JP2002250145A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2002250145A
JP2002250145A JP2001050889A JP2001050889A JP2002250145A JP 2002250145 A JP2002250145 A JP 2002250145A JP 2001050889 A JP2001050889 A JP 2001050889A JP 2001050889 A JP2001050889 A JP 2001050889A JP 2002250145 A JP2002250145 A JP 2002250145A
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Takashi Asakura
崇 朝倉
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピット内への水侵入時においても,駐車装置
の状況等を見て非常用操作手段への操作入力を行うこと
により,パレット昇降体の緊急上昇を適切なタイミング
で慎重且つ安全に行えるようにする。 【解決手段】 昇降用操作手段C1,C2への操作入力
に基づいて任意のパレット昇降体S1,S2を昇降さ
せ,また非常用操作手段10への操作入力に基づいてパ
レット昇降体S1,S2を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,車両搭載用パレッ
トを上下少なくとも二段有してピット内に昇降可能に配
設されるパレット昇降体と,このパレット昇降体を昇降
駆動する昇降駆動手段と,この昇降駆動手段の作動を制
御する制御手段とを備えた立体駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記立体駐車装置において,ピット内へ
の水の侵入を検出し得る水位センサを備え,このセンサ
の水侵入検出に応じてパレット昇降体を自動的に緊急上
昇させて,該パレット昇降体及び自動車の水没を未然に
防止できるようにした技術は,例えば実公平5−364
2号公報に開示されるように従来公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の従来装
置では,水位センサの水侵入検出に応じて一律にパレッ
ト昇降体を緊急上昇させるため,パレット昇降体の上段
側のパレット上で駐車車両の乗降者が歩いている時やそ
の上段パレット上で車両が入出庫している時に上記緊急
上昇が不用意に始まってしまう可能性があり,安全上,
好ましいことではない。
【0004】本発明は,斯かる実情に鑑みてなされたも
ので,ピット内への水侵入に応じたパレット昇降体の緊
急上昇を適切なタイミングで安全に行えるようにした立
体駐車装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため請求
項1の発明は,車両搭載用パレットを上下少なくとも二
段有してピット内に昇降可能に配設されるパレット昇降
体と,このパレット昇降体を昇降駆動する昇降駆動手段
とを備えた立体駐車装置において,パレット昇降体を平
時に昇降制御するための昇降用操作手段と,パレット昇
降体を非常時に上昇制御するための非常用操作手段とが
制御手段に接続され,その制御手段は,昇降用操作手段
への操作入力に基づいてパレット昇降体を昇降させるよ
うに昇降駆動手段の作動を制御し,また非常用操作手段
への操作入力に基づいてパレット昇降体を上昇させるよ
うに昇降駆動手段の作動を制御することを特徴とする。
【0006】この請求項1の発明の上記特徴によれば,
非常用操作手段への操作入力に基づいてパレット昇降体
を上昇させるように昇降駆動手段の作動を制御するの
で,ピット内への水侵入時において,駐車装置の状況
(たとえば,上段側パレット上の歩行者や車両の動き
等)を見た上で非常用操作手段への操作入力を行うこと
により,パレット昇降体の緊急上昇を適切なタイミング
で慎重且つ安全に行うことが可能となる。
【0007】また請求項2の発明は,各々が車両搭載用
パレットを上下少なくとも二段有してピット内にそれぞ
れ昇降可能に並設される複数列のパレット昇降体と,そ
れらパレット昇降体を昇降駆動する昇降駆動手段とを備
えた立体駐車装置において,パレット昇降体を平時に昇
降制御するための昇降用操作手段と,パレット昇降体を
非常時に上昇制御するための非常用操作手段とが制御手
段に接続され,その制御手段は,昇降用操作手段への操
作入力に基づいて任意のパレット昇降体を昇降させるよ
うに昇降駆動手段の作動を制御し,また非常用操作手段
への操作入力に基づいて全部のパレット昇降体を同時に
又は順次に上昇させるように昇降駆動手段の作動を制御
することを特徴とする。
【0008】この請求項2の発明の上記特徴によれば,
非常用操作手段への操作入力に基づいて全部のパレット
昇降体を同時に又は順次に上昇させるように昇降駆動手
段の作動を制御するので,ピット内への水侵入時におい
て,駐車装置の状況(例えば上段側パレット上の歩行者
や車両の動き等)を見た上で非常用操作手段への操作入
力を行うことにより,パレット昇降体の緊急上昇を適切
なタイミングで慎重且つ安全に行うことが可能となり,
またパレット昇降体が複数列在っても,これらの緊急上
昇動作を迅速に行わせることができる。
【0009】また請求項3の発明は,請求項1又は2の
発明の特徴に加えて,前記ピット内への所定量以上の水
侵入を検出し得る水侵入検出手段が前記制御手段に接続
され,該制御手段は,前記水侵入検出手段が前記水侵入
を検出しないときは前記非常用操作手段への操作入力を
無効とし,前記水侵入を検出しているときは同操作入力
を有効とすることを特徴とする。この特徴によれば,水
侵入検出手段が前記水侵入を検出しないときは,非常用
操作手段への操作入力が誤ってされても,これを無効に
できるため,ピット内が浸水していない平時の使用状態
で,非常用操作手段に対する誤操作に因りパレット昇降
体が誤って緊急上昇するのを未然に防止することができ
る。
【0010】また請求項4の発明は,請求項3の発明の
特徴に加えて,前記ピット内への水侵入を警報し得る警
報手段と,この警報手段の警報作動を確認したときに操
作入力すべき確認操作手段とが前記制御手段に接続さ
れ,該制御手段は,前記水侵入検出手段が前記水侵入を
検出するのに基づいて前記警報手段を警報作動させ,ま
たその警報作動中に水侵入検出手段が前記水侵入を検出
しなくなると,前記確認操作手段への操作入力に基づい
て該警報作動を停止させることを特徴とする。この特徴
によれば,確認操作手段への操作入力後に上記警報作動
が停止すれば,そのことにより,警報が誤報であったこ
と或いは不要となったことを容易に確認することができ
る。また誤報等でない場合は,確認操作手段への操作入
力後も上記警報作動が継続されるため,操作者に非常用
操作手段への操作入力を引き続き促すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を,添
付図面に示した本発明の一実施例について説明する。
【0012】図1は,本発明の一実施例に係る立体駐車
装置を示す断面図,図2は図1の2矢視部拡大図(図3
の2−2線断面図),図3は図2の3−3線断面図,図
4は,パレット昇降体が上昇位置にある状態を示す図2
対応図,図5は昇降用操作盤の拡大正面図(図1の5矢
視部拡大図),図6は非常用操作盤の拡大正面図(図1
の6矢視部拡大図),図7は制御ブロック図,図8は通
常昇降時の制御手順を示すフローチャート,図9は緊急
上昇時の制御手順を示すフローチャート,図10は,緊
急上昇から通常昇降への復帰のための制御手順を示すフ
ローチャートである。
【0013】図1〜4において,設置面Eに設けられる
立体駐車装置Aは,互いに並列する複数(図示例では2
つ)の単位駐車装置A1,A2より構成される。その各
単位駐車装置A1,A2は,各々が車両搭載用パレット
Pu,Pdを上下2段有して,設置面Eに凹設したピッ
トP1,P2内にそれぞれ昇降可能に並設される2列の
パレット昇降体S1,S2を備えている。その各パレッ
ト昇降体S1,S2には,これを昇降駆動する昇降駆動
手段D1,D2が連結される。
【0014】各パレット昇降体S1,S2は,複数のフ
レーム材を略直方体状に枠組みして構成される枠体F
と,この枠体Fに一体的に結合されて上下に間隔をおい
て並ぶ水平な平板状パレットPu,Pdとを備えてお
り,各ピットP1,P2内に設けた昇降案内機構(図示
せず)により昇降可能に案内支持される。尚,図示しな
いが,昇降案内機構と各パレット昇降体S1,S2間に
は,該昇降体の昇降位置を検出して後述する制御装置C
に出力する位置検出手段が設けられる。
【0015】各昇降駆動手段D1,D2は,各パレット
昇降体S1,S2の左右両側で各ピットP1,P2の底
面に立設した左右各一対の前,後支柱1と,その左右一
方の前,後支柱1の上部に回転自在に設けられてモータ
2により駆動される駆動スプロケット3と,各パレット
昇降体S1,S2の前後左右両側の下部にそれぞれ回転
自在に設けられる複数の被動スプロケット4と,左右の
対をなす支柱1の上部に両端がそれぞれ固定連結され中
間部が駆動スプロケット3及び各被動スプロケット4に
掛け渡されて駆動スプロケット3の回転力をパレット昇
降体S1,S2の昇降駆動力に変換するチェン5とを備
えている。尚,モータ2には,非通電時にその逆転を防
止するロック機構が付設されている。
【0016】従って,各パレット昇降体S1,S2が図
2に示すように下降位置にあるときに,モータ2を正回
転させると,その回転力が駆動スプロケット3,チェン
5及び被動スプロケット4を介して各パレット昇降体S
1,S2に伝わり,それを上昇させることができ,また
各パレット昇降体S1,S2が図4に示すように上昇位
置にあるときに,モータ2をフリー回転又は逆回転させ
ると,各パレット昇降体S1,S2をその自重又はモー
タ2の逆回転力で下降させることができる。
【0017】また各ピットP1,P2には,該ピットP
1,P2に侵入した水を外部に強制排出するための排水
ポンプ6と,該ピットP1,P2内への所定量以上(図
示例ではピット底面からの所定水位以上)の水侵入を検
出し得る水侵入検出手段としての水位センサ7とが設け
られる。尚,この排水ポンプ6は,水位センサ7の水侵
入検出に応じて自動的にポンプ作動させるように構成し
てもよいし,操作者の任意のスイッチ操作でポンプ作動
させるように構成してもよい。
【0018】各単位駐車装置A1,A2には,その車両
出入口の近くにおいて,任意のパレット昇降体S1,S
2を平時に昇降制御するための昇降用操作手段としての
昇降用操作盤C1,C2が設けられる。それらの操作盤
C1,C2は,図示例では前記車両出入口の左右一側の
設置面E上に立設した通常操作用支柱8の上部に連設さ
れる。
【0019】各昇降用操作盤C1,C2には,昇降用制
御装置CXと,管理者の持つキーにより操作され各単位
駐車装置A1,A2を作動・不作動状態を切換えるメイ
ンスイッチSW1と,昇降制御すべきパレット昇降体S
1,S2を任意に選択する切換スイッチSW2と,その
切換スイッチSW2で選択されたパレット昇降体S1,
S2を上昇させるための上昇スイッチSWuと,同パレ
ット昇降体S1,S2を下降させるための下降スイッチ
SWdとが設けられ,更に各昇降用操作盤C1,C2の
上端部には警報手段としての回転灯Lが付設される。
【0020】また立体駐車装置Aには,前記車両出入口
の近くにおいて,パレット昇降体S1,S2を非常時に
上昇制御するための非常用操作盤CEが設けられる。そ
の非常用操作盤CEは,図示例では前記車両出入口の他
側の設置面E上に立設した非常操作用支柱9の上部に連
設される。
【0021】前記非常用操作盤CEには,非常用制御装
置CYと,非常用操作手段としての緊急スイッチ10
と,ピットP1,P2内への水侵入を警報し得る警報手
段としてのブザーBと,ブザーBの警報作動を任意に停
止させるためのブザー入切スイッチ11と,このブザー
Bの警報作動を確認したときに管理者が操作入力すべき
確認操作手段としての確認スイッチ12とが設けられ
る。それら緊急スイッチ10及び確認スイッチ12のス
イッチボタンには,それらスイッチへの操作入力が有効
な場合に点灯する表示ランプが内蔵されている。尚,こ
のような表示ランプは,緊急スイッチ10及び確認スイ
ッチ12のスイッチボタンの近傍に該ボタンと別個に設
けてもよい。
【0022】また各単位駐車装置A1,A2には,各パ
レット昇降体S1,S2において設置面Eと略同一レベ
ルにあるパレットPu,Pdに対する人又は車両の出入
動作を検出し得る出入動作検出手段としての光電センサ
15が設けられる。この光電センサ15の発光部15a
及び受光部15bは,各単位駐車装置A1,A2の車両
出入口の近く(図示例では該車両出入口の左右両側に位
置する前記通常操作用支柱8又は専用支柱18)にそれ
ぞれ同一高さを以て設置されていて互いに対向してお
り,その発光部15a及び受光部15b間の空間(車両
出入口)を人や車が通過すること,即ち対応するパレッ
トPu又はPdに対し人や車が出入りすることを光学的
に検出して制御装置Cに検出信号を出力する。
【0023】尚,この出入動作検出手段15として,図
示例のような光電センサに代えて他の適当な検出手段,
例えば赤外線センサ,超音波センサ,機械的な接触セン
サ等を使用して,パレットPu,Pdに対する人又は車
両の出入動作を検出するようにしてもよい。
【0024】図7に示すように,制御手段としての制御
装置Cは,前記昇降用制御装置CX及び非常用制御装置
CYより構成される。昇降用制御装置CXは,各単位駐
車装置A1,A2の昇降用操作盤C1,C2における各
スイッチSW1,SW2,SWu,SWd,出入動作検
出手段15,警報用の回転灯L及びブザーB,各パレッ
ト昇降体S1,S2の昇降駆動手段D1,D2に接続さ
れ,また非常用制御装置CYは,非常用操作盤CEにお
ける各スイッチ10〜12,水位センサ7,出入動作検
出手段15,警報用の回転灯L及びブザーB,各単位駐
車装置A1,A2の各パレット昇降体S1,S2の昇降
駆動手段D1,D2に接続される。
【0025】次に図8〜10のフローチャートを併せて
参照して,前記実施例の作用を説明する。通常のパレット昇降操作 各単位駐車装置A1,A2の昇降用操作盤C1,C2に
おいて,メインスイッチSW1がキーによりオン操作さ
れると,対応する単位駐車装置A1,A2が随時に作動
可能な待機状態となり,図8のフローが開始される。
【0026】このフローにおいて,上昇又は下降スイッ
チSWu,SWdに対するオン操作がなされ(ステップ
S1),出入動作検出手段としての光電センサ15のオ
フ動作により,設置面Eに並ぶパレットPu又はPdに
対し人又は車が出入動作していないことが確認され(ス
テップS2),更に緊急スイッチ10がオン操作されて
いなければ(ステップS3),ステップS4に進んで切
換スイッチ11が何れの列のパレット昇降体S1,S2
を選択しているか判断する。
【0027】ここで第1列のパレット昇降体S1が選択
された場合は,ステップS5に進んで該第1列のパレッ
ト昇降体S1と隣接するパレット昇降体S2(即ち当該
単位駐車装置の第2列のパレット昇降体S2と,左隣に
他の単位駐車装置がある場合には該他の単位駐車装置の
第2列のパレット昇降体S2)の昇降動作を禁止するイ
ンターロック機能をセットした上で,該第1列のパレッ
ト昇降体S1を上昇又は下降させ(ステップS6),そ
れが上昇位置又は下降位置に達すると(ステップS
7),その上昇又は下降を停止させ(ステップS8),
最後に前記インターロック機能のセットを解除する(ス
テップS9)。
【0028】一方,ステップS4で第2列のパレット昇
降体S2が選択された場合は,ステップS10に進んで
該第2列のパレット昇降体S2と隣接するパレット昇降
体S1(即ち当該単位駐車装置の第1列のパレット昇降
体S1と,右隣に他の単位駐車装置がある場合には該他
の単位駐車装置の第1列のパレット昇降体S1)の昇降
動作を禁止するインターロック機能をセットした上で,
該第2列のパレット昇降体S2を上昇又は下降させ(ス
テップS11),それが上昇位置又は下降位置に達する
と(ステップS12),その上昇又は下降を停止させ
(ステップS13),最後に前記インターロック機能の
セットを解除する(ステップS14)。
【0029】このようにして各単位駐車装置A1,A2
の昇降用操作盤C1,C2への操作入力に基づいて任意
のパレット昇降体S1(S2)を昇降させるときに,そ
の隣のパレット昇降体S2(S1)の同時昇降を禁止す
ることができるため,ピットP1,P2内への浸水のな
い平時の使用状態において,任意のパレット昇降体S1
(S2)を昇降させた時の安全確保が図られる。非常時のパレット緊急上昇操作 各単位駐車装置A1,A2の前記待機状態で,水位セン
サ7が何れかのピットP1,P2内への所定量以上の水
侵入を検出すると(ステップS20),その後は非常用
操作盤CEにおける緊急スイッチ10の操作入力が有効
となり(ステップS21),緊急スイッチ10及び確認
スイッチ12の各ボタンランプが点灯し(ステップS2
2),更にブザーBが鳴り且つ回転灯Lが点灯して警報
する(ステップS23)。
【0030】ここで管理者等が警報を確認して確認スイ
ッチ12をオン操作すると(ステップS24),ステッ
プS25に進んで水位センサ7が水侵入を依然として検
出しているか判断され,検出している場合には,緊急ス
イッチ10及び確認スイッチ12のボタンランプの点灯
状態が継続し(ステップS26),ブザーBの鳴動及び
回転灯Lの点灯も継続して(ステップS27),警報が
引き続き発せられ,これにより,操作者に対し緊急スイ
ッチ10への操作入力を促すことができる。
【0031】その後,緊急スイッチ10がオン操作され
(ステップS28),光電センサ15のオフ動作によ
り,設置面Eに並ぶパレットPu又はPdに対し人又は
車が出入動作していないことが確認されると(ステップ
S29),ステップS30に進んで,ピットが浸水状態
にある単位駐車装置A1,A2について昇降用制御盤C
1,C2における上昇及び下降スイッチSWu,SWd
への操作入力を無効にし前記インターロック機能をセッ
ト解除した上で,ステップS31に進んで,浸水状態の
ピットP1,P2内で下降位置にある全パレット昇降体
S1,S2を同時に緊急上昇させ,それらが上昇位置に
達すると(ステップS32),その上昇を停止させる
(ステップS33)。
【0032】そこで緊急スイッチ10がオフ操作される
と(ステップS34),それ以降の上昇及び下降スイッ
チSWu,SWdへの操作入力を有効とし前記インター
ロック機能をセットする(ステップS35)。
【0033】一方,ステップS25で水位センサ7が水
侵入を検出しなくなった場合には,緊急スイッチ10及
び確認スイッチ12のボタンランプが消灯し(ステップ
S40),ブザーBの鳴動も停止すると共に回転灯Lも
消灯し(ステップS41),前記パレット昇降体S1,
S2の同時緊急上昇は行われない。緊急上昇後,通常昇降への復帰フロー 上記の緊急上昇後において,排水ポンプ6によるピット
内排水が完了して水位センサ7がピットP1,P2内へ
の所定量以上の水侵入を検出しなくなると(ステップS
50),その後は緊急スイッチ10への操作入力が無効
となり(ステップS51),緊急スイッチ10及び確認
スイッチ12のボタンランプが消灯する(ステップS5
2)。ここで管理者等が警報を確認して確認スイッチ1
2を押すと(ステップS53),ブザーBが鳴り止むと
共に回転灯Lが消灯して警報を停止して,通常の使用状
態に戻る(ステップS54)。
【0034】而して前記緊急上昇時には,非常用操作手
段としての緊急スイッチ10に対する操作入力に基づい
てパレット昇降体S1,S2を緊急上昇させるようにし
ているので,例えば少なくとも一方のパレット昇降体S
1,S2が下降位置にある状態でピットP1,P2内へ
水が侵入してブザーBや回転灯Lが警報作動したような
場合において,管理者等は,駐車装置A1,A2の状況
(例えば設置面Eに並ぶ上段側のパレットPu上及びそ
の周辺の人や車の動き等)を見た上で緊急スイッチ10
への操作入力を行うことにより,パレット昇降体S1,
S2の緊急上昇を適切なタイミングで慎重且つ安全に行
うことができる。また1つのピットP1,P2内にパレ
ット昇降体S1,S2が複数列,並設されていても,こ
れらを同時一斉に緊急上昇させることができるから,緊
急上昇を迅速に完了させることができる。
【0035】また水侵入検出手段としての水位センサ7
がピットP1,P2内への水侵入を検出したときにだけ
緊急スイッチ10への前記操作入力が有効とされ,その
水侵入を検出していないときは緊急スイッチ10への前
記操作入力が無効とされる。このため,ピットP1,P
2内への水侵入がない平時の使用状態では,緊急スイッ
チ10が誤操作されても,その誤差操作に因りパレット
昇降体S1,S2が緊急上昇するのを確実に防止するこ
とができる。
【0036】また水位センサ7による水侵入検出に応じ
てブザーB及び回転灯Lが警報作動を開始した後,水位
センサ7が何等かの原因で水検出を検出しなくなった場
合,例えば水位センサ7に布等が絡み付いたことに起因
して該センサ7が誤って検出作動したが,その後に布等
の絡みつきが自然に解消された場合や,水位センサ7が
水侵入を正常に検出したものの,排水ポンプ6の運転に
よりその直後にピットP1,P2内から水が強制排出さ
れたような場合には,確認スイッチ12への操作入力に
よりブザーB及び回転灯Lによる警報作動が自動的に停
止する。従って,その警報停止により,該警報が誤報で
あったこと或いは不要となったことを容易に確認するこ
とができる。
【0037】更に本実施例では,パレットPu,Pdに
対する人又は車両の出入動作を出入動作検出手段15が
検出している間は,緊急スイッチ10への前記操作入力
が無効とされるようにしている。従って,その間に種々
の要因(例えば上記出入動作が操作者から見えなかった
り,見えていても気付かなかったりして)緊急スイッチ
10が誤って操作入力されたような場合でも,その出入
動作中はパレット昇降体S1,S2の上記緊急上昇を確
実に禁止することができ,安全性が一層向上する。また
このように高い安全性を確保しながら,非常用操作盤C
E(緊急スイッチ10,確認スイッチ12等)の設置場
所を駐車装置からの遠近に関係なく広範囲に設定可能で
あり,例えば駐車装置からは離れているが監視カメラ等
により駐車装置の様子が監視可能な駐車場管理室等に
も,非常用操作盤CE(緊急スイッチ10,確認スイッ
チ12等)を支障なく設置可能である。
【0038】以上,本発明の一実施例について説明した
が,本発明はその実施例に限定されることなく,本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では,立体駐車装置Aの各パレット昇降体S1,S
2において,そのパレット段数を2段とし,1つのピッ
ト内に2列並設するようにしたが,本発明の立体駐車装
置Aは,各パレット昇降体S1,S2のパレット段数を
3段以上にしてもよく,1つのピット内にパレット昇降
体を1列だけ,又は3列以上設けてもよい。
【0039】また前記実施例では,パレット昇降体S
1,S2の緊急上昇を,全列同時に行うようにしたが,
本発明では,一列ずつ順次に行うようにしてもよい。
【0040】また前記実施例では,警報手段としてブザ
ーBと回転灯Lとを併用したが,本発明では,これらの
一方だけ使用してもよく,また他の警報手段を採用して
もよい。また請求項1,2の発明では,警報手段を省略
してもよい。
【0041】また前記実施例では,水位センサ7がピッ
トP1,P2内への水侵入を検出したことを条件とし
て,非常用操作手段(緊急スイッチ10)への操作入力
を有効化しているが,請求項1,2の発明では,そのよ
うな水侵入の検出を条件としないで非常用操作手段(緊
急スイッチ10)への操作入力を常に有効としてもよ
い。また前記実施例では,非常用操作手段(緊急スイッ
チ10)へ操作入力前に確認スイッチ12をオン操作さ
せるようにしているが,請求項1〜3の発明では,その
ような確認スイッチ12を省略してもよい。
【0042】更に前記実施例では,非常用操作手段(緊
急スイッチ10)への操作入力中は昇降用操作手段C
1,C2(上昇スイッチSWu,下降スイッチSWd)
への操作入力を無効としたが,本発明では,非常用操作
手段(緊急スイッチ10)への操作入力中であっても,
昇降用操作手段C1,C2(上昇スイッチSWu,下降
スイッチSWd)への操作入力を有効としてもよい。
【0043】更に前記実施例では,パレットPu,Pd
に対する人又は車両の出入動作を出入動作検出手段15
で監視し,その出入動作の検出中は緊急スイッチ10へ
の操作入力が無効とされるようにしているが,本発明で
は,出入動作検出手段の設置を省略可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば,
非常用操作手段への操作入力に基づいてパレット昇降体
を上昇させるように昇降駆動手段の作動を制御するの
で,ピット内への水侵入時において,駐車装置の状況等
を見た上で非常用操作手段への操作入力を行うことによ
り,パレット昇降体の緊急上昇を適切なタイミングで安
全に行うことが可能となる。
【0045】また請求項2の発明によれば,非常用操作
手段への操作入力に基づいて複数列のパレット昇降体全
部を同時に又は順次に上昇させるように昇降駆動手段の
作動を制御するので,ピット内への水侵入時において,
駐車装置の状況等を見た上で非常用操作手段への操作入
力を行うことにより,パレット昇降体の緊急上昇を適切
なタイミングで安全に行うことが可能となり,またパレ
ット昇降体が複数列在っても,これらの緊急上昇動作を
可及的速やかに行わせることができる。
【0046】また特に請求項3の発明によれば,水侵入
検出手段がピット内への水侵入を検出しないときは非常
用操作手段への操作入力を無効にできるので,ピット内
への水侵入がない平時の使用状態では,非常用操作手段
に対する誤操作に因りパレット昇降体が誤って緊急上昇
するのを確実に防止することができる。
【0047】また特に請求項4の発明によれば,確認操
作手段への操作入力後に警報作動が停止した場合には,
その警報停止により,それまでの警報が誤報であったこ
と或いは不要となったことを容易に確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る立体駐車装置を示す断
面図
【図2】図1の2矢視部拡大図(図3の2−2線断面
図)
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】パレット昇降体が上昇位置にある状態を示す図
2対応図
【図5】昇降用操作盤の拡大正面図(図1の5矢視部拡
大図)
【図6】非常用操作盤の拡大正面図(図1の6矢視部拡
大図)
【図7】制御ブロック図
【図8】通常昇降時の制御手順を示すフローチャート
【図9】緊急上昇時の制御手順を示すフローチャート
【図10】緊急上昇から通常昇降への復帰のための制御
手順を示すフローチャート
【符号の説明】
A・・・・・立体駐車装置 A1,A2・・第1,第2単位駐車装置 B・・・・・ブザー(警報手段) C・・・・・制御装置(制御手段) C1,C2・・第1,第2昇降用操作盤(昇降用操作手
段) D1,D2・・第1,第2昇降駆動手段 L・・・・・回転灯(警報手段) P1,P2・・第1,第2ピット Pu,Pd・・上段,下段パレット S1,S2・・第1,第2パレット昇降体 7・・・・・水位センサ(水侵入検出手段) 10・・・・緊急スイッチ(非常用操作手段) 12・・・・確認スイッチ(確認操作手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両搭載用パレット(Pu,Pd)を上
    下少なくとも二段有してピット(P1,P2)内に昇降
    可能に配設される少なくとも1列のパレット昇降体(S
    1,S2)と,このパレット昇降体(S1,S2)を昇
    降駆動する昇降駆動手段(D1,D2)とを備えた立体
    駐車装置において,パレット昇降体(S1,S2)を平
    時に昇降制御するための昇降用操作手段(C1,C2)
    と,パレット昇降体(S1,S2)を非常時に上昇制御
    するための非常用操作手段(10)とが制御手段(C)
    に接続され,その制御手段(C)は,昇降用操作手段
    (C1,C2)への操作入力に基づいてパレット昇降体
    (S1,S2)を昇降させるように昇降駆動手段(D
    1,D2)の作動を制御し,また非常用操作手段(1
    0)への操作入力に基づいてパレット昇降体(S1,S
    2)を上昇させるように昇降駆動手段(D1,D2)の
    作動を制御することを特徴とする,立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 各々が車両搭載用パレット(Pu,P
    d)を上下少なくとも二段有してピット(P1,P2)
    内にそれぞれ昇降可能に並設される複数列のパレット昇
    降体(S1,S2)と,それらパレット昇降体(S1,
    S2)を昇降駆動する昇降駆動手段(D1,D2)とを
    備えた立体駐車装置において,パレット昇降体(S1,
    S2)を平時に昇降制御するための昇降用操作手段(C
    1,C2)と,パレット昇降体(S1,S2)を非常時
    に上昇制御するための非常用操作手段(10)とが制御
    手段(C)に接続され,その制御手段(C)は,昇降用
    操作手段(C1,C2)への操作入力に基づいて任意の
    パレット昇降体(S1,S2)を昇降させるように昇降
    駆動手段(D1,D2)の作動を制御し,また非常用操
    作手段(101)への操作入力に基づいて全部のパレッ
    ト昇降体(S1,S2)を同時に又は順次に上昇させる
    ように昇降駆動手段(D1,D2)の作動を制御するこ
    とを特徴とする,立体駐車装置。
  3. 【請求項3】 前記ピット(P1,P2)内への所定量
    以上の水侵入を検出し得る水侵入検出手段(7)が前記
    制御手段(C)に接続され,該制御手段(C)は,前記
    水侵入検出手段(7)が前記水侵入を検出しないときは
    前記非常用操作手段(10)への操作入力を無効とし,
    前記水侵入を検出しているときは同操作入力を有効とす
    ることを特徴とする,請求項1又は2に記載の立体駐車
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ピット(P1,P2)内への水侵入
    を警報し得る警報手段(B,L)と,この警報手段
    (B,L)の警報作動を確認したときに操作入力すべき
    確認操作手段(12)とが前記制御手段(C)に接続さ
    れ,該制御手段(C)は,前記水侵入検出手段(7)が
    前記水侵入を検出するのに基づいて前記警報手段(B,
    L)を警報作動させ,またその警報作動中に前記水侵入
    検出手段(7)が前記水侵入を検出しなくなると,前記
    確認操作手段(12)への操作入力に基づいて該警報作
    動を停止させることを特徴とする,請求項3に記載の立
    体駐車装置。
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JP2010090624A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Shinmaywa Engineering Ltd ピット多段昇降式駐車装置およびその運転方法
JP2014105538A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Nhk Spring Co Ltd 単純昇降式駐車装置
CN113187281A (zh) * 2021-05-25 2021-07-30 侯国磊 一种汽车防水淹及遥控汽车车位停车的设备

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