまりに長くメインモータ５２を駆動させると、現
像ローラ３１および感光ドラム２７が、互いの摺擦によ
ってダメージを受け、寿命が短くなる場合があるが、こ
の制御によると、離間用ソレノイド５６によって、現像
ローラ３１と感光ドラム２７とを適宜のタイミングで接
触させるので、それらをそれぞれ接触させることなく独
立して、サブモータ５４を停止させたまま、メインモー
タ５２を駆動させることができる。そのため、現像ロー
ラ３１および感光ドラム２７が、長期にわたって互いに
接触していることによるそれらのダメージを低減するこ
とができ、耐久性を向上させることができる。
送されてくるまでの間、サブモータ５４を停止させたま
ま、あまりに長くメインモータ５２を駆動させると、現
像ローラ３１および感光ドラム２７が、互いの摺擦によ
ってダメージを受け、寿命が短くなる場合があるが、こ
の制御によると、離間用ソレノイド５６によって、現像
ローラ３１と感光ドラム２７とを適宜のタイミングで接
触させるので、それらをそれぞれ接触させることなく独
立して、サブモータ５４を停止させたまま、メインモー
タ５２を駆動させることができる。そのため、現像ロー
ラ３１および感光ドラム２７が、長期にわたって互いに
接触していることによるそれらのダメージを低減するこ
とができ、耐久性を向上させることができる。
【０１１６】また、現像ローラ３１と感光ドラム２７と
を接触させた後に、感光ドラム２７が１周していない状
態で、現像ローラ３１を駆動させると、感光ドラム２７
の表面に研磨むらを生じて、良好にフィルミングを除去
することができないが、このような制御によると、現像
ローラ３１と感光ドラム２７とを接触させた後、感光ド
ラム２７が１周した後に、現像ローラ３１を駆動させる
ので、そのような研磨むらを生じることなく、良好なフ
ィルミングの除去を達成することができる。
を接触させた後に、感光ドラム２７が１周していない状
態で、現像ローラ３１を駆動させると、感光ドラム２７
の表面に研磨むらを生じて、良好にフィルミングを除去
することができないが、このような制御によると、現像
ローラ３１と感光ドラム２７とを接触させた後、感光ド
ラム２７が１周した後に、現像ローラ３１を駆動させる
ので、そのような研磨むらを生じることなく、良好なフ
ィルミングの除去を達成することができる。
【０１１７】また、上記した図５および図６に示す制御
では、離間用ソレノイド５６によって、現像ローラ３１
および感光ドラム２７を、適宜のタイミングで離間また
は接触させるように制御したが、離間用ソレノイド５６
がない場合には、たとえば、図７に示すように、用紙に
所定の画像を形成した後に、メインモータ５２およびサ
ブモータ５４がともに駆動している状態から、まず、サ
ブモータ５４を停止させた後、再びサブモータ５４を駆
動させ、その後、メインモータ５２の停止と同時かそれ
より遅くサブモータ５４の駆動を停止させるようにして
もよい。
では、離間用ソレノイド５６によって、現像ローラ３１
および感光ドラム２７を、適宜のタイミングで離間また
は接触させるように制御したが、離間用ソレノイド５６
がない場合には、たとえば、図７に示すように、用紙に
所定の画像を形成した後に、メインモータ５２およびサ
ブモータ５４がともに駆動している状態から、まず、サ
ブモータ５４を停止させた後、再びサブモータ５４を駆
動させ、その後、メインモータ５２の停止と同時かそれ
より遅くサブモータ５４の駆動を停止させるようにして
もよい。
【０１１８】なお、図７においては、転写ローラ３１に
は、転写バイアスが印加されるとともに、その転写バイ
アスと逆極性の転写逆バイアスが印加されるタイミング
をも示している。なお、転写逆バイアスも、転写バイア
スと同様に、転写バイアス印加回路５９を介して、ＣＰ
Ｕ５１のＲＯＭ６２内に格納される駆動制御プログラム
のオン・オフ制御によって印加される。
は、転写バイアスが印加されるとともに、その転写バイ
アスと逆極性の転写逆バイアスが印加されるタイミング
をも示している。なお、転写逆バイアスも、転写バイア
スと同様に、転写バイアス印加回路５９を介して、ＣＰ
Ｕ５１のＲＯＭ６２内に格納される駆動制御プログラム
のオン・オフ制御によって印加される。
【０１１９】より具体的には、この制御は、図７に示す
ように、画像形成前の状態では、メインモータ５２、ス
コロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、転写バイアス、転写逆バイアスのすべてがオフ状態
にある。そして、ＣＰＵ５１が印刷ジョブを受け、その
印刷ジョブから印刷データをビットマップデータなどの
画像データに展開した後の、所定のタイミングにおい
て、画像形成動作開始のトリガが入力されると、まず、
メインモータ５２、スコロトロン型帯電器２９およびサ
ブモータ５４がオンされて、感光ドラム２７および用紙
３を搬送するための各種の部材が駆動するとともに、感
光ドラム２７の表面がスコロトロン型帯電器２９によっ
て一様に正帯電され、これと同時に、現像ローラ３１が
駆動される。次いで、所定の時間（０．４秒）の経過後
に、所定の時間（０．６秒間）転写逆バイアスがオンさ
れて、転写ローラ３０に逆バイアスが印加される。これ
によって、転写ローラ３１上の紙粉やトナーが感光ドラ
ム２７上に移動され、転写ローラ３１が清掃される。そ
の転写逆バイアスのオフ後（０．７秒後）、現像バイア
スがオンされて、現像ローラ３１に現像バイアスが印加
される。その後、最初の用紙３の先端が、感光ドラム２
７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）に到達
する前（０．９９秒前）に、転写バイアスがオンされる
ことにより、転写ローラ３０に転写バイアスが印加さ
れ、その後、感光ドラム２７と転写ローラ３０との間を
通過する用紙３に可視像が転写される。なお、転写バイ
アスがオンされるタイミングは、より具体的には、レジ
ストローラ１２の下流側に設けられる図示しない用紙通
過センサが、その最初の用紙３の先端を検知した時から
の所定時間として設定されている。
ように、画像形成前の状態では、メインモータ５２、ス
コロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、転写バイアス、転写逆バイアスのすべてがオフ状態
にある。そして、ＣＰＵ５１が印刷ジョブを受け、その
印刷ジョブから印刷データをビットマップデータなどの
画像データに展開した後の、所定のタイミングにおい
て、画像形成動作開始のトリガが入力されると、まず、
メインモータ５２、スコロトロン型帯電器２９およびサ
ブモータ５４がオンされて、感光ドラム２７および用紙
３を搬送するための各種の部材が駆動するとともに、感
光ドラム２７の表面がスコロトロン型帯電器２９によっ
て一様に正帯電され、これと同時に、現像ローラ３１が
駆動される。次いで、所定の時間（０．４秒）の経過後
に、所定の時間（０．６秒間）転写逆バイアスがオンさ
れて、転写ローラ３０に逆バイアスが印加される。これ
によって、転写ローラ３１上の紙粉やトナーが感光ドラ
ム２７上に移動され、転写ローラ３１が清掃される。そ
の転写逆バイアスのオフ後（０．７秒後）、現像バイア
スがオンされて、現像ローラ３１に現像バイアスが印加
される。その後、最初の用紙３の先端が、感光ドラム２
７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）に到達
する前（０．９９秒前）に、転写バイアスがオンされる
ことにより、転写ローラ３０に転写バイアスが印加さ
れ、その後、感光ドラム２７と転写ローラ３０との間を
通過する用紙３に可視像が転写される。なお、転写バイ
アスがオンされるタイミングは、より具体的には、レジ
ストローラ１２の下流側に設けられる図示しない用紙通
過センサが、その最初の用紙３の先端を検知した時から
の所定時間として設定されている。
【０１２０】そして、これら、メインモータ５２、スコ
ロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、転写バイアスは、その印刷ジョブによって、印刷す
べき用紙３の枚数分に可視像を転写するまでの間、オン
（または励磁）状態を継続する。なお、用紙３とその次
の用紙３との間もオン状態が継続される。
ロトロン型帯電器２９、サブモータ５４、現像バイア
ス、転写バイアスは、その印刷ジョブによって、印刷す
べき用紙３の枚数分に可視像を転写するまでの間、オン
（または励磁）状態を継続する。なお、用紙３とその次
の用紙３との間もオン状態が継続される。
【０１２１】その後、最後の用紙３の後端が、感光ドラ
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）を
通過した後、その最後の用紙３が排紙される所定の時間
前（１．５秒前）に、サブモータ５４がオフされて、現
像ローラ３１が停止される。なお、サブモータ５４がオ
フされるタイミングは、より具体的には、レジストロー
ラ１２の下流側に設けられる図示しない用紙通過センサ
が、その最後の用紙３の後端を検知した時からの所定時
間として設定されている。
ム２７と転写ローラ３０とのニップ部分（接触部分）を
通過した後、その最後の用紙３が排紙される所定の時間
前（１．５秒前）に、サブモータ５４がオフされて、現
像ローラ３１が停止される。なお、サブモータ５４がオ
フされるタイミングは、より具体的には、レジストロー
ラ１２の下流側に設けられる図示しない用紙通過センサ
が、その最後の用紙３の後端を検知した時からの所定時
間として設定されている。
【０１２２】これによって、メインモータ５２が駆動し
ている状態で、サブモータ５４が停止されるので、回転
駆動している感光ドラム２７の表面に、停止している現
像ローラ３１が摺擦することによって、感光ドラムの表
面のフィルミングが研磨される。
ている状態で、サブモータ５４が停止されるので、回転
駆動している感光ドラム２７の表面に、停止している現
像ローラ３１が摺擦することによって、感光ドラムの表
面のフィルミングが研磨される。
【０１２３】そして、所定の時間（１．０秒、すなわ
ち、感光ドラム２７が１周する間）の経過後に、再びサ
ブモータ５４をオンして、少しの間（０．５秒間、すな
わち、現像ローラ３１が２周半する間）現像ローラ３１
を駆動させ、その後、最後の用紙３の排紙と同時に、メ
インモータ５２、スコロトロン型帯電器２９、サブモー
タ５４、現像バイアスおよび転写バイアスをオフし、こ
れによって、感光ドラム２７および用紙３を搬送するた
めの各種の部材の駆動を停止させるとともに、感光ドラ
ム２７の表面の帯電を停止させ、さらに、現像ローラ３
１を停止させるとともに、現像ローラ３１および転写ロ
ーラ３０に印加されていた現像バイアスおよび転写バイ
アスをオフさせて、画像形成動作を終了させる。なお、
最後の用紙３の排紙は、図示しない排紙センサによって
検知され、メインモータ５２、スコロトロン型帯電器２
９、サブモータ５４、現像バイアスおよび転写バイアス
が、その排紙センサの検知に基いてオフされる。
ち、感光ドラム２７が１周する間）の経過後に、再びサ
ブモータ５４をオンして、少しの間（０．５秒間、すな
わち、現像ローラ３１が２周半する間）現像ローラ３１
を駆動させ、その後、最後の用紙３の排紙と同時に、メ
インモータ５２、スコロトロン型帯電器２９、サブモー
タ５４、現像バイアスおよび転写バイアスをオフし、こ
れによって、感光ドラム２７および用紙３を搬送するた
めの各種の部材の駆動を停止させるとともに、感光ドラ
ム２７の表面の帯電を停止させ、さらに、現像ローラ３
１を停止させるとともに、現像ローラ３１および転写ロ
ーラ３０に印加されていた現像バイアスおよび転写バイ
アスをオフさせて、画像形成動作を終了させる。なお、
最後の用紙３の排紙は、図示しない排紙センサによって
検知され、メインモータ５２、スコロトロン型帯電器２
９、サブモータ５４、現像バイアスおよび転写バイアス
が、その排紙センサの検知に基いてオフされる。
【０１２４】このような制御は、上記と同様に、たとえ
ば、感光ドラム２７の周速が９３ｍｍ／秒（１６ｐｐ
ｍ）、感光ドラム２７の直径が３０ｍｍφ、現像ローラ
３１の周速が１５８．１ｍｍ／秒（感光ドラム周速比
１．７）である場合に、適用することができる。
ば、感光ドラム２７の周速が９３ｍｍ／秒（１６ｐｐ
ｍ）、感光ドラム２７の直径が３０ｍｍφ、現像ローラ
３１の周速が１５８．１ｍｍ／秒（感光ドラム周速比
１．７）である場合に、適用することができる。
【０１２５】このような制御によっても、格別の部材を
設けることなく、装置の小型化およびコストの低減化を
図りつつ、画像形成後において、回転駆動している感光
ドラム２７の表面に、停止している現像ローラ３１を摺
擦させることができ、これによって、感光ドラム２７の
表面のフィルミングを良好に除去することができる。ま
た、現像ローラ３１を、回転速度を変化させることなく
停止させるので、その現像ローラ３１の停止中に不安定
なトナー層が形成されることもなく、現像ローラ３１
に、常に最適のトナー層を形成して、非磁性１成分の現
像方式で良好な画像形成を達成することができる。
設けることなく、装置の小型化およびコストの低減化を
図りつつ、画像形成後において、回転駆動している感光
ドラム２７の表面に、停止している現像ローラ３１を摺
擦させることができ、これによって、感光ドラム２７の
表面のフィルミングを良好に除去することができる。ま
た、現像ローラ３１を、回転速度を変化させることなく
停止させるので、その現像ローラ３１の停止中に不安定
なトナー層が形成されることもなく、現像ローラ３１
に、常に最適のトナー層を形成して、非磁性１成分の現
像方式で良好な画像形成を達成することができる。
【０１２６】しかも、離間用ソレノイド５６がない場合
において、たとえば、現像ローラ３１および感光ドラム
２７を、離間させずに、順次、停止させたままの状態と
しておくと、現像ローラ３１における感光ドラム２７と
の摺擦部分ではトナーが削られているため、現像ローラ
３１と感光ドラム２７とが直接接触した状態で放置され
ることになり、感光ドラム２７が汚染されたり、あるい
は、現像ローラ３１にくぼみが生じてしまう場合がある
が、このような制御によると、駆動制御プログラムが、
サブモータ５４を、一旦停止させて、現像ローラ３１に
より感光ドラム２７のフィルミングを研磨した後、再び
少しだけ駆動させて、その後、メインモータ５２の停止
と同時に停止させるので、現像ローラ３１および感光ド
ラム２７が停止した状態では、現像ローラ３１の摺擦さ
れた部分は、感光ドラム２７に対してずれるので、現像
ローラ３１および感光ドラム２７の接触部分には、現像
ローラ３１に担持されたトナーが介在されている状態と
なるので、そのまま放置しても、感光ドラム２７が汚染
されたり、あるいは、現像ローラ３１にくぼみが生じて
しまうことを、有効に防止することができる。したがっ
て、離間用ソレノイド５６を用いずとも、良好なフィル
ミングの除去を達成することができる。
において、たとえば、現像ローラ３１および感光ドラム
２７を、離間させずに、順次、停止させたままの状態と
しておくと、現像ローラ３１における感光ドラム２７と
の摺擦部分ではトナーが削られているため、現像ローラ
３１と感光ドラム２７とが直接接触した状態で放置され
ることになり、感光ドラム２７が汚染されたり、あるい
は、現像ローラ３１にくぼみが生じてしまう場合がある
が、このような制御によると、駆動制御プログラムが、
サブモータ５４を、一旦停止させて、現像ローラ３１に
より感光ドラム２７のフィルミングを研磨した後、再び
少しだけ駆動させて、その後、メインモータ５２の停止
と同時に停止させるので、現像ローラ３１および感光ド
ラム２７が停止した状態では、現像ローラ３１の摺擦さ
れた部分は、感光ドラム２７に対してずれるので、現像
ローラ３１および感光ドラム２７の接触部分には、現像
ローラ３１に担持されたトナーが介在されている状態と
なるので、そのまま放置しても、感光ドラム２７が汚染
されたり、あるいは、現像ローラ３１にくぼみが生じて
しまうことを、有効に防止することができる。したがっ
て、離間用ソレノイド５６を用いずとも、良好なフィル
ミングの除去を達成することができる。
【０１２７】なお、図７に示す制御では、摺擦部分をず
らすために、現像ローラ３１を２周半駆動したが、摺擦
部分がずれれば、わずかに駆動させるのみでもよい。
らすために、現像ローラ３１を２周半駆動したが、摺擦
部分がずれれば、わずかに駆動させるのみでもよい。
【０１２８】また、図５ないし図７に示す制御におい
て、駆動している感光ドラム２７の表面に停止している
現像ローラ３１を摺擦させると、現像ローラ３１上に担
持されているトナーが感光ドラム２７に掻き取られて、
たとえば、掻き取られたトナーが、その他の部材に付着
してその部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分におけ
る現像ローラ３１上のトナーがなくなって、現像ローラ
３１と感光ドラム２７とが直接接触することにより、感
光ドラム２７が汚染される場合を生じるが、このレーザ
プリンタ１では、トナーとして、流動性の良好な重合ト
ナーが用いられているので、現像ローラ３１と感光ドラ
ム２７との間の摩擦力が低減され、これによって、トナ
ーが感光ドラム２７によって掻き取られにくくなり、そ
の他の部材に付着してその部材を汚染したり、あるい
は、摺擦部分における現像ローラ３１上のトナーがなく
なって、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが直接接触
することにより、感光ドラム２７が汚染されるという不
具合が有効に防止されている。
て、駆動している感光ドラム２７の表面に停止している
現像ローラ３１を摺擦させると、現像ローラ３１上に担
持されているトナーが感光ドラム２７に掻き取られて、
たとえば、掻き取られたトナーが、その他の部材に付着
してその部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分におけ
る現像ローラ３１上のトナーがなくなって、現像ローラ
３１と感光ドラム２７とが直接接触することにより、感
光ドラム２７が汚染される場合を生じるが、このレーザ
プリンタ１では、トナーとして、流動性の良好な重合ト
ナーが用いられているので、現像ローラ３１と感光ドラ
ム２７との間の摩擦力が低減され、これによって、トナ
ーが感光ドラム２７によって掻き取られにくくなり、そ
の他の部材に付着してその部材を汚染したり、あるい
は、摺擦部分における現像ローラ３１上のトナーがなく
なって、現像ローラ３１と感光ドラム２７とが直接接触
することにより、感光ドラム２７が汚染されるという不
具合が有効に防止されている。
【０１２９】しかも、このトナーは、単位重量あたりの
帯電量Ｑ／Ｍが、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上になるよ
うに調製されているので、鏡像力が増大され、現像ロー
ラ３１への付着力が高められている。そのため、現像ロ
ーラ３１が感光ドラム２７と摺擦しても、トナーが感光
ドラム２７によって、より一層、掻き取られにくくな
り、掻き取られたトナーがその他の部材に付着してその
部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分における現像ロ
ーラ３１上の現像剤がなくなって、現像ローラ３１と感
光ドラム２７とが直接接触することにより、感光ドラム
２７が汚染されるという不具合が、より一層、有効に防
止されている。
帯電量Ｑ／Ｍが、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上になるよ
うに調製されているので、鏡像力が増大され、現像ロー
ラ３１への付着力が高められている。そのため、現像ロ
ーラ３１が感光ドラム２７と摺擦しても、トナーが感光
ドラム２７によって、より一層、掻き取られにくくな
り、掻き取られたトナーがその他の部材に付着してその
部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分における現像ロ
ーラ３１上の現像剤がなくなって、現像ローラ３１と感
光ドラム２７とが直接接触することにより、感光ドラム
２７が汚染されるという不具合が、より一層、有効に防
止されている。
【０１３０】また、このレーザプリンタ１の現像ローラ
３１は、そのローラが、弾性体のローラ部分と、そのロ
ーラ部分の表面に被覆される、ローラ部分よりも硬度の
高い表面コート層との２層構造によって形成されている
ので、現像ローラ３１の停止時の摺擦によって感光ドラ
ム２７および現像ローラ３１の双方の受けるダメージが
少なく、それらの寿命を延ばすことができる。
３１は、そのローラが、弾性体のローラ部分と、そのロ
ーラ部分の表面に被覆される、ローラ部分よりも硬度の
高い表面コート層との２層構造によって形成されている
ので、現像ローラ３１の停止時の摺擦によって感光ドラ
ム２７および現像ローラ３１の双方の受けるダメージが
少なく、それらの寿命を延ばすことができる。
【０１３１】すなわち、現像ローラ３１のローラが、硬
度の高い弾性体の単層のみによって形成されている場合
には、その現像ローラ３１を、感光ドラム２７とその幅
方向全域にわたって均一に接触させるためには、強く押
圧する必要がある。しかし、現像ローラ３１を感光ドラ
ム２７に強く押圧すると、現像ローラ３１の停止時の摺
擦によって感光ドラム２７の受けるダメージが過大とな
り、感光ドラム２７の寿命が短くなってしまう。一方、
現像ローラ３１のローラが、硬度の低い弾性体の単層の
みによって形成されている場合には、その逆に、現像ロ
ーラ３１の停止時の摺擦によって現像ローラ３１の受け
るダメージが過大となり、現像ローラ３１の寿命が短く
なってしまう。
度の高い弾性体の単層のみによって形成されている場合
には、その現像ローラ３１を、感光ドラム２７とその幅
方向全域にわたって均一に接触させるためには、強く押
圧する必要がある。しかし、現像ローラ３１を感光ドラ
ム２７に強く押圧すると、現像ローラ３１の停止時の摺
擦によって感光ドラム２７の受けるダメージが過大とな
り、感光ドラム２７の寿命が短くなってしまう。一方、
現像ローラ３１のローラが、硬度の低い弾性体の単層の
みによって形成されている場合には、その逆に、現像ロ
ーラ３１の停止時の摺擦によって現像ローラ３１の受け
るダメージが過大となり、現像ローラ３１の寿命が短く
なってしまう。
【０１３２】しかし、現像ローラ３１を、より硬度の低
い弾性体からなるローラ部分に、より硬度の高い表面コ
ート層を被覆するようにして構成すると、現像ローラ３
１を感光ドラム２７に対して弱い力で押圧しても、その
幅方向全域にわたって均一に接触させることができる。
そのため、現像ローラ３１の停止時の摺擦によって感光
ドラム２７の受けるダメージが少なく、感光ドラム２７
の寿命を延ばすことができる。また、現像ローラ３１の
表面コート層は、硬度が高いので、現像ローラ３１の停
止時の摺擦によって現像ローラ３１の受けるダメージも
少なく、現像ローラ３１の寿命も延ばすことができる。
い弾性体からなるローラ部分に、より硬度の高い表面コ
ート層を被覆するようにして構成すると、現像ローラ３
１を感光ドラム２７に対して弱い力で押圧しても、その
幅方向全域にわたって均一に接触させることができる。
そのため、現像ローラ３１の停止時の摺擦によって感光
ドラム２７の受けるダメージが少なく、感光ドラム２７
の寿命を延ばすことができる。また、現像ローラ３１の
表面コート層は、硬度が高いので、現像ローラ３１の停
止時の摺擦によって現像ローラ３１の受けるダメージも
少なく、現像ローラ３１の寿命も延ばすことができる。
【０１３３】また、このレーザプリンタ１の感光ドラム
２７は、その感光層が、分散型単層有機感光体によって
構成されている。感光ドラム２７の感光層が、分散型単
層有機感光ドラム２７であると、感光層が単層であるた
め、生産性が良好であるが、一方で、電荷発生物質が表
面近くに存在するため、電荷発生層上に電荷移動層が形
成される２層構造の感光ドラムに比べて、劣化しやすい
という不具合がある。しかし、このような制御による
と、感光ドラム２７の表面が現像ローラ３１によって研
磨されるので、常に安定した画像形成を長期にわたって
確保することができる。
２７は、その感光層が、分散型単層有機感光体によって
構成されている。感光ドラム２７の感光層が、分散型単
層有機感光ドラム２７であると、感光層が単層であるた
め、生産性が良好であるが、一方で、電荷発生物質が表
面近くに存在するため、電荷発生層上に電荷移動層が形
成される２層構造の感光ドラムに比べて、劣化しやすい
という不具合がある。しかし、このような制御による
と、感光ドラム２７の表面が現像ローラ３１によって研
磨されるので、常に安定した画像形成を長期にわたって
確保することができる。
【０１３４】また、図５ないし図７に示す制御では、サ
ブモータ５４の駆動を停止している状態において、現像
ローラ３１に対向する感光ドラム２７の表面部分は、ス
コロトロン型帯電器２９によって一様に帯電されている
とともに、スキャナユニット１６によって露光されてお
らず、かつ、現像ローラ３１には、画像形成時と同様に
現像バイアスが印加されている、すなわち、画像形成時
の感光ドラム２７の表面の未露光部分と同一の状態とさ
れるので、トナーは、感光ドラム２７の表面電位と現像
ローラ３１の現像バイアスとの間で生じる電界によっ
て、現像ローラ３１上において拘束されるようになって
いる。そのため、トナーは、現像ローラ３１が感光ドラ
ム２７と摺擦しても感光ドラム２７によって掻き取られ
にくくなり、掻き取られたトナーがその他の部材に付着
してその部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分におけ
る現像ローラ３１上のトナーがなくなって、現像ローラ
３１と感光ドラム２７とが直接接触することにより、感
光ドラム２７が汚染されるという不具合が、より一層、
有効に防止されている。
ブモータ５４の駆動を停止している状態において、現像
ローラ３１に対向する感光ドラム２７の表面部分は、ス
コロトロン型帯電器２９によって一様に帯電されている
とともに、スキャナユニット１６によって露光されてお
らず、かつ、現像ローラ３１には、画像形成時と同様に
現像バイアスが印加されている、すなわち、画像形成時
の感光ドラム２７の表面の未露光部分と同一の状態とさ
れるので、トナーは、感光ドラム２７の表面電位と現像
ローラ３１の現像バイアスとの間で生じる電界によっ
て、現像ローラ３１上において拘束されるようになって
いる。そのため、トナーは、現像ローラ３１が感光ドラ
ム２７と摺擦しても感光ドラム２７によって掻き取られ
にくくなり、掻き取られたトナーがその他の部材に付着
してその部材を汚染したり、あるいは、摺擦部分におけ
る現像ローラ３１上のトナーがなくなって、現像ローラ
３１と感光ドラム２７とが直接接触することにより、感
光ドラム２７が汚染されるという不具合が、より一層、
有効に防止されている。
【０１３５】また、このような駆動制御プログラムによ
る駆動制御は、たとえば、図８に示すカラーレーザプリ
ンタに適用してもよい。
る駆動制御は、たとえば、図８に示すカラーレーザプリ
ンタに適用してもよい。
【０１３６】すなわち、このカラーレーザプリンタ７１
は、本体ケーシング７２内に、用紙７３を給紙するため
のフィーダ部７４、給紙された用紙７３に所定の画像を
形成するための画像形成部７５、用紙７３の両面に画像
を形成するための反転搬送部７６などを備えている。
は、本体ケーシング７２内に、用紙７３を給紙するため
のフィーダ部７４、給紙された用紙７３に所定の画像を
形成するための画像形成部７５、用紙７３の両面に画像
を形成するための反転搬送部７６などを備えている。
【０１３７】フィーダ部７４は、本体ケーシング７２内
の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ７７と、そ
の給紙トレイ７７の一端部上方に配置される給紙ローラ
７８と、用紙７３の搬送方向において、その給紙ローラ
７８の下流側に配置される搬送ローラ７９と、その搬送
ローラ７９の下流側に配置されるレジストローラ８０と
を備えている。給紙トレイ７７内には、給紙ローラ７８
に対向する端部が上下方向に移動可能な用紙押圧板８１
が設けられており、その用紙押圧板８１上に、用紙７３
が積層状にスタックされている。用紙押圧板８１は、図
示しないばねによって裏面から付勢されており、用紙押
圧板８１上の最上位にある用紙７３は、そのばねによっ
て給紙ローラ７８に向かって押圧され、その給紙ローラ
７８の回転によって１枚毎に給紙される。給紙ローラ７
８によって給紙された用紙７３は、搬送ローラ７９によ
ってレジストローラ８０に送られ、このレジストローラ
８０によって、所定のレジスト後に、画像形成部７５に
送られる。
の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ７７と、そ
の給紙トレイ７７の一端部上方に配置される給紙ローラ
７８と、用紙７３の搬送方向において、その給紙ローラ
７８の下流側に配置される搬送ローラ７９と、その搬送
ローラ７９の下流側に配置されるレジストローラ８０と
を備えている。給紙トレイ７７内には、給紙ローラ７８
に対向する端部が上下方向に移動可能な用紙押圧板８１
が設けられており、その用紙押圧板８１上に、用紙７３
が積層状にスタックされている。用紙押圧板８１は、図
示しないばねによって裏面から付勢されており、用紙押
圧板８１上の最上位にある用紙７３は、そのばねによっ
て給紙ローラ７８に向かって押圧され、その給紙ローラ
７８の回転によって１枚毎に給紙される。給紙ローラ７
８によって給紙された用紙７３は、搬送ローラ７９によ
ってレジストローラ８０に送られ、このレジストローラ
８０によって、所定のレジスト後に、画像形成部７５に
送られる。
【０１３８】画像形成部７５は、プロセス部８２、中間
転写機構８３、２次転写ローラ８４、定着部８５などを
備えている。
転写機構８３、２次転写ローラ８４、定着部８５などを
備えている。
【０１３９】プロセス部８２は、各色毎に複数（４つ）
設けられており、現像カートリッジ８６、感光体として
の感光ドラム８７、帯電手段としてのスコロトロン型帯
電器８８、露光手段としてのＬＥＤアレイ８９、１次転
写ローラ９０、および、トナー清掃部材としてのドラム
クリーナ９１などを備えており、各プロセス部８２が、
それぞれ所定の間隔を隔てて上下方向に並列状に設けら
れている。
設けられており、現像カートリッジ８６、感光体として
の感光ドラム８７、帯電手段としてのスコロトロン型帯
電器８８、露光手段としてのＬＥＤアレイ８９、１次転
写ローラ９０、および、トナー清掃部材としてのドラム
クリーナ９１などを備えており、各プロセス部８２が、
それぞれ所定の間隔を隔てて上下方向に並列状に設けら
れている。
【０１４０】現像カートリッジ８６は、各プロセス部８
２に対して着脱自在に装着される、イエロー現像カート
リッジ８６Ｙ、マゼンタ現像カートリッジ８６Ｍ、シア
ン現像カートリッジ８６Ｃおよびブラック現像カートリ
ッジ８６Ｋの４つの現像カートリッジ８６からなり、そ
れぞれ、トナー収容部９２、供給ローラ９３、現像ロー
ラ９４、層厚規制ブレード９５などを備えている。ま
た、これら各現像カートリッジ８６は、上記した離間用
ソレノイド５６（図４参照）によって、プロセス部８２
に対して前後方向（接離方向）にスライド移動可能に構
成されている。
２に対して着脱自在に装着される、イエロー現像カート
リッジ８６Ｙ、マゼンタ現像カートリッジ８６Ｍ、シア
ン現像カートリッジ８６Ｃおよびブラック現像カートリ
ッジ８６Ｋの４つの現像カートリッジ８６からなり、そ
れぞれ、トナー収容部９２、供給ローラ９３、現像ロー
ラ９４、層厚規制ブレード９５などを備えている。ま
た、これら各現像カートリッジ８６は、上記した離間用
ソレノイド５６（図４参照）によって、プロセス部８２
に対して前後方向（接離方向）にスライド移動可能に構
成されている。
【０１４１】トナー収容部９２内には、各現像カートリ
ッジ８６毎に、現像剤として、イエロー現像カートリッ
ジ８６Ｙにはイエロー、マゼンタ現像カートリッジ８６
Ｍにはマゼンタ、シアン現像カートリッジ８６Ｃにはシ
アンおよびブラック現像カートリッジ８６Ｋにはブラッ
クの色を有する正帯電性の非磁性１成分のトナーがそれ
ぞれ充填されている。このトナーは、上記したように、
単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍが、絶対値で、１０μＣ
／ｇ以上の重合トナーが使用されている。
ッジ８６毎に、現像剤として、イエロー現像カートリッ
ジ８６Ｙにはイエロー、マゼンタ現像カートリッジ８６
Ｍにはマゼンタ、シアン現像カートリッジ８６Ｃにはシ
アンおよびブラック現像カートリッジ８６Ｋにはブラッ
クの色を有する正帯電性の非磁性１成分のトナーがそれ
ぞれ充填されている。このトナーは、上記したように、
単位重量あたりの帯電量Ｑ／Ｍが、絶対値で、１０μＣ
／ｇ以上の重合トナーが使用されている。
【０１４２】トナー収容部９２内のトナーは、アジテー
タ９６の撹拌によって、トナー収容部９２の側方に開口
されたトナー供給口から供給ローラ９３に向けて放出さ
れる。
タ９６の撹拌によって、トナー収容部９２の側方に開口
されたトナー供給口から供給ローラ９３に向けて放出さ
れる。
【０１４３】トナー供給口の側方には、供給ローラ９３
が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ９
３に対向して、現像ローラ９４が回転可能に配設されて
いる。そして、これら供給ローラ９３と現像ローラ９４
とは、供給ローラ９３がある程度圧縮するような状態で
互いに当接されている。
が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ９
３に対向して、現像ローラ９４が回転可能に配設されて
いる。そして、これら供給ローラ９３と現像ローラ９４
とは、供給ローラ９３がある程度圧縮するような状態で
互いに当接されている。
【０１４４】供給ローラ９３は、金属製のローラ軸に、
導電性のスポンジ部材からなるローラが被覆されてい
る。
導電性のスポンジ部材からなるローラが被覆されてい
る。
【０１４５】現像ローラ９４は、金属製のローラ軸に、
導電性のゴム材料である弾性部材からなるローラが被覆
されている。より具体的には、現像ローラ９４のローラ
は、上記したように、カーボン微粒子などを含む導電性
のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはＥＰＤＭゴムな
どからなる弾性体のローラ部分と、そのローラ部分の表
面に被覆される、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイ
ミド樹脂などが主成分とされる、ローラ部分よりも硬度
の高い表面コート層との２層構造によって形成されてい
る。
導電性のゴム材料である弾性部材からなるローラが被覆
されている。より具体的には、現像ローラ９４のローラ
は、上記したように、カーボン微粒子などを含む導電性
のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはＥＰＤＭゴムな
どからなる弾性体のローラ部分と、そのローラ部分の表
面に被覆される、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイ
ミド樹脂などが主成分とされる、ローラ部分よりも硬度
の高い表面コート層との２層構造によって形成されてい
る。
【０１４６】また、この現像ローラ９４は、上記したサ
ブモータ５４（図４参照）によって駆動され、上記した
現像バイアス印加回路５８（図４参照）によって、感光
ドラム８７に対して、所定の現像バイアスが印加されて
いる。
ブモータ５４（図４参照）によって駆動され、上記した
現像バイアス印加回路５８（図４参照）によって、感光
ドラム８７に対して、所定の現像バイアスが印加されて
いる。
【０１４７】また、現像ローラ９４の近傍には、層厚規
制ブレード９５が配設されている。この層厚規制ブレー
ド９５は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部を備えており、ブレード本体の一端部が、現像ロ
ーラ９５の近くにおいて現像カートリッジ８６に支持さ
れるとともに、押圧部がブレード本体の弾性力によって
現像ローラ９４上に圧接されるように構成されている。
制ブレード９５が配設されている。この層厚規制ブレー
ド９５は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部を備えており、ブレード本体の一端部が、現像ロ
ーラ９５の近くにおいて現像カートリッジ８６に支持さ
れるとともに、押圧部がブレード本体の弾性力によって
現像ローラ９４上に圧接されるように構成されている。
【０１４８】そして、トナー供給口から放出されるトナ
ーは、供給ローラ９３の回転により、現像ローラ９４に
供給され、この時、供給ローラ９３と現像ローラ９４と
の間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ９４上に
供給されたトナーは、現像ローラ９４の回転に伴って、
層厚規制ブレード９５の押圧部と現像ローラ９４との間
に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚
さの薄層として現像ローラ９４上に担持される。
ーは、供給ローラ９３の回転により、現像ローラ９４に
供給され、この時、供給ローラ９３と現像ローラ９４と
の間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ９４上に
供給されたトナーは、現像ローラ９４の回転に伴って、
層厚規制ブレード９５の押圧部と現像ローラ９４との間
に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚
さの薄層として現像ローラ９４上に担持される。
【０１４９】感光ドラム８７は、現像ローラ９４の側方
において、その現像ローラ９４に接触するような状態で
回転可能に配設されている。この感光ドラム８７は、ド
ラム本体が接地されるとともに、その表面部分が、上記
したように、電荷輸送層中に電荷発生物質が分散されて
いる、分散型単層有機感光体の感光層によって形成され
ている。また、この感光ドラム８７は、上記したメイン
モータ５２（図４参照）によって駆動されるように構成
されている。
において、その現像ローラ９４に接触するような状態で
回転可能に配設されている。この感光ドラム８７は、ド
ラム本体が接地されるとともに、その表面部分が、上記
したように、電荷輸送層中に電荷発生物質が分散されて
いる、分散型単層有機感光体の感光層によって形成され
ている。また、この感光ドラム８７は、上記したメイン
モータ５２（図４参照）によって駆動されるように構成
されている。
【０１５０】スコロトロン型帯電器８８は、各感光ドラ
ム８７の側方に、各感光ドラム８７に接触しないよう
に、所定の間隔を隔ててそれぞれ配設されている。この
スコロトロン型帯電器８８は、タングステンなどの帯電
用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロ
トロン型の帯電器であり、感光ドラム８７の表面を一様
に正極性に帯電させるように構成されている。なお、こ
のスコロトロン帯電器８８の帯電は、上記した帯電制御
回路６０（図４参照）によって制御されている。
ム８７の側方に、各感光ドラム８７に接触しないよう
に、所定の間隔を隔ててそれぞれ配設されている。この
スコロトロン型帯電器８８は、タングステンなどの帯電
用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロ
トロン型の帯電器であり、感光ドラム８７の表面を一様
に正極性に帯電させるように構成されている。なお、こ
のスコロトロン帯電器８８の帯電は、上記した帯電制御
回路６０（図４参照）によって制御されている。
【０１５１】ＬＥＤアレイ８９は、各感光ドラム８７の
側方であって、各感光ドラム８７の回転方向において、
各スコロトロン型帯電器８８と、各現像ローラ９４との
間にそれぞれ設けられている。このＬＥＤアレイ８９
は、多数のＬＥＤが配列されることにより構成されてお
り、所定の画像データに基づくＬＥＤの発光により、感
光ドラム８７の表面を露光照射するようにしている。
側方であって、各感光ドラム８７の回転方向において、
各スコロトロン型帯電器８８と、各現像ローラ９４との
間にそれぞれ設けられている。このＬＥＤアレイ８９
は、多数のＬＥＤが配列されることにより構成されてお
り、所定の画像データに基づくＬＥＤの発光により、感
光ドラム８７の表面を露光照射するようにしている。
【０１５２】そして、各色毎のトナーは、次のように露
光および現像される。すなわち、まず、感光ドラム８７
の回転によって、その感光ドラム８７の表面が、スコロ
トロン型帯電器８８により一様に正帯電された後、ＬＥ
Ｄアレイ８９からの発光により露光され、所定の画像デ
ータに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ロー
ラ９４の回転により、現像ローラ９４上に担持されかつ
正帯電されているトナーが、感光ドラム８７に対向して
接触する時に、感光ドラム８７の表面上に形成されてい
る静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ド
ラム８７の表面のうち、ＬＥＤアレイ８９によって露光
され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持
されることによって可視像化され、これによって反転現
像が達成される。
光および現像される。すなわち、まず、感光ドラム８７
の回転によって、その感光ドラム８７の表面が、スコロ
トロン型帯電器８８により一様に正帯電された後、ＬＥ
Ｄアレイ８９からの発光により露光され、所定の画像デ
ータに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ロー
ラ９４の回転により、現像ローラ９４上に担持されかつ
正帯電されているトナーが、感光ドラム８７に対向して
接触する時に、感光ドラム８７の表面上に形成されてい
る静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ド
ラム８７の表面のうち、ＬＥＤアレイ８９によって露光
され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持
されることによって可視像化され、これによって反転現
像が達成される。
【０１５３】１次転写ローラ９０は、各感光ドラム８７
の回転方向において、各現像ローラ９４の下流側であっ
て、後述するエンドレスベルト１００を挟んで、各感光
ドラム８７と対向するようにそれぞれ配設されている。
この１次転写ローラ９０は、金属製のローラ軸に、導電
性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ド
ラム８７の駆動に従動して回転し、上記した転写バイア
ス印加回路５９（図４参照）によって、感光ドラム８７
に対して所定の転写バイアスが印加されている。そし
て、感光ドラム８７上に担持された可視像は、エンドレ
スベルト１００が感光ドラム８７と１次転写ローラ９０
との間を通る間にエンドレスベルト１００に転写され
る。
の回転方向において、各現像ローラ９４の下流側であっ
て、後述するエンドレスベルト１００を挟んで、各感光
ドラム８７と対向するようにそれぞれ配設されている。
この１次転写ローラ９０は、金属製のローラ軸に、導電
性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ド
ラム８７の駆動に従動して回転し、上記した転写バイア
ス印加回路５９（図４参照）によって、感光ドラム８７
に対して所定の転写バイアスが印加されている。そし
て、感光ドラム８７上に担持された可視像は、エンドレ
スベルト１００が感光ドラム８７と１次転写ローラ９０
との間を通る間にエンドレスベルト１００に転写され
る。
【０１５４】ドラムクリーナ９１は、感光ドラム８７の
回転方向における１次転写ローラ９０とスコロトロン型
帯電器８８との間に配置され、残存トナーを回収するた
めにボックス状をなし、感光ドラム８７に対向する部分
が開口されており、その開口部分に、その先端部が感光
ドラム８７の表面上に接触する掻取ブレード９７が設け
られている。そして、転写後に感光ドラム８７の表面上
に残存する残存トナーは、この掻取ブレード９７によっ
て掻き取られ、ドラムクリーナ９１内に回収される。
回転方向における１次転写ローラ９０とスコロトロン型
帯電器８８との間に配置され、残存トナーを回収するた
めにボックス状をなし、感光ドラム８７に対向する部分
が開口されており、その開口部分に、その先端部が感光
ドラム８７の表面上に接触する掻取ブレード９７が設け
られている。そして、転写後に感光ドラム８７の表面上
に残存する残存トナーは、この掻取ブレード９７によっ
て掻き取られ、ドラムクリーナ９１内に回収される。
【０１５５】中間転写機構８３は、本体ケーシング７２
内において、各感光ドラム８７と対向するように上下方
向に配置されており、下側に設けられる第１ローラ９８
と、上側に設けられる第２ローラ９９と、これら第１ロ
ーラ９８および第２ローラ９９の外周に巻回されるエン
ドレスベルト１００とによって構成されており、転写さ
れる面を、矢印方向に上から下に移動可能とされてい
る。
内において、各感光ドラム８７と対向するように上下方
向に配置されており、下側に設けられる第１ローラ９８
と、上側に設けられる第２ローラ９９と、これら第１ロ
ーラ９８および第２ローラ９９の外周に巻回されるエン
ドレスベルト１００とによって構成されており、転写さ
れる面を、矢印方向に上から下に移動可能とされてい
る。
【０１５６】そして、第１ローラ９８および第２ローラ
９９の回転により、エンドレスベルト１００を各感光ド
ラム８７と順次対向させることによって、各感光ドラム
８７上に形成された各色毎の可視像を、順次エンドレス
ベルト１００上に重ねていくことによってカラー画像が
形成される。すなわち、たとえば、イエロー現像カート
リッジ８６Ｙに充填されるイエローのトナーによって感
光ドラム８７上に形成されたイエローの可視像が、エン
ドレスベルト１００上に転写されると、次いで、マゼン
タ現像カートリッジ８６Ｍに充填されるマゼンタのトナ
ーによって感光ドラム８７上に形成されたマゼンタの可
視像が、既にイエローのトナー画像が転写されているエ
ンドレスベルト１００上に重ねて転写され、同様の操作
により、シアン現像カートリッジ８６Ｃによって形成さ
れるシアンの可視像、ブラック現像カートリッジ８６Ｋ
によって形成されるブラックの可視像が重ねて転写され
て、これによって、エンドレスベルト１００上にカラー
画像が形成される。
９９の回転により、エンドレスベルト１００を各感光ド
ラム８７と順次対向させることによって、各感光ドラム
８７上に形成された各色毎の可視像を、順次エンドレス
ベルト１００上に重ねていくことによってカラー画像が
形成される。すなわち、たとえば、イエロー現像カート
リッジ８６Ｙに充填されるイエローのトナーによって感
光ドラム８７上に形成されたイエローの可視像が、エン
ドレスベルト１００上に転写されると、次いで、マゼン
タ現像カートリッジ８６Ｍに充填されるマゼンタのトナ
ーによって感光ドラム８７上に形成されたマゼンタの可
視像が、既にイエローのトナー画像が転写されているエ
ンドレスベルト１００上に重ねて転写され、同様の操作
により、シアン現像カートリッジ８６Ｃによって形成さ
れるシアンの可視像、ブラック現像カートリッジ８６Ｋ
によって形成されるブラックの可視像が重ねて転写され
て、これによって、エンドレスベルト１００上にカラー
画像が形成される。
【０１５７】２次転写ローラ８４は、中間転写機構８３
の第１ローラ９８と用紙７３を挟んで対向する位置に回
転可能に配設されている。２次転写ローラ８４は、金属
製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被
覆されており、所定の転写バイアスが印加されている。
そして、エンドレスベルト１００上に形成されたカラー
画像は、用紙７３がエンドレスベルト１００と２次転写
ローラ９９との間を通る間に用紙７３に一括転写され
る。
の第１ローラ９８と用紙７３を挟んで対向する位置に回
転可能に配設されている。２次転写ローラ８４は、金属
製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被
覆されており、所定の転写バイアスが印加されている。
そして、エンドレスベルト１００上に形成されたカラー
画像は、用紙７３がエンドレスベルト１００と２次転写
ローラ９９との間を通る間に用紙７３に一括転写され
る。
【０１５８】定着部８５は、２次転写ローラ８４に対し
て、用紙７３の搬送方向下流側に配置されており、互い
に圧接されている１対の加熱ローラ１０１および１０
２、および、これら１対の加熱ローラ１０１および１０
２に対して用紙７３の搬送方向下流側に設けられる１対
の搬送ローラ１０３を備えている。加熱ローラ１０１お
よび１０２は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを
備えており、２次転写ローラ８４によって用紙７３上に
転写されたカラー画像を、用紙７３が１対の加熱ローラ
１０１および１０２との間を通過する間に熱定着させ、
その後、その用紙７３を搬送ローラ１０３によって、排
紙パス１０４に搬送するようにしている。
て、用紙７３の搬送方向下流側に配置されており、互い
に圧接されている１対の加熱ローラ１０１および１０
２、および、これら１対の加熱ローラ１０１および１０
２に対して用紙７３の搬送方向下流側に設けられる１対
の搬送ローラ１０３を備えている。加熱ローラ１０１お
よび１０２は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを
備えており、２次転写ローラ８４によって用紙７３上に
転写されたカラー画像を、用紙７３が１対の加熱ローラ
１０１および１０２との間を通過する間に熱定着させ、
その後、その用紙７３を搬送ローラ１０３によって、排
紙パス１０４に搬送するようにしている。
【０１５９】排紙パス１０４は、本体ケーシング７２の
上下方向に沿って設けられており、１対の搬送ローラ１
０５および１０６が、それぞれ排紙パス１０４に臨むよ
うに設けられるとともに、排紙パス１０４の排紙口に
は、１対の排紙ローラ１０７が配設されている。
上下方向に沿って設けられており、１対の搬送ローラ１
０５および１０６が、それぞれ排紙パス１０４に臨むよ
うに設けられるとともに、排紙パス１０４の排紙口に
は、１対の排紙ローラ１０７が配設されている。
【０１６０】そして、定着部８５の搬送ローラ１０３に
よって排紙パス１０４に送られた用紙７３は、搬送ロー
ラ１０５および１０６によって搬送され、排紙ローラ１
０７によって排紙トレイ１０８上に排紙される。
よって排紙パス１０４に送られた用紙７３は、搬送ロー
ラ１０５および１０６によって搬送され、排紙ローラ１
０７によって排紙トレイ１０８上に排紙される。
【０１６１】反転搬送部７６は、反転搬送パス１０９
と、搬送方向を切り換えるフラッパ１１０とを備えてい
る。反転搬送パス１０９は、その一端部が、排紙パス１
０４の搬送ローラ１０５の近くに接続されるとともに、
その他端部が、搬送ローラ７９とレジストローラ８０と
の間の用紙パスに接続されており、また、１対の反転搬
送ローラ１１１および１１２が、それぞれ反転搬送パス
１０９に臨むように設けられている。
と、搬送方向を切り換えるフラッパ１１０とを備えてい
る。反転搬送パス１０９は、その一端部が、排紙パス１
０４の搬送ローラ１０５の近くに接続されるとともに、
その他端部が、搬送ローラ７９とレジストローラ８０と
の間の用紙パスに接続されており、また、１対の反転搬
送ローラ１１１および１１２が、それぞれ反転搬送パス
１０９に臨むように設けられている。
【０１６２】フラッパ１１０は、排紙パス１０４と反転
搬送パス１０９との分岐部分に臨むように、揺動可能に
設けられており、図示しないパス切替用ソレノイドの励
磁または非励磁により、一方の面に所定のカラー画像が
形成された用紙７３を、排紙パス１０４に向かう方向
と、排紙パス１０４から反転搬送パス１０９に向かう方
向とに切り換えることができように構成されている。
搬送パス１０９との分岐部分に臨むように、揺動可能に
設けられており、図示しないパス切替用ソレノイドの励
磁または非励磁により、一方の面に所定のカラー画像が
形成された用紙７３を、排紙パス１０４に向かう方向
と、排紙パス１０４から反転搬送パス１０９に向かう方
向とに切り換えることができように構成されている。
【０１６３】そして、用紙７３の両面に画像を形成する
場合には、一方の面に画像が形成された用紙７３が排紙
パス１０４から排紙ローラ１０７に送られてくると、排
紙ローラ１０７が、用紙７３を挟んだ状態で正回転し
て、この用紙７３を一旦外側（排紙トレイ１０８側）に
向けて搬送し、用紙７３の大部分が外側に送られ、用紙
７３の後端が排紙ローラ１０７に挟まれた時に、その正
回転が停止され、次いで、排紙ローラ１０７が、逆回転
されるとともに、フラッパ１１０が、用紙７３を排紙パ
ス１０４から反転搬送パス１０９に搬送するように、搬
送方向を切り換える。これによって、用紙７３は、前後
逆向きの状態で、逆回転される搬送ローラ１０５および
１０６によって排紙パス１０４を逆方向（下方向）に搬
送され、フラッパ１１０の切り換えによって反転搬送パ
ス１０９に搬送される。なお、フラッパ１１０は、用紙
７３の逆方向の搬送が終了すると、元の状態、すなわ
ち、搬送ローラ１０３から送られる用紙７３を排紙パス
１０４に送る状態に切り換えられる。次いで、反転搬送
パス１０９に逆向きに搬送された用紙７３は、反転搬送
ローラ１１１および１１２によって、レジストローラ８
０に搬送される。レジストローラ８０に搬送された用紙
７３は、所定のレジスト後に、裏返しの状態で、再び、
画像形成部７５に向けて送られ、これによって、用紙７
３の両面に所定の画像が形成される。
場合には、一方の面に画像が形成された用紙７３が排紙
パス１０４から排紙ローラ１０７に送られてくると、排
紙ローラ１０７が、用紙７３を挟んだ状態で正回転し
て、この用紙７３を一旦外側（排紙トレイ１０８側）に
向けて搬送し、用紙７３の大部分が外側に送られ、用紙
７３の後端が排紙ローラ１０７に挟まれた時に、その正
回転が停止され、次いで、排紙ローラ１０７が、逆回転
されるとともに、フラッパ１１０が、用紙７３を排紙パ
ス１０４から反転搬送パス１０９に搬送するように、搬
送方向を切り換える。これによって、用紙７３は、前後
逆向きの状態で、逆回転される搬送ローラ１０５および
１０６によって排紙パス１０４を逆方向（下方向）に搬
送され、フラッパ１１０の切り換えによって反転搬送パ
ス１０９に搬送される。なお、フラッパ１１０は、用紙
７３の逆方向の搬送が終了すると、元の状態、すなわ
ち、搬送ローラ１０３から送られる用紙７３を排紙パス
１０４に送る状態に切り換えられる。次いで、反転搬送
パス１０９に逆向きに搬送された用紙７３は、反転搬送
ローラ１１１および１１２によって、レジストローラ８
０に搬送される。レジストローラ８０に搬送された用紙
７３は、所定のレジスト後に、裏返しの状態で、再び、
画像形成部７５に向けて送られ、これによって、用紙７
３の両面に所定の画像が形成される。
【０１６４】また、このカラーレーザプリンタ７１に
は、カラー画像が用紙７３に一括転写された後に、エン
ドレスベルト１００上に残存するトナーを回収するため
のベルトクリーナ１１３が設けられている。このベルト
クリーナ１１３は、中間転写機構８３の側方であって、
第１ローラ９８から第２ローラ９９に至る間に配置され
るクリーナケーシング１１４内に、クリーナブラシ１１
５、回収ローラ１１６、回収ボックス１１７および掻取
ブレード１１８を備えている。
は、カラー画像が用紙７３に一括転写された後に、エン
ドレスベルト１００上に残存するトナーを回収するため
のベルトクリーナ１１３が設けられている。このベルト
クリーナ１１３は、中間転写機構８３の側方であって、
第１ローラ９８から第２ローラ９９に至る間に配置され
るクリーナケーシング１１４内に、クリーナブラシ１１
５、回収ローラ１１６、回収ボックス１１７および掻取
ブレード１１８を備えている。
【０１６５】クリーナブラシ１１５は、円筒状の本体に
ブラシが放射状に形成されており、エンドレスベルト１
００にブラシが接触状に対向するような状態において、
回転可能に配設されている。円筒状の本体には、エンド
レスベルト１００との間に所定の電位差が与えられるよ
うなバイアスが印加されている。
ブラシが放射状に形成されており、エンドレスベルト１
００にブラシが接触状に対向するような状態において、
回転可能に配設されている。円筒状の本体には、エンド
レスベルト１００との間に所定の電位差が与えられるよ
うなバイアスが印加されている。
【０１６６】回収ローラ１１６は、金属製のローラから
なり、クリーナブラシ１１５の下方において、このクリ
ーナブラシ１１５のブラシに接触状に対向するような状
態において、回転可能に配設されている。また、この回
収ローラ１１６は、クリーナブラシ１１５との間に所定
の電位差が与えられるようなバイアスが印加されてい
る。
なり、クリーナブラシ１１５の下方において、このクリ
ーナブラシ１１５のブラシに接触状に対向するような状
態において、回転可能に配設されている。また、この回
収ローラ１１６は、クリーナブラシ１１５との間に所定
の電位差が与えられるようなバイアスが印加されてい
る。
【０１６７】回収ボックス１１７は、回収ローラ１１６
の下方において、その回収ローラ１１６に対向する部分
が開口されており、その開口部分の近傍に、回収ローラ
１１６上に圧接される掻取ブレード１１８が設けられて
いる。
の下方において、その回収ローラ１１６に対向する部分
が開口されており、その開口部分の近傍に、回収ローラ
１１６上に圧接される掻取ブレード１１８が設けられて
いる。
【０１６８】そして、用紙７３にカラー画像が一括転写
された後に、エンドレスベルト１００上に残存するトナ
ーは、クリーナブラシ１１５と対向した時に、クリーナ
ブラシ１１５によって掻き取られながらそのクリーナブ
ラシ１１５に印加されるバイアスによってブラシに付着
される。その後、クリーナブラシ１１５に付着された残
存トナーは、回収ローラ１１６と対向した時に、回収ロ
ーラ１１６に印加されるバイアスによって回収ローラ１
１６に付着され、次いで、掻取ブレード１１８によって
掻き取られて回収ボックス１１７に回収される。
された後に、エンドレスベルト１００上に残存するトナ
ーは、クリーナブラシ１１５と対向した時に、クリーナ
ブラシ１１５によって掻き取られながらそのクリーナブ
ラシ１１５に印加されるバイアスによってブラシに付着
される。その後、クリーナブラシ１１５に付着された残
存トナーは、回収ローラ１１６と対向した時に、回収ロ
ーラ１１６に印加されるバイアスによって回収ローラ１
１６に付着され、次いで、掻取ブレード１１８によって
掻き取られて回収ボックス１１７に回収される。
【０１６９】そして、このようにして構成されるカラー
レーザプリンタ７１においても、図４に示す制御系が採
用されており、図５ないし図７に示すいずれかの駆動制
御プログラムによって、各部が適宜のタイミングにおい
て動作されることにより、各感光ドラム８７のフィルミ
ングが除去されるように構成されている。
レーザプリンタ７１においても、図４に示す制御系が採
用されており、図５ないし図７に示すいずれかの駆動制
御プログラムによって、各部が適宜のタイミングにおい
て動作されることにより、各感光ドラム８７のフィルミ
ングが除去されるように構成されている。
【０１７０】このようなカラーレーザプリンタ７１は、
各色毎に、感光ドラム８７および現像ローラ９４を備え
る、いわゆるタンデム方式のカラーレーザプリンタであ
るため、各色毎に形成された可視像を、その色毎に、順
次転写して、モノクロ画像を形成する速度とほぼ同じ速
度でカラー画像を形成することができる。とりわけ、こ
のようなタンデム方式のカラーレーザプリンタにおい
て、このカラーレーザプリンタ７１では、重合トナーが
使用されているので、極めて高画質のカラー画像を形成
することができる。
各色毎に、感光ドラム８７および現像ローラ９４を備え
る、いわゆるタンデム方式のカラーレーザプリンタであ
るため、各色毎に形成された可視像を、その色毎に、順
次転写して、モノクロ画像を形成する速度とほぼ同じ速
度でカラー画像を形成することができる。とりわけ、こ
のようなタンデム方式のカラーレーザプリンタにおい
て、このカラーレーザプリンタ７１では、重合トナーが
使用されているので、極めて高画質のカラー画像を形成
することができる。
【０１７１】一方、このようなタンデム方式のカラーレ
ーザプリンタ７１では、各色毎に感光ドラム８７および
現像ローラ３１を備えるので、順次転写される前の色の
各トナー（たとえば、１色目のトナー）が、転写後の各
感光ドラム８７（たとえば、２色目の感光ドラム）に付
着して、残存トナー中に混入する場合があり、これを各
ドラムクリーナ９１の掻取ブレード９７によって掻き取
る構成が必須となる。
ーザプリンタ７１では、各色毎に感光ドラム８７および
現像ローラ３１を備えるので、順次転写される前の色の
各トナー（たとえば、１色目のトナー）が、転写後の各
感光ドラム８７（たとえば、２色目の感光ドラム）に付
着して、残存トナー中に混入する場合があり、これを各
ドラムクリーナ９１の掻取ブレード９７によって掻き取
る構成が必須となる。
【０１７２】しかし、流動性が良好な重合トナーが使用
されていると、残存トナーを掻取ブレード９７によって
掻き取りにくくなり、感光ドラム８７の表面にフィルミ
ングを生じやすくなるが、そのようなフィルミングが生
じても、この駆動制御プログラムの実行によって、良好
に除去することができる。
されていると、残存トナーを掻取ブレード９７によって
掻き取りにくくなり、感光ドラム８７の表面にフィルミ
ングを生じやすくなるが、そのようなフィルミングが生
じても、この駆動制御プログラムの実行によって、良好
に除去することができる。
【０１７３】また、タンデム方式のカラーレーザプリン
タでは、各色毎に感光ドラム８７および現像ローラ９４
を備えるため、フィルミングを除去するための格別の部
材を各感光ドラム８７毎に設けることが非常に困難であ
るが、このような制御によれば、そのような格別の部材
を各感光ドラム８７毎に設けなくても、フィルミングを
良好に除去することができる。
タでは、各色毎に感光ドラム８７および現像ローラ９４
を備えるため、フィルミングを除去するための格別の部
材を各感光ドラム８７毎に設けることが非常に困難であ
るが、このような制御によれば、そのような格別の部材
を各感光ドラム８７毎に設けなくても、フィルミングを
良好に除去することができる。
【０１７４】なお、以上に述べたカラーレーザプリンタ
７１では、中間転写機構８３を設けて、各感光ドラム８
７に色毎に担持される可視像を、一旦、エンドレスベル
ト１００上に転写して、カラー画像を形成した後、２次
転写ローラ８４によってエンドレスベルト１００上から
用紙７３にそのカラー画像を一括転写するように構成し
ているが、その目的および用途などによっては、中間転
写機構８３を設けずに、１次転写ローラ９０により、直
接、用紙７３に、各感光ドラム８７に色毎に担持される
可視像を順次転写することにより、カラー画像を形成す
るようにしてもよい。
７１では、中間転写機構８３を設けて、各感光ドラム８
７に色毎に担持される可視像を、一旦、エンドレスベル
ト１００上に転写して、カラー画像を形成した後、２次
転写ローラ８４によってエンドレスベルト１００上から
用紙７３にそのカラー画像を一括転写するように構成し
ているが、その目的および用途などによっては、中間転
写機構８３を設けずに、１次転写ローラ９０により、直
接、用紙７３に、各感光ドラム８７に色毎に担持される
可視像を順次転写することにより、カラー画像を形成す
るようにしてもよい。
【０１７５】
【発明の効果】以上述べたように、請求項１に記載の発
明によれば、格別の部材を設けることなく、装置の小型
化およびコストの低減化を図りつつ、感光体の表面のフ
ィルミングを良好に除去することができるとともに、現
像ローラには、常に最適の現像剤層を形成することがで
き、非磁性１成分の現像方式で良好な画像形成を達成す
ることができる。
明によれば、格別の部材を設けることなく、装置の小型
化およびコストの低減化を図りつつ、感光体の表面のフ
ィルミングを良好に除去することができるとともに、現
像ローラには、常に最適の現像剤層を形成することがで
き、非磁性１成分の現像方式で良好な画像形成を達成す
ることができる。
【０１７６】請求項２に記載の発明によれば、現像剤が
その他の部材に付着してその部材を汚染したり、あるい
は、摺擦部分における現像ローラ上の現像剤がなくなっ
て、現像ローラと感光体とが直接接触することにより、
感光体が汚染されるという不具合を有効に防止すること
ができる。
その他の部材に付着してその部材を汚染したり、あるい
は、摺擦部分における現像ローラ上の現像剤がなくなっ
て、現像ローラと感光体とが直接接触することにより、
感光体が汚染されるという不具合を有効に防止すること
ができる。
【０１７７】請求項３に記載の発明によれば、格別の部
材を設けることなく、装置の小型化およびコストの低減
化を図りつつ、感光体の表面に生じやすいフィルミング
を良好に除去することができるとともに、現像ローラに
は、常に最適の現像剤層を形成することができ、非磁性
１成分の現像方式で良好な画像形成を達成することがで
きる。
材を設けることなく、装置の小型化およびコストの低減
化を図りつつ、感光体の表面に生じやすいフィルミング
を良好に除去することができるとともに、現像ローラに
は、常に最適の現像剤層を形成することができ、非磁性
１成分の現像方式で良好な画像形成を達成することがで
きる。
【０１７８】請求項４に記載の発明によれば、現像ロー
ラの停止時の摺擦によって感光体および現像ローラの双
方の受けるダメージが少なく、それらの寿命を延ばすこ
とができる。
ラの停止時の摺擦によって感光体および現像ローラの双
方の受けるダメージが少なく、それらの寿命を延ばすこ
とができる。
【０１７９】請求項５に記載の発明によれば、掻き取ら
れた現像剤がその他の部材に付着してその部材を汚染し
たり、あるいは、摺擦部分における現像ローラ上の現像
剤がなくなって、現像ローラと感光体とが直接接触する
ことにより、感光体が汚染されるという不具合を有効に
防止することができる。
れた現像剤がその他の部材に付着してその部材を汚染し
たり、あるいは、摺擦部分における現像ローラ上の現像
剤がなくなって、現像ローラと感光体とが直接接触する
ことにより、感光体が汚染されるという不具合を有効に
防止することができる。
【０１８０】請求項６に記載の発明によれば、生産性の
良好な分散型単層有機感光体を用いて、常に安定した画
像形成を長期にわたって確保することができる。
良好な分散型単層有機感光体を用いて、常に安定した画
像形成を長期にわたって確保することができる。
【０１８１】請求項７に記載の発明によれば、現像剤が
感光体に掻き取られにくくなるので、掻き取られた現像
剤がその他の部材に付着してその部材を汚染したり、あ
るいは、摺擦部分における現像ローラ上の現像剤がなく
なって、現像ローラと感光体とが直接接触することによ
り、感光体が汚染されるという不具合を有効に防止する
ことができる。
感光体に掻き取られにくくなるので、掻き取られた現像
剤がその他の部材に付着してその部材を汚染したり、あ
るいは、摺擦部分における現像ローラ上の現像剤がなく
なって、現像ローラと感光体とが直接接触することによ
り、感光体が汚染されるという不具合を有効に防止する
ことができる。
【０１８２】請求項８に記載の発明によれば、感光体の
表面のフィルミングをより一層確実に研磨することがで
きる。
表面のフィルミングをより一層確実に研磨することがで
きる。
【０１８３】請求項９に記載の発明によれば、画像形成
後に、現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順次
停止させるのみの簡易な制御によって、感光体の表面の
フィルミングを良好に除去することができる。
後に、現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順次
停止させるのみの簡易な制御によって、感光体の表面の
フィルミングを良好に除去することができる。
【０１８４】請求項１０に記載の発明によれば、画像形
成前に、現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順
次駆動させるのみの簡易な制御によって、感光体の表面
のフィルミングを良好に除去することができる。
成前に、現像ローラ駆動手段および感光体駆動手段を順
次駆動させるのみの簡易な制御によって、感光体の表面
のフィルミングを良好に除去することができる。
【０１８５】請求項１１に記載の発明によれば、画像形
成の前後において、記録媒体を良好に搬送しつつ、感光
体および現像ローラが、長期にわたって互いに接触して
いることによるそれらのダメージを低減することがで
き、耐久性を向上させることができる。
成の前後において、記録媒体を良好に搬送しつつ、感光
体および現像ローラが、長期にわたって互いに接触して
いることによるそれらのダメージを低減することがで
き、耐久性を向上させることができる。
【０１８６】請求項１２に記載の発明によれば、現像ロ
ーラ駆動手段を停止させた後、感光体が少なくとも１周
した後に、接離手段が感光体と現像ローラとを離間させ
るので、そのような研磨むらを生じることなく、良好な
フィルミングの除去を達成することができる。
ーラ駆動手段を停止させた後、感光体が少なくとも１周
した後に、接離手段が感光体と現像ローラとを離間させ
るので、そのような研磨むらを生じることなく、良好な
フィルミングの除去を達成することができる。
【０１８７】請求項１３に記載の発明によれば、現像ロ
ーラを感光体と接触させた後、感光体が少なくとも１周
した後に、駆動制御手段が現像ローラ駆動手段を駆動さ
せるので、そのような研磨むらを生じることなく、良好
なフィルミングの除去を達成することができる。
ーラを感光体と接触させた後、感光体が少なくとも１周
した後に、駆動制御手段が現像ローラ駆動手段を駆動さ
せるので、そのような研磨むらを生じることなく、良好
なフィルミングの除去を達成することができる。
【０１８８】請求項１４に記載の発明によれば、現像ロ
ーラおよび感光体が停止した状態では、現像ローラおよ
び感光体の接触部分には、現像ローラに担持された現像
剤が介在されている状態となるので、そのまま放置して
も、感光体が汚染されたり、あるいは、現像ローラにく
ぼみが生じてしまうことを、有効に防止することができ
る。
ーラおよび感光体が停止した状態では、現像ローラおよ
び感光体の接触部分には、現像ローラに担持された現像
剤が介在されている状態となるので、そのまま放置して
も、感光体が汚染されたり、あるいは、現像ローラにく
ぼみが生じてしまうことを、有効に防止することができ
る。
【０１８９】請求項１５に記載の発明によれば、タンデ
ム方式の画像形成装置として構成して、モノクロ画像を
形成する速度とほぼ同じ速度でカラー画像を形成するこ
とができる。また、各感光体のフィルミングを格別の部
材を設けることなく、良好に除去することができるの
で、重合トナーを使用して、高画質のカラー画像を形成
することができる。
ム方式の画像形成装置として構成して、モノクロ画像を
形成する速度とほぼ同じ速度でカラー画像を形成するこ
とができる。また、各感光体のフィルミングを格別の部
材を設けることなく、良好に除去することができるの
で、重合トナーを使用して、高画質のカラー画像を形成
することができる。
【図１】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図である。
タの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図２】図１に示すレーザプリンタのプロセスユニット
（現像ローラと感光ドラムとの接触状態）を示す要部側
断面図である。
（現像ローラと感光ドラムとの接触状態）を示す要部側
断面図である。
【図３】図１に示すレーザプリンタのプロセスユニット
（現像ローラと感光ドラムとの離間状態）を示す要部側
断面図である。
（現像ローラと感光ドラムとの離間状態）を示す要部側
断面図である。
【図４】図１に示すレーザプリンタの制御系を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図５】駆動制御プログラムが実行された時の、画像形
成後にフィルミング除去動作がなされる場合の、各部材
の駆動のタイミング図である。
成後にフィルミング除去動作がなされる場合の、各部材
の駆動のタイミング図である。
【図６】駆動制御プログラムが実行された時の、画像形
成前にフィルミング除去動作がなされる場合の、各部材
の駆動のタイミング図である。
成前にフィルミング除去動作がなされる場合の、各部材
の駆動のタイミング図である。
【図７】駆動制御プログラムが実行された時の、画像形
成後にフィルミング除去動作がなされる場合（離間用ソ
レノイドを用いない場合）の、各部材の駆動のタイミン
グ図である。
成後にフィルミング除去動作がなされる場合（離間用ソ
レノイドを用いない場合）の、各部材の駆動のタイミン
グ図である。
【図８】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
プリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
１ レーザプリンタ ３ 用紙 １７ スキャナユニット ２７ 感光ドラム ２９ スコロトロン型帯電器 ３１ 現像ローラ ５１ ＣＰＵ ５２ メインモータ ５４ サブモータ ５６ 離間用ソレノイド ６２ ＲＯＭ ７１ カラーレーザプリンタ ７３ 用紙 ８７ 感光ドラム ８８ スコロトロン型帯電器 ８９ ＬＥＤアレイ ９１ ドラムクリーナ ９４ 現像ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｇ 15/08 ５０７ Ｇ０３Ｇ 21/00 ３７２ 21/00 ３５０ 15/08 ５０７Ｌ ５０７Ｈ Ｆターム(参考） 2H027 ED02 ED03 ED06 ED08 ED09 EE01 EE05 EE07 EF06 EF13 ZA07 2H030 AB02 AD17 BB23 BB33 BB42 BB63 BB71 2H035 CA07 CB01 CG01 2H071 CA01 CA02 DA02 DA06 DA08 DA15 DA26 DA31 EA18 2H077 AA02 AB03 AB14 AC04 AD02 AD06 AD13 AD23 AE03 AE05 BA03 BA07 DB25 EA14 FA13 FA22 GA03
Claims (15)
- 【請求項１】 非磁性１成分の現像剤を担持する現像ロ
ーラと、前記現像ローラと接触状に対向配置され、静電
潜像が形成される感光体とを備え、前記静電潜像が前記
現像剤で現像されることにより可視像が形成され、その
可視像が記録媒体に転写されることにより、画像を形成
する、画像形成装置において、 前記感光体を駆動する感光体駆動手段と、 前記現像ローラを駆動する現像ローラ駆動手段と、 前記感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段の駆
動を制御するための駆動制御手段とを備え、 前記駆動制御手段が、画像を形成しない非画像形成時
に、前記感光体駆動手段を駆動させている状態で、前記
現像ローラ駆動手段の駆動を停止させるように制御する
ことを特徴とする、画像形成装置。 - 【請求項２】 前記現像剤が、重合性単量体を重合させ
ることによって得られる重合トナーであることを特徴と
する、請求項１に記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 非磁性１成分の現像剤を担持する現像ロ
ーラと、前記現像ローラと接触状に設けられ、静電潜像
が形成される感光体とを備え、前記静電潜像が前記現像
剤で現像されることにより可視像が形成され、その可視
像が記録媒体に転写されることにより、画像を形成す
る、画像形成装置において、 前記現像剤として、重合性単量体を重合させることによ
って得られる重合トナーが使用され、 前記可視像が前記記録媒体に転写された後に前記感光体
の表面に残存する残存トナーを除去するために、前記感
光体に接触するトナー清掃部材が設けられるとともに、 前記感光体を駆動する感光体駆動手段と、 前記現像ローラを駆動する現像ローラ駆動手段と、 前記感光体駆動手段および前記現像ローラ駆動手段の駆
動を制御するための駆動制御手段とを備え、 前記駆動制御手段が、画像を形成しない非画像形成時
に、前記感光体駆動手段を駆動させている状態で、前記
現像ローラ駆動手段の駆動を停止させるように制御する
ことを特徴とする、画像形成装置。 - 【請求項４】 前記現像ローラは、弾性体からなるロー
ラ部分と、前記ローラ部分を被覆する表面コート層とを
備えており、 前記表面コート層は、前記ローラ部分より高い硬度を有
していることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれ
かに記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 前記現像剤の単位重量あたりの帯電量Ｑ
／Ｍが、絶対値で、１０μＣ／ｇ以上であることを特徴
とする、請求項１ないし４のいずれかに記載の画像形成
装置。 - 【請求項６】 前記感光体の感光層が、分散型単層有機
感光体によって構成されていることを特徴とする、請求
項１ないし５のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項７】 前記静電潜像を形成するための帯電手段
および露光手段を備え、 前記感光体駆動手段を駆動させている状態で、かつ、前
記現像ローラ駆動手段の駆動を停止している状態におい
て、前記現像ローラに対向する前記感光体の表面部分
は、前記帯電手段によって一様に帯電されているととも
に、前記露光手段によって露光されておらず、かつ、前
記現像ローラには、画像形成時と同じバイアスが印加さ
れるように構成されていることを特徴とする、請求項１
ないし６のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項８】 前記現像ローラ駆動手段の駆動を停止さ
せた時に、前記現像ローラの回転を規制するための回転
規制手段を備えていることを特徴とする、請求項１ない
し７のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項９】 前記駆動制御手段は、前記記録媒体に画
像を形成した後に、前記感光体駆動手段および前記現像
ローラ駆動手段がともに駆動している状態から、まず、
前記現像ローラ駆動手段を停止させた後、次いで、前記
感光体駆動手段を停止させるように制御することを特徴
とする、請求項１ないし８のいずれかに記載の画像形成
装置。 - 【請求項１０】 前記駆動制御手段は、前記記録媒体に
画像を形成する前に、前記感光体駆動手段および前記現
像ローラ駆動手段がともに停止している状態から、ま
ず、前記感光体駆動手段を駆動させ、次いで、前記現像
ローラ駆動手段を駆動させるように制御することを特徴
とする、請求項１ないし９のいずれかに記載の画像形成
装置。 - 【請求項１１】 前記感光体と前記現像ローラとを接触
または離間させるための接離手段を備えていることを特
徴とする、請求項１ないし１０のいずれかに記載の画像
形成装置。 - 【請求項１２】 前記駆動制御手段は、前記感光体と前
記現像ローラとが接触しており、かつ、前記感光体駆動
手段および前記現像ローラ駆動手段がともに駆動してい
る状態から、まず、前記現像ローラ駆動手段を停止させ
た後、次いで、前記感光体が少なくとも１周した後に、
前記接離手段によって、前記感光体と前記現像ローラと
を離間させるように制御することを特徴とする、請求項
１１に記載の画像形成装置。 - 【請求項１３】 前記駆動制御手段は、前記感光体と前
記現像ローラとが離間しており、かつ、前記感光体駆動
手段および前記現像ローラ駆動手段がともに停止してい
る状態から、まず、前記感光体駆動手段を駆動させ、次
いで、前記接離手段によって、前記感光体と前記現像ロ
ーラとを接触させた後、前記感光体と前記現像ローラと
が接触された状態において前記感光体が少なくとも１周
した後に、前記現像ローラ駆動手段を駆動させるように
制御することを特徴とする、請求項１１に記載の画像形
成装置。 - 【請求項１４】 前記駆動制御手段は、前記感光体駆動
手段および前記現像ローラ駆動手段がともに駆動してい
る状態から、前記現像ローラ駆動手段を停止させた後、
再び前記現像ローラ駆動手段を駆動させ、その後、前記
感光体駆動手段の停止と同時かそれより遅く前記現像ロ
ーラ駆動手段の駆動を停止させることを特徴とする、請
求項９に記載の画像形成装置。 - 【請求項１５】 前記感光体および前記現像ローラを、
各色毎に複数備えていることを特徴とする、請求項３な
いし１４のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001012107A JP2002215002A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 画像形成装置 |
| US10/050,828 US6785485B2 (en) | 2001-01-19 | 2002-01-18 | Image forming device with filming cleaning function |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001012107A JP2002215002A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002215002A true JP2002215002A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18879161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001012107A Pending JP2002215002A (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6785485B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002215002A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7493071B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-02-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge and image forming apparatus |
| JP2011133769A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置および感光ドラムの周面のクリーニング方法 |
| JP7463193B2 (ja) | 2020-06-02 | 2024-04-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004091126A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Brother Ind Ltd | 給紙カセットおよびそれを備えた画像形成装置 |
| KR100607965B1 (ko) * | 2004-03-24 | 2006-08-03 | 삼성전자주식회사 | 전자사진방식 화상형성장치 및 그 구동방법 |
| JP2006208836A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| KR100677606B1 (ko) * | 2005-08-09 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 급지카세트 및 이를 구비한 화상형성장치 |
| JP4687350B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2011-05-25 | ブラザー工業株式会社 | 原稿搬送装置、画像読取装置 |
| JP4487927B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2010-06-23 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP4165576B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2008-10-15 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
| JP5162973B2 (ja) * | 2007-06-18 | 2013-03-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP2009265628A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-11-12 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP5022430B2 (ja) * | 2009-12-03 | 2012-09-12 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
| JP6295780B2 (ja) | 2014-03-28 | 2018-03-20 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP6347133B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2018-06-27 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP6354300B2 (ja) | 2014-05-01 | 2018-07-11 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| CN107272359B (zh) * | 2017-08-02 | 2020-09-01 | 珠海赛纳打印科技股份有限公司 | 图像形成方法及装置 |
| US11500321B2 (en) * | 2020-05-18 | 2022-11-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming apparatus including structure for switching transmission state of driving force to photosensitive drum |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5730872A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-19 | Fuji Xerox Co Ltd | Combination developing and cleaning device |
| JPH01136168A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2900530B2 (ja) * | 1990-06-11 | 1999-06-02 | 松下電器産業株式会社 | 印字装置 |
| US5287150A (en) | 1991-09-06 | 1994-02-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device including rotatable resilient roller for supplying developer to and removing developer from a developer bearing member |
| JPH05100559A (ja) * | 1991-10-11 | 1993-04-23 | Toshiba Corp | 電子写真装置 |
| DE69512575T2 (de) * | 1994-07-06 | 2000-05-04 | Canon Kk | Elektrografisches Gerät und Bilderzeugungsverfahren |
| JPH09258548A (ja) * | 1996-03-21 | 1997-10-03 | Tec Corp | 画像形成装置 |
| JPH09258527A (ja) * | 1996-03-25 | 1997-10-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP3378437B2 (ja) * | 1996-06-28 | 2003-02-17 | 京セラ株式会社 | 画像形成装置 |
| US5832342A (en) * | 1996-07-25 | 1998-11-03 | Mita Industrial Co., Ltd. | Image forming machine with a contact type developing device |
| JP2000162937A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-16 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
| JP4737349B2 (ja) | 1999-02-26 | 2011-07-27 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2000250310A (ja) | 1999-02-26 | 2000-09-14 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置、感光体カートリッジ及び現像カートリッジ |
-
2001
- 2001-01-19 JP JP2001012107A patent/JP2002215002A/ja active Pending
-
2002
- 2002-01-18 US US10/050,828 patent/US6785485B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7493071B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-02-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge and image forming apparatus |
| JP2011133769A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Brother Industries Ltd | 画像形成装置および感光ドラムの周面のクリーニング方法 |
| US8346130B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-01-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and a method of cleaning photosensitive drum surface |
| JP7463193B2 (ja) | 2020-06-02 | 2024-04-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6785485B2 (en) | 2004-08-31 |
| US20020098013A1 (en) | 2002-07-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002215002A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5053602B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4224761B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4872026B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| US7738803B2 (en) | Image forming method and apparatus for effectively charging an image carrier | |
| JP4865408B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3632647B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4807147B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4939187B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004302037A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3654277B2 (ja) | プロセス装置、現像器、画像形成装置および異物除去部材 | |
| JP4708807B2 (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
| JP2004093849A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP2004118095A (ja) | プロセス装置および画像形成装置 | |
| JP3769526B2 (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP4220764B2 (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP7139761B2 (ja) | クリーニング装置 | |
| JP4237476B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004170812A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP2006343594A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3837815B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
| JP2023139515A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004020700A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2001100520A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JPH1152705A (ja) | 画像形成装置 |