JP2002211865A - マンコンべアの制御装置 - Google Patents
マンコンべアの制御装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B25/00—Control of escalators or moving walkways
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
Abstract
ョックや騒音を減少し、安価かつ信頼度高く構成できる
ようにする。 【解決手段】 商用電源R、S、Tの三相交流をVVV
F装置1で可変電圧・可変周波数の三相交流に変換して
駆動用誘導電動機2に供給する。起動時接点16a〜1
6cが開成し、VVVF装置1は商用電源R、S、Tよ
りも低い周波数の交流を発生し、徐々に周波数を増加し
て行き、商用電源R、S、Tの周波数の値になったと
き、電動機2をVVVF装置1から切り放して空転させ
る。そして、一定時間経過後、電動機2の残留電圧が低
下した状態のとき、接点17a〜17cを開成して、電
動機2を商用電源R、S、Tに接続して高速運転する。
Description
移動歩道等のマンコンベアの速度を制御する装置に関す
るものである。
に接続された変換装置を介して速度変換して運転するも
のがある。この場合、商用電源から供給される一定周波
数の三相交流を、変換装置により可変電圧・可変周波数
の三相交流に変換して電動機に供給する。すなわち、商
用電源の周波数よりも低い周波数の三相交流を出力させ
て電動機を低速運転し、徐々に周波数を増加させて、商
用電源の周波数に近い値になったときに、電動機を商用
電源に接続して高速運転させる。
置は、例えば特公平5−5752号公報に示されている
ように、同期検出装置を設け、変換装置から出力される
三相交流を商用電源の三相交流を同期させて、電動機を
変換装置から商用電源に接続するようにしている。
ンコンベアの制御装置では、同期検出装置を用いて周波
数の同期を検出して電源を切り換えるようにしているた
め、複雑かつ高価となるという問題点がある。また、利
用者がいないときは低速運転し、利用者が生じたら高速
運転する場合もあり、この場合には、利用者がいないと
きに電源を切り換えるようにしているため、必ずしも同
期検出は必要ではないが、切換時に切換ショックや騒音
が発生することは避けられないという問題点がある。
されたもので、同期検出装置を用いなくても、切換ショ
ックや騒音を減少でき、安価かつ信頼度の高いマンコン
ベアの制御装置を提供することを目的とする。
るマンコンベアの制御装置は、商用電源に変換装置を介
して接続された電動機を、変換装置から切り放して商用
電源に接続する場合、電動機を変換装置からの切放し開
始時よりも、その残留電圧が低下した状態で商用電源に
接続するようにしたものである。
装置は、第1発明のものにおいて、電動機が変換装置か
ら切り放された後、一定時間経過後に商用電源に接続す
るようにしたものである。
装置は、第1発明のものにおいて、電動機の残留電圧を
検出し、電動機が変換装置から切り放された後、上記残
留電圧が所定値以下になったことが検出されると、電動
機を商用電源に接続するようにしたものである。
装置は、第2又は第3発明のものにおいて、電動機が変
換装置から切り放された後、この電動機にその発生エネ
ルギーを消費させる負荷装置を接続し、一定時間後又は
電動機の残留電圧が所定電圧以下になったことが検出さ
れたとき、電動機を商用電源に接続するようにしたもの
である。
装置は、第2又は第3発明のものにおいて、複数台の電
動機の内所定数の電動機を駆動してマンコンベアを運転
し、上記所定数の電動機が変換装置から切り放された
後、一定時間後又は上記切り放された電動機の残留電圧
が所定電圧以下になったことが検出されたとき、電動機
のすべてを商用電源に接続するようにしたものである。
装置は、電動機が商用電源に接続されて高速運転されて
いるときに、商用電源に接続された変換装置に商用電源
と同一周波数の交流を発生させ、この状態で、電動機を
商用電源から切り放した後、変換装置に接続して低速運
転する場合、電動機が商用電源から切り放された後変換
装置に接続される間に、第2〜第5発明による切換手段
を適用するようにしたものである。
装置は、利用者がいることが検出されると、電動機を低
速運転から高速運転に切り換え、利用者がいないことが
検出されると、高速運転から低速運転に切り換える場
合、電動機の速度切換時に、第2〜第6発明による切換
手段を適用するようにしたものである。
発明の第1、第2及び第6発明の一実施の形態を示す図
で、図1は動力回路図、図2及び図3は制御回路、図4
及び図5は電源切換時の電圧波形図であり、図中同一符
号は同一部分を示す。(以下の実施の形態も同じ。)
用電源、+、−は直流制御電源、1は商用電源R、S、
Tの三相交流を可変電圧・可変周波数の三相交流に変換
する可変電圧可変周波数装置(以下VVVF装置とい
う。)で、三相交流を直流に変換するコンバータ1A、
コンバータ1Aの出力側に接続された平滑コンデンサ1
B及び平滑コンデンサ1Bに接続され、直流を三相交流
に変換するインバータ1Cを有している。2はインバー
タ1Cの交流側に接続されたマンコンベア駆動用の誘導
電動機である。
5は起動スイッチ、6は上昇用電磁接触器(以下上昇用
接触器という。)で、6a〜6dはその常開接点、6e
は同じく常閉接点、7は下降用電磁接触器(以下下降用
接触器という。)で、7a〜7dはその常開接点、7e
は同じく常閉接点、8は運転リレーで、8a,8bはそ
の常開接点、9は手動の速度切換スイッチである。
の常開接点、10cは同じく常開時限接点、10d〜1
0fは同じく常閉接点、11は高速リレーで、11a〜
11cはその常開接点、11dは同じく常開時限接点、
11eは同じく常閉接点、12は交流電源R、S、Tの
周波数とVVVF装置1の出力周波数が同等になると閉
成する接点、13は電源周波数検出リレーで、13aは
その常開接点、13bは同じく常閉接点、13cは同じ
く常閉時限接点、14はVVVF装置稼動リレーで、1
4aはその常開接点、14bは同じく常閉接点、15は
切換時間設定リレーで、15aはその常開時限接点、1
5bは同じく常閉接点である。
VVF装置用接触器という。)で、16a〜16bはそ
の常開接点、16eは同じく常閉接点、17は電源用電
磁接触器(以下電源用接触器という。)で、17a〜1
7cはその常開接点、17dは同じく常閉接点である。
まず、低速運転から高速運転への動作の概要について説
明する。VVVF装置1によって、商用電源R、S、T
よりも低い周波数の交流に変換して、接点16a〜16
c及び接点6a〜6c又は接点7a〜7cを介して電動
機2を駆動する。そして、周波数を徐々に増加させ、商
用電源R、S、Tの周波数に達したとき、接点16a〜
16cを開放して電動機2をいったんVVVF装置1か
ら切り放す。そして、一定時間後、電動機2からの残留
電圧が減少するのを待って、接点17a〜17cを閉成
して、電動機2を交流電源R,S,Tに接続して高速運
転に移行する。
e→6→−の回路で上昇用接触器6が付勢され、接点6
a〜6dは閉成し、接点6eは開放する。接点6dの閉
成により、運転リレー8が付勢され、接点8a,8bは
閉成する。このとき、速度切換スイッチ9が低速側に倒
れていると、+→8a→9→10→−の回路で低速リレ
ー10が付勢され、接点10aの閉成により自己保持さ
れる。また、接点10bも閉成し、接点10d〜10f
は開放し、時限接点10cは一定時限後に閉成する。
→−の回路でVVVF装置稼動リレー14が付勢され、
接点14aは閉成し、接点14bは開放する。接点14
aの閉成により、+→8b→14a→13c→17d→
16→−の回路でVVVF装置用接触器16が付勢さ
れ、接点16a〜16dは閉成し、接点16eは開放す
る。ここで、接点10cが閉成し、かつ接点16dが閉
成しているので、低速起動指令が出力され、VVVF装
置1が起動し、その出力周波数は商用電源R,S,Tよ
りも低い周波数まで立ち上がる。これで、電磁ブレーキ
(図示しない。)が開放し、電動機2は低速上昇運転を
開始する。
すと、+→8a→9→11→−の回路で高速リレー11
が付勢され、接点11a〜11dは閉成し、接点11e
は開放する。接点11eの開放により低速リレー10は
消勢され、接点10a〜10cは開放し、接点10d〜
10fは閉成する。これで、高速リレー11は自己保持
される。また、接点11bの閉成により、VVVF装置
稼動リレー14は付勢状態に保持される。
11dが閉成するため高速運転指令が出力され、VVV
F装置1の出力周波数は、商用電源R,S,Tと同等の
周波数に向かって増加し、電動機2は加速する。このV
VVF装置1の出力周波数が商用電源R,S,Tの周波
数と同等になると、接点12が閉成し、電源周波数検出
リレー13が付勢され、接点13aは閉成し、接点13
b及び時限接点13cは開放する。ここで、接点10b
は既に開放しているので、接点13bが開放するとVV
VF装置稼動リレー14は消勢され、接点14aは開放
し、接点14bは閉成する。
続用接触器16は消勢され、接点16a〜16dは開放
し、接点16eは閉成する。また、接点14bの閉成に
より、+→8b→13a→11c→10e→14b→1
5→−の回路で切換時間設定リレー15は付勢され、一
定時間後に時限接点15aは閉成し、+→8b→15a
→16e→17→−の回路で電源用接触器17が付勢さ
れ、接点17a〜17cは閉成し、接点17dは開放す
る。
用電源R,S,Tの周波数まで加速され、いったんVV
VF装置1から切り放されて空転し、その後商用電源
R,S,Tに接続されて高速運転することになる。な
お、下降運転についても同様に説明できるので詳細は省
略する。
接触器17の切換え時の電圧波形を、図4及び図5に示
す。この場合、商用電源R,S,Tの電圧V1の波形と
電動機2の印加電圧V2の波形の位相差は最大になって
いるものとする。図4に示すように、インバータ1Cに
よる運転時間T1による運転が終了すると、電動機2は
VVVF装置1から切り放されて空転し、その印加電圧
V2は、切換時間設定リレー15によって定まる切換時
間T2内で減衰する。
機2は商用電源R,S,Tに接続されて、通常運転時間
T3に移行する。このように、切換時間T2が確保され
ている場合は、VVVF装置1の出力と商用電源R,
S,Tの同期を取らなくても、A部に示すように、切換
ショックの少ない切換操作が達成できる。これは、電動
機2を空転させることにより、残留電圧V3が低くなる
ので、切換ショックも小さくなるためである。この切換
時間T2は0.7秒程度にすることが望ましく、マンコ
ンベアの速度も減衰が少なくなる。
の切換時間T4,すなわち空転時間が短いときは、残留
電圧V4が低くならないため、B部に示すように、切換
ショックも大きくなる。
R,S,Tに接続されて高速上昇運転しているものとす
る。このとき、速度切換スイッチ9が低速側に倒れたと
すると、低速リレー10が付勢され、接点10dの開放
により高速リレー11は消勢される。また、接点10e
は開放するので、切換時間設定リレー15は消勢され、
時限接点15aは開放する。これで、電源用接触器17
は消勢され、電動機2は商用電源R,S,Tから切り放
される。
り、接点15bは閉成する。このとき、接点10bは閉
成しているので、VVVF装置稼動リレー14は付勢さ
れ、接点14a閉成する。一方、低速リレー10の付勢
により接点10fが開放し、一定時間経過後、時限接点
13cは閉成するため、+→8b→14a→13c→1
7b→16→−の回路でVVVF装置用接触器16が付
勢され、電動機2はVVVF装置1に接続される。すな
わち、電動機2はいったん商用電源R,S,Tから切り
放されて空転し、その後VVVF装置1に接続される。
と同様、電動機2からの残留電圧が低下してから接続す
るため、切換ショックの減少を図ることができる。その
後、高速リレー11の消勢から一定時間後に時限接点1
1dが開放し、低速リレー10の付勢から一定時間後に
時限接点10cが閉成すると、VVVF装置1の出力周
波数は商用電源R,S,Tの周波数から、低い設定周波
数へ移行し、電動機2は減速する。
がVVVF装置1又は商用電源R,S,Tからの切放し
開始時よりも低下した状態、すなわち切放し開始時から
一定時間経過後、商用電源R,S,Tに接続したり、V
VVF装置1に接続したりするようにしたので、安価な
構成で切換ショックや騒音のない切換え動作を達成する
ことが可能となる。
の一実施の形態を示す制御回路図である。なお、図1、
図2、図4及び図5は実施の形態2にも共用する。図6
において、11fは高速リレー11の常開接点、13d
は電源周波数検出リレー13の常開接点、13eは同じ
く常閉接点、16fはVVVF装置用接触器16の常開
接点、16g、16hは同じく常閉接点、17eは電源
用接触器17の常開接点、17f〜17hは同じく常閉
接点、21は電動機2の残留電圧を検出する残留電圧検
出装置で、21aはその常開接点、22は残留電圧検出
リレーで、22a〜22dはその常開接点である。
低速への切換時について説明する。今、電動機2が商用
電源R,S,Tに接続されて高速上昇運転していると
き、速度切換スイッチ9が低速側に倒れたとすると、実
施の形態1で説明したように、低速リレー10は付勢さ
れ、高速リレー11は消勢される。これで、接点11f
は開放するので、電源用接触器17は消勢される。ま
た、接点14aは開放しているので、VVVF装置用接
触器16も消勢し、電動機2は空転する。また、接点1
7h、16hは閉成しており、残留電圧検出装置21は
残留電圧の検出を開始する。
これが所定電圧下になると、接点21aが閉成し、残留
電圧検出リレー22が付勢され、接点22a〜22dは
閉成する。接点22aの閉成により、VVVF装置稼動
リレー14は付勢され、接点14aは閉成する。これ
で、VVVF装置用接触器16が付勢され、電動機2は
VVVF装置1に切り換えられる。同時に、接点16f
の閉成により残留電圧検出リレー22は保持される。
R、S、T、から切り放されて空転し、その後VVVF
装置1に接続される。そして、高速リレー11の消勢か
ら一定時間後に時限接点11dが開放し、低速リレー1
0の付勢から一定時間後に時限接点10cが閉成する
と、VVVF装置1の出力周波数は商用電源R、S、T
の周波数から、低い設定周波数へ移行し、電動機2は減
速する。このようにして、残留電圧の低下を確認して切
り換えているため、安価な構成で更に信頼度高く切換え
動作を達成することが可能となる。
4発明の一実施の形態を示す図で、図7は動力回路図、
図8は制御回路図、図9は電源切換時の電圧波形図であ
る。なお、図2は実施の形態3にも共用する。図におい
て、14cはVVVF装置稼動リレー14の常開接点、
15cは切換時間設定リレー15の常開接点、16iは
VVVF装置用接触器16の常閉接点、17iは電源用
接触器17の常閉接点、23は負荷接続用電磁接触器
(以下負荷接続用接触器という)で、23a〜23cは
その常開接点、23dは同じく常閉接点、24は切放時
間設定リレーで、24aはその常閉時限接点、25は接
点23a〜23cを介して電動機2に接続される抵抗、
リアクトル等の負荷装置であり、上記以外は図1及び図
3と同様である。
この実施の形態は切換動作だけが既述のものと異なって
いるので、この部分だけについて説明する。低速運転時
(接点10b閉成)、図2の速度切換スイッチ9を高速
側に倒すと、既述のように高速リレー11が付勢され、
接点11bが閉成するため、VVVF装置稼動リレー1
4は付勢を保持する。一方、VVVF装置1は高速リレ
ー11が付勢されているので、その出力周波数は商用電
源R、S、Tと同等の周波数に向かって増加し、電動機
2は加速する。
波数検出リレー13が付勢され、接点13aは閉成し、
時限接点13cは開放する。時限接点13cの開放によ
り、起動用接触器16は消勢され、電動機2はVVVF
装置1から切り放されて空転する。また、接点13aの
閉成により、切換時間設定リレー15が付勢され、接点
15cは閉成する(このとき、接点14cは開放してい
る。)ため、+→8b→15c→16i→17i→24
a→23→−の回路で、負荷接続用接触器23が付勢さ
れ、接点23a〜23cは閉成する。
れるので、電動機2の残留電圧は低下する。また、接点
15cの閉成により、切放時間設定リレー24が付勢さ
れ、一定時限後時限接点24aは開放するため、負荷接
続用接触器23が消勢され、接点23a〜23cは開放
する、これで、負荷装置25は電動機2から切り放され
る。一方、切換時間設定リレー15の付勢により、一定
時限後、時限接点15aは閉成するので、電源用接触器
17が付勢され、接点17a〜17cは閉成する。
用電源R、S、Tの周波数まで加速され、いったんVV
VF装置1から切り放されて空転するとともに、負荷装
置25に接続され、その後商用電源R、S、Tに接続さ
れて運転することになる。図9にVVVF装置用接触器
16と電源用接触器17の切換時の電圧波形を示す。負
荷装置25の接続により、C部に示すように電動機2の
残留電圧は低下し、切換ショックも小さくなっている。
間設定リレー24の時限満了により切り放すようにして
いるが、これを既述の残留電圧検出装置21を使用し
て、残留電圧が所定値以下になると切り放すようにして
もよいことは明白である。このようにして、負荷装置2
5を使用して積極的に電動機3のエネルギーを消費させ
るようにしたので、切換時間を短くして、切換ショック
を小さくすることが可能となる。
明の第5発明の一実施の形態を示す図で、図10は動力
回路図、図11は制御回路図である。なお、図2及び図
9は実施の形態4にも共用する。図において、2Aは接
点23a〜23cを介して電動機2に接続されたマンコ
ンベア駆動用の誘導電動機、11gは高速リレー11の
常開接点、13fは電源周波数検出リレー13の常開接
点23dは負荷接続用接触器23の常開接点であり、上
記以外は図1及び図8と同様である。
この実施の形態は複数の電動機2、2Aを有するマンコ
ンベアを制御するものであり、実施の形態3と類似して
いるので、要点について説明する。低速運転する場合
は、VVVF装置用接触器16の付勢により、電動機
2、2Aの設置個数よりも少ない電動機2でマンコンベ
アを駆動させる。高速運転への切換え動作が発生して、
VVVF装置1の出力周波数が商用電源R、S、Tの周
波数と同様になると、時限接点13cが開放し、VVV
F装置用接触器16は消勢され、電動機2はVVVF装
置1から切り放される。
接点16fが閉成すると、接点11g、13fは閉成し
ているので、負荷接続用接触器23が付勢され、接点2
3a〜23cは閉成し、電動機2Aが接続される。ま
た、接点23dが閉成したとき、接点16eは閉成して
いるので、電源用接触器17は付勢され、電動機2、2
Aは商用電源R、S、Tに接続される。そして、負荷接
続用接触器23は付勢され続けるので、電動機2、2A
によって高速運転する。
であり、電動機2Aの接続により、電動機2の残留電圧
は早期に減少し、切換ショックを小さくすることが可能
となる。
施の形態を示し、図1〜図11を共用する。上記各実施
の形態では、速度の切換えを手動の速度切換スイッチ9
で実現するものとしたが、これを自動的に切り換えるよ
うにするものである。すなわち、マンコンベアの利用者
の有無を検出する乗客検出装置(図示しない)を設置す
る。そして、利用者がいないと検出されると、VVVF
装置1から商用電源R、S、Tよりも低い周波数の交流
を発生させて電動機2を低速運転し、この状態で利用者
がいると検出されると、徐々に周波数を増加させ、商用
電源R、S、Tの周波数に近い値になると電動機2を商
用電源R、S、Tに接続して高速運転する。
されると、VVVF装置1から商用電源R、S、Tと同
一周波数の交流を発生させ、電動機2を商用電源R、
S、Tから切り放した後、VVVF装置1に接続して低
速運転する。これらの運転における速度切換時に、上記
各実施の形態で説明した切換手段を適用するものであ
る。
接点を用いて構成した回路について説明したが、これを
コンピュータのプログラムによって構成してもよいこと
は言うまでもない。
電源に変換装置を介して接続された電動機を、変換装置
から切り放して商用電源に接続する場合、第1発明で
は、電動機を変換装置からの切放し開始時よりもその残
留電圧が低下した状態で、第2発明では、切り放し後一
定時間経過後に、第3発明では、残留電圧が所定値以下
になったことが検出されると、それぞれ電動機を商用電
源に接続するようにしたので、安価な構成で切換ショッ
クや騒音のない、低速運転から高速運転への切換動作を
達成することができる。
ら切り放された後、この電動機のその発生エネルギーを
消費させる負荷装置を接続し、一定時間後又は電動機の
残留電圧が所定電圧以下になったことが検出されたと
き、電動機を商用電源に接続するようにしたので、積極
的に電動機のエネルギーが消費され、切換時間を短くし
て、切換ショックを小さくすることができる。
所定数の電動機を駆動してマンコンベアを運転し、所定
数の電動機が変換装置から切り放された後、一定時間後
又は切り放された電動機の残留電圧が所定電圧以下にな
ったことが検出されたとき、電動機のすべてを商用電源
に接続するようにしたので、電動機の残留電圧は早期に
減少し、切換ショックを小さくすることができる。
接続されて高速運転されているときに、商用電源に接続
された変換装置が商用電源と同一周波数の交流を発生さ
せた状態で、電動機を商用電源から切り放した後、変換
装置に接続して低速運転する場合、電動機が商用電源か
ら切り放された後変換装置に接続される間に、各発明の
切換手段を適用するようにしたので、安価な構成で信頼
度高く、高速運転から低速運転への切換動作を達成する
ことができる。
検出されると、電動機を低速運転から高速運転に切り換
え、利用者がいないことが検出されると、高速運転から
低速運転に切り換える場合、電動機の速度切換時に、各
発明の切換手段を適用するようにしたので、安価な構成
で信頼度高く、利用者の有無による変速運転に対する切
換動作を達成することができる。
電圧波形図。
置の電源切換時の電圧波形図。
電圧波形図。
図。
図。
置(VVVF装置)、2,2A 駆動用誘導電動機、
6 上昇用電磁接触器、 6a〜6c同左接点、
7 下降用電磁接触器、 7a〜7c 同左接点、
10低速リレー、 11 高速リレー、 13
電源周波数検出リレー、15 切換時間設定リレー、
16 VVVF装置用電磁接触器、 16a〜1
6c 同左接点、 17 電源用電磁接触器、 1
7a〜17c 同左接点、 21 残留電圧検出装
置、 23 負荷接続用電磁接触器、 23a〜2
3c 同左接点、 25 負荷装置。
Claims (7)
- 【請求項1】 商用電源から供給される一定周波数の三
相交流を変換装置により可変電圧・可変周波数の三相交
流に変換して、マンコンベア駆動用の電動機に供給し、
上記変換装置から上記商用電源よりも低い周波数の交流
を発生し、徐々に上記周波数を増加して上記商用電源の
周波数の値になったときに上記電動機を上記変換装置か
ら切り放した後、上記商用電源に接続して高速運転する
装置において、上記電動機を上記変換装置からの切放し
開始時よりも、その残留電圧が低下した状態で上記商用
電源に接続する切換手段を備えたことを特徴とするマン
コンベアの制御装置。 - 【請求項2】 切換手段を、電動機が変換装置から切り
放された後、一定時間経過後に商用電源に接続するもの
としたことを特徴とする請求項1記載のマンコンベアの
制御装置。 - 【請求項3】 電動機の残留電圧を検出する残留電圧検
出装置を設け、切換手段を、上記電動機が変換装置から
切り放された後、上記残留電圧が所定値以下になったこ
とが検出されると、上記電動機を商用電源に接続するも
のとしたことを特徴とする請求項1記載のマンコンベア
の制御装置。 - 【請求項4】 電動機の発生エネルギーを消費させる負
荷装置を設け、切換手段を、上記電動機が変換装置から
切り放された後、この電動機に上記負荷装置を接続し、
一定時間後又は上記電動機の残留電圧が所定電圧以下に
なったことが検出されたとき、上記電動機を商用電源に
接続するものとしたことを特徴とする請求項2又は請求
項3記載のマンコンベアの制御装置。 - 【請求項5】 マンコンベア駆動用の電動機を複数台設
置し、その内の所定数の電動機を駆動してマンコンベア
を運転する運転手段を設け、切換手段を、上記所定数の
電動機が変換装置から切り放された後、一定時間後又は
上記所定数の電動機の残留電圧が所定電圧以下になった
ことが検出されたとき、上記電動機のすべてを商用電源
に接続するものとしたことを特徴とする請求項2又は請
求項3記載のマンコンベアの制御装置。 - 【請求項6】 商用電源から供給される一定周波数の三
相交流を変換装置により可変電圧・可変周波数の三相交
流に変換して、マンコンベア駆動用の電動機に供給し、
上記電動機が上記商用電源に接続されて高速運転してい
るときに、上記変換装置に上記商用電源と同一周波数の
交流を発生させ、この状態で上記電動機を上記商用電源
から切り放した後、上記変換装置に接続し、その後徐々
に上記周波数を減少して低速運転する装置において、請
求項2〜請求項5のいずれかに記載の切換手段を、上記
電動機が上記商用電源から切り放された後上記変換装置
に接続される間に適用するものとしたことを特徴とする
マンコンベアの制御装置。 - 【請求項7】 マンコンベアの利用者の有無を検出する
乗客検出装置を設け、上記利用者がいることが検出され
ると電動機を低速運転から高速運転に切り換え、上記利
用者がいないことが検出されると上記電動機を上記高速
運転から上記低速運転に切り換える変速指令手段を設
け、請求項2〜請求項6のいずれかに記載の切換手段
を、上記電動機の速度切換時に適用するものとしたこと
を特徴とするマンコンベアの制御装置。
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