JP2002187483A - 手動格納式ドアミラー - Google Patents

手動格納式ドアミラー

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JP2002187483A JP2000387268A JP2000387268A JP2002187483A JP 2002187483 A JP2002187483 A JP 2002187483A JP 2000387268 A JP2000387268 A JP 2000387268A JP 2000387268 A JP2000387268 A JP 2000387268A JP 2002187483 A JP2002187483 A JP 2002187483A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】格納角が異なっていてもブラケットを共用で
き、製造コストが低減でき、使用及び格納位置の節度感
が得られる手動格納式ドアミラーを提供する。 【解決手段】手動格納式ドアミラーは、スタンド3と、
ブラケット5と、ミラー部とを備えている。スタンド3
にはスタンド側対向面11が形成され、その上面には第
1、第2凸部12,13が形成されている。ブラケット5に
はブラケット側対向面18が形成され、その下面には第
1、第2凹部19,20が形成されている。第1凸部12が第
1凹部19と嵌合し、第2凸部13が第2凹部20と対向する
状態でミラー部を使用位置に保持し、第1凸部12が第2
凹部20と対向し、第2凸部13が第1凹部19と嵌合する状
態でミラー部を格納位置に保持する位置関係に形成され
ている。第2凹部20は両凸部12,13と嵌合しない遊嵌形
状に形成されている。バネによりブラケット側対向面18
がスタンド側対向面11側に付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に設けられ
る手動格納式ドアミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の手動格納式ドアミラー
は、ドアから起立してミラー部がドアと所定角度を成す
使用位置と、ミラー部がドア側に倒れた格納位置とに回
動可能に構成されている。また、ミラー部を使用位置及
び格納位置に位置決めすると共に、各位置へミラー部を
回動操作する際、使用位置及び格納位置から移動を開始
する時及び所定位置に達した時に、操作者が操作力の変
化(節度感)を簡単に感じることができる構成となって
いる。そしてこの構成として、ミラー部が固定されたブ
ラケットを、ステーを介してドアに固定されたスタンド
の支軸に回動可能かつ軸方向に移動可能に支持し、スタ
ンドとブラケットとの間に位置決め用の凸部と凹部とを
設け、ブラケットをバネによりスタンド側に付勢してい
る。
【0003】図8(a),(b)は、スタンド80とブ
ラケット81の当接部の模式展開断面図である。スタン
ド80の上面には、支軸を中心とした円周上に凸部82
が形成され、ブラケット81の下面には、凸部82と嵌
合可能な第1及び第2の凹部83a,83bが形成され
ている。第1の凹部83aは、ドアミラーが使用位置に
配置された時に凸部82と嵌合し、第2の凹部83bは
ドアミラーが格納位置に配置された時に凸部82と嵌合
するように形成されている。
【0004】そして、図8(a)に示すように、ドアミ
ラーの使用時には、凸部82が凹部83aと嵌合した状
態で保持される。また、格納時には、手でミラー部を車
体側へ倒すことにより、凹部83aは凸部82から離脱
し、図8(b)に示す格納位置の凹部83bと嵌合す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用位置に
おけるドアミラーとドアの成す角度は車種毎に異なって
いるため、使用位置から格納位置までのミラー部の移動
角度、即ち、格納角は車種によって異なる。その為、従
来は車種毎の格納角に対応した凹部を備えるブラケット
を車種毎に設けなければならなかった。一方、前記凹部
に対応する凸部を有するスタンドも、車種毎に車体への
取付け構造が異なることから、車種毎に異なる構造にし
なければならなかった。すなわち、ブラケット、スタン
ド共車種毎に共用することはできず、製造コストが上が
るという問題があった。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、車種毎に格納角が異なってい
ても、ブラケットを共用し、製造コストを低減すること
ができ、使用位置あるいは格納位置の節度感を得ること
ができる手動格納式ドアミラーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、車両のドアに設けられ
た支持部に固定されるスタンドと、該スタンドに回動可
能に支持されたブラケットと、前記ブラケットに固定さ
れたミラー部とを備え、前記ミラー部が前記ブラケット
と共に使用位置と格納位置とに回動されてそれらの位置
に保持可能に構成された手動格納式ドアミラーであっ
て、前記ブラケットを前記スタンドに突設した支軸に回
動可能かつ軸方向に移動可能に支持すると共に、前記ス
タンド及び前記ブラケットに前記支軸と直交する対向面
をそれぞれ設け、前記スタンド側対向面に第1凸部及び
第2凸部を所定間隔をおいて設け、ブラケット側対向面
に第1凹部及び第2凹部を所定間隔をおいて設け、前記
第1凸部が前記第1凹部と嵌合しかつ前記第2凸部が前
記第2凹部と対向する状態で前記ミラー部を使用位置に
保持し、前記第1凸部が前記第2凹部と対向しかつ前記
第2凸部が前記第1凹部と嵌合する状態で前記ミラー部
を格納位置に保持するように前記両凸部及び両凹部の位
置を設定し、ミラー部が使用位置又は格納位置に保持さ
れた時、前記第2凹部は前記第1凸部又は前記第2凸部
と対向した状態で各凸部と嵌合しない遊嵌形状とし、前
記ブラケットを前記スタンド側に付勢する付勢手段を設
けている。
【0008】この発明によれば、手動格納式ドアミラー
の使用時には、第1凸部が第1凹部と嵌合され、第2凸
部が第2凹部と対向する状態で、ミラー部は使用位置に
保持される。また、ミラー部が格納状態へ格納される際
には、第1凸部が第2凹部と対向し、第2凸部が第1凹
部と嵌合する状態でミラー部は格納位置に保持される。
即ち、第2凹部は、位置決め保持に関与していない状態
の一方の凸部を収容する役割を果たす。そして第2凹部
が前記第1凸部又は前記第2凸部と対向した状態で各凸
部と嵌合しない遊嵌形状のため、ミラー部の格納角に合
わせて、第1凸部と第2凸部との間隔が変更されても、
ブラケットの両凹部を変更する必要がない。即ち、格納
角が異なっていてもブラケットを共用して、使用位置あ
るいは格納位置での節度感を得ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記支軸を中心として前記第1凹部
の中央と前記第2凹部の一端との成す角度を30°以上
とし、前記第1凹部の中央と前記第2凹部の他端との成
す角度を90°以下としている。この発明によれば、第
2凹部の長さが長く設定されたことにより、格納角が異
なっても、ほとんど全ての車種でブラケットを共用する
ことができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記第2凹部の長手方
向(周方向)両端に傾斜面が形成されている。この発明
によれば、傾斜面が形成されたことにより、第2凹部か
らの第1凸部又は第2凸部の離脱に必要な操作力が、第
1凸部又は第2凸部と第1凹部の嵌合状態を解除する時
と比較して弱くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図7に従って説明する。図1に示すよう
に、手動格納式ドアミラー1は、車両のドアに設けられ
たステー2に固定されるスタンド3と、スタンド3に突
設した支軸4に回動可能かつ軸方向移動可能に支持され
るブラケット5と、ブラケット5に固定されるミラー部
6とを備えている。ミラー部6は、ミラー本体7、フレ
ーム8及びバイザーカバー9で構成され、フレーム8に
は、ブラケット5の取付孔5aと対応する固定孔8aが
3カ所形成されている。
【0012】金属製のスタンド3の上面には、図3
(a),(b)に示すように、ブラケット5を回動可能
に支持する支軸4が突設され、支軸4の下端には、支軸
4を中心にボス部10が形成されている。また、ボス部
10の上面は、支軸4と直交する状態でブラケット5と
当接するスタンド側対向面11を構成する。スタンド側
対向面11には、図2(b)に示すように、支軸4の周
縁から放射方向へ延びるように所定幅で第1凸部12が
120°の間隔で3個形成されている。また、第1凸部
12から60°ずれた位置には、第1凸部12と大略同
等の幅及び長さを有し、図5(a)〜(c)に示すよう
に、第1凸部12より小さい第2凸部13が3個形成さ
れている。また、スタンド3の下面には、ステー2と係
合する取付部14が備えられている。
【0013】樹脂製のブラケット5には、図4(a)〜
(d)に示すように、ミラー部6を固定する取付部15
と、スタンド3に設けられた支軸4を挿通する筒部16
が形成されている。図3(a),(b)に示す筒部16
の下端周縁部には、ボス部17が形成され、ボス部17
の下面には、支軸4と直交するブラケット側対向面18
が構成されている。
【0014】また、図4(c)に示すように、取付部1
5には、ミラー部6のフレーム8をビス等で固定する取
付孔5aが3カ所形成されている。ミラー部6とブラケ
ット5が固定される事により、ブラケット5と共にミラ
ー部6が支軸4を中心として回動されるように構成され
ている。また、図4(a),(c),(d)に示すよう
に、取付部15の外側、即ち、ミラー部6と対向する側
には、軽量化のために四角状の凹部15aが複数形成さ
れている。
【0015】図2(a)に示すように、ブラケット側対
向面18には、放射方向へ延びるように、第1凹部19
が120°の間隔で3個形成されている。また、第1凹
部19から60°ずれた位置には、図2(a)及び図5
(a)〜(c)に示すように、第1凹部19よりも長手
方向に長く延びるように第2凹部20が3個形成されて
いる。第2凹部20の長手方向両端には、傾斜面20a
及び傾斜面20bが形成されている。
【0016】各凸部12,13及び各凹部19,20
は、第1凸部12が第1凹部19と嵌合され、第2凸部
13が第2凹部20と対向する状態で、ミラー部6を使
用位置に保持する位置関係に形成されている。また、第
1凸部12が第2凹部20と対向し、第2凸部13が第
1凹部19と嵌合する状態で、ミラー部6を格納位置に
保持する位置関係に形成されている。また、第2凹部2
0は、第1凸部12が第2凹部20と対向する位置で第
2凹部20と嵌合しない遊嵌形状に形成されている。
【0017】この実施形態では、第2凹部20は、格納
角が50°より大きく70°より小さな範囲では、第1
及び第2凸部12,13と傾斜面20a,20bとが当
接せずに移動可能に形成されている。即ち、本実施形態
のブラケット5を格納角が50〜70°の範囲の手動格
納式ドアミラー1に使用することができるように構成さ
れている。
【0018】図3(a),(b)に示すように、支軸4
の上部外周には、留め輪22が嵌合固定されている。ブ
ラケット5のボス部17の上面と、留め輪22の下面と
の間には、付勢手段としてのバネ21が介装され、ボス
部17を介してブラケット側対向面18がスタンド側対
向面11側に付勢されている。
【0019】次に、上記手動格納式ドアミラー1の作用
について説明する。手動格納式ドアミラー1は、第1凸
部12が第1凹部19と嵌合され、第2凸部13が第2
凹部20と対向する状態で、ミラー部6が使用位置に保
持される。また、第1凸部12が第2凹部20と対向
し、第2凸部13が第1凹部19と嵌合する状態でミラ
ー部6は格納位置に保持される。
【0020】図5(a)〜(c)は格納角60°の場合
の手動格納式ドアミラー1のスタンド3とブラケット5
の各凸部12,13及び各凹部19,20の関係を示す
模式展開断面図である。これらの模式展開断面図では、
分かりやすくするためにブラケット5とスタンド3の間
に隙間を設けて図示しているが、実際にはブラケット5
とスタンド3は、使用位置及び格納位置では当接してい
る状態である。図5(a)は、ミラー部6が使用位置に
配置された状態に対応する。この状態からミラー部6を
格納位置へ回動するため、ミラー部6を格納位置側へ回
動させると、先ず第1凸部12と第1凹部19との嵌合
が解除され、次に第2凸部13が第2凹部20から離脱
する。そして、例えばミラー部6が使用位置から格納位
置側へ30°回動された状態では、図5(b)に示すよ
うに、第1凸部12がブラケット側対向面18と当接
し、ブラケット5は第1凸部12の高さ分だけバネ21
の付勢力に抗して押し上げられた状態になる。そして、
図5(b)の状態からさらにミラー部6が回動される
と、第2凹部20の傾斜面20aが第1凸部12と摺接
する状態を経て、図5(c)に示す第1凸部12が第2
凹部20と対向し、第2凸部13が第1凹部19と嵌合
する格納状態となる。そして、ミラー部6は、第2凸部
13が第1凹部19に嵌合されることにより、格納位置
に保持される。
【0021】格納角が60°より小さな所定角度(例え
ば50°)の手動格納式ドアミラー1の場合は、図6
(a),(b)に示すように、使用位置では第1凸部1
2が第1凹部19と嵌合し、支軸4を中心にしてブラケ
ット5が使用位置から格納位置へ所定角度(50°)回
動されると、第2凸部13が第1凹部19と嵌合するよ
うに形成されたスタンド3が使用される。そして、ミラ
ー部6が使用位置に配置された状態では、図6(a)に
示すように第2凸部13は第2凹部20の傾斜面20b
に当接せず対向する状態となる。また、ミラー部6が格
納位置に配置された状態では、第2凸部13が第1凹部
19と嵌合し、第1凸部12が第2凹部20の傾斜面2
0aに当接する状態となる。
【0022】一方、格納角が60°より大きな所定角度
(例えば70°)の手動格納式ドアミラー1の場合は、
図7(a),(b)に示すように、使用位置では第1凸
部12が第1凹部19と嵌合し、支軸4を中心にしてブ
ラケット5が使用位置から格納位置へ所定角度(70
°)回動されると、第2凸部13が第1凹部19と嵌合
するように形成されたスタンド3が使用される。そし
て、ミラー部6が使用位置に配置された状態では、図7
(a)に示すように第2凸部13は第2凹部20の傾斜
面20aに当接せず対向する状態となる。また、ミラー
部6が格納位置に配置された状態では、第2凸部13が
第1凹部19と嵌合し、第1凸部12が第2凹部20の
傾斜面20bに当接する状態となる。即ち、周方向に長
い第2凹部20の存在により、ミラー部6の格納角が異
なる場合でも、ブラケット5側を変更することなく、使
用位置では第1凸部12と第1凹部19との嵌合で位置
決め保持がなされ、格納位置では第2凸部13と第1凹
部19との嵌合で位置決め保持がなされる。
【0023】手動格納式ドアミラー1が組み立てられる
際には、まず、スタンド3に設けられた支軸4が、ブラ
ケット5の筒部16の内側に挿入され、ブラケット5は
スタンド3に回動可能に保持される。次に、バネ21が
筒部16を囲むようにボス部17の上面に載置され、バ
ネ21を保持する留め輪22が、支軸4に嵌合固定され
ることにより、ブラケット5は、ボス部17を介してブ
ラケット側対向面18がスタンド側対向面11側に付勢
される。
【0024】次に、フレーム8に設けられた固定孔8a
を貫通して、ブラケット5に設けられた取付孔5aに固
定されるビスにより、ミラー部6がブラケット5に固定
される。ミラー本体7はバイザーカバー9と共に、フレ
ーム8を挟持するようにバイザーカバー9に嵌着され
る。スタンド3、ブラケット5及びミラー部6が組み付
けられた状態で、ステー2の上部にスタンド3が取付部
14において固定される。
【0025】この実施形態は、以下のような効果を有す
る。 (1)第1凸部12が第1凹部19と嵌合することによ
り、ブラケット5が使用位置に位置決め保持され、第2
凸部13が第1凹部19と嵌合することにより、ブラケ
ット5が格納位置に位置決め保持されかつ、第1凸部1
2は、第1凸部12が第2凹部20と対向する位置にお
いて、第2凹部20と嵌合しない遊嵌形状に形成されて
いる。従って、格納角の異なる車種であっても、ブラケ
ット5を共用することができ、車種毎にブラケット5を
製造する必要がなく、製造コストを低減することができ
る。
【0026】(2)第1凸部12及び第2凸部13のい
ずれかが、第1凹部19と嵌合することにより、ミラー
部6を使用位置及び格納位置に配置する際に、節度感を
得ることができる。
【0027】(3)第2凹部20の周方向両端に、傾斜
面20a,20bが形成されているため、第2凹部20
からの第1凸部12又は第2凸部13の離脱に必要な操
作力が、第1凸部12又は第2凸部13と第1凹部19
との嵌合状態を解除する時と比較して弱くできる。
【0028】(4)第2凸部13を第1凸部より小さく
(低く)したため、ミラー部6を格納位置から使用位置
へ回動させる際に第2凸部13を第1凹部19から離脱
させるのに必要な操作力を、ミラー部6を使用位置から
格納位置へ回動させる際に第1凸部12を第1凹部19
から離脱させるのに必要な操作力より小さくできる。
【0029】(5)第2凸部13は、第1凸部12と円
周方向に対して同じ幅で形成されていることにより、第
2凸部13の高さが低くても第2凸部13は第1凹部1
9と嵌合して、ミラー部6の格納状態を保持することが
できる。
【0030】(6)第2凹部20の周方向両端に、傾斜
面20a,20bを設けたため、格納角の値が大きな場
合、ミラー部6が使用位置から格納位置に配置された際
に、第1凸部12が傾斜面20bと当接し、格納位置で
の節度感が強くなる。また、格納角の値が小さな場合、
ミラー部6が格納位置から使用位置に配置された際に、
第2凸部13が傾斜面20aと当接し、使用位置での節
度感が強くなる。
【0031】(7)両凸部12,13及び両凹部19,
20がそれぞれ複数ずつ設けられているため、1個ずつ
設けた場合に比較して、ミラー部6を使用位置又は格納
位置に保持する力が大きくなる。
【0032】(8)両凸部12,13及び両凹部19,
20がそれぞれ3個ずつ等間隔で設けられているため、
使用位置と格納位置との間を移動する際に、ブラケット
5が傾くことなく安定した状態で回動される。
【0033】なお、実施形態は上記に限らず、例えば以
下のように変更してもよい。 ・各凸部12,13及び各凹部19,20の数は、それ
ぞれ3個ずつに限らず、1個ずつとしたり、2個ずつ設
けてもよい。
【0034】・第1凸部12及び第2凸部13を同じ大
きさに形成してもよい。この場合、ミラー部6を格納位
置から使用位置へ回動させる際に、必要な操作力は、第
2凸部13を小さく(低く)したときより大きくなる
が、格納位置での保持力が大きくなる。
【0035】・各凸部12,13の断面形状をほぼ半円
状ではなく、三角形状や台形状とし、各凹部19,20
の形状をそれに対応した形状としてもよい。 ・第1凸部12及び第2凸部13をほぼ半球状に形成
し、第1凹部19を半球状に、第2凹部20を長穴状と
してもよい。
【0036】・第2凹部20の周方向の長さは、車両に
使用される手動格納式ドアミラー1の格納角の範囲で、
種々の格納角に対応できるようにするためには、支軸4
を中心として第1凹部19の中央と第2凹部20の一端
との成す角度を30°以上とし、第1凹部19の中央と
第2凹部20の他端との成す角度を90°以下とするの
が好ましい。しかし、格納角が90°に近いものや30
°に近いものは少ないため、40〜70°の範囲でも多
くの手動格納式ドアミラー1に対応できる。また、40
〜70°より狭い範囲であってもよい。
【0037】・ミラー部6を支持するブラケット5は、
付勢手段のバネ21により、スタンド3側へ付勢されて
いるため、スタンド3及びブラケット5に設けた凸部と
凹部が嵌合しない位置でも、バネ21の付勢力により、
当該位置に保持される。そして、ミラー部6が格納位置
に配置された状態では、車両は走行しないため、凹凸の
嵌合状態でミラー部6を保持する必要はない。従って、
格納位置での節度感を得るため、ミラー部6が格納位置
に配置された状態において、第1凸部12が、傾斜面2
0bと当接する場合は、第2凸部13を形成しなくても
よい。このように構成した場合、第1凸部12が傾斜面
20bと当接することにより、節度感が得られる。
【0038】次に上記実施形態から把握できる技術的思
想について、以下に記載する。 (1)請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明にお
いて、前記各凸部及び各凹部が複数ずつ形成されてい
る。
【0039】(2)請求項1〜請求項3のいずれかに記
載の発明において、前記各凸部は同じ大きさに形成され
ている。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜請求
項3に記載の発明によれば、車種毎に格納角が異なって
いても、ブラケットを共用し、製造コストを低減するこ
とができ、使用位置あるいは格納位置の節度感を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手動格納式ドアミラーの模式分解斜視図。
【図2】(a)はブラケットの底面図、(b)はスタン
ドの平面図。
【図3】(a)はブラケットとスタンドの嵌合状態を示
す断面図、(b)は(a)の部分拡大断面図。
【図4】(a)はブラケットの平面図、(b)は同じく
左側面図、(c)は同じく正面平面図、(d)は同じく
右側面図。
【図5】(a)は格納角60°のブラケットの使用状態
を示す部分模式展開断面図、(b)は(a)を30°回
転させた状態を示す部分模式展開断面図、(c)は
(a)を60°回転させた格納状態を示す部分模式展開
断面図。
【図6】(a)は格納角50°のブラケットの使用状態
を示す部分模式展開断面図、(b)は(a)を50°回
転させた格納状態を示す部分模式展開断面図。
【図7】(a)は格納角70°のブラケットの使用状態
を示す部分模式展開断面図、(b)は(a)を70°回
転させた格納状態を示す部分模式展開断面図。
【図8】(a)は従来技術の使用状態を示す部分模式展
開断面図、(b)は同じく格納状態を示す部分模式展開
断面図。
【符号の説明】
1…手動格納式ドアミラー、2…支持部としてのステ
ー、3…スタンド、4…支軸、5…ブラケット、6…ミ
ラー部、11…スタンド側対向面、12…第1凸部、1
3…第2凸部、18…ブラケット側対向面、19…第1
凹部、20…第2凹部、21…付勢手段としてのバネ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のドアに設けられた支持部に固定され
    るスタンドと、該スタンドに回動可能に支持されたブラ
    ケットと、前記ブラケットに固定されたミラー部とを備
    え、前記ミラー部が前記ブラケットと共に使用位置と格
    納位置とに回動されてそれらの位置に保持可能に構成さ
    れた手動格納式ドアミラーであって、 前記ブラケットを前記スタンドに突設した支軸に回動可
    能かつ軸方向に移動可能に支持すると共に、前記スタン
    ド及び前記ブラケットに前記支軸と直交する対向面をそ
    れぞれ設け、前記スタンド側対向面に第1凸部及び第2
    凸部を所定間隔をおいて設け、ブラケット側対向面に第
    1凹部及び第2凹部を所定間隔をおいて設け、前記第1
    凸部が前記第1凹部と嵌合しかつ前記第2凸部が前記第
    2凹部と対向する状態で前記ミラー部を使用位置に保持
    し、前記第1凸部が前記第2凹部と対向しかつ前記第2
    凸部が前記第1凹部と嵌合する状態で前記ミラー部を格
    納位置に保持するように前記両凸部及び両凹部の位置を
    設定し、ミラー部が使用位置又は格納位置に保持された
    時、前記第2凹部は前記第1凸部又は前記第2凸部と対
    向した状態で各凸部と嵌合しない遊嵌形状とし、前記ブ
    ラケットを前記スタンド側に付勢する付勢手段を設けた
    ことを特徴とする手動格納式ドアミラー。
  2. 【請求項2】前記支軸を中心として前記第1凹部の中央
    と前記第2凹部の一端との成す角度を30°以上とし、
    前記第1凹部の中央と前記第2凹部の他端との成す角度
    を90°以下とした請求項1に記載の手動格納式ドアミ
    ラー。
  3. 【請求項3】前記第2凹部の長手方向両端に傾斜面が形
    成されている請求項1又は請求項2に記載の手動格納式
    ドアミラー。
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