JP5452007B2 - ピット多段昇降式駐車装置およびその運転方法 - Google Patents

ピット多段昇降式駐車装置およびその運転方法 Download PDF

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Description

本発明はピット多段昇降式駐車装置およびその運転方法に関する。さらに詳しくは、車両搭載用のパレットが複数段に配置された昇降体が、ピット内の収容位置とピット上方の入出庫位置とに昇降させられるピット多段昇降式駐車装置、および、この駐車装置の非常時の運転方法に関するものである。
車両搭載用のパレットが昇降する機械式駐車装置のうち、ピットを掘ってその中に配設されるピット多段昇降式駐車装置では、一般的に複数段のパレットが上下に離間した状態で昇降体に固定されている。この昇降体は、ピットの上方の入出庫位置まで上昇して車両を入出させ、入庫した車両はピット内へ下降させて収容する。したがって、車両がピット内にあるときに、たとえば豪雨などによってピットが浸水すれば収容車両が被害を被るおそれがある。
かかる被害を回避するための様々な措置が提案されている。たとえば、特許文献1に開示されたピット多段昇降式駐車装置は、ピット内に設置された水位検出手段からの検出信号に基づいて排水ポンプを作動させる機構を備えている。また、検出信号に基づいて最下段のパレットがピットの上方位置となるように上昇させる機構をも備えている。
特許文献2が開示するのもピット多段昇降式駐車装置である。この駐車装置は、ピット内の水没可能性を検知する検知手段、および、ピット内に車両が存在するか否かを検知する手段を備えており、これら検知手段の検知結果に基づいて警報を発し、次いでパレットをピット上方に上昇させるものである。
また、特許文献3および特許文献4にも、上記文献と同様に、水位検知手段の検知結果に基づいてパレットを上昇させる機構が提案されている。
一方、このようなピット多段昇降式駐車装置のピット前方の乗入レベルには、入出庫作業を行わないときに安全等の目的で駐車装置内への人の無用な進入を防止するための乗入部可動柵が設けられている。この乗入部可動柵は入出庫作業を行うときには開放しなければならないので、車両乗入レベル(閉止位置)とピット内(開放位置)との間を昇降し得るように構成されているものがある(たとえば、特許文献5および特許文献6を参照)。
これら従来の乗入部可動柵はピット内浸水に対して何らの対応動作もなされないものである。したがって、前述したようなピット内の浸水時に自動的にパレットが上昇するようにされた駐車装置の場合には、浸水時に人がその中に立ち入ることができるのは好ましくない。
特開平5−003642号公報 実用新案登録第2530617号公報 特開平10−219711号公報 特許第3854081号公報 特許第3739151号公報 特許第4008370号公報
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、ピットが浸水したときに車両を上方へ退避させるとともに、人が不用意に進入し得ないように構成されたピット多段昇降式駐車装置、および、ピット多段昇降式駐車装置の運転方法を提供することを目的としている。
本発明のピット多段昇降式駐車装置は、
車両昇降用の昇降体がピット内とピット上方とに昇降可能に配設されたピット多段昇降式駐車装置であって、
前記ピットの前方の乗入部に設置された乗入部可動柵と、
前記ピット内に設置された、ピット内の水位を検出する水位検出手段と、
この水位検出手段が予め定められた第一異常水位を検出した非常時に、ピット内にある前記昇降体をピット上方に上昇させるとともに前記乗入部可動柵を非常時閉位置まで移動させて閉止させる、すなわち、乗入部可動柵によって乗入部を閉止するように制御する運転制御装置とを備えている。
かかる構成により、水位検出手段によって前記ピット内における第一異常水位が検出されたとき、前記運転制御装置が昇降体をピット上方に上昇させて収容車両等の水害を回避するとともに、乗入部可動柵を閉止して駐車装置内やピット内への人の進入を防止し、安全を確保することができる。
前記運転制御装置が、平常時においては前記乗入部可動柵を開位置と平常時閉位置との間を昇降させ、前記水位検出手段が前記第一異常水位を検出した非常時には乗入部可動柵を前記平常時閉位置よりも上方の非常時閉位置に至らせるように制御するのが好ましい。ここで、前記開位置は、歩行者および車両が出入り可能な開度となる位置であり、前記平常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ大人が乗り越えて出入り可能な位置であり、前記非常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ人の出入りも極めて困難な位置である。
前記昇降体を単独で昇降しうるように横方向に複数列配設し、前記運転制御装置により、平常時においては一の昇降体の昇降中は隣接する昇降体の昇降が不能となるようにインターロックを動作せしめ、前記水位検出手段が前記第一異常水位を検出した非常時には前記インターロックを解除するように制御することができる。
前記ピットの底面に排水溝を形成し、この排水溝の底部近傍に外部へ排水するための排水口を設け、前述した水位検出手段を、前記排水溝内およびピットの底部近傍の少なくとも一方に配置することができる。
前記排水溝内に排水ポンプをさらに備え、前記運転制御装置により、前記水位検出手段が前記第一異常水位より下方に位置する予め定められた第二異常水位を検出したときに前記排水ポンプを作動させるように制御し、前記非常時における前記運転制御装置による各制御は、前記排水ポンプの運転が継続している最中に前記水位検出手段が前記第一異常水位を検出したときになされるようにすることができる。
本発明のピット多段昇降式駐車装置の運転方法は、
車両昇降用の昇降体がピット内とピット上方とに昇降可能に配設され、開閉可能な乗入部可動柵が前記ピットの前方の乗入部に設置されたピット多段昇降式駐車装置の運転方法であって、
前記ピット内の水位が予め定められた第一異常水位に達した非常時に、ピット内にある前記昇降体をピット上方に上昇させるとともに、前記乗入部可動柵を非常時閉位置まで移動させて閉止させるものである。
この運転方法によれば、昇降体をピット上方に上昇させて収容車両等の水害を回避するとともに、乗入部可動柵を閉止して駐車装置内やピット内への人の進入を防止し、安全を確保することができる。
前記ピット内の水位が第一異常水位に達した非常時には前記乗入部可動柵を非常時閉位置に至らせ、上記非常時ではない平常時には乗入部可動柵を開位置と平常時閉位置との間を昇降させることができる。ここで、前記開位置は、歩行者および車両が出入り可能な開度となる位置であり、前記平常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ大人が乗り越えて出入り可能な開度となる位置であり、前記非常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ人の出入りも極めて困難な開度となる位置である。
前記昇降体が単独で昇降可能に横方向に複数列配設されている駐車装置の場合は、前記平常時には、一の昇降体の昇降中は隣接する昇降体の昇降が不能となるようにインターロックを動作せしめ、非常時には、前記インターロックを解除して複数列の昇降体を同時に非常時閉位置に至らせるようにするのが好ましい。
前記ピット内の底部に排水ポンプが設置されている駐車装置の場合は、ピット内の水位が、前記第一異常水位より下方に位置する予め定められた第二異常水位に達したときに前記排水ポンプを作動させ、前記非常時に排水ポンプの運転が継続している最中にピット内の水位が前記第一異常水位に達したときに、前記昇降体をピット上方に上昇させるとともに、前記乗入部可動柵を非常時閉位置に至らせるのが好ましい。
本発明のピット多段昇降式駐車装置によれば、ピット内が浸水したとき、昇降体がピット上方に上昇して収容車両等の水害が回避され、駐車装置内やピット内への人の進入をも防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るピット多段昇降式駐車装置(以下、単に駐車装置という)を示す正面図である。図2は図1のII−II線断面図である。図3は図1のIII−III線断面図である。
図示の駐車設備1のピットP内には三基の昇降体(パレットユニットともいう)2、3、4が並列に配設されている。このパレットユニット2、3、4はそれぞれ上中下三段のパレット2a、3a、4a、2b、3b、4b、2c、3c、4cを備えている。パレットはとくに三段に限定されることはなく、一段若しくは二段であってもよく、または四段以上であってもよい。また、パレットユニット2、3、4は三列に限らず、一列または二列であってもよく、四列以上であってもよい。各パレットユニット2、3、4はピットP内とピットP上とを昇降しうるように構成されている。各パレットユニット2、3、4については、全て同様の構成を有しているため、左端のパレットユニット2について説明する。各パレット2a、2b、2cは支柱5によって相互に上下間隔をおいて固定されている。図1では向かって左側のパレットユニット2が最上の上昇位置(以下、上段位置という)にあり、他のパレットユニット3、4が下降位置にある状態を示している。図中の矢印Fは乗り入れる車両の進入方向を示す。
乗入レベルGにおける車両出入側には、全パレットユニット2、3、4の幅方向をカバーするように、車両や人等の無用の進入を禁止するための乗入部可動柵6が配設されている。この乗入部可動柵6は後述するように、車両や人の進入を禁止するための二種類の閉位置(平常時閉位置および非常時閉位置)と、車両や人の進入を許容する開位置との間を昇降可能に構成されている。乗入レベルGにおけるピットPの後側(車両出入側の反対側)および左右両側には、人が乗り越えられない高さ(たとえば1.8m以上)の仕切り用のフェンス7が立設されている。
パレットユニット2の左右両側辺にはパレットユニット2を昇降させるための油圧シリンダ8が配設されている(図2参照)。シリンダ本体(外筒ともいう)8aの基端がピットP内の床に固定され、ピストンロッド8bの先端が上段パレット2aを下から支持するように連結されている。また、前記とは逆さにして、ピストンロッド8bの先端を床面に固定し、外筒8aの基端によって上段パレット2aを支持させてもよい。この油圧シリンダ8のロッド8aの伸縮によってパレットユニットは上段位置、中段位置、下降位置の三段階に昇降させられる。すなわち、本実施形態では上昇位置として上段位置および中段位置の二段階が存在している。上段位置では下段パレット2cが地上レベル(乗入レベル)Gに位置して車両の出入が可能となる。中段位置では中段パレット2bが乗入レベルGに位置し、下降位置では上段パレット2aが乗入レベルGに位置することになる。他のパレットユニット3、4も同様の構成である。
前記乗入部可動柵6の左右両端にも乗入部可動柵6を昇降させるための油圧シリンダ9が配設されている。シリンダ本体(外筒ともいう)9aがピットP内の床に固定され、ピストンロッド9bの先端が乗入部可動柵6にこれを下から支持するように連結されている。前記とは逆さにして、ピストンロッド9bの先端をピット内に固定し、外筒9aの基端によって乗入部可動柵6を支持させてもよい。この油圧シリンダ9のロッド9aの伸縮により、乗入部可動柵6は前記開位置、平常時閉位置および非常時閉位置に昇降させられる。図1および図2は平常時閉位置にある乗入部可動柵6を示している。乗入部可動柵6の左右両端辺にはガイドシュー6aが取り付けられている(図1参照)。そして、このガイドシュー6aが乗入部可動柵6左右の外方に立設されたガイドポール20に係合して、乗入部可動柵6の昇降が案内される。
ここで、開位置とは、人や車両が出入するときに乗入部可動柵6が邪魔にならない位置である。たとえば乗入部可動柵6が下降してピットP内に没入した位置のことである(図6参照)。平常時閉位置とは、平常時において車両の入出庫動作が行われていないとき、および、パレットユニットが昇降している最中の乗入部可動柵6の位置である。すなわち、車両は乗入部可動柵6に干渉して出入りが不可能であるが大人はこれを跨ぐ等、乗り越えて出入り可能となる高さ位置である(図1および図7参照)。たとえば、乗入部可動柵6の上端が地面(乗入レベルG)から約1.1mの高さとなる位置である。また、非常時閉位置とは、ピット内浸水時等の非常時において車両の出入りが不可能なことはもとより、人の進入も極めて困難となる可動柵位置である。すなわち、車両は干渉して出入りが不可能であり、且つ、大人でも乗り越えることが極めて困難な高い位置である(図8参照)。たとえば、乗入部可動柵6の上端が地面(乗入レベルG)から約1.8m以上の高さとなる位置である。また、乗入部可動柵6は、平常時閉位置および非常時閉位置において、その下端と地面との間に15cm以上の間隙が形成されない寸法に形成されている。すなわち、乗入部可動柵6の上下方向幅は1.65m以上にされている。したがって、一枚で構成された乗入部可動柵6の場合、平常時閉位置においては、図1および図7に示すようにその下部がピットP内に没入するので前記間隙は存在しない。
全パレットユニット2、3、4の油圧シリンダ8および乗入部可動柵6の油圧シリンダ9を作動させるための共用の駆動装置として一台の水密構造の油圧ユニット10がピットP内の床面に設置されている。この一台の油圧ユニット10により、作動油供給チューブ10a(図2)を通してパレットユニット2、3、4および乗入部可動柵6の昇降駆動が連係して行われる。この油圧ユニット10はパレットユニットの昇降の障害にならないようにパレットユニット同士の間に設置されている。このように油圧ユニット10をピットP内に配置するためには、ピットPが冠水したときにも油圧ユニット10が健全であるのが望ましい。そのためには本出願人が特開2002−106199号公報において提案している油圧ユニットを用いるのが好ましい。もちろん、本発明では油圧ユニットをピット上(乗入レベルG)に配置してもよい。
上記のとおり本実施形態ではパレットユニット2、3、4および乗入部可動柵6の昇降駆動装置として油圧シリンダ8、9を用いたが、この構成には限定されず、チェーンスプロケット等、他の駆動機構を用いてもよい。
フェンス7内の地上には、前記油圧ユニット10の動作を含めた駐車装置1の運転を制御する制御装置11が配設されている。駐車装置1の車両出入側の端には、管理人や利用者が駐車装置1の運転操作をするための運転操作盤12が設置されている。
図4にはこの前記運転操作盤12が示されている。運転操作盤12には、警報ランプ13、昇降スイッチ14、セレクタスイッチ15、インターロック解除のためのキースイッチ16、電源キースイッチ17が備えられている。さらに、最頂部には回転警告灯21が取り付けられている。この回転警告灯21にブザーを併設してもよい。
警報ランプ13は、パレットユニット2、3、4が各定位置(前記下降位置、中段位置、上段位置)にあるときには消灯し、定位置以外に移動したり停止したりしているときには点灯する。また、駐車装置1に異常、故障が発生すれば点滅する。回転警告灯21は、非常時として設定された条件が生じたとき、たとえば、後述する第一水位センサ18aが第一水位を検知したとき、警報音を発しながら警告灯が回転するものである。昇降スイッチ14はパレットユニット2、3、4を昇降させるためのスイッチであり、車両の入出対象のパレットが中段パレット2b、3b、4bまたは下段パレット2c、3c、4cであるときに操作する。本実施形態ではこのスイッチ14はインチング方式のものであり、廻している間だけパレットユニットが昇降し、離すと停止する。しかし、かかる構成に限定はされない。セレクタスイッチ15は操作対象のパレットユニットを選択するためのものである。インターロック解除キースイッチ16は、いずれか一のパレットユニットの昇降中は隣接するパレットユニットの昇降を不能とするインターロックを作動したり、これを解除するためのスイッチである。平常時にはこのスイッチ16はインターロックが動作するようにされている。そして、洪水などによってピットP内が浸水して車両が水に浸かることが予想される場合、管理人等がこのインターロック解除キースイッチ16により、前もって全パレットを上昇退避させるためにインターロックを解除する。電源キースイッチ17は駐車装置1の電源を入り切りするためのスイッチである。本実施形態ではソレノイドロック機構付きのキーを採用しており、パレットユニット2、3、4が格納定位置(本実施形態では下降位置)以外の位置ではキーを抜き取ることができない。しかし、かかる構成に限定はされない。
ピットP内の底部にはさらに深く掘られた排水溝Cが形成されている。排水溝CにはピットP内の水を外部の下水道等に排出するための排水管Dが接続されている。排水溝Cの中には水位センサ18および排水ポンプ19が設置されている。水位センサ18としてはフロートスイッチ、電極式スイッチ、静電容量式スイッチ等を採用することができる。この水位センサ18は、排水溝C内の第一水位を検知する第一水位センサ18aと、第一水位より下方の第二水位を検知する第二水位センサ18bとからなる。排水ポンプ19の吐出口は前記排水管Dに向けられている。第二水位センサ18bは、その検知結果に基づいて前記排水ポンプ19を作動させるためのものであり、第一水位センサ18aは、後述するように、その検知結果に基づいて全てのパレットユニット2、3、4を上段位置に上昇させ、乗入部可動柵6を前述した非常時閉位置まで上昇させるためのものである。
なお、水位センサは二個に限定されない。たとえば、前記第二水位センサ18bが検知する第二水位より下方の第三水位を検知する第三水位センサを設置し、排水ポンプ19の作動後に水位が第二から第三に下がったとき、制御装置11が排水ポンプ19の運転を停止するようにしてもよい。また、排水ポンプ19の運転を開始し停止するために、第二および第三水位センサとしての機能を有するフロートスイッチ付きの排水ポンプを採用してもよい。
通常は最下パレット2c、3c、4cの位置はピット底部より若干上位にある。したがって、前記排水溝Cが形成されておらずにピット底部近傍に排水管が接続されている場合、または、たとえ排水溝Cが形成されている場合であっても、前記水位センサ18a、18bをピットPの底部近傍であって最下パレット2c、3c、4cより下方の位置に配設してもよい。かかる構成であっても収容車両の水害を回避することができる。
制御装置11は、前記運転操作盤12からの操作信号に基づいて前記油圧ユニット10等の駆動系の動作を制御する。油圧ユニット10は、平常の運転状態にあるときには隣接するパレットユニット2、3、4同士が同時に並行して昇降することを禁止するためのインターロック機能が働くように制御される。安全上の配慮である。また、油圧ユニット10は、各パレットユニット2、3、4を下降位置、中段位置および上段位置の三位置に昇降させるように制御される。また、この制御装置11は、降雨等によってピットP内が浸水したときには、収容車両や装置1の保護のために、前記運転操作盤12の操作によらずに、前記水位センサ18a、18bの検知信号により、前記排水ポンプ19はもとより油圧ユニット10の動作をも制御する。以下に説明する。
ピットP内の浸水時、制御装置11は、まず第二水位センサ18bによる第二水位の検知信号によって排水ポンプ19を作動させる。ついで、排水ポンプ19が排水しているにも拘わらず水位が上昇して第一水位センサ18aが第一水位を検知すれば、全パレットユニット2、3、4をピットP上に上昇させる。こうすることにより水害を回避する。しかし、油圧ユニット10による全油圧シリンダ8の操作にインターロックが働いておれば、パレットユニッを一基ごとに上昇させなければならず、時間がかかりすぎる。したがって、制御装置11は、前記インターロック解除キースイッチ16がたとえインターロック動作に設定されていても、第一水位センサ18aの検知信号によってインターロックを解除する。それと同時に、全油圧シリンダ8が全パレットユニット2、3、4を同時に一気に上段位置まで上昇させるように油圧ユニット10の動作を制御する。
また、制御装置11は、全油圧シリンダ8の駆動と同時にまたはそれに先立って、可動柵用の油圧シリンダ9が乗入部可動柵6を非常時閉位置まで上昇させるように油圧ユニット10の動作を制御して人の進入を防止する。この制御により、パレットおよび収容車両の水没を回避すると共に、浸水したピットP内の駐車装置1に人が進入することをも防止する。
さらに、制御装置11は、以上の油圧ユニット10の動作制御と同時にまたはそれに先立って、前述した警報ランプ13および回転警告灯21を作動させて非常事態であることを報知する。
図6〜図8を参照しつつ、パレットユニット2、3、4および乗入部可動柵6の各位置を説明する。図6〜図8には油圧シリンダ8、9、ガイドポール20、油圧ユニット10等の図示が省略されている。
図6は、入出庫動作中の駐車装置1の状態を示している。すなわち、二点鎖線で示す乗入部可動柵6がピットP内の開位置にあり、左端のパレットユニット2が上段位置に上昇して、その下段パレット2cに車両Mが乗り入れている。なお、雨は降っておらず、ピットPの浸水も認められない。運転操作盤12の回転警告灯21も消灯している。
図7は、下段パレット2cへの車両Mの乗り入れが完了し、今まさにパレットユニット2がピットP内の下降位置(収納位置)に下降しようとしている状態を示している。下降前に乗入部可動柵6が平常時閉位置に上昇している。なお、雨が降っており、雨水がピットP内へ流入している。しかし、このような通常の雨降り程度で流入する雨水は溜まることなく排水溝Cに集水され、排水管Dを通して外部下水道等に排水される。したがって、水位センサ18は作動しない。回転警告灯21も消灯している。
図8は、洪水等によってピットPが浸水し、第一水位センサ18aの水位検知によって全パレットユニット2、3、4が同時に上段位置に上昇退避した状態を示している。これと共に乗入部可動柵6が非常時閉位置に上昇している。回転警告灯21は点灯回転しながらブザーを鳴らして非常時であることを報知している。
つぎに、図5のフローチャートおよび上記図6〜図8を参照しながら、制御装置11によるパレットユニット2、3、4および乗入部可動柵6の昇降動作制御の一例を説明する。
(1)第一水位センサ18aが第一水位を検知する。
(2)そうすると制御装置11は、運転操作盤12からの信号に基づいて駐車装置1が入出庫待機中か否か、すなわち電源スイッチ17が「切」であり且つ乗入部可動柵6が平常時閉位置にあるか否か、が判断される。電源スイッチ17が「入」であり且つ図6に示すように乗入部可動柵6が開位置にあるときには入出庫動作中と判断する。
(3)そうすると制御装置11は非常警報等の作動指令を発する。すなわち、前記警報ランプ13や回転警告灯21(図4)が作動する。
(4)この指令に従って、利用者または管理人は入出庫作業を中止または完結遂行する。すなわち、乗入部可動柵6を閉止し、電源スイッチを切る。
(5)前記(2)において入出庫待機中と判断されたとき、または、前記(4)において入出庫作業を中止または完結遂行したとき、すなわち、図7に示すように乗入部可動柵6が平常時閉位置にあるとき、運転操作盤12からの信号に基づいてインターロックのキースイッチが「動作」位置であるか否かが判断される。
(6)「動作」位置であればこのインターロックの解除指令が出される。
(7)同時に冠水対策指令が出される。また、上記(5)において「動作」位置でなければ「解除」位置と判断され、直接に冠水対策指令が出される。すなわち、制御装置11は、乗入部可動柵6の「非常時閉位置」への上昇指令信号および全昇降体(パレットユニット)2、3、4の上段位置への上昇指令信号を発する。
(8)この冠水対策指令によって乗入部可動柵6が非常時閉位置に上昇した(図8)か否かが確認される。
(9)乗入部可動柵6が非常時閉位置に上昇したことが確認されると、全パレットユニット2、3、4が上段位置に自動的に上昇退避した(図8)か否かが確認される。
前記(8)、(9)における乗入部可動柵6の非常時閉およびパレットユニット2、3、4の上昇退避の以降については、図示されていないが前述したとおりである。すなわち、排水ポンプ19の駆動等により、ピット内の水位が低下し、第三水位センサが第三水位を検知をしなくなったときに排水ポンプ19が運転停止され、駐車装置1が自動的に稼働可能となる。すなわち、インターロック解除指令および冠水対策指令が解除される。具体的には、インターロックが動作し、乗入部可動柵6は平常時閉位置まで下降する。回転警告灯21は消灯する。
以上説明した実施形態では、乗入部可動柵6の平常時閉位置および非常時閉位置をピットP上方とし、開位置をピットP内としている。しかし、かかる構成に限定されることはない。たとえば、地上に乗入部可動柵を昇降可能に支持する枠組体を立設し、平常時閉位置および非常時閉位置は前記実施形態と同じとし、開位置をそれらより上方としてもよい。すなわち、上方にある乗入部可動柵の下方を人や車両が通過しうるようにするのである。また、前記実施形態では乗入部可動柵を一枚で構成したが、かかる構成には限定されず、複数枚の重合式としてもよい。この場合、開位置では重合状態でピットP内に収納され、平常時閉位置および非常時閉位置では重合が解かれて乗入部を大きく封鎖することができる。
以上のように本願発明によれば、ピット内が浸水したとき、昇降体がピット上方に上昇して収容車両等の水害が回避され、駐車装置内やピット内への人の進入をも防止することができる。したがって、本願発明は屋外のような、雨水が浸入する可能性のある駐車装置にとって有用である。
本発明に係るピット多段昇降式駐車装置の一実施形態を示す正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1の駐車装置における運転操作盤の一例を示す正面図である。 本発明に係る昇降装置の運転方法の一実施形態を示すフローチャートである。 図1の駐車装置の動作状態の一例を示す正面図である。 図1の駐車装置の動作状態の他の例を示す正面図である。 図1の駐車装置の動作状態のさらに他の例を示す正面図である。
符号の説明
1 … 昇降装置
2、3、4 … パレットユニット
2a、3a、4a … 上段パレット
2b、3b、4b … 中段パレット
2c、3c、4c … 下段パレット
5 … 支柱
6 … 乗入部可動柵
7 … 仕切り用フェンス
8 … 油圧シリンダ
9 … 油圧シリンダ
10 … 油圧ユニット
11 … 制御装置
12 … 運転操作盤
13 … 警報ランプ
14 … 昇降スイッチ
15 … セレクタスイッチ
16 … インターロック解除キースイッチ
17 … 電源キースイッチ
18 … 水位センサ
19 … 排水ポンプ
20 … ガイドポール
21 … 回転警告灯
C … 排水溝
D … 排水管
G … 乗入レベル
M … 車両
P … ピット

Claims (10)

  1. 車両昇降用の昇降体がピット内とピット上方とに昇降可能に配設されたピット多段昇降式駐車装置であって、
    前記ピットの前方の乗入部に設置された乗入部可動柵と、
    前記ピット内に設置された、ピット内の水位を検出する水位検出手段と、
    この水位検出手段が予め定められた第一異常水位を検出した非常時に、ピット内にある前記昇降体をピット上方に上昇させるとともに前記乗入部可動柵を非常時閉位置まで移動させて閉止させるように制御する運転制御装置とを備えているピット多段昇降式駐車装置。
  2. 前記運転制御装置は、前記乗入部可動柵が、平常時においては開位置と平常時閉位置との間を昇降し、前記水位検出手段が前記第一異常水位を検出した非常時には、前記平常時閉位置よりも上方の非常時閉位置に至るように制御する請求項1記載のピット多段昇降式駐車装置。
  3. 前記開位置は、歩行者および車両が出入り可能な開度となる位置であり、前記平常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ大人が乗り越えて出入り可能な位置であり、前記非常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ人の出入りも極めて困難な位置である請求項2記載のピット多段昇降式駐車装置。
  4. 前記昇降体はそれぞれが単独で昇降可能に横方向に複数列配設されており、
    前記運転制御装置が、平常時においては、一の昇降体の昇降中は隣接する昇降体の昇降が不能となるようにインターロックを動作せしめ、前記水位検出手段が前記第一異常水位を検出した非常時には、前記インターロックを解除するように制御する請求項1〜3のうちのいずれか一の項に記載のピット多段昇降式駐車装置。
  5. 前記ピットの底面に排水溝が形成されており、この排水溝の底部近傍に外部へ排水するための排水口が開口しており、
    前記水位検出手段が、前記排水溝内およびピットの底部近傍の少なくとも一方に配置されている請求項1〜のうちのいずれか一の項に記載のピット多段昇降式駐車装置。
  6. 前記排水溝内に排水ポンプをさらに備えており、
    前記運転制御装置は、前記水位検出手段が前記第一異常水位より下方に位置する予め定められた第二異常水位を検出したときに前記排水ポンプを作動させるように制御し、
    前記非常時における前記運転制御装置による制御は、前記排水ポンプの運転が継続している最中に前記水位検出手段が前記第一異常水位を検出したときになされる、請求項に記載のピット多段昇降式駐車装置。
  7. 車両昇降用の昇降体がピット内とピット上方とに昇降可能に配設され、開閉可能な乗入部可動柵が前記ピットの前方の乗入部に設置されたピット多段昇降式駐車装置の運転方法であって、
    前記ピット内の水位が予め定められた第一異常水位に達した非常時に、ピット内にある前記昇降体をピット上方に上昇させるとともに、前記乗入部可動柵を非常時閉位置まで移動させて閉止させる、ピット多段昇降式駐車装置の運転方法。
  8. 前記ピット内の水位が第一異常水位に達した非常時には前記乗入部可動柵を非常時閉位置に至らせ、上記非常時ではない平常時には乗入部可動柵を開位置と平常時閉位置との間を昇降させ、
    前記開位置は、歩行者および車両が出入り可能な開度となる位置であり、前記平常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ大人が乗り越えて出入り可能な開度となる位置であり、前記非常時閉位置は、車両の出入りが不可能であり且つ人の出入りも極めて困難な開度となる位置である請求項記載のピット多段昇降式駐車装置の運転方法。
  9. 前記昇降体はそれぞれが単独で昇降可能に横方向に複数列配設されており、
    前記平常時には、一の昇降体の昇降中は隣接する昇降体の昇降が不能となるようにインターロックを動作せしめ、非常時には、前記インターロックを解除して複数列の昇降体を同時に非常時閉位置に至らせる請求項または記載のピット多段昇降式駐車装置の運転方法。
  10. 前記ピット内の底部に排水ポンプが設置されており、
    ピット内の水位が、前記第一異常水位より下方に位置する予め定められた第二異常水位に達したときに前記排水ポンプを作動させ、
    前記非常時に排水ポンプの運転が継続している最中にピット内の水位が前記第一異常水位に達したときに、前記昇降体をピット上方に上昇させるとともに、前記乗入部可動柵を非常時閉位置に至らせる、請求項または記載のピット多段昇降式駐車装置の運転方法。
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