JP5022430B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの有色トナーと異なる特殊なトナー、例えば有色トナーが転写された印刷物の表面にコート用トナーを転写しているものがある。このような画像形成装置には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの有色トナー印刷時に得られる印刷物の光沢度を調整するためのトナーとして、有色トナーより軟化点が高く、平均粒径が大きい透明なトナーを、有色トナーの印刷領域のすべての領域に転写する画像形成ユニットを設けて印刷するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−80436号公報(段落「0016」〜段落「0032」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、表面コート用トナーを記録紙に転写する画像形成ユニットは、他の有色トナー用画像形成ユニットと比較して使用頻度が高く、経時劣化し易いという問題がある。
これは、表面コート用トナーの印刷時は、そのトナーを転写する面積が比較的大きいため表面コート用トナーを転写する画像形成ユニットの感光ドラムの膜減り量が他の有色トナー画像形成ユニットの感光ドラムに比べ大きいためである。
また、表面コート用トナーを記録紙に転写する画像形成ユニットは、有色トナー画像形成ユニットの下流に配置されることで、有色トナーが感光ドラムに付着する逆転写トナーが増加し、その結果廃トナー量も多<なりクリーニング不良を起こし易く、その廃トナーの外添剤が感光ドラムと擦れて感光ドラム表面を削るためである。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、表面コート用トナーを記録紙に転写する画像形成ユニットの経時劣化を防止することを目的とする。
そのため、本発明は、現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に接触して配置され、該現像剤担持体より供給された現像剤で表面層に現像剤像を形成する像担持体と、前記像担持体の表面層に当接して配置され、該表面層に形成された現像剤像を記録紙に転写した後の残留現像剤を除去する現像剤回収体とを有し、前記現像剤を有色現像剤とした有色画像形成ユニットと、前記現像剤担持体と、前記像担持体と、前記現像剤回収体とを有し、前記現像剤を記録紙に転写された有色現像剤とは異なる現像剤とした表面被覆用画像形成ユニットとを備え、前記表面被覆用画像形成ユニットの前記現像剤回収体が前記像担持体の表面層に当接する線圧を前記有色画像形成ユニットの前記線圧より高くし、前記表面被覆用画像形成ユニットの前記像担持体の表面層の厚さを前記有色画像形成ユニットの前記表面層の厚さより厚くし、さらに、前記表面被覆用画像形成ユニットの前記現像剤回収体が前記像担持体の表面層に所定の線圧で当接し、前記像担持体の表面層の厚さを20μm以上、30μm以下としたことを特徴とする。
このようにした本発明は、表面コート用トナーを記録紙に転写する画像形成ユニットの経時劣化を防止することができるという効果が得られる。
第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略図 第1の実施例における画像形成ユニットの構成を示す概略断面図 第1の実施例における画像形成ユニットおよび転写部の構成を示す概略断面図 第1の実施例における現像剤収容体の構成を示す概略断面図 第1の実施例における感光ドラムの構成を示す概略断面図 第1の実施例における連続印刷テスト時の印刷パターンの説明図 第2の実施例における感光ドラムと現像ローラの位置関係を示す説明図
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。なお、本発明は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は第1の実施例における画像形成装置の構成を示す概略図である。
図1において、画像形成装置としてのプリンタ10は、例えばカラー電子写真プリンタとしての構成を備え、記録紙カセット11、画像形成ユニット31〜35、転写部16、定着部40を有し、更にこれらの各部に印刷用媒体としての記録紙50を搬送するための搬送ローラ45a〜45x、搬送路切り替えガイド41、42を備えている。
記録紙カセット11は、内部に記録紙50を積層した状態で収納して、プリンタ10内の下部に着脱自在に装着されている。
搬送ローラ45a、45bは、記録紙カセット11に収納されている記録紙50を、その最上部から1枚ずつ取り出して用紙搬送路を図1中の矢印aが示す方向に繰り出す。搬送ローラ45c、45d及び搬送ローラ45e、45fは、記録紙50を図1中の矢印bが示す方向に沿って搬送する間に用紙の斜行を矯正し、画像形成部30に送る。
画像形成部30は、用紙搬送路に沿って着脱自在に配置された4つの画像形成ユニット31〜35と、後述するように各画像形成ユニット31〜35により形成された現像剤画像を、記録紙50の上面にクーロン力により転写する転写部16とからなる。
なお、直列に並べられた4つの画像形成ユニット31〜34はすべて同じ構成であり、使用される現像剤の色、即ち、ブラック色(K)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)の現像剤のみが異なり、これらを有色画像形成ユニットと呼ぶ。一方、記録紙50に転写された有色の現像剤の表面を被覆するための表面コート用(T)画像形成ユニット35の構成は、他の有色画像形成ユニットの構成とは異なっている。
転写部16は、記録紙50を静電吸着して搬送する転写ベルト17、図示せぬ駆動部により回転されて転写ベルト17を駆動するドライブローラ18、ドライブローラ18と対を成して転写ベルト17を張架するテンションローラ19、画像形成ユニット31〜35の後述する各感光ドラムに対向して圧接するよう配置され、現像剤画像を記録紙50に転写するよう電圧を印加する転写ローラ60、20〜23、転写ベルト17上に付着した現像剤を掻き取ってクリーニングする転写ベルトクリーニングブレード24、転写ベルトクリーニングブレード24により掻き取られることで回収された現像剤を収容する廃棄現像剤タンク25とからなる。
ここで、ブラック色(K)の現像剤を備える画像形成ユニット31の構成を図2の第1の実施例における画像形成ユニットの構成を示す概略断面図、図3の第1の実施例における画像形成ユニットおよび転写部の構成を示す概略断面図、図4の第1の実施例における現像剤収容体の構成を示す概略断面図に基づいて説明する。
なお、イエロー色(Y)の現像剤を備える画像形成ユニット32、マゼンタ色(M)の現像剤を備える画像形成ユニット33、シアン色(C)の現像剤を備える画像形成ユニット34は、現像剤の色のみが異なるだけで画像形成ユニット31の構成と同様であるためその説明を省略する。また、転写された有色の現像剤の表面を被覆する表面コート用(T)の現像剤を備える画像形成ユニット35は、現像剤の色および感光ドラムが異なり、その感光ドラムについては後述する。
図2において、画像形成ユニット31は、現像ローラ104と、供給ローラ106と、現像ブレード107とを有する現像部100と、現像剤110を収容する現像剤収容体120とにより構成される現像装置109と、感光ドラム101と、帯電ローラ102と、クリーニングブレード105とを有している。
この画像形成ユニット31は、画像形成部30の所定位置に着脱自在に装着され、現像剤収容体120は、現像部100に対して着脱自在に装着可能となっている。
図3において、像担持体としての感光ドラム101は、導電性支持体と、表面層としての光導電層とによって構成され、図5に示すように導電性支持体101aとしてのアルミニウムの金属パイプに、光導電層としての、電荷発生層101b及び電荷輸送層101cを順次積層した構成の有機感光体である。
感光ドラム101の表面を一様に帯電させる帯電装置としての帯電ローラ102は、感光ドラム101の周面に接して設けられ、金属シャフトと半導電性エピクロロヒドリンゴムによって構成されている。
感光ドラム101の表面に静電潜像を形成する露光装置としてのLED(Light Emitting Diode)ヘッド103は、例えばLED素子とレンズアレイを有し、LED素子から出力される照射光が感光ドラム101の表面に結像する位置に配置されている。
感光ドラム101に現像剤を搬送して供給する現像剤担持体としての現像ローラ104は、感光ドラム101の周面に接触して配置され、金属シャフトと半導電性ウレタンゴム層によって構成されている。
現像ローラ104に摺接する現像剤供給体としての供給ローラ106は、金属シャフトと半導電性発泡シリコンスポンジ層によって構成されている。
現像ローラ104の表面に圧接される現像剤層形成部材としての現像ブレード107は、ステンレス製であり、感光ドラム101の周面(表面層)に所定の線圧で圧接される現像剤回収体としてのクリーニングブレード105は、ウレタンゴム製である。
図4において、現像剤収容体120の容器121内の現像剤収容部125には、その長手方向に延在する攪拌バー122が矢印Tおよび矢印Uが示す方向に回転自在に支持され、その下方には容器121内の現像剤110を矢印Vが示す方向に排出する排出口124が形成されている。
シャッタ123は、容器121内にあって、この排出口124を開閉するために矢印Sが示す方向にスライド可能に配設されている。
図1の説明に戻り、画像形成部30で各色の現像剤画像が転写された記録紙50は、搬送路を図中矢印dが示す方向に搬送されて定着部40に送られる。
定着部40は、発熱ローラ141、加圧ローラ144、サーミスタ143及び加熱ヒータ142を備えている。
発熱ローラ141は、アルミニウムからなる中空円筒状の芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルピニルエーテル共重合体)チューブを被覆することによって形成されている。そして、更にその芯金内には、例えばハロゲンランプなどの加熱ヒータ142が配設されている。
加圧ローラ144は、アルミニウムの芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFAチューブを被覆した構成で、発熱ローラ141との間に圧接部が形成されるように配置されている。
サーミスタ143は、発熱ローラ141の表面温度検出手段であり、発熱ローラ141の近傍に非接触で配置される。サーミスタ143によって検出された温度情報は図示しない温度制御手段に送られ、温度制御手段はこの温度情報に基づいて加熱ヒータ142をオン/オフ制御して、発熱ローラ141の表面温度を所定の温度に維持する。
定着部40により現像剤画像が定着された記録紙50は、搬送ローラ45g、45h及び搬送ローラ45i、45jにより図中矢印gが示す方向に搬送され、プリンタ10の外部へ送出される。
なお、記録紙50の両面(裏面)に印刷する場合は、搬送路切り替えガイド41を切替え、現像剤画像が定着された記録紙50を搬送ローラ45k、45l及び搬送ローラ45w、45xで図中矢印hが示す方向に搬送して停止させた後、搬送路切り替えガイド42を切替えて搬送ローラ45w、45xおよび搬送ローラ45m〜45vにより図中矢印i、j、k、mが示す方向へ搬送し、再び画像形成部30へ送る。
本発明に用いられるクリーニングブレードまたは転写ベルトクリーニングブレードは、通常ウレタンゴム、エポキシゴム、アクリルゴム、フッ素樹脂ゴム、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム等の弾性体から成っている。
本発明に用いる感光ドラムとしては、アルミニウム、ステンレス鋼、銅、ニッケル等の導電性支持体上に、電荷発生物質及びバインダー樹脂を主成分とする電荷発生層、電荷輸送物質及びバインダー樹脂を主成分とした電荷輸送層を積層して構成される。
電荷発生物質には、各種有機顔料、染料が使用できるが、中でも無金属フタロシアニン、銅塩化インジウム、塩化ガリウム、錫、オキシチタニウム、亜鉛、バナジウム等の金属または、その酸化物、塩化物の配位したフタロシアニン類、モノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ、ポリアゾ類等のアゾ顔料等が使用でき、これらの物質の微粒子を、例えばポリエステル樹脂、ポリビニルアセテート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルプロピオナール、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、セルロースエステル、セルロースエーテルなどの各種バインダー樹脂で結着した形の分散層で使用できる。
電荷輸送物質としては、例えばカルバゾール、インドール、イミダゾール、オキサゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、ピラゾリン、チアジアゾールなどの複素環化合物、アニリン誘導体、ヒドラゾン化合物、芳香族アミン誘導体、スチルベン誘導体、或いはこれらの化合物からなる基を主鎖もしくは側鎖に有する重合体などの電子供与性物質が使用でき、電荷輸送層のバインダー樹脂はポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のビニル重合体、ポリエステル、ポリエステルカーポネート、ポリスルホン、ポリイミド、フェノキシ、エポキシ、シリコーン樹脂、及びこれらの共重合体、また部分的架橋硬化物等を単独あるいは混合物として使用してもよく、特にポリカーボネートの使用が適している。また、必要に応じて酸化防止剤、増感剤等の各種添加剤を含んでいてもよい。
本発明に用いる現像ローラとしては、ステンレス等の導電性基体シャフト上に、シリコーンゴム、ウレタンゴム等をカーボン等で電気抵抗を調節するなどした一般的に現像ローラに用いる部材が使用できる。
本発明に用いられる現像ブレードは、ステンレス等の金属やシリコーンゴム等のゴム材等一般的に現像ブレードに用いられる材料が用いられ、適宜電圧を加えても良い。
次に、現像剤について説明する。本発明の画像形成装置、及び画像形成ユニットは、この現像剤を収容した現像剤収容体を備えるものである。
本発明の現像剤は、少なくとも結着樹脂を含有するトナー母粒子に無機微粉体などの外添剤が添加されたもので、これをトナーと称する。この結着樹脂としては、特に限定するものではないが、ポリエステル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、またはスチレン−ブタジエン系樹脂が好ましい。
また、この結着樹脂には、離型剤、着色剤等が添加され、そのほかに帯電制御剤、導電性調整剤、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、流動性向上剤またはクリーニング性向上剤等の添加剤が適宜添加されていてもよい。
離型剤としては、特に限定するものではないが、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、パラフィンワックス、カルナウバワックスなど公知のものが挙げられる。そして含有量は、結着樹脂100〔重量部〕に対して0.1〜30〔重量部〕、好ましくは0.5〜20〔重量部〕添加されるのが効果的であり、複数種のワックスを併用することもできる。
有色トナーに用いられる着色剤としては、特に限定するものではなく公知のものが使用でき、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー用着色剤として用いられている染料、顔料等を単独もしくは複数種併用して使用することができる。
例えば、カーボンブラック、酸化鉄、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、プリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、ソルベントレッド146、ピグメントブルー15:3、ソルベントブルー35、キナクリドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が挙げられる。この着色剤の含有量は、結着樹脂100〔重量部〕に対して2〜25〔重量部〕、好ましくは2〜15〔重量部〕添加される。
帯電制御剤としては、必要に応じて公知のものを用いることができる。例えば、正帯電性トナーの場合には4級アンモニウム塩系帯電制御剤、負帯電性トナーの場合には、アゾ系錯体帯電制御剤、サリチル酸系錯体帯電制御剤、カリックスアレン系帯電制御剤などが挙げられ、それらは単独または複数種併用することもできる。
外添剤は、環境安定性、帯電安定性、現像性、流動性、保存性向上のために無機微粉体、有機微粉体が単独もしくは複数種併用されてトナーに外添されていることが好ましく、疎水化処理されていることがより好ましい。外添剤としては、公知のものを用いることができ、シリカ微粉末またはそれらの疎水化物等が挙げられ、外添剤総添加量としては0.5〜6.0〔重量部〕、好ましくは1.0〜5.0〔重量部〕添加されるのが効果的である。
本発明に用いられるトナーの製造方法は、粉砕法・重合法など公知の製法が適用できる。
ここで、本実施例において、図1における画像形成ユニット31〜35に用いられる現像剤としてのトナーを説明する。
結着樹脂(ポリエステル樹脂、数平均分子量Mn=3700、ガラス転移温度Tg=62〔℃〕、軟化温度T1/2=115〔℃〕)を100〔重量部〕として、帯電制御剤としてボントロンE−84(オリエント化学社製)を0.5〔重量部〕、着色剤として、ブラックトナーであればカーボンブラック(キャボット社、MOGUL−L)、イエロートナーであればC.I.ピグメント・イエロー74(大日精化社製)、マゼンタトナーであればC.I.ピグメント・レッド57:1(大日精化社製、ECR−101)、シアントナーであればC.I.ピグメント・ブルー15:3(大日精化社製、ECB−301)をそれぞれの色のトナー毎に5.0〔重量部〕、表面コート用トナーは着色剤を添加しない、離型剤としてカルナウバワックス(加藤洋行社製、カルナウバワックス1号粉末)を4.0〔重量部〕、をヘンシェルミキサーを用いて混合した後、二軸押出機により溶融混練し、冷却後、衝突版式粉砕機にて粉砕し、更に風力分級機を用いて分級を行い、トナー母粒子を得た。
次に、外添工程として、得られたトナー母粒子100〔重量部〕に対して、疎水性シリカR972(日本アエロジル社製、平均一次粒径16〔nm〕)を3.0〔重量部〕を加え、ヘンシェルミキサーで攪拌を行い、色目の異なる5種類のトナーを得る。
次に、図1における画像形成ユニット31〜35に用いられる感光ドラムを説明する。
導電性基材にアルミニウム素管を用い、電荷発生層の電荷発生物質にはビスアゾ化合物を使用し、バインダー樹脂のポリピニルブチラールで結着した形の分散層を形成している。バインダー樹脂に対し電荷発生物質は50〔重量部〕である。また、電荷輸送層の電荷輸送物質にはビドラゾン化合物を使用し、バインダー樹脂にはポリカーボネートを使用している。バインダー樹脂の分子量は約30000、バインダー樹脂に対して電荷輸送物質は40〔重量部〕である。
本発明では、画像形成ユニット31〜34と画像形成ユニット35とで感光ドラムの表面層としての光電導層(図5に示す電荷発生層101bおよび電荷輸送層101c)の膜厚を変えている。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成ユニットの動作を図3に基づいて説明する。
図3において、プリンタのそれぞれの画像形成ユニットの感光ドラム101は、図示しない駆動手段により矢印Aが示す方向に一定周速度で回転する。感光ドラム101の表面に接触して設けられた帯電ローラ102は、矢印Dが示す方向に回転しながら、図示しない帯電ローラ用高圧電源によって供給される直流電圧を感光ドラム101の表面に印加し、この表面を一様均一に帯電させる。
次に、感光ドラム101に対向して設けられたLEDヘッド103によって、画像信号に対応した光を感光ドラム101の一様均一に帯電された表面に照射し、光照射部分の電位を光減衰して静電潜像を形成する。
現像剤110は、図示しない供給ローラ用高圧電源によって電圧が印加された供給ローラ106より、現像ローラ104に供給される。
現像ローラ104は、感光ドラム101に密着して配置されており、図示しない現像ローラ用高圧電源によって電圧が印加されている。現像ローラ104は、矢印Cが示す方向に回転する供給ローラ106により搬送された現像剤110を吸着し、これを矢印Bが示す方向に回転搬送する。この回転搬送過程で、供給ローラ106より下流側にあって現像ローラ104に圧接して配置された現像ブレード107は、現像ローラ104に吸着した現像剤110を均一な厚さにならした現像剤層を現像ローラ104上に形成する。
更に、現像ローラ104は、感光ドラム101上に形成された静電潜像を、担持する現像剤によって反転現像する。感光ドラム101と現像ローラ104間には高圧電源によってバイアス電圧が印加されているため、現像ローラ104と感光ドラム101の間には、感光ドラム101に形成された静電潜像に伴う電気力線が発生する。このため、現像ローラ104上の帯電した現像剤110は、静電気力により感光ドラム101上の静電潜像部分に付着し、この部分を現像して現像剤画像を形成する。なお、感光ドラム101の回転開始で始まるこの現像プロセスは、後述する所定のタイミングで開始される。
次に、プリンタ全体の動作を図1に基づいて説明する。
図1において、プリンタ10の記録紙カセット11に収容された記録紙50は、記録紙カセット11から図示しない記録紙ガイドに沿って矢印aが示す方向に1枚ずつ取り出される。その後、回転するドライブローラ18によって矢印cが示す方向へ回転する転写ベルト17へと送られる。なお、上述した現像プロセスは、記録紙50が、矢印aが示す方向に搬送される間の所定のタイミングで開始される。
ブラック(K)の画像形成ユニット31の感光ドラム101に、転写ベルト17を介して圧接状態で対向して配置され、図示しない転写ローラ用高圧電源によって電圧が印加された転写ローラ60によって、転写ベルト17に静電吸着して搬送される記録紙50上に、上述した現像プロセスによって感光ドラム101上に形成されたブラックの現像剤画像を転写する転写プロセスが行われる。
その後、記録紙50は、転写ベルト17上を図中矢印cが示す方向に沿って進み、画像形成ユニット31ならびに転写ローラ60による現像プロセス及び転写プロセスと同様のプロセスによって、画像形成ユニット32と転写ローラ20によってイエローの現像剤画像が、画像形成ユニット33と転写ローラ21によってマゼンタの現像剤画像が、画像形成ユニット34と転写ローラ22によってシアンの現像剤画像が、そして表面コート用画像形成ユニット35と転写ローラ23によって表面コート用現像剤画像が、順次、記録紙50上に転写される。各色の現像剤画像が転写された記録紙50は、図中矢印dが示す方向へと搬送される。
各色の現像剤画像が転写された記録紙50は、図中矢印dが示す方向へと搬送され、発熱ローラ141と加圧ローラ144、加圧ベルト145へ搬送される。現像剤画像が転写された記録紙50は、図示しない温度制御手段によって制御されて所定の表面温度に保たれ、矢印eが示す方向に回転する発熱ローラ141と、矢印fが示す方向に回転する加圧ローラ144、加圧ベルト145との間へ進む。そこで発熱ローラ141の熱が記録紙50上の現像剤画像を溶融し、更に記録紙50上で溶融した現像剤画像を発熱ローラ141と加圧ローラ144、加圧ベルト145との圧接部で加圧することにより現像剤画像が記録紙50に定着する。
現像剤画像が定着した記録紙50は、矢印gが示す方向に搬送され、プリンタ10の外部へと送出される。
転写後の感光ドラム101の表面には、記録紙50に転写した後の若干の現像剤が残留する場合がある。この残留した現像剤は、クリーニングブレード105によって除去される。例えば、図2に示すクリーニングブレード105は、感光ドラム101の回転軸方向に沿って平行に配置され、その先端部が感光ドラム101の表面に当接するようにその根元部分が画像形成ユニット31のベースフレームに取り付けられ、固定される。クリーニングブレード105が感光ドラム101の曲面に当接した状態で感光ドラム101が回転軸中心に回転することによって、転写されずに残った感光ドラム101表面に残留した現像剤110が除去される。クリーニングされた感光ドラム101は、繰り返し使用される。
また、連続通紙時の紙間等では各画像形成ユニット31〜35の感光ドラム101から、一部の帯電不良の現像剤が転写ベルト17に転写される場合がある。転写ベルト17に転写されたこの現像剤は、転写ベルト17が、図中矢印cが示す方向及び図中矢印nが示す方向に回転移動する際に、転写ベルトクリーニングブレード24によって転写ベルト17から除去されて廃棄現像剤タンク25に溜められる。クリーニングされた転写ベルト17は、繰り返し利用される。
次に、本発明の試験について説明する。
まず、実施例1−1として以下の試験を行った。
図1に示すプリンタ10において、室温環境(気温=25℃/湿度=50%の環境)で、装置の印刷速度(=感光ドラム線速=通紙速度)は252(mm/s)に設定した。帯電ローラへの印加電圧は、各画像形成ユニット(31〜35)共に−1000Vの定電圧とした。
試験は、A4サイズ標準紙(例えば、株式会社沖データ製エクセレントホワイト紙、坪量=80〔g/m〕紙)を縦方向送りで、紙間(連続通紙印刷時の紙送り方向で、前の紙の後端と後続の紙の先端までの距離)を63mmに設定し、図6に示すような表面コート用トナー印刷時の平均的なトナー消費率を表した印刷パターン(紙面の縁を各5mmずつ空けた印刷領域を100%として、K(ブラック)=40%、YMC(イエロー、マゼンタ、シアン)=60%、T(表面コート用)=100%面積率(印刷密度))でトナーおよび紙を補給しつつ連続通紙印刷を50000枚行い、その時の連続通紙印刷前後の感光ドラムの膜厚および表面電位を測定した。
感光ドラムの膜厚(図5に示す電荷発生層101bおよび電荷輸送層101cの厚み)については、渦電流式膜厚計(株式会社ケット科学研究所製、LH−330J)を用い、測定対象の感光ドラムに使用している導電性基材と同様に製造した導電性基材のみの素管を基準(素管膜厚d=0〔μm〕)として、測定対象の感光ドラムを長手方向の均等間隔の5箇所において測定した平均値を、その感光ドラムの膜厚とする。なお、試験開始前の(T)画像形成ユニット35の感光ドラム膜厚=20μm、(KYMC)画像形成ユニット31〜34のそれぞれの感光ドラム膜厚=18μmである感光ドラムを用いて試験を行った。
なお、(KYMC)画像形成ユニット31〜34のそれぞれの感光ドラム膜厚=18μmとしたのは、印刷画像の解像度が優れ、かつ適度な感光ドラムの寿命が得られるためである。一方、(T)画像形成ユニット35による印刷画像の解像度は要求されないため感光ドラム膜厚を(KYMC)画像形成ユニット31〜34のそれぞれの感光ドラム膜厚より厚くしている。
また、感光ドラムの表面層に当接するクリーニングブレードについては、北辰工業株式会社製ウレタン「#201708」(ヤング率=67(kg/cm))のゴム材を使用し、感光ドラムとの当接線圧をクリーニングブレードの取り付け位置を変更することで調整し、(T)画像形成ユニット35のクリーニングブレード当接線圧=29.4N/m、(KYMC)画像形成ユニット31〜34のそれぞれのクリーニングブレード当接線圧=19.6N/mで押し当てた。
このクリーニングブレードの感光ドラムとの当接線圧は、トルク測定装置(株式会社プロテック製、LOAD TORQUE TESTER Model PT−1920)を用いて以下の方法で測定した。
測定条件を、感光ドラムの回転速度=139rpm、サンプリング間隔=0.01秒、サンプリング時間=5.0秒とし、上記測定装置にパーソナルコンピュータを接続してサンプリングした結果の平均値を出力した。
まず、ゴム部全体にトナーをまぶしたクリーニングブレードを感光ドラムに当接させ、そのクリーニングブレードおよび感光ドラム、それらを支持するフレームで試験用ID−A装置を構成する。この試験用ID−A装置の感光ドラムのトルクを上記の測定条件で測定する。
次に、クリーニングブレードが当接していない感光ドラムと、その感光ドラムを支持するフレームで試験用ID−B装置を構成する。この試験用ID−B装置の感光ドラムのトルクを上記の測定条件で測定する。
試験用ID−A装置の感光ドラムのトルクから試験用ID−B装置の感光ドラムのトルクを減算した結果を、クリーニングブレードの影響によるトルク(kgf・cm)として算出する。
算出されたクリーニングブレードの影響によるトルク(kgf・cm)×9.8/感光ドラムの半径(cm)/クリーニングブレードの長手方向の長さ(m)=クリーニングブレードの当接線圧(N/m)、と定義する。
なお、本実施例では、感光ドラムの半径=1.5cm、クリーニングブレードの長手方向の長さ=0.238mである。
本試験の結果を表1および以下に示す。
Figure 0005022430

各色の感光ドラム膜減り量は、通紙方向でより下流側に配置された感光ドラムほど、また印刷密度が高い方がより膜減り量が大きくなっている。この結果より、下流側に配置される方がクリーニングブレードに回収される逆転写トナー量が多く、トナーの外添剤が感光ドラムと擦れて感光ドラム表面を削ることによると考えられる。また、クリーニングブレードが感光ドラムヘ当接する線圧が(T)画像形成ユニット35だけ強いことがあげられる。なお、50000枚通紙後でも印刷画像に不具合は見られなかった。
次に、実施例1−2として以下の試験を行った。
実施例1−1における(T)画像形成ユニット35の感光ドラム膜厚を20μmから30μmに変更し、他の条件は実施例1−1と同様のまま試験を行った。
その試験の結果を表2の「実施例1−2」に示す。なお、(KYMC)画像形成ユニット31〜34の膜減り量は、実施例1−1の結果と同様であった。
Figure 0005022430

(T)画像形成ユニット35については、感光ドラムの膜減り量の他、感光ドラムの表面電位についても測定した。
感光ドラム表面電位は、表面電位計(トレック社製、Model344)およびプローブ(トレック社製、Model555P−4)を用いて、図3に示す帯電ローラ102とLEDヘッド103の間の位置における感光ドラム101表面の表面電位を、長手方向に均等間隔の5箇所において、感光ドラム101の1周分を測定し平均値とした。
試験前の感光ドラムの膜厚=30μmであり、表面電位=−460Vであった。試験開始直後の印刷画像に不具合は見られなかった。試験後の感光ドラム膜厚=20μmであり、表面電位=−540Vであった。試験後にも印刷画像に不具合は見られなかった。実施例1−2においても実施例1−1と同様に10μmの膜減り量であった。なお、感光ドラム101の表面電位が試験後に大きくなっているのは、膜厚が薄くなり静電容量が上がったためと考えられる。
次に、比較例1−1として、実施例1−1において、(T)画像形成ユニットの感光ドラム膜厚を18μmにして他の条件は同様のまま試験を行った。その結果を表2の「比較例1−1」に示す。なお、(KYMC)画像形成ユニット31〜34の膜減り量は、実施例1−1の結果と同様であった。
試験前の感光ドラムの膜厚=18μmであり、表面電位=−550Vであった。試験開始直後の印刷画像に不具合は見られなかった。試験後の印刷画像においては、紙面上の非印刷領域の縁にも表面コート用トナーが現像され、縁までムラのある光沢がつき画像不良を起こしていた。また、(T)画像形成ユニット35を通過した後の転写ベルト17上にも表面コート用トナーが転写されていて、画像形成ユニットから表面コート用トナーが未制御のまま出てしまっていた。その時、感光ドラムの膜厚=8μmであり、表面電位=−320Vであった。感光ドラムの膜厚が薄くなりすぎて部分的に絶縁破壊が生じることで表面コート用トナーが出てしまい、無駄なトナー消費が増えると考えられる。
次に、比較例1−2として、実施例1−1において、(T)画像形成ユニットの感光ドラム膜厚を32μmにして他の条件は同様のまま試験を行った。その結果を表2の「比較例1−2」に示す。なお、(KYMC)画像形成ユニット31〜34の膜減り量は、実施例1−1の結果と同様であった。
試験前の感光ドラムの膜厚=32μmであり、表面電位=−400Vであった。試験開始直後の印刷画像には、印刷画像の非印刷領域に表面コート用トナーが現像されてしまい、光沢ムラが発生して画像不良を起こしていた。また、転写ベルト17上にも表面コート用トナーは転写されていて、(T)画像形成ユニット35からトナーが出てしまっていた。そのまま試験を続行したところ、連続通紙印刷の途中から縁の光沢ムラは消失した。試験後の印刷画像において、画像不良は発生していなかった。
試験後の感光ドラムの膜厚=22μmであり、表面電位=−520Vであった。表面電位が試験後に大きくなっているのは、膜厚が薄くなり静電容量が上がったためと考えられる。
次に、比較例1−3として、実施例1−1において、(T)画像形成ユニットの感光ドラムの膜厚を30μm、クリーニングブレードの当接線圧19.6N/mにして他の条件は同様のまま試験を行った。その結果を表2の「比較例1−3」に示す。なお、(KYMC)画像形成ユニット31〜34の膜減り量は、実施例1−1の結果と同様であった。
試験前の感光ドラムの膜厚=30μmであり、表面電位=−460Vであった。クリーニングブレードの当接線圧19.6N/mであるため、印刷試験中および連続印刷後に転写残トナーのクリーニング不良が発生し、クリーニングブレードをすり抜けたトナーが帯電ローラに付着し、感光ドラムの帯電が不十分であり、かつ、不均一になり、ムラのある光沢がつき画像不良を起こしていた。また、印刷画像の非印刷領域(例えば、用紙間など)でもトナーが感光ドラムに移動してしまい、表面コート用トナーが無駄に消費されてしまっていた。
このように転写残トナーのクリーニング不良が発生すると、帯電ローラ上に絶縁性物質であるトナーが付着してしまい、帯電ローラの帯電が不十分になり、さらに、感光ドラムの帯電が不均一になるため、感光ドラム上の表面コート用トナー像のトナー層厚が不均一になる。そのため、印刷画像に光沢ムラが生じてしまう。
試験後の感光ドラムの膜厚=22μm(膜減り量=8μm)であり、表面電位=−520Vであった。膜減り量が比較例1−1、1−2と比較して少なくなっているのはクリーニングブレードの当接線圧を低くしているためであり、表面電位が試験後に大きくなっているのは、膜厚が薄くなり静電容量が上がったためと考えられる。
以上の結果から、表面コート用画像形成ユニットは、その用途から他色に比ベトナー消費量も多く、最上層に印刷することから廃トナー量も多くなってしまう。そのため表面コート用画像形成ユニットのクリーニングブレードを、より強い線圧で押し当てる必要がある。その結果、(KYMC)色画像形成ユニットに比べ寿命が短いが、表面コート用画像形成ユニットの感光ドラム膜厚を20〜30μmにすることで、他の有色画像形成ユニットの感光ドラムと同等以上の長寿命の表面コート用画像形成ユニットが得られる。表面コート用トナーは、その用途から解像度は低くても問題ないため感光ドラムの膜厚を他色よりも厚くできる。
また、上記実施例では、表面コート用画像形成ユニットは、LEDヘッドで100%の印刷密度で印刷する試験を行っているが、表面コート用画像形成ユニットのLEDヘッドを取り外し、表面コート用トナー印刷時は帯電ローラヘの電圧印加を0V(この場合、表面コート用トナーは帯電ローラに供給される)とし、紙間等の印刷不要時には帯電ローラヘ−1000Vの電圧印加する(この場合、表面コート用トナーは帯電ローラに供給されない)ことで、表面コート用トナーを帯電ローラに供給する/供給しない、すなわち表面コート用トナーを印刷する/しないを切り替えることもできる。
以上説明したように、第1の実施例では、表面コート用画像形成ユニットの感光ドラム膜厚を20〜30μmにすることで、他の有色画像形成ユニットの感光ドラムと同等以上に表面コート用画像形成ユニットを長寿命化することができるという効果が得られる。
第2の実施例の画像形成ユニットの構成は、現像ローラの左右両端の軸受け部にそれぞれソレノイドを設け、現像ローラを往復移動させて現像ローラと感光ドラムとを離間または当接させるようにしていることが第1の実施例の構成と異なっている。
図7は第2の実施例における感光ドラムと現像ローラの位置関係を示す説明図である。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、離間時は現像ローラ104および現像ブレード107が破線で示す位置に移動する。現像ローラ104と感光ドラム101の離間のタイミングは、印刷時以外とし、主に連続通紙印刷時の紙間と稼動開始及び稼動終了のアイドル時と停止時であり、離間の間隔は、感光ドラム101表面と現像ローラ104表面の最も近い部分でLmmとした。紙面上の印刷領域に相当する分、すなわち表面コート用トナーを感光ドラム101上に現像している間のみ、現像ローラ104と感光ドラム101とは当接する。
表面コート用画像形成ユニット35の現像ローラ104と感光ドラム101とが図示しないソレノイドによって自在に離間および当接を繰り返しできるようになっている。
上述した構成の作用について説明する。
印刷時以外の連続通紙印刷時の紙間と稼動開始及び稼動終了のアイドル時と停止時等は図示しないソレノイドで現像ローラ104と感光ドラム101とを離間させ、紙面上の印刷領域に相当する分、すなわち表面コート用トナーを感光ドラム101上に現像している間は、図示しないソレノイドで現像ローラ104と感光ドラム101とを当接させるようにする。
なお、それ以外の動作は第1の実施例と同様である。
上述した実施例1−1に示す通紙試験において、50000枚の通紙印刷試験を行う際、表面コート用画像形成ユニットでは、1枚目の記録紙の印刷領域における表面コート用トナーを転写する領域に相当する部分は、現像ローラと感光ドラムとを当接し、表面コート用トナーを現像ローラから感光ドラムヘ現像し続ける。
その後、1枚目の記録紙の印刷領域の後端における表面コート用トナーを転写する領域に感光ドラム上相当する部分まで感光ドラムに表面コート用トナーを現像した直後から、2枚目の記録紙の印刷領域の先端に表面コート用トナーを転写する領域に感光ドラム上相当する部分までは現像ローラと感光ドラムとを離間させ続ける。
また同様に、2枚目の記録紙の印刷領域における表面コート用トナーを転写する領域に感光ドラム上相当する部分は現像ローラと感光ドラムとを当接し、表面コート用トナーを現像ローラから感光ドラムヘ現像し続ける。
その後、2枚目の記録紙の印刷領域の後端における表面コート用トナーを転写する領域に感光ドラム上相当する部分まで感光ドラムに表面コート用トナーを現像した直後から、3枚目の記録紙の印刷領域の先端に表面コート用トナーを転写する領域に感光ドラム上相当する部分までは現像ローラと感光ドラムとを離間させ続ける。
以下同様に、上述した動作を繰り返すことで50000枚まで連続通紙印刷試験を行った。
この結果、試験開始前の感光ドラムの膜厚=20μmが試験後の感光ドラム膜厚=12μmであり、膜減り量=8μmであった。また、試験開始直後の印刷画像および試験後の印刷画像に不具合は見られなかった。
上述した実施例1−1で感光ドラムと現像ローラとを離間することなく試験した結果、膜減り量は10μmであったが、本実施例では膜減り量は8μmであり、第1の実施例と比較して膜減り量が抑えられている。
以上説明したように、第2の実施例では、連続通紙印刷時に紙間で現像ローラと感光ドラムを離間させることで、常時当接して連続過紙を行うことに比べ、感光ドラムの膜減り量が少なく抑えられ、その結果、表面コート用画像形成ユニットの長寿命化が図れるという効果が得られる。
第3の実施例の構成は、表面コート用画像形成ユニットの感光ドラムおよび現像ローラを回転駆動させるモータを別個のモータとし、感光ドラムおよび現像ローラをそれぞれ異なる周速で回転させるように構成した。その他の構成は、第1の実施例の構成と同様である。
上述した構成の作用について説明する。
上述した第1の実施例の実施例1−1の動作で、表面コート用画像形成ユニットにおいて、感光ドラムの回転速度に対し、現像ローラの回転速度を変更して通紙連続試験を行い、表3に示す結果を得た。なお、感光ドラムの外周速度は252mm/sとした。
Figure 0005022430

まず、実施例3−1として第1の実施例の実施例1−1と同条件で、感光ドラムと現像ローラの周速比を1:1.02として、現像ローラの外周速度を感光ドラムの外周速度よりも速くなるよう設定し、50000枚の通紙連続試験を行った。
結果は、感光ドラムの膜減り量=5μmであり、試験後の印刷画像は良好であった。
次に、実施例3−2として、第1の実施例の実施例1−1と同条件で、感光ドラムと現像ローラの周速比を1:1.15として、現像ローラの外周速度を感光ドラムの外周速度よりも速くなるよう設定し、50000枚の通紙連続試験を行った。
結果は、膜減り量=7μmであり、試験後の印刷画像は良好であった。
次に、実施例3−3として、第1の実施例の実施例1−1と同条件で、感光ドラムと現像ローラの周速比を1:1.22として、現像ローラの外周速度を感光ドラムの外周速度よりも速くなるよう設定し、50000枚の通紙連続試験を行った。
結果は、膜減り量=9μmであり、試験後の印刷画像は良好であった。試験後の表面コート用画像形成ユニットの感光ドラムの膜厚=11μmであり、試験後KYMC色の画像形成ユニットの感光ドラムの膜厚で最も膜減りが大きいシアン用画像形成ユニットの感光ドラム膜厚と同じであった。
次に、比較例3−1として、第1の実施例の実施例1−1と同条件であり、感光ドラムと現像ローラの周速比を1:1.27として、現像ローラの外周速度を感光ドラムの外周速度よりも早くなるよう設定し、50000枚の通紙連続試験を行った。
結果は膜減り量=10μmであり、膜厚=10μmであった。試験後の印刷画像は良好であるが、試験後のKYMC色の感光ドラム膜厚よりは薄<なっていた。
次に、比較例3−2として第1の実施例の実施例1−1と同条件であり、感光ドラムと現像ローラの周速比を1:1.1.41として、現像ローラの外周速度を感光ドラムの外周速度よりも早くなるよう設定し、50000枚の通紙連続試験を行った。
結果は、膜減り量=12μmであり、膜厚=8μmであった。試験開始直後の印刷画像に不具合は見られなかった。
試験後の印刷画像においては、紙面上の非印刷領域の縁にも表面コート用トナーが現像され、縁までムラのある光沢がつき画像不良を起こしていた。また(T)画像形成ユニット通過後の転写ベルト上にも表面コート用トナーが転写されていて、画像形成ユニットから表面コート用トナーが未制御のまま出てしまっていた。感光ドラムの膜厚が薄くなりすぎた部分的に絶縁破壊が生じることで表面コート用トナーが出てしまい、無駄なトナー消費が増えると考えられる。
次に、比較例3−3として第1の実施例の実施例1−1と同条件であり、感光ドラムと現像ローラの周速比を1:0.93として、現像ローラの外周速度を感光ドラムの外周速度よりも遅くなるよう設定し、50000枚の通紙連続試験を行った。
結果は、膜減り量=6μmであった。試験開始から試験終了までにわたり印刷画像に光沢のムラがみられた。これは現像ローラの周速が遅いために表面コート用トナーの現像量が不足し、均一な光沢画像が得られなかったと考えられる。
以上説明したように、第3の実施例では、表面コート用画像形成ユニットの感光ドラムと現像ローラとの周速比を1:1.02〜1:1.22とすることで感光ドラム膜減りを抑えることができ、他のKYMC色用画像形成ユニットと同等に長寿命化することができるという効果が得られる。
なお、本発明は、画像形成装置をプリンタとして説明したが、プリンタに限定されるものではなく、ファクシミリ、複写装置や複合機(MFP:Multi Function Peripherals)にも適用できる。
10 プリンタ
11 記録紙カセット
16 転写部
17 転写ベルト
18 ドライブローラ
19 テンションローラ
20、21、22、23、60 転写ローラ
24 転写ベルトクリーニングブレード
25 廃棄現像剤タンク
30 画像形成部
31、32、33、34、35 画像形成ユニット
40 定着部
41、42 搬送路切り替えガイド
45a〜45x 搬送ローラ
100 現像部
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 LEDヘッド
104 現像ローラ
105 クリーニングブレード
106 供給ローラ
107 現像ブレード
109 現像装置
120 現像剤収容体

Claims (4)

  1. 現像剤を供給する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に接触して配置され、該現像剤担持体より供給された現像剤で表面層に現像剤像を形成する像担持体と、
    前記像担持体の表面層に当接して配置され、該表面層に形成された現像剤像を記録紙に転写した後の残留現像剤を除去する現像剤回収体とを有し、前記現像剤を有色現像剤とした有色画像形成ユニットと、
    前記現像剤担持体と、前記像担持体と、前記現像剤回収体とを有し、前記現像剤を記録紙に転写された有色現像剤とは異なる現像剤とした表面被覆用画像形成ユニットとを備え
    前記表面被覆用画像形成ユニットの前記現像剤回収体が前記像担持体の表面層に当接する線圧を前記有色画像形成ユニットの前記線圧より高くし、前記表面被覆用画像形成ユニットの前記像担持体の表面層の厚さを前記有色画像形成ユニットの前記表面層の厚さより厚くし、
    さらに、前記表面被覆用画像形成ユニットの前記現像剤回収体が前記像担持体の表面層に所定の線圧で当接し、前記像担持体の表面層の厚さを20μm以上、30μm以下としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記表面被覆用画像形成ユニットの前記現像剤担持体と、前記像担持体の表面層とは離接可能としたことを特徴とする画像形成装置
  3. 請求項1または請求項2の画像形成装置において、
    前記表面被覆用画像形成ユニットの前記現像剤担持体は、印加される電圧により現像剤の担持または不担持を切替え、前記像担持体の表面層は、前記現像剤担持体に担持された現像剤で現像剤像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項の画像形成装置において、
    前記表面被覆用画像形成ユニットの前記像担持体の周速度と前記現像剤担持体の周速度との比を、1:1.02から1:1.22までとしたことを特徴とする画像形成装置
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