JP2005050629A - 改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム - Google Patents
改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005050629A JP2005050629A JP2003280618A JP2003280618A JP2005050629A JP 2005050629 A JP2005050629 A JP 2005050629A JP 2003280618 A JP2003280618 A JP 2003280618A JP 2003280618 A JP2003280618 A JP 2003280618A JP 2005050629 A JP2005050629 A JP 2005050629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- selective oxidation
- reformed gas
- temperature
- oxidation catalyst
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/06—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
- H01M8/0662—Treatment of gaseous reactants or gaseous residues, e.g. cleaning
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B3/00—Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
- C01B3/50—Separation of hydrogen or hydrogen containing gases from gaseous mixtures, e.g. purification
- C01B3/56—Separation of hydrogen or hydrogen containing gases from gaseous mixtures, e.g. purification by contacting with solids; Regeneration of used solids
- C01B3/58—Separation of hydrogen or hydrogen containing gases from gaseous mixtures, e.g. purification by contacting with solids; Regeneration of used solids including a catalytic reaction
- C01B3/583—Separation of hydrogen or hydrogen containing gases from gaseous mixtures, e.g. purification by contacting with solids; Regeneration of used solids including a catalytic reaction the reaction being the selective oxidation of carbon monoxide
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/06—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
- H01M8/0606—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants
- H01M8/0612—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B2203/00—Integrated processes for the production of hydrogen or synthesis gas
- C01B2203/04—Integrated processes for the production of hydrogen or synthesis gas containing a purification step for the hydrogen or the synthesis gas
- C01B2203/0435—Catalytic purification
- C01B2203/044—Selective oxidation of carbon monoxide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B2203/00—Integrated processes for the production of hydrogen or synthesis gas
- C01B2203/04—Integrated processes for the production of hydrogen or synthesis gas containing a purification step for the hydrogen or the synthesis gas
- C01B2203/0465—Composition of the impurity
- C01B2203/047—Composition of the impurity the impurity being carbon monoxide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Abstract
【課題】 長時間に渡り安定して確実に改質ガス中の一酸化炭素を除去することができる改質ガスの処理方法を提供する。
【解決手段】 改質ガス44中の一酸化炭素を選択酸化用空気34によって選択的に酸化する選択酸化触媒19を加熱し、選択酸化触媒の温度を上昇させる温度上昇工程と、前記温度上昇工程によって選択酸化触媒の温度を上昇させた後、選択酸化触媒に選択酸化用空気34を供給せずに、炭化水素系燃料42から水蒸気改質反応により改質ガス43を生成する改質工程で生成された改質ガス44を所定時間供給して選択酸化触媒を活性化する選択酸化触媒活性化工程と、前記改質工程で生成された改質ガス中の一酸化炭素を、選択酸化触媒を用い選択酸化用空気によって選択的に酸化して除去する一酸化炭素除去工程とを備える改質ガスの処理方法とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 改質ガス44中の一酸化炭素を選択酸化用空気34によって選択的に酸化する選択酸化触媒19を加熱し、選択酸化触媒の温度を上昇させる温度上昇工程と、前記温度上昇工程によって選択酸化触媒の温度を上昇させた後、選択酸化触媒に選択酸化用空気34を供給せずに、炭化水素系燃料42から水蒸気改質反応により改質ガス43を生成する改質工程で生成された改質ガス44を所定時間供給して選択酸化触媒を活性化する選択酸化触媒活性化工程と、前記改質工程で生成された改質ガス中の一酸化炭素を、選択酸化触媒を用い選択酸化用空気によって選択的に酸化して除去する一酸化炭素除去工程とを備える改質ガスの処理方法とする。
【選択図】 図1
Description
炭化水素系燃料と水成分から水蒸気改質反応により生成された水素を含んだ改質ガス中の一酸化炭素を、選択酸化反応により除去する改質ガスの処理方法、および改質ガスの処理装置、当該改質ガスの処理装置を備える燃料電池発電システムに関するものである。
燃料電池発電システムにおいては燃料として水素を豊富に含んだ改質ガスが利用されている。上記改質ガスは通常、炭化水素系燃料から水成分との水蒸気改質反応により得られるが、上記水蒸気改質反応により生成した改質ガス中には燃料電池の電極触媒を被毒する一酸化炭素が数%含まれている。そこで、上記改質ガス中の一酸化炭素濃度を燃料電池に供給する前に低減する必要がある。
上記燃料電池のうち、特に固体高分子形の燃料電池においては作動温度が100℃以下と低いため起動時間を短縮でき、また材料費を低く抑えることができるため、自動車動力用、家庭用(温熱併給)等の市場が見込まれている。ただし、前述のように固体高分子形燃料電池では作動温度が低いため電極触媒の活性が低く、改質ガス中の一酸化炭素により被毒してしまうため、改質ガス中一酸化炭素濃度を数10ppm以下に低減しなければならない。
改質触媒における水蒸気改質反応により炭化水素系燃料から得られる改質ガスは数%の一酸化炭素を含んでいる。そのため、水蒸気改質反応の後段に変成触媒による変成反応を入れることが多い。これにより改質ガス中一酸化炭素濃度は数千ppmまで低減できる。これでも固体高分子形燃料電池に対してはまだ濃度が高いため、変成触媒の後段に選択酸化触媒を持つ一酸化炭素除去装置を配置し、空気中の酸素による一酸化炭素選択酸化反応により改質ガス中一酸化炭素濃度を数十ppm以下まで低減する。
しかしながら、選択酸化触媒としてRu系、Pt系の触媒を用いる燃料電池を備える燃料電池システムにおいて、システム起動時に改質ガス供給と同時に選択酸化用空気を燃料電池に供給した場合、数時間を越える連続運転時に改質ガス中の一酸化炭素濃度が徐々に上昇し燃料電池の電極触媒が被毒することがあり、燃料電池システムの信頼性上の課題があった。例えば自動車用、あるいは家庭用として商品化を目指す過程において、燃料電池システムの信頼性、長期安定性が望まれている。
そこで、本発明は、長時間に渡り安定して確実に改質ガス中の一酸化炭素を除去することができる改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および当該改質ガスの処理装置を備える燃料電池発電システムを提供すること目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による改質ガスの処理方法は、例えば図1に示すように、改質ガス44中の一酸化炭素を選択酸化用空気34によって選択的に酸化する選択酸化触媒19を加熱し、選択酸化触媒19の温度を上昇させる温度上昇工程と;前記温度上昇工程によって選択酸化触媒19の温度を上昇させた後、選択酸化触媒19に選択酸化用空気34を供給せずに、炭化水素系燃料42から水蒸気改質反応により改質ガス43を生成する改質工程で生成された改質ガス44を所定時間供給して選択酸化触媒19を活性化する選択酸化触媒活性化工程と;前記改質工程で生成された改質ガス44中の一酸化炭素を、活性化された選択酸化触媒19を用い選択酸化用空気34によって選択的に酸化して除去する一酸化炭素除去工程とを備える。
このように構成すると、温度上昇工程と、選択酸化触媒活性化工程と、一酸化炭素除去工程とを備えるので、選択酸化触媒19の温度を上昇させ、選択酸化用空気34を供給せずに、選択酸化触媒19を活性化させ、改質ガス44を所定時間供給して選択酸化触媒19を水素還元して活性化させ、活性化した選択酸化触媒19を用い、改質ガス44中の一酸化炭素を選択的に酸化して除去することができ、長時間に渡り安定して確実に改質ガス44中の一酸化炭素を除去することができる。
請求項2に係る発明による改質ガスの処理方法は、請求項1に記載の改質ガスの処理方法において、例えば図1に示すように、前記温度上昇行程が、電気ヒータ21による発熱を利用して前記加熱を行うものである。
このように構成すると、前記温度上昇行程が、電気ヒータ21による発熱を利用して前記加熱を行うものであるので、他の工程の条件に影響を受けずに、電気ヒータ21に電力を供給することにより確実に選択酸化触媒19の温度を上昇させることができる。
請求項3に係る発明による改質ガスの処理方法は、請求項1または請求項2に記載の改質ガスの処理方法において、例えば図2に示すように、前記温度上昇行程が、前記改質工程で生成された改質ガス144中の可燃性ガス成分を、前記選択酸化触媒119を用い前記選択酸化用空気134によって酸化し、当該酸化による酸化熱を利用して前記加熱を行うものである。
改質ガス144中の可燃性ガス成分の選択酸化触媒119を用いた選択酸化用空気134による酸化は、改質ガス144中の一酸化炭素を酸化する前記一酸化炭素除去工程に付随して行われるので、酸化熱を無駄にすることなく加熱に利用し、効率よく加熱することができ、加熱工程を追加する必要がなく処理方法を簡素化することができる。
請求項4に係る発明による改質ガスの処理方法は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の改質ガスの処理方法において、例えば図3に示すように、前記温度上昇行程が、燃焼触媒222により燃焼燃料230の燃焼を行う燃焼工程で発生する燃焼熱を利用して前記加熱を行うものである。
前記温度上昇行程で、典型的には改質ガス243の生成に利用される改質触媒220の加熱に主として利用される大量の燃焼熱を流用して加熱を行うので、短時間で加熱を行うことができる。
上記目的を達成するために、請求項5に係る発明による改質ガスの処理装置1は、例えば図1に示すように、炭化水素系燃料38から水蒸気改質反応により改質ガス43を生成する改質手段11で生成された改質ガス44中の一酸化炭素を、選択酸化用空気34によって選択的に酸化して除去する選択酸化触媒19が充填された一酸化炭素除去手段15と;選択酸化触媒19の温度を上昇させる温度上昇手段21と;温度上昇手段21によって選択酸化触媒19の温度を上昇させ、温度が上昇した選択酸化触媒19に、選択酸化用空気34を供給することなく改質ガス44を所定量供給し、当該所定量供給後に選択酸化触媒19へ選択酸化用空気34の供給を開始するよう制御する制御手段25を備える。
このように構成すると一酸化炭素除去手段15と、温度上昇手段21と、制御手段25とを備えるので、温度上昇手段21によって一酸化炭素除去手段15に充填された選択酸化触媒19の温度を上昇させ、温度が上昇した選択酸化触媒19に、選択酸化用空気34を供給することなく改質ガス44を所定量供給し、当該所定量供給後に選択酸化触媒19へ選択酸化用空気34の供給を開始するよう制御することができ、改質ガス44によって選択酸化触媒19を水素還元し活性化し、改質ガス44中の一酸化炭素を選択的に酸化して除去することができるようにし、長時間に渡り安定して確実に改質ガス44中の一酸化炭素を除去することができる。
上記目的を達成するために、請求項6に係る発明による燃料電池発電システム301は、例えば図4に示すように、改質手段111と、請求項5に記載の改質ガスの処理装置101と、前記一酸化炭素が除去された改質ガス145と酸化剤ガス135との電気化学的反応により電力を発電する燃料電池106とを備える。
このように構成すると、改質ガスの処理装置101によって、一酸化炭素が除去され一酸化炭素の含有量の低い改質ガス145を長時間に渡り安定して供給し、燃料電池106によって長時間に渡り安定して電力を供給することができる燃料電池発電システム301とすることができる。
温度上昇工程と、選択酸化触媒活性化工程と、一酸化炭素除去工程とを設けたので、選択酸化触媒の温度を上昇させ、選択酸化用空気を供給せずに、選択酸化触媒を活性化させ、改質ガスを所定時間供給して前記選択酸化触媒を水素還元し活性化し、活性化した選択酸化触媒によって、改質ガス中の一酸化炭素を選択的に酸化して除去することができ、長時間に渡り安定して確実に改質ガス中の一酸化炭素を除去することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る、改質ガスの処理装置としての燃料処理装置1の構成を示すブロック図である。燃料処理装置1は、燃料ガス供給ブロワ2と、改質用プロセス水供給ポンプ3と、選択酸化用空気供給ブロワ5と、改質触媒20が充填された改質手段としての改質部11と、変成触媒14が充填された変成部12と、選択酸化触媒19が充填された一酸化炭素除去手段としての選択酸化部15と、燃焼部10と、ボイラ16と、温度上昇手段としての、あるいは電気ヒータとしての選択酸化部ヒータ21と、改質部温度検出計26と、選択酸化部温度検出計27と、制御手段としての制御装置25とを備える。変成部12には、改質部11に導入される前の燃料ガス38が変成触媒14に接触することなく加熱を受けて変成触媒14内を通過する流路13が形成されている。選択酸化部15には、改質部11に導入される前の燃料ガス38が選択酸化触媒19に接触することなく加熱を受けて選択酸化触媒19内を通過する流路18が形成されている。
燃料ガス供給ブロワ2は、流路18と流路13とを介して改質部11に炭化水素系燃料としての燃料ガス38を供給し、改質用プロセス水供給ポンプ3は、ボイラ16を介して選択酸化部15内の流路18に改質用プロセス水39を供給し、選択酸化用空気供給ブロワ5は、選択酸化部15の選択酸化触媒19に選択酸化用空気34を供給する。なお、選択酸化触媒19は、典型的には触媒としてPt、Ruなどの貴金属をアルミナなどの担体に担持したものである。
改質部11は、流路18と流路13とを介して改質部11に供給された改質用燃料である燃料ガス42と改質用プロセス水41との改質触媒20を用いた水蒸気改質反応(例えば、CH4+H2O→3H2+CO)によって改質ガス43を生成する。変成部12は、変成部12に供給された改質ガス43中の一酸化炭素を、当該一酸化炭素と改質ガス43中に残存する改質用プロセス水との、変成触媒14を用いた変成反応(CO+H2O→CO2+H2)により除去する。選択酸化部15は、選択酸化部15に供給された改質ガス44中に残留する一酸化炭素を、選択酸化触媒19を用いた選択酸化反応(CO+(1/2)O2→CO2)により除去する。
燃焼部10は、燃焼部10に供給された燃焼用原料30を燃焼用空気31によって燃焼する。燃焼部10は、不図示の燃焼バーナーを有し、当該燃焼バーナーによって燃焼用原料30を燃焼する。
ボイラ16は、ボイラ16に供給された改質用プロセス水39を変成部12および選択酸化部15および改質部11からの熱により加熱し蒸発させる。蒸発した改質用プロセス水40は、燃料ガス38と共に流路18と流路13とを介して改質部11に搬送される。
選択酸化部ヒータ21は、選択酸化部15の外周に巻き付けられて燃料処理装置1内に設置されている。選択酸化部ヒータ21は、制御装置25から電力を供給され、選択酸化部15の選択酸化触媒19を発熱により加熱し選択酸化触媒19の温度を上昇させる。
改質部温度検出計26は、改質部11の改質触媒20の温度を計測し、温度信号i1を制御装置25に送る。選択酸化部温度検出計27は、選択酸化部15の選択酸化触媒19の温度を計測し、温度信号i2を制御装置25に送る。
制御装置25は、温度信号i1を改質部温度検出計26から、温度信号i2を選択酸化部温度検出計27から受ける。制御装置25は、燃料処理装置1全体の制御を行い、燃料ガス38、改質用プロセス水39、選択酸化用空気34、燃焼用原料30、燃焼用空気31の供給等の制御を行う。
次に、本第1の実施の形態の、制御装置25による通常時の改質ガスの処理方法を説明する。
燃料処理装置1の改質部11に、燃料ガス供給ブロワ2によって改質用原料である燃料ガス38を供給し、改質用プロセス水供給ポンプ3によって改質用プロセス水39を供給する。ボイラ16は改質用プロセス水39を加熱し蒸発した改質用プロセス水40とする。ボイラ16による改質用プロセス水39の加熱は、選択酸化部15から選択酸化反応(発熱反応)による熱が伝達され、変成部12から変成反応(発熱反応)による熱が伝達されることにより行われる。ボイラ16による加熱により改質用プロセス水39の温度は大気温度から80℃〜100℃に上昇する。
燃料処理装置1の改質部11に、燃料ガス供給ブロワ2によって改質用原料である燃料ガス38を供給し、改質用プロセス水供給ポンプ3によって改質用プロセス水39を供給する。ボイラ16は改質用プロセス水39を加熱し蒸発した改質用プロセス水40とする。ボイラ16による改質用プロセス水39の加熱は、選択酸化部15から選択酸化反応(発熱反応)による熱が伝達され、変成部12から変成反応(発熱反応)による熱が伝達されることにより行われる。ボイラ16による加熱により改質用プロセス水39の温度は大気温度から80℃〜100℃に上昇する。
燃料ガス38と、蒸発した改質用プロセス水40とを混合させ、混合後に選択酸化部15の流路18と変成部12の流路13とを通らせ改質部11に送る。燃料ガス38と、蒸発した改質用プロセス水40は、流路18で選択酸化部15によって直接加熱され、さらに流路13で変成部12によって直接加熱される。流路18を出た燃料ガス38と、蒸発した改質用プロセス水40の温度は、100℃〜120℃に上昇し、流路13を出た燃料ガス38と、蒸発した改質用プロセス水40の温度は、200℃〜300℃に上昇する。
流路13を出た燃料ガス42と、流路13を出た蒸発した改質用プロセス水41とを、改質部11で水蒸気改質反応により水素リッチなガスである改質ガス43とする。改質ガス43は、10%程度の一酸化炭素を含む。改質部11を出た改質ガス43は変成部12に導入され、変成部12で変成反応により改質ガス43中の一酸化炭素を除去し、改質ガス43中の一酸化炭素の濃度を0.5〜2%程度まで低減させる。変成部12を出た改質ガス44の典型的組成は、ドライベースのモルパーセントで、水素が75%、二酸化炭素が21%、メタンが3%、一酸化炭素が1%である。変成部12を出た改質ガス44を選択酸化部15に導入し、選択酸化部15で選択酸化反応により改質ガス44中の一酸化炭素を除去し一酸化炭素の濃度を数十ppm以下まで低下させる。選択酸化部15を出た改質ガス45は、燃料処理装置1から改質ガス45を利用する装置(図1に不図示)に供給される。
次に、本第1の実施の形態の、制御装置25による起動時の改質ガスの処理方法を説明する。
燃焼部10に燃焼用原料30と燃焼用空気31を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。改質部温度検出計26により検出された改質部11の改質触媒20の温度が400℃以下となるようにする。改質部11に燃料ガス42を供給する。改質部11の温度の制御は、400℃を超えたら燃焼部10の燃焼を停止することにより行う。改質部11の温度を400℃以下とするのは、燃料ガス42が、水分が存在しない状態で炭化するのを防止するためである。
燃焼部10に燃焼用原料30と燃焼用空気31を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。改質部温度検出計26により検出された改質部11の改質触媒20の温度が400℃以下となるようにする。改質部11に燃料ガス42を供給する。改質部11の温度の制御は、400℃を超えたら燃焼部10の燃焼を停止することにより行う。改質部11の温度を400℃以下とするのは、燃料ガス42が、水分が存在しない状態で炭化するのを防止するためである。
燃焼部10での燃焼の開始後、選択酸化部ヒータ21に電力を供給して発熱させ、選択酸化部15を加熱し、選択酸化部15の温度を上昇させる(温度上昇行程)。選択酸化部15の温度が100℃を超えた時点で改質用プロセス水39の供給を開始する。温度が100℃を超えた時点で開始するのは、改質用プロセス水39の燃料処理装置1内で凝縮するのを防止するためである。改質部11、変成部12は、典型的には選択酸化部15よりも燃焼部10により近く配置されているため、選択酸化部15の温度が100℃を超えていれば結露の心配はない。
改質用プロセス水39の供給を開始した後、燃料ガス38の流量および燃焼用原料30の流量を増加し、改質部11の温度を650℃まで温度を上昇させる。改質部11の温度を650℃まで温度を上昇させることにより水素リッチな改質ガス44を生成することができる。次ぎに選択酸化部ヒータ21の発熱量を制御することにより選択酸化部温度検出計27により検出される選択酸化部15の温度を140℃に制御する。
この状態で水素リッチな改質ガス44を選択酸化部15に10分間(所定時間)かけて25L(所定量)流通させる。これにより選択酸化触媒19を水素還元し活性化する(選択酸化触媒活性化工程)。選択酸化触媒19の温度を140℃に上げており、120℃以上、200℃以下の温度領域に入っているので効率的に選択酸化触媒19の還元処理を行うことができる。次に、選択酸化部ヒータ21への電力の供給を停止し、選択酸化用空気34 を選択酸化部15に供給する(一酸化炭素除去工程)。これにより改質ガス44中の一酸化炭素を効率的に選択酸化して除去することができ、燃料処理装置1は一酸化炭素の含有量の少ない(含有量数十ppm以下)改質ガス45を供給することができる。
以上のように本第1の実施の形態の燃料処理装置1によれば、制御装置25によって、起動時に選択酸化部ヒータ21によって選択酸化触媒19を140℃に加熱し、選択酸化空気を供給することなく、改質ガス44を選択酸化触媒19に供給し、選択酸化触媒19を還元するよう制御し、選択酸化触媒19を活性化することができる。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る燃料処理装置101の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態の構成要素の符号に100を加えたものを本第2の実施の形態の対応する構成要素の符号としている。
以下主として第1の実施の形態の燃料処理装置1との相違点を説明する。以下に説明していない点に関しては、第1の実施の形態の燃料処理装置1と同じである。燃料処理装置101は、選択酸化部ヒータ21(図1)を備えていない。よって、制御装置125は、選択酸化部ヒータ21に電力を送るよう構成されていない。
以下主として第1の実施の形態の燃料処理装置1との相違点を説明する。以下に説明していない点に関しては、第1の実施の形態の燃料処理装置1と同じである。燃料処理装置101は、選択酸化部ヒータ21(図1)を備えていない。よって、制御装置125は、選択酸化部ヒータ21に電力を送るよう構成されていない。
本第2の実施の形態の、制御装置125による通常時の改質ガスの処理方法は、前述の第1の実施の形態の、制御装置25による通常時の改質ガスの処理方法と同じである。
次に、本第2の実施の形態の、制御装置125による起動時の改質ガスの処理方法を説明する。
燃焼部110に燃焼用原料130と燃焼用空気131を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。次に、改質部111に燃料ガス142を供給する。改質部温度検出計126により検出された改質部111の改質触媒120の温度が400℃を超えた場合は、燃焼部110の燃焼を停止し、改質触媒120の温度が400℃以下となるようにする。改質部111に供給された燃料ガス142は改質部111で改質触媒120により加熱され、加熱された燃料ガス142は選択酸化部115を通過する際に選択酸化部115を加熱する。
燃焼部110に燃焼用原料130と燃焼用空気131を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。次に、改質部111に燃料ガス142を供給する。改質部温度検出計126により検出された改質部111の改質触媒120の温度が400℃を超えた場合は、燃焼部110の燃焼を停止し、改質触媒120の温度が400℃以下となるようにする。改質部111に供給された燃料ガス142は改質部111で改質触媒120により加熱され、加熱された燃料ガス142は選択酸化部115を通過する際に選択酸化部115を加熱する。
選択酸化部115の温度が100℃を超えた時点で改質用プロセス水139の供給を開始する。改質用プロセス水139の供給を開始した後、燃料ガス138の流量および燃焼用原料130の流量を増加し、改質部111の温度を650℃まで上昇させる。改質部111の温度を650℃まで上昇させることにより水素リッチな改質ガス144を生成することができる。改質部111の温度が650℃に達した後、選択酸化部115に選択酸化用空気供給ブロワ105によって選択酸化用空気134を供給する。これにより選択酸化部115で改質ガス144中の水素等の可燃性ガス成分の燃焼反応を起こさせ、選択酸化触媒119の温度を上昇させる(温度上昇行程)。このとき選択酸化触媒119は還元処理がなされる前であるので長時間運転した状態では、一酸化炭素の除去効率が低下するが、水素等の可燃性ガス成分の燃焼反応による温度を上昇することは可能である。選択酸化部115の温度が140℃に達した時点で、選択酸化用空気134の供給を停止する。
この状態で水素リッチな改質ガス144を選択酸化部115に10分間(所定時間)かけて25L(所定量)流通させる。これにより選択酸化触媒119を水素還元し活性化する(選択酸化触媒活性化工程)。選択酸化触媒119の温度を140℃に上げているので効率的に選択酸化触媒119の還元処理を行うことができる。選択酸化触媒119の活性化を行っているときに、選択酸化部115の温度が120℃を下回った場合には、選択酸化用空気134の供給を再開し、選択酸化触媒119の温度が140℃に回復するまで選択酸化用空気134の供給を維持する。選択酸化部115の温度が140℃に回復した時点で、選択酸化用空気134の供給を停止し、選択酸化触媒119の還元処理を再開し、水素リッチな改質ガス144を選択酸化用空気134の供給のない状態で通算して25L流通させるようにする。
次に、選択酸化用空気134を選択酸化部115に供給する(一酸化炭素除去工程)。これにより改質ガス144中の一酸化炭素を効率的に選択酸化して除去することができ、燃料処理装置101は一酸化炭素の含有量の少ない(含有量数十ppm以下)改質ガス145を供給することができる。
なお、本第2の実施の形態において、選択酸化用空気供給ブロワ105が、選択酸化触媒119の温度を上昇させる温度上昇手段である。
本第2の実施の形態の燃料処理装置101によれば、制御装置125によって、起動時に選択酸化部115に選択酸化用空気供給ブロワ105によって選択酸化用空気134を供給し、選択酸化部115で改質ガス144中の水素等の可燃性成分の燃焼を起こさせ、選択酸化触媒119を140℃に加熱し、選択酸化用空気134を供給することなく、改質ガス144を選択酸化触媒119に供給し、選択酸化触媒119を還元するよう制御し、選択酸化触媒119を活性化することができる。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る燃料処理装置201の構成を示すブロック図である。第1の実施の形態の構成要素の符号に200を加えたものを本第3の実施の形態の対応する構成要素の符号としている。
以下主として第1の実施の形態の燃料処理装置1との相違点を説明する。以下に説明していない点に関しては、第1の実施の形態の燃料処理装置1と同じである。燃料処理装置201は、選択酸化部ヒータ21(図1)を備えていない。よって、制御装置225は、選択酸化部ヒータに電力を供給するよう構成されていない。また、燃料処理装置201は、燃焼部210から燃焼排ガス233を排気するラインに燃焼触媒222が充填された燃焼触媒部217を備える。燃焼触媒部217は、変成部212と選択酸化部215との近傍に配置されている。燃焼触媒部217は、水素および炭化水素系燃料を燃焼させることが可能である。
本第3の実施の形態の、制御装置225による通常時の改質ガスの処理方法は、前述の第1の実施の形態の、制御装置25による通常時の改質ガスの処理方法と同じである。
次に、本第3の実施の形態の、制御装置225による起動時の改質ガスの処理方法を説明する。
燃焼部210に燃焼用原料230と燃焼用空気231を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。燃焼部210の燃焼の開始後に、改質部211に燃料ガス238を供給する。改質部温度検出計226により検出された改質部211の改質触媒220の温度が400℃に達した時点で、燃焼部210の燃焼を停止する。燃焼部210での燃焼を停止しても、燃焼用原料230と燃焼用空気231の燃料処理装置201への供給は維持され、燃焼用原料230と燃焼用空気231は燃焼触媒部217に運ばれ、燃焼触媒部217での燃焼が開始される。
燃焼部210に燃焼用原料230と燃焼用空気231を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。燃焼部210の燃焼の開始後に、改質部211に燃料ガス238を供給する。改質部温度検出計226により検出された改質部211の改質触媒220の温度が400℃に達した時点で、燃焼部210の燃焼を停止する。燃焼部210での燃焼を停止しても、燃焼用原料230と燃焼用空気231の燃料処理装置201への供給は維持され、燃焼用原料230と燃焼用空気231は燃焼触媒部217に運ばれ、燃焼触媒部217での燃焼が開始される。
燃焼触媒部217での燃焼熱により変成部212と選択酸化部215の温度が上昇する。改質部211の温度が300℃を下回った時点で、燃料用原料230の供給を中断し燃焼部210を燃焼用空気で一度パージした後、燃料用原料230の供給を再開し再び燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼部210での燃焼を開始する。なお、燃焼触媒部217が本発明の加熱手段である。
選択酸化部215の温度が100℃を超えた時点で改質用プロセス水239の供給を開始する。改質用プロセス水239の供給を開始した後、燃料ガス238の流量および燃焼用原料230の流量を増加し、改質部211の温度を650℃まで温度を上昇させる。改質部211の温度を650℃まで温度を上昇させることにより水素リッチな改質ガス244を製造することができる。次ぎに燃焼部210での燃焼を停止し、触媒燃焼部217での可燃性ガス中の可燃成分(例えば、H2、CH4、CO)の燃焼を開始する。この燃焼により選択酸化触媒219の温度が上昇する(温度上昇行程)。選択酸化部215の温度が140℃に達した時点で、燃料用原料230の供給を中断し燃焼部210を燃焼用空気で一度パージした後、燃料用原料230の供給を再開し燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼部210での燃焼を再開する。
この状態で水素リッチな改質ガス244を選択酸化部215に10分間(所定時間)かけて25L(所定量)流通させる。これにより選択酸化触媒219を水素還元し活性化する(選択酸化触媒活性化工程)。選択酸化触媒219の温度を140℃に上げているので効率的に選択酸化触媒219の還元処理を行うことができる。選択酸化部215の温度が120℃を下回った場合には、燃焼部210の燃焼停止による燃焼触媒部222の燃焼の開始、選択酸化部215の温度が140℃に達した時点での燃焼部210での燃焼の再開を繰り返し、選択酸化部215の温度を140℃に上げた後、選択酸化触媒219の還元処理を続行する。還元処理が終わった後、選択酸化用空気234 を選択酸化部215へ供給する(一酸化炭素除去工程)。これにより改質ガス244中の一酸化炭素を効率的に選択酸化して除去することができ、燃料処理装置201は一酸化炭素の含有量の少ない(含有量数十ppm以下)改質ガス245を供給することができる。
本第1から第3の実施の形態に係る燃料処理装置1、101、201によれば、起動時に選択酸化部15,115、215に選択酸化用空気34、134、234を導入する前に、選択酸化触媒19、119、219を加熱し選択酸化触媒19、119、219の温度を140℃に上昇させ、改質ガス44、144、244を選択酸化部15,115、215に導入し選択酸化触媒19、119、219を還元し活性化させるので、燃料処理装置1、101、201で生成した改質ガス45、145、245を燃料電池スタック106(図4参照)に供給して発電を行う場合、発電開始後24時間経過時の燃料電池スタック106へ供給される改質ガス45、145、245中の一酸化炭素濃度を38ppmに抑えることができる。なお、前述の還元活性化処理を受けない場合は、当該一酸化炭素濃度は発電開始後4時間経過時で90ppmまで上昇する。
図4を参照し、適宜図2を参照して、本発明の第4の実施の形態に係る燃料電池発電システム301の構成を説明する。
燃料電池発電システム301は、第2の実施の形態に係る燃料処理装置101と、燃料電池としての燃料電池スタック106と、改質ガス搬送ライン128と、オフガス搬送ライン129と、改質ガスバイパスライン124と、三方弁としての三方電磁弁122と、チェッキ弁123とを備える。
燃料電池発電システム301は、第2の実施の形態に係る燃料処理装置101と、燃料電池としての燃料電池スタック106と、改質ガス搬送ライン128と、オフガス搬送ライン129と、改質ガスバイパスライン124と、三方弁としての三方電磁弁122と、チェッキ弁123とを備える。
改質ガス搬送ライン128は、燃料処理装置101が生成し供給する改質ガス145を燃料電池スタック106に搬送する。オフガス搬送ライン129は、燃料電池スタック106から排出されるオフガス132を燃料処理装置101の燃焼部110に搬送する。改質ガスバイパスライン124は改質ガス145を、燃料電池スタック106をバイパスさせて、改質ガス搬送ライン128からオフガス搬送ライン129に搬送する。三方電磁弁122は、aの位置にある場合は、改質ガス145を改質ガス搬送ライン128から燃料電池スタック106に導き、bの位置にある場合は、改質ガス145を改質ガス搬送ライン128から燃料電池スタック106をバイパスさせてオフガス搬送ライン129に導く。三方電磁弁122がaの位置にあるか、bの位置にあるかは制御装置125が制御する。
三方電磁弁122は、改質ガス搬送ライン128と改質ガスバイパスライン124との一方の結合部を形成している。チェッキ弁123は、オフガス搬送ライン129上に配置され、オフガス搬送ライン129と改質ガスバイパスライン124との結合部よりオフガス132の流れに関し上流側に配置されている。チェッキ弁123は、オフガス132の燃料電池スタック106から後述の燃焼部110へ向かう方向の流れを許容し、後述の燃焼部110から燃料電池スタック106へ向かう流れを防止する。
制御装置125は、燃料電池発電システム301全体の制御を行い、燃料ガス138、改質用プロセス水139、選択酸化用空気134、燃焼用原料130、燃焼用空気131の供給、スタック電流Isの電力負荷への供給等の制御を行う。
燃料電池スタック106は、不図示の固体高分子膜と不図示のセパレータとが交互に重ねられた多重構造であり、供給された改質ガス145および酸化剤ガスとしてのスタック用空気135とを電気化学的に反応させて発電を行うと共に、オフガス132(未利用改質ガス)を発生する。ここでオフガス132は、燃料電池スタック106において、改質ガス145中の水素が発電に利用された後の余剰改質ガスであり、改質ガス145に含まれる水素のうち、例えば80パーセント(モルパーセント)が発電に使用された場合、残り20パーセント(モルパーセント)相当量の水素を含むいわゆる水素リッチガスである。燃料電池スタック106は、電力負荷107に電気的に接続され、スタック電流Isを電力負荷107に供給する。
次に、本第4の実施の形態の制御装置125による通常時の改質ガスの処理方法を含む燃料電池発電システム301の運転方法を説明する。
燃料処理装置101の改質部111に、燃料ガス138を供給し、改質用プロセス水139を供給する。ボイラ116は改質用プロセス水139を加熱し蒸発した改質用プロセス水140とする。
燃料処理装置101の改質部111に、燃料ガス138を供給し、改質用プロセス水139を供給する。ボイラ116は改質用プロセス水139を加熱し蒸発した改質用プロセス水140とする。
燃料ガス138と、蒸発した改質用プロセス水140とを混合させ、混合後に選択酸化部115の流路118と変成部112の流路113とを通らせ改質部111に送る。燃料ガス138と、蒸発した改質用プロセス水140は、流路118で選択酸化部115によって直接加熱され、さらに流路113で変成部112によって直接加熱される。
流路113を出た燃料ガス138と、蒸発した改質用プロセス水140とを、改質部111で水蒸気改質反応により水素リッチなガスである改質ガス143とする。改質部111を出た改質ガス143は変成部112に導入され、変成部112で変成反応により改質ガス143中の一酸化炭素を除去し、改質ガス143中の一酸化炭素の濃度を低減させる。変成部112を出た改質ガス144を選択酸化部115に導入し選択酸化部115で選択酸化反応により改質ガス144中の一酸化炭素を除去し一酸化炭素の濃度を数十ppm以下まで低下させる。
燃料処理装置101の選択酸化部115を出た改質ガスを、改質ガス搬送ライン128を通らせ燃料電池スタック106に供給する。このとき三方電磁弁122は、aの位置にある。燃料電池スタック106を、供給された改質ガス145およびスタック用空気(不図示)の電気化学的反応により電力を発電させ電力負荷107に供給させる。
燃料電池スタック106はオフガス132を排気する。オフガス132を、オフガス搬送ライン129を通らせ燃料処理装置101の燃焼部110に供給させる。燃焼部110に燃焼用空気131を送り、さらに必要に応じ燃焼用原料130を供給し燃焼させる。燃焼部110における燃焼熱を主として改質部111における水蒸気改質反応(吸熱反応)に利用する。
次に、本第4の実施の形態の、起動時の改質ガスの処理方法を含む燃料電池発電システム301の運転方法を説明する。
起動前に三方電磁弁122の位置をbに設定しておく。次に、燃焼部110に燃焼用原料130と燃焼用空気131を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。次に、改質部111に燃料ガス142を供給する。改質部111の改質触媒120の温度が400℃を超えた場合は、燃焼部110の燃焼を停止し、改質触媒120の温度が400℃以下となるようにする。燃料ガス142は、改質ガス搬送ライン128から三方電磁弁122を経て、改質ガスバイパスライン124を通り燃料電池スタック106をバイパスし、オフガス搬送ライン129を通り燃焼部110に供給され、燃焼部110で燃焼する。改質部111に供給された燃料ガス142は改質部111で改質触媒120により加熱され、加熱された燃料ガス142は選択酸化部115を通過する際に選択酸化部115を加熱する。
起動前に三方電磁弁122の位置をbに設定しておく。次に、燃焼部110に燃焼用原料130と燃焼用空気131を供給し、燃焼バーナー(不図示)に点火し燃焼を開始する。次に、改質部111に燃料ガス142を供給する。改質部111の改質触媒120の温度が400℃を超えた場合は、燃焼部110の燃焼を停止し、改質触媒120の温度が400℃以下となるようにする。燃料ガス142は、改質ガス搬送ライン128から三方電磁弁122を経て、改質ガスバイパスライン124を通り燃料電池スタック106をバイパスし、オフガス搬送ライン129を通り燃焼部110に供給され、燃焼部110で燃焼する。改質部111に供給された燃料ガス142は改質部111で改質触媒120により加熱され、加熱された燃料ガス142は選択酸化部115を通過する際に選択酸化部115を加熱する。
選択酸化部115の温度が100℃を超えた時点で改質用プロセス水139の供給を開始する。次に、燃料ガス138の流量および燃焼用原料130の流量を増加し、改質部111の温度を650℃まで温度を上昇させる。改質部111の温度を650℃まで温度を上昇させることにより水素リッチな改質ガス144を製造することができる。改質部111の温度が650℃に達した後、選択酸化部115に選択酸化用空気134を供給する。これにより選択酸化部115で燃焼反応を起こさせ、選択酸化触媒119の温度を上昇させる(温度上昇行程)。選択酸化部115の温度が140℃に達した時点で、選択酸化用空気134の供給を停止する。
この状態で水素リッチな改質ガス144を選択酸化部115に10分間かけて25L流通させる。これにより選択酸化触媒119を水素還元し活性化する(選択酸化触媒活性化工程)。選択酸化触媒119の活性化を行っているときに、選択酸化部115の温度が120℃を下回った場合には、選択酸化用空気134の供給を再開し、選択酸化触媒119の温度が140℃に回復するまで供給を維持する。選択酸化部115の温度が140℃に回復した時点で、選択酸化用空気134の供給を停止し、選択酸化触媒119の還元処理を再開し、水素リッチな改質ガス144を選択酸化用空気134の供給のない状態で流通させる。水素リッチな改質ガス144は選択酸化用空気134の供給のない状態で通算10分間、通算25L流通させる。
次に、選択酸化用空気134 を選択酸化部115に供給し、三方電磁弁122の位置をaに切り替え、水素リッチな改質ガス144を燃料電池スタック106に供給し、発電を開始する。これにより改質ガス144中の一酸化炭素を効率的に選択酸化して除去し、一酸化炭素の含有量の少ない(含有量数十ppm以下)改質ガス145を燃料電池スタック106に供給することができる。
以上のように本第4の実施の形態の燃料電池発電システム301によれば、制御装置125によって、起動時に選択酸化部115に選択酸化用空気供給ブロワ105によって選択酸化用空気134を供給し、選択酸化部115で改質ガス144中の水素等の可燃性成分の燃焼を起こさせ、選択酸化触媒119を140℃に加熱し、選択酸化用空気134を供給することなく、改質ガス144を選択酸化触媒119に供給し、選択酸化触媒119を還元するよう制御し、選択酸化触媒119を活性化することができる。よって、長時間にわたり一酸化炭素含有量の少ない改質ガスを燃料電池スタック106に供給し、燃料電池スタック106の電極触媒(不図示)の一酸化炭素による被毒を回避することができる。
1、101、201 燃料処理装置
10 燃焼部
11 改質部(改質手段)
12 変成部
14 変成触媒
15 選択酸化部(一酸化炭素除去手段)
19 選択酸化触媒
20 改質触媒
21 選択酸化部ヒータ(温度上昇手段)
25 制御装置(制御手段)
34 選択酸化用空気
38 燃料ガス(炭化水素系燃料)
43、44 改質ガス
106 燃料電池スタック(燃料電池)
135 酸化剤ガス
145 改質ガス
217 触媒燃焼部
222 燃焼触媒
301 燃料電池発電システム
10 燃焼部
11 改質部(改質手段)
12 変成部
14 変成触媒
15 選択酸化部(一酸化炭素除去手段)
19 選択酸化触媒
20 改質触媒
21 選択酸化部ヒータ(温度上昇手段)
25 制御装置(制御手段)
34 選択酸化用空気
38 燃料ガス(炭化水素系燃料)
43、44 改質ガス
106 燃料電池スタック(燃料電池)
135 酸化剤ガス
145 改質ガス
217 触媒燃焼部
222 燃焼触媒
301 燃料電池発電システム
Claims (6)
- 改質ガス中の一酸化炭素を選択酸化用空気によって選択的に酸化する選択酸化触媒を加熱し、前記選択酸化触媒の温度を上昇させる温度上昇工程と;
前記温度上昇工程によって前記選択酸化触媒の温度を上昇させた後、前記選択酸化触媒に前記選択酸化用空気を供給せずに、炭化水素系燃料から水蒸気改質反応により改質ガスを生成する改質工程で生成された改質ガスを所定時間供給して前記選択酸化触媒を活性化する選択酸化触媒活性化工程と;
前記改質工程で生成された改質ガス中の一酸化炭素を、前記活性化された選択酸化触媒を用い前記選択酸化用空気によって選択的に酸化して除去する一酸化炭素除去工程とを備える;
改質ガスの処理方法。 - 前記温度上昇行程が、電気ヒータによる発熱を利用して前記加熱を行うものである;
請求項1に記載の改質ガスの処理方法。 - 前記温度上昇行程が、前記改質工程で生成された改質ガス中の可燃性ガス成分を、前記選択酸化触媒を用い前記選択酸化用空気によって酸化し、当該酸化による酸化熱を利用して前記加熱を行うものである;
請求項1または請求項2に記載の改質ガスの処理方法。 - 前記温度上昇行程が、燃焼触媒により燃焼燃料の燃焼を行う燃焼工程で発生する燃焼熱を利用して前記加熱を行うものである;
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の改質ガスの処理方法。 - 炭化水素系燃料から水蒸気改質反応により改質ガスを生成する改質手段で生成された改質ガス中の一酸化炭素を、選択酸化用空気によって選択的に酸化して除去する選択酸化触媒が充填された一酸化炭素除去手段と;
前記選択酸化触媒の温度を上昇させる温度上昇手段と;
前記温度上昇手段によって前記選択酸化触媒の温度を上昇させ、温度が上昇した選択酸化触媒に、前記選択酸化用空気を供給することなく前記改質ガスを所定量供給し、当該所定量供給後に前記選択酸化触媒へ選択酸化用空気の供給を開始するよう制御する制御手段を備えた;
改質ガスの処理装置。 - 前記改質手段と、請求項5に記載の改質ガスの処理装置と、前記一酸化炭素が除去された改質ガスと酸化剤ガスとの電気化学的反応により電力を発電する燃料電池とを備える;
燃料電池発電システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003280618A JP2005050629A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム |
EP04747881A EP1661853A1 (en) | 2003-07-28 | 2004-07-23 | Method and apparatus for treating reformed gas and fuel cell electric power generation system |
PCT/JP2004/010495 WO2005009895A1 (ja) | 2003-07-28 | 2004-07-23 | 改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム |
CA002533847A CA2533847A1 (en) | 2003-07-28 | 2004-07-23 | Method and apparatus for treating reformed gas and fuel cell electric power generation system |
US10/566,299 US20070111052A1 (en) | 2003-07-28 | 2004-07-23 | Method of treating reformate, apparatus for treating reformate and fuel cell electric power generating system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003280618A JP2005050629A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005050629A true JP2005050629A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34100880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003280618A Pending JP2005050629A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20070111052A1 (ja) |
EP (1) | EP1661853A1 (ja) |
JP (1) | JP2005050629A (ja) |
CA (1) | CA2533847A1 (ja) |
WO (1) | WO2005009895A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008081331A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 改質装置 |
JP2008201650A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成装置、燃料電池システム及び水素生成装置の運転方法 |
JP2009504558A (ja) * | 2005-08-16 | 2009-02-05 | エネルディ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 燃料電池システムおよび改質器の作動方法 |
JP2011098839A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Panasonic Corp | 水素発生装置の運転方法および燃料電池システムの運転方法 |
WO2011122485A1 (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-06 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 |
US8043751B2 (en) * | 2007-10-19 | 2011-10-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fuel cell system including fuel processor and managing method thereof |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0333002A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Hitachi Ltd | 水素製造装置 |
JPH08133701A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-28 | Aqueous Res:Kk | 一酸化炭素除去装置 |
JP3733753B2 (ja) * | 1998-07-29 | 2006-01-11 | 松下電器産業株式会社 | 水素精製装置 |
US6162558A (en) * | 1998-09-16 | 2000-12-19 | General Motors Corporation | Method and apparatus for selective removal of carbon monoxide |
JP4240787B2 (ja) * | 2000-09-18 | 2009-03-18 | 大阪瓦斯株式会社 | 一酸化炭素除去触媒の活性化方法及び一酸化炭素除去器の運転方法並びに燃料電池システムの運転方法 |
WO2002022256A1 (fr) * | 2000-09-18 | 2002-03-21 | Osaka Gas Co., Ltd. | Procede d'activation d'un catalyseur pour eliminer le monoxyde de carbone, catalyseur et procede d'elimination du monoxyde de carbone, et procede de fonctionnement d'un systeme de pile a combustible |
JP2002121008A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 一酸化炭素の除去方法 |
JP4130302B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2008-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池用燃料ガス生成装置 |
US6838062B2 (en) * | 2001-11-19 | 2005-01-04 | General Motors Corporation | Integrated fuel processor for rapid start and operational control |
US7678346B2 (en) * | 2003-01-30 | 2010-03-16 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Dual function CO clean-up/sorber unit |
-
2003
- 2003-07-28 JP JP2003280618A patent/JP2005050629A/ja active Pending
-
2004
- 2004-07-23 EP EP04747881A patent/EP1661853A1/en not_active Withdrawn
- 2004-07-23 US US10/566,299 patent/US20070111052A1/en not_active Abandoned
- 2004-07-23 WO PCT/JP2004/010495 patent/WO2005009895A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2004-07-23 CA CA002533847A patent/CA2533847A1/en not_active Abandoned
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009504558A (ja) * | 2005-08-16 | 2009-02-05 | エネルディ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 燃料電池システムおよび改質器の作動方法 |
JP2008081331A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Aisin Seiki Co Ltd | 改質装置 |
JP2008201650A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成装置、燃料電池システム及び水素生成装置の運転方法 |
US8043751B2 (en) * | 2007-10-19 | 2011-10-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fuel cell system including fuel processor and managing method thereof |
JP2011098839A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Panasonic Corp | 水素発生装置の運転方法および燃料電池システムの運転方法 |
WO2011122485A1 (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-06 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 |
JP2011210419A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070111052A1 (en) | 2007-05-17 |
CA2533847A1 (en) | 2005-02-03 |
EP1661853A1 (en) | 2006-05-31 |
WO2005009895A1 (ja) | 2005-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4916025B2 (ja) | 燃料電池加熱装置の運転方法 | |
JP4487401B2 (ja) | 燃料改質装置の燃焼排出ガス処理 | |
WO2006090685A1 (ja) | 固体酸化物形燃料電池およびその運転方法 | |
WO2005069420A1 (ja) | 燃料電池システム | |
JP3530413B2 (ja) | 燃料電池発電システム及びその運転方法 | |
JP2007200609A (ja) | 燃料電池システム | |
EP2426769A1 (en) | Reformer for fuel cell | |
JP6623030B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池システム | |
JP4800691B2 (ja) | 燃料電池の改質装置 | |
JP2005050629A (ja) | 改質ガスの処理方法、改質ガスの処理装置および燃料電池発電システム | |
JP3490877B2 (ja) | 燃料電池用改質装置の起動方法 | |
JP2007106612A (ja) | 燃料改質装置及びこれを利用する燃料電池発電システム | |
JP2017084593A (ja) | 固体酸化物形燃料電池システムの運転方法 | |
JP4404559B2 (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP2008303099A (ja) | 燃料電池の改質器 | |
JP4847759B2 (ja) | 水素製造装置の運転方法、水素製造装置および燃料電池発電装置 | |
JP2003160307A (ja) | 改質装置及びその操作方法 | |
JP2000327305A (ja) | Co除去器及び燃料電池発電システム | |
JP5001690B2 (ja) | 燃料改質装置 | |
WO2005005313A1 (ja) | 燃料処理装置及びその方法 | |
JP4072725B2 (ja) | 燃料電池発電装置の運転方法 | |
JP2006086080A (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP2014111509A (ja) | 水素生成装置及びその運転方法 | |
JP2003317772A (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP4255718B2 (ja) | 燃料改質システムの停止方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090707 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100202 |