JP2001314276A - アームレスト - Google Patents

アームレスト

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JP2001314276A
JP2001314276A JP2000138594A JP2000138594A JP2001314276A JP 2001314276 A JP2001314276 A JP 2001314276A JP 2000138594 A JP2000138594 A JP 2000138594A JP 2000138594 A JP2000138594 A JP 2000138594A JP 2001314276 A JP2001314276 A JP 2001314276A
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Japan
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armrest
cover
frame
pipe frame
opening
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JP2000138594A
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Masashi Yamashita
昌志 山下
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TS Tech Co Ltd
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TS Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、使用時には腕を安定して支
持可能であるとともに、コンパクトに収納することが可
能なアームレストを提供する。 【解決手段】 フレーム11と、フレーム11の自由端
部側に設けられた肘掛け部10aと、を備え、フレーム
11が自動車用シートSのシートバック3の側部に起立
及び前倒可能に軸支されるとともに、肘掛け部10aの
向きが切換え可能とされたアームレスト1において、フ
レーム11には付け根部側を囲むように立設する側壁1
1iが設けられ、肘掛け部10aには、フレーム11の
周りにおいてフレーム11の付け根側に開口する開口部
が設けられ、フレーム11の付け根部側には、フレーム
11の付け根部側を覆う被覆部31と、被覆部31に連
続し開口部に挿入可能な係合部32とを備えたカバー部
材30が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アームレストに係
り、特に、シートバックに対して起立及び前倒させるこ
とが可能な可倒式のアームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の着座シートに用いられ
るアームレストとしては、アームレストの不使用時にお
けるシートスペースを有効に利用するために可倒式のア
ームレストが用いられている。
【0003】この可倒式アームレストは、乗員が肘をか
ける部分である肘掛け部と、その肘掛け部を起立または
前倒させる可倒手段とを備えている。肘掛け部は、可倒
手段により、アームレスト使用時にはシートバックの前
方に前倒され、乗員の肘掛けとして使用される。一方、
不使用時にはシートバック側部に起立収納され、シート
スペースを十分に確保するようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
可倒式アームレストにおいて、肘掛け部をシートバック
側部に起立収納したとき、肘掛け部がシートバック側部
から膨出し、シートバック側部側のスペースが狭くなる
という問題があった。
【0005】このため、図26,図27に示すように、
回転揺動手段を用いて、肘掛け部の向きを切り換えるよ
うに構成されたアームレスト110が知られている。こ
のアームレスト110は、肘掛け部110a及び基部側
のカバー110bの内側に、肘掛け部110aの向きを
切り換えるための機構として、揺動アーム111,緩衝
部材112,回転ストッパー113aが設けられた板バ
ネ113,内筒用蓋114,巻バネ115,回転ストッ
パー113aに係合する溝部116aを備えた外筒11
6,外筒用蓋117を備えている。
【0006】上記機構は、揺動アーム111の内筒11
1aの外側に緩衝部材112が取り付けられ、さらに内
筒111aには板バネ113が挿入され、内筒用蓋11
4が閉じられる。
【0007】そして、内筒111aには、巻バネ115
を介して外筒116が取り付けられる。内筒111aと
外筒116とは、外筒116の溝116aに、板バネ1
13の回転ストッパー113aが係合されることにより
組み付けられる。なお、外筒116の端部には外筒用蓋
117が取り付けられる。
【0008】上記構成により、肘掛け部110aは、回
転ストッパー113aが、外筒116の溝116aの凹
部116b,116cのいずれかに位置しているときに
固定されている。そして、肘掛け部の向きを変更すると
きには、肘掛け部110aを基部110b側に押す。こ
れにより、外筒116が巻バネ115の付勢力に反して
揺動アーム111側に押圧され、これにより回転ストッ
パー113aと、溝部116aの凹部116b,116
cとの係合が解除され、外筒116が回転し、これによ
り肘掛け部110aの向きが切り替えられるものであ
る。
【0009】しかし、図26及び図27に示すアームレ
ストは、肘掛け部110aを基部110bに対して回動
可能とするために、肘掛け部110aとカバー110b
とを別体としており、肘掛け部110aと基部側のカバ
ー110bとの間に隙間が発生し、外観上好ましくない
という問題があった。
【0010】また、肘掛け部110aと基部側のカバー
110bとの間に発生した隙間に埃等が入り込み、この
埃が、肘掛け部110aと外筒117とが接している部
分に入り込み、肘掛け部110aのスムーズな回動を妨
げる原因となるという問題があった。
【0011】さらにまた、基部側のカバー110bを取
り付けるためには、スクリュー等で2箇所以上の固定が
必要であり、取り付けに手間がかかるという問題があっ
た。
【0012】本発明の他の目的は、肘掛け部の向きを切
換え可能なアームレストにおいて、容易に取り付け可能
であり、肘掛け部との間に隙間を発生させることなく、
肘掛け部の付け根部側を覆うカバーを備えたアームレス
トを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明に係
るアームレストによれば、フレームと、該フレームの自
由端部側に設けられた肘掛け部と、を備え、前記フレー
ムが自動車用シートのシートバックの側部に起立及び前
倒可能に軸支されるとともに、前記肘掛け部の向きが切
換え可能とされたアームレストにおいて、前記フレーム
には付け根部側を囲むように立設する側壁が設けられ、
前記肘掛け部には、前記フレームの周りにおいて前記フ
レームの付け根側に開口する開口部が設けられ、前記フ
レームの付け根部側には、前記フレームの付け根部側を
覆う被覆部と、該被覆部に連続し前記開口部に挿入可能
な係合部とを備えたカバー部材が取り付けられた、こと
により解決される。
【0014】このように、本発明では、アームレストを
シートバックに組み付けた後に、フレームの付け根部に
カバー部材が取り付けられるように構成されている。カ
バー部材は、前記フレームの付け根部に向けて押し込ま
れることにより前記フレームに仮止めされるとともに、
前記肘掛け部側にスライドされることにより、前記カバ
ー部材の係合部が前記肘掛け部の開口部に入り込んで位
置決めがなされるように構成されているので、カバー部
材を適正な位置に簡単に取り付けることができる。
【0015】また、カバー部材の係合部が肘掛け部の開
口部に入り込んで位置決めされるように構成されている
ので、カバー部材の係合部側は肘掛け部の開口部におい
て保持される。したがって、カバー部材を固定するため
には、カバー部材の被覆部側のみをスクリュー等で固定
すれば良いため、作業性を向上させることが可能とな
る。
【0016】さらに、カバー部材の係合部が肘掛け部の
開口部に入り込むことにより、カバー部材と肘掛け部と
の間に隙間が発生することがなく、カバー部材や肘掛け
部へ埃等が入り込むのを防止することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るアームレスト1は、
フレームとしてのパイプフレーム11と、このパイプフ
レーム11の自由端部側に設けられた肘掛け部10a
と、を備えている。
【0018】パイプフレーム11は、自動車用シートS
のシートバック3の側部に配設される。また、肘掛け部
10aは、肘掛け部10aの所定の面が車体上方側また
は車体上方側とは他の方向を向くようにパイプフレーム
11に回動可能に取り付けられている。
【0019】パイプフレーム11の付け根部側には、側
壁としての第2の係合部11gの庇部11iが立設され
ており、また、肘掛け部10aを構成するアームレスト
カバー12には、パイプフレーム11の周りにおいてパ
イプフレーム11の付け根部側に開口する開口部12l
が設けられている。
【0020】カバー部材30は、パイプフレーム11の
付け根部を覆う被覆部31と、この被覆部31に連続し
アームレストカバー12の開口部12lに挿入可能な係
合部32とを備えている。
【0021】上記構成により、カバー部材30は、パイ
プフレーム11の付け根部を囲むように立設する庇部1
1iに向けて押し込まれることにより、パイプフレーム
11に仮止めされるとともに、肘掛け部10a側にスラ
イドされることにより、係合部32がアームレストカバ
ー12の開口部12lに入り込んで位置決めがなされる
ものである。
【0022】このように、肘掛け部10aがパイプフレ
ーム11の周りに可動可能な構成において、パイプフレ
ーム11の付け根部側に、肘掛け部10aとの間に隙間
を発生させることなく、カバー部材30を取り付けるこ
とが可能となる。
【0023】また、カバー部材30は、パイプフレーム
11の庇部11iにおいて一度仮止めされ、その後、肘
掛け部10a側にスライドされて位置決めされるので、
適正な位置に簡単に取り付けることができ、効率よく組
み付け作業を行うことが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0025】図1乃至図25は本発明に係るアームレス
トを示すものであり、図1は肘掛け部を起立させたとき
のアームレストを示す正面図、図2乃至図4はアームレ
ストの斜視図、図5は図2のA−A断面線におけるアー
ムレストの形状を示す説明図、図6はアームレストの斜
視図、図7はアームレストの側面図、図8は図7のB−
B線断面図、図9はアームレストの構成部材を示す説明
図、図10は図9の要部説明図、図11及び図12はア
ームレストカバーの構造を示す説明図、図13はカバー
部材の取り付け方を示す説明図、図14は図13のC視
図、図15乃至図25はアームレストの各構成部材を示
す説明図である。
【0026】本例のアームレスト1は可倒式のアームレ
ストであり、着座部2とシートバック3を備えた自動車
用シートSにおいて、シートバック3の側部に配設され
ている。本例のアームレスト1は、乗員が肘を乗せる肘
掛け部10aが、シートバック3における支持点を中心
に、シートバック3に対して略90度の角度で前倒した
り、シートバック3の側部に起立できるように軸支され
ている。
【0027】すなわち、本例のアームレスト1は図1乃
至図4に示すように、アームレスト使用時には肘掛け部
10aを前倒させ、使用しないときには肘掛け部10a
をシートバック3の側部に起立させて収納できるように
構成されている。また、肘掛け部10aの向きを切り換
えることができるように構成されている。
【0028】本例のアームレスト1は、アームレスト組
立体10と、このアームレスト組立体10をシートバッ
ク3側で受け入れる保持手段20と、アームレスト組立
体10の一部を覆うカバー部材30と、を主要構成要素
として構成されている。
【0029】アームレスト組立体10は、図9に示すよ
うに、アームレストカバー12とソフトカバー19から
なる肘掛け部10aと、フレームとしてのパイプフレー
ム11と、軸部材13と、プレート部材14と、パイプ
フレームの移動範囲を規制する範囲限定部材15,15
と、保持部材としてのナット16a及び座金16bと、
軸部材13とプレート部材14との間に介在するカラー
17と、から構成されている。
【0030】シートバック3側に配設される保持手段2
0は、上記構成からなるアームレスト組立体10をシー
トバック3側に保持するための部材である。保持手段2
0は、軸部材13の一部を、シートバック3内に収納可
能とする凹部21と、シートバック3のフレーム3aに
固着される脚部22と、凹部21を覆う取付面25と、
取付面25に形成された第1の孔23及び第2の孔24
とが設けられている。
【0031】カバー部材30は、アームレスト組立体1
0がシートバック3の側部に取り付けられた後、良好な
外観が保たれるように、アームレスト組立体10の付け
根部分を覆うものである。
【0032】本例のアームレスト1は、パイプフレーム
11に、パイプフレーム11周りに回動可能な肘掛け部
10aと、この肘掛け部10aとは別体のカバー部材3
0を隣接して取り付けるときに、肘掛け部10aとカバ
ー部材30との間に隙間を発生させずにカバー部材30
を配設可能としたものである。
【0033】また、本例のアームレスト1において、カ
バー部材30は、パイプフレーム11に一旦仮組みされ
た後、肘掛け部10a側にスライドされて位置決めさ
れ、さらにねじによって固定されるように構成されてい
るので、熟練を要することなく、カバー部材30を適正
な位置に簡単に配設することが可能となる。
【0034】次に、上記アームレスト1を構成する個々
の部材について、より詳細に説明する。アームレスト組
立体10のパイプフレーム11は、金属製のパイプ材か
らなり、図15に示すように、一方の端部がつぶされて
形成された基部11aと、基部11aに連続する長尺部
11bとから構成されている。基部11aには、軸部材
13と連結するための連結孔11cが設けられている。
【0035】また、長尺部11bには、図9に示すよう
に、第1の係合部11dが設けられている。第1の係合
部11dは、少なくともパイプフレーム11の長手方向
に、2本の平行な庇部11e,11eが突出するように
形成されるものであり、本例では、図16に示すような
矩形皿状の部材を別途用意し、この矩形皿状の部材をパ
イプフレームに半田付け等により取り付けることにより
第1の係合部11dを形成している。
【0036】本例では、上記矩形皿状の部材に、一対の
溶接用孔11f,11fが設けられ、さらに溶接用孔1
1f,11fの周縁部分に凹部が形成され、この凹部が
パイプフレーム11に密着するように構成されている。
なお、本例のように、別部材により第1の係合部11d
を形成するのではなく、パイプフレーム11製造時に、
第1の係合部11dを一体に形成した構成としても良い
ことは勿論である。
【0037】さらに、パイプフレーム11には、図9及
び図10に示すように、基部11aを囲むようにして第
2の係合部11gが設けられている。第2の係合部11
gは、次述するように、パイプフレーム11の移動範囲
を限定させるための範囲限定部材15,15との係合手
段として、また、アームレスト組立体10の一部を被覆
するカバー部材30の取付手段として設けられているも
のである。
【0038】第2の係合部11gは、庇部11iが上下
一対になるように形成されている。また、庇部11iの
間には、凹部11hが設けられている。さらに、庇部1
1iの間に位置する側壁には孔11jが設けられてい
る。この孔11jは、アームレスト組立体10の一部を
被覆するカバー部材30を固定するためのねじ孔として
使用されるものである。
【0039】本例では、第2の係合部11gを形成する
ために、図17に示すような別部材を用意し、この部材
を、パイプフレーム11の基部11aに半田付け等によ
り取り付けた構成としている。なお、本例のように、別
部材により第2の係合部11gを形成するのではなく、
パイプフレーム11の製造時に、第2の係合部11gを
一体に形成した構成としても良いことは勿論である。
【0040】上記パイプフレーム11にはアームレスト
カバー12が取り付けられている。アームレストカバー
12は、パイプフレーム11の自由端部側に取り付けら
れており、パイプフレーム11の、アームレストカバー
12に覆われない部分は、アームレストカバー12の開
口部12lから延出するように構成されている。
【0041】なお、アームレストカバー12の開口部1
2lは、パイプフレーム11の径よりも若干大きめの径
になるように形成されている。このように、開口部12
lが大きめに形成されているのは、開口部12lに、後
述するカバー部材30を取り付けるときに、カバー部材
30の係合部32を開口部12lに嵌合させるためであ
る。
【0042】アームレストカバー12は、図6,図1
8,図19に示すように、上カバー12aと下カバー1
2bとから構成されている。上カバー12aは、アーム
レスト使用時に乗員の腕が乗せられる肘掛け面12cを
備えている。また、上カバー12aには、図1及び図6
に示すように、アームレスト1の付け根側から車体前方
側へ向けて、肘掛け面12cが上昇するように、所定角
度θで勾配が付けられている。
【0043】したがって、肘掛け部10aをシートバッ
ク3の側部に収納するとき、上記のように、アームレス
ト12の肘掛け面12cに勾配が設けられているので、
肘掛け部10aの肘掛け面10bに勾配が設けられるこ
とになる。そして、この肘掛け面10bをシートバック
3側を向けて収納することにより、図5に示すように、
肘掛け面10bとシートバック3との間に隙間を生じさ
せることなく、肘掛け部10aを収納することが可能と
なる。
【0044】また、アームレストカバー12には、ソフ
トカバー19が被せられて肘掛け部10aとして使用さ
れるが、この肘掛け部10aは、シートバック3の側部
に位置させたときに、肘掛け部10aの外視できる面の
形状が、シートバック3の側部の外側形状に沿うような
形状となるように構成されている。
【0045】傾斜面としては、図2に示すように、肘掛
け部10aを起立させたときに、肘掛け部10aのシー
トバック3とは反対側を向く面10cに傾斜面10dが
設けられ、また、肘掛け部10aの車体上側を向く面1
0eに傾斜面10fが設けられている。
【0046】上記傾斜面10d,10fは、アームレス
トカバー12に傾斜面を設けることにより形成されてい
る。すなわち、傾斜面10dを形成するために、アーム
レストカバー12の下カバー12bには傾斜面12dが
設けられている。また、傾斜面10fを形成するため
に、アームレストカバー12の上カバー12aには傾斜
面12mが設けられている。
【0047】アームレストカバー12は、図9に示すよ
うに、上カバー12aと下カバー12bとの間にパイプ
フレーム11を挟むようにして、パイプフレーム11に
取り付けられる。このとき、上カバー12aの凸部12
iと、下カバー12bの凹部12jとを係合させて組み
付ける。上カバー12aと下カバー12bとが組み付け
られたら、その後、ボルト孔12kにおいて、タッピン
グスクリュー等の連結部材により上カバー12aと下カ
バー12bが固着される。
【0048】本例のアームレストカバー12は、パイプ
フレーム11の中心を回転中心として、パイプフレーム
11の周りにおいて、回動可能に構成されている。図1
1及び図12は、アームレストカバー12の回動動作を
示すものである。アームレストカバーの上カバー12a
と下カバー12bには、アームレスト12の回動機構と
して複数のリブ12e及び突起部12fが一体に設けら
れている。
【0049】上カバー12aの内側に設けられたリブ1
2eは、図11に示すように、パイプフレーム11の第
1の係合部11dの庇部11eに係合し、アームレスト
カバー12の肘掛け面12cが車体上方側を向くように
アームレストカバー12を保持するものである。
【0050】また、下カバー12bの内側に設けられた
突起部12fは、図12に示すように、パイプフレーム
11の第1の係合部11dの庇部11eに係合し、アー
ムレストカバー12の肘掛け面12cが、シートバック
側を向くようにアームレストカバー12を保持するもの
である。
【0051】なお、本例では、上カバー12aに3つの
リブ12eが設けられ、これらリブ12eの両側には、
リブ12eを両側で囲むように端部リブ12gが設けら
れている。この端部リブ12gは、第1の係合部11d
の両側に摺動可能に配設されており、パイプフレーム1
1がアームレストカバー12から抜けないように保持す
るとともに、パイプフレーム11周りにアームレストカ
バー12が適切に回動するようにパイプフレーム11を
ガイドするものである。また、下カバー12bには、パ
イプフレーム11を保持する保持部12hが設けられて
いる。
【0052】このような構成により、アームレストカバ
ー12を回動させるとき、端部リブ12gや保持部12
hにより、パイプフレーム11が保持され、アームレス
トカバー12をスムーズに回動させることが可能とな
る。
【0053】このように、アームレストカバー12が、
パイプフレーム11の周りに回動可能に保持されている
ので、肘掛け部10aの肘掛け面10bの向きを切り換
えることが可能となり、アームレスト使用時には充分な
広さの面を肘掛け面として使用し、アームレストを使用
しないときには、肘掛け部10aの向きを変えてコンパ
クトに折り畳むことが可能となる。
【0054】上記アームレストカバー12を被覆するソ
フトカバー19は、厚手の布地から形成されている。ソ
フトカバー19には、ジッパー19aが設けられ、ソフ
トカバー19を簡単に取り外すことができるように構成
されている。このため、ソフトカバー19に汚れが付着
した場合などに、簡単に取り外して洗濯をすることがで
きる。
【0055】なお、ソフトカバー19の素材としては、
上記したような厚手の布地の他、合成皮革など他の素材
を用いても良い。また、よりソフトな感触を出すため
に、ソフトカバー19の裏側に薄手のスポンジを一体に
形成した構成としても良い。
【0056】また、ソフトカバー19を取り外し可能と
するために、本例ではジッパー19aを用いたが、これ
に限らず、マジックテープ(登録商標)やボタンにより
取り外し可能な構成としても良い。
【0057】軸部材13は、パイプフレーム11の基部
11aに設けられた連結孔11cに半田付け等により固
着されている。したがって、軸部材13が回動すること
により、パイプフレーム11はシートバック3の側部に
おいて起立及び前倒される。
【0058】軸部材13は、図20に示すように、軸部
13aと、軸部13aの一方の端部に設けられたねじ部
13bと、ねじ部13bに隣接する係合部13cと、中
程に設けられたカラー配設部13dとから構成されてい
る。軸部13aは、プレート部材14の軸部材挿通孔1
4aと、パイプフレーム11の基部11aに形成された
連結孔11cに嵌合可能な大きさに形成されている。
【0059】軸部材13には、後述するカラー17を介
して、プレート部材14が取り付けられている。プレー
ト部材14は、軸部材13のフランジ部14eを構成す
るものであり、このフランジ部14eと、シートバック
3側の保持手段20の取付面25とが連結されるもので
ある。プレート部材14は、図21に示すように、軸部
材13を挿通させる軸部材挿通孔14aと、プレート部
材14を保持部材20に連結させるための取付孔14b
が設けられている。
【0060】上記軸部材挿通孔14aには、カラー17
を介して軸部材13がねじ部13b側から挿通される。
なお、カラー17は樹脂からなり、金属製の軸部材13
と、金属製のプレート部材14の軸部材挿通孔14aと
の間に介在して、両者が直接接触することを阻止するこ
とにより、接触音の発生を防止するために配設されてい
る。
【0061】なお、上記カラー17は、図22に示すよ
うに、円板状の頭部17aと、頭部17aに突設された
脚部17bとから構成されている。脚部17b内は空洞
になっており、この空洞内に軸部材13が挿入され
る。、また、カラー17には切欠部17cが設けられ、
カラー17への軸部材13の挿入を容易にしている。カ
ラー17は、その頭部17aが軸部材13のカラー配置
部13dに保持されるように構成されている。
【0062】軸部材13の、ねじ部13bが設けられて
いる側の端部は、上記のように、プレート部材14の軸
部材挿通孔14aを挿通した後、プレート部材14に設
けられた係合突起14cにおいて回動可能に保持され
る。係合突起14cは、軸部材13の保持部として使用
されるとともに、アームレスト組立体10をシートバッ
ク3側の保持手段20に取り付けるときの係合部となる
ものである。
【0063】係合突起14cには孔14dが設けられて
おり、この孔14dに軸部材13のねじ部13bと、ね
じ部13bに隣接する係合部13cが挿通される。そし
て、軸部材13のねじ部13bに、軸部材16を保持す
る保持部材16としてのナット16a及び座金16bが
取り付けられる。軸部材13は、係合部13cが係合突
起14cの孔14dに位置することにより回転可能に保
持される。
【0064】上記プレート部材14には、さらにパイプ
フレーム11の移動範囲を規制するための範囲限定部材
が設けられている。範囲限定部材は、パイプフレーム1
1側に突出する一対の突起15,15からなり、図10
に示すように、車体上方側に位置する突起15が、パイ
プフレーム11の第2の係合部11gの凹部11hに係
合し、車体下方側に位置する突起15が、パイプフレー
ム11の第2の係合部11gの庇部11iに係合するよ
うに構成されている。
【0065】上記構成により、パイプフレーム11を起
こすときには、パイプフレーム11の第2の係合部11
gの凹部11hにおいて、範囲限定部材の突起15がパ
イプフレーム11の移動範囲を規制する。また、パイプ
フレームを前倒するときには、パイプフレームの第2の
係合部の庇部11iにおいて、範囲限定部材の突起15
がパイプフレームの移動範囲を規制する。
【0066】上記構成部材を組み付けることによりアー
ムレスト組立体10が形成される。すなわち、パイプフ
レーム11にアームレストカバー12を取り付け、さら
にパイプフレーム11の基部11aの取付孔11cに軸
部材13を固着させ、軸部材13とプレート部材14を
カラー17を介して組み付ける。
【0067】次いで、保持部材16で軸部材13を係合
突起14cにおいて回動可能に保持し、さらにアームレ
ストカバー12をソフトカバー19で被覆することによ
り、アームレスト組立体10を形成する。このように、
本例のアームレスト組立体10には、パイプフレーム1
1を回動可能とするための軸部材13までもが一体に組
み付けられているものである。
【0068】上記アームレスト組立体10と連結される
保持手段20は、シートバック3側に位置し、図23に
示すように、脚部22を備えており、この脚部22の間
に、軸部材13を収納するための凹部21が形成されて
いる。脚部22は、シートバック3のフレーム3aに半
田付け等により固着されており、これにより保持部材2
0がフレーム3aに固定されるように構成されている。
【0069】また、保持手段20は、図23に示すよう
に、凹部21を覆う取付面25が設けられており、この
取付面25に、プレート部材14の取付孔14bに整合
する第1の孔23が設けられている。さらに、アームレ
スト組立体10側のプレート部材14に設けられた係合
突起14cを嵌合することが可能な第2の孔24が設け
られている。
【0070】なお、本例では、保持手段20を別部材と
し、シートバック3のフレーム3aに取り付けた構成と
したが、シートバック3のフレームに、予め保持手段2
0を一体に形成した構成としても良い。
【0071】アームレスト組立体10と保持手段20と
は、保持手段20の第2の孔24にプレート部材14の
係合突起14cを嵌合させ、プレート部材14のフラン
ジ部14eと保持手段20の取付面25とを合わせ、さ
らにプレート部材14の取付孔14bと、保持手段20
の第1の孔23にねじ部材18を螺着させることにより
組み付けられる。
【0072】このようにして、保持手段20の凹部21
に、アームレスト組立体10の軸部材13が収納され、
回動可能に保持される。そして、軸部材13が回動する
ことにより、軸部材13に固着されたパイプフレーム1
1が、シートバック3の側部において起立及び前倒可能
に保持される。
【0073】なお、本例では、軸部材13のねじ部13
bを回動可能に保持する手段として、プレート部材14
に係合突起14cを設けた構成を示したが、軸部材13
のねじ部13bの保持手段を、シートバック3の保持手
段20側に設けた構成としても良い。
【0074】本例では、上記のようにアームレスト組立
体10と保持手段20とを組み付けた後、アームレスト
組立体10の付け根側の一部を、後付のカバー部材30
により被覆するように構成されている。
【0075】カバー部材30は、図24及び図25に示
すように、楕円の一部にくびれ部31cを設けた被覆部
31と、アームレストカバーの開口部に係合する係合部
32とから構成されている。係合部32は、図14に示
すように、端面が略C字形に形成されている。また、被
覆部31の一方の端部には、ねじ孔31aが設けられて
いる。
【0076】カバー部材30は、図13及び図14に示
すように、第2の係合部11gの庇部11iにくびれ部
31cが係合して、第2の係合部11gに取り付けられ
る。この段階では、カバー部材30は仮に組み付けられ
ているものである。カバー部材30は、さらに、アーム
レストカバー12側に向けてスライドされる。
【0077】上記のように、カバー部材30をアームレ
ストカバー12側に向けてスライドすることにより、カ
バー部材30の係合部32が、アームレストカバー12
の開口部12lから入り込み、位置決めされる。さら
に、カバー部材30のねじ孔31aからタッピングスク
リュー31bが差し込まれ、このタッピングスクリュー
31bが、パイプフレーム11の第2の係合部11gの
ねじ孔11jに螺着されることにより、カバー部材30
がパイプフレーム11に固定される。
【0078】このように、カバー部材30の係合部32
がアームレストカバー12の開口部12lに嵌合される
ように構成されているので、適正な位置に簡単に組み付
けることができ、またタッピングスクリュー31bによ
る固定を1箇所だけで行えば良いため、作業効率を向上
させることが可能となる。
【0079】また、係合部32がアームレストカバー1
2の開口部12lに嵌合されているので、カバー部材3
0とアームレストカバー20との間に隙間が発生せず、
外観上良好であるとともに、カバー部材30やアームレ
ストカバー12へ埃等が入り込むのを防止することが可
能となる。
【0080】上記のようにして組み付けられたアームレ
スト1の動作について説明する。先ず、アームレストを
使用しないときには、アームレストは、図1及び図2に
示すように、起立され、シートバック3側に肘掛け面1
0bが向いた状態で収納されている。
【0081】アームレストを使用するときはアームレス
トを前倒させる。このときは、肘掛け部10aに、車体
前方側へ向けて力を加えると、軸部材13が回動し、軸
部材13の回動により、パイプフレーム11が前倒し、
肘掛け部10aは前方に突出した状態となる。
【0082】このとき、範囲限定部材の突起15が、パ
イプフレーム11の第2の係合部11gの庇部11iに
係合し、肘掛け部10aがこれ以上回動して、車体下方
まで移動するのを阻止するように構成されている。
【0083】肘掛け部10aが前方に突出した状態とな
ったら、次に、肘掛け部10aに乗員の腕をおける状態
とする。このときは、図4に示すように、肘掛け部10
aの向きを切り替えて、シートバック3側を向いていた
肘掛け面10bが上方を向くようにする。
【0084】このとき、図11に示すように、パイプフ
レーム11の第1の係合部11dに、アームレストカバ
ー12のリブ12eが係合することにより、アームレス
トカバー12の肘掛け面12cが車体上方側を向くよう
に固定されている。
【0085】なお、アームレスト1の使用時において、
本例のアームレスト1では、肘掛け面10bが所定角度
を持って、車体前方側に向けて上昇するように勾配が設
けられているので、ブレーキなどにより乗員に車体前方
側へ向かう力がかかったとしても、腕が肘掛け部10a
からずれることなく、乗員の体を確実に保持することが
可能である。
【0086】なお、アームレスト1を使用しないとき
は、肘掛け部10aをシートバック3の側部に起立させ
て収納する。このときは、先ず、肘掛け部10aの向き
を切り替えて、肘掛け面10bがシートバック3側を向
くようにし、さらに、肘掛け部10aをシートバック3
の側部まで起立させる。
【0087】このとき、図12に示すように、パイプフ
レーム11の第1の係合部11dに、アームレストカバ
ー12の突起部12fが係合することにより、アームレ
ストカバー12の肘掛け面12cがシートバック3側を
向くように固定されている。
【0088】また、肘掛け部10aを起立させるとき、
パイプフレーム11の第2の係合部11gの係合凹部1
1hに、範囲限定部材の突起15が係合し、肘掛け部1
0aがこれ以上回動して、車体後方まで移動するのを阻
止する。
【0089】なお、肘掛け部10aをシートバック3の
側部に収納するとき、本例では、肘掛け面10bに所定
角度を持って勾配が設けられており、この肘掛け面10
bがシートバック3側を向いて収納されるので、肘掛け
面10bがシートバックの側部形状に沿い、シートバッ
ク3との間に隙間を生じることなく収納することが可能
である。
【0090】また、肘掛け部10aの収納時において、
外側を向く面、すなわち肘掛け部10aの面10cに傾
斜面10dが設けられており、さらに、肘掛け部10a
の面10eに傾斜面10fが設けられているので、肘掛
け部10aの収納時に、肘掛け部10aの外側形状が、
シートバック3の形状に沿うような形となり、外観上良
好であるとともに、乗員が着座シート間を移動したり、
後部座席から前部座席に物を渡したりするときに、起立
された肘掛け部10aが邪魔になることなく、快適な車
内空間とすることが可能となる。
【0091】
【発明の効果】以上のように、本発明では、アームレス
トをシートバックに組み付けた後に、フレームの付け根
部にカバー部材が取り付けられるように構成されてい
る。本発明のカバー部材は、フレームの付け根部に向け
て押し込まれることによりフレームに仮止めされるとと
もに、肘掛け部側にスライドされることにより、カバー
部材の係合部が前記肘掛け部の開口部に入り込んで位置
決めがなされるように構成されているので、カバー部材
を適正な位置に簡単に取り付けることができる。
【0092】また、カバー部材の係合部が肘掛け部の開
口部に入り込んで位置決めされているので、カバー部材
の係合部側は肘掛け部の開口部において保持される。し
たがって、カバー部材を固定するためには、カバー部材
の被覆部側のみをスクリュー等で固定すれば良いため、
作業性を向上させることが可能となる。
【0093】さらに、カバー部材の係合部が肘掛け部の
開口部に入り込むことにより、カバー部材と肘掛け部と
の間に隙間が発生することがなく、カバー部材や肘掛け
部へ埃等が入り込むのを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の肘掛け部を起立させたときのアームレ
ストを示す正面図である。
【図2】本発明のアームレストを示す斜視図である。
【図3】本発明のアームレストを示す斜視図である。
【図4】本発明のアームレストを示す斜視図である。
【図5】図1のA−A線断面図におけるアームレストの
形状を示す説明図である。
【図6】本発明のアームレストを示す斜視図である。
【図7】本発明のアームレストの側面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】アームレストの構成部材を示す説明図である。
【図10】図9の要部説明図である。
【図11】アームレストカバーの構造を示す説明図であ
る。
【図12】アームレストカバーの構造を示す説明図であ
る。
【図13】カバー部材の取り付け方を示す説明図であ
る。
【図14】図13のC視図である。
【図15】パイプフレームを示す説明図である。
【図16】パイプフレームの第1の係合部を示す説明図
である。
【図17】パイプフレームの第2の係合部を示す説明図
である。
【図18】アームレストカバーの上カバーを示す説明図
である。
【図19】アームレストカバーの下カバーを示す説明図
である。
【図20】軸部材を示す説明図である。
【図21】プレート部材及び範囲限定部材を示す説明図
である。
【図22】カラーを示す説明図である。
【図23】シートバック側の保持手段を示す説明図であ
る。
【図24】カバー部材を示す説明図である。
【図25】カバー部材を示す断面図である。
【図26】従来例を示す説明図である。
【図27】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アームレスト 2 着座部 3 シートバック 10 アームレスト組立体 10a 肘掛け部 10b 肘掛け面 10c 面 10d 面 10e 傾斜面 10f 傾斜面 11 パイプフレーム 11a 基部 11b 長尺部 11c 連結孔 11d 第1の係合部 11e 第1の係合部の庇部 11f 第1の係合部の取付孔 11g 第2の係合部 11h 第2の係合部の係合凹部 11i 第2の係合部の庇部 11j 第2の係合部のねじ孔 12 アームレストカバー 12a 上カバー 12b 下カバー 12c 肘掛け面 12d 傾斜面 12e 上カバーのリブ 12f 下カバーの突起部 12g 端部リブ 12h 下カバーの保持部 12i 上カバーの凸部 12j 下カバーの凹部 12k 上カバー,下カバーのねじ孔 12l 開口部 12m 傾斜面 13 軸部材 13a 軸部 13b ねじ部 13c 係合部 13d カラー配設部 14 プレート部材 14a 軸部材挿通孔 14b 取付孔 14c 係合突起 14d 孔 15 範囲限定部材 16 連結部材 16a ナット 16b 座金 17 カラー 17a 頭部 17b 脚部 17c 切欠部 18 ねじ部材 19 ソフトカバー 19a ジッパー 20 保持手段 21 凹部 22 脚部 23 第1の孔 24 第2の孔 25 取付面 30 カバー部材 31 被覆部 31a ねじ孔 31b タッピングスクリュー 31c くびれ部 32 係合部 S 自動車用シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、該フレームの自由端部側に
    設けられた肘掛け部と、を備え、 前記フレームが自動車用シートのシートバックの側部に
    配設されるとともに、前記肘掛け部は、該肘掛け部の所
    定の面が車体上方側または車体上方側とは他の方向を向
    くように前記フレームに回動可能に取り付けられたアー
    ムレストにおいて、 前記フレームには付け根部側から立設する側壁が設けら
    れ、 前記肘掛け部には、前記フレームの周りにおいて前記フ
    レームの付け根部側に開口する開口部が設けられ、 前記フレームの付け根部側には、前記フレームの付け根
    部を覆う被覆部と、該被覆部に連続し前記開口部に挿入
    可能な係合部とを備えたカバー部材が着脱可能に取り付
    けられたことを特徴とするアームレスト。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は、前記フレームの付け
    根部側から立設する側壁に向けて押し込まれることによ
    り前記フレームに仮止めされるとともに、前記肘掛け部
    側にスライドされることにより、前記係合部が前記開口
    部に入り込んで位置決めがなされることを特徴とする請
    求項1記載のアームレスト。
JP2000138594A 2000-05-11 2000-05-11 アームレスト Withdrawn JP2001314276A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011451A1 (ja) * 2010-07-18 2012-01-26 株式会社デルタツーリング アームレスト及びシート
CN109591668A (zh) * 2019-01-02 2019-04-09 延锋安道拓座椅有限公司 具有升降和翻转功能的座椅扶手
CN113518568A (zh) * 2019-03-11 2021-10-19 株式会社自动网络技术研究所 扶手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011451A1 (ja) * 2010-07-18 2012-01-26 株式会社デルタツーリング アームレスト及びシート
CN109591668A (zh) * 2019-01-02 2019-04-09 延锋安道拓座椅有限公司 具有升降和翻转功能的座椅扶手
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