JP2007106612A - 燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電運転を短時間で開始することができる燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】燃焼バーナ42と、燃焼バーナ42に隣接して配設されて燃料ガス1と水2とから水素ガスを含有する燃料ガス2を生成させる燃料改質触媒器32と、燃焼バーナ42に対して保温材64を介して一体的に配設されて酸素と反応して酸化すると共に水素ガスにより還元されて酸素を離脱させる酸素除去材を内装した酸素除去器63と、燃料改質触媒器32で生成した燃料ガス1を酸素除去器63に送給すると共に、酸素除去器63を介して燃焼排ガス6を燃料改質触媒器32に送給する吸引ファン62等とを備えている燃料改質装置において、酸素除去器63に隣接するように保温材64の内側に設けられて酸素除去器63を加熱する電熱ヒータ71等を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムに関する。
従来の燃料電池発電システムの一例の概略構成を図3に示す。
図3に示すように、燃料電池本体110の燃料ガス供給口には、都市ガス(メタン)のような炭化水素ガス等の水素を含有する燃料ガス1を供給する燃料ガス供給源111及び水2を供給する水供給源112が連結されている。上記燃料ガス供給源111及び上記水供給源112と前記燃料電池本体110との間には、開閉バルブ121が配設されている。開閉バルブ121と燃料電池本体110との間には、水2を気化させる蒸発器131が配設されている。
前記蒸発器131と燃料電池本体110との間には、燃料ガス1と水2とを反応させて一酸化炭素と水素とに改質する水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)を行う燃料改質触媒器132が配設されている。燃料改質触媒器132と燃料電池本体110との間には、一酸化炭素と水2とを反応させて二酸化炭素と水素とに変成するCO変成(COシフト)反応(CO+H2O→CO2+H2)を行うCO変成触媒器133が配設されている。CO変成触媒器133と燃料電池本体110との間には、一酸化炭素と酸素とを反応させて二酸化炭素に選択酸化反応(CO+1/2O2→CO2)を行うPROX触媒器134が配設されている。
前記PROX触媒器134と前記燃料電池本体110との間には、凝縮器135が配設されている。凝縮器135と燃料電池本体110との間には開閉バルブ122が配設されている。燃料電池本体110の酸化ガス供給口には、酸化ガスである空気3を送給する送給ファン113が連結されている。
前記燃料電池本体110の燃料ガス排出口は、凝縮器141の受入口に連絡している。凝縮器141の送出口は、加熱用の燃焼バーナ142のガス受入口に連絡している。この燃焼バーナ142と凝縮器141との間には、開閉バルブ123が配設されている。燃焼バーナ142のガス受入口近傍には、燃焼用の空気4を送給する送給ファン114a及び都市ガス(メタン)のような炭化水素ガス等の燃焼用の燃料ガス5を送給する燃料ガス供給源115が連結している。
前記燃焼バーナ142の燃焼排ガス6の排出口は、系外へ連絡すると共に、開閉バルブ124を介して凝縮器161の受入口に連絡している。凝縮器161の送出口は、酸素と反応して酸化すると共に水素ガスにより還元されて酸素を離脱させる酸素除去材(例えば銅等)を内装した酸素除去器163の受入口に吸引ファン162を介して連絡している。酸素除去器163の送出口は、前記開閉バルブ121と前記蒸発器131の受入口との間に連絡している。
前記蒸発器131,前記燃料改質触媒器132は、前記燃焼バーナ142に対して一体となるように隣接して配設されている。前記酸素除去器163は、前記燃焼バーナ142に隣接する前記蒸発器131及び前記燃料改質触媒器132の周囲に配設され、当該燃焼バーナ142並びに当該蒸発器131及び当該燃料改質触媒器132に対して保温材164を介して一体的に覆われている。
前記凝縮器135と前記開閉バルブ122との間は、燃焼器151の受入口に開閉バルブ125を介して連絡している。燃焼器151の受入口には、燃焼用の空気4を送給する送給ファン114bが連結している。燃焼器151の燃焼排ガス6の排出口は、系外へ連絡している。
前記燃料電池本体110の燃料ガス排出口と前記凝縮器141との間は、前記燃焼器151の受入口に開閉バルブ126を介して連絡している。前記PROX触媒器134と前記凝縮器135との間は、前記凝縮器161の受入口に開閉バルブ127を介して連絡している。燃料電池本体110の酸化ガス排出口は、系外へ連絡している。
このような従来の燃料電池発電システムの作動を次に説明する。
[発電運転]
発電運転中、前記開閉バルブ121〜123は開放され、前記開閉バルブ124〜127は閉鎖されている。次に、前記送給ファン114aを作動して前記燃焼バーナ142に空気4を送給すると共に前記燃料ガス供給源115から前記燃焼バーナ142に燃料ガス5を送給して燃焼させることにより、蒸発器131及び燃料改質触媒器132を所定の温度(500〜700℃)に加熱する。このとき、酸素除去器163は、保温材164を介して所定の温度(150〜300℃)に加熱される。このように加熱に供された燃焼バーナ142の燃焼排ガス6は、系外へ排出される。
そして、前記蒸発器131及び前記燃料改質触媒器132を所定の温度(500〜700℃)に加熱した後、前記燃料ガス供給源111から蒸発器131に燃料ガス1を供給すると共に前記水供給源112から蒸発器131に水2を供給すると、燃料ガス1及び水2は、当該水2が蒸発器131で気化されて水蒸気となり、燃料改質触媒器132で水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)を生じた後、CO変成触媒器133でCO変成(COシフト)反応(CO+H2O→CO2+H2)を生じ、PROX触媒器134で選択酸化反応(CO+1/2O2→CO2)を生じて、凝縮器135で余剰の水分を除去されてから、燃料電池本体110の燃料ガス供給口へ送給することにより、送給ファン113から燃料電池本体110の酸化ガス供給口へ送給された空気3と電気化学的に反応して電力を発生する。
前記燃料電池本体110の燃料ガス排出口から排出された燃料ガス1は、凝縮器141で凝縮されて水2を除去された後、開閉バルブ123を介し、前記送給ファン114aからの空気3及び前記燃料ガス供給源115からの燃料ガス1と共に燃焼バーナ142内に供給されて燃焼し、燃焼排ガス6となって系外へ排出される。また、燃料電池本体110の酸化ガス排出口から排出された空気3は、系外に排出される。
[発電運転停止]
このように発電運転を行っている際に発電運転を停止する場合には、まず、前記燃料ガス供給源111からの燃料ガス1の供給を停止すると共に、前記水供給源112からの水2の供給を停止し、前記送風ファン113の作動を停止する。次に、開閉バルブ124,125を開放すると共に、開閉バルブ121〜123を閉鎖(開閉バルブ126,127は閉鎖したまま)し、吸引ファン162を作動させると、燃焼バーナ142の燃焼排ガス6(窒素約73%、二酸化炭素約8%、水約16%、酸素約3%)は、その一部が前記開閉バルブ124を通って前記凝縮器161に送給されて凝縮され、水2を除去されてから、酸素除去器163に送給され、内装された酸素除去材が酸素と反応して酸化することにより(Cu+1/2O2→CuO)酸素を吸着除去された後、前記蒸発器131を介して、燃料改質触媒器132,CO変成触媒器133,PROX触媒器134の内部を流通して、前記凝縮器135,前記開閉バルブ125,前記燃焼器151を介して系外へ排出される。これにより、燃料改質触媒器132,CO変成触媒器133,PROX触媒器134は、内部に存在する水素や水2等が窒素や二酸化炭素等の活性の低い燃焼排ガス6(パージガス)でパージされ、内部の触媒が保護される。
このようにして燃料改質触媒器132,CO変成触媒器133,PROX触媒器134の内部のパージを所定時間行った後、前記開閉バルブ122,126を開放する一方、前記開閉バルブ125を閉鎖すると、燃料改質触媒器132,CO変成触媒器133,PROX触媒器134の内部を流通した前記燃焼排ガス6は、燃料電池本体110の燃料極側の内部を流通して、前記開閉バルブ126,前記燃焼器151を介して系外へ排出される。これにより、燃料電池本体110は、燃料極側の内部に存在する水素や水2等が窒素や二酸化炭素等の活性の低い燃焼排ガス6でパージされ、燃料極側の内部の触媒が保護される。
このようにして燃料電池本体110の内部のパージを所定時間行ったら、前記燃料ガス供給源115からの燃料ガス5の送給を停止すると共に前記送給ファン114a及び吸引ファン162の作動を停止した後、前記開閉バルブ122,124,126を閉鎖することにより、運転を終了する。
[発電運転再開]
また、発電運転を再開する場合には、前記開閉バルブ121,125,127を開放し、前記送給ファン114aを作動して前記燃焼バーナ142に燃焼用の空気4を送給すると共に前記燃料ガス供給源115から前記燃焼バーナ142に燃焼用の燃料ガス5を送給して燃焼させることにより、蒸発器131及び燃料改質触媒器132を所定の温度(500〜700℃)に加熱すると共に、保温材164を介して酸素除去器163を所定の温度(150〜300℃)に加熱する。加熱に供された燃焼バーナ142の燃焼排ガス6は、系外へ排出される。
そして、蒸発器131及び燃料改質触媒器132を所定の温度(500〜700℃)に加熱すると共に、酸素除去器163を所定の温度(150〜300℃)に加熱したら、前記吸引ファン162を作動して、前記燃料ガス供給源111から蒸発器131に燃料ガス1を供給すると共に前記水供給源112から蒸発器131に水2を供給すると、燃料ガス1及び水2は、前記蒸発器131,前記燃料改質触媒器132,前記CO変成触媒器133,前記PROX触媒器134の内部の前記燃焼排ガス6をパージすると共に、先の発電運転の説明で述べたように、上記水2が蒸発器131で気化されて水蒸気となり、燃料改質触媒器132で水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)を生じた後、CO変成触媒器133でCO変成(COシフト)反応(CO+H2O→CO2+H2)を生じ、PROX触媒器134で選択酸化反応(CO+1/2O2→CO2)を生じた後、その一部が、開閉バルブ127を介して、凝縮器161に送給されて余剰の水分を除去されてから、酸素除去器163の内部へ送給され、内装された触媒に吸着している酸素を還元離脱(CuO+H2→Cu+H2O)させた後、上記蒸発器131へ再び戻される一方、残りが、前記凝縮器135,前記開閉バルブ115を介して燃焼器151に送給され、燃焼用の前記送給ファン114bから送給された燃焼用の空気4と共に燃焼して、燃焼排ガス6となって系外へ排出される。これにより、酸素除去器163は、再生処理され、酸素吸着能が復活する。
このようにして上記蒸発器131,燃料改質触媒器132,CO変成触媒器133,PROX触媒器134,酸素除去器163の内部の前記燃焼排ガス6をパージすると共に、当該酸素除去器163の再生処理を所定時間行った後、前記送給ファン114bの作動を停止し、前記送給ファン113を作動させ、前記開閉バルブ122,123を開放する一方、前記開閉バルブ125,127を閉鎖することにより、燃料電池本体110の燃料極側の内部の前記燃焼排ガス6をパージすると同時に、発電運転が再開する。
以下、上述した操作を繰り返すことにより、発電運転の停止の際に、燃料改質触媒器132,CO変成触媒器133,PROX触媒器134,燃料電池本体110の燃料極側の各種触媒の劣化を抑制すると共に、発電運転の再開の際に、酸素除去器163の触媒を再生して、発電運転を実施することができるようになっている。
国際公開第03/094273号パンフレット
ところで、前述した従来の燃料電池発電システムにおいては、蒸発器131及び燃料改質触媒器132を所定の温度(500〜700℃)に加熱できるように燃焼バーナ142に対して隣接させると共に、当該燃焼バーナ142の加熱能力を設定しているため、前記蒸発器131及び前記燃料改質触媒器132の加熱温度よりも低い温度(150〜300℃)で加熱する酸素除去器163を上記燃焼バーナ142に対して保温材164を介して配設している。
このため、前述したような従来の燃料電池発電システムにおいては、燃焼バーナ142の燃焼により、蒸発器131及び燃料改質触媒器132を所定の温度(500〜700℃)にまで比較的短時間で加熱することができるものの、酸素除去器163を所定の温度(150〜300℃)にまで加熱するのに、上記蒸発器131及び上記燃料改質触媒器132よりも低い温度(150〜300℃)であるにもかかわらず、上記蒸発器131及び上記燃料改質触媒器132の加熱に要する時間よりも多くの時間を要してしまい、再起動させるのに時間を要してしまっている。
このようなことから、本発明は、発電運転を短時間で開始することができる燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係る燃料改質装置は、主加熱手段と、前記主加熱手段に隣接して配設され、炭化水素系の燃料と水とを当該主加熱手段からの熱で水蒸気改質反応させることにより、水素ガスを含有する燃料ガスを生成させる燃料改質触媒器と、前記主加熱手段に対して保温材を介して一体的に配設されて、酸素と反応して酸化すると共に水素ガスにより還元されて酸素を離脱させる酸素除去材を内装した酸素除去器と、前記酸素除去器を介してパージガスを前記燃料改質触媒器に送給するパージガス供給手段と、前記燃料改質触媒器で生成した前記燃料ガスを前記酸素除去器に送給する酸素除去器再生手段とを備えている燃料改質装置において、前記酸素除去器に隣接するように前記保温材の内側に設けられて当該酸素除去器を加熱する補助加熱手段を備えていることを特徴とする。
第二番目の発明に係る燃料改質装置は、第一番目の発明において、前記酸素除去器の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段からの情報に基づいて、前記酸素除去器の温度を所定の範囲内に保持するように前記補助加熱手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする。
第三番目の発明に係る燃料改質装置は、第一番目の発明において、前記主加熱手段が、燃焼バーナであり、前記補助加熱手段が、電熱ヒータであることを特徴とする。
第四番目の発明に係る燃料改質装置は、第一番目の発明において、前記主加熱手段が、燃焼バーナであり、前記補助加熱手段が、前記燃焼バーナからの燃焼排ガスの少なくとも一部を流通させる燃焼排ガスバイパスラインであることを特徴とする。
また、前述した課題を解決するための、第五番目の発明に係る燃料電池発電システムは、第一番目から第四番目の発明のいずれかの燃料改質装置と、前記燃料改質装置の前記燃料改質触媒に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記燃料改質装置の前記燃料改質触媒に水を供給する水供給手段と、前記燃料改質装置で改質された燃料ガスが燃料極側に送給される燃料電池本体と、前記燃料電池本体の酸化極側に酸素を含有する酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムによれば、主加熱手段だけでなく補助加熱手段でも酸素除去器を加熱することができるので、酸素除去器を従来よりも短時間で所定の温度にまで加熱することができ、発電運転を短時間で開始することができる。
本発明に係る燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムの実施形態を図面に基づいて以下に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[第一番目の実施形態]
本発明に係る燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムの第一番目の実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、燃料電池発電システムの概略構成図である。
図1に示すように、燃料電池本体10の燃料ガス供給口には、都市ガス(メタン)のような炭化水素ガス等の水素を含有する燃料ガス1を供給する燃料ガス供給手段である燃料ガス供給源11及び水2を供給する水供給手段である水供給源12が連結されている。上記燃料ガス供給源11及び上記水供給源12と前記燃料電池本体10との間には、開閉バルブ21が配設されている。開閉バルブ21と燃料電池本体10との間には、水2を気化させる蒸発器31が配設されている。
前記蒸発器31と燃料電池本体10との間には、燃料ガス1と水2とを反応させて一酸化炭素と水素とに改質する水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)を行う燃料改質触媒器32が配設されている。燃料改質触媒器32と燃料電池本体10との間には、一酸化炭素と水2とを反応させて二酸化炭素と水素とに変成するCO変成(COシフト)反応(CO+H2O→CO2+H2)を行うCO変成触媒器33が配設されている。CO変成触媒器33と燃料電池本体10との間には、一酸化炭素と酸素とを反応させて二酸化炭素に選択酸化反応(CO+1/2O2→CO2)を行うPROX触媒器34が配設されている。
前記PROX触媒器34と前記燃料電池本体10との間には、凝縮器35が配設されている。凝縮器35と燃料電池本体10との間には開閉バルブ22が配設されている。燃料電池本体10の酸化ガス供給口には、酸化ガスである空気3を送給する酸化ガス供給手段である送給ファン13が連結されている。
前記燃料電池本体10の燃料ガス排出口は、凝縮器41の受入口に連絡している。凝縮器41の送出口は、主加熱手段である加熱用の燃焼バーナ42のガス受入口に連絡している。この燃焼バーナ42と凝縮器41との間には、開閉バルブ23が配設されている。燃焼バーナ42のガス受入口近傍には、燃焼用の空気4を送給する送給ファン14a及び都市ガス(メタン)のような炭化水素ガス等の燃焼用の燃料ガス5を送給する燃料ガス供給源15が連結している。
前記燃焼バーナ42の燃焼排ガス6の排出口は、系外へ連絡すると共に、開閉バルブ24を介して凝縮器61の受入口に連絡している。凝縮器61の送出口は、酸素と反応して酸化すると共に水素ガスにより還元されて酸素を離脱させる酸素除去材(例えば銅等)を内装した酸素除去器63の受入口に吸引ファン62を介して連絡している。酸素除去器63の送出口は、前記開閉バルブ21と前記蒸発器31の受入口との間に連絡している。
前記蒸発器31,前記燃料改質触媒器32は、前記燃焼バーナ42に対して一体となるように隣接して配設されている。前記酸素除去器63は、前記燃焼バーナ42に隣接する前記蒸発器31及び前記燃料改質触媒器32の周囲に配設され、当該燃焼バーナ42並びに当該蒸発器31及び当該燃料改質触媒器32に対して保温材64を介して一体的に覆われている。
前記凝縮器35と前記開閉バルブ22との間は、燃焼器51の受入口に開閉バルブ25を介して連絡している。燃焼器51の受入口には、燃焼用の空気4を送給する送給ファン14bが連結している。燃焼器51の燃焼排ガス6の排出口は、系外へ連絡している。
前記燃料電池本体10の燃料ガス排出口と前記凝縮器41との間は、前記燃焼器51の受入口に開閉バルブ26を介して連絡している。前記PROX触媒器34と前記凝縮器35との間は、前記凝縮器61の受入口に開閉バルブ27を介して連絡している。燃料電池本体10の酸化ガス排出口は、系外へ連絡している。
そして、図1に示すように、前記保温材64の内側には、前記酸素除去器63に隣接するようにして補助加熱手段である電熱ヒータ71が配設されている。前記酸素除去器63には、当該酸素除去器63の温度を検知する温度検知手段である温度センサ72が設けられている。この温度センサ72は、制御手段である制御装置73の入力部に電気的に接続している。この制御装置73は、出力部が前記電熱ヒータ71に電気的に接続しており、前記温度センサ72からの情報に基づいて、酸素除去器63の温度を所定の範囲(150〜300℃)とするように前記電熱ヒータ71を制御することができるようになっている。
なお、本実施形態では、主加熱手段を兼ねる燃焼バーナ42、凝縮器61、吸引ファン62等によりパージガス供給手段を構成し、凝縮器61、吸引ファン62等により酸素除去器再生手段を構成し、前記主加熱手段、前記パージガス供給手段、前記酸素除去器再生手段、蒸発器31、燃料改質触媒器32、CO変成触媒器33、PROX触媒器34、酸素除去器63、保温材64、電熱ヒータ71、温度センサ72、制御装置73等により、燃料改質装置を構成している。
このような本実施形態に係る燃料改質装置を利用する燃料電池発電システムの作動を次に説明する。
[発電運転]
発電運転中、前記開閉バルブ21〜23は開放され、前記開閉バルブ24〜27は閉鎖されている。次に、前記送給ファン14aを作動して前記燃焼バーナ42に空気4を送給すると共に前記燃料ガス供給源15から前記燃焼バーナ42に燃料ガス5を送給して燃焼させることにより、蒸発器31及び燃料改質触媒器32を所定の温度(500〜700℃)に加熱する。このとき、酸素除去器63は、保温材64を介して所定の温度(150〜300℃)に加熱される。このように加熱に供された燃焼バーナ42の燃焼排ガス6は、系外へ排出される。
そして、前記蒸発器31及び前記燃料改質触媒器32を所定の温度(500〜700℃)に加熱した後、前記燃料ガス供給源11から蒸発器31に燃料ガス1を供給すると共に前記水供給源12から蒸発器31に水2を供給すると、燃料ガス1及び水2は、当該水2が蒸発器31で気化されて水蒸気となり、燃料改質触媒器32で水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)を生じた後、CO変成触媒器33でCO変成(COシフト)反応(CO+H2O→CO2+H2)を生じ、PROX触媒器34で選択酸化反応(CO+1/2O2→CO2)を生じて、凝縮器35で余剰の水分を除去されてから、燃料電池本体10の燃料ガス供給口へ送給することにより、送給ファン13から燃料電池本体10の酸化ガス供給口へ送給された空気3と電気化学的に反応して電力を発生する。
前記燃料電池本体10の燃料ガス排出口から排出された燃料ガス1は、凝縮器41で凝縮されて水2を除去された後、開閉バルブ23を介し、前記送給ファン14aからの空気3及び前記燃料ガス供給源15からの燃料ガス1と共に燃焼バーナ42内に供給されて燃焼し、燃焼排ガス6となって系外へ排出される。また、燃料電池本体10の酸化ガス排出口から排出された空気3は、系外に排出される。
[発電運転停止]
このように発電運転を行っている際に発電運転を停止する場合には、まず、前記燃料ガス供給源11からの燃料ガス1の供給を停止すると共に、前記水供給源12からの水2の供給を停止し、前記送風ファン13の作動を停止する。次に、開閉バルブ24,25を開放すると共に、開閉バルブ21〜23を閉鎖(開閉バルブ26,27は閉鎖したまま)し、吸引ファン62を作動させると、燃焼バーナ42の燃焼排ガス6(窒素約73%、二酸化炭素約8%、水約16%、酸素約3%)は、その一部が前記開閉バルブ24を通って前記凝縮器61に送給されて凝縮され、水2を除去されてから、酸素除去器63に送給され、内装された酸素除去材が酸素と反応して酸化することにより(Cu+1/2O2→CuO)酸素を吸着除去された後、前記蒸発器31を介して、燃料改質触媒器32,CO変成触媒器33,PROX触媒器34の内部を流通して、前記凝縮器35,前記開閉バルブ25,前記燃焼器51を介して系外へ排出される。これにより、燃料改質触媒器32,CO変成触媒器33,PROX触媒器34は、内部に存在する水素や水2等が窒素や二酸化炭素等の活性の低い燃焼排ガス(パージガス)6でパージされ、内部の触媒が保護される。
このようにして燃料改質触媒器32,CO変成触媒器33,PROX触媒器34の内部のパージを所定時間行った後、前記開閉バルブ22,26を開放する一方、前記開閉バルブ25を閉鎖すると、燃料改質触媒器32,CO変成触媒器33,PROX触媒器34の内部を流通した前記燃焼排ガス6は、燃料電池本体10の燃料極側の内部を流通して、前記開閉バルブ26,前記燃焼器51を介して系外へ排出される。これにより、燃料電池本体10は、燃料極側の内部に存在する水素や水2等が窒素や二酸化炭素等の活性の低い燃焼排ガス6でパージされ、燃料極側の内部の触媒が保護される。
このようにして燃料電池本体10の内部のパージを所定時間行ったら、前記燃料ガス供給源15からの燃料ガス5の送給を停止すると共に前記送給ファン14a及び吸引ファン62の作動を停止した後、前記開閉バルブ22,24,26を閉鎖することにより、運転を終了する。
[発電運転再開]
また、発電運転を再開する場合には、前記開閉バルブ21,25,27を開放し、前記送給ファン14aを作動して前記燃焼バーナ42に燃焼用の空気4を送給すると共に前記燃料ガス供給源15から前記燃焼バーナ42に燃焼用の燃料ガス5を送給して燃焼させることと併せて、前記制御装置73及び前記電熱ヒータ71を作動させると、蒸発器31及び燃料改質触媒器32は、燃焼バーナ42の熱により所定の温度(500〜700℃)に加熱される一方、酸素除去器63は、保温材64を介した燃焼バーナ42の熱により加熱されるだけでなく、保温材64内で隣接した前記電熱ヒータ71によっても加熱される。このため、酸素除去器63は、所定の温度(150〜300℃)に比較的短時間で加熱される。加熱に供された燃焼バーナ42の燃焼排ガス6は、系外へ排出される。
そして、蒸発器31及び燃料改質触媒器32が所定の温度(500〜700℃)に加熱されると共に、酸素除去器63が所定の温度(150〜300℃)に加熱されたら、前記吸引ファン62を作動して、前記燃料ガス供給源11から蒸発器31に燃料ガス1を供給すると共に前記水供給源12から蒸発器31に水2を供給すると、燃料ガス1及び水2は、前記蒸発器31,前記燃料改質触媒器32,前記CO変成触媒器33,前記PROX触媒器34の内部の前記燃焼排ガス6をパージすると共に、先の発電運転の説明で述べたように、上記水2が蒸発器31で気化されて水蒸気となり、燃料改質触媒器32で水蒸気改質反応(CH4+H2O→CO+3H2)を生じた後、CO変成触媒器33でCO変成(COシフト)反応(CO+H2O→CO2+H2)を生じ、PROX触媒器34で選択酸化反応(CO+1/2O2→CO2)を生じた後、その一部が、開閉バルブ27を介して、凝縮器61に送給されて余剰の水分を除去されてから、酸素除去器63の内部へ送給され、内装された酸素除去材と水素が反応して当該酸素除去材を還元することにより(CuO+H2→Cu+H2O)当該酸素除去材から酸素を離脱させた後、上記蒸発器31へ再び戻される一方、残りが、前記凝縮器35,前記開閉バルブ15を介して燃焼器51に送給され、燃焼用の前記送給ファン14bから送給された燃焼用の空気4と共に燃焼して、燃焼排ガス6となって系外へ排出される。これにより、酸素除去器63は、再生処理され、酸素吸着能が復活する。
このようにして上記蒸発器31,燃料改質触媒器32,CO変成触媒器33,PROX触媒器34,酸素除去器63の内部の前記燃焼排ガス6をパージすると共に、当該酸素除去器63の再生処理を所定時間行った後、前記送給ファン14bの作動を停止し、前記送給ファン13を作動させ、前記開閉バルブ22,23を開放する一方、前記開閉バルブ25,27を閉鎖することにより、燃料電池本体10の燃料極側の内部の前記燃焼排ガス6をパージすると同時に、発電運転が再開する。
以下、上述した操作を繰り返すことにより、発電運転の停止の際に、燃料改質触媒器32,CO変成触媒器33,PROX触媒器34,燃料電池本体10の燃料極側の各種触媒の劣化を抑制すると共に、発電運転の再開の際に、酸素除去器63の酸素除去材を再生して、発電運転を実施することができる。
つまり、本実施形態は、保温材64を介した燃焼バーナ42の熱により酸素除去器63を加熱するだけでなく、保温材64内で隣接した前記電熱ヒータ71によっても加熱するようにしたのである。
このため、酸素除去器63を所定の温度(150〜300℃)にまで従来よりも短時間で加熱することができ、再起動させるのに要する時間を従来よりも大幅に削減することができる。
したがって、本実施形態によれば、発電運転を短時間で開始することができる。
また、制御装置73が、温度センサ72からの情報に基づいて、酸素除去器63の温度を所定の範囲(150〜300℃)とするように電熱ヒータ71を制御することから、例えば、発電運転を停止して、即時に発電運転を再開する場合等のように、酸素除去器63の温度が発電運転再開の際に既に所定の範囲(150〜300℃)内にある場合には、電熱ヒータ71を作動させないようにすることができるので、電熱ヒータ71に要する熱エネルギの無駄を削減することができ、ランニングコストの低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、発電運転再開の際に、燃焼バーナ42の作動と電熱ヒータ71の作動とを同時に行うようにしたが、例えば、発電運転再開時刻等を含めた発電運転スケジュールが予め定まっている場合には、発電運転再開時刻のよりも前に、電熱ヒータ71を先に作動させて、発電運転再開時刻には、酸素除去器63を所定の温度範囲(150〜300℃)となるように制御装置73で電熱ヒータ71を制御することも可能である。
[第二番目の実施形態]
本発明に係る燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムの第二番目の実施形態を図2に基づいて説明する。図2は、燃料電池発電システムの概略構成図である。なお、前述した第一番目の実施形態の場合と同様な部分については、前述した第一番目の実施形態の説明で用いた符号と同様な符号を図面に付すことにより、前述した第一番目の実施形態での説明と重複する説明を省略する。
図2に示すように、前記保温材64の内側には、一端側を燃焼バーナ42の燃焼排ガス6の排出口に連絡させた補助加熱手段である燃焼排ガスバイパスライン81が酸素除去器63に隣接するようにして配設されている。この燃焼排ガスバイパスライン81の他端側は、系外に連絡すると共に、流量調整弁81aを有している。制御装置73は、出力部が前記流量調整弁81aに電気的に接続しており、温度センサ72からの情報に基づいて、酸素除去器63の温度を所定の範囲(150〜300℃)とするように前記流量調整弁81aを制御することができるようになっている。
なお、本実施形態では、主加熱手段、パージガス供給手段、酸素除去器再生手段、蒸発器31、燃料改質触媒器32、CO変成触媒器33、PROX触媒器34、酸素除去器63、保温材64、燃焼排ガスバイパスライン81、温度センサ72、制御装置73等により、燃料改質装置を構成している。
このような本実施形態に係る燃料改質装置を利用する燃料電池発電システムの作動を次に説明する。
[発電運転]
前述した第一番目の実施形態の場合と同様に作動させることにより、燃料電池本体10において、改質された燃料ガス1と空気3と電気化学的に反応させて電力を得ることができる。
[発電運転停止]
前述した第一番目の実施形態の場合と同様に作動させることにより、燃料改質装置及び燃料電池本体10を燃焼排ガス6でパージして発電運転を停止することができる。
[発電運転再開]
発電運転を再開する場合には、前述した第一番目の実施形態の場合と同様に、開閉バルブ21,25,27を開放し、送給ファン14aを作動して燃焼バーナ42に燃焼用の空気4を送給すると共に燃料ガス供給源15から燃焼バーナ42に燃焼用の燃料ガス5を送給して燃焼させることと併せて、前記制御装置73を作動させると、燃焼排ガスバイパスライン81の前記流量調整弁81aを調整して、上記燃焼バーナ41からの燃焼排ガス6を燃焼排ガスバイパスライン81に流通させる。
これにより、蒸発器31及び燃料改質触媒器32は、燃焼バーナ42の熱により所定の温度(500〜700℃)に加熱される一方、酸素除去器63は、保温材64を介した燃焼バーナ42の熱により加熱されるだけでなく、保温材64内で隣接した前記燃焼排ガスバイパスライン81内を流通する燃焼排ガス6によっても加熱される。このため、酸素除去器63は、所定の温度(150〜300℃)に比較的短時間で加熱されるようになる。
以下、前述した第一番目の実施形態の場合と同様に作動させることにより、酸素除去器63を再生処理すると共に燃料改質装置及び燃料電池本体10内の燃焼排ガス6をパージして、発電運転を再開することができる。
つまり、前述した第一番目の実施形態では、電熱ヒータ71を用いて電力により酸素除去器63を加熱するようにしたが、本実施形態では、燃焼排ガスバイパスライン81を用いて燃焼バーナ42の燃焼排ガス6により酸素除去器63を加熱するようにしたのである。
したがって、本実施形態によれば、前述した第一番目の実施形態の場合と同様に、発電運転を短時間で開始することができると共に、制御装置73が、温度センサ72からの情報に基づいて、酸素除去器63の温度を所定の範囲(150〜300℃)とするように燃焼排ガスバイパスライン81の流量調整弁81aを制御することから、例えば、発電運転を停止して、即時に発電運転を再開する場合等のように、酸素除去器63の温度が発電運転再開の際に既に所定の範囲(150〜300℃)内にある場合には、焼排ガスバイパスライン81に燃料排ガス6を流通させないようにすることができるので、酸素除去器63が所定の温度範囲を超えて過剰に加熱してしまうことを防止することができる。
[他の実施形態]
なお、前述した第一,二番目の実施形態では、燃料改質装置を燃料電池発電システムに利用した場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、都市ガスやガソリンやメタノール等の炭化水素系の燃料を水と水蒸気改質反応させることにより、水素を含有する燃料ガスを製造して貯蔵する水素ステーション等で利用することも可能である。
本発明に係る燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システムは、発電運転を短時間で開始することができるので、産業上、極めて有益に利用することができる。
本発明に係る燃料改質装置を利用する燃料電池発電システムの第一番目の実施形態の概略構成図である。 本発明に係る燃料改質装置を利用する燃料電池発電システムの第二番目の実施形態の概略構成図である。 従来の燃料電池発電システムの一例の概略構成図である。
符号の説明
1 燃料ガス
2 水
3 空気
4 空気(燃焼用)
5 燃料ガス(燃焼用)
6 燃焼排ガス
10 燃料電池本体
11 燃料ガス供給源
12 水供給源
13 送給ファン
14a,14b 送給ファン(燃焼用)
15 燃料ガス供給源(燃焼用)
21〜27 開閉バルブ
31 蒸発器
32 燃料改質触媒器
33 CO変成触媒器
34 PROX触媒器
35 凝縮器
41 凝縮器
42 燃焼バーナ
51 燃焼器
61 凝縮器
62 吸引ファン
63 酸素除去器
64 保温材
71 電熱ヒータ
72 温度センサ
73 制御装置
81 燃焼排ガスバイパスライン
81a 流量調整弁

Claims (5)

  1. 主加熱手段と、
    前記主加熱手段に隣接して配設され、炭化水素系の燃料と水とを当該主加熱手段からの熱で水蒸気改質反応させることにより、水素ガスを含有する燃料ガスを生成させる燃料改質触媒器と、
    前記主加熱手段に対して保温材を介して一体的に配設されて、酸素と反応して酸化すると共に水素ガスにより還元されて酸素を離脱させる酸素除去材を内装した酸素除去器と、
    前記酸素除去器を介してパージガスを前記燃料改質触媒器に送給するパージガス供給手段と、
    前記燃料改質触媒器で生成した前記燃料ガスを前記酸素除去器に送給する酸素除去器再生手段と
    を備えている燃料改質装置において、
    前記酸素除去器に隣接するように前記保温材の内側に設けられて当該酸素除去器を加熱する補助加熱手段を備えている
    ことを特徴とする燃料改質装置。
  2. 請求項1において、
    前記酸素除去器の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段からの情報に基づいて、前記酸素除去器の温度を所定の範囲内に保持するように前記補助加熱手段を制御する制御手段と
    を備えていることを特徴とする燃料改質装置。
  3. 請求項1において、
    前記主加熱手段が、燃焼バーナであり、
    前記補助加熱手段が、電熱ヒータである
    ことを特徴とする燃料改質装置。
  4. 請求項1において、
    前記主加熱手段が、燃焼バーナであり、
    前記補助加熱手段が、前記燃焼バーナからの燃焼排ガスの少なくとも一部を流通させる燃焼排ガスバイパスラインである
    ことを特徴とする燃料改質装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかの燃料改質装置と、
    前記燃料改質装置の前記燃料改質触媒に燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、
    前記燃料改質装置の前記燃料改質触媒に水を供給する水供給手段と、
    前記燃料改質装置で改質された燃料ガスが燃料極側に送給される燃料電池本体と、
    前記燃料電池本体の酸化極側に酸素を含有する酸化ガスを供給する酸化ガス供給手段と
    を備えていることを特徴とする燃料電池発電システム。
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