JP2002204832A - コイル状マーカー並びにカテーテル及びバルーンカテーテル - Google Patents

コイル状マーカー並びにカテーテル及びバルーンカテーテル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル自体の自由度が向上し、全体が柔軟であ
るため血管の屈曲部への通過が容易であるコイル状マー
カーを提供すること。 【解決手段】放射線不透過性金属からなるコイル状マー
カーであって、ピッチ巻きのみにより形成したコイル部
13よりなるコイル状マーカー11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカテーテルチューブ
(またはガイドワイヤー用チューブ)に装着される放射
線線不透過のコイル状マーカの形態及び同マーカーの取
付形態の形態の改良に関し、例えば脳カテーテル、マイ
クロカテーテル等のカテーテルやあるいは経皮的冠状動
脈血管形成術(PTCA)等に使用するバルーンカテー
テルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生体内
へのカテーテルの挿入長の確認やカテーテル先端部の位
置確認のため、例えば図11に示すようにX線不透過の
金属マーカー63がカテーテルチューブ64に装着され
て使用されている。これらの金属マーカー63は、白
金、タングステン、イリジウム等の金属材料より構成さ
れ、長さが0.5から3.0mmで薄肉で管状の形態に
形成されているため、柔軟性に乏しく、例えば図12に
示すようにガイドワイヤーGWに通しながら屈曲した血
管に挿入した場合、ガイドワイヤーGWにつかえて血管
の屈曲部を速やかに通過できないという課題が指摘され
ていた。また前記金属マーカー63は、カテーテルチュ
ーブ64に固定する際に、例えば図13(カテーテルチ
ューブ64の断面図)に示すように瞬間接着剤S等によ
って、接着したり、あるいは図14(カテーテルチュー
ブ64Aの断面図)に示すようスウェ−ジングマシンに
より、カテーテルチューブ64Aをスウェ−ジングして
凹部65を形成し、凹部65に金属マーカー63を固定
している。しかしながら、接着剤等による固定では、金
属マーカー63とカテーテルチューブ64の間に、段差
ができ、カテーテルの血管通過性を損なうことがある。
またスウェージングによる固定では、金属マーカー63
とカテーテルチューブ64Aの段差はなくなるが、カテ
ーテルチューブ64Aの肉厚が凹部65で薄くなるの
で、カテーテルチューブ64Aの強度低下やスウェージ
ング加工時のピンホール等の発生が懸念されていた。
【0003】また特公平4−10830号にはバルーン
カテーテルのガイドワイヤ用チューブの外周に、補強体
兼マーカーとして、コイル状の密着巻き線状体を装着す
る旨が記載されている。ところがコイル状の密着巻き線
状体は、ガイドワイヤ用チューブの外周に装着するのが
困難であるため、現在市販されているバルーンカテーテ
ルではガイドワイヤ用チューブの外周にプラスチックチ
ューブとともに装着されている。しかしながらこれらの
補強体兼マーカーは、補強体としての役割を重要視し、
コイル全体を接着またはプラスチックチューブで覆って
いるため、コイル自体のバネ作用が相殺され、接着部分
が硬く、変形しにくいので、図15のようにコイル状の
密着巻き線状体73(図中、74はプラスチックチュー
ブである)はガイドワイヤーGWにつかえて血管を通過
しにくいという課題があった。そこで本発明者は以上の
課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の発明に
到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、放射線
不透過性金属からなるコイル状マーカーであって、ピッ
チ巻きのみにより形成したコイル部13よりなるコイル
状マーカー11を提供する。 [2]本発明は、放射線不透過性金属からなるコイル状
マーカーであって、ピッチ巻きにより形成したコイル部
13Aよりなり、(1)ピッチをコイル部13Aの中間
部Cで疎に形成し、該中間部Cの両側Sで密に形成する
かまたは(2)ピッチをコイル部13Aの中間部Cで密
に形成し、該中間部Cの両側Sで疎に形成したコイル状
マーカー11Aを提供する。 [3]本発明は、放射線不透過性金属からなるコイル状
マーカーであって、ピッチ巻き部Pと密着巻き部Mによ
りコイル部13B、13Cを形成し、(1)ピッチ巻き
部Pの両側に密着巻き部Mを形成したコイル部13Bよ
りなるかまたは(2)密着巻き部Mの両側にピッチ巻き
部Pを形成したコイル部13Cよりなるコイル状マーカ
ー11B、11Cを提供する。 [4]本発明は、放射線不透過性金属からなるコイル状
マーカーであって、接続部20、20Aの両側に密着巻
きまたはピッチ巻きにより形成したコイル部13D、1
3Eを装着したコイル状マーカー11D、11Eを提供
する。 [5]本発明は、カテーテルチューブ4の外周に[1]
ないし[4]に記載のコイル状マーカー11、11A、
11B、11C、11D、11Eを装着したカテーテル
1を提供する。 [6]本発明は、カテーテルチューブ4の外周に[1]
ないし[4]に記載のコイル状マーカー11、11A、
11B、11C、11D、11Eを装着するとともに、
該マーカー11、11A、11B、11C、11D、1
1Eの両側に外周がテーパーに形成された一対の固定チ
ューブ12、12を装着し、前記コイル状マーカー1
1、11A、11B、11C、11D、11Eと前記固
定チューブ12、12の間並びに前記固定チューブ1
2、12と前記カテーテルチューブ4の間に、段差が生
じないように形成したカテーテル1を提供する。 [7]本発明は、ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周
に[1]ないし[4]に記載のコイル状マーカー11、
11A、11B、11C、11D、11Eを装着したバ
ルーンカテーテル1A、1B、1Cを提供する。 [8]本発明は、ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周
に[1]ないし[4]に記載のコイル状マーカー11、
11A、11B、11C、11D、11Eを装着すると
ともに、該コイル状マーカー11、11A、11B、1
1C、11D、11Eの両側に外周がテーパーに形成さ
れた一対の固定チューブ12、12を装着し、前記コイ
ル状マーカー11、11A、11B、11C、11D、
11Eと前記固定チューブ12、12の間並びに前記固
定チューブ12、12と前記ガイドワイヤー用チューブ
4Aの間に、段差が生じないように形成したバルーンカ
テーテル1A、1B、1Cを提供する。 [9]本発明は、シャフト2の先端にバルーン5を装着
し、シャフト2は少なくとも可とう性の前方部2Fと少
なくとも剛性の基端部2Bより構成され、先端と後端に
それぞれ開口部9F、9Bを形成しかつガイドワイヤー
ルーメン6を有するガイドワイヤー用チューブ4Aを前
記前方部2Fの側面からバルーン5内を経てバルーン5
の先端に至るまで配置し、前記前方部2F内及びガイド
ワイヤー用チューブ4A外周の間に形成される流体ルー
メン7内に補強体3を配置し、前記ガイドワイヤー用チ
ューブ4Aの外周に[1]ないし[4]に記載のコイル
状マーカー11、11A、11B、11C、11D、1
1Eを装着するとともに、該コイル状マーカー11、1
1A、11B、11C、11D、11Eの両側に外周が
テーパーに形成された一対の固定チューブ12、12を
装着し、前記コイル状マーカー11、11A、11B、
11C、11D、11Eと前記固定チューブ12、12
並びに前記固定チューブ12、12と前記ガイドワイヤ
ー用チューブ4Aの間に、段差が生じないように形成し
たバルーンカテーテル1A、1Bを提供する。 [10]本発明は、シャフト12Aの先端にバルーン1
5を装着し、前記シャフト12Aの内部に先端と後端に
それぞれ開口部19F、19Bを形成しかつガイドワイ
ヤールーメン16を有するガイドワイヤー用チューブ1
4を配置し、前記ガイドワイヤー用チューブ14の外周
に[1]ないし[4]に記載のコイル状マーカー11、
11A、11B、11C、11D、11Eを装着すると
ともに、該コイル状マーカー11、11A、11B、1
1C、11D、11Eの両側に外周がテーパーに形成さ
れた一対の固定チューブ12、12を装着し、前記コイ
ル状マーカー11、11A、11B、11C、11D、
11Eと前記固定チューブ12、12並びに前記固定チ
ューブ12、12と前記ガイドワイヤー用チューブ14
の間に、段差が生じないように形成したバルーンカテー
テル1Cを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1から図5は本発明のコイル状
マーカー11、11A、11B、11C、11D、11
Eをカテーテルチューブ(ガイドワイヤー用チューブ)
に装着したところの概略図である。図1のコイル状マー
カー11は、放射線不透過性金属からなるコイル状マー
カーであって、ピッチ巻き(各コイル間に所定のピッチ
間隔PDを有する)のみにより形成したコイル部13よ
りなるものである。
【0006】図2のコイル状マーカー11Aは放射線不
透過性金属からなり、ピッチ巻き(各コイル間に所定の
ピッチ間隔PDを有する)のみにより形成したコイル部
13Aにより形成し、ピッチ間隔PDをコイル部13A
の中間部Cで疎に形成し、該中間部Cの両側Sで密に形
成したものである。図2の形態のようにピッチ間隔PD
をコイル部13Aの中間部Cで疎に形成することによ
り、中間部Cでのバネ作用が弱くなり、コイル部13A
自体の押し込み性が強くなる。(プッシャビリティが向
上する。)カテーテルチューブ(ガイドワイヤー用チュ
ーブ)に装着する際には、中間部Cをチューブに熱溶着
するかまたは中間部Cの間に接着剤を注入することによ
り固定することができる。なお両側Sは固定しない。ま
たコイル状マーカー11Aは図2の形態の代わりに、ピ
ッチをコイル部13Aの中間部Cで密に形成し、該中間
部Cの両側Sを疎に形成しても良い。この場合、中間部
Cに柔軟性を付与することができる。カテーテルチュー
ブ(ガイドワイヤー用チューブ)に装着する際には、両
端部Sをチューブに熱溶着するかまたは両端部Sの間に
接着剤を注入することにより固定することができる。な
お中間部Cは固定しない。
【0007】図3と図4のコイル状マーカー11B、1
1Cは放射線不透過性金属からなり、ピッチ巻き部P
(各コイル間に所定のピッチ間隔PDを有する)と密着
巻き部M(各コイル間に隙間がなく隣接するコイルはそ
れぞれ密着している)によりコイル部13B、13Cを
形成したものである。図3のコイル状マーカー11B
は、ピッチ巻き部Pの両側に密着巻き部Mを形成したコ
イル部13Cより形成したものである。図3のように中
間部にピッチ巻き部Pを配置し、その両側に密着巻き部
Mを配置することにより、中間部にトルク性を付与する
ことができる。カテーテルチューブ(ガイドワイヤー用
チューブ)に装着する際には、ピッチ巻き部Pをチュー
ブに熱溶着するかまたはピッチ巻き部Pの間に接着剤を
注入することにより固定することができる。なお密着巻
き部Mは固定しない。図4のコイル状マーカー11C
は、密着巻き部Mの両側にピッチ巻き部Pを形成したコ
イル部13Cより形成したものである。図4のように中
間部に密着巻き部Mを配置することにより、中間部に柔
軟性を付与することができる。カテーテルチューブ(ガ
イドワイヤー用チューブ)に装着する際には、ピッチ巻
き部Pをチューブに熱溶着するかまたはピッチ巻き部P
の間に接着剤を注入することにより固定することができ
る。なお密着巻き部Mは固定しない。図5のコイル状マ
ーカー11D、11Eは放射線不透過性金属からなり、
線状の接続部20、20Aの両側に密着巻きまたはピッ
チ巻きにより形成したコイル部13D、13Eを装着し
たものである。なお図5では、コイル部13D、13E
はいずれも密着巻きで記載されているが、双方とも図1
から図4に示したコイルのようにピッチ巻きまたは密着
巻きとピッチ巻きの組み合わせに置き換えることができ
る。
【0008】図5(A)はコイル状マーカー11Dの長
さ方向に斜めに傾斜した接続部20の両側に密着巻きま
たはピッチ巻きにより形成したコイル部13Dを装着し
たもので、図5(B)はコイル状マーカー11Eの長さ
方向に略平行な接続部20Aの両側に密着巻きまたはピ
ッチ巻きにより形成したコイル部13Eを装着したもの
である。前記接続部20、20Aは密着巻きまたはピッ
チ巻きのコイル部13D、13Eの中央部を伸ばすこと
により形成する。接続部20、20Aはもはやバネの作
用がないため、その両端のコイル部13D、13Eは向
きを変えやすくなる。カテーテルチューブ(ガイドワイ
ヤー用チューブ)に装着する際には、接続部20、20
Aをチューブに熱溶着するかまたは二つのコイル部13
D、13Eの間に接着剤を注入することにより固定する
ことができる。なお両端のコイル部13D、13Eは固
定しない。
【0009】前記放射線不透過性金属とは白金−ニッケ
ル合金または金、白金、タンタル、タングステン、イリ
ジウム、レニウム、鉛またはこれらの材料の合金等の金
属材料が使用される。前記コイル状マーカー11、11
A、11B、11C、11D、11Eは、全体の長さが
0.5から3mmとなるように切断して製造することが
できる。コイルを構成する細径線の直径は0.01から
0.06mm、好ましくは0.03から0.04mmに
形成するのが良い。また本発明の前記コイル状マーカー
11B、11C、11D、11Eを構成するコイルの密
着巻きの数は2以上であればよく、4がもっとも好まし
い。また、ピッチ巻きコイルのピッチ間隔PDは、0.
15mm以下、好ましくは0.12mm以下、より好ま
しくは0.08mm以下に形成するのが良い。また前記
コイル状マーカー11、11A、11B、11C、11
D、11Eでは、各コイル間の隙間SPは、前記ピッチ
の半分以下、0.075mm以下、好ましくは0.06
mm以下、より好ましくは0.04mm以下に形成する
のが良い。また前記コイル状マーカー11、11A、1
1B、11C、11D、11Eを構成するコイルをカテ
ーテルチューブ(ガイドワイヤー用チューブ)に熱溶着
する際には、コイル断面の少なくとも半分が、同チュー
ブの壁面に埋設されれば良い。
【0010】以上のように形成したコイル状マーカー1
1、11A、11B、11C、11D、11Eは例えば
次のようにカテーテル1を構成するカテーテルチューブ
4の外周に装着される。図1から図5のようにカテーテ
ル1のカテーテルチューブ4の外周にコイル状マーカー
11、11A、11B、11C、11D、11Eを装着
するとともに、該コイル状マーカー11、11A、11
Bの両側に外周がテーパーに形成された一対の固定チュ
ーブ12、12を装着し、前記コイル状マーカー11、
11A、11B、11C、11D、11Eと前記固定チ
ューブ12、12の間並びに前記固定チューブ12、1
2と前記ガイドワイヤー用チューブ4の間に、段差が生
じないように形成する。本発明で、「固定チューブ1
2」とは、管状で、その外周は、コイル状マーカー1
1、11A、11B、11C、11D、11E側の端部
からこれと反対側のカテーテルチューブ4の外周方向へ
向けて、なだらかなテーパーに形成されている。このた
めコイル状マーカー11、11A、11B、11C、1
1D、11Eとこれの両側に配置された固定チューブ1
2の間並びに固定チューブ12とカテーテルチューブ4
の間には、段差がなく、血管への通過性を損なうことが
ない。
【0011】本発明のカテーテル1は、例えば図6(図
3のコイル状マーカー11Cの使用例)に示すように、
コイル状マーカー11、11A、11B、11C、11
D、11E自体が柔軟に屈曲することで、ガイドワイヤ
ーGWに通しながら血管の屈曲部にカテーテルチューブ
4を挿入しても、コイル状マーカー11、11A、11
B、11C、11D、11Eが容易に変形するので、血
管の屈曲部に止まることなく、速やかに通過することが
できる。以上説明したカテーテル1のコイル状マーカー
11、11A、11B、11C、11D、11Eを装着
したカテーテルチューブ4は、以下に説明するバルーン
カテーテル1A、1B、1Cのガイドワイヤー用チュー
ブ4Aに、置き換えて使用することができる。すなわち
ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に前記コイル状マ
ーカー11、11A、11B、11C、11D、11E
と前記固定チューブ12を装着する。前記コイル状マー
カー11、11A、11B、11C、11D、11Eと
固定チューブ12のカテーテルチューブ4、ガイドワイ
ヤー用チューブ4Aへの装着位置は、カテーテルチュー
ブ4、ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周であれば、
同チューブ4、4Aの中間、先端、後端のいずれの位置
でも良い。後述するバルーンカテーテル1A、1B、1
Cのガイドワイヤー用チューブ4A、14へ装着する場
合は、バルーン5(15)内もしくはその先端または前
方部2F(シャフト12Aの前方部)内のいずれの位置
でも良い。
【0012】図7はいわゆるラピッドエクスチェンジタ
イプといわれる本発明のバルーンカテーテル1Aの一例
を示す概略図(断面図、なお、コネクタ8付近の断面図
は前方部2F付近の断面図より縮小化して記載されてい
る)である。本発明のバルーンカテーテル1Aはシャフ
ト2の先端にバルーン5を装着し、シャフト2は少なく
とも可とう性の前方部2F(合成樹脂管ともいう)と少
なくとも剛性の基端部2B(シャフトパイプまたは金属
管ともいう)より構成されている。さらに前記剛性の基
端部2Bの先端に細径部2Sが形成されている。細径部
2Sは、さらに詳述すると、例えば図7に示すように、
前記剛性の基端部2Bの先端にスリット2SLを形成し
かつテーパー状の第一の細径部2S1(基端部2Bより
細径に形成されている)を介して第二の細径部2S2
(第一の細径部2S1より細径に形成されている)を一
体成形ないし接続することにより形成される。前記剛性
の基端部2Bは、例えば金属製シャフトパイプを延伸し
(シャフトパイプの先端内径を補強体3の基端部3Bの
外径と実質的に同一となるまで延伸する)、さらにシャ
フトパイプの径を細くし、さらに造影剤が注入できる程
度のスリット2SLを形成することにより製造する。
【0013】またシャフト2内に先端と後端にそれぞれ
開口部9F、9Bを形成しかつガイドワイヤールーメン
6を有するガイドワイヤー用チューブ4Aを前記前方部
2Fの側面からバルーン5内を経てバルーン5の先端に
至るまで配置している。さらに前記前方部2F内及びガ
イドワイヤー用チューブ4A外周の間に形成される流体
ルーメン7内に補強体3の前方部3Fを配置する(シャ
フト2への開口部9Bの形成位置により前方部3Fと中
間部3Mも配置されることがある)とともに前記補強体
3の基端部3Bを前記基端部2Bの細径部に直接接着す
ることなく固定している。さらに詳述すれば前記剛性の
基端部2Bの先端にスリット2SLを形成した第一の細
径部2S1に連続して形成される第二の細径部2S2
に、前記補強体3の基端部3Bを直接接着することなく
固定している。
【0014】本発明の図7に記載のバルーンカテーテル
1Aで前記「固定」とは前記補強体3の基端部3Bを前
記細径部(第二の細径部2S2)に直接溶接等により接
着しないで、単に圧入等により挿着またはこれらと実質
的に同等の固定手段を意味する。本発明で、細径部2S
とは、前記図7に示した第一の細径部2S1(基端部2
Bより細径に形成されている)と第二の細径部2S2
(第一の細径部2S1より細径に形成されている)の形
態に限定されず、要するに前記補強体3の基端部3Bを
直接溶接等により接着しないで、単に圧入等により挿着
またはこれらと実質的に同等の固定手段により固定でき
る形態であれば何でも良い。また本発明で補強体3の前
方部3Fは前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部
(外壁面)及び前方部2Fの側部(内壁面)の間に固定
される。本発明の図5に記載のバルーンカテーテル1A
で、前記「固定」とは、図7のように補強体3の前方部
3Fの側部をガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外
壁面)及び/又は前方部2Fの側部(内壁面)に直接又
はこれらの間に、溶着または接着剤等により固定するこ
と、もしくはこれらの間に圧入して固定すること(挟持
すること)を意味する。
【0015】本発明に使用される補強体3としては、例
えば図7に示すように基端部3Bから先端部3F方向へ
向けて先細りテーパー状に形成されたコアワイヤーが使
用されるが、これらのコアワイヤーと実質的に同様の機
能を果たすものであれば、何でも使用することができ
る。
【0016】本発明で前記可とう性の前方部2Fの構成
材料は、柔軟性を有する合成樹脂が好ましく、例えばポ
リウレタン、ポリアミド、ポリアミド系エラストマー、
エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン、ポリ
オレフィン系エラストマー、ポリエステル、ポリエステ
ル系エラストマー、ポリイミド等の熱可塑性樹脂、熱可
塑性エラストマー等の合成樹脂を使用することができ
る。本発明で前記剛性の基端部2Bの構成材料は、例え
ばステンレス、Ni−Ti、Cu−Mn−Al系合金等
の金属を使用することができる。前記可とう性の前方部
2Fと剛性の基端部2Bは、例えば接着剤、熱溶着等の
手段により接続することができる。また剛性の基端部2
Bの後方部はコネクタ8前方の管状体8a内に配置さ
れ、管状体8aの内周と剛性の基端部2Bの外周の間に
接着剤10を充填することにより固定されている。ある
いは剛性の基端部2Bの後方部とコネクタ8はインサー
ト成形により固定することができる。コネクタ8後方の
管状体8bの後端にはバルーンの拡張用流体を導入する
ための開口部8Bが形成されている。
【0017】本発明の図7に記載のバルーンカテーテル
1Aは前記補強体3の基端部3Bをシャフト2の前記基
端部2Bをシャフト2の前記基端部2Bの細径部2Sに
直接接着することなく固定するので、剛性の基端部2B
に溶接不可能な補強体3でも容易に固定することができ
る。また造影剤をシャフト2の基端部2Bのスリット2
SLから流入させることができるので、バルーン5を膨
張させたり、萎ませるまでの時間を容易に調整すること
ができる。補強体3を後からシャフト2の基端部2B
(シャフトパイプ)に接続できるため、前記補強体3の
前方部3Fを、シャフト2の前方部2F(合成樹脂管)
のガイドワイヤー用チューブの開口部9Bの前後付近の
間に固定することができる。シャフト2の基端部2B
(シャフトパイプ)からのプッシャビリティとトラッカ
ビリティが、単に基端部2B(シャフトパイプ)から前
方部2F(合成樹脂管)に伝達されるだけでなく、補強
体3からも前方部2F(合成樹脂管)に伝達されるの
で、バルーン5の挿入を容易に行うことができる。
【0018】また本発明のラピッドエクスチェンジタイ
プのバルーンカテーテルは図7に記載した形態のバルー
ンカテーテル1Aの他に、図8(特願2000−216
873号の図2に記載)に記載した形態のバルーンカテ
ーテル1Bも含む。すなわち、バルーンカテーテル1B
は前方部2Fの基端部から途中に至るまで基端部2Bが
延設され、前記前方部2F内に補強体3が配置されてい
る。補強体3の基端部は基端部2Bの前方内壁面内に熱
溶着または接着剤等により接続されている。また補強体
3の基端部を前記基端部2Bの前方内壁面内に直接接着
することなく、該補強体3の前方部と略中腹部の側部を
前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁面)及
び前方部2Fの側部(内壁面)に熱溶着または接着剤等
により接着しても良い。補強体3は基端部から先端部方
向へ向けて先細りテーパー状に形成されたコアワイヤー
が使用されるが、これらのコアワイヤーと実質的に同様
の機能を果たすものであれば、何でも使用することがで
きる。本発明で「ガイドワイヤー用チューブ4A」と
は、ガイドワイヤーGWを通すチューブを全て含み、本
発明で前記「ガイドワイヤー用チューブ4A」を有する
「バルーンカテーテル」とは、図7、図8に示したいわ
ゆるラピッドエクスチェンジタイプといわれるバルーン
カテーテル1A、1Bの他に、図9(図10は図9のB
付近の断面図)に記載のいわゆるオーバーザワイヤータ
イプといわれるバルーンカテーテル1C(特願2000
−216873号の図3ないし図4に記載)も含む。す
なわちバルーンカテーテル1Cは、ガイドワイヤー用チ
ューブ14をバルーン15の先端からバルーン15内、
可とう性のシャフト12A内を経てコネクタ18後端の
開口部18Bに至るまで配置し、ガイドワイヤーを開口
部19Fから挿入しシャフト12内を経て開口部19B
から排出するように形成されている。シャフト12内に
はコネクタ18側部の開口部18Sとバルーン15内に
連通する流体ルーメン17が形成されている。
【0019】
【発明の作用効果】本発明のコイル状マーカー11、1
1A、11B、11C、11D、11Eは、コイル自体
の自由度が向上し、全体が柔軟であるため血管の屈曲部
への通過が容易である。また、接続部20、20A、ピ
ッチ巻き部ないしピッチ巻きの疎の部分で、カテーテル
チューブ4、ガイドワイヤー用チューブ4A、14の外
周に熱溶着、接着剤等の手段により接着するので、接着
が容易である。カテーテル1及びバルーンカテーテル1
A、1B、1Cは、カテーテルチューブ4、ガイドワイ
ヤー用チューブ4A、14の肉厚を薄くすることなくか
つ、コイル状マーカー11、11A、11B、11C、
11D、11Eとカテーテルチューブ4、ガイドワイヤ
ー用チューブ4A、14の段差をなくすことができるた
め、カテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ
4A、14の強度を低下させることがない。血管通過性
もスエージング加工のものと同じ効果を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイル状マーカー11をカテーテルチ
ューブ(ガイドワイヤー用チューブ)に装着したところ
の概略図
【図2】本発明のコイル状マーカー11Aをカテーテル
チューブ(ガイドワイヤー用チューブ)に装着したとこ
ろの概略図
【図3】本発明のコイル状マーカー11Bをカテーテル
チューブ(ガイドワイヤー用チューブ)に装着したとこ
ろの概略図
【図4】本発明のコイル状マーカー11Cをカテーテル
チューブ(ガイドワイヤー用チューブ)に装着したとこ
ろの概略図
【図5】本発明のコイル状マーカー11C、11Dをカ
テーテルチューブ(ガイドワイヤー用チューブ)に装着
したところの概略図
【図6】図3のコイル状マーカー11Cの使用例を示す
概略図
【図7】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略
図(断面図)
【図8】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略
図(断面図)
【図9】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略
【図10】図9のB付近の断面図
【図11】従来のガイドワイヤー用チューブの拡大図
【図12】図9の使用状態図
【図13】従来のカテーテルチューブの断面図
【図14】従来のカテーテルチューブの断面図
【図15】従来のコイル状の密着巻き線状体使用例を示
す概略図
【符号の説明】
1 カテーテル 1A バルーンカテーテル 1B バルーンカテーテル 1C バルーンカテーテル 2、12A シャフト 2F 前方部 2B 基端部 2S 細径部 2S1 第一の細径部 2S2 第二の細径部 2SL スリット 3 補強体 3F 前方部 3M 中間部 3B 基端部 4 カテーテルチューブ 4A、14 ガイドワイヤー用チューブ 5、15 バルーン 6、16 ガイドワイヤールーメン 7、17 流体ルーメン 8、18 コネクタ 8B、18B、18S、19B 開口部(コネクタ) 8a、8b 管状体 9F、9B、19F 開口部(ガイドワイヤー用チュー
ブ) 10 接着剤 11、11A、11B、11C、11D、11E コイ
ル状マーカー 12 固定チューブ 13、13A、13B、13C、13D コイル部 20、20A 接続部 C 中間部 S 端部 P ピッチ巻き部 M 密着巻き部 PD ピッチ間隔 SP 隙間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線不透過性金属からなるコイル状マー
    カーであって、ピッチ巻きのみにより形成したコイル部
    13よりなる、ことを特徴とするコイル状マーカー1
    1。
  2. 【請求項2】放射線不透過性金属からなるコイル状マー
    カーであって、ピッチ巻きにより形成したコイル部13
    Aよりなり、(1)ピッチをコイル部13Aの中間部C
    で疎に形成し、該中間部Cの両側Sで密に形成するかま
    たは(2)ピッチをコイル部13Aの中間部Cで密に形
    成し、該中間部Cの両側Sで疎に形成した、ことを特徴
    とするコイル状マーカー11A。
  3. 【請求項3】放射線不透過性金属からなるコイル状マー
    カーであって、ピッチ巻き部Pと密着巻き部Mによりコ
    イル部13B、13Cを形成し、(1)ピッチ巻き部P
    の両側に密着巻き部Mを形成したコイル部13Bよりな
    るかまたは(2)密着巻き部Mの両側にピッチ巻き部P
    を形成したコイル部13Cよりなる、ことを特徴とする
    コイル状マーカー11B、11C。
  4. 【請求項4】放射線不透過性金属からなるコイル状マー
    カーであって、接続部20、20Aの両側に密着巻きま
    たはピッチ巻きにより形成したコイル部13D、13E
    を装着した、ことを特徴とするコイル状マーカー11
    D、11E。
  5. 【請求項5】カテーテルチューブ4の外周に請求項1な
    いし請求項4に記載のコイル状マーカー11、11A、
    11B、11C、11D、11Eを装着した、ことを特
    徴とするカテーテル1。
  6. 【請求項6】カテーテルチューブ4の外周に請求項1な
    いし請求項4に記載のコイル状マーカー11、11A、
    11B、11C、11D、11Eを装着するとともに、
    該マーカー11、11A、11B、11C、11D、1
    1Eの両側に外周がテーパーに形成された一対の固定チ
    ューブ12、12を装着し、前記コイル状マーカー1
    1、11A、11B、11C、11D、11Eと前記固
    定チューブ12、12の間並びに前記固定チューブ1
    2、12と前記カテーテルチューブ4の間に、段差が生
    じないように形成した、ことを特徴とするカテーテル
    1。
  7. 【請求項7】ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に請
    求項1ないし請求項4に記載のコイル状マーカー11、
    11A、11B、11C、11D、11Eを装着した、
    ことを特徴とするバルーンカテーテル1A、1B、1
    C。
  8. 【請求項8】ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に請
    求項1ないし請求項4に記載のコイル状マーカー11、
    11A、11B、11C、11D、11Eを装着すると
    ともに、該コイル状マーカー11、11A、11B、1
    1C、11D、11Eの両側に外周がテーパーに形成さ
    れた一対の固定チューブ12、12を装着し、前記コイ
    ル状マーカー11、11A、11B、11C、11D、
    11Eと前記固定チューブ12、12の間並びに前記固
    定チューブ12、12と前記ガイドワイヤー用チューブ
    4Aの間に、段差が生じないように形成した、ことを特
    徴とするバルーンカテーテル1A、1B、1C。
  9. 【請求項9】シャフト2の先端にバルーン5を装着し、
    シャフト2は少なくとも可とう性の前方部2Fと少なく
    とも剛性の基端部2Bより構成され、 先端と後端にそれぞれ開口部9F、9Bを形成しかつガ
    イドワイヤールーメン6を有するガイドワイヤー用チュ
    ーブ4Aを前記前方部2Fの側面からバルーン5内を経
    てバルーン5の先端に至るまで配置し、 前記前方部2F内及びガイドワイヤー用チューブ4A外
    周の間に形成される流体ルーメン7内に補強体3を配置
    し、 前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に請求項1な
    いし請求項4に記載のコイル状マーカー11、11A、
    11B、11C、11D、11Eを装着するとともに、
    該コイル状マーカー11、11A、11B、11C、1
    1D、11Eの両側に外周がテーパーに形成された一対
    の固定チューブ12、12を装着し、前記コイル状マー
    カー11、11A、11B、11C、11D、11Eと
    前記固定チューブ12、12並びに前記固定チューブ1
    2、12と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの間に、
    段差が生じないように形成した、ことを特徴とするバル
    ーンカテーテル1A、1B。
  10. 【請求項10】シャフト12Aの先端にバルーン15を
    装着し、 前記シャフト12Aの内部に先端と後端にそれぞれ開口
    部19F、19Bを形成しかつガイドワイヤールーメン
    16を有するガイドワイヤー用チューブ14を配置し、 前記ガイドワイヤー用チューブ14の外周に請求項1な
    いし請求項4に記載のコイル状マーカー11、11A、
    11B、11C、11D、11Eを装着するとともに、
    該コイル状マーカー11、11A、11B、11C、1
    1D、11Eの両側に外周がテーパーに形成された一対
    の固定チューブ12、12を装着し、前記コイル状マー
    カー11、11A、11B、11C、11D、11Eと
    前記固定チューブ12、12並びに前記固定チューブ1
    2、12と前記ガイドワイヤー用チューブ14の間に、
    段差が生じないように形成した、ことを特徴とするバル
    ーンカテーテル1C。
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