JP2001163105A - 自動車内装具 - Google Patents

自動車内装具

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JP2001163105A
JP2001163105A JP35280899A JP35280899A JP2001163105A JP 2001163105 A JP2001163105 A JP 2001163105A JP 35280899 A JP35280899 A JP 35280899A JP 35280899 A JP35280899 A JP 35280899A JP 2001163105 A JP2001163105 A JP 2001163105A
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pressure contact
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automobile
solid
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Akihiko Hirose
明彦 広瀬
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Nifco Inc
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/11Passenger cars; Automobiles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の室内天井側に回動起立可能に設けら
れる自動車内装具の回動起立部分を、簡素な構造をもっ
て任意の回動起立位置で適切に保持する。 【解決手段】 自動車の室内天井側Rに回動起立可能に
設けられるアシストグリップやサンバイザ等の回動起立
体1と、回動起立体1が回動可能に組み付けられ、か
つ、自動車の室内天井側Rへの取付部20とを備えた固
定体2とを備えていると共に、回動起立体1と固定体2
との間に、回動起立体1の任意の回動位置において回動
起立体1の起立状態をそれぞれ保持可能なストップ機構
3を備えているものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の室内天
井側に回動起立可能に設けられるアシストグリップやサ
ンバイザ等の自動車内装具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の室内天井側に設けられるアシス
トクリップなどの自動車内装具にあっては、自動車の室
内壁に可動不能に備え付けられるタイプのものや、かか
る室内壁に沿うように伏倒した位置から回動起立可能に
当該室内壁に備え付けられるタイプのものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者のタイ
プの自動車内装具は、常時室内壁から突出されているた
め、その使用が必要でない場合にはしばしば乗降などの
邪魔となるものであり、また、こうしたことから、その
設置位置や突き出し高さなどに格別の配慮を払うことを
余儀なくされるものであった。
【0004】後者のタイプの自動車内装具にあっては、
その使用が必要な場合に前記伏倒状態から回動起立させ
て用いることができ、この点で前者のタイプのものより
便利なものではあるが、その把持などを止めてしまうと
当該回動起立状態を維持できないか、あるいは、適切に
維持できない場合が少なくなく、この後者のタイプの自
動車内装具において、回動起立部分を任意の回動起立位
置でいわゆるフリーストップ状態に適切に保持可能とす
ることが望まれていた。
【0005】そこで、この発明は、自動車の室内天井側
に回動起立可能に設けられる自動車内装具の回動起立部
分を、簡素な構造をもって任意の回動起立位置で適切に
保持できるようにすることを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、自動車内装具を、
自動車の室内天井側に回動起立可能に設けられるアシス
トグリップやサンバイザ等の回動起立体と、この回動起
立体が回動可能に組み付けられ、かつ、自動車の室内天
井側への取付部とを備えた固定体とを備えていると共
に、前記回動起立体と固定体との間に、当該回動起立体
の任意の回動位置において当該回動起立体の起立状態を
それぞれ保持可能なストップ機構を備えているものとし
た。
【0007】かかる構成によれば、前記回動起立体を未
使用時には乗降などの邪魔にならないように伏倒位置に
位置付けておくことができると共に、使用時には任意の
回動位置まで回動起立させることができ、また、前記回
動起立体と固定体との間に備えられたストップ機構によ
って、この回動起立状態を任意の回動位置においてそれ
ぞれ適切に保持することができる。
【0008】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の自動車内装具におけるストップ機構を、固
定体側に設けられた被圧接手段と、回動起立体側に設け
られると共に、この回動起立体の回動軸線方向に移動可
能で、かつ、前記固定体の被圧接手段に付勢手段により
常時押し付けられる圧接手段とを備えていると共に、前
記被圧接手段と圧接手段の少なくとも一方には凹部が設
けられていると共に、この被圧接手段と圧接手段の他方
には前記回動起立体の少なくとも伏倒位置において前記
凹部に入り込み、かつ、当該伏倒位置から起立方向に向
けた当該回動起立体の回動に伴って当該凹部から抜け出
す突部が設けてあり、しかも、前記被圧接手段と圧接手
段とにおける前記凹部が設けられている側には、当該凹
部から抜け出された前記突部が前記付勢手段の付勢によ
り圧接される圧接面が備えられているものとした。
【0009】かかる構成によれば、前記回動起立体の伏
倒位置においては、前記突部を前記凹部に前記付勢手段
の付勢により入り込ませて当該回動起立体の伏倒状態を
安定的に維持することができる。
【0010】また、かかる伏倒状態から回動起立体を起
立方向に回動させる操作を行うことに伴って、前記付勢
手段の付勢に抗して前記回動軸線方向に前記圧接手段を
被圧接手段から離れ出す向きに移動させて、前記突部を
凹部から抜け出させることができ、かかる回動起立体を
回動起立させることができる。
【0011】また、かかる回動起立体の回動起立状態に
おいて、前記付勢手段の付勢により、前記凹部から抜け
出された前記突部を前記圧接面に圧接させることがで
き、この圧接によってかかる回動起立体の起立状態を任
意の回動起立位置においてそれぞれ保持することができ
る。
【0012】また、かかる回動起立体の起立状態から前
記伏倒位置に向けて回動起立体を倒し込み回動操作する
ことにより、再び前記突部を前記凹部に前記付勢手段の
付勢により納め入れさせることができ、これにより再び
かかる回動起立体の伏倒状態を安定的に維持することが
できる。
【0013】また特に、前記回動起立体の起立状態にお
いて、当該回動起立体に乗員の頭部などが自動車の揺れ
などにより接触した場合であっても、前記付勢手段の付
勢に抗した前記圧接手段の移動の許容により当該回動起
立体を前記伏倒位置に向けて倒し込み移動させることが
できる。
【0014】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項2記載の自動車内装具における凹部が回動起立体の
回動軸を巡る向きに間隔を開けて二カ所以上設けてある
と共に、隣り合う凹部間に圧接面が形成されているもの
とした。
【0015】かかる構成によれば、前記回動起立体の回
動起立操作に伴って前記伏倒位置において入り込んでい
た前記凹部から一旦抜け出された前記突部を、かかる回
動起立体の所定の起立位置において再び二カ所以上の凹
部一つに入り込ませることができ、かかる所定の起立位
置における回動起立体の起立状態も安定的に維持でき、
この所定の起立位置への回動にいわゆるクリック感を持
たせることができる。
【0016】また、かかる凹部に突部を入る込ませる所
定の起立位置の間では二以上の凹部間にある圧接面に突
部を圧接させて当該所定の起立位置間での回動起立体の
起立状態を保持することができ、また、この間までの回
動起立体の回動にいわゆる節度感(摩擦抵抗感)を付与
することができる。
【0017】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項2又は請求項3記載の自動車内装具における突部の
抜け出し方向にある凹部の内壁が、当該凹部の底側から
入り口側に向けて当該凹部を広げる向きに傾斜した構成
としてあると共に、前記突部の抜け出し方向にある当該
突部の側面が、当該突部の基部側から先端側に向けて当
該突部を細める向きに傾斜した構成としてある。
【0018】かかる構成によれば、前記回動起立体の回
動起立操作に伴って、前記のように傾斜した凹部の内壁
と突部の側面とを摺接させながら、当該凹部内より当該
突部をスムースに抜け出させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図11に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0020】なお、ここで図1および図2は、この実施
の形態にかかる自動車内装具の回動組み付け部分を分離
して斜視の状態として示している。また、図3は、スト
ップ機構3を構成する圧接手段31の被圧接手段30に
押し付けられる側にある筒端面部31aを、また、図4
は、ストップ機構3を構成する被圧接手段30の圧接手
段31に押し付けられる側にある筒端面部30aを、そ
れぞれ示している。
【0021】また、図5は、室内壁Wに自動車内装具を
取り付けた状態を正面から視た状態で示しており、ま
た、図6は、室内壁Wに自動車内装具を取り付けた状態
を状態を側方から視た状態で示しており、図6において
実線で示されるのが回動起立体1の伏倒位置における当
該回動起立体1の輪郭であり、二点鎖線で示されるのが
一点差線で示される回動起立位置を経て当該回動起立体
1がほぼ最大に起立された位置における当該回動起立体
1の輪郭である。
【0022】また、図7ないし図9は、自動車内装具の
回動組み付け部分を正面から視た状態で断面にしてそれ
ぞれ示しており、図7は前記回動起立体1が伏倒位置に
ある状態を、図8は当該回動起立体1が図6における一
点鎖線で示される位置にある状態を、また、図9は当該
回動起立体1がほぼ最大に起立された位置にある状態を
それぞれ示している。
【0023】また、図10および図11は、自動車内装
具の回動組み付け部分を側方から視た状態でそれぞれ示
しており、図10は前記回動起立体1が伏倒位置にある
状態を、図11は当該回動起立体1がほぼ最大に起立さ
れた位置にある状態をそれぞれ示している。
【0024】この実施の形態は、自動車の室内天井側R
に回動起立可能に設けられるアシストグリップやサンバ
イザ等に適用されるものであって、かかるアシストグリ
ップの握り部やサンバイザの遮光板などを当該自動車の
室内内壁に沿った伏倒位置から起立位置に向けて回動起
立可能とした回動起立体1として備えた自動車内装具と
して用いられるものである。
【0025】前記各図は、アシストグリップAとしてか
かる自動車内装具を構成した例を示している。
【0026】かかる例にあっては、かかる自動車内装具
は、(1)前記回動起立体1とされるアシストグリップ
Aの握り部10aと、(2)この回動起立体1が回動可
能に組み付けられ、かつ、自動車の室内天井側Rへの取
付部20とを備えた固定体2と、(3)前記回動起立体
1と固定体2との間に備えられ、当該回動起立体1の任
意の回動位置において当該回動起立体1の起立状態をそ
れぞれ保持可能とするストップ機構3とを備えている。
【0027】前記握り部10aは、横向きに長い握りバ
ー10bと、この握りバー10bの両端からそれぞれ同
じ向きに突き出す一対のアーム10c、10cとを備え
ている。そして、このアーム10cの突き出し端部10
dをそれぞれ自動車の室内壁Wに前記固定体2を介して
組み付けて当該室内壁Wに備え付けられる構成としてあ
る。
【0028】典型的には、かかる握り部10aは、自動
車の天井面Raと窓部の上縁Waとの間にある室内壁W
に、前記伏倒状態において窓部の上縁Wa側に前記アー
ム10cの突き出し端部10dを位置させ、かつ、天井
面Ra側に前記握りバー10bを位置させるように取り
付けられてアシストグリップAを構成するものとされ
る。そして、かかる握り部10aの伏倒状態から握りバ
ー10bに指などを引っかけて前記アーム10cが前記
室内壁Wに交差する向きに突き出すように回動起立操作
することができ、このように回動起立された握り部10
aの握りバー10bを把持して乗員が体を支えたりする
ことができるものとしてある。
【0029】回動起立体1とされる握り部10aの回動
軸11は、かかる握り部10aの一対のアーム10c、
10cの突き出し端部10dにそれぞれ横向きに設けら
れている。また、一方のアーム10cの回動軸11と他
方のアーム10cの回動軸11とが仮想の同一の直線に
沿うようにしてある。
【0030】具体的には、この実施の形態にあっては、
かかる握り部10aを構成する一対のアーム10c、1
0cの突き出し端部10dにそれぞれ、当該握り部10
aの伏倒位置において前記室内壁Wに向けられる側から
窪んだ前記固定体2の納まる収納凹部12が形成してあ
る。そして、この収納凹部12を形成する前記アーム1
0cの長さ方向にある側板部12aにそれぞれ前記回動
軸11の差し入れられる軸穴12bが設けてあると共
に、この収納凹部12に納まる前記固定体2に当該回動
軸11の差し入れられる軸穴21が設けてあり、かかる
握り部10a側の軸穴12bと固定体2側の軸穴21と
に前記回動軸11を差し入れて当該取付部20に当該握
り部10aが回動可能に組み付けられる構成としてあ
る。この実施の形態にあっては、このように差し入れら
れる回動軸11の一端部にローレット部11aが形成し
てあり、このローレット部11aを握り部10aの前記
収納凹部12を形成する一方の側板部12aに形成され
た軸穴12b内面にはめ付けるようにして当該回動軸1
1が前記各軸穴12b、21に差し通された構成として
ある。
【0031】また、前記固定体2は、この実施の形態に
あっては、前記握り部10aの収納凹部12に納まる大
きさを備え、かつ、一面側を前記室内壁Wに密着させた
状態で当該室内壁Wに取り付けられる板状に構成されて
いる。この実施の形態にあっては、かかる固定体2は、
そのほぼ中央部に前記室内壁Wへの取り付けねじ22の
差し入れ穴20aを有しており、この差し入れ穴20a
に当該取り付けねじ22を差し入れ、この取り付けねじ
22を室内壁Wに止着して当該室内壁Wに取り付けられ
るようにしてある。すなわち、この実施の形態にあって
は、かかる差し入れ穴20aが固定体2における前記室
内壁Wへの取付部20とされている。
【0032】また、この実施の形態にあっては、前記握
り部10aを構成する一方のアーム10cの側に前記ス
トップ機構3が設けられている。
【0033】この実施の形態にあっては、かかるストッ
プ機構3は、前記固定体2における下側に間隔を開けて
設けられた一対の保持壁23、23間に納められる構成
としてある。そして、この実施の形態にあっては、かか
る一対の保持壁23、23にそれぞれ、前記回動軸11
の軸穴21が形成された構成としてある。
【0034】具体的には、かかるストップ機構3は、
(1)固定体2側に設けられた被圧接手段30と、
(2)握り部10a(回動起立体1)側に設けられると
共に、この握り部10aの回動軸線方向(回動軸11の
長さ方向)に移動可能な圧接手段31と、(3)固定体
2の被圧接手段30に握り部10aの圧接手段31を常
時押し付けさせる付勢手段32とから構成されている。
【0035】かかる被圧接手段30および圧接手段31
は、いずれも、前記固定体2の一対の保持壁23、23
間にあってこの保持壁23間に通された前記回動軸11
を内側に通させた状態で当該回動軸11の外側に備えら
れる筒状に構成されている。
【0036】また、かかる被圧接手段30は、その一方
の筒端側にある筒端面部30aに当該被圧接手段30の
直径方向に沿った固定溝30bを有していると共に、前
記固定体2の一方の保持壁23の内面部には、前記軸穴
21を挟んだ両側にこの被圧接手段30の固定溝30b
にはまる固定リブ23aが設けてあり、かかる被圧接手
段30はかかる固定溝30bに当該固定リブ23aをは
め込んで前記固定体2側に組み付けられるものとしてあ
る。
【0037】また、かかる圧接手段31は、その外面部
にその筒軸方向に沿った案内溝31bを有していると共
に、前記握り部10aの収納凹部12の底面には前記回
動軸11に沿った案内リブ12cが設けられており、か
かる圧接手段31はかかる案内溝31bに案内リブ12
cを納めた状態で当該回動軸11の長さ方向に移動可能
に前記握り部10a側に組み付けられるものとしてあ
る。
【0038】また、かかる付勢手段32は、この実施の
形態にあっては、前記固定体2の一対の保持壁23、2
3間にあってこの保持壁23間に通された前記回動軸1
1を内側に通して当該回動軸11の外側に備えられる圧
縮コイルばね32aとされている。かかる圧縮コイルば
ね32aは、その一端を前記圧接手段31における前記
被圧接手段30に向き合わない側の筒端面部31aに常
時押しつけ、かつ、その他端を前記固定体2の一対の保
持壁23、23のうち、前記固定リブ23aが設けられ
ている側と反対の側の保持壁23に常時押しつけるよう
に、かかる被圧接手段30と一方の保持壁23との間で
常時弾性変形される長さに構成されており、この圧縮コ
イルばね32aによって前記圧接手段31の一方の筒端
面部31aが前記被圧接手段30の一方の筒端面部30
aに常時押し付けられるものとされている。
【0039】また、この実施の形態にあっては、前記被
圧接手段30における前記圧接手段31に押し付けられ
る一方の筒端面部30aに凹部30cが設けられている
と共に、かかる圧接手段31における当該被圧接手段3
0に押し付けられる一方の筒端面部31aに前記握り部
10aの少なくとも伏倒位置において前記凹部30cに
入り込み、かつ、当該伏倒位置から起立方向に向けた当
該握り部10aの回動に伴って当該凹部30cから抜け
出す突部31cが設けてある。また、前記被圧接手段3
0には、前記凹部30cから抜け出された前記圧接手段
31の突部31cが前記圧縮コイルばね32aの付勢に
より圧接される圧接面30dが備えられている。
【0040】この結果、この実施の形態にあっては、前
記伏倒位置においては、前記握り部10a側に設けられ
た圧接手段31の突部31cを前記固定体2側に設けら
れた被圧接手段30の凹部30cに前記圧縮コイルばね
32aの付勢により入り込ませて当該握り部10aの伏
倒状態を安定的に維持することができる。(図5、図
7、図10)
【0041】また、かかる伏倒状態から握り部10aを
起立方向に回動させる操作を行うことに伴って、前記圧
縮コイルばね32aの付勢に抗して前記回動軸11の長
さ方向に前記圧接手段31を被圧接手段30から離れ出
す向きに移動させて、当該圧接手段31の突部31cを
被圧接手段30の凹部30cから抜け出させることがで
き、かかる握り部10aを回動起立させることができ
る。(図6、図8)
【0042】また、かかる握り部10aの回動起立状態
において、前記圧縮コイルばね32aの付勢により、前
記凹部30cから抜け出された前記圧接手段31の突部
31cを前記被圧接手段30の圧接面30dに圧接させ
ることができ、この圧接によってかかる握り部10aの
起立状態を任意の回動起立位置においてそれぞれ保持す
ることができる。(図8)
【0043】また、かかる握り部10aの起立状態から
前記伏倒位置に向けて握り部10aを倒し込み回動操作
することにより、再び前記圧接手段31の突部31cを
前記被圧接手段30の凹部30cに前記圧縮コイルばね
32aの付勢により納め入れさせることができ、これに
より再びかかる握り部10aの伏倒状態を安定的に維持
することができる。(図5、図7、図10)
【0044】また特に、この実施の形態によれば、前記
握り部10aの起立状態において、当該握り部10aに
乗員の頭部などが自動車の揺れなどにより接触した場合
であっても、前記圧縮コイルばね32aの付勢に抗した
前記圧接手段31の移動の許容により当該握り部10a
を前記伏倒位置に向けて倒し込み移動させることができ
る。
【0045】また、この実施の形態にあっては、前記被
圧接手段30の凹部30cが前記握り部10aの回動軸
11を巡る向きに間隔を開けて二カ所以上設けてあると
共に、隣り合う凹部30c間に前記圧接面30dが形成
されている。すなわち、この実施の形態にあっては、か
かる被圧接手段30の圧接手段31に向き合う側の一方
の筒端面部30aに周回状に二カ所以上の前記凹部30
c、30c…が形成してある。(図4)
【0046】この結果、この実施の形態にあっては、前
記握り部10aの回動起立操作に伴って前記伏倒位置に
おいて入り込んでいた前記凹部30cから一旦抜け出さ
れた前記突部31cを、かかる握り部10aの所定の起
立位置において再び二カ所以上の凹部30c、30c…
の一つに入り込ませることができ、かかる所定の起立位
置における握り部10aの起立状態も安定的に維持で
き、(図6、図9)また、かかる凹部30cに突部31
cを入る込ませる所定の起立位置の間では二以上の凹部
30c間にある圧接面30dに突部31cを圧接させて
当該所定の起立位置間での握り部10aの起立状態を保
持することができる。(図6、図8)
【0047】また、この実施の形態にあっては、前記握
り部10aの回動起立操作に伴う前記被圧接手段30の
凹部30cからの圧接手段31の突部31cの抜け出し
方向にある当該被圧接手段30の凹部30cの内壁30
eが、当該凹部30cの底側から入り口側に向けて当該
凹部30cを広げる向きに傾斜した構成としてあると共
に、かかる抜け出し方向にある前記圧接手段31の突部
31cの側面31dが、当該突部31cの基部側から先
端側に向けて当該突部31cを細める向きに傾斜した構
成としてある。
【0048】この結果、この実施の形態にあっては、前
記握り部10aの回動起立操作に伴って、前記のように
傾斜した凹部30cの内壁30eと突部31cの側面3
1dとを摺接させながら、当該凹部30c内より当該突
部31cをスムースに抜け出させることができる。
【0049】なお、この実施の形態にあっては、前記固
定体2側に組み付けられた被圧接手段30.が前記回動
軸11の回動軸線を巡る向きに、互いにほぼ等しい間隔
を開けてほぼ同寸・同形の四カ所の前記凹部30c、3
0c…を備え、かつ、隣り合う凹部30c、30cの間
をそれぞれ当該回動軸11線を巡る向きに続く前記圧接
面30dとしていると共に、前記握り部10a側に備え
付けられた圧接手段31がかかる回動軸11線を巡る向
きに、互いにほぼ等しい間隔を開けてほぼ同寸・同形の
四つの前記突部31c、31c…を備えており、前記握
り部10aの伏倒位置において、かかる被圧接手段の四
カ所の凹部30c、30c…にそれぞれ前記圧接手段3
1四つの突部31c、31c…が前記圧縮コイルばね3
2aの付勢により個別に入り込んだ構成としてある。
(図3、図4、図7、図10)
【0050】この結果、この実施の形態にあっては、前
記握り部10aを前記伏倒位置からほぼ90度回動起立
させた位置において、一旦前記凹部30cから抜け出し
た前記四つの突部31cがそれぞれ次順位にあるかかる
凹部30cに前記圧縮コイルばね32aの付勢により入
り込み、この握り部10aの前記伏倒位置からのほぼ9
0度の回動起立状態を安定的に維持するものとしてあ
る。(図11)
【0051】また、この実施の形態にあっては、前記被
圧接手段30の凹部30cの深さと前記圧接手段31の
突部31cの高さがほぼ等しくなるように構成してあ
り、前記突部31cを凹部30cに納め入れた位置で
は、かかる圧接手段31の隣り合う突部31c、31c
間にある端面31eがそれぞれ被圧接手段30の圧接面
30dに密着されるようになっている。(図7)
【0052】
【発明の効果】この発明にかかる自動車内装具によれ
ば、自動車の室内天井側に回動起立可能に設けられる回
動起立体を、簡素な構造をもって任意の回動起立位置で
適切に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アシストグリップAの要部分離斜視図
【図2】アシストグリップAの要部分離斜視図
【図3】圧接手段31の要部構成図
【図4】被圧接手段30の要部構成図
【図5】アシストグリップAの正面図
【図6】アシストグリップAの側面図
【図7】アシストグリップAの要部断面図
【図8】アシストグリップAの要部断面図
【図9】アシストグリップAの要部断面図
【図10】図7ないし図9と異なる向きから視たアシス
トグリップAの要部断面図
【図11】図7ないし図9と異なる向きから視たアシス
トグリップAの要部断面図
【符号の説明】
R 室内天井側 1 回動起立体 2 固定体 20 取付部 3 ストップ機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の室内天井側に回動起立可能に設
    けられるアシストグリップやサンバイザ等の回動起立体
    と、 この回動起立体が回動可能に組み付けられ、かつ、自動
    車の室内天井側への取付部とを備えた固定体とを備えて
    いると共に、 前記回動起立体と固定体との間に、当該回動起立体の任
    意の回動位置において当該回動起立体の起立状態をそれ
    ぞれ保持可能なストップ機構を備えていることを特徴と
    する自動車内装具。
  2. 【請求項2】 ストップ機構が、固定体側に設けられた
    被圧接手段と、 回動起立体側に設けられると共に、この回動起立体の回
    動軸線方向に移動可能で、かつ、前記固定体の被圧接手
    段に付勢手段により常時押し付けられる圧接手段とを備
    えていると共に、 前記被圧接手段と圧接手段の少なくとも一方には凹部が
    設けられていると共に、この被圧接手段と圧接手段の他
    方には前記回動起立体の少なくとも伏倒位置において前
    記凹部に入り込み、かつ、当該伏倒位置から起立方向に
    向けた当該回動起立体の回動に伴って当該凹部から抜け
    出す突部が設けてあり、 しかも、前記被圧接手段と圧接手段とにおける前記凹部
    が設けられている側には、当該凹部から抜け出された前
    記突部が前記付勢手段の付勢により圧接される圧接面が
    備えられていることを特徴とする請求項1記載の自動車
    内装具。
  3. 【請求項3】 凹部が回動起立体の回動軸を巡る向きに
    間隔を開けて二カ所以上設けてあると共に、 隣り合う凹部間に圧接面が形成されていることを特徴と
    する請求項2記載の自動車内装具。
  4. 【請求項4】 突部の抜け出し方向にある凹部の内壁
    が、当該凹部の底側から入り口側に向けて当該凹部を広
    げる向きに傾斜した構成としてあると共に、 前記突部の抜け出し方向にある当該突部の側面が、当該
    突部の基部側から先端側に向けて当該突部を細める向き
    に傾斜した構成としてあることを特徴とする請求項2又
    は請求項3記載の自動車内装具。
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WO2011158325A1 (ja) * 2010-06-15 2011-12-22 株式会社 ストロベリーコーポレーション ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器

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