JP2008303099A - 燃料電池の改質器 - Google Patents
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Abstract
【課題】一酸化炭素除去触媒を反応可能な温度まで速やかに昇温させ、始動性を向上させるようにした燃料電池の改質器を提供する。
【解決手段】改質用燃料を改質触媒90で反応させて水素と一酸化炭素を含有した改質ガスを生成する改質部76と、改質部で生成される改質ガスを一酸化炭素除去触媒96で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池10に供給する一酸化炭素除去部78と、加熱用燃料(暖気用燃料)を燃焼させて改質触媒と一酸化炭素除去触媒を加熱する第1の加熱部80とを備えた燃料電池の改質器30において、一酸化炭素除去部78の内部に、一酸化炭素除去触媒を加熱する電気ヒータ150を配置すると共に、加熱用燃料が第1の加熱部80に供給されるとき、電気ヒータ150への通電を開始する。
【選択図】図2
【解決手段】改質用燃料を改質触媒90で反応させて水素と一酸化炭素を含有した改質ガスを生成する改質部76と、改質部で生成される改質ガスを一酸化炭素除去触媒96で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池10に供給する一酸化炭素除去部78と、加熱用燃料(暖気用燃料)を燃焼させて改質触媒と一酸化炭素除去触媒を加熱する第1の加熱部80とを備えた燃料電池の改質器30において、一酸化炭素除去部78の内部に、一酸化炭素除去触媒を加熱する電気ヒータ150を配置すると共に、加熱用燃料が第1の加熱部80に供給されるとき、電気ヒータ150への通電を開始する。
【選択図】図2
Description
この発明は燃料電池の改質器に関し、より具体的には、触媒を反応可能な温度まで速やかに昇温させ、始動性を向上させるようにした燃料電池の改質器に関する。
従来より、改質用燃料を改質触媒で反応させて水素と一酸化炭素を含有した改質ガスを生成し、生成された改質ガスを一酸化炭素除去触媒で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池に供給する燃料電池の改質器が種々提案されている。上記した改質触媒や一酸化炭素除去触媒は、その温度が所定値まで上昇したときに反応が開始されるため、改質器の始動時においては各触媒を速やかに昇温させることが望ましい。
そこで、例えば特許文献1に記載される技術にあっては、改質触媒が充填される改質部や一酸化炭素除去触媒が充填される一酸化炭素除去部に、加熱用燃料を燃焼触媒で反応させて発熱する触媒バーナ装置(または燃焼バーナ)を配置し、各触媒を外側から加熱して昇温させるように構成している。
特開平11−292503号公報
しかしながら、一酸化炭素除去部は一般に複雑な構造であり、熱容量が比較的大きいため、一酸化炭素除去触媒の温度は上昇し難い。従って、特許文献1記載の技術のように、触媒バーナ装置などで外側から加熱するのみでは、一酸化炭素除去触媒の温度を所定値まで上昇させるのに時間を要してしまい、改質器の始動性の向上という点で改善の余地を残していた。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、一酸化炭素除去触媒を反応可能な温度まで速やかに昇温させ、始動性を向上させるようにした燃料電池の改質器を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、改質用燃料を改質触媒で反応させて水素と一酸化炭素を含有した改質ガスを生成する改質部と、前記改質部で生成される改質ガスを一酸化炭素除去触媒で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池に供給する一酸化炭素除去部と、加熱用燃料を燃焼させて前記改質触媒と前記一酸化炭素除去触媒の少なくともいずれかを加熱する加熱部とを備えた燃料電池の改質器において、前記一酸化炭素除去部の内部に、前記一酸化炭素除去触媒を加熱する電気ヒータを配置すると共に、前記加熱用燃料が前記加熱部に供給されるとき、前記電気ヒータへの通電を開始するように構成した。
請求項2にあっては、前記一酸化炭素除去部の内部に、前記電気ヒータを支持する支持部を配置するように構成した。
請求項3にあっては、前記支持部は複数枚の平板からなると共に、前記平板は熱伝導性を有する素材から製作されるように構成した。
請求項4にあっては、前記加熱部は、前記加熱用燃料を燃焼触媒で燃焼させる触媒燃焼器と、前記加熱用燃料を火花点火で燃焼させる燃焼バーナの少なくともいずれかを備えるように構成した。
請求項1に係る燃料電池の改質器にあっては、改質部で生成される改質ガスを一酸化炭素除去触媒で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池に供給する一酸化炭素除去部の内部に、一酸化炭素除去触媒を加熱する電気ヒータを配置すると共に、加熱用燃料が改質触媒や一酸化炭素除去触媒を加熱する加熱部に供給されるとき、換言すれば、始動時に、電気ヒータへの通電を開始するように構成したので、一酸化炭素除去部が複雑な構造であっても、一酸化炭素除去触媒を、加熱部からだけではなく、電気ヒータによってその内側からも加熱することができる。それにより、一酸化炭素除去触媒の温度を所定値、正確には、反応可能な温度まで速やかに昇温させて暖気することができ、よって改質器の始動性を向上させることができる。
請求項2に係る燃料電池の改質器にあっては、一酸化炭素除去部の内部に、電気ヒータを支持する支持部を配置するように構成したので、上記した効果に加え、一酸化炭素除去部の内部において電気ヒータを安定して配置させることができる。
請求項3に係る燃料電池の改質器にあっては、支持部は複数枚の平板からなるように構成したので、請求項2で述べた効果に加え、一酸化炭素除去部の内部において電気ヒータをより一層安定して配置させることができる。また、平板が熱伝導性を有する素材から製作されるように構成、即ち、電気ヒータで発生する熱が平板全体に伝達し易くなるように構成したので、平板に接する一酸化炭素除去触媒を全体的に効率良く昇温させることができる。それにより、一酸化炭素除去触媒の温度を所定値(反応可能な温度)までより速やかに昇温させて暖気することができ、改質器の始動性を一層向上させることができる。
請求項4に係る燃料電池の改質器にあっては、加熱部は、加熱用燃料を燃焼触媒で燃焼させる触媒燃焼器と、加熱用燃料を火花点火で燃焼させる燃焼バーナの少なくともいずれかを備えるように構成したので、上記した効果に加え、改質触媒や一酸化炭素除去触媒の温度を所定値までより一層速やかに昇温させて暖気することができ、よって改質器の始動性をより一層向上させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る燃料電池の改質器の最良の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る燃料電池の改質器を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は燃料電池(スタック)を示す。燃料電池10は、電解質膜(固体高分子膜)と、それを挟持するカソード極(空気極)とアノード極(燃料極)と、各電極の外側に配置されるセパレータ(いずれも図示せず)とから構成される単電池(セル)を複数個積層して形成された、公知の固体高分子型燃料電池からなる。
燃料電池10には、カソード極にカソードガス(反応空気)を供給するカソードガス供給系12と、燃料電池10から排出されるカソードオフガスを外部に排気する排気系14と、アノード極にアノードガス(改質ガス)を供給するアノードガス供給系16と、燃料電池10から排出されるアノードオフガスなどを燃料電池10や後述する改質器に供給する(還流させる)アノードオフガス供給系18と、燃料電池10で発生する電力を制御する電力制御系20が接続される。
カソードガス供給系12は、燃料電池10のカソードガス供給口(図示せず)に接続されてカソードガスを供給するカソードガス供給路22を備える。カソードガス供給路22には、大気(空気)の粉塵を除去するエアクリーナ24と、エアクリーナ24の下流側において空気を吸引してカソードガスとして燃料電池10に圧送するカソードガスポンプ26が設置される。尚、この明細書において「上流」「下流」とは、そこを流れる気体あるいは液体(流体)などの流れ方向における上流、下流を意味する。
排気系14は、一端が燃料電池10のカソードオフガス排出口(図示せず)に接続される一方、他端が大気に開放されるカソードオフガス排出路28からなる。カソードオフガス排出路28には、図示しないマフラーなどが接続される。
アノードガス供給系16は、燃料(例えば、メタンを主成分とする都市ガス)を改質してアノードガスを生成する改質器30と、改質器30と燃料電池10(具体的には、燃料電池10のアノードガス供給口(図示せず))を接続して生成されたアノードガスを燃料電池10に供給するアノードガス供給路32を有する。この改質器30の構成については、後に詳説する。
改質器30には、燃料の供給源(図示せず)の都市ガスを暖気用燃料(加熱用燃料。後述)として供給する暖気用燃料供給路34aと、暖気用燃料供給路34aの途中から分岐されて都市ガスを改質用の燃料(以下「改質用燃料」という)として供給する改質用燃料供給路34bと、図示しない水源の水を改質用の水(以下「改質用水」という)として供給する改質用水供給路36が接続される。
暖気用燃料供給路34a(正確には、暖気用燃料供給路34aであって改質用燃料供給路34bとの分岐点34cよりも上流側)には、燃料の付臭剤、例えば有機硫黄化合物などを除去する脱硫器40が配置されると共に、分岐点34cよりも下流側には、暖気用燃料供給路34aを開閉する第1の開閉弁42aが介挿される。
一方、改質用燃料供給路34bには、改質用燃料供給路34bを開閉する第2の開閉弁42bが介挿される。第1、第2の開閉弁42a,42bはいずれも電磁弁からなり、燃料電池10の非運転時に燃料などが外部に流出するのを防止するため、燃料電池10の運転終了時に全て閉弁されているものとする。改質用水供給路36には、改質用水を改質器30に圧送する送水ポンプ44が配置される。
改質器30にはさらに、暖気用燃料を燃焼させるための空気(以下「暖気用空気」という)を供給する暖気用空気供給路46と、燃焼によって発生する燃焼排ガスを外部に排出(排気)させる燃焼排ガス排出路48が接続される。暖気用空気供給路46には、空気の粉塵を除去するエアクリーナ50と、エアクリーナ50の下流側において空気を吸引して暖気用空気として改質器30に圧送する暖気用空気ポンプ52が設けられる。
アノードオフガス供給系18は、燃料電池10のアノードオフガス排出口(図示せず)とアノードガス供給路32を接続してアノードオフガスをアノードガス供給路32に供給する(還流させる)第1のアノードオフガス供給路54と、第1のアノードオフガス供給路54の途中に接続され、第1のアノードオフガス供給路54のアノードオフガスを改質器30に供給する第2のアノードオフガス供給路56と、アノードガス供給路32の途中に接続され、アノードガス供給路32のアノードガスなどを改質器30に還流させるアノードガス還流路60を備える。
電力制御系20は、マイクロ・コンピュータなどからなる電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)62と、燃料電池10で発生する電力(直流電流)を所定の周波数の交流電流に変換して電気負荷(交流電源機器)64に出力するインバータ66などからなり、燃料電池10で発生した電力を出力する出力端子70に接続される。
ECU62には、燃料電池10が電力を発生させる前にECU62や電気ヒータ(後述)などの動作電源として機能する蓄電装置(例えばバッテリなど)72が接続される。ECU62は、後に説明する各種センサなどの信号が信号線74などを介して入力されると共に、入力されたセンサの信号に基づき、カソードガスポンプ26や第1、第2の開閉弁42a,42bなどの補機類の動作を制御するが、それについては後述する。
尚、燃料電池10には、上記したカソードガス供給系12などの構成要素の他に、燃料電池10を冷却する冷却系やカソードガスを加湿する加湿器なども接続されるが、それらは本願の要旨と直接の関係を有しないので、いずれも図示および説明を省略する。
次いでこの発明の特徴部である改質器30について詳説する。
図2は、改質器30の断面を模式的に示す模式断面図である。
図2に示すように、改質器30は、改質用燃料と改質用水を改質触媒で反応させて水素と一酸化炭素を含有したアノードガス(改質ガス)を生成する改質部76と、改質部76で生成されるアノードガスを一酸化炭素除去触媒で反応させて一酸化炭素が除去されたアノードガスを生成して燃料電池10に供給する一酸化炭素除去部78と、暖気用燃料(加熱用燃料)を燃焼させて改質触媒と一酸化炭素除去触媒を加熱する第1の加熱部80と、一酸化炭素除去部78の一酸化炭素除去触媒を加熱する第2の加熱部82を備える。これら改質部76、一酸化炭素除去部78および第1、第2の加熱部80,82は、外観視において略円筒状を呈するケース部84に収容される。
以下、改質器30を構成する各要素について説明すると、改質部76は、前記した改質用燃料供給路34bに接続されて改質用燃料が供給される改質用燃料管86と、改質用水供給路36に接続されて改質用水が供給される改質用水管88と、複数種の触媒からなると共に、ポーラス状を呈する(多孔性の)改質触媒90と、改質触媒90が充填される改質反応器92と、改質反応器92に接続され、生成された水素と一酸化炭素を含有したアノードガスを流通させる第1のアノードガス管94aを備える。
一酸化炭素除去部78は、一酸化炭素を反応によって除去する一酸化炭素除去触媒(以下、単に「CO除去触媒」ともいう)96と、第1のアノードガス管94aに接続されると共に、CO除去触媒96が充填される除去器98と、除去器98に接続され、生成された一酸化炭素が除去されたアノードガスを流通させる第2のアノードガス管94bを有する。
改質触媒90とCO除去触媒96の付近には、4個の温度センサが取り付けられる。具体的には、図2に示すように、改質触媒90の上流側(換言すれば、改質反応器92の上部付近)には第1の改質触媒温度センサ100aが配置されると共に、下流側(改質反応器92の下部付近)には第2の改質触媒温度センサ100bが配置される。また、CO除去触媒96の上流側(別言すれば、除去器98の下部付近)には第1のCO除去触媒温度センサ102aが設置され、その下流側、正確には除去器98の略中央部付近には第2のCO除去触媒温度センサ102bが設置される。
第1、第2の改質触媒温度センサ100a,100bと第1、第2のCO除去触媒温度センサ102a,102bは、配置された部位の温度に応じた信号をECU62へ出力する。尚、この明細書において、上部、下部、あるいは上端や下端などの上下関係を示す記載は、全て重力方向における上下関係を表すものとする。
第1の加熱部80は、図1に示す暖気用燃料供給路34aに接続されて暖気用燃料が供給される暖気用燃料管104と、暖気用空気供給路46に接続されて暖気用空気が供給される暖気用空気管106と、暖気用燃料管104と暖気用空気管106の接続部に配置され、暖気用空気に暖気用燃料を混合させて排出するエゼクタ110と、混合された暖気用空気と暖気用燃料が供給され、それを部分酸化させる部分酸化触媒112と、部分酸化触媒112が充填される部分酸化反応器114を有する。部分酸化触媒112は、例えば白金パラジウムアルミナ(Pt−Pd/Al2O3)を使用する。
部分酸化反応器114は、拡散リング(分配プレート)116を介して改質反応器92の上流側に接続される。拡散リング116は円管116aからなり、円管116aには複数個の孔116bが穿設される。即ち、部分酸化反応器114と改質反応器92は、拡散リング116の孔116bを介して連通される。
第1の加熱部80はさらに、ケース部84の上端84aの近傍に配置されると共に、暖気用燃料などを後述する燃焼触媒で燃焼させる触媒燃焼器120と、触媒燃焼器120の上方に配置されると共に、暖気用燃料などを火花点火で燃焼させる燃焼バーナ122と、触媒燃焼器120に接続される燃焼室124と、燃焼室124に接続され、燃焼室124での燃焼によって発生する燃焼排ガスなどを排出する燃焼排ガス管126を備える。
触媒燃焼器120は、燃焼バーナ122の下流側において暖気用燃料や燃焼バーナ122で燃焼させられた混合ガス(後述)などを反応によって燃焼させる燃焼触媒130を備える。燃焼触媒130は、燃焼室124の上部124a付近に配置され、例えば白金(Pt)系のものを使用する。さらに、触媒燃焼器120であって、燃焼バーナ122と燃焼触媒130の間には、排ガス処理触媒132が配置される。排ガス処理触媒132は、燃焼バーナ122での燃焼によって発生した燃焼排ガスに含まれる有害物質などを反応によって処理する。
燃焼バーナ122には、図1に示す第2のアノードオフガス供給路56とアノードガス還流路60が接続され、アノードオフガスやアノードガスなどが流入させられる流入口134が形成される。
燃焼室124は、図2に示すように、触媒燃焼器120の下方に位置させられる。燃焼室124は、その上部124aがケース部84の上端84aから突出する一方、下部124bがケース部84の下端84b付近となるように配置され、下部124bは燃焼排ガス管126と連通される。燃焼排ガス管126は、燃焼室124の外壁124cに沿うようにして上方に延設された後、ケース部84の上端84a付近で屈曲し、下流側が燃焼排ガス排出路48に接続される。
ここで、前述した改質部76の改質用水管88などについてさらに説明する。改質用水管88は、燃焼室124と燃焼排ガス管126などを取り囲むようにして配置されたリング状の除去器98の外周98aを、複数回周回するようにして配置され、その後燃焼排ガス管126の内部126aに配置される。燃焼排ガス管126の内部126aに配置された改質用水管88は、燃焼室124の外壁124cに接触させられつつ、その周りを複数回周回するようにして配置される。
改質用水管88には、接続部140を介して改質用燃料管86が接続される。以下、改質用水の流れにおいて接続部140より下流側の改質用水管88を「改質用燃料・水管」と呼び、符号142で示す。改質用燃料・水管142はさらに、燃焼室124の外壁124cを複数回周回するように配置された後、改質反応器92に接続される。
改質反応器92の外壁92aは、燃焼排ガス管126に接触させられつつ下方に向けて延設され、下端92bにおいて第1のアノードガス管94aと連通される。第1のアノードガス管94aは、改質反応器92の外壁92aに沿うようにして上方に延設され、除去器98に接続される。除去器98の下流側(上端部)に接続される第2のアノードガス管94bはケース部84の上端84a付近に位置させられ、その下流側はアノードガス供給路32に接続される。尚、ケース部84の内部において、上記した燃焼室124や改質反応器92などの構成要素以外の空間には、断熱材144が配置(充填)される。
次いで第2の加熱部82について、図3などを参照して説明する。
図3は、図2に示す第2の加熱部82の近傍を斜め上方から見た拡大部分透視図である。尚、図3において、第2の加熱部82の説明に必要なもの以外は図示の簡略化のため省略、あるいは模式的に示した。
図2および図3に示すように、第2の加熱部82は、一酸化炭素除去部78の内部(具体的には、除去器98の内部)に配置されてCO除去触媒96を加熱する電気ヒータ150と、一酸化炭素除去部78の内部に配置されて電気ヒータ150を支持する支持部152を備える。
電気ヒータ150は、ニクロム線などの発熱線と、それを被覆する絶縁材および保護管などからなり、電流が発熱線に通電されたときに発熱する。電気ヒータ150は、CO除去触媒96(図3で一部省略)近傍に位置させられ、リング状の除去器98の内部を複数回周回させられる。
図4は、図2,3に示す支持部152を拡大して表す拡大斜視図である。
図3および図4に示す如く、支持部152は複数枚(具体的には4枚)の平板152aからなり、平板152aは側面視において大略長方形を呈する。また、各平板152aは、図3に示すように、その長手方向が重力方向(換言すれば、除去器98の長手方向)と略平行になるように配置されると共に、燃焼室124を中心として上面視において放射状になるように位置させられる。
平板152aの長手方向の側面には、図4に良く示すように、電気ヒータ150が取り付けられるべき切り欠き部152bが複数箇所(例えば、5箇所)形成される。従って、電気ヒータ150は、平板152aの切り欠き部152bに接触させられつつ取り付けられると共に、除去器98の内部において安定して配置される。また、各平板152aはステンレス材などの熱伝導性を有する素材から製作される。
次いで上記の如く構成された改質器30を前提に、燃料電池10の始動時にECU62で実行される、改質器30の暖気および改質の動作の制御などについて、図5を参照して説明する。
図5は、ECU62の動作を示すフロー・チャートである。
先ずS10において、燃料電池10の始動指示がなされたか否か、具体的には、オペレータによって始動スイッチ(図示せず)がオンされたか否か判断する。S10で否定されるときは以降の処理をスキップする一方、肯定されるときはS12に進み、第1の開閉弁42aを励磁して開弁し、S14に進んで電気ヒータ150をオン、即ち、電気ヒータ150への通電を開始する。
S12,S14の処理について説明すると、第1の開閉弁42aが開弁されると、燃料の供給源の都市ガスは暖気用燃料供給路34a、脱硫器40を介して改質器30の暖気用燃料管104に暖気用燃料として供給される。暖気用燃料管104に供給された暖気用燃料は、図2に矢印で示すように、エゼクタ110、部分酸化反応器114、拡散リング116、改質反応器92、第1のアノードガス管94a、除去器98および第2のアノードガス管94bを介してアノードガス供給路32に流入させられる。
暖気用燃料はその後、アノードガス還流路60を介して触媒燃焼器120の燃焼バーナ122の流入口134に供給される。暖気用燃料は燃焼バーナ122において図示しない点火電極によって点火(着火)して(火花点火で)燃焼させられ、比較的高温の燃焼排ガスが発生する。燃焼排ガスは排ガス処理触媒132に供給され、燃焼排ガスに含まれる有害物質が反応によって処理された後、燃焼触媒130を通過して燃焼触媒130を昇温させつつ、燃焼室124の内部を通過して燃焼排ガス管126に流入させられる。
燃焼排ガスは、燃焼排ガス管126の内部126aや壁面も昇温させつつ図2において上方へ流動する。このとき、改質反応器92や除去器98は、その外壁92aや内周98bが燃焼排ガス管126に接触するようにして配置されるため、燃焼排ガス管126の熱が伝達されて加熱され、よって改質反応器92の内部に充填された改質触媒90や除去器98のCO除去触媒96も加熱されて昇温させられる。燃焼排ガス管126の燃焼排ガスはその後、燃焼排ガス排出路48を介して大気中に排出される。
また、電気ヒータ150への通電が開始されると、電気ヒータ150は発熱する。電気ヒータ150で発生する熱は、電気ヒータ150と接触する切り欠き部152bを介して平板152aに伝達され、よって平板152aは全体的に昇温させられる。従って、CO除去触媒96は、電気ヒータ150や昇温させられた平板152aによって全体的に効率良く昇温させられる。このように、暖気用燃料が第1の加熱部80に供給されるとき、電気ヒータ150への通電を開始するようにした。
図5の説明に戻ると、次いでS16に進み、第1および第2のCO除去触媒温度センサ102a,102bの出力を読み込み、CO除去触媒96の上流側、下流側の温度を検出する。次いでS18に進み、検出されたCO除去触媒96の温度が共に所定値(例えば、約200[℃])を超えたか否か判断、別言すれば、CO除去触媒96において一酸化炭素除去反応が開始可能な温度になったか否か判断する。S18で否定されるときは、S16,S18の処理を再度実行してCO除去触媒96が昇温させられるのを待つ一方、肯定されるときはS20に進み、電気ヒータ150をオフ、即ち、電気ヒータ150への通電を停止する。
次いでS22に進み、第1および第2の改質触媒温度センサ100a,100bの出力を読み込み、改質触媒90の上流側、下流側を検出する。次いでS24に進み、検出された改質触媒90の温度が共に所定値(例えば、約400[℃])を超えたか否か判断する。S24で否定されるときは、S22,S24の処理を再度実行して改質触媒90が昇温させられるのを待つ一方、肯定されるときはS26に進み、暖気用空気ポンプ52を駆動させる。
これにより、空気は暖気用空気ポンプ52によって吸引され、暖気用空気供給路46、エアクリーナ50を介して暖気用空気管106に暖気用空気として供給される。暖気用空気は、図2に示すエゼクタ110において暖気用燃料管104を流れる暖気用燃料と混合される。混合された暖気用燃料と暖気用空気は、部分酸化反応器114に供給され、部分酸化触媒112で部分酸化反応が生じ、混合ガスが生成される。この反応は、具体的には下記の通りである。
CH4+1/2O2→CO+2H2
CH4+1/2O2→CO+2H2
上記した部分酸化反応は発熱反応であるため、発生した混合ガスは比較的高温となる。高温の混合ガスは、拡散リング116の孔116bを通過することで拡散させられつつ改質触媒90に直接供給される。混合ガスは、ポーラス状を呈した改質触媒90の中を通過して改質触媒90をさらに昇温させた後、第1のアノードガス管94aを介して除去器98に流入させられ、CO除去触媒96も昇温させる。尚、この混合ガスは一酸化炭素と水素と暖気用空気に含まれる窒素とからなる還元性ガスであるため、改質触媒90およびCO除去触媒96を酸化させることがない。
混合ガスはその後、第2のアノードガス管94bからアノードガス供給路32に流入させられた後、アノードガス還流路60を介して触媒燃焼器120の燃焼バーナ122の流入口134に供給される。混合ガスは燃焼バーナ122で燃焼させられた後、排ガス処理触媒132において有害物質が反応によって処理される。
有害物質が処理された混合ガスは、燃焼触媒130に向けて流通させられる。燃焼触媒130は、前述した燃焼排ガスによって燃焼反応が開始可能な温度まで昇温させられているため、混合ガスは燃焼触媒130で接触酸化して燃焼させられる。その後、混合ガスは燃焼室124、燃焼排ガス管126を昇温させつつ燃焼排ガス排出路48に流れ、大気中に排出される。
図5の説明に戻ると、次いでS28に進み、第1および第2の改質触媒温度センサ100a,100bの出力を再度読み込み、改質触媒90の上流側、下流側の温度を検出する。S30に進み、検出された改質触媒90の温度が共に所定値(例えば、約700[℃])を超えたか否か、別言すれば、改質触媒90において改質反応が開始可能な温度になったか否か判断する。
S30で否定されるときは、S28とS30の処理を再度実行して改質触媒90の温度が改質反応可能な温度に達するまで待機する。S30で肯定、即ち、改質器30が改質反応可能な状態にあると判断されるときはS32に進み、第1の開閉弁42aを非励磁にして閉弁する一方、第2の開閉弁42bを励磁して開弁する。これにより、燃料は、暖気用燃料管104に供給されなくなると共に、改質用燃料供給路34bを介して改質器30の改質用燃料管86に改質用燃料として供給される。次いでS34に進み、暖気用空気ポンプ52の駆動を停止させ、暖気用空気の暖気用空気管106への供給も停止する。
次いでS36に進み、送水ポンプ44を駆動させる。送水ポンプ44が駆動されると、改質器30において改質動作が開始される。具体的には、送水ポンプ44で吸引された水供給源の改質用水が、改質用水供給路36を介して改質用水管88に流入させられる。改質用水管88は、比較的高温となっている除去器98の外周98aを周回するように配置されると共に、燃焼排ガスや混合ガスによって昇温された燃焼排ガス管126の内部126aに配置されているため、それらによって加熱される。これにより、改質用水管88の改質用水は蒸発して水蒸気となり、その水蒸気は、接続部140において改質用燃料供給路34bを介して改質用燃料管86に供給された改質用燃料と合流して混合される。
混合された改質用燃料と水蒸気は、改質用燃料・水管142を通過した後、改質反応器92に流入される。改質反応器92の改質触媒90は、前述したように改質可能な温度まで昇温させられているため、水蒸気改質反応が起こる、即ち、混合された改質用燃料と水蒸気から水素と一酸化炭素を含有するアノードガスが生成される。
改質反応器92のアノードガスは、第1のアノードガス管94を介して除去器98に供給される。除去器98にあっては、改質反応器92で生成されたアノードガスをCO除去触媒96で反応させて一酸化炭素が除去されたアノードガスが生成され、そのアノードガスは第2のアノードガス管94b、アノードガス供給路32を介して燃料電池10のアノード極に供給される。
次いでS38に進み、カソードガスポンプ26を駆動させる。これにより、空気はカソードガスポンプ26によって吸引されてカソードガス供給路22、エアクリーナ24を介して燃料電池10のカソード極に供給される。
燃料電池10においては、アノード極に供給されたアノードガスをカソード極に供給されたカソードガスと電気化学反応させて発電動作が行われる。電気化学反応によって燃料電池10で発生した電力は、出力端子70から取り出され、その一部がECU62や送水ポンプ44などの補機類の電源として使用されると共に、残部がインバータ66を介して電気負荷64に供給される。
燃料電池10から排出されるカソードオフガスは、カソードオフガス排出路28を介して大気中に排気される。また、燃料電池10から排出されるアノードオフガス(未反応ガス)は、第1のアノードオフガス供給路54を介してアノードガス供給路32に還流され、再び燃料電池10に供給される。尚、アノードオフガスの内、燃料電池10に供給されなかったアノードオフガスは、第2のアノードオフガス供給路56を介して改質器30の燃焼バーナ122に改質触媒90やCO除去触媒96を加熱する燃料として供給される。
上記した如く、この発明の実施例にあっては、改質用燃料を改質触媒90で反応させて水素と一酸化炭素を含有した改質ガス(アノードガス)を生成する改質部76と、前記改質部で生成される改質ガスを一酸化炭素除去触媒96で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池10に供給する一酸化炭素除去部78と、加熱用燃料(暖気用燃料)を燃焼させて前記改質触媒と前記一酸化炭素除去触媒の少なくともいずれかを加熱する加熱部(第1の加熱部80)とを備えた燃料電池の改質器30において、前記一酸化炭素除去部の内部に、前記一酸化炭素除去触媒を加熱する電気ヒータ150を配置すると共に、前記加熱用燃料が前記加熱部に供給されるとき、前記電気ヒータへの通電を開始する(ECU62。S12,S14)ように構成した。
これにより、一酸化炭素除去部78が複雑な構造であっても、一酸化炭素除去触媒96を、第1の加熱部80からだけではなく、電気ヒータ150によってその内側からも加熱することができる。従って、一酸化炭素除去触媒96の温度を所定値、正確には、反応可能な温度まで速やかに昇温させて暖気することができ、よって改質器30の始動性を向上させることができる。
また、前記一酸化炭素除去部78の内部に、前記電気ヒータ150を支持する支持部152を配置するように構成した。これにより、一酸化炭素除去部78の内部において電気ヒータ150を安定して配置させることができる。
また、前記支持部152は複数枚の平板152aからなると共に、前記平板152aは熱伝導性を有する素材から製作されるように構成した。これにより、一酸化炭素除去部78の内部において電気ヒータ150をより一層安定して配置させることができる。また、平板152aが熱伝導性を有する素材から製作されることで、電気ヒータ150で発生する熱が平板152a全体に伝達し易くなるようにでき、平板152aに接する一酸化炭素除去触媒96を全体的に効率良く昇温させることができる。従って、一酸化炭素除去触媒96の温度を所定値(反応可能な温度)までより速やかに昇温させて暖気することができ、改質器30の始動性を一層向上させることができる。
また、前記加熱部(第1の加熱部80)は、前記加熱用燃料を燃焼触媒130で燃焼させる触媒燃焼器120と、前記加熱用燃料を火花点火で燃焼させる燃焼バーナ122の少なくともいずれかを備えるように構成した。これにより、改質触媒90や一酸化炭素除去触媒96の温度を所定値までより一層速やかに昇温させて暖気することができ、よって改質器30の始動性をより一層向上させることができる。
尚、上記において、部分酸化触媒112や燃焼触媒130などの材質、改質触媒90や一酸化炭素除去触媒96の反応可能な温度などを具体的に示したが、それら材質や数値は例示であって限定されるものではない。
また、燃料電池10を固体高分子型としたが、それに限られるものではなく、他の形式であってもよい。
また、改質用燃料や加熱用燃料として都市ガスを使用するよう構成したが、それに限られるものではなく、LPガスなどであっても良い。
10 燃料電池、30 改質器、62 電子制御ユニット(ECU)、76 改質部、78 一酸化炭素除去部、80 第1の加熱部(加熱部)、90 改質触媒、96 一酸化炭素除去触媒、120 触媒燃焼器、122 燃焼バーナ、130 燃焼触媒、150 電気ヒータ、152 支持部、152a 平板
Claims (4)
- 改質用燃料を改質触媒で反応させて水素と一酸化炭素を含有した改質ガスを生成する改質部と、前記改質部で生成される改質ガスを一酸化炭素除去触媒で反応させて一酸化炭素が除去された改質ガスを生成して燃料電池に供給する一酸化炭素除去部と、加熱用燃料を燃焼させて前記改質触媒と前記一酸化炭素除去触媒の少なくともいずれかを加熱する加熱部とを備えた燃料電池の改質器において、前記一酸化炭素除去部の内部に、前記一酸化炭素除去触媒を加熱する電気ヒータを配置すると共に、前記加熱用燃料が前記加熱部に供給されるとき、前記電気ヒータへの通電を開始することを特徴とする燃料電池の改質器。
- 前記一酸化炭素除去部の内部に、前記電気ヒータを支持する支持部を配置することを特徴とする請求項1記載の燃料電池の改質器。
- 前記支持部は複数枚の平板からなると共に、前記平板は熱伝導性を有する素材から製作されることを特徴とする請求項2記載の燃料電池の改質器。
- 前記加熱部は、前記加熱用燃料を燃焼触媒で燃焼させる触媒燃焼器と、前記加熱用燃料を火花点火で燃焼させる燃焼バーナの少なくともいずれかを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池の改質器。
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