JP2005315918A - 反射型投影光学系および該反射型投影光学系を備えた露光装置 - Google Patents
反射型投影光学系および該反射型投影光学系を備えた露光装置 Download PDFInfo
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Abstract
を良好に行うことのできる反射型の投影光学系。
【解決手段】 8つの反射鏡を備え、第1面(4)の縮小像を第2面(7)上に形成する反射型投影光学系。第1面側からの光の入射順に、凹面の第1反射鏡M1と、開口絞りASを備えた凸面の第2反射鏡M2と、凹面の第3反射鏡M3と、凹面の第4反射鏡M4と、凹面の第5反射鏡M5と、第6面反射鏡M6と、凸面の第7反射鏡M7と、凹面の第8反射鏡M8とを有する。
【選択図】
図3
Description
に形成された回路パターンを、投影光学系を介して、ウエハーのような感光性基板上
に投影転写する。感光性基板にはレジストが塗布されており、投影光学系を介した
投影露光によりレジストが感光し、マスクパターンに対応したレジストパターンが
得られる。
依存し、次の式(a)で表わされる。
W=K・λ/NA (K:定数) (a)
したがって、露光装置の解像力を向上させるためには、露光光の波長λを短くするか、
あるいは投影光学系の開口数NAを大きくすることが必要となる。一般に、投影光学系
の開口数NAを所定値以上に大きくすることは光学設計の観点から困難であるため、
今後は露光光の短波長化が必要となる。たとえば、露光光として、波長が248nmの
KrFエキシマレーザーを用いると0.25μmの解像力が得られ、波長が193nmのArFエキシマレーザーを用いると、0.18μmの解像力が得られる。露光光として更に波長の短いX線を用いると、例えば波長が13nmで0.1μm以下の解像力が得られる。
材料がなくなるため、反射型のマスクを用いるとともに、反射型の投影光学系を用いる
ことになる。従来、露光光としてX線を用いる露光装置に適用可能な投影光学系として、たとえば米国特許第5,815,310号明細書、対応日本出願の特開平9−211322号公報、米国特許第6,183,095B1号明細書、などがある。また反射鏡を8枚使用した光学系としては、米国特許第5,686,728号明細書、対応日本出願の特開平10−90602号公報、日本出願の特開2002−139672号公報など、種々の反射光学系が提案されている。
以上をまとめると、
0.27以上、さらに好ましくは0.43を確保することを目的としている。また、本発明の反射型投影光学系を露光装置に適用することにより、たとえば露光光としてX線を用いて大きな解像力を確保することの出来る露光装置を提供することを目的とする。
これにより、M3から測ったM4までの距離を、M2に干渉するのを避けながら、出来るだけ短くすることができるため、M4の有効径の拡大を抑えることが出来る。この値が上限を外れると、M4がM2に干渉する恐れがあり、下限を外れるとM4の有効径が大きくなり過ぎる。
これにより、まず出来るだけM4とM5の間隔を十分に採ることにより、M1とM8の干渉を避けることが出来、かつM5から測ったM6までの距離をM1やM8に干渉するのを避ける様にとることにより、さらにM6の有効径の大型化を避けることが出来る。
この値の下限を外れると、M4とM5の間隔が小さくなり過ぎるため、M1とM8の干渉が起きる恐れが生じる。また上限を外れると、M6がM5に干渉する恐れが生じ、またM1とM8の間隔が大きくなり過ぎ、光学系が大型化する。
その結果、大きな解像力を有する走査型の露光装置を用いて、良好な露光条件のもとで、高精度なマイクロデバイスを製造することができる。
また、第3反射鏡M3及び第6反射鏡M6への光線の入射角を小さく抑えることにより、有効径が大きくなりがちな第4反射鏡M4及び第5反射鏡M5の有効径を小さく抑えることができる。
A<30° (1)
条件式(1)の上限値を上回ると、反射多層膜への光線の最大入射角Aが大きくなり過ぎて、反射ムラが発生し易くなり且つ十分に高い反射率を得ることができなくなるので好ましくない。
5°<|α|<10° (2)
条件式(2)の上限値を上回ると、第1面に反射マスクを設置した場合に、反射による影の影響を受け易くなるので、好ましくない。一方、条件式(2)の下限値を下回ると、第1面に反射マスクを設置した場合に、入射光と反射光とが干渉するので、好ましくない。
φM≦700mm (3)
条件式(3)の上限値を上回ると、当該反射鏡の有効径が大きくなり過ぎて、光学系が大型化するので好ましくない。
図1は、本発明の実施形態にかかる露光装置の構成を概略的に示す図である。
また、図2は、ウェハ上に形成される円弧状の露光領域(すなわち実効露光領域)と光軸との位置関係を示す図である。図1において、投影光学系の光軸方向すなわち感光性基板であるウェハの法線方向に沿ってZ軸を、ウェハ面内において図1の紙面に平行な方向にY軸を、ウェハ面内において図1の紙面に垂直な方向にX軸をそれぞれ設定している。
マスク4は、そのパターン面がXY平面に沿って延びるように、Y方向に沿って移動可能なマスクステージ5によって保持されている。そして、マスクステージ5の移動は、図示を省略したレーザー干渉計により計測されるように構成されている。こうして、マスク4上には、Y軸に関して対称な円弧状の照明領域が形成される。
第1反射結像光学系G1は5つの反射鏡M1〜M5から構成され、第2反射結像光学系G2は3つの反射鏡M6〜M8から構成される。
z=(y2/r)/{1+{1−(1+κ)・y2/r2}1/2}
+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ (b)
図3を参照すると、第1実施例の投影光学系では、マスク4(図3では不図示)からの光は、凹面の第1反射鏡M1の反射面、凸面の第2反射鏡M2の反射面、凹面の第3反射鏡M3の反射面、および凹面の第4反射鏡M4の反射面で順次反射された後、マスクパターンの中間像(IMI)を形成する。そして、第1反射結像光学系G1を介して形成されたマスクパターンの中間像からの光は、凹面の第5反射鏡M5の反射面、凹面の第6反射鏡M6の反射面、凸面の第7反射鏡M7の反射面、および凹面の第8反射鏡M8の反射面で順次反射された後、ウェハ7上にマスクパターンの縮小像(二次像)を形成する。
(主要諸元)
λ=13.5nm
β=1/4
NA=0.35
H0=160mm
φ=40mm
LX=26mm
LY=2mm
(光学部材諸元)
面番号 r d
(マスク面) 698.156
1 −975.223 −297.019(第1反射鏡M1)
2 ∞ 0.0 (開口絞りAS)
3 −1060.176 252.311 (第2反射鏡M2)
4 −1881.776 −470.693(第3反射鏡M3)
5 1960.840 1077.164(第4反射鏡M4)
6 −951.847 −147.122(第5反射鏡M5)
7 5859.745 269.124 (第6反射鏡M6)
8 211.421 −371.697(第7反射鏡M7)
9 441.230 416.620 (第8反射鏡M8)
(ウェハ面)
(非球面データ)
1面
κ=0.000000
C4=−0.173554×10-8 C6=0.812093×10-14
C8=−0.323710×10-18 C10=0.787369×10-23
C12=−0.131932×10-27 C14=0.125955×10-32
C16=−0.345483×10-38
2面
κ=0.000000
C4=−0.560244×10-8 C6=−0.930088×10-13
C8=−0.193004×10-17 C10=0.235272×10-21
C12=−0.525156×10-25 C14=0.870090×10-31
C16=0.105834×10-32
3面
κ=0.000000
C4=−0.230573×10-8 C6=0.835417×10-14
C8=−627484×10-19 C10=−0.197347×10-25
C12=0.276068×10-28 C14=−0.907472×10-33
C16=0.112538×10-37
4面
κ=0.000000
C4=−0.517081×10-9 C6=−0.204386×10-14
C8=0.114430×10-19 C10=−0.601470×10-24
C12=0.107385×10-28 C14=−0.117045×10-33
C16=0.517613×10-39
5面
κ=0.000000
C4=−0.288824×10-9 C6=−0.308094×10-14
C8=−0.606467×10-18 C10=0.269371×10-22
C12=−0.522931×10-27 C14=0.504789×10-32
C16=−0.197877×10-37
6面
κ=0.000000
C4=−0.209351×10-08 C6=−0.281232×10-13
C8=0.192600×10-17 C10=−0.570097×10-22
C12=0.860293×10-27 C14=−0.401733×10-32
C16=−0.278327×10-37
7面
κ=0.000000
C4=0.705451×10-8 C6=−0.181802×10-12
C8=0.158521×10-15 C10=−0.845922×10-20
C12=−0.773673×10-24 C14=0.346159×10-27
C16=−0.326035×10-31
8面
κ=0.000000
C4=0.406470×10-10 C6=0.327860×10-15
C8=0.150212×10-20 C10=0.219826×10-25
C12=−0.338842×10-30 C14=0.616353×10-35
C16=−0.373715×10-40
(条件式対応値)
(1)NA = 0.35
(2)|α|=6.02°( 105.00 mrad)
(3)φM=448mm(第5反射鏡M5において最大)
(4)d1/d2=0.536
(5)d3/d4=7.33
(6)R2/TL=−0.74
(7)R3/TL=−1.32
(8)R6/TL=4.11
図4は、第1実施例の投影光学系におけるコマ収差を示す図である。
図4では、像高100%、像高98%、および像高95%におけるメリディオナルコマ収差およびサジタルコマ収差を示している。収差図から明らかなように、第1実施例では、実効露光領域ERに対応する領域において、コマ収差が良好に補正されていることがわかる。また、図示を省略したが、実効露光領域ERに対応する領域において、コマ収差以外の他の諸収差、たとえば球面収差やディストーションなども良好に補正されていることが確認されている。
図5を参照すると、第2実施例の投影光学系においても第1実施例と同様に、マスク4(図5では不図示)からの光は、凹面の第1反射鏡M1の反射面、凸面の第2反射鏡M2の反射面、凹面の第3反射鏡M3の反射面、および凹面の第4反射鏡M4の反射面で順次反射された後、マスクパターンの中間像(IMI)を形成する。そして、第1反射結像光学系G1を介して形成されたマスクパターン中間像からの光は、凹面の第5反射鏡M5の反射面、凸面の第6反射鏡M6の反射面、凸面の第7反射鏡M7の反射面、および凹面の第8反射鏡M8の反射面で順次反射された後、ウェハ7上にマスクパターンの縮小像(二次像)を形成する。
(主要諸元)
λ=13.5nm
β=1/4
NA=0.43
H0=160mm
φ=40mm
LX=26mm
LY=2mm
(光学部材諸元)
面番号 r d
(マスク面) 590.955
1 −985.046 0.0 (第1反射鏡M1)
2 ∞ −310.367(開口絞りAS)
3 −3000.000 228.607 (第2反射鏡M2)
4 −1631,547 −277.660(第3反射鏡M3)
5 2998.808 735.582 (第4反射鏡M4)
6 −596.581 −123.757(第5反射鏡M5)
7 −4230.150 223.757 (第6反射鏡M6)
8 169.128 323.757 (第7反射鏡M7)
9 381.614 363.757 (第8反射鏡M8)
(ウェハ面)
(非球面データ)
1面
κ=0.000000
C4=−0.721485×10-9 C6=0.335778×10-13
C8=−0.108220×10-17 C10=0.182905×10-22
C12=−0.398709×10-28 C14=−0.429467×10-32
C16=0.546792×10-37
2面
κ=0.000000
C4=−0.532561×10-8 C6=−0.108877×10-12
C8=−0.304804×10-17 C10=0.431038×10-21
C12=−0.244787×10-24 C14=0.520831×10-28
C16=−0.456251×10-32
3面
κ=0.000000
C4=−0.525989×10-8 C6=0.242374×10-13
C8=−0.347186×10-18 C10=0.869056×10-23
C12=−0.387406×10-27 C14=0.129119×10-31
C16=−0.180093×10-36
4面
κ=0.000000
C4=−0.304522×10-8 C6=−0.251504×10-13
C8=0.585873×10-18 C10=−0.809672×10-22
C12=0.389162×10-26 C14=−0.102294×10-30
C16=0.112228×10-35
5面
κ=0.000000
C4=−0.358596×10-09 C6=−0.432298×10-15
C8=−0.926858×10-18 C10=0.284672×10-22
C12=−0.411796×10-27 C14=0.300284×10-32
C16=−0.895302×10-38
6面
κ=0.000000
C4=−0.435747×10-8 C6=−0.616487×10-13
C8=0.380556×10-17 C10=−0.799599×10-22
C12=0.568693×10-27 C14=0.605155×10-32
C16=−0.962701×10-37
7面
κ=0.000000
C4=0.259221×10-07 C6=−0.218313×10-11
C8=0.508639×10-15 C10=0.112444×10-18
C12=−0.564773×10-22 C14=0.108309×10-25
C16=−0.783808×10-30
8面
κ=0.000000
C4=0.572653×10-10 C6=0.607085×10-15
C8=0.329741×10-20 C10=0.895524×10-25
C12=−0.145615×10-29 C14=0.263718×10-34
C16=−0.123532×10-39
(条件式対応値)
φM5= 505 mm
(1)NA =0.43
(2)|α|=6.02°( 105.00 mrad)
(3)φM=505mm(第5反射鏡M5において最大)
(4)d1/d2=0.823
(5)d3/d4=5.94
(6)R2/TL=−2.71
(7)R3/TL=−1.47
(8)R6/TL=―3.82
図6は、第2実施例の投影光学系におけるコマ収差を示す図である。
図6では、像高100%、像高98%、および像高95%におけるメリディオナルコマ収差およびサジタルコマ収差を示している。収差図から明らかなように、第2実施例においても第1実施例と同様に、実効露光領域ERに対応する領域において、コマ収差が良好に補正されていることがわかる。また、図示を省略したが、実効露光領域ERに対応する領域において、コマ収差以外の他の諸収差、たとえば球面収差やディストーションなども良好に補正されていることが確認されている。
図7を参照すると、第3実施例の投影光学系においても第1実施例および第2実施例と同様に、マスク4(図7では不図示)からの光は、凹面の第1反射鏡M1の反射面、凸面の第2反射鏡M2の反射面、凹面の第3反射鏡M3の反射面、および凹面の第4反射鏡M4の反射面で順次反射された後、マスクパターンの中間像(IMI)を形成する。そして、第1反射結像光学系G1を介して形成されたマスクパターン中間像からの光は、凹面の第5反射鏡M5の反射面、凹面の第6反射鏡M6の反射面、凸面の第7反射鏡M7の反射面、および凹面の第8反射鏡M8の反射面で順次反射された後、ウェハ7上にマスクパターンの縮小像(二次像)を形成する。
λ=13.5nm
β=1/4
NA=0.3
H0=160mm
φ=40mm
LX=26mm
LY=2mm
(光学部材諸元)
面番号 r d
(マスク面) 750.955
1 −969.982 −288.790(第1反射鏡M1)
2 ∞ 0.0 (開口絞りAS)
3 −1182.276 251.134 (第2反射鏡M2)
4 −2350.820 −391.115(第3反射鏡M3)
5 1883.389 1007.342(第4反射鏡M4)
6 −975.549 −146.509(第5反射鏡M5)
7 3387.139 271.523 (第6反射鏡M6)
8 207.259 −373.841(第7反射鏡M7)
9 441.870 417.685 (第8反射鏡M8)
(ウェハ面)
(非球面データ)
1面
κ=0.000000
C4=−0.703207×10-10 C6=0.598953×10-14
C8=−0.375668×10-18 C10=0.121280×10-22
C12=−0.223785×10-27 C14=0.125153×10-33
C16=0.169705×10-37
2面
κ=0.000000
C4=−0.470621×10-8 C6=−0.689667×10-13
C8=−0.336065×10-17 C10=0.236204×10-20
C12=−0.113129×10-23 C14=0.293732×10-27
C16=−0.317016×10-31
3面
κ=0.000000
C4=−0.277756×10-8 C6=0.105831×10-13
C8=−0.757410×10-19 C10=−0.130511×10-23
C12=0.115835×10-27 C14=−0.377956×10-32
C16=0.508278×10-37
4面
κ=0.000000
C4=−0.714245×10-09 C6=−0.283375×10-14
C8=0.683355×10-20 C10=−0.733103×10-24
C12=0.158350×10-28 C14=−0.218699×10-33
C16=0.122867×10-38
5面
κ=0.000000
C4=−0.161948×10-09 C6=−0.543176×10-14
C8=−0.564504×10-18 C10=0.268740×10-22
C12=−0.536013×10-27 C14=0.527519×10-32
C16=−0.210346×10-37
6面
κ=0.000000
C4=−0.162421×10-8 C6=−0.279046×10-13
C8=0.170329×10-17 C10=−0.489081×10-22
C12=0.745157×10-27 C14=−0.434907×10-32
C16=−0.897910×10-38
7面
κ=0.000000
C4=0.727436×10-08 C6=−0.223643×10-12
C8=0.275326×10-15 C10=−0.130946×10-19
C12=−0.949183×10-23 C14=0.305868×10-26
C16=−0.303400×10-30
8面
κ=0.000000
C4=0.393769×10-10 C6=0.317594×10-15
C8=0.113575×10-20 C10=0.414933×10-25
C12=−0.132715×10-29 C14=0.289833×10-34
C16=−0.248565×10-39
(条件式対応値)
φM5= 440mm
(1)NA=0.3
(2)|α|=6.02°( 105.00 mrad)
(3)φM=440mm(第5反射鏡M5において最大)
(4)d1/d2=0.642
(5)d3/d4=6.85
(6)R2/TL=−0.79
(7)R3/TL=−1.57
(8)R6/TL=2.26
図8は、第3実施例の投影光学系におけるコマ収差を示す図である。図8では、像高
100%、像高98%、および像高95%におけるメリディオナルコマ収差およびサジタルコマ収差を示している。収差図から明らかなように、第3実施例においても第1実施例および第2実施例と同様に、実効露光領域ERに対応する領域において、コマ収差が良好に補正されていることがわかる。また、図示を省略したが、実効露光領域ERに対応する領域において、コマ収差以外の他の諸収差、たとえば球面収差やディストーションなども良好に補正されていることが確認されている。
主光線の傾きもほぼ0であり、テレセントリックな光学系となっている。
また、上述の各実施例では、マスク4に入射する光線群およびマスク4で反射される光線群の光軸AXとなす角度αが約6°程度に小さく抑えられているので、反射型マスク4を用いていても、入射光と反射光との干渉を避けることができるとともに、反射による影の影響を受けにくく、したがって性能が悪化しにくい。また、マスク4の設定位置についてわずかな誤差が発生しても、大きな倍率変化を招きにくいという利点がある。
中間像は各反射鏡のパワーのちょっとした違いにより、M4とM5の間に形成される構成や、M5とM6の間に形成される構成が可能であるからである。
2 波長選択フィルタ
3 照明光学系
4 マスク
5 マスクステージ
6 投影光学系
7 ウェハ
8 ウェハステージ
M1〜M8 反射鏡
AS 開口絞り
IMI 中間像
Claims (15)
- 第1面の縮小像を第2面上に形成する反射型投影光学系において、
第1面側からの光の入射順に、凹面の第1反射鏡M1と、開口絞りASを備えた凸面の第2反射鏡M2と、凹面の第3反射鏡M3と、凹面の第4反射鏡M4と、凹面の第5反射鏡M5と、第6面反射鏡M6と、凸面の第7反射鏡M7と、凹面の第8反射鏡M8とを有することを特徴とする反射型投影光学系。 - 請求項1に記載の反射型投影光学系であって、
d1:第2反射鏡M2と第3反射鏡M3の間の面間隔
d2:第3反射鏡M3と第4反射鏡M4の間の面間隔
とすると、前記第4反射鏡M4の位置が以下の条件を満足することを特徴とする反射型投影光学系。
0.2<d1/d2<0.9 - 請求項1乃至2に記載の反射型投影光学系であって、
d3:第4反射鏡M4と第5反射鏡M5の間の面間隔
d4:第5反射鏡M5と第6反射鏡M6の間の面間隔
とすると、前記第6反射鏡M6の位置が以下の条件を満足することを特徴とする反射型投影光学系。
3<d3/d4<12 - 前記第2反射鏡M2の中心曲率半径をR2とすると、
−6000mm<R2<−400mm
であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の反射型投影光学系。 - 前記第3反射鏡M3の中心曲率半径をR3とすると、
−4500mm<R3<−400mm
であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の反射型投影光学系。 - 前記第6反射鏡M6の中心曲率半径の絶対値をR6とすると、
2000mm<R6<6000mm
であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の反射型投影光学系。 - 請求項1乃至6に記載の反射型投影光学系であって、
TL:第1面(物体面)と第2面(結像面)の間の間隔
R2:第2反射鏡M2の中心曲率半径
とすると、以下の条件を満足することを特徴とする反射型投影光学系。
−3.0<R2/TL<−0.4 - 請求項1乃至7に記載の反射型投影光学系であって、
TL:第1面(物体面)と第2面(結像面)の間の間隔
R3:第3反射鏡M3の中心曲率半径
とすると、以下の条件を満足することを特徴とする反射型投影光学系。
−3.0<R3/TL<−0.3 - 請求項1乃至8に記載の反射型投影光学系において、
前記第6反射鏡M6は、凹面で構成されていることを特徴とする反射型投影光学系。 - 請求項1乃至9に記載の反射型投影光学系において、
前記第6反射鏡M6は、凸面で構成されていることを特徴とする反射型投影光学系。 - 請求項1乃至10に記載の反射型投影光学系であって、
TL:第1面(物体面)と第2面(結像面)の間の間隔
R6:第6反射鏡M6の中心曲率半径の絶対値
とすると、以下の条件を満足することを特徴とする反射型投影光学系。
1.5<R6/TL<10.0 - 前記反射型投影光学系が、前記第4反射鏡M4と前記第5反射鏡M5の間に中間像を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の反射型投影光学系。
- 像側開口数NAは、0.27より大きく、好ましくは0.43であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の反射型投影光学系。
- 前記第1面に設定されるマスクを照明するための照明系と、前記マスクのパターンを前記第2面に設定される感光性基板上へ投影露光するための請求項1乃至13のいずれか1項に記載の反射型投影光学系とを備えていることを特徴とする露光装置。
- 前記照明系は、露光光としてX線を供給するための光源を有し、前記反射型投影光学系に対して前記マスクおよび前記感光性基板を相対移動させて、前記マスクのパターンを前記感光性基板上に投影露光することを特徴とする請求項14に記載の露光装置。
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