JPH027188Y2 - - Google Patents

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JPH027188Y2
JPH027188Y2 JP19378582U JP19378582U JPH027188Y2 JP H027188 Y2 JPH027188 Y2 JP H027188Y2 JP 19378582 U JP19378582 U JP 19378582U JP 19378582 U JP19378582 U JP 19378582U JP H027188 Y2 JPH027188 Y2 JP H027188Y2
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shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野及び目的 この考案は横型ブラインドのヘツドボツクス固
定装置、特にネジを使用できない浴室のタイル面
等にヘツドボツクスを固定するための固定装置に
関するものであり、その目的は壁面にネジ着する
ことなくヘツドボツクスを対向する壁面間に容易
にかつ確実に固定し得る固定装置を簡単な構造で
提供するにある。
考案の構成 上記目的を達成するため、この考案のヘツドボ
ツクスの固定装置はヘツドボツクスの端部に設け
られる支持部材に対してヘツドボツクスの長手方
向に移動可能に支持され、先端が同ヘツドボツク
ス端部から突出する支軸と、同支軸に対して交叉
状に配置され、前記支持部材に回動可能に支持さ
れる調節軸と、前記支軸に設けられ、ヘツドボツ
クスから突出する方向へ押圧されるとき支軸に係
合固定する係着部を有する作動部材と、前記支軸
に設けられ、ヘツドボツクスから突出する方向へ
前記作動部材が押圧されるとき前記作動部材の支
軸に対する位置を保持する保持部材と、調節軸に
同調節軸の軸心に対し非対称状に設けられ、調節
軸に回動操作されると前記作動部材に係合し、作
動部材を介して支軸をヘツドボツクスから突出す
る方向へ移動させる作動部とからなることをその
要旨とするものである。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明すると、1は浴室の対向する壁面2間
に支持固定されたブラインドであつて、ヘツドボ
ツクス3の両端が固定装置4に支持され、同ヘツ
ドボツクス3からラダーコード5を介して多数の
スラツト6が吊下げられている。
固定装置4の詳細な構造を第2図〜第7図に従
つて説明すると、7は有底四角筒状のケースであ
つて、その基端外面には硬質ゴム8が固着されて
いる。9はケース7先端開口部において下辺一側
に設けられた段差部、10はその段差部9の後方
からケース7基端近傍まで穿設された操作孔であ
る。また、操作孔10の側方には長孔11が並行
して穿設されている。
12はケース7に出没可能に嵌挿された支持部
材としての嵌合部材であつて、先端から中央部に
かけてヘツドボツクス3を嵌合し得る形状に形成
されて、第2図及び第4図に示すようにヘツドボ
ツクス3が嵌合されている。また、嵌合部材12
の基端面には凹部13が形成されている。
14は基端がケース7の基端面に嵌合固定され
た支軸であつて、先端部は嵌合部材12の中心部
を貫通し、嵌合部材12がこの支軸14に沿つて
移動可能となつている。15は嵌合部材12の基
端部において支軸14側方位置に立設された調節
軸であつて、上下両端部が嵌合部材12に回転可
能に支持され、中間部は凹部13内に露出されて
いる。そして、調節軸15の中央部には非対称状
に縮径された作動部としての縮径部16が形成さ
れている。調節軸15の下端は嵌合部材12の下
面からケース7の操作孔10内に突出され、下端
面には係止溝17が設けられるとともに外周には
1/4周にわたつて突部18が形成されている。そ
して、嵌合部材12下面の調節軸15周囲におい
て同調節軸15の1/4周に対応する位置に突部1
8に当接するストツパ19が突出され、同調節軸
15を半回転のみ回動可能としている。従つて、
調節軸15を半回転回動させたとき、第6図に示
すように縮径部16が実線位置と鎖線位置との間
を左右動されるようになつている。また、前記段
差部9は嵌合部材12に調節軸15を取着した状
態で同嵌合部材12をケース7に挿入可能とする
ためのものである。
20は嵌合部材12とケース7基端面との間に
おいて支軸14に対し移動可能に嵌合された作動
部材20としての作動板であつて、第7図aに示
すように先端に幅狭部21が形成され、その幅狭
部21が調節軸15の縮径部16に当接してい
る。また、支軸14が挿通される透孔20aは同
図bに示すように両端部が徐々に拡径され、作動
板20が支軸14に対し傾動可能になつており、
傾動した状態では作動板20と支軸間に働く摩擦
力により作動板20は支軸14に固定されるよう
になつている。すなわち、前記作動板20は支軸
14に対して傾動したとき、透孔20aの周縁部
が支軸14に対する係着部となり、同係着部と支
軸14との間に働く摩擦力により作動板20は支
軸14に係止固定されることになる。22は作動
板20とケース7基端面との間に支軸14を被覆
する状態で配設された保持部材としてのコイルス
プリングであつて、ケース7基端面を支点として
作動板20を介し嵌合部材12をケース7先端方
向へ付勢している。すなわち、コイルスプリング
22は作動板20が第2図において右方に押圧さ
れたとき、支軸14に対する右方向への相対位置
の変化がないように作動板20をその位置に保持
する作用をなす。
23はケース7下方から長孔11を経て嵌合部
材12の下面に螺入された止めネジであつて、頭
部が長孔11に係合して嵌合部材12のケース7
に対する移動行程を規制し、前記コイルスプリン
グ22の付勢力により嵌合部材12がケース7か
ら外れるのを防止している。
24は嵌合部材12の先端面から支軸14に並
行に螺入貫通された調節ボルトであつて、先端は
嵌合部材12の凹部13内に突出されて作動板2
0の基端に当接している。そして、調節ボルト2
4を嵌合部材12に対し前後動させることにより
作動板20の調節軸15に対する相対位置を調節
できるようになつている。
次に、上記のように構成されたヘツドボツクス
固定装置の作用を説明する。
固定装置4はヘツドボツクス3を取着していな
い状態においてはコイルスプリング22の付勢力
により嵌合部材12がケース7先端方向に許容限
度まで突出されている。このような状態の固定装
置4の嵌合部材12を予め壁面2間の距離よりや
や短かい長さに切断されたヘツドボツクス3の両
端にそれぞれ嵌合し、両固定装置4基端の硬質ゴ
ム8を壁面2に当接させると、両固定装置4の嵌
合部材12がケース7内に圧入されてコイルスプ
リング22が圧縮され、その付勢力により両固定
装置4の基端がそれぞれ壁面2に圧接されて、ヘ
ツドボツクス3が壁面2間に支持される。
この状態から、マイナスドライバ等をケース7
の下方から調節軸15の係止溝17に挿入し、同
調節軸15を第3図矢印方向に180度回転させる
と、第6図に示すように調節軸15の縮径部16
がケース7基端方向へ移動し、これにともなつて
同図に鎖線で示すようにコイルスプリング22に
より支軸14に対する相対位置変化がないように
保持された作動板20が若干傾動してその透孔2
0aの周縁部が係着部となり、同係着部と支軸1
4との間に働く摩擦力により作動板20が係止固
定され、同時に同作動板20により支軸14に対
しその基端方向(第2図において右方)へ力が作
用する。ところが、支軸14は基端がケース7に
固定されて移動不能であるため、その反作用とし
て嵌合部材12に対しケース7先端方向(第2図
において左方)への力が作用する。この結果、ヘ
ツドボツクス3が第2図において左方へ押圧さ
れ、その反作用によりケース7が壁面2にさらに
圧着される。
従つて、この固定装置4はヘツドボツクス3の
両端にその嵌合部材12をそれぞれ嵌合し、それ
らの基端を壁面2に当接させれば、コイルスプリ
ング22の付勢力によりヘツドボツクス3を壁面
2間に仮止め可能であり、この状態からさらに両
固定装置4の調節軸15を回転させればヘツドボ
ツクス3を壁面2間に強固に支持固定することが
できる。
また、作動板20は調節ボルト24により縮径
部16に対する相対位置を調節可能である。従つ
て、予め作動板20をケース7基端方向へ若干移
動させておくことにより、調節軸15を回転させ
たとき壁面2に作用する圧力を任意に軽減させる
ことができるので、ヘツドボツクス3の支持強度
を任意に選択することができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、前記実施例では支軸14に対し作動板
20を傾動可能に挿通し、傾動したときに、両者
14,20間に働く摩擦力により作動板20は支
軸14に固定できるようにしたが、要は調節軸1
5を回動操作したときにおいて、支軸14に対す
る相対位置変化がないように保持部材にて保持
し、その保持された位置にて作動板20が支軸1
4に固定されれば良く、調節軸15の作動部とし
ての縮径部16にて作動板20が押圧当接された
ときに、作動板20が支軸14に係止して支軸1
4を壁面側に移動するものであれば良い。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は調節軸を回動
操作させると、作動部材が支軸に係合固定され、
その係合固定された状態で支軸を壁面側に押圧す
るので、その反作用により、ヘツドボツクスを壁
面間に支持固定することができる。
このことにより、ヘツドボツクスを壁面間に容
易にかつ確実に固定することができる。
また、固定装置の構造は簡単であるとともに、
支持部材、支軸、調節軸、保持部材という簡単な
構成となつているため、その組立ては容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に関するブラインドの正面
図、第2図はこの考案を具体化したヘツドボツク
ス固定装置のケース内を示す縦断面図、第3図は
同じくヘツドボツクス固定装置の底面図、第4図
は同じく側面図、第5図は同じく横断面図、第6
図は調節軸と作動板の動作を示す平面図、第7図
aは作動板の正面図、第7図bは同じく中央縦断
面図である。 壁面2、ヘツドボツクス3、固定装置4、嵌合
部材12、支軸14、調節軸15。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヘツドボツクス3の端部に設けられる支持部
    材12に対してヘツドボツクス3の長手方向に
    移動可能に支持され、先端が同ヘツドボツクス
    3端部から突出する支軸14と、 同支軸14に対して交叉状に配置され、前記
    支持部材12に回動可能に支持される調節軸1
    5と、 前記支軸15に設けられ、ヘツドボツクス3
    から突出する方向へ押圧されるとき支軸15に
    係合固定する係着部を有する作動部材20と、 前記支軸15に設けられ、ヘツドボツクス3
    から突出する方向へ前記作動部材が20が押圧
    されるとき前記作動部材20の支軸14に対す
    る位置を保持する保持部材22と、 調節軸15に同調節軸15の軸心に対し非対
    称状に設けられ、調節軸15に回動操作される
    と前記作動部材20に係合し、作動部材20を
    介して支軸14をヘツドボツクス3から突出す
    る方向へ移動させる作動部16と、 からなることを特徴とするブラインドのヘツド
    ボツクス固定装置。 2 調節軸15は軸心に対し非対称の作動部とし
    ての縮径部16が設けられ、支軸14に支持さ
    れた作動部材としての作動板20の先端がその
    縮径部16に当接している実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載のブラインドのヘツドボツク
    ス固定装置。 3 作動板20は支軸14に対し移動可能かつ傾
    動可能に支持され、調節軸15の回転操作に基
    づいて支軸14に対し傾動したとき同支軸14
    に固定され、常には保持部材としてのコイルス
    プリング22の付勢力により調節軸15に圧接
    されている実用新案登録請求の範囲第2項に記
    載のブラインドのヘツドボツクス固定装置。 4 作動板20はヘツドボツクス端部3端部に嵌
    合された嵌合部材12に螺入された調節ボルト
    24の先端が当接し、同調節ボルト24の操作
    により調節軸15に対する相対位置を調節可能
    である実用新案登録請求の範囲第2項に記載の
    ブラインドのヘツドボツクス固定装置。
JP19378582U 1982-12-20 1982-12-20 ブラインドのヘツドボツクス固定装置 Granted JPS5996299U (ja)

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JPS5996299U JPS5996299U (ja) 1984-06-29
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