JP2002201002A - 改質器の起動制御 - Google Patents
改質器の起動制御Info
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Abstract
燃料電池に供給可能な成分を有する燃料ガスを生成す
る。 【解決手段】 改質装置は、改質触媒を加熱するための
電気加熱式触媒部135を備えている。燃料改質装置の
起動時においては、電気加熱式触媒部135を用いて改
質触媒の最上流部を最初に昇温させるとともに、改質原
料の供給量を、改質触媒の温度の上昇に関連付けられた
増加率で次第に増加させる。
Description
を含む改質原料から水素リッチな燃料ガスを生成するた
めの燃料改質装置の制御技術に関し、特に、改質器の起
動時の制御技術に関する。
応によって、炭化水素系化合物を含む改質原料から水素
リッチな燃料ガス(「改質ガス」とも呼ぶ)を生成す
る。改質反応を効率良く行うには、改質触媒をある程度
の温度(例えば200℃)まで昇温する必要がある。こ
のため、改質装置の起動時には、改質触媒をなるべく早
く昇温したいという要望がある。
えば特開平11−130405号公報に記載された発熱
・触媒体を利用する方法がある。この発熱・触媒体は、
電気ヒータと改質触媒とを組み合わせたものであり、電
気ヒータに通電することによって、改質触媒を素早く昇
温させることが可能である。
媒体は、改質触媒のごく一部を昇温できるだけなので、
発熱・触媒体に通電した後に直ちに大量の改質原料を投
入すると、改質装置から未反応のガスが大量に排出され
てしまうという問題を生じる。そこで、従来は、改質装
置の起動時には、改質触媒の全体の昇温が完了した後
に、燃料電池への燃料ガスの供給を開始するようにして
いた。すなわち、改質触媒の昇温が完了するまで、燃料
電池への燃料ガスの供給を待たなければならなかった。
このため、従来から、改質装置の起動時のなるべく早い
時期から、燃料電池に供給可能な成分を有する燃料ガス
を生成することのできる技術が望まれていた。
ためになされたものであり、改質装置の起動時のなるべ
く早い時期から、燃料電池に供給可能な成分を有する燃
料ガスを生成することのできる技術を提供することを目
的とする。
記目的を達成するために、本発明の燃料改質装置は、炭
化水素系化合物を含む改質原料から、燃料電池のための
水素リッチな燃料ガスを生成するための燃料改質装置で
ある。この燃料改質装置は、改質触媒を用いて前記改質
原料を改質する改質器と、前記改質触媒の少なくとも一
部を加熱するための加熱部と、前記改質原料を前記改質
器に供給するための原料供給部と、前記加熱部と前記原
料供給部とを制御するための制御部と、を備えている。
前記制御部は、前記燃料改質装置の起動時において、前
記加熱部を用いて前記改質触媒の少なくとも一部を最初
に昇温させるとともに、前記改質原料の供給量を、前記
改質触媒の温度の上昇に関連付けられた増加率で次第に
増加させることを特徴とする。
媒の少なくとも一部を最初に昇温させ、その後は、改質
触媒の温度の上昇に関連づけられた増加率で改質原料の
供給量を次第に増加させるので、未反応ガスの量を低減
することができる。従って、燃料改質装置の起動時の早
い時期から、燃料電池に供給可能な成分を有する燃料ガ
スを生成することが可能である。
流部に設けられていることが好ましい。
に昇温し、その後、下流側が徐々に昇温するので、効率
よく改質触媒を昇温させることができる。
改質触媒の複数の箇所に設けられた複数の温度センサを
備えるようにしてもよい。このとき、前記制御部は、前
記複数の温度センサで検出された温度に応じて前記改質
原料の供給量を増加させるようにしてもよい。
出された温度に応じて改質原料の供給量を増加させるの
で、改質触媒の現実の活性度に適した量の改質原料を供
給することが可能である。
触媒の上流側から下流側に至る流路に順次配置されるよ
うにしてもよい。このとき、前記制御部は、前記上流側
から下流側に至る流路に沿って前記複数の温度センサで
測定された温度が順次次第に上昇していくにつれて、前
記改質原料の供給量を段階的に増加させるようにしても
よい。
側から下流側にかけて次第に上昇するのに応じて、適切
な量の改質原料を供給することができる。
原燃料と、水蒸気と、酸素とを含んでおり、前記原燃料
と水蒸気と酸素の供給量は、前記燃料ガスを前記燃料電
池に供給するのに適した十分な割合の水素を含む前記燃
料ガスが前記改質器で生成されるように設定されること
が好ましい。
した十分な割合の水素を含む燃料ガスを、改質器の起動
時の早い時期から生成することが可能である。
は、前記制御部は、前記改質原料中の炭素の原子数Cと
酸素の原子数Oとの比(O/C)の値が、約0.2から
約3.0の範囲に収まるように前記メタノールと前記水
蒸気と前記酸素の供給量を調整することが好ましい。
前記制御部は、前記改質原料中の炭素の原子数Cと酸素
の原子数Oとの比(O/C)の値が、約0.7から約
3.0の範囲に収まるように前記メタノールと前記水蒸
気と前記酸素の供給量を調整することが好ましい。
は、前記制御部は、前記改質原料中の炭素の原子数Cと
酸素の原子数Oとの比(O/C)の値が、約0.8から
約4.0の範囲に収まるように前記メタノールと前記水
蒸気と前記酸素の供給量を調整することが好ましい。
応ガスや水素ガスの濃度を適切な範囲の保つことが可能
である。
て発熱する発熱体と、前記発熱体に担持された前記改質
触媒とを有する電気通電式触媒部であることが好まし
い。
にすれば、発熱体に通電することによって、改質触媒を
素早くさせることができる。従って、より早い時期から
燃料電池に供給可能な改質ガスを供給することが可能で
ある。
池と、炭化水素系化合物を含む改質原料から、前記燃料
電池のための水素リッチな燃料ガスを生成する上述の燃
料改質装置と、前記燃料電池と前記燃料改質装置とを制
御するための制御部と、を備える。
の起動時の早い時期から、燃料電池に燃料ガスを供給し
て、発電を開始することが可能である。
部は、前記燃料改質装置の起動時において、前記改質器
の暖機状態に応じて前記燃料電池の発電量の上限値を決
定するようにしてもよい。
するにつれて、より多くの燃料ガスを供給することがで
きる。従って、改質器の暖機状態に応じて燃料電池の発
電量の上限値を決定するようにすれば、燃料電池が実際
に発電しうる発電量を反映した制御を行うことが可能で
ある。
装置の起動時において、前記改質触媒の温度に応じて前
記燃料電池の発電量の上限値を決定するようにしてもよ
い。
置の起動時において、前記燃料改質装置の起動からの時
間に応じて前記燃料電池の発電量の上限値を決定するよ
うにしてもよい。
源と、炭化水素系化合物を含む原燃料から、前記燃料電
池のための水素リッチな燃料ガスを生成する上述の燃料
改質装置と、前記移動体の推進力を発生するための原動
機と、前記電源から供給される電力を用いて前記原動機
を駆動する駆動回路と、前記電源と前記燃料改質装置と
前記原動機と前記駆動回路とを制御するための制御部
と、を備える。
時の早い時期から、燃料電池を用いて発電を開始するこ
とができるので、より早い時期から移動体を運転可能な
状態にすることが可能である。
とが可能であり、例えば、燃料改質装置およびその制御
方法、燃料電池システムおよびその制御方法、それらの
装置またはシステムを備える移動体およびその制御方
法、それらの方法または装置の機能を実現するためのコ
ンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを
記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み
搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現す
ることができる。
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の全体構成: B.起動制御の実施例: C.変形例:
例としての電気自動車の概略構成図である。この電気自
動車(以下、単に「車両」と呼ぶ)の車輪駆動機構は、
モータ20と、トルクコンバータ30と、変速機40と
を有している。モータ20の回転軸13は、トルクコン
バータ30に結合されている。トルクコンバータの出力
軸14は、変速機40に結合されている。変速機40の
出力軸15は、ディファレンシャルギヤ16を介して車
輪18の車軸17に結合されている。
4とを備える三相の同期モータである。ロータ22の外
周面には、複数個の永久磁石が設けられている。また、
ステータ24には、回転磁界を形成するための三相コイ
ルが巻回されている。モータ20は、ロータ22に備え
られた永久磁石による磁界と、ステータ24の三相コイ
ルによって形成される磁界との相互作用により回転駆動
する。また、ロータ22が外力によって回転させられる
場合には、これらの磁界の相互作用により三相コイルの
両端に起電力を生じさせる。この場合には、モータ20
は発電機として機能する。
システム60と、補助電源としてのバッテリ(2次電
池)50と、の2つの電源が備えられている。バッテリ
50は燃料電池システム60が故障した場合や、車両の
始動時等のように燃料電池システム60から十分な電力
を出力することができない場合などに、不足する電力を
モータ20に供給する。バッテリ50の電力は、さら
に、車両の制御を行う制御ユニット70や、照明装置な
どの電力機器(図示せず)にも供給される。
ぞれの駆動回路51,52と、切替スイッチ80とを介
してモータ20に供給される。切替スイッチ80は、バ
ッテリ50と、燃料電池システム60と、モータ20の
3者間の接続状態を任意に切り替えることができる。ス
テータ24は、切替スイッチ80および第1の駆動回路
51を介してバッテリ50に電気的に接続され、また、
切替スイッチ80および第2の駆動回路52を介して燃
料電池システム60に接続される。2つの駆動回路5
1,52は、それぞれトランジスタインバータで構成さ
れており、モータ20の三相それぞれに対して、ソース
側とシンク側の2つを一組としてトランジスタが複数備
えられている。これらの駆動回路51,52は、制御ユ
ニット70と電気的に接続されている。
と、アクセルペダル74と、ブレーキペダル76とから
与えられる運転者の指令に基づいて、車両のための各種
の制御を実行する。制御ユニット70が駆動回路51,
52の各トランジスタのオン・オフの時間をPWM制御
すると、バッテリ50および燃料電池システム60を電
源とする擬似三相交流がステータ24の三相コイルに流
れ、回転磁界が形成される。モータ20は、このような
回転磁界の作用によって、先に説明した通り電動機また
は発電機として機能する。
は、制御ユニット70に内蔵されているメモリ71内に
格納されたコンピュータプログラムを、制御ユニット7
0が実行することによって実現される。メモリ71とし
ては、ROMやハードディスクなどの種々の記録媒体を
利用することが可能である。
を示す説明図である。この燃料電池システム60は、メ
タノールなどの原燃料を貯蔵する原燃料タンク110
と、水を貯蔵する水タンク120と、改質反応により原
燃料から燃料ガス(「改質ガス」とも呼ぶ)を生成する
改質器130と、燃料電池140とを備えている。改質
器130は、原燃料と水とを蒸発させるための蒸発部1
33と、電気加熱式触媒部(EHC)135と、改質触
媒を収納した改質部136と、選択酸化反応等を利用し
て改質ガス中の一酸化炭素を低減するためのCO低減部
138と、を有している。なお、蒸発部133は、改質
原料を気化する気化部132と、気化部132に熱を供
給する触媒加熱部134と、を有している。EHC13
5は、通電することによって発熱する発熱体と、発熱体
の上に担持された改質触媒とを有しているが、これらの
図示は省略されている。
2が接続されており、水タンク120には水供給路10
8が接続されている。原燃料供給路102は2つの分岐
流路204,206に分岐している。第1の分岐流路2
04は、水供給路208と合流しており、合流後の流路
210は気化部132に接続されている。一方、第2の
分岐流路206は、加熱部134に接続されている。第
1の分岐流路204には流量計151とポンプ152が
設けられており、第2の分岐流路206にも流量計15
3とポンプ154が設けられている。また、水供給路2
08にも、流量計155とポンプ156が設けられてい
る。
2,156によってそれぞれ吸い出され、混合された状
態で気化部132に導入される。この混合物は、気化部
132において気化される。
は、空気供給部166によって空気AROが供給されて
いる。空気供給部166は、エアーポンプ166aと、
流量計166bと、電動弁166cとを有している。混
合室135aで混合された空気AROとメタノール蒸気
と水蒸気の混合物は、EHC135に供給される。な
お、本明細書では、この混合物を「改質原料」または
「改質原料ガス」と呼ぶ。
が担持されたものである。従って、改質器130の起動
時においてEHC135に通電すれば、EHC135内
の改質触媒を素早く昇温させて、改質反応を促進させる
ことができる。また、未反応のガスも、発熱抵抗体によ
って加熱し、昇温させることができる。
分的に改質され、昇温された後に改質部136に供給さ
れる。この改質原料ガスは、改質部136と、CO低減
部138とにおける化学反応によって水素ガスリッチな
燃料ガスHRGに変換される。EHC135や改質部1
36内では、主に水蒸気改質反応と部分酸化反応とが発
生しており、これによって水素が生成される。なお、混
合室135aに投入される空気AROは、主として部分
酸化反応に利用されるので、以下では「部分酸化用空
気」と呼ぶ。
って発生する一酸化炭素を低減するためのものである。
原燃料がメタノールの場合には、CO低減部138は、
一酸化炭素を酸素で直接酸化する選択酸化反応を行う選
択酸化部として構成される。一方、原燃料がガソリンや
天然ガスの場合には、CO低減部138は、いわゆるシ
フト反応を行うシフト反応部と、選択酸化を行う選択酸
化部とで構成される。
いずれも改質触媒を用いた改質反応を行っている。従っ
て、EHC135と改質部136との両方を含む部分
を、広義の「改質部」と呼ぶことができる。本発明にお
ける「改質部」は、この広義の改質部に相当する。
は、燃料ガス流路212を介して燃料電池140内の燃
料ガス通路142に導入される。また、燃料電池140
内の空気通路144には、エアーポンプ146によって
空気ARFが供給される。このエアーポンプ146とし
ては、例えばブロアを利用することができる。燃料電池
140内では、燃料ガスHRG内の水素と、空気ARF
内の酸素との電気化学反応によって発電が行われ、この
結果、燃料ガスHRG中の水素が消費される。
214は、改質器130の触媒加熱部134に戻されて
いる。触媒加熱部134は、燃料排ガス中の水素を燃焼
させて、その熱を気化部132に供給している。触媒加
熱部134としては、白金触媒やパラジウム触媒などの
貴金属触媒を用いて燃料排ガスやメタノールの燃焼反応
を促進する装置を利用することができる。気化部132
では、触媒加熱部134から与えられた熱によって改質
原料が気化される。燃料排ガスの燃焼による熱では熱量
が不足する場合には、ポンプ154を介して原燃料であ
るメタノールが触媒加熱部134に供給される。
料ガス流路212には、酸素濃度センサ194と、一酸
化炭素濃度センサ196とが設けられている。制御ユニ
ット70は、これらのセンサ194,196を含む各種
のセンサで測定された測定値を制御入力として用いて、
燃料電池システム60の制御を実行する。なお、図2の
例では、制御ユニット70は、図示の便宜上、一部の構
成部品(センサやポンプ)への接続のみが描かれてお
り、他の構成部品への接続は図示が省略されている。
弁170が設けられている。改質器130の起動時の初
期には、改質器130から排出される燃料ガスHRG
は、未反応ガスを多く含んでいる。そこで、起動時の初
期には、この燃料ガスHRGは、必要に応じて、分配弁
170を介して燃料排ガスの排出路214にバイパスす
ることができる。
1と、ポンプ152とは、原燃料供給部を構成してい
る。また、水タンク120と、流量計155と、ポンプ
156とは、水供給部を構成している。また、空気供給
部166は、酸素供給部として機能する。これらの原燃
料供給部と、水供給部と、酸素供給部とが、本発明にお
ける原料供給部を構成する。但し、酸素供給部として
は、一般に、酸素を含む酸化性化学物質を供給するもの
を利用することができる。
質部136は、前段改質部136aと後段改質部136
bとを、連結管136cでU字状に連結したものであ
る。すなわち、改質器130全体は、略U字状の形状を
有しており、蒸発部133とCO低減部138が隣接し
た位置関係で配置されている。
置を示す概念図である。本実施例では、EHC135内
に1つの温度センサ180が設けられているとともに、
改質部136内に4つの温度センサ181〜184が設
けられている。4つの温度センサ181〜184は、改
質部136の上流側から下流側にかけて、ほぼ等間隔に
順に配置されている。但し、これらの温度センサ181
〜184は、ほぼ等間隔に配置されている必要はなく、
改質部136内の複数の箇所に配置されていればよい。
実施例における改質装置の起動時の制御手順を示すフロ
ーチャートである。なお、この制御手順は、メモリ71
(図2)に格納されたコンピュータプログラムを、制御
ユニット70が実行することによって実現される。
において燃料電池システム60が起動され、EHC13
5の通電が開始される。このとき、蒸発部133の運転
も開始される。ステップS2では、少量の原燃料(メタ
ノール)と水の投入が開始される。
転の様子を示すグラフである。図6(A)は、気化部1
32へのメタノールと水の合計投入量の時間変化を示し
ている。また、図6(B)は混合室135aへの空気A
ROの投入量を、図6(C)は改質触媒の温度Te,T
1〜T4を、図6(D)は改質器130で生成される水
素量をそれぞれ示している。
おいて、原燃料(メタノール)と水の投入が開始された
時点に相当する。時刻t0では、気化部132におい
て、メタノールや水があまり気化されておらず、また、
EHC135の温度も低い。そこで、この時点では、混
合室135aに投入される空気(改質触媒での部分酸化
反応に利用される)は、投入されていない。
温度Te(図6(C))が所定のしきい値Th(例えば
約200℃)に達したか否かが判断され、しきい値Th
に達したと判断されると、ステップS4において部分酸
化用の空気AROが少量投入される(図6(B)の時刻
t1)。すなわち、時刻t1からは、メタノールと水蒸
気と空気との混合物である改質原料ガスが、EHC13
5に投入される。このとき、EHC135は、改質反応
(水蒸気改質反応や部分酸化反応)が発生するのに十分
な高温に達しているので、少量の酸素が投入されると、
EHC135において、その投入量に応じた改質反応が
発生する。この結果、改質器130からは、その反応量
に応じた水素が発生する(図6(D))。
るのに適した十分な割合の水素を含む燃料ガスHRGが
生成されるように、改質原料の供給量が制御されてい
る。具体的には、図6(B)に示すように、時刻t1以
降は、改質原料ガス(メタノール+水蒸気+空気)に含
まれる酸素原子数と炭素原子数との比(O/C)の値
が、約0.4になるように、3つの原料の供給量がそれ
ぞれ制御されている。改質器130内で発生する各種反
応の活発さは、(O/C)比に依存することが知られて
いる。本実施例では、この(O/C)比を、未反応ガス
や一酸化炭素を低減しつつ、水素ガスを生成するための
適切な値に設定しているので、時刻t1以降からは、燃
料電池140に供給可能な改質ガスが生成される。従っ
て、時刻t1からは、改質ガスを燃料電池140に供給
して、発電を開始することが可能である。なお、(O/
C)比の値は、メタノールを原料とした改質の場合に
は、約0.2〜約3.0の範囲に設定することが好まし
い。(O/C)比が約0.2よりも小さいときには、大
量のメタノールが未反応のまま排出される可能性があ
る。一方、(O/C)比が約3.0よりも大きいときに
は、水素ガス量が減少したり、一酸化炭素が増加したり
する可能性がある。
た燃料ガスHRG中の水素の「十分な割合」の値は、実
験的に決定される。現実には、燃料ガスHRGが実際に
燃料電池140に供給されて発電が行われている場合に
は、その燃料ガスHRGに、燃料電池140に供給する
のに適した十分な割合の水素が含まれていると見なすこ
とが可能である。
よって、EHC135よりも下流側の改質触媒も徐々に
加熱される。図5のステップS5では、改質部136内
の1番目の温度センサ181の温度T1が、しきい値T
hに達したか否かが判断され、しきい値Thに達したと
判断されると、ステップS6において各原料(メタノー
ルと水蒸気と空気)が、それぞれの要求量に達している
か否かが判断される。この要求量は、改質部136内部
の温度T1〜T4が上昇するにつれて増加するように予
め設定されている。従って、通常は、ステップS6から
ステップS7に移行して、各原料が要求量まで増量され
る。図6(A),(B)の例では、時刻t2において、
メタノールと水蒸気が350cc/minまで増量されてお
り、これに応じて空気量も増量されている。なお、時刻
t2以降においても(O/C)比は約0.4に保たれて
いるので、燃料電池140に供給するのに適した十分な
割合の水素を含む燃料ガスHRGが生成される。また、
時刻t2以降は、時刻t1〜t2の期間よりも多くの水
素が生成されるので、燃料電池140の発電量も増加す
る。
改質部136内の温度センサ182〜184の温度T2
〜T4が上昇するにつれて各原料を増量してゆく。そし
て、改質部136内の最下流の温度センサ184の温度
T4がしきい値Thに達すると、改質器130の起動が
完了したものと判断される。
0の起動時の最初に、改質部136の上流側に設けられ
たEHC135内の改質触媒で改質を行い、生成された
燃料ガスHRGを燃料電池140に供給している。従っ
て、改質器130の起動時の早い時点から(具体的には
時刻t1から)、燃料電池140による発電を行うこと
が可能である。
流路に沿って複数の温度センサ181〜184が順次配
置されており、各温度センサで測定された温度T1〜T
4が順次次第に上昇していくにつれて改質原料の供給量
を段階的に増加させている。従って、改質触媒の温度上
昇に合わせて、燃料ガスHRG(改質ガス)の生成量と
燃料電池140の発電量を徐々に増加させることができ
る。
池140の発電量の上限値との関係の一例を示す説明図
である。改質器130の暖機状態CCは、例えば次の
(1)式で定義することができる。 CC=Σ{ min(0.25, 0.25×(Ti-To)/(Th-To))} …(1)
Toは環境温度、Thはしきい値である。また、演算子
minはかっこ内の最小値を取る演算を示し、演算子Σは
かっこ内の和を取る演算を示す。
境温度Toに等しいときには、暖機状態CCは0%であ
る。また、4つの温度T1〜T4がすべてしきい値Th
を超えているときには、暖機状態CCは100%であ
る。制御ユニット70(図2)は、図7のような関係に
基づいて、改質器130の暖機状態CCに応じて燃料電
池140の発電量の上限値を決定することが可能であ
る。
8に示すように、ほぼ直線的な関係としてもよい。図8
のような関係を用いるときには、図6に示した各改質原
料の供給量の変化も、ステップ状ではなく、徐々に緩や
かに増加する曲線状にすることが好ましい。
した(1)式に限らず、改質器130の暖機状態を表現
することのできる他の種々の定義を採用することが可能
である。
上限値を決定する代わりに、改質器130の起動からの
時間に応じて燃料電池140の発電量の上限値を決定す
るようにしてもよい。ほとんどの場合には、改質器13
0の暖機状態の時間的変化は、ほぼ一定の経過を辿ると
考えられる。従って、改質器130の起動からの時間に
応じて発電量の上限値を決定しても実際上の問題は少な
い。
0の暖機状態に応じて改質原料(メタノールと水と空
気)の供給量を徐々に増加させるようにしたので、改質
器130の起動時の早い時期から燃料電池140に燃料
ガスHRGを供給して発電を始めることが可能である。
この結果、車両が始動する(キーオンされる)と、早い
時期から燃料電池140による発電ができるので、従来
よりも早く車両が運転可能な状態になる。この際、燃料
電池140の発電量では車両の要求動力を満足できない
場合には、2次電池50(図1)の電気を利用して車両
が運転される。
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
を示す説明図である。図4に示した改質器との違いは、
改質部136の途中の複数の位置において空気を吹き込
むように構成されている点だけである。このような改質
器では、空気が吹き込まれた位置より下流側での発熱反
応(部分酸化反応など)が活発化する。この結果、改質
触媒全体の昇温を早めることが可能である。このような
改質器を用いる場合にも、改質部136に供給される空
気量を、改質部136内の複数の温度T1〜T4に応じ
て図6と同様に制御すればよい。
媒の温度が順次次第に上昇していくにつれて、改質原料
の供給量を段階的に(ステップ的に)増加させていた
が、改質原料の供給量は滑らかな曲線に沿って増加させ
るようにしてもよい。また、改質原料の供給量は、改質
触媒の温度の測定結果に応じて変える必要はなく、例え
ば、改質器130の起動からの時間で供給量が決まるよ
うな所定の増加曲線に従って改質原料を増加させるよう
にしてもよい。この場合にも、改質触媒の温度は改質器
130の起動からの時間の経過に応じて上昇するので、
改質原料の供給量が改質触媒の温度の上昇とともに増加
していく、という点では、上述した実施例と共通してい
る。従って、この場合の改質原料の供給量の増加曲線
も、改質触媒の温度の上昇に関連付けられたものである
と考えることが可能である。すなわち、本発明では一般
に、改質原料の供給量を、改質触媒の温度の上昇に関連
付けられた増加率で、次第に増加させるようにすればよ
い。ここで、「増加率」という用語は、増加の仕方(増
加曲線)を意味する広い意味を有している。この増加率
は、各改質原料に関してそれぞれ異なる値や曲線に設定
可能である。
135を改質触媒の最上流の位置に配置していたが、E
HC135を他の位置に配置することも可能である。但
し、通常は改質触媒は最上流側から下流側に向かって徐
々に昇温していくので、EHC135を最上流側に配置
することが好ましい。また、上記実施例では、EHC1
35は改質触媒の一部のみを加熱していたが、EHC1
35で改質触媒の全体を加熱するようにしてもよい。す
なわち、EHC135は、改質触媒の少なくとも一部を
加熱するように構成されていればよい。また、改質触媒
を加熱するための加熱部としては、電気加熱式以外の他
の方式による加熱部を用いることも可能である。
は、メタノール以外の炭化水素系燃料を使用可能であ
り、例えば、他のアルコールや、ガソリン、天然ガス、
アルデヒド、エーテルなどの種々の炭化水素系化合物を
利用可能である。例えば、原燃料としてガソリンを用い
た場合には、起動期間における(O/C)比の値は、約
0.7〜約3.0の範囲に設定することが好ましい。ま
た、原燃料として天然ガスを用いた場合には、起動期間
における(O/C)比の値は、約0.8〜約4.0の範
囲に設定することが好ましい。
池システム60を使用した電気自動車の例について説明
したが、本発明は、車輪駆動用の原動機として、モータ
と内燃機関との2つの原動機を用いたハイブリッド自動
車(ハイブリッド車両)にも適用することができる。ま
た、本発明は、船舶や電車などのような、自動車以外の
移動体にも適用可能である。すなわち、本発明は、一般
に、燃料電池と、燃料改質装置と、燃料電池を含む電源
から供給される電力によって駆動される原動機と、を備
える移動体に適用可能である。
図。
図。
図。
示すフローチャート。
グラフ。
電量との関係の一例を示す説明図。
電量との関係の他の例を示す説明図。
Claims (15)
- 【請求項1】 炭化水素系化合物を含む改質原料から、
燃料電池のための水素リッチな燃料ガスを生成するため
の燃料改質装置であって、 改質触媒を用いて前記改質原料を改質する改質器と、 前記改質触媒の少なくとも一部を加熱するための加熱部
と、 前記改質原料を前記改質器に供給するための原料供給部
と、 前記加熱部と前記原料供給部とを制御するための制御部
と、を備えており、 前記制御部は、前記燃料改質装置の起動時において、前
記加熱部を用いて前記改質触媒の少なくとも一部を最初
に昇温させるとともに、前記改質原料の供給量を、前記
改質触媒の温度の上昇に関連付けられた増加率で次第に
増加させることを特徴とする燃料改質装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料改質装置であって、 前記加熱部は、前記改質触媒の最上流部に設けられてい
る、燃料改質装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の燃料改質装置で
あって、さらに、 前記改質触媒の複数の箇所に設けられた複数の温度セン
サを備えており、 前記制御部は、前記複数の温度センサで検出された温度
に応じて前記改質原料の供給量を増加させる、燃料改質
装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の燃料改質装置であって、 前記複数の温度センサは、前記改質触媒の上流側から下
流側に至る流路に順次配置されており、 前記制御部は、前記上流側から下流側に至る流路に沿っ
て前記複数の温度センサで測定された温度が順次次第に
上昇していくにつれて、前記改質原料の供給量を段階的
に増加させる、燃料改質装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の燃
料改質装置であって、 前記改質原料は、炭化水素系化合物を含む原燃料と、水
蒸気と、酸素とを含んでおり、 前記原燃料と水蒸気と酸素の供給量は、前記燃料ガスを
前記燃料電池に供給するのに適した十分な割合の水素を
含む前記燃料ガスが前記改質器で生成されるように設定
される、燃料改質装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の燃料改質装置であって、 前記原燃料は、メタノールであり、 前記制御部は、前記改質原料中の炭素の原子数Cと酸素
の原子数Oとの比(O/C)の値が、約0.2から約
3.0の範囲に収まるように前記メタノールと前記水蒸
気と前記酸素の供給量を調整する、燃料改質装置。 - 【請求項7】 請求項5記載の燃料改質装置であって、 前記原燃料は、ガソリンであり、 前記制御部は、前記改質原料中の炭素の原子数Cと酸素
の原子数Oとの比(O/C)の値が、約0.7から約
3.0の範囲に収まるように前記メタノールと前記水蒸
気と前記酸素の供給量を調整する、燃料改質装置。 - 【請求項8】 請求項5記載の燃料改質装置であって、 前記原燃料は、天然ガスであり、 前記制御部は、前記改質原料中の炭素の原子数Cと酸素
の原子数Oとの比(O/C)の値が、約0.8から約
4.0の範囲に収まるように前記メタノールと前記水蒸
気と前記酸素の供給量を調整する、燃料改質装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の燃
料改質装置であって、 前記加熱部は、通電することによって発熱する発熱体
と、前記発熱体に担持された前記改質触媒とを有する電
気通電式触媒部である、燃料改質装置。 - 【請求項10】 燃料電池システムであって、 燃料電池と、 炭化水素系化合物を含む改質原料から、前記燃料電池の
ための水素リッチな燃料ガスを生成する燃料改質装置
と、 前記燃料電池と前記燃料改質装置とを制御するための制
御部と、を備え、 前記燃料改質装置は、(a)改質触媒を用いて前記改質
原料を改質する改質器と、(b)前記改質触媒の少なく
とも一部を加熱するための加熱部と、(c)前記改質原
料を前記改質器に供給するための原料供給部と、を備え
ており、 前記制御部は、前記燃料改質装置の起動時において、前
記加熱部を用いて前記改質触媒の少なくとも一部を最初
に昇温させるとともに、前記改質原料の供給量を、前記
改質触媒の温度の上昇に関連付けられた増加率で次第に
増加させることを特徴とする燃料電池システム。 - 【請求項11】 請求項10記載の燃料電池システムで
あって、 前記制御部は、 前記燃料改質装置の起動時において、前記改質器の暖機
状態に応じて前記燃料電池の発電量の上限値を決定す
る、燃料電池システム。 - 【請求項12】 請求項11記載の燃料電池システムで
あって、 前記制御部は、 前記燃料改質装置の起動時において、前記改質触媒の温
度に応じて前記燃料電池の発電量の上限値を決定する、
燃料電池システム。 - 【請求項13】 請求項11記載の燃料電池システムで
あって、 前記制御部は、 前記燃料改質装置の起動時において、前記燃料改質装置
の起動からの時間に応じて前記燃料電池の発電量の上限
値を決定する、燃料電池システム。 - 【請求項14】 移動体であって、 燃料電池を含む電源と、 炭化水素系化合物を含む原燃料から、前記燃料電池のた
めの水素リッチな燃料ガスを生成する燃料改質装置と、 前記移動体の推進力を発生するための原動機と、 前記電源から供給される電力を用いて前記原動機を駆動
する駆動回路と、 前記電源と前記燃料改質装置と前記原動機と前記駆動回
路とを制御するための制御部と、を備え、 前記燃料改質装置は、(a)改質触媒を用いて前記改質
原料を改質する改質器と、(b)前記改質触媒の少なく
とも一部を加熱するための加熱部と、(c)前記改質原
料を前記改質器に供給するための原料供給部と、を備え
ており、 前記制御部は、前記燃料改質装置の起動時において、前
記加熱部を用いて前記改質触媒の少なくとも一部を最初
に昇温させるとともに、前記改質原料の供給量を、前記
改質触媒の温度の上昇に関連付けられた増加率で次第に
増加させることを特徴とする移動体。 - 【請求項15】 炭化水素系化合物を含む改質原料か
ら、燃料電池のための水素リッチな燃料ガスを生成する
ための改質器の制御方法であって、 前記改質器に収納された改質触媒の少なくとも一部を加
熱するための加熱部を準備する工程と、 前記改質器の起動時において、前記加熱部を用いて前記
改質器内の改質触媒の少なくとも一部を最初に昇温させ
る工程と、 前記改質原料の供給量を、前記改質触媒の温度の上昇に
関連付けられた増加率で次第に増加させる工程と、を備
えることを特徴とする改質器の制御方法。
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