JP2002196242A - リソグラフィ装置、デバイス製造方法、およびそれにより製造されたデバイス - Google Patents

リソグラフィ装置、デバイス製造方法、およびそれにより製造されたデバイス

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JP2002196242A
JP2002196242A JP2001339576A JP2001339576A JP2002196242A JP 2002196242 A JP2002196242 A JP 2002196242A JP 2001339576 A JP2001339576 A JP 2001339576A JP 2001339576 A JP2001339576 A JP 2001339576A JP 2002196242 A JP2002196242 A JP 2002196242A
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radiation
projection
projection system
mirrors
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Matthieu Frederic Bal
フレデリック バル マシュー
Florian Bociort
ボシオルト フロリアン
Josephus Johannes Maria Braat
ヨハンネス マリア ブラート ヨセフス
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ASML Netherlands BV
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B17/00Systems with reflecting surfaces, with or without refracting elements
    • G02B17/02Catoptric systems, e.g. image erecting and reversing system
    • G02B17/06Catoptric systems, e.g. image erecting and reversing system using mirrors only, i.e. having only one curved mirror
    • G02B17/0647Catoptric systems, e.g. image erecting and reversing system using mirrors only, i.e. having only one curved mirror using more than three curved mirrors
    • G02B17/0657Catoptric systems, e.g. image erecting and reversing system using mirrors only, i.e. having only one curved mirror using more than three curved mirrors off-axis or unobscured systems in which all of the mirrors share a common axis of rotational symmetry
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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70233Optical aspects of catoptric systems, i.e. comprising only reflective elements, e.g. extreme ultraviolet [EUV] projection systems

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 改良されたEUV放射用投影システムおよび
その設計方法を提供すること。 【解決手段】 ミラーのシステムを数字Cで分類する、
nミラー・システムの分類法が次のように定義される。 ここで、ミラーiでの主光線の入射角が負である場合、
i=1であり、ミラーiでの主光線の入射角が正であ
る場合、ai=0であり、Mは投影システムの拡大率で
あり、さらに、添字iはシステムのミラーに、順次に、
番号を付ける。3種類の4ミラー・システム、14種類
の6ミラー・システム、および154種類の8ミラー・
システムが、EUVリソグラフィ投影システムで有用で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射の投影ビーム
を供給するための放射システムと、設計されたパターン
に従って、投影ビームをパターニングする働きをするパ
ターニング手段を支持するための支持構造と、基板を保
持するための基板テーブルと、上記基板の目標部分にパ
ターニングされたビームを投影するための投影システム
とを備えるリソグラフィ投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで使用される「パターニング」とい
う用語は、基板の目標部分に作成すべきパターンに対応
するパターンの断面を、入射放射ビームに与えるために
使用することができる手段のことを言うものと広く解釈
すべきである。また、用語「光弁」は、この状況で使用
することができる。一般に、前記パターンは、集積回路
または他のデバイスのような目標部分に作られるデバイ
ス内の特定の機能層に対応する(下を参照されたい)。
そのようなパターニング手段の例は、次のものを含む。
すなわち、マスク。マスクの概念は、リソグラフィでは
よく知られており、様々な混成マスクの種類はもちろん
のこと、2進位相シフト、交番位相シフト、および減衰
位相シフトのようなマスクの種類が含まれる。そのよう
なマスクを放射ビーム内に配置することで、マスクのパ
ターンに応じて、マスクに当る放射の選択的な透過(透
過マスクの場合)または反射(反射マスクの場合)が起
こる。マスクの場合、支持構造は一般にマスク・テーブ
ルであり、このマスク・テーブルによって、マスクは、
確実に入射放射ビーム内の所望の位置に保持することが
できるようになり、さらに、望むならば、マスクをビー
ムに対して移動させることができるようになる。プログ
ラム可能ミラー・アレイ。そのようなデバイスの例は、
粘弾性制御層および反射表面を有するマトリック・アド
レス指定可能表面である。そのような装置の基本原理
は、(例えば)反射表面のアドレス指定された領域は入
射光を回折光として反射するが、アドレス指定されない
領域は入射光を非回折光として反射する。適当なフィル
タを使用して、前記非回折光を、反射ビームからフィル
タ除去して、後に回折光だけを残すことができる。この
ようにして、マトリックス・アドレス指定可能表面のア
ドレス指定パターンに従って、ビームはパターニングさ
れる。必要なマトリックス・アドレス指定は、適当な電
子的な手段を使用して行うことができる。そのようなミ
ラー・アレイについて、例えば、米国特許第5,29
6,891号および米国特許第5,523,193号か
らより多くの情報を収集することができる。これらの特
許は参照して本明細書に組み込む。プログラム可能ミラ
ー・アレイの場合、前記支持構造は、例えば、フレーム
またはテーブルとして具体化することができ、必要に応
じて、固定するか、可動にすることができる。プログラ
ム可能LCDアレイ。そのような構造の例は、米国特許
第5,229,872号で与えられる。この特許は、参
照して本明細書に組み込む。上記のように、この場合の
支持構造は、例えば、フレームまたはテーブルとして具
体化することができ、必要に応じて、固定するか、可動
にすることができる。
【0003】簡単にするために、この本文の残りは、あ
る場所で、特に、マスクおよびマスク・テーブルを含む
例に向けられる。しかし、そのような例で述べる一般的
な原理は、上で述べたようなパターニング手段のより広
い状況の中で理解すべきである。
【0004】リソグラフィ投影装置は、例えば、集積回
路(IC)の製造で使用することができる。そのような
場合、パターニング手段は、ICの個々の層に対応する
回路パターンを生成することができる。このパターンの
像が、放射敏感材料(レジスト)の層で覆われた基板
(シリコン・ウェーハ)上の目標部分(例えば、1つま
たは複数のダイで構成される)に形成される。一般に、
単一ウェーハは全体として網の目のような隣接する目標
部分を含み、この隣接する目標部分が、投影システムに
より、一度に1つずつ、連続的に放射を照射される。マ
スク・テーブルのマスクによってパターンを形成する現
在の装置は、2つの異なる種類の機械に区別することが
できる。一方の種類のリソグラフィ投影装置では、全マ
スクパターンを一括して目標部分に露出することで、各
目標部分が放射を照射される。そのような装置は、通常
ウェーハ・ステッパと呼ばれる。走査ステップ式装置と
通常呼ばれる他方の装置では、投影ビームの当るマスク
・パターンを、特定の基準方向(「走査」方向)に漸進
的に走査し、同時に、同期して、この方向に対して平行
または逆平行に、基板テーブルを走査することで、各目
標部分が放射を照射される。一般に、投影システムは、
拡大率M(一般に、M<1)を持つので、基板テーブル
が走査される速度Vは、マスク・テーブルが走査される
速度の因数M倍となる。ここで説明したようなリソグラ
フィ装置に関して、例えば、米国特許第6,046,7
92号から、もっと多くの情報を収集することができ
る。この特許は、参照して本明細書に組み込む。
【0005】リソグラフィ投影装置を使用する製造プロ
セスでは、放射敏感材料(レジスト)の層で少なくとも
部分的に覆われた基板に、パターン(例えば、マスク内
の)の像が作られる。この造影ステップの前に、基板
は、下塗り、レジスト被覆、およびソフト・ベークのよ
うな様々な手順を経る可能性がある。露出後に、基板
は、露出後ベーク(PEB)、現像、ハード・ベーク、
および形成された像の特徴の測定/検査のような他の手
順に供される可能性がある。この手順の配列は、デバイ
ス例えばICの個々の層をパターニングする基礎として
使用される。次に、そのようなパターニング層は、エッ
チング、イオン打込み(ドーピング)、メタライゼーシ
ョン、酸化、化学機械研磨などのような、全て個々の層
を仕上げるために意図された、様々なプロセスを経る可
能性がある。いくつかの層が必要な場合には、この全手
順、またはその変形を、新しい層ごとに繰り返さなけれ
ばならない。最終的に、デバイスの配列が基板(ウェー
ハ)上に存在するようになる。次に、ダイシングまたは
鋸引きのような方法で、これらのデバイスを互いに分離
し、それから、個々のデバイスは、ピンなどに接続され
たキャリアに取り付けることができる。そのようなプロ
セスに関するより多くの情報は、例えば、「Micro
chip Fabrication: A Pract
ical Guide to Semiconduct
or Processing」, Third Edi
tion, by Peter van Zant,
McGraw Hill Publishing C
o., 1997, ISBN0−07−067250
−4の本から得ることができる。この本を参照して本明
細書に組み込む。
【0006】簡単にするために、投影システムを以下で
「レンズ」と呼ぶことがある。しかし、この用語は、例
えば、屈折光学装置、反射光学装置、およびカタディオ
プトリック・システムなどの様々な種類の投影システム
を包含するものとして広く解釈すべきである。また、放
射システムは、これらの設計方式のいずれかに従って動
作して放射の投影ビームを方向付け、整形し、または制
御する部品を含むことができる。さらに、そのような部
品もまた、下で一括してまたは単独で、「レンズ」と呼
ぶことがある。さらに、リソグラフィ装置は、2以上の
基板テーブル(および/または2以上のマスク・テーブ
ル)を有する種類のものであることがある。そのような
「マルチ・ステージ」装置では、追加のテーブルは、並
列に使用されることがあり、または、他の1つまたは複
数のテーブルを露出に使用しながら、1つまたは複数の
テーブルで準備ステップが行われることがある。双子ス
テージ・リソグラフィ装置は、例えば、米国特許第5,
969,441号および国際公開WO98/40791
に記載されいる。これらを参照して、本明細書に組み込
む。
【0007】EUV放射で使用できる屈折レンズを製造
するのに適した材料は知られていない。したがって、投
影ビームにEUV放射を使用するリソグラフィ装置の投
影しシステムは、一般に多層被覆ミラーを用いる反射光
学装置によらなければならない。EUV放射用の投影シ
ステムは、例えば、「Design approach
and comparison of projec
tion cameras for EUV lith
ograpy」, Lerner et al. Op
t. Eng. 39(3) 792〜802, Ma
rch 2000;国際公開WO99/57596(B
raat);WO99/57606(Braat);米
国特許第5,686,728号(Shafer);およ
び米国特許第5,815,310号(Williams
on)で提案された。これらのシステムには、全くテレ
セントリックでないまたは作業空間が非常に小さいなど
の様々な欠点があり、代わりのシステムが必要である。
下で説明する分類法では、Braatの6ミラー・シス
テムはクラス41(+)に入り、Williamson
の6ミラー設計はクラス45(−)に入る。Lerne
ret等によって説明された4ミラー・システムはクラ
ス9(+)と10(−)に入る。Shaferによって
説明された6ミラー・システムおよび8ミラー・システ
ムはクラス41(+)と165(+)に入る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、代わ
りの改良されたEUV放射用投影システムおよびそのよ
うなシステムの設計方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、放射の投影ビームを供給するための放射システム
と、所望のパターンに従って投影ビームをパターニング
する働きをするパターニング手段を支持するための支持
構造と、基板を保持するための基板テーブルと、基板の
目標部分にパターニングされたビームを投影するための
投影システムとを備えるリソグラフィ投影装置であっ
て、前記投影システムが、投影ビームの光路内に、丁度
4個の造影ミラーを有し、さらに2(−)、6(−)、
または9(−)の入射角分類Cを有し、ここで、
【数4】 ミラーiでの主光線の入射角が負である場合は、ai
1、ミラーiでの主光線の入射角が正である場合は、a
i=0、Mは投影システムの拡大率であり、さらに、添
字iは物体から像に向かってミラーに番号を付けること
を特徴とするリソグラフィ投影装置が提供される。
【0010】本発明の第2の態様によれば、放射の投影
ビームを供給するための放射システムと、所望のパター
ンに従って投影ビームをパターニングする働きをするパ
ターニング手段を支持するための支持構造と、基板を保
持するための基板テーブルと、基板の目標部分にパター
ニングされたビームを投影するための投影システムとを
備えるリソグラフィ投影装置であって、前記投影システ
ムが、投影ビームの光路内に、丁度6個の造影ミラーを
有し、さらに5(+)、6(−)、9(+)、13
(+)、18(−)、21(+)、22(−)、25
(+)、29(+)、34(−)、37(+)、38
(−)、42(−)または54(−)の入射角分類Cを
有することを特徴とするリソグラフィ投影装置が提供さ
れる。ここで、
【数5】 ミラーiでの主光線の入射角が負である場合は、ai
1、ミラーiでの主光線の入射角が正である場合は、a
i=0、Mは投影システムの拡大率であり、さらに、添
字iは物体から像に向かってミラーに番号を付ける。
【0011】本発明の第3の態様によれば、放射の投影
ビームを供給するための放射システムと、所望のパター
ンに従って投影ビームをパターニングする働きをするパ
ターニング手段を支持するための支持構造と、基板を保
持するための基板テーブルと、基板の目標部分にパター
ニングされたビームを投影するための投影システムとを
備えるリソグラフィ投影装置であって、前記投影システ
ムは、投影ビームの光路内に、丁度8個の造影ミラーを
有し、 の入射角分類Cを有することを特徴とするリソグラフィ
投影装置が提供される。ここで、
【数6】 ミラーiでの主光線の入射角が負である場合は、ai
1、ミラーiでの主光線の入射角が正である場合は、a
i=0、Mは投影システムの拡大率であり、さらに、添
字iは物体から像に向かってミラーに番号を付ける。
【0012】本発明の実施形態は、開口数が0.15
で、環状視野が像側で−22.8mmから−23.8m
mであり、横拡大率が13nmの波長で−0.2である
クラス6(−)の4ミラー投影システムで構成される。
そのようなシステムは、0.972の最小のストレール
比、0.0266波の最大波面誤差、および12nmの
最大歪曲を有することができる。
【0013】本発明はまた、第4の態様で、リソグラフ
ィ装置を使用するデバイス製造方法であって、このリソ
グラフィ装置は、放射の投影ビームを供給するように構
成配列された照射システムと、マスクを保持するように
構成された第1の物体テーブルと、基板を保持するよう
に構成された第2の物体テーブルと、基板の目標領域に
マスクの放射照射部分の像を形成するように構成配列さ
れた投影システムとを備え、さらに、この方法は、パタ
ーンを含むマスクを、前記第1の物体テーブルに供給す
るステップと、放射敏感材料の層で少なくとも部分的に
覆われている基板を、前記第2の物体テーブルに供給す
るステップと、マスクの部分に放射を照射し、前記基板
の前記目標領域に、前記マスクの前記放射照射部分の像
を形成するステップとを含み、造影のステップで、上記
の第1、第2および第3の態様のいずれか1つで定義さ
れるような投影システムが使用されることを特徴とする
デバイス製造方法を提供する。
【0014】本発明によるリソグラフィ投影装置を使用
する製造プロセスで、放射敏感材料(レジスト)の層で
少なくとも部分的に覆われている基板に、マスクのパタ
ーンの像が形成される。この造影ステップの前に、基板
は、下塗り、レジスト被覆、およびソフトベークのよう
な様々な手順を経る可能性がある。露出後に、基板は、
露出後ベーク(PEB)、現像、ハード・ベーク、およ
び形成された像の特徴の測定/検査のような他の手順に
供される可能性がある。この手順の配列は、デバイス例
えばICの個々の層をパターニングする基礎として使用
される。それから、そのようなパターニング層は、エッ
チング、イオン打込み(ドーピング)、メタライゼーシ
ョン、酸化、化学機械研磨などのような、全て個々の層
を仕上げるために意図された、様々なプロセスを経る可
能性がある。いくつかの層が必要な場合には、この全手
順、またはその変形を、新しい層ごとに繰り返さなけれ
ばならない。最終的に、デバイスの配列が基板(ウェー
ハ)上に存在するようになる。次に、ダイシングまたは
鋸引きのような技法で、これらのデバイスを互いに分離
し、それから、個々のデバイスは、ピンなどに接続され
たキャリアに取り付けることができる。そのようなプロ
セスに関するこれ以上の情報は、例えば、「Micro
chip Fabrication: A Pract
ical Guide to Semiconduct
or Processing」, Third Edi
tion, by Peter van Zant,
McGraw Hill Publishing C
o., 1997, ISBN0−07−067250
−4の本から得ることができる。
【0015】IC製造における本発明による装置の使用
を、この本文で、特に参照するが、そのような装置に、
他の多くの可能な用途があることは明確に理解すべきで
ある。例えば、集積光システム、磁気ドメイン・メモリ
用の案内パターンおよび検出パターン、液晶表示パネ
ル、薄膜磁気ヘッドなどの製造で使用することができ
る。当業者は理解するであろうが、そのような別の用途
の状況では、この本文における「レチクル」、「ウェー
ハ」または「ダイ」という用語の使用は、それぞれ、よ
り一般的な用語である「マスク」、「基板」および「目
標部分」で置き換えるものとして考えるべきである。
【0016】この文書で、用語「放射」および「ビー
ム」は、イオン・ビームまたは電子ビームのような粒子
ビームだけでなく紫外放射(例えば、365、248、
193、157、または126nmの波長を有する)お
よびEUV(極端紫外放射、例えば、5から20nmの
範囲の波長を有する)を含んだ、全ての種類の電磁放射
を包含するように使用される。
【0017】本発明および付随する利点は、例示的な実
施形態および添付の概略図を参照して下で説明する。
【0018】様々な図面で、同様な部分は同じ参照記号
で示す。
【0019】
【発明の実施の形態】実施形態1 図1は、本発明の特定の実施形態によるリソグラフィ投
影装置を模式的に示す。本装置は、この特定の場合には
放射源LAも備える、放射(例えば、EUV放射)の投
影ビームPBを供給するための放射システムEx、IL
と、マスクMA(例えば、レチクル)を保持するための
マスク・ホルダを備え、かつマスクを要素PLに対して
正確に位置決めするための第1の位置決め手段PMに接
続された第1の物体テーブル(マスク・テーブル)MT
と、基板W(例えば、レジスト被覆シリコン・ウェー
ハ)を保持するための基板ホルダを備え、かつ基板を要
素PLに対して正確に位置決めするための第2の位置決
め手段PWに接続された第2の物体テーブル(基板テー
ブル)WTと、マスクMAの放射照射部分の像を、基板
Wの目標部分C(例えば、1つまたは複数のダイで構成
される)に形成するための投影システム(「レンズ」)
PL(例えば、ミラー群)とを備える。ここに示すよう
に、本装置は、反射型(すなわち、反射マスクを有す
る)である。しかし、一般に、本装置は、例えば、透過
型(透過マスクを有する)であることもある。もしく
は、本装置は、上で言及したようなプログラム可能ミラ
ー・アレイの種類のような、他の種類のパターニング手
段を使用することができる。
【0020】放射源LA(例えば、放電またはレーザ生
成プラズマ源)は、放射のビームを生成する。このビー
ムは、直接か、または、例えばビーム拡大器Exなどの
コンディショニング手段を通り抜けた後かいずれかで、
照射システム(照射系)ILに送られる。照射系IL
は、ビーム内の強度分布の外側半径範囲および/または
内側半径範囲(通常、それぞれ、σ−outer、σ−
innerと呼ばれる)を設定するための調整手段AM
を備えることができる。さらに、照射系は、一般に、積
分器IN、集光器COなどの様々な他の部品を備える。
このようにして、マスクMAに当っているビームPB
は、その断面内で所望の一様性と強度分布を持つ。
【0021】図1に関して留意すべきことであるが、放
射源LAは、リソグラフィ投影装置のハウジング内にあ
ることがあるが(例えば、放射源LAが水銀ランプの場
合、そうであることが多い)、また、放射源LAがリソ
グラフィ投影装置から遠く離れており、それの生成する
放射ビームが装置の中に導かれることがある(例えば、
適当な方向付けミラーを使用して)。この後者のシナリ
オは、放射源LAがエキシマ・レーザである場合に多
い。この発明および特許請求の範囲は、これらのシナリ
オの両方を含む。
【0022】ビームPBは、その後、マスク・テーブル
MTに保持されているマスクMAと交差する。マスクM
Aで選択的に反射されたビームPBは、レンズPLを通
り抜ける。このレンズPLは、基板Wの目標部分Cにビ
ームPBを収束させる。第2の位置決め手段PW(およ
び干渉測定手段IF)を使って、基板テーブルWTは、
例えばビームPBの経路内に異なった目標部分Cを位置
決めするように、正確に移動させることができる。同様
に、第1の位置決め手段PMを使用して、例えば、マス
ク・ライブラリからマスクMAを機械的に取り出した後
で、または走査中に、マスクMAをビームPBの経路に
対して正確に位置決めすることができる。一般に、物体
テーブルMT、WTの移動は、長行程モジュール(粗い
位置決め)と短行程モジュール(精密位置決め)を使っ
て行われる。これらのモジュールは、図1に明示的に示
さない。しかし、ウェーハ・ステッパ(走査ステップ式
装置に対して)の場合は、マスク・テーブルMTは、短
行程用アクチュエータに接続されるだけでよい。また
は、固定されることもある。
【0023】図示の装置は、2つの異なるモードで使用
することができる。 1.ステップ・モードでは、マスク・テーブルMTは基
本的に静止したままであり、全マスク像が一括して(す
なわち、単一「フラッシュ」で)目標部分Cに投影され
る。次に、異なる目標部分がビームPBで照射されるよ
うに、基板テーブルWTがxおよび/またはy方向に移
動される。 2.走査モードでは、基本的に同じシナリオが当てはま
るが、ただ、特定の目標部分Cが単一「フラッシュ」で
露出されないことが異なる。代わりに、マスク・テーブ
ルMTが、特定の方向(いわゆる「走査方向」、例え
ば、y方向)に速度vで移動可能であり、その結果、投
影ビームPBはマスク像全体を走査することができるよ
うになる。これと並行して、基板テーブルWTが、速度
V=mvで、同じまたは反対方向に同時に移動する。こ
こで、MはレンズPLの拡大率である(一般に、M=1
/4または1/5)。このようにして、分解能で妥協す
る必要なく、比較的大きな目標部分Cを露出させること
ができる。
【0024】ミラー・システム分類 本発明に従って、nミラーのミラー・システムは、各ミ
ラー表面で入射ビームと比較した反射ビームの方向を参
照して分類される。Y軸と、適当な参照面例えば投影シ
ステムの光軸ZとY軸を含む面(図1に示すように)と
に沿って、物体高さは正であると定義したので、ミラー
での主光線CRは、表面の法線と入射放射線の間の角度
が反時計回りである場合(図2に示すように)、正の入
射角αを持ち、法線と入射放射線の間の角度が時計回り
である場合、負の入射角を持つと定義される。さらに、
図1に示すように、X、Y、Z方向が右手の直角座標系
を作るように、正のX方向に沿ってこの参照面を見なけ
ればならない。主光線は、物体の点から出てくる放射線
として定義する。この放射線は、絞りの中心を通過し、
したがって、また、入射瞳および射出瞳の中心、すなわ
ち、光軸からゼロの高さを通る。(この指定は任意であ
ることに注意されたい。この指定が矛盾しない限りで、
反射のどちらかの相対的な方向を正と見なして、この方
式を実施することができる。)2進数字「1」を主光線
の負の入射角に、「0」を正の入射角に割り当て、物体
からソースに向かってビームの光路に沿って、順番に、
システム内の各ミラーに2進数字を割り付け、この割り
付けられた2進数字の列で定義される2進数をミラー・
システムに割り当てる。便宜上、この2進数を十進表記
法で表す。
【0025】さらに、入射角分類法の様々なクラスは、
システムの拡大率の符号を示すことで特徴付けられる。
ここで、この拡大率の符号は、クラス数の後の括弧内の
適当な符号で示す。例えば、6(−)。この符号は、拡
大率Mをその絶対値|M|で割ることで得られる。物体と
像が光軸の同じ側である場合、システムは正の拡大率を
有し、物体と像が反対側である場合、負の拡大率を有す
る。
【0026】十進法入射角分類Cは、次式で表すことが
できる。
【数7】 ここで、ミラーiでの主光線の入射角が負である場合
は、ai=1、ミラーiでの主光線の入射角が正である
場合は、ai=0、Mは投影システムの拡大率であり、
さらに、添字iは物体からソースに向かって、順次に、
システムのミラーに番号を付ける。
【0027】図2は、入射主光線CRとミラーMの4つ
の可能な配列を示す。Aでは、入射主光線は左から右に
進み、α>0の入射角を持つので、ai=0。Bでは、
入射主光線は右から左に進み、α<0の入射角を持つの
で、ai=1。Cでは、入射主光線は右から左に進み、
α>0の入射角を持つので、ai=0。Dでは、入射主
光線は左から右に進み、α<0の入射角を持つので、a
i=1。凸面ミラーを示しているが、凹面ミラーおよび
平面ミラーについて、同じ指定が当てはまることに留意
されたい。
【0028】入射角分類Cはミラー・システムを完全に
は定義しないが、システムの基本的配置は、その入射角
分類に固有である。特定のミラーでの反射が正か負かを
参照することで、そのミラーの向きおよびそれに続くミ
ラーの位置、すなわちビームの上か下か、を決定するこ
とができる。したがって、ミラー・システムの設計者
は、例えば、Optical Research As
sociates, Pasaden, Calfor
nia, USAによるCODE V(TM)などの市
販の放射線追跡ソフトウェアを使用して、システムを最
適化する前に、特定の分類数を使用してシステムを設計
することができる。留意すべきことであるが、システム
内の各ミラーの曲率、したがって倍率、が正か負かに基
づいたミラー・システムの以前の分類では、ミラー・シ
ステムの配置についての情報は何も得られない。また、
特定のミラー・システムの入射角分類は、ビーム経路の
簡単な検査で、容易に得ることができることに留意され
たい。
【0029】上記の分類法および数値シミュレーション
を使用して、本発明者は、ある特定のクラスだけが、リ
ソグラフィ投影システムで投影システムとして使用でき
るミラー・システムを含むことを突き止めた。4ミラー
・システムでは、実現可能な投影システムはクラス2
(−)、6(−)、9(+)、9(−)、および10
(−)に存在する。6ミラー・システムでは、実現可能
な投影システムは、5(+)、6(−)、9(+)、1
3(+)、18(−)、21(+)、22(−)、25
(+)、26(−)、29(+)、34(−)、37
(+)、38(−)、41(+)、42(−)、45
(+)、および54(−)のクラスに存在する。8ミラ
ー・システムでは、実現可能な投影システムは、 のクラスに存在する。
【0030】設計方法 上で述べたように、ある特定のクラスによって、機能的
な投影システムが設計されうるミラー・システムの概略
配置が定義される。そのような設計プロセスに関する本
発明による方法を下で説明する。
【0031】本発明による設計プロセスでは、システム
内のミラーは、図3に示すように定義される「厚さ」と
曲率で定義される。(用語「厚さ」は、屈折型システム
に対する類数で使用され、この屈折型システムは、従
来、表面曲率、表面間の厚さ、および表面間の媒体の屈
折率の点で定義されることに注意されたい。)このよう
にして、厚さd0は、物体すなわちリソグラフィ装置内
の投影システムの場合のマスクと、(拡大造影)1番目
のミラーM1と光軸OAとの交点との間の距離である。
(拡大造影)1番目のミラーM1と光軸OAの交点と、
(拡大造影)2番目のミラーM2と光軸OAの交点の間
の距離がd1である。2番目のミラーは、1番目のミラ
ーM1と物体(マスクMA)の間に位置しているので、
厚さd1は負であることに留意されたい。一般に、厚さ
iは、ミラーMiと光軸OAの交点と、ミラーMi+1と光
軸OAの交点の間の距離である。nミラー・システムで
は、厚さdnは最後のミラーMnと像面の間の距離であ
る。ここで、基板Wは、リソグラフィ投影装置内に位置
している。下で説明する特定の実施形態では、追加の厚
さd n+1が与えられる。これは、第一次の近似を使用し
て計算された像の位置と、実際の放射線追跡アルゴリズ
ムを使用して計算された像の位置との間の距離を表す。
【0032】第一のステップで、設計方法は、下で説明
する近軸法を使用して、いくつかの制約条件の下で予想
されるシステムを特定する。また、さらに下で説明する
ように、これらのシステムに掩蔽があってはならない。
近軸法と制約条件によって、解決法を特定するためにサ
ンプル抽出される変数の数は限られるようになる。他の
ステップで、これらの解決法は、上で言及した実際の放
射線追跡法を使用して検査する。この放射線追跡法で
は、近軸の仮定はなく、また反射体の多層被覆もモデル
化することができる。
【0033】近軸方法 本発明は、マトリックス形式論を使用して、ミラー・シ
ステムの近軸近似から始まるミラー・システム設計法を
開発した。近軸近似では、角度の正弦は、角度として近
似する。すなわち、sinα=α。さらに、ミラーは平
らであると考えるが、ミラーの実際の曲率は、入射放射
線の角度に影響を与えるだけで、仮想の「平らな」面と
入射放射線の交点には影響を与えないと考えられる。
【0034】参照して本明細書に組み込まれる「Int
roduction to Optics」 by F
rank & Leno Pedrotti, Pre
ntice Hall 1993; ISBN:013
5015456に記載されているようなマトリックス形
式論では、光学システムの記述は、移動と反射(および
/または、カタディオプトリックシステムまたは屈折式
システムでの屈折)のマトリックMtrans、Mreflの集
積から成る。この移動および反射のマトリックスは次式
で定義される。
【数8】
【数9】 ここで、diは次の表面までの距離であり、ciは表面の
曲率であり、この曲率は、球の中心が表面の右側にある
場合、正である。放射線の経路は、高さ(光軸からの距
離)と角度で作られるベクトル[高さ、角度]で与えら
れる。ベクトルと1つまたは複数のマトリックスとの掛
け算で、対応する移動または反射の後の放射線が与えら
れる。
【0035】システム・マトリックスは、システム内の
全てのマトリックスの掛け算である。第1のマトリック
スは、第1の表面の反射マトリックスであり、最後から
2番目のマトリックスは、最後の反射面の前の先行する
厚さの移動マトリックスである。最後のマトリックス
は、最後の反射面の反射マトリックスである。実効焦点
距離、後方焦点距離、前方焦点距離、および近軸像距離
は、次のようにして、システム・マトリックスから導く
ことができる。
【0036】システム・マトリックスが、
【数10】 と定義される場合、実効焦点距離は、
【数11】 で与えられ、後方焦点距離は、
【数12】 で与えられ、前方焦点距離は、
【数13】 で与えられ、さらに、近軸像距離、すなわち、最後の反
射面と像面の間の距離は、
【数14】 で与えられる。ここで、
【数15】 であり、magnはシステムの拡大率である。
【0037】システムの第1の部分、すなわち物体面か
ら絞り(瞳)までのシステム・マトリックは、
【数16】 と表すことができるので、入射瞳までの距離L
enpupは、次式で与えられる。
【数17】
【0038】システムの第2の部分、すなわち絞りから
像面までは、
【数18】 と表すことができるので、射出瞳までの距離L
expupは、次式で与えられる。
【数19】 入射瞳までの距離および射出瞳までの距離は、Aenpup
≠0の場合、次式で与えられる。
【数20】
【0039】制約条件 上記の場合、システムに適用しなければならない様々な
制約条件を使用して、システムのある特定の表面の曲率
および厚さの式を、制約条件、および他の曲率と厚さの
関数として決定することができる。制約条件の例G1か
らG4を図5に示す。
【0040】第1の制約条件G1は、物体の掩蔽の無い
照射を可能にする物体側でのテレセントリックからの最
小のずれであり、これによって、第1の面の曲率または
ミラー1と2の間の厚さを決定することができる。他の
制約条件G3は、像側での完全なテレセントリックであ
り、これによって、最後の表面の曲率または最後のミラ
ーと最後から2番目のミラーの間の厚さを決定すること
ができる。このテレセントリックの要求条件は、射出瞳
が無限遠にあるという要求条件に等しい。物体および像
が共役で、かつ所定の値の横拡大率を持つという要求条
件で、物体距離(G2)と像距離(G4)の値が固定さ
れる。
【0041】物体距離G2すなわち第一の厚さは、シス
テムの所望拡大率の関数として解くことができる。近軸
像距離を像面の直ぐ前の表面の厚さに挿入し、物体距離
を、次式を満足するように修正する。
【数21】
【0042】現在のリソグラフィ装置では、Mは通常±
0.20または±0.25として設定される。すなわ
ち、それぞれ、5分の1または4分の1に縮小される。
【0043】物体側でテレセントリックからのずれが最
小であることは、リソグラフィにおける重要な要求条件
である。反射物体(マスクMA)は、放射システムから
出てくるビームで照射される。物体での主光線角は、入
射照射ビームが、物体から反射され投影システムに入っ
て行くビームと干渉しないようでなければならない。物
体側で、主光線の角度は、開口数とともに、ほとんどゼ
ロでなければならないし、さらに、全ての放射線の角度
は、これら2つの要求条件を満たすように、ゼロよりも
小さくまたは大きくなければならない。像側のテレセン
トリックのために、主光線の光軸に対する角度はゼロで
なければならない。最後のミラーの大きさは、開口数が
比較的大きいために、像とミラーの間の距離に応じて急
速に大きくなる。
【0044】中間の像の数がゼロまたは偶数であるシス
テムは、拡大率が負である。システム全体を正の拡大率
にするためには、中間像の数は奇数でなければならな
い。
【0045】物体側の作動距離は、物体に一番近い表
面、すなわち大抵の時に2番目のミラーと物体面の間の
最小距離である。像側で、作動距離は、像に一番近い
面、すなわち非常に多くの場合終りから2番目のミラー
と像面の間の最小距離である。作動距離は、ミラーの支
持物、および、物体と像の機械的な移動のためのスペー
スを与えるので、余り小さすぎてはならない。
【0046】6ミラー・システムに上記の要求条件を適
用する例を下で説明する。これは、Waterloo
Maple Inc. 57 Erb Street
W.Waterloo, Ontario Canad
a N2L 6C2で製作されたMaple(TM)の
ようなソフトウェアを使用して、実施することができ
る。
【0047】最初は、6ミラー・システムに使用される
式を導き出すことであるが、この式は、近軸法を使用す
る他の数のミラーに対しても有効である。マトリックス
表記法で、放射線はベクトル[高さ、ラジアン単位の角
度]で定義される。距離diの後で、放射線[y,a]
は、式(2)で与えられたマトリックスを使用して、
【数22】 となる。曲率ciのミラーの後で、放射線[y,a]は
同じ高さであるが、角度は異なり、式9で与えられたマ
トリックスを使用して、
【数23】 となる。後で使用する式を導き出すために、最初に、絞
り面内の光軸を通過する放射線の像でテレセントリック
が必要であることで、ミラー5と6の間の距離を解く。
次のマトリックスAは、絞り面から5番目のミラーの後
までのものであり、絞り面を置く場所を今は解かないの
で、未知の2×2のマトリックスを使用する。
【数24】 5番目のミラーから、6番目のミラーに向かって距離l
a進む。laが今解くべき変数である。
【数25】 マトリックスMCは、6番目のミラーの表面のものであ
る。
【数26】 絞りの中心を任意の角度apで通過する放射線は、
【数27】 である。6番目のミラーの後のこの放射線は、
【数28】 となる。ここで、テレセントリックが必要なので、角度
はゼロに等しく、さらにミラー5と6の間の距離laの
解oplは、今は、次式となる。
【数29】 絞り面から6番目のミラーの後までのマトリックスは、
今は、次式となる。
【数30】 次に解くことは、物体と1番目のミラーの間の距離d、
および物体と1番目のミラーの間での主光線(絞りの中
心を通過する)の角度の解yaである。所望の角度ya
を有する、物体点yobの放射線Yaは、次式のベクト
ルで与えられる。
【数31】 さらに、物体と1番目のミラーの表面の間の距離lは、
次式のマトリックスで与えられる。
【数32】 1番目のミラーの表面は、次式で与えられる。
【数33】 1番目のミラーと2番目のミラーの間の距離mは、次式
で与えられる。
【数34】 2番目のミラーの表面から絞り位置までの未知のマトリ
ックスは、次式で定義される。
【数35】 絞り面での主光線は、今、次式で与えられる。
【数36】 さらに、像で、主光線は、次式で与えられる。
【数37】 像での主光線の高さは、定義により、[mang]×
[物体面(yob)での高さ]であり式(30)からl
を解いて、次式のこの換算をシステムに課す。
【数38】 さらに、次式の距離mを解くことは定義によらなければ
ならないので、式(29)において、主光線の高さは絞
り表面でゼロであるとする。
【数39】 1番目のミラーと2番目のミラーの間の距離mの解は、
今、次式のようになる。
【数40】 物体と1番目のミラーの間の距離lの解は、今、次式で
与えられる。
【数41】 式(25)および(27)のマトリックスLおよびMに
今得られた式を代入する。
【数42】
【数43】 さらに、検査として、新しい式を用いて、6番目の表面
の後の主光線を計算する。角度は常にゼロであり、高さ
は物体高さに拡大率を掛けたものであると見なす。
【数44】 最終的な解は、最後のミラー面と像面の間の距離nであ
る。像面において、同じ物体点からの全ての放射線は、
高さ=[拡大率]×[物体高さ]である点に集まる。
【0048】最初に、物体点yobからの放射線Ybお
よび任意の角度ybを定義する。
【数45】
【数46】 像において、この放射線Ybは、次式のようになる。
【数47】 像距離nの式は、像高さがmang・yobである場
合、次式で与えられる。
【数48】
【0049】6ミラー・システム、ミラー2に絞り これから、第1部でのこれらの誘導式を使用して、絞り
位置がミラー2にある6ミラー・システムの変数を解
き、厚さをd=[d0,d1,d2、d3、d4、d
5、d6]と定義し、さらに、曲率をc=[c1,c
2,c3,c4,c5,c6]と定義する。絞り(瞳)
位置は2番目の表面上にある。
【0050】ベッツヴァルの和(すなわち、システムの
曲率の和、または、奇数表面の曲率を偶数表面の曲率か
ら引いたもの、またはその逆)に対する制限、例えばゼ
ロであることを、導入し、絞り面の曲率を解くために使
用することができる。しかし、ベッツヴァルの和がゼロ
であることは必須ではなく、ゼロでない値に適応するこ
とができる。
【0051】ここで、物体から像までのシステムの全マ
トリックス、すなわち、反射率マトリックス(偶数の添
字)および移動マトリックス(奇数の添字)を定義す
る。
【数49】
【0052】最初に解くことは、無限遠にある射出瞳ま
たは像のテレセントリックである。絞り面で光軸を通過
する放射線の角度は、像でゼロでなければならない。絞
り面から5番目のミラーまでのマトリックスは、すぐ上
で得られた適切なMマトリックスの掛け算で生成され、
次式で与えられる。
【数50】 2番目のミラーの表面から絞り面までのマトリックスは
次式で与えられる。
【数51】 そのように、ミラー5と6の間の距離を得たので、この
新しく得られた値を、適切なマトリックスおよび距離の
ベクトルで解く。
【数52】 ミラー1と2の間の距離は、次式として得られる。
【数53】 さらに、物体と1番目のミラーの間の距離は、次式のよ
うになる。
【数54】 ミラー6と像面の間の距離は次式で与えられる。
【数55】 変数angleは、上の式(24)に導入したyaと同
一である。
【0053】6ミラー・システム、ミラー3に絞り 同様に元の誘導式を使用して、ここで示すように、ミラ
ー3に絞り位置がある6ミラー・システムの変数を解く
ことができる。
【0054】最初に解くことは、無限遠にある瞳または
像でのテレセントリックである。絞り面の光軸を通過す
る放射線の角度は、像でゼロでなければならない。絞り
面から5番目のミラーまでのマトリックスは、すぐ上で
得られた適切なMマトリックスの掛け算で得られ、次式
で与えられる。
【数56】 2番目のミラーの表面から絞り面までのマトリックス
は、次式で与えられる。
【数57】 そのようにして、上で得られたように、ミラー5と6の
間の距離は、適切なマトリックスおよび距離のベクトル
でこの新しく得られた値を解いて、次式となる。
【数58】 ミラー1と2の間の距離は、次式であった。
【数59】 さらに、物体と1番目のミラーの間の距離は、次式であ
る。
【数60】 さらに、ミラー6と像面の間の距離は、次式である。
【数61】
【0055】6ミラー・システム、ミラー4に絞り 同様に、元の誘導式を使用して、ミラー4に絞り位置が
ある6ミラー・システムの変数を解くことができる。
【0056】再び、最初に解くことは、無限遠にある瞳
または像でのテレセントリックである。絞り面の光軸を
通過する放射線の角度は、像でゼロでなければならな
い。絞り面から5番目のミラーまでのマトリックスは、
上で得られた適切なMマトリックスの掛け算で得られ、
次式で与えられる。
【数62】 2番目のミラーの表面から絞り面までのマトリックス
は、次式で与えられる。
【数63】 そのようにして、上で得られたように、ミラー5と6の
間の距離は、適切なマトリックスと距離のベクトルで解
かれ、次式となる。
【数64】 ミラー1と2の間の距離は、次式となる。
【数65】 さらに、物体と1番目のミラーの間の距離は、次式とな
る。
【数66】 ミラー6と像面の間の距離は、次式となる。
【数67】
【0057】6ミラー・システム、ミラー5に絞り 再び、元の誘導式を用いて、ミラー5に絞り位置がある
6ミラー・システムの変数を解く。前のように、最初に
解くことは、無限遠にある瞳または像でのテレセントリ
ックである。絞り面の光軸を通過する放射線の角度は、
像でゼロでなければならない。絞り面から5番目のミラ
ーまでのマトリックスは、上で得られた適切なMマトリ
ックスの掛け算で得られ、次式で与えられる。
【数68】 2番目のミラーの表面から絞り面までのマトリックス
は、次式で与えられる。
【数69】 そのようにして、上で得られたように、ミラー5と6の
間の距離は、適切なマトリックスと距離のベクトルで解
かれ、次式となる。
【数70】 ミラー1と2の間の距離は、次式であった。
【数71】 さらに、物体と1番目のミラーの間の距離は、次式であ
る。
【数72】 さらに、ミラー6と像面の間の距離は、次式で与えられ
る。
【数73】
【0058】4ミラー・システム、ミラー2に絞り さらに再び、これらの誘導式を用いて、ミラー2に絞り
位置がある4ミラー・システムの変数を解くことができ
る。いつものように、最初に解くことは、無限遠にある
瞳または像でのテレセントリックである。絞り表面の光
軸を通過する放射線の角度は、像でゼロでなければなら
ない。絞り面から3番目のミラーまでのマトリックス
は、上で得られた適切なMマトリックスの掛け算で生成
され、次式で与えられる。
【数74】 2番目のミラーの表面から絞り面までのマトリックス
は、次式で与えられる。
【数75】 そのようにして、上で得たように、ミラー3と4の間の
距離は、適切なマトリックスと距離のベクトルで解か
れ、次式となる。
【数76】 ミラー1と2の間の距離は、次式であった。
【数77】 さらに、物体と1番目のミラーの間の距離は、次式であ
る。
【数78】 さらに、ミラー4と像面の間の距離は、次式で与えられ
る。
【数79】
【0059】4ミラー・システム、ミラー3に絞り 再び、元の誘導式を用いて、ミラー3に絞り位置がある
4ミラー・システムの変数を解く。最初に解くことは、
無限遠にある瞳または像でのテレセントリックである。
絞り面の光軸を通過する放射線の角度は、像でゼロでな
ければならない。絞り面から3番目のミラーまでのマト
リックスは、上で得られた適切なMマトリックスの掛け
算で得られ、次式で与えられる。
【数80】 2番目のミラーの表面から絞り面までのマトリックス
は、次式で与えられる。
【数81】 そのようにして、ミラー3と4の間の得られた距離は、
次式となる。
【数82】 さらに、適切なマトリックスと距離のベクトルでこの新
しく得られた値を解く。ミラー1と2の間の距離は、次
式である。
【数83】 さらに、物体と1番目のミラーの間の距離は、次式であ
る。
【数84】 さらに、ミラー4と像面の間の距離は、次式で与えられ
る。
【数85】
【0060】掩蔽 屈折レンズで遭遇しないミラー・システム設計での特有
の問題は、ビームがそのジグザグしたコースで他のミラ
ーによって掩蔽されることが無いようにすることであ
る。必要なジグザグ経路のために、投影ビームが光経路
の連続したミラーIとI+1の間を進むときに、多くの
場合、ビームは少なくとも1つの他のミラーJのそばを
通過する。このようにして、光学システムが掩蔽されな
いために、介在するミラーJの位置および範囲は、ミラ
ーJがミラーIとI+1の間のビームのどの部分とも交
わることがないようにすることが必要である。これを図
4に示す。ここでは、ミラーJは、完全に、IとI+1
の間のビームの下にあるが、ミラーJ’は部分的にビー
ムと交わっていることが理解できる。ミラーJの配列
は、許されない。
【0061】可能性のある投影システムのモデルでは、
掩蔽は次の手順で検出することができる。 1.光経路の連続するミラーI、I+1の各組につい
て、IとI+1の間の光軸(Z軸)上に位置するミラー
J(JはI、I+1に等しくない)が存在するかどうか
を検査する。 2.Jが存在する場合、光軸上のミラーJの位置で、I
からI+1に向かう最端放射線の光軸からの距離(Y位
置)を計算する。 3.ミラーJの最上部および下部が、IからI+1への
両方の最端放射線よりも両方とも上か(すなわち、より
大きなY位置にある)、または両方とも下か(すなわ
ち、より小さなY位置にある)を検査する。(3)の検
査が不合格であった場合、ミラーJはIからI+1への
ビームを少なくとも部分的に隠しており、ミラー・シス
テムは、修正するか、不合格にしなければならない。
【0062】好ましい4ミラー・システム 図6は、図1のリソグラフィ装置で使用することができ
るクラス9(+)のミラー・システムを示す。このクラ
スでは、絞りはミラー2または3に位置決めすることが
できる。図6のシステムでは、絞り位置は表面2にあ
る。このシステムの環状視野は、物体側に定義され、任
意単位で114と118の間であり、0.25(物体側
で0.05)の開口数である。拡大率は0.2であり、
中間像はミラー3と4の間に形成される。このシステム
の第1次の曲率および厚さは、任意の単位で、下の表1
に示す。曲率および厚さの見出された値は、基準化係数
を使用して、再調整することができる。厚さにその係数
を掛けた場合、曲率はその係数で割らなければならな
い。また、その逆である。
【0063】図7もクラス9(+)のミラー・システム
を示す。この場合、絞りはミラー3にあり、中間像はミ
ラー1と2の間にある。このシステムの第1次の曲率お
よび厚さを、任意の単位で、下の表2に示す。
【0064】図8は、3番目のミラーに絞りがあるクラ
ス2(−)のシステムの例を示す。物体(マスクMA、
表面0)から、全ての放射線は、負の角度で(ゼロの角
度は光軸に平行である)、1番目の凸面ミラーM1に向
かって進む。凸面ミラーM1は、ビームを大きな凹面ミ
ラーM2に向かって上方に反射する。2番目のミラーM2
の位置は、物体(マスクMA)とミラーM1の間のビー
ムより上でなければならない。次に、ビームは、ミラー
1の下で、絞り面ミラーM3に向かって進む。絞り面か
ら、ビームは凹面ミラーM4に向かって反射される。ミ
ラーM4は、像(表面5)のテレセントリック照射を責
任を持って行う。このシステムの第1次の曲率および厚
さを、任意の単位で、下の表3に示す。
【0065】図9に示すクラス6(−)のシステムは、
対称的な設計の2組のミラーから成る。物体(マスクM
A、表面0)から、全ての放射線は、負の角度で(ゼロ
の角度は光軸に平行である)、第1の凸面ミラーM1
向かって進む。物体はできるだけテレセントリックに照
射される。これはリソグラフィのための要求条件であ
る。凸面ミラーM1は、ビームを大きな凹面ミラーM2
向かって上方に反射する。このミラーの位置は、物体と
ミラーM1の間のビームより上でなければならない。こ
の点まで、この設計はクラス2(−)の設計(図8に示
す)に似ている。次に、ビームは、ミラーM1の最上部
に制限されて、ミラーM1の上を越えてミラーM3の絞り
表面に向かって進む。絞り面M3から、ビームは凹面ミ
ラーM4に向かって反射される。ミラーM4は、像(表
面5)のテレセントリック照射を責任を持って行う。こ
のシステムの環状視野は像側で定義され、−22.8か
ら−23.8の間であり、0.15の開口数で、少なく
とも0.972のストレール比となる。このシステムの
第1次の曲率および厚さを、任意の単位で、下の表4に
示す。
【0066】2番目の表面に絞りを有するクラス9
(−)のシステムを図10に示す。このシステムの環状
視野は、像側で定義され、任意の単位で114から11
8の間にあり、0.2(物体側で0.05)の開口数で
ある。このシステムの第1次の曲率および厚さは、任意
の単位で、下の表5に示す。
【0067】図11はクラス10(−)のシステムであ
る。このシステムの環状視野は物体側で定義され、任意
の単位で114と118の間であり、0.2(物体側で
0.05)の開口数である。このシステムの第1次の曲
率および厚さは、下の表6に示す。
【0068】好ましい6ミラー・システム 実現可能であると判明した全ての6ミラー・システム
は、正の拡大率を持つとき、中間像を有する。
【0069】図12は、クラス9(+)の6ミラー・シ
ステムを示し、このシステムでは、絞りをミラー2、
3、4、および5に位置付けることができる。このシス
テムは、ミラー2と5の間にある中間像を有する。この
システムの環状視野は、対物側で定義され、任意の単位
で114と118の間であり、0.24(物体側で0.
06)の開口数である。このシステムの第1次の曲率お
よび厚さを、任意の単位で、下の表7に示す。
【0070】クラス37(+)の6ミラー・システム
は、ミラー2、3、4、または5に位置付けされた絞り
を有し、さらにミラー2と5の間にある中間像を有す
る。そのようなシステムの環状視野は、像側で定義さ
れ、任意の単位で27と30の間であり、0.24の開
口数である。
【0071】図13に示すシステムは、表面2に絞りを
有する。このシステムは、物体近くにあるミラー対と像
の近くに集まった4個のミラーとからなる。物体(マス
クMA、表面0)から、全ての放射線は、負の角度で、
1番目の凹面ミラーM1に向かって進む。凹面ミラーM1
は、ビームをミラーM2に向かって下方に反射する。こ
のミラーM2はほぼ平らである。ミラーM2の最上部は、
物体とミラーM1の間のビームよりも下であるように制
限される。ミラーM2とM3の間のビームによって、小さ
なミラーM4の下部は制限され、一方で、ミラーM4とM
5の間のビームによって、ミラーM4の最上部が制限され
る。最後に、最後のミラーM6と像の間のビームで、ミ
ラーM5の最上部が制限される。このシステムの第1次
の曲率および厚さを、任意の単位で、下の表8に示す。
【0072】比較のために、図14は、表面5に絞りを
有するクラス37(+)の6ミラー・システムを示す。
このシステムの環状視野は、像側で定義され、任意の単
位で27と30の間であり、0.24の開口数である。
このシステムの第1次の曲率および厚さを、任意の単位
で、下の表9に示す。
【0073】好ましい8ミラー・システム 表面3に絞りのあるクラス165(+)の8ミラー・シ
ステムを図15に示す。このシステムの環状視野は、物
体側で定義され、任意の単位で116と124の間であ
り、0.24(物体側で0.06)の開口数である。こ
のシステムの第1次の曲率および厚さを、任意の単位
で、下の表10に示す。
【0074】クラス169(+)の8ミラー・システム
を図16に示し、その要素の曲率および厚さを表11に
示す。このシステムは、任意の単位で114と118の
間の物体側の環状視野、0.4の開口数、歪曲<2.9
nm、および実効波面誤差<0.3λを有する。
【0075】クラス181(+)の8ミラー・システム
を図17に示し、その要素の曲率および厚さを表12に
示す。再び、物体側の環状視野は、114と118単位
の間であり、開口数は0.4である。しかし、歪曲<
1.9nmで、実効波面誤差<0.5λである。
【0076】クラス150(−)の8ミラー・システム
を図18に示し、その要素の曲率および厚さを表13に
示す。このシステムは、歪曲<2.6nmで実効波面誤
差<0.19λである。
【0077】クラス182(−)の8ミラー・システム
を図19に示し、その要素の曲率および厚さを表14に
示す。同様に、このシステムは、任意の単位で114と
118の間の物体側の環状視野、0.4の開口数、<1
λの実効波面誤差、および歪曲<2.18nmを有す
る。
【0078】上で本発明の特定の実施形態について説明
したが、本発明は、説明したものと違った方法で実施す
ることができることは理解されるであろう。説明は本発
明を制限する意図ではない。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【表13】
【表14】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるリソグラフィ投
影装置である。
【図2】本発明の入射角分類方式を説明する際に使用さ
れる図である。
【図3】本発明で使用される厚さおよび曲率の定義を示
す図である。
【図4】ミラー設計におけるビーム掩蔽を決定する方法
を説明する際に使用される図である。
【図5】本発明によるミラー・システムの設計で、ある
制約条件が適用される方法を説明する際に使用される図
である。
【図6】本発明の実施形態によるミラー・システムの図
である。
【図7】本発明の実施形態によるミラー・システムの図
である。
【図8】本発明の実施形態によるミラー・システムの図
である。
【図9】本発明の実施形態によるミラー・システムの図
である。
【図10】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図11】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図12】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図13】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図14】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図15】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図16】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図17】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図18】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【図19】本発明の実施形態によるミラー・システムの
図である。
【符号の説明】
LA 放射源 IL 放射システム AM 調整手段 IN 積分器 CO 集光器 PL 投影システム IF 干渉測定手段 MA マスク(レチクル) PM 第1の位置決め手段 MT 第1の物体テーブル(マスク・テーブル) M ミラー C 目標部分 PB 投影ビーム W 基板(ウェーハ) WT 第2の物体テーブル(基板テーブル) PW 第2の位置決め手段 CR 主光線 d 厚さ α 入射角 I ミラー J ミラー J’ ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨセフス ヨハンネス マリア ブラート オランダ国 デルフト プレイン デルフ ツィヒト 18 Fターム(参考) 2H087 KA21 NA02 NA04 RA32 TA00 TA02 2H097 CA15 GB00 LA10 5F046 BA03 CB12 CB25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射の投影ビームを供給するための放射
    システムと、 所望のパターンに従って前記投影ビームをパターニング
    する働きをするパターニング手段を支持するための支持
    構造と、 基板を保持するための基板テーブルと、 前記基板の目標部分に前記パターニングされたビームを
    投影するための投影システムとを備えるリソグラフィ投
    影装置であって、 前記投影システムが、前記投影ビームの光路内に丁度4
    個の造影ミラーを有し、さらに2(−)、6(−)、ま
    たは9(−)の入射角分類Cを有し、ここで、 【数1】 ミラーiでの主光線の入射角が負である場合、ai=1
    であり、 ミラーiでの主光線の入射角が正である場合、ai=0
    であり、 Mは前記投影システムの拡大率であり、さらに前記添字
    iは物体から像に向かってミラーに番号を付けることを
    特徴とするリソグラフィ投影装置。
  2. 【請求項2】 前記投影システムが、2番目または3番
    目のミラーに絞りを有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記投影システムが、1番目と2番目の
    ミラーの間、または2番目と3番目のミラーの間、また
    は3番目と4番目のミラーの間に中間の像を有する請求
    項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 放射の投影ビームを供給するための放射
    システムと、 所望のパターンに従って前記投影ビームをパターニング
    する働きをするパターニング手段を支持するための支持
    構造と、 基板を保持するための基板テーブルと、 前記基板の目標部分に前記パターニングされたビームを
    投影するための投影システムとを備えるリソグラフィ投
    影システムであって、 前記投影システムが、前記投影ビームの光路内に丁度6
    個の造影ミラーを有し、さらに5(+)、6(−)、9
    (+)、13(+)、18(−)、21(+)、22
    (−)、25(+)、29(+)、34(−)、37
    (+)、38(−)、42(−)、または54(−)の
    入射角分類Cを有し、ここで、 【数2】 ミラーiでの主光線の入射角が負である場合、ai=1
    であり、 ミラーiでの主光線の入射角が正である場合、ai=0
    であり、 Mは前記投影システムの拡大率であり、さらに前記添字
    iは物体から像に向かってミラーに番号を付けることを
    特徴とするリソグラフィ投影装置。
  5. 【請求項5】 前記投影システムが、2番目、3番目、
    4番目または5番目のミラーに設置された絞りを有する
    請求項5に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記投影システムが、2番目と5番目の
    ミラーの間に中間の像を有する請求項4または5に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 放射の投影ビームを供給するための放射
    システムと、 所望のパターンに従って前記投影ビームをパターニング
    する働きをするパターニング手段を支持するための支持
    構造と、 基板を保持するための基板テーブルと、 前記基板の目標部分に前記パターニングされたビームを
    投影するための投影システムとを備えるリソグラフィ投
    影システムであって、 前記投影システムが、前記投影ビームの光路内に丁度8
    個の造影ミラーを有し、さらに の入射角分類Cを有し、ここで、 【数3】 ミラーiでの主光線の入射角が負である場合、ai=1
    であり、 ミラーiでの主光線の入射角が正である場合、ai=0
    であり、 Mは前記投影システムの拡大率であり、さらに前記添字
    iは物体から像に向かってミラーに番号を付けることを
    特徴とするリソグラフィ投影装置。
  8. 【請求項8】 前記投影システムは、依然として掩蔽が
    ないマスクの照射を可能にしながら、物体の各点につい
    て、前記物体から発する放射線束内の、光軸と最小の角
    度を形成する放射線が、前記光軸に対して10゜以下の
    角度を形成するように、テレセントリックからのずれが
    最小である先行する請求項のいずれか一項に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 物体の各点について、前記開き絞りの中
    心を通過する放射線が、像空間で、光軸と1゜以下の角
    度を形成するように、前記投影は、像側で、実質的にテ
    レセントリックである先行する請求項のいずれか一項に
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記投影システム内の各ミラーが、光
    軸に関して実質的に回転対称である先行する請求項のい
    ずれか一項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記投影システムの有する拡大率の絶
    対値が、1/3から1/10の範囲、好ましくは1/4
    または1/5に実質的に等しい先行する請求項のいずれ
    か一項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記投影ビームが、極端紫外放射を備
    え、例えば、8から20nmの範囲の波長、好ましくは
    9から16nmの波長を有する先行する請求項のいずれ
    か一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記支持構造が、マスクを保持するた
    めのマスク・テーブルを備える先行する請求項のいずれ
    か一項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記放射システムが、放射源を備える
    先行する請求項のいずれか一項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 放射敏感材料の層で少なくとも部分的
    に覆われている基板を供給するステップと、 放射システムを使用して、放射の投影ビームを供給する
    ステップと、 前記投影ビームにその断面のパターンを与えるパターニ
    ング手段を使用するステップと、 放射敏感材料の前記層の目標部分に、放射の前記パター
    ニングされたビームを投影するステップとを備えるデバ
    イス製造方法であって、 造影の前記ステップで、先行する請求項のいずれか一項
    に定義されるような投影システムが使用されることを特
    徴とするデバイス製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15の方法に従って製造された
    デバイス。
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