JP2002188311A - 多段式駐車設備 - Google Patents

多段式駐車設備

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JP2002188311A JP2000388687A JP2000388687A JP2002188311A JP 2002188311 A JP2002188311 A JP 2002188311A JP 2000388687 A JP2000388687 A JP 2000388687A JP 2000388687 A JP2000388687 A JP 2000388687A JP 2002188311 A JP2002188311 A JP 2002188311A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減およびメンテナンスコスト
の低減を実現し、パレット群の停止位置検出機構の信頼
性も向上する駐車設備の提供。 【解決手段】 ピット55内に配設され、各パレット
1、2、3がピット上面の車両乗り入れ面に停止し得る
ように昇降される、上下に離間して一体にされた三段の
パレット群4と、車両乗り入れ面の近傍に同一高さ位置
に配設された二個のリミットスイッチ8、9と、各パレ
ットに配設された異なる組合せのストライカ11、12
とを備えており、各ストライカ11、12が作動させる
リミットスイッチ8、9の組合せが相違しており、二個
のリミットスイッチ8、9によって検出されたストライ
カ11、12の異なる組合せに基づいてパレットの停止
位置が判断されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多段式駐車設備に関
する。さらに詳しくは、上下に離間して連結された複数
段の車両搭載用のパレット群を昇降(循環移動を含む)
させるように構成された多段式駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多段式駐車設備として、実用新案
登録第2601872号公報に開示されたものが知られ
ている。
【0003】図7に示すように、この駐車設備51は、
三枚の車両搭載用パレット52、53、54が上下に離
間した状態で相互に固定されたものであり、このパレッ
ト群が地面に掘られたピット55内に収容されるもので
ある。このパレット群は、巻き上げスプロケット56に
巻き掛けられた吊上チェーン57に取り付けられてい
る。そして、電動モータ58によって巻き上げスプロケ
ット56を正逆に回転させることにより、上記吊上チェ
ーン57を引いて上記パレット群を昇降させるようにさ
れている。そして、パレット群のうちの所望のパレット
52、53、54をピット55上面の車両乗り入れレベ
ルに位置させて車両を出入させる。これによりパレット
群は、上段パレット52が乗り入れレベルに位置する下
段停止位置、中段パレット53が乗り入れレベルに位置
する中段停止位置、下段パレット54が乗り入れレベル
に位置する上段停止位置にそれぞれ停止させられる。
【0004】車両乗り入れ面には、パレット群が下段停
止位置、中段停止位置、上段停止位置それぞれに停止し
ていることを検出するために、パレットの枚数に合わせ
て三個のリミットスイッチL1、L2,L3が配設され
ている。三個のリミットスイッチは同一高さ位置に配設
されており、各パレットが対応するリミットスイッチの
アクチエータ(スイッチレバーと呼ぶ)を直接蹴って作
動させるようにされている。
【0005】この目的のために、図8(a)に示すよう
に、上段パレット52には、中段パレット用および下段
パレット用のリミットスイッチのスイッチレバーL2
a、L3aが通過しうる切欠き60、61が形成されて
いる。また図8(b)に示すように、中段パレット53
には、上段パレット用および下段パレット用のリミット
スイッチのスイッチレバーL1a、L3aが通過しうる
切欠き59、61が形成されている。また図8(c)に
示すように、下段パレット54には、上段パレット用お
よび中段パレット用のリミットスイッチのスイッチレバ
ーL1a、L2aが通過しうる切欠き59、60が形成
されている。かかる構成により、パレット群が各停止位
置に至ったときには必ず異なる一個のリミットスイッチ
だけが作動することになる。したがって、パレット群が
いずれの停止位置に停止しているかを判断することがで
きる。
【0006】なお、パレット群を昇降させる手段として
は、上記電動モータ、スプロケットおよびチェーンから
なる機構の他、油圧シリンダも多用されている。油圧シ
リンダは一般的にパレット群の後部の両外側の床面に立
設される。そして、ピストンロッドの先端が上段パレッ
トに連結される。パレット群はピストンロッドを伸縮す
ることによって一体で昇降させられる。ピットの上面が
乗り入れ面となっているので、昇降させることによって
所望のパレットを乗り入れ面のレベル(地上レベル)に
一致させる。また、通常は一台の油圧ユニットによって
全油圧シリンダが作動させられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記駐
車設備では各停止位置に対して一個の停止検出用リミッ
トスイッチを必要とする。換言すれば、パレットの枚数
と同数のリミットスイッチが必要となる。したがって、
三段のパレット群では三個のリミットスイッチが必要で
あり、四段のパレット群では四個のリミットスイッチが
必要である。これは製造コストの上昇およびメンテナン
スコストの上昇につながる。
【0008】また、全パレットにスイッチアームを通過
させるための切欠きを形成する必要がある。この切欠き
の形成は手作業によって行わざるを得ない。その際には
大きく重いパレットを所定位置に移動させたり変位させ
たりする必要がある。一般に製缶作業は対象物の寸法お
よび重量が大きいほど大変な作業となる。このことも製
造コストの上昇につながる。
【0009】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、製造コストおよびメンテナンスコスト
の低減を実現し、パレット群の停止位置検出機構の信頼
性の向上も可能にした多段式駐車設備を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の多段式駐車設備
は、各パレットが車両乗り入れ面に停止し得るように昇
降される、上下に離間して連結された2のn乗から1を
減じた段数からn+1の段数のうちの一の段数のパレッ
ト群と、パレットの昇降路におけるパレット外部の位置
に配設されたn個のパレット位置検出センサとを備えて
おり、各パレット位置検出センサが検出し得るパレット
の組合せが相違しており、上記nが2以上の整数であ
り、上記n個のパレット位置検出センサのうち、パレッ
トを検出したパレット位置検出センサの組合せに基づい
てパレットの停止位置が判断されるように構成されてい
る。
【0011】各パレット位置検出センサが検出し得るパ
レットの組合せが相違しているとは、たとえば、一のパ
レット位置検出センサは一のパレットとその次ぎ(たと
えば下方に隣接した)パレットとを検出することがで
き、他のパレット位置検出センサは上記一のパレットと
次の次のパレットとを検出することができるという意味
である。また、上下に連結とは複数のパレットがループ
状に連結されることも含み、昇降されるとはループ状に
連結されたパレット群が循環移動することも含む意味で
ある。
【0012】かかる駐車設備によれば、各停止位置にお
いてパレットを検出するパレット位置検出センサの組合
せが異なるため、この検出組合せに基づいてパレット群
がいずれの位置に停止しているかを判断することができ
る。かかる作用は、従来のようにパレットの枚数と同数
のパレット位置検出センサを用いることを必要せずに奏
することができる。パレット位置検出センサの個数が低
減できれば製造コストやメンテナンスコストの低減につ
ながる。
【0013】本発明の他の多段式駐車設備は、上記本発
明の多段式駐車設備に含まれるものであり、各パレット
が車両乗り入れ面に停止し得るように昇降される、上下
に離間して一体にされた三段のパレット群と、下降位置
にある最上段パレットに対応するパレット外部の位置近
傍に配設された二個のパレット位置検出センサとを備え
ており、各パレット位置検出センサが検出し得るパレッ
トの組合せが相違しており、上記二個のパレット位置検
出センサのうち、パレットを検出したパレット位置検出
センサの組合せに基づいてパレットの停止位置が判断さ
れるように構成されている。
【0014】かかる駐車設備によれば、各停止位置にお
いてパレットを検出するパレット位置検出センサの組合
せが異なるため、この検出組合せに基づいてパレット群
がいずれの位置に停止しているかを判断することができ
る。かかる作用は、従来のようにパレットの枚数と同数
のパレット位置検出センサを用いることを必要せずに奏
することができる。パレット位置検出センサの個数が低
減できれば製造コストやメンテナンスコストの低減につ
ながる。
【0015】本発明のさらに他の多段式駐車設備は、上
記本発明の多段式駐車設備に含まれるものであり、各パ
レットが車両乗り入れ面に停止し得るように昇降され
る、上下に離間して一体にされた四段から七段のうちの
いずれかの段数のパレット群と、下降位置にある最上段
パレットに対応するパレット外部の位置近傍に配設され
た三個のパレット位置検出センサとを備えており、各パ
レット位置検出センサが検出し得るパレットの組合せが
相違しており、上記三個のパレット位置検出センサのう
ち、パレットを検出したパレット位置検出センサの組合
せに基づいてパレットの停止位置が判断されるように構
成されている。
【0016】かかる駐車設備によれば、前述した三段パ
レットの本発明の駐車設備に較べて、さらに大幅なパレ
ット位置検出センサの低減を実現することができる。
【0017】上記駐車設備であって、上面が車両乗り入
れ面となるピットを備えており、上記パレット群がピッ
ト内とピット上との間を昇降可能にされており、上記パ
レット位置検出センサが車両乗り入れ面近傍に配設され
てなる駐車設備にあっては、たとえば何らかの原因によ
ってピットが冠水したときでもパレット位置検出センサ
が健全に作動するので好ましい。
【0018】また、上記パレット群が下降位置にあると
きにのみ全パレット位置検出センサがONとなるように
構成されてなる駐車設備にあっては、パレット群が下降
位置に至ったときに、複数のパレット位置検出センサが
ONとなる時点の差異に基づいてスイッチの作動の同期
や作動不良等を判断することができるので好ましい。
【0019】また、各パレットに少なくとも一のパレッ
ト位置検出センサに検出される被検出体が配設されてお
り、一のパレットに配設された被検出体のうちの少なく
とも一つが、他のパレットに配設された被検出体のうち
の少なくとも一つとは、その対応するパレット位置検出
センサが異なるように構成すれば、上記優れた作用を奏
する駐車設備が容易に実現できる。
【0020】また、各パレットに少なくとも一のパレッ
ト位置検出センサに検出される被検出体が配設されてお
り、一のパレットに配設された被検出体のうちの少なく
とも一つが、他のパレットに配設された被検出体のうち
の少なくとも一つとは、その対応するパレット位置検出
センサが異なるように配設されており、最上段のパレッ
トには全てのパレット位置検出センサに対応する被検出
体が配設されてなる駐車設備にあっては、簡易な構成に
より、パレット群が下降位置に至ったときに、複数のパ
レット位置検出センサがONとなる時点の差異に基づい
てスイッチの作動の同期や作動不良等を判断することも
できるので好ましい。
【0021】また、上記パレット位置検出センサがリミ
ットスイッチであり、パレットにはリミットスイッチを
作動させるストライカが配設されており、リミットスイ
ッチのアクチエータがパレットの昇降路の外方に位置し
ており、該ストライカがパレットから外方へ突出してな
る駐車設備にあっては、各パレットにリミットスイッチ
のアクチエータを通過させる切欠きを形成する必要がな
いので製造コストの低減を図ることができる。なお、リ
ミットスイッチのアクチエータとは、ストライカによっ
て蹴られ(傾倒させられ)、それによってリミットスイ
ッチが作動するものである。
【0022】この、リミットスイッチを用いた駐車設備
であって、パレット群の外方に、パレットに近接してデ
ッキが配設されており、該デッキに上記リミットスイッ
チが取り付けられており、デッキにはストライカが通過
し得る切欠きが形成されており、ストライカは、それが
リミットスイッチのアクチエータを傾倒したときには上
記切欠きを塞ぐように構成されてなる駐車設備にあって
は、パレットが定位置にあるときに余分な開口が現れな
いため、利用者にとっての安全性が向上するので好まし
い。
【0023】前述した、パレット群が下降位置にあると
きのみに全検出センサ(たとえばリミットスイッチ)が
ONとなる駐車設備であって、パレット群の左右両側方
に、最上段パレットに作用してパレット群を昇降させる
ための駆動シリンダが配設されており、最上段パレット
における駆動シリンダの両作用点近傍それぞれに上記被
検出体が取り付けられており、パレット群が下降位置か
ら上昇するときに、左右の被検出体に対応するパレット
位置検出センサの検出信号が消える時点に所定時間以上
の差があるときに警報を発するように構成されてなる駐
車設備にあっては、左右の駆動シリンダの同期を判断す
ることができ、同期していないときの問題を未然に防止
することができるので好ましい。この目的のために、パ
レット群が下降して下降位置に至るときに、左右の被検
出体に対応するパレット位置検出センサの検出信号が発
せられる時点に所定時間以上の差があるときに警報を発
するように構成することもできる。なお、被検出体が駆
動シリンダの作用点近傍に配設されることにより、駆動
シリンダの作動をより忠実に検知することができる。
【0024】加えて、上記警報が発せられたときにパレ
ット群の上昇が停止させられるように構成されてなる駐
車設備にあっては、同期していないときの問題の防止が
一層確実となる。
【0025】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照しながら本発明
の多段式駐車設備の実施形態を説明する。
【0026】図1は本発明の駐車設備の一実施形態を示
す背面図(パレット群の奥端側、つまり後部から見た
図)である。図2は図1の駐車設備の平面図である。
【0027】図示の駐車設備100はピット55内に上
中下三段のパレット1、2、3を備えたパレット群4が
昇降可能に配設されたものである。図示のパレット群4
は一列のみであるが、一列に限らず二列以上であっても
よい。パレット群4におけるパレット1、2、3は支柱
4aによって相互に上下間隔をおいて固定されている。
図1ではパレット群4が中段停止位置(以下、単に中段
位置という)にある状態を示している。
【0028】パレット群4の左右両側辺にはパレット群
を昇降させるための油圧シリンダ5が配設されている。
シリンダ本体(外筒ともいう)5aの基端が床に固定さ
れ、ピストンロッド5bの先端が上段パレット1を下か
ら支持するように連結されている。また、上記配置とは
逆さにして、ピストンロッド5bの先端を床面に固定
し、外筒5aの基端によって上段パレット1を支持させ
てもよい。この油圧シリンダ5によってパレット群4は
上段位置、中段位置、および、下降位置たる下段位置の
三段階に昇降させられる。上段位置では下段パレット3
が地上レベル(車両乗り入れレベル)に位置して車両の
出入がなされる。中段位置では中段パレット2が地上レ
ベルに位置し、下降位置では上段パレット1が地上レベ
ルに位置する。全油圧シリンダ5を作動させるための駆
動装置として一台の油圧ユニット6がピット55内の床
面に設置されている。
【0029】図2も合わせて参照すれば明らかなよう
に、地上レベルにおけるパレット群4の両側方には歩行
用のデッキ7がパレット群4に近接して配設されてい
る。両デッキ7の下部にはそれぞれパレット群4の停止
位置を検出するための左側リミットスイッチ(左スイッ
チという)8と右側リミットスイッチ(右スイッチとい
う)9とが同一高さ位置に取り付けられている。なお、
左右はパレットへの車両の進入方向に向かっての左と右
とをいうので、図1はパレットの後部から見ているため
見た目と左右が逆になっている。平面視におけるこれら
のスイッチ8、9の取付位置は、油圧シリンダのピスト
ンロッド5bが上段パレット1に連結されている位置に
近接している。また、スイッチ8、9はそのレバー8
a、9aがパレット群4の昇降通路には露出しないよう
に取り付けられている。そして、スイッチのレバー8
a、9aに対応するデッキ7の部分は切欠き10が形成
されている。この切欠き10はパレットの側辺に突設さ
れたストライカ11、12が通過するためのものであ
る。ストライカ11、12はスイッチレバー8a、9a
を蹴って作動させるためのものである。かかる構成によ
れば、各パレット1、2、3には切欠きを形成する必要
がなく、デッキ7に二つの切欠きを形成すればよいの
で、切欠き形成作業が低減される。図2、図3、図5中
の矢印Fは乗り入れ車両の進行方向を示す。
【0030】図3(a)には各パレット1、2、3の側
辺におけるストライカ11、12の形成位置が詳細に示
されている。本図では油圧シリンダの図示が省略されて
いる。上段パレット1の左辺には左スイッチ8を作動さ
せるための左ストライカ11が突設され、右辺には右ス
イッチ9を作動させるための右ストライカ12が突設さ
れている。中段パレットにはその左辺に左ストライカ1
1が突設されているだけであり、右辺にはストライカは
設けられていない。下段パレットにはその右辺に右スト
ライカ12が突設されているだけであり、左辺にはスト
ライカは設けられていない。
【0031】図3(b)にはストライカ11、12の作
用によるスイッチ8、9の作動状態がパレット群4の停
止位置毎に示されている。下段停止位置では両スイッチ
8、9がONとなり、中段停止位置では左スイッチ8が
ONとなり、上段停止位置では右スイッチ9がONとな
る。ストライカ11、12によってスイッチレバーを蹴
ることによってスイッチがONとなることから、各停止
位置間をパレット群4が昇降している最中には全スイッ
チ8、9がOFF状態となることは容易に理解できる。
このように、各停止位置においてONとなるスイッチの
組合せが異なる。この相違により、制御装置13がパレ
ット群4の停止位置を判断することができる。したがっ
て、この停止位置を図示しない表示装置に表示すること
も可能となる。
【0032】上記のスイッチ8、9の作動状態は一例を
示しているのであり、本発明では三つの停止位置におい
て作動状態が相互に異なればよい。ただし、いずれかの
停止位置において全スイッチ8、9がOFFとなるよう
にはしない。パレット群4が昇降している最中と区別が
つかないからである。なお、図3(b)に示した作動状
態とON−OFFを逆にしてもよい。その場合にはパレ
ット群4が昇降している最中に全スイッチ8、9がON
となるようにする。
【0033】本実施形態では、前述のごとくパレット群
4が下段位置にあるときに両スイッチ8、9ともにON
となるように構成し、スイッチ8、9の取付位置を平面
視におけるピストンロッド5bの上段パレット1への連
結点に近接させている。これらの構成は特別な用途のた
めである。すなわち、パレットが左右に傾斜するおそれ
があることを検知するためである。パレット群4が下段
位置から上昇を始めたときには通常は両スイッチ8、9
がほぼ同時にOFFとなる。ここで、両スイッチ8、9
のOFFになる時点が所定時間(たとえば2秒間)以上
相違したときには、制御装置13は二本の油圧シリンダ
5の作動が同期していないと判断する。そして警報を発
し、必要に応じてパレット群4の上昇を緊急停止する。
もし二本の油圧シリンダ5の作動が同期していなければ
パレットが左右に傾斜するおそれがあるからである。上
記のとおり、所定時間以内の相違であればパレット群4
の昇降に影響しないと判断し、同期しているとするの
で、この「同期」は完全な同期ではない。
【0034】また同様に、パレット群4が下段位置に到
着するときに、通常は両スイッチ8、9がほぼ同時にO
Nとなるが、ONになる時点が所定時間(たとえば2秒
間)以上相違したときには、制御装置13は二本の油圧
シリンダ5の作動が同期していないと判断する。そして
警報を発する。
【0035】また、パレット群4が下段位置にあるとき
に両スイッチ8、9ともにONとなるように構成してお
けば、スイッチ8、9の平面視における取付位置に拘わ
らず、スイッチの作動の同期や作動不良等を判断するこ
ともできる。
【0036】図4にはデッキ7におけるリミットスイッ
チ(符号8で代表させる)の取り付け部の詳細が示され
ている。切欠き10の大きさおよび形状はストライカ
(符号11で代表させる)のそれとほぼ同じである。こ
うすることにより、パレット群4が下段位置にあるとき
(通常の非運転状態にあるとき)では両ストライカが二
つの切欠きを塞ぐこととなる。こうすることにより、デ
ッキ7に不要な開口が現れないことになるので利用者に
とっての安全性が向上する。
【0037】以上説明したとおり、本駐車設備では従来
の駐車設備における停止位置検出機構に較べて、同等の
機能を発揮するのにリミットスイッチの個数を減らすこ
とができる。しかも、昇降装置が油圧シリンダ等、パレ
ット群の左右両側方に配置されたものである場合に、両
昇降装置の作動の同期を判定することができる。
【0038】本実施形態では三段のパレット群に二個の
リミットスイッチを配設した駐車設備1を例に取った
が、本発明ではかかる構成に限定されない。
【0039】たとえば、四〜七段のいずれかの段数のパ
レットが上下に一体化されたパレット群に対しては、三
個のリミットスイッチを用いることによって上記実施形
態と同等の作用を奏することが可能である。
【0040】図5にかかる実施形態としての駐車設備2
00を示す。三個のリミットスイッチ31、32、33
は、平面視で二本の油圧シリンダのピストンロッド5b
と最上段パレット21の連結点に近接したデッキの位置
に配設する。本図では油圧シリンダの図示が省略されて
いる。たとえば、図示のごとく左右に一個ずつ31、3
3配設し、パレット群の後方に一個32を配設する。ま
たは、左に二個(一個)および右に一個(二個)配設し
てもよい。このように、左右のピストンロッドと最上段
パレットの連結点に近接したデッキの位置に少なくとも
一個ずつ配設すれば油圧シリンダの同期を判断すること
ができる。各パレットの側辺には相互に異なる組合せの
ストライカを突設させればよい。
【0041】図5の駐車設備200では七段パレットの
パレット群20を例に取っている。最上段パレット(第
一パレットという)21には左ストライカ34、右スト
ライカ36および後部ストライカ35を突設する。上か
ら二段目のパレット(第二パレットという。以下同様の
規則)22には左右のストライカ34、36のみを突設
し、第三パレット23には後部ストライカ35のみを突
設し、第四パレット24には右ストライカ36のみを突
設し、第五パレット25には右ストライカ36および後
部ストライカ35のみを突設し、第六パレット26には
左ストライカ34および後部ストライカ35のみを突設
し、最下段である第七パレット27には左ストライカ3
4のみを突設する。
【0042】図6には、このように構成した場合のスト
ライカ34、35、36の作用によるスイッチ31、3
2、33の作動状態がパレット群20の停止位置毎に示
されている。最下段停止位置たる第七停止位置では全ス
イッチ31、32、33がONとなり、第六停止位置で
は左右のスイッチ31、33がONとなり、第五停止位
置では後部スイッチ32のみがONとなり、第四停止位
置では右スイッチ33のみがONとなり、第三停止位置
では後部スイッチ32および右スイッチ33がONとな
り、第二停止位置では左スイッチ31および後部スイッ
チ32がONとなり、最上段停止位置である第一停止位
置では左スイッチ31のみがONとなる。
【0043】この駐車設備20においても、ストライカ
34、35、36によってスイッチレバーを蹴ることに
よってスイッチがONとなることから、各停止位置間を
パレット群20が昇降している最中には全スイッチ3
1、32、33がOFF状態となる。このように、各停
止位置においてONとなるスイッチの組合せが異なる。
この相違により、制御装置13がパレット群20の停止
位置を判断することができる。このように、三個のリミ
ットスイッチを用いれば最大七枚のパレットからなるパ
レット群の停止位置を効率よく検出することができ、左
右の昇降装置の同期を判断することができる。パレット
の枚数と同数のリミットスイッチを用いる従来技術に較
べて優れた効果が得られる。
【0044】以上の例示から明らかなように、本発明の
優れた効果は、n個のパレット停止位置検出センサを用
いて、最大として2のn乗から1を減じた枚数のパレッ
トからなるパレット群に対して奏することができ、ま
た、その優れた効果は最小としてn+1の枚数のパレッ
トからなるパレット群について奏することができる。す
なわち、全てのパレット停止位置検出センサがOFFと
なる組合せを除いて、各停止位置においてONとなるパ
レット停止位置検出センサの組合せを違えるように、各
パレットに異なるパレット停止位置検出センサに対応す
る組合せのストライカを配設すればよい。
【0045】以上の実施形態ではパレット停止位置セン
サとしてリミットスイッチを用いたが、本発明ではリミ
ットスイッチに限定されない。適用し得る公知のセンサ
を用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術に較べてパレ
ット停止位置センサの個数を低減することができるの
で、製造コストおよびメンテナンスコストの低減を実現
し、パレット群の停止位置検出機構の信頼性も向上す
る。さらに、パレット停止位置センサの作動の好適な組
合せによってパレット昇降装置の同期を判断することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車設備の一実施形態を示す背面図で
ある。
【図2】図1の駐車設備の平面図である。
【図3】図3(a)は図1におけるパレットに形成され
たストライカの位置を示す斜視図であり、図3(b)は
図3(a)のストライカによるリミットスイッチの作動
状態を示す表である。
【図4】図1の駐車設備におけるリミットスイッチの取
り付け状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の駐車設備の他の実施形態におけるパレ
ットに形成されたストライカの位置を示す斜視図であ
る。
【図6】図5のストライカによるリミットスイッチの作
動状態を示す表である。
【図7】従来の駐車設備の一例を示す側面図である。
【図8】図7の駐車設備におけるリミットスイッチの取
り付け状態を示す平面図であり、図8(a)は上段パレ
ットとの関連、図8(b)は中段パレットとの関連、図
8(c)は下段パレットとの関連を示している。
【符号の説明】
100・・・・駐車設備 1・・・・上段パレット 2・・・・中段パレット 3・・・・下段パレット 4・・・・パレット群 4a・・・支柱 5・・・・油圧シリンダ 5a・・・(油圧シリンダの)シリンダ本体 5b・・・(油圧シリンダの)ピストンロッド 6・・・・油圧ユニット 7・・・・デッキ 8・・・・左スイッチ 8a・・・スイッチレバー 9・・・・右スイッチ 9a・・・スイッチレバー 10・・・・切欠き 11・・・・左ストライカ 12・・・・右ストライカ 13・・・・制御装置 200・・・・駐車設備 20・・・・パレット群 21・・・・第一パレット 22・・・・第二パレット 23・・・・第三パレット 24・・・・第四パレット 25・・・・第五パレット 26・・・・第六パレット 27・・・・第七パレット 31・・・・左スイッチ 32・・・・後部スイッチ 33・・・・右スイッチ 34・・・・左ストライカ 35・・・・後部ストライカ 36・・・・右ストライカ 55・・・・ピット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各パレットが車両乗り入れ面に停止し得
    るように昇降される、上下に離間して連結された2のn
    乗から1を減じた段数からn+1の段数のうちの一の段
    数のパレット群と、 パレットの昇降路におけるパレット外部の位置に配設さ
    れたn個のパレット位置検出センサとを備えており、 各パレット位置検出センサが検出し得るパレットの組合
    せが相違しており、 上記nが2以上の整数であり、 上記n個のパレット位置検出センサのうち、パレットを
    検出したパレット位置検出センサの組合せに基づいてパ
    レットの停止位置が判断されるように構成されてなる多
    段式駐車設備。
  2. 【請求項2】 各パレットが車両乗り入れ面に停止し得
    るように昇降される、上下に離間して一体にされた三段
    のパレット群と、 下降位置にある最上段パレットに対応するパレット外部
    の位置近傍に配設された二個のパレット位置検出センサ
    とを備えており、 各パレット位置検出センサが検出し得るパレットの組合
    せが相違しており、 上記二個のパレット位置検出センサのうち、パレットを
    検出したパレット位置検出センサの組合せに基づいてパ
    レットの停止位置が判断されるように構成されてなる請
    求項1記載の多段式駐車設備。
  3. 【請求項3】 各パレットが車両乗り入れ面に停止し得
    るように昇降される、上下に離間して一体にされた四段
    から七段のうちのいずれかの段数のパレット群と、 下降位置にある最上段パレットに対応するパレット外部
    の位置近傍に配設された三個のパレット位置検出センサ
    とを備えており、 各パレット位置検出センサが検出し得るパレットの組合
    せが相違しており、 上記三個のパレット位置検出センサのうち、パレットを
    検出したパレット位置検出センサの組合せに基づいてパ
    レットの停止位置が判断されるように構成されてなる請
    求項1記載の多段式駐車設備。
  4. 【請求項4】 上面が車両乗り入れ面となるピットを備
    えており、上記パレット群がピット内とピット上との間
    を昇降可能にされており、上記パレット位置検出センサ
    が車両乗り入れ面近傍に配設されてなる請求項2または
    3記載の多段式駐車設備。
  5. 【請求項5】 上記パレット群が下降位置にあるときに
    のみ全パレット位置検出センサがONとなるように構成
    されてなる請求項2または3記載の多段式駐車設備。
  6. 【請求項6】 各パレットに少なくとも一のパレット位
    置検出センサに検出される被検出体が配設されており、 一のパレットに配設された被検出体のうちの少なくとも
    一つが、他のパレットに配設された被検出体のうちの少
    なくとも一つとは、その対応するパレット位置検出セン
    サが異なる請求項1から3のうちのいずれか一の項に記
    載の多段式駐車設備。
  7. 【請求項7】 各パレットに少なくとも一のパレット位
    置検出センサに検出される被検出体が配設されており、 一のパレットに配設された被検出体のうちの少なくとも
    一つが、他のパレットに配設された被検出体のうちの少
    なくとも一つとは、その対応するパレット位置検出セン
    サが異なるように配設されており、最上段のパレットに
    は全てのパレット位置検出センサに対応する被検出体が
    配設されてなる請求項2または3記載の多段式駐車設
    備。
  8. 【請求項8】 上記パレット位置検出センサがリミット
    スイッチであり、パレットにはリミットスイッチを作動
    させるストライカが配設されており、リミットスイッチ
    のアクチエータがパレットの昇降路の外方に位置してお
    り、該ストライカがパレットから外方へ突出してなる請
    求項1から3のうちのいずれか一の項に記載の多段式駐
    車設備。
  9. 【請求項9】 パレット群の外方に、パレットに近接し
    てデッキが配設されており、該デッキに上記リミットス
    イッチが取り付けられており、デッキにはストライカが
    通過し得る切欠きが形成されており、ストライカは、そ
    れがリミットスイッチのアクチエータを傾倒したときに
    は上記切欠きを塞ぐように構成されてなる請求項8記載
    の多段式駐車設備。
  10. 【請求項10】 上記パレット群の左右両側方に、最上
    段パレットに作用してパレット群を昇降させるための駆
    動シリンダが配設されており、最上段パレットにおける
    駆動シリンダの両作用点近傍それぞれに上記被検出体が
    取り付けられており、 パレット群が下降位置から上昇するときに、左右の被検
    出体に対応するパレット位置検出センサの検出信号が消
    える時点に所定時間以上の差があるときに警報を発する
    ように構成されてなる請求項5または7記載の多段式駐
    車設備。
  11. 【請求項11】 上記パレット群の左右両側方に、最上
    段パレットに作用してパレット群を昇降させるための駆
    動シリンダが配設されており、最上段パレットにおける
    駆動シリンダの両作用点近傍それぞれに上記被検出体が
    取り付けられており、 パレット群が下降して下降位置に至るときに、左右の被
    検出体に対応するパレット位置検出センサの検出信号が
    発せられる時点に所定時間以上の差があるときに警報を
    発するように構成されてなる請求項5または7記載の多
    段式駐車設備。
  12. 【請求項12】 上記警報が発せられたときにパレット
    群の上昇が停止させられるように構成されてなる請求項
    10または11に記載の多段式駐車設備。
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KR101291348B1 (ko) 2011-04-01 2013-07-30 박춘식 겹 주차장치
WO2013147482A1 (ko) * 2012-03-29 2013-10-03 Oh Jae Hwang 다층 주차 장치

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