JPH09258548A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09258548A
JPH09258548A JP6465496A JP6465496A JPH09258548A JP H09258548 A JPH09258548 A JP H09258548A JP 6465496 A JP6465496 A JP 6465496A JP 6465496 A JP6465496 A JP 6465496A JP H09258548 A JPH09258548 A JP H09258548A
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JP
Japan
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developing
developing roller
peripheral speed
speed
photosensitive drum
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JP6465496A
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English (en)
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Yukio Nimata
幸男 二俣
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感光ドラムの長寿命化を図りつつ長期に渡って
高画質乃至高濃度画像形成運転を行えるようにする。 【解決手段】現像ローラ16R2の周速度Srを複数
(2)段階または連続的に切替可能に形成し、感光ドラ
ム11(13)の周速度Sdと現像ローラ16R2の周
速度Srとの比率Sr/Sdを選択切替可能に構成し
た。Sr/Sd=0.6〜1.4とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像が形成さ
れた感光ドラムとトナー薄層が形成された現像ローラと
を押圧摺接かつ相対回転させつつ一定の周速度で回転す
る感光ドラム上に現像可能に構成された画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5において、画像形成装置は、メイン
モータの駆動によって矢印方向に一定の周速度Sdで回
転する感光ドラム(シリンダー12,感光体膜13)1
1と,この感光ドラム11の周辺に帯電手段14,露光
手段15,現像手段16,転写手段17,廃トナー回収
手段(ブレード18B,トナー回収ローラ18R)18
および除電ランプ19を配設してなる。感光ドラム11
と転写手段17との間には、用紙PがX方向に搬送され
る。
【0003】感光体膜13は、帯電手段14によって帯
電電位Vd1(例えば、600V)に帯電される。ま
た、露光手段15を用いて静電潜像を描いた部位つまり
露光部は露光電位Vd2(例えば、50V)になる。
【0004】現像手段16は、非磁性1成分トナー現像
方式とされ、ホッパー内のトナーを撹拌ブレード16B
で撹拌しつつ供給バイアス電位Vr1(例えば、400
V)が印加されたトナー供給ローラ16R1によって現
像ローラ16R2に供給する。次いで、現像モータによ
って回転される現像ローラ16R2に供給された非磁性
1成分トナーは、トナー層形成ブレード16TBによっ
て摩擦帯電されつつ一定厚さの薄層に形成される。この
現像ロラー16R2は、一定の周速度Srで回転しつつ
感光ドラム11(13)に摺接可能に押圧されている。
なお、トナー供給ローラ16R1および撹拌ブレード1
6Bは、現像モータによってかつ現像ローラ16R2と
一定の速度比をもって回転される。
【0005】かくして、現像ローラ16R2に現像バイ
アス電位Vr2(例えば、300V)を印加すると、2
50Vの電位差つまり現像電位(Vr2−Vd2=30
0−50)が発生し、現像ローラ16R2から露光部
(Vd2=50)へトナーが供給される。つまり、静電
潜像がトナー像として露光部に反転現像される。なお、
未露光部(帯電部)はVd1=600Vであるから−3
00Vの電位差つまりクリーニング電位(Vr2−Vd
1=300−600)が発生するので、トナーは現像ロ
ーラ16R2側に吸引され感光ドラム11(13)をク
リーニングすることができる。現像されたトナー像は、
転写手段17の転写作用によって用紙P上に画像として
転写される。その後、図示しない定着手段によって、例
えば熱定着される。
【0006】ここに、現像(画像)濃度は、現像ローラ
16R2から感光ドラム(露光部)11側に供給される
トナー量に依存するので、感光ドラム11(13)の周
速度Sdと現像ローラ16R2の周速度Srとの周速度
比(Sr/Sd)が慎重に選択されている。すなわち、
図7に示す如く、1.4倍以上であればオフィス等で要
求される画像濃度等を満すことができるが、一般的には
充分な余裕を持たせる意味で例えば1.9倍以上とされ
る場合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体膜1
3の表面電荷保持能力は、相対回転する現像ローラ16
R2との摺擦により感光体膜13が削られるので、現像
運転の時間長に比例的に劣化する。したがって、解像度
の低下を招きかつ非露光部に地かぶりを発生させるよう
になる。このために、感光ドラム11は、一定期間後に
交換するものとされている。
【0008】しかるに、運用の実際にあっては、解像度
の低下つまり感光ドラム11の交換時期が早過ぎるとの
指摘がある。特に、一層の高画質乃至高濃度画像運転を
一義とする運用にあって現像ローラ16R2から感光ド
ラム11側への単位時間当りのトナー供給量を増大化可
能な各要因の設定変更や装置改変を施した場合には交換
時期が一段と早まる。
【0009】また、本画像形成装置を各色ごとの画像形
成ユニットとして用紙Pの搬送(X)方向に例えば4連
配設したカラー画像形成装置の場合には、カラー画像形
成運転態様によって短期間中に頻繁かつ各色ごとにラン
ダム的に交換しなければならないので、煩わしく取扱い
が難しいとの指摘をなされ得る。
【0010】本発明の目的は、感光ドラムの長寿命化を
図りつつ長期に渡って高画質乃至高濃度画像形成運転を
行える取扱い容易な画像形成装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】現像ローラは感光ドラム
と押圧摺接しつつ相対回転する。したがって、上記周速
度比Sr/Sdを高めることはトナー供給量の増大化お
よび高濃度化には有効であるが、摺擦に基く感光体膜の
物理的な削れ量は増大する。幾度の実機について現像運
転時間(min)との関係でデータ収集してみると、図
1に示す通りであった。すなわち、例えば1μmの削れ
量について比較すると、Sr/Sd=1.5に対しSr
/Sd=2では約1/3時間(mini)で削れてしま
う。
【0012】一方において、帯電手段を一定として感光
ドラムの感光体膜厚と帯電電位(表面電位)との関係を
見ると、図2に示す如く、感光体膜厚が12μm以下に
なると、急激に帯電特性が劣悪化する。しかも、周速度
比の影響はほとんど認められない。
【0013】ここに、本発明は、装置電源投入状態にお
いて、現像運転時間と非現像運転時間との比は使用目的
によって変動するものの非現像運転時間が無いほど連続
現像運転を継続するケースは皆無に等しいことに着目
し、現像運転中は高画質乃至高濃度画像形成という本来
目的を達成可能としかつ非現像運転中には現像ローラ上
のトナー帯電作用を保持可能として現像運転スタンバイ
状態を確立可能な範囲内において、現像運転中の周速度
比と非現像運転中の周速度比を積極的に選択切替可能と
するものである。
【0014】すなわち、請求項1の発明は、静電潜像が
形成された感光ドラムとトナー薄層が形成された現像ロ
ーラとを押圧摺接かつ相対回転させつつ一定の周速度で
回転する感光ドラム上に現像可能に構成された画像形成
装置において、前記現像ローラの周速度を複数段階また
は連続的に切替可能に形成し、前記感光ドラムの周速度
と前記現像ローラの周速度との比率を選択切替可能に構
成した、ことを特徴とする。
【0015】かかる発明では、手動または自動的に、現
像運転中は現像ローラの周速度を高速に選択切替えて画
像形成するが、非現像運転中はそれより低速に選択切替
える。したがって、感光ドラムの一定の周速度に対し現
像ローラの周速度を低下させることができる。つまり、
両周速度の比率を従来例(1.9倍)よりも小さい例え
ば“1”に近づけられるので、非現像運転中における感
光体膜の削れ量を減少化できる。よって、長期に渡って
高画質乃至高濃度画像形成運転を行えかつ感光ドラムの
長寿命化を図れる。
【0016】また、請求項2の発明は、前記現像ローラ
の周速度が、現像運転中に予め設定された高速にかつ非
現像運転中に予め設定された現像運転中の場合よりも低
速に自動選択切替可能に形成されている画像形成装置で
ある。
【0017】かかる発明では、現像運転中は現像ローラ
の周速度が予め設定された高速に、また非現像運転中に
は低速に自動選択切替えされる。したがって、請求項1
の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、さらに
取扱いが容易である。
【0018】さらに、請求項3の発明は、現像運転中に
おける前記現像ローラの周速度が、前記感光ドラムの周
速度の1.5倍以上に選択可能に形成されている画像形
成装置である。
【0019】かかる発明では、現像ローラの周速度が感
光ドラムの周速度の1.5倍以上に選択されているの
で、現像運転中においても従来例(1.9倍以上)の場
合に比較して感光体膜の削れ量を軽減できる。したがっ
て、請求項1および請求項2の発明の場合と同様な作用
効果を奏し得る他、さらに高画質乃至高濃度画像形成を
確実に保障することができる。
【0020】さらにまた、請求項4の発明は、非現像運
転中の全期間または一部期間内における前記現像ローラ
の周速度が、前記感光ドラムの周速度の0.6倍〜1.
4倍に選択可能に形成されている画像形成装置である。
【0021】かかる発明では、非現像運転中の全期間ま
たは一部期間内における現像ローラの周速度が感光ドラ
ムの周速度の0.6倍〜1.4倍に選択されている。し
たがって、1倍に選択すれば、同一周速度となるので削
れ量を理想的な零(0)とすることが可能となる。ま
た、上限側の1.4倍に選択しても従来例(1.9倍)
の場合に比較して削れ量を軽減できる。さらに、下限側
の0.6倍に選択すれば、現像ローラ上のトナー帯電を
保障しつつ削れ量を上限側の1.4倍の場合と同様に軽
減できる。よって、請求項1から請求項3までの発明の
場合と同様な作用効果を奏し得るとともに、さらに選択
性および適用性を大幅に拡大できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本画像形成装置10は、基本的構造
(11,14,15,16,17等)が従来例(図5)
の場合と同様とされているが、現像ローラ16R2の周
速度Srを複数(2)段階に切替可能に形成するととも
に感光ドラム11(13)の周速度Sdと現像ローラ1
6R2の周速度Srとの比率Sr/Sdを選択切替可能
に構成されている。
【0023】図3において、画像形成装置10は、制御
ユニット20に帯電手段14,露光手段15,現像手段
16,転写手段17,図示しない除電ランプ等を接続し
てなる。
【0024】制御ユニット20は、CPU21,ROM
22,RAM23,時計回路24,操作表示部25,デ
ータ通信回線27を介した上位機(図示省略)とのデー
タ通信用のインターフェイス(I/F)26等を含み、
画像形成運転を行う。
【0025】制御ユニット20からモータドライバ(D
RVR)11Dに信号を送りメインモータ(Md)11
Mを回転駆動し、感光ドラム11を一定の周速度Sdで
回転することができる。用紙PのX方向の搬送速度もメ
インモータ11Mで決まる。また、モータドライバ(D
RVR)16Dに信号を送り現像モータ(Mr)16M
を回転させて現像ローラ16R2およびトナー供給ロー
ラ16R1,撹拌ブレード16Bを回転させることがで
きる。
【0026】ここに、モータドライバ11Dへの速度信
号は感光ドラム11(13)の一定の周速度Sdに対応
するものであるが、モータドライバ16Dへの速度信号
は現像ローラ16R2の周速度Srを2段階(高速HS
および低速LS)に選択切替可能なものとされる。この
選択切替えは、操作表示部15のキー操作によって手動
により行うように形成されているが、この実施形態では
さらにCPU21が現像運転開始と判断した場合に高速
HSに自動選択切替えしかつ現像運転終了と判断した場
合に低速LSに自動選択切替え可能に形成してある。
【0027】なお、現像モータ16Mの回転速度を連続
可変型とし、CPU21によって予め設定された高速H
Sと低速LSとに選択切替可能に構成してもよい。この
際の高速HSと低速LSとは、現像ローラ16R2の周
速度Srに相応するものとして、操作表示部15のキー
操作により設定しかつRAM23に記憶させておけばよ
い。
【0028】ここに、感光ドラム11は、アルミニウム
製のシリンダー12の表面に正電荷に対して感度を有す
る有機光導電材料の27μmの感光体膜13を塗布し、
外径が30mmとされている。そして、メインモータ1
1Mにより図5に示す矢印方向に一定の周速度Sd〔例
えば、15π(47.124mm/sec)〕で回転さ
れる。
【0029】一方、現像手段16を構成する現像ローラ
16R2は、芯金,導電性弾性体および表面導電性エラ
ストマー層とからなり、外径が18mmとされている。
この現像ローラ16R2は、感光ドラム11(13)に
押圧摺接されかつ感光ドラム11(13)と相対回転す
る。この実施形態では、線圧70〜90g/cmで押圧
されている。トナー供給ローラ16R1は、外径12m
mの導電性スポンジから形成され、周速度は現像ローラ
16R2の周速度Srの1.09倍とされている。
【0030】また、トナー層形成ブレード16TBは、
厚さが0.1mmのリン青銅板からなり、基端部がホッ
パーに固定され、先端側が弾性力を利用しつつ線圧約7
6g/cmで現像ローラ16R2に圧接されている。
【0031】他の構成・機能は、以下の作用・動作の説
明とともに説明する。
【0032】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。図3において、データ通信回線1およびインターフ
ェイス26を介して上位機から印刷画像データを得かつ
プリントスタート信号を受信する。すると、起動制御手
段(CPU21,ROM22)が、図4に示す時刻t1
において、モータドライバ11Dに信号を送りメインモ
ータ11Mを回転させる。感光ドラム11は一定の周速
度Sd(この実施形態では、47.124mm/se
c)で回転する。用紙Pも図5に示すX方向に搬送可能
となる。
【0033】周速度選択切替制御手段(CPU21,R
OM22)は、この非現像運転中では、予めRAM13
に設定されていた低速LSに相応する信号をモータドラ
イバ16Dに与え現像モータ16Mを低速LSで回転さ
せる。現像ローラ16R2の周速度Srは、56.54
9mm/secである。すなわち、周速度比Sr/Sd
を“1.2”としている。したがって、現像運転中つま
り高速HS時における周速度比(Sr/Sd=2)の場
合に比較して、感光体膜13の摺擦による削り量を大幅
に軽減できる。
【0034】また、帯電手段14を起動し、感光ドラム
11の感光体膜13を帯電電圧Vd(600V)に一様
に帯電する。この際、現像ローラ16R2には、現像バ
イアス電位を反転させたクリーニング電位(−Vr2=
−300V)が印加される。感光体膜13の未帯電部が
現像ローラ16R2を通過してしまう間だけ印加され
る。いわゆる初期汚れを防止する。
【0035】現像ローラ16R2が低速LSで回転する
と、トナー供給ローラ16R1が回転しかつ撹拌ブレー
ド16Bも回転する。したがって、トナー供給ローラ1
6R1から現像ローラ16R2へトナーが供給される。
現像ローラ16R2上のトナーは、トナー層形成ブレー
ド16TBにより一定厚さに形成されかつ摩擦帯電され
る。
【0036】感光ドラム11(13)の未帯電部が現像
ローラ16R2との押圧摺接点を過ぎる時刻t2になる
と、現像ローラ16R2に現像バイアス電位Vr2(3
00V)が印加されかつトナー供給ローラ16R1には
供給バイアス電位Vr1(400V)が印加される。し
たがって、現像ローラ16R2に十分なトナーを供給で
きかつ十分に摩擦帯電できる。
【0037】時刻t2から時刻t3までの非現像運転期
間中、感光ドラム11の周面(感光体膜13)は600
Vに帯電され、かつ現像ローラ16R2は300Vに帯
電されている。したがって、図6を参照すれば、−30
0V(=300V−600V)の逆現像電位つまりクリ
ーニング電位が確立されるので、その周面(13)に残
存していたトナーを現像ロラー16R2側に吸引でき
る。すなわち、クリーニングできる。しかも、現像ロー
ラ16R2上のトナーも十二分に帯電される。また、用
紙Pも搬送されてくる。
【0038】ここに、現像運転に入る時刻t3になる
と、周速度選択切替制御手段(11,12)はモータド
ライバ16Dに低速LS用の信号から高速HS用の信号
に選択切替えする。したがって、現像ローラ16R2の
周速度Srが上り周速度比が2倍となる。と同時に、C
PU21は露光手段15を駆動し上位機から受信した画
像形成データに基き感光ドラム11(13)上を露光し
つつ静電潜像を描画する。露光電位Vd2は50Vにな
る。
【0039】この静電潜像(露光部)が現像ローラ16
R2との押圧摺接点に来ると、250V(=300−5
0)の現像電位(Vr2−Vd2)が確立されるので、
現像ロラー16R2側から露光部側へトナーが供給され
る。つまり、静電潜像をトナー像として現像できる。す
なわち、狭義で実質的な現像運転に入る。このトナー像
は、転写手段17の位置を通過する際に用紙P上に転写
される。
【0040】時刻t5において、露光手段15を停止す
る。現像ローラ16R2は、それまでの露光部が現像ロ
ーラ16R2を通過する時刻t6まで、高速HSで回転
される。しかし、時刻t6以降の非現像運転に入ると、
周速度選択切替制御手段(11,12)が低速LSに切
替える。つまり、周速度比Sr/Sdを“2”から
“1.2”に選択切替する。したがって、感光体膜13
の摺擦による無用な削れを軽減できる。なお、転写手段
17は、転写終了時刻t7で停止される。
【0041】しかして、この実施形態によれば、現像ロ
ーラ16R2の周速度Srを複数(2)段階に切替可能
に形成するとともに感光ドラム11(13)の周速度S
dと現像ローラ16R2の周速度Srとの比率Sr/S
dを選択切替可能に構成されているので、感光ドラム1
1(13)の長寿命化を図りつつ長期に渡って高画質乃
至高濃度画像形成運転を行える。
【0042】また、現像ローラ16R2の周速度Sr
が、現像運転中に予め設定された高速HSにかつ非現像
運転中に予め設定された現像運転中の場合よりも低速L
Sに自動選択切替可能に形成されているので、取扱いが
容易である。
【0043】また、現像ローラ16R2の周速度Srを
2段階に切替可能に形成し、周速度選択切替制御手段
(11,12)によって自動選択可能に形成されている
ので、選択切替制御が容易で迅速に切替えられる。
【0044】また、現像モータ16Mの回転速度が現像
ローラ16R2の周速度Srに対応された高速HSおよ
び低速LSとして操作表示部25のキー操作により設定
変更可能に形成されているので、適用性が広い。
【0045】さらに、現像運転中における現像ローラ1
6R2の周速度Srが感光ドラム11(13)の周速度
Sdの2倍に選択されているので、高画質乃至高濃度画
像形成を確実に保障することができる。キー操作により
1.5倍に選択しても実務上支障のない画像を形成でき
る。
【0046】さらにまた、非現像運転中の全期間または
一部期間内における現像ローラ16R2の周速度Srが
感光ドラム11の周速度Sdの0.6倍〜1.4倍に選
択可能に形成されているので、1倍に選択すれば、同一
周速度(Sr=Sd)となるので削れ量を理想的な零
(0)とすることが可能となる。また、上限側の1.4
倍に選択しても従来例(1.9倍)の場合に比較して削
れ量を軽減できる。さらに、下限側の0.6倍に選択す
れば、現像ローラ16R2上のトナー帯電を保障しつつ
削れ量を上限側の1.4倍の場合と同様に軽減できる。
したがって、選択性および適用性を大幅に拡大できる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像ローラの
周速度を複数段階または連続的に切替可能に形成し、感
光ドラムの周速度と現像ローラの周速度との比率を選択
切替可能に構成されているので、非現像運転中における
感光体膜の削れ量を減少化できる。よって、感光ドラム
の長寿命化を図りつつ長期に渡って高画質乃至高濃度画
像形成運転を行える。
【0048】また、請求項2の発明によれば、現像ロー
ラの周速度が現像運転中に予め設定された高速にかつ非
現像運転中に予め設定された現像運転中の場合よりも低
速に自動選択切替可能に形成されているので、請求項1
の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに取扱い
が容易である。
【0049】さらに、請求項3の発明によれば、現像運
転中における現像ローラの周速度が感光ドラムの周速度
の1.5倍以上に選択可能に形成されているので、請求
項1および請求項2の発明の場合と同様な効果を奏し得
る他、さらに高画質乃至高濃度画像形成を確実に保障す
ることができる。
【0050】さらにまた、請求項4の発明によれば、非
現像運転中の全期間または一部期間内における現像ロー
ラの周速度が感光ドラムの周速度の0.6倍〜1.4倍
に選択可能に形成されているので、1倍に選択すれば、
同一周速度となるので削れ量を理想的な零(0)とする
ことが可能となる。また、上限側の1.4倍に選択して
も従来例(1.9倍)の場合に比較して削れ量を軽減で
きる。さらに、下限側の0.6倍に選択すれば、現像ロ
ーラ上のトナー帯電を保障しつつ削れ量を上限側の1.
4倍の場合と同様に軽減できる。よって、請求項1から
請求項3までの発明の場合と同様な効果を奏し得るとと
もに、さらに選択性および適用性を大幅に拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術的根拠(1)を説明するための図
である。
【図2】本発明の技術的根拠(2)を説明するための図
である。
【図3】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図4】同じく、動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図5】従来例を説明するための図である。
【図6】従来例の問題点(1)を説明するための図であ
る。
【図7】従来例の問題点(2)を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 画像形成装置 11 感光ドラム 11M メインモータ 12 シリンダー 13 感光体膜 14 帯電手段 15 露光手段 16 現像手段 16R1 トナー供給ローラ 16R2 現像ローラ 16TB トナー層形成ブレード 16M 現像モータ 17 転写手段 19 除電ランプ 20 制御ユニット 21 CPU 22 ROM 23 RAM Sd 感光ドラムの周速度 Sr 現像ローラの周速度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成された感光ドラムとトナ
    ー薄層が形成された現像ローラとを押圧摺接かつ相対回
    転させつつ一定の周速度で回転する感光ドラム上に現像
    可能に構成された画像形成装置において、 前記現像ローラの周速度を複数段階または連続的に切替
    可能に形成し、前記感光ドラムの周速度と前記現像ロー
    ラの周速度との比率を選択切替可能に構成した、ことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像ローラの周速度が、現像運転中
    に予め設定された高速にかつ非現像運転中に予め設定さ
    れた現像運転中の場合よりも低速に自動選択切替可能に
    形成されている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像運転中における前記現像ローラの周
    速度が、前記感光ドラムの周速度の1.5倍以上に選択
    可能に形成されている請求項1または請求項2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 非現像運転中の全期間または一部期間内
    における前記現像ローラの周速度が、前記感光ドラムの
    周速度の0.6倍〜1.4倍に選択可能に形成されてい
    る請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載され
    た画像形成装置。
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