JPH0520293Y2 - - Google Patents

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JPH0520293Y2
JPH0520293Y2 JP16728187U JP16728187U JPH0520293Y2 JP H0520293 Y2 JPH0520293 Y2 JP H0520293Y2 JP 16728187 U JP16728187 U JP 16728187U JP 16728187 U JP16728187 U JP 16728187U JP H0520293 Y2 JPH0520293 Y2 JP H0520293Y2
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body case
operating lever
blade unit
operating
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は本体ケースに対して起伏回動自在に設
けられた電気かみそりのきわぞり装置に係り、そ
の起伏回動操作手段の構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 起伏回動方式のきわぞり刃ユニツトは倒伏時に
略本体ケースの寸法内に納めることができるため
頻繁に採用されている。例えば実開昭58−55767
号公報では内刃を駆動する駆動部が収納された本
体ケースの内面に可動接点を保持するスイツチ板
をつまみに連結しつつスライド自在に取付け、前
記本体ケースの外面に形成された開口部に臨ませ
てもみあげ刃を前記スイツチ板のスライド方向と
直交する軸心をもつて回動自在に取付け、前記ス
イツチ板のスイツチON方向への動作時に前記も
みあげ刃の刃部が前記開口部から突出する方向に
そのもみあげ刃に回動力を伝達する作動片を前記
スイツチ板に一体的に形成したことを特徴とする
電気かみそりが開示されているが、この例では前
記作動片はもみあげ刃の起立位置にてその湾曲部
を本体ケース内面に形成された突起に係合するこ
とによりもみあげ刃の起立状態を保持する。しか
し乍ら、もみあげ刃を倒伏操作するとき、前記作
動片には、前記湾曲部から前記突起が離脱すると
すぐに突起によつて該作動片を前記本体ケースの
内面から離れる方向に押圧する力が働くためもみ
あげ刃の倒伏位置でのガタツキは抑制されるが両
者間に生じる摩擦抵抗が大きくなり、つまみには
もみあげ刃の起立・倒伏操作の殆んど前段階で重
負荷が印加され、操作性を著しく低下させるとい
う問題点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点はきわぞり刃
ユニツトの倒伏位置にてガタツキを防止すると共
に該きわぞり刃ユニツトの操作摘みに加わる負荷
を軽減し、きわぞり装置の操作性を向上させるこ
とである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 電気かみそりの本体ケースの外面に上下に摺動
可能に配設された操作摘みと、両側端に支軸ピン
を形成し、この支軸ピンを介して本体ケースの外
面に起伏回動可能に設けられたきわぞり刃ユニツ
トと、前記本体ケースの内面を前記操作摘みに連
動して上下に移動すると共に前記本体ケースに形
成された開孔を介して前記きわぞり刃ユニツトの
側端面に形成された遊合孔に上端が遊合された操
作レバーとより成り、前記きわぞり刃ユニツトの
支軸ピンを前記操作レバーの摺動面の上方延長部
よりも外方へ位置せしめ、前記遊合孔を前記支軸
ピンよりきわぞり刃ユニツトの刃部方向に距離を
おいて形成すると共に、前記操作レバーの前記開
孔を貫通する部分を該操作レバーの摺動面に対し
て傾斜する斜面となし、前記本体ケースには前記
操作レバーの下方移動の途中で該操作レバーの斜
面に当接する当接部を形成する。
(ホ) 作用 起立状態にあるきわぞり刃ユニツトを操作摘み
により下方に摺動させると、操作レバーの斜面は
前記操作摘みの下方摺動停止位置の手前で本体ケ
ースの当接部に当接し、爾後該当接部上を操作摘
みが停止するまで移動する。この動作によつて前
記操作レバーにはその下方移動の途中から本体ケ
ースの内方へ向かう応力が徐々に増大して印加さ
れ、その応力は前記操作摘みの下方停止位置にて
最大になる。そしてこの最大応力は前記きわぞり
刃ユニツトの倒伏状態から起立状態へ向かう回動
力に対して反対方向に作用する。
(ヘ) 実施例 以下本考案の電気かみそりのきわぞり装置を図
面の一実施例に沿つて詳細に説明する。
第1図はきわぞり刃ユニツトが起立状態にある
ときの電気かみそりの要部断面図であり、1は電
気かみそりの外殻を構成する合成樹脂の本体ケー
ス、2は該本体ケース1下部の摺動用孔3に案内
され、その本体ケース1の外面に沿つて上下に摺
動可能に配設された操作摘み、4は前記本体ケー
ス1の外面に起伏回動可能に設けられたきわぞり
刃ユニツト、5は前記本体ケース1の内面を前記
操作摘み2に連動して上下に移動すると共に前記
本体ケース1の上部に形成された開孔6を介して
前記きわぞり刃ユニツト4の側端面に形成された
遊合孔7に上端5aが遊合された合成樹脂製の操
作レバーである。
前記きわぞり刃ユニツト4はその基台4aの両
側に支軸ピン4bを有し、この支軸ピン4bを軸
として前記本体ケース1の外面で回動可能とされ
ており、該支軸ピン4bは前記操作レバー5の摺
動面8の上方延長部より本体ケース1の外方に位
置せしめられている。また前記遊合孔7は長円形
状を呈し、前記きわぞり刃ユニツト4の基台4a
の側端面において前記支軸ピン4bよりもきわぞ
り刃ユニツト4の刃部4cの方向に寄つた位置に
距離をおいて形成されている。
前記操作レバー5はその前記本体ケース1の開
孔6を貫通する中央部分を該操作レバー5の摺動
面8に対して傾斜する斜面5bとなし、該斜面5
bの当接部として形成された前記本体ケース1の
開孔6の縁部6aに対して当接可能とされてい
る。また前記操作レバー5の下部には係合孔5c
が設けられており、前記操作摘み2の係止脚片2
aがその係合孔5cを介して操作レバー5に連動
可能に連結されている。
以上の構成を有する電気かみそりのきわぞり装
置において、第1図のようにきわぞり刃ユニツト
4が起立状態のとき操作摘み2は本体ケース1の
摺動孔3の上方停止位置にあり、操作レバー5の
斜面5bは開孔6の縁部6aから離れている。こ
のとき前記操作レバー5の下部とその摺動面8と
の間隔L1は殆ど0に等しい。
次に第1図の状態から操作摘み2を下方へ押し
下げていくと操作レバー5が下方へ移動し、きわ
ぞり刃ユニツト4は倒伏位置に向かつて回動す
る。この回動の途中で前記操作レバー5の斜面5
bが本体ケース1の開孔6の縁部6aに当接し、
該縁部6aによつて本体ケース1の内方向(矢印
9で示す)へ付勢されるので、きわぞり刃ユニツ
ト4は更に倒伏方向に回動されるようになる。そ
して操作つまみ2の下方摺動停止位置にて前記縁
部6aの前記斜面5bに対する付勢力は最大とな
り、この位置において前記きわぞり刃ユニツト4
の起立位置への回動は抑制され、該きわぞり刃ユ
ニツト4は倒伏状態にてガタツキなく確実に確保
される。尚、当接部は上記実施例の縁部6aに限
らず本体ケース1の内面側でその開孔6周辺に設
けた突起でも良い。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の説明の如く、電気かみそりの本
体ケースの外面に上下に摺動可能に配設された操
作摘みと、両側端に支軸ピンを形成し、この支軸
ピンを介して本体ケースの外面に起伏回動可能に
設けられたきわぞり刃ユニツトと、前記本体ケー
スの内面を前記操作摘みに連動して上下に移動す
ると共に前記本体ケースに形成された開孔を介し
て前記きわぞり刃ユニツトの側端面に形成された
遊合孔に上端が遊合された操作レバーとより成
り、前記きわぞり刃ユニツトの支軸ピンを前記支
軸ピンよりきわぞり刃ユニツトの刃部方向に距離
をおいて形成すると共に、前記操作レバーの前記
開孔を貫通する部分を該操作レバーの摺動面に対
して傾斜する斜面となし、前記本体ケースには前
記操作レバーの下方移動の途中で該操作レバーの
斜面に当接する当接部を形成することにより、操
作摘みに加わる負荷を増大させることなく、きわ
ぞり刃ユニツトをその倒伏位置にてガタツキなく
確実に保持する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電気かみそりのきわぞり装置の
きわぞり刃ユニツト起立位置を示す要部縦断面
図、第2図は同じくきわぞり刃ユニツト倒伏位置
を示す要部縦断面図である。 1……本体ケース、2……操作摘み、4b……
支軸ピン、4……きわぞり刃ユニツト、6……開
孔、7……遊合孔、5a……上端、5……操作レ
バー、8……摺動面、5b……斜面、6a……当
接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気かみそりの本体ケースの外面に上下に摺動
    可能に配設された操作摘みと、両側端に支軸ピン
    を形成しこの支軸ピンを介して本体ケースの外面
    に起伏回動可能に設けられたきわぞり刃ユニツト
    と、前記本体ケースの内面を前記操作摘みに連動
    して上下に移動すると共に前記本体ケースに形成
    された開孔を介して前記きわぞり刃ユニツトの側
    端面に形成された遊合孔に上端が遊合された操作
    レバーとより成り、前記きわぞり刃ユニツトの支
    軸ピンを前記操作レバーの摺動面の上方延長部よ
    りも外方へ位置せしめ、前記遊合孔を前記支軸ピ
    ンよりきわぞり刃ユニツトの刃部方向に距離をお
    いて形成すると共に前記操作レバーの前記開孔を
    貫通する部分を該操作レバーの摺動面に対して傾
    斜する斜面となし、前記本体ケースには前記操作
    レバーの下方移動の途中で該操作レバーの斜面に
    当接する当接部を形成することを特徴とする電気
    かみそりのきわぞり装置。
JP16728187U 1987-10-30 1987-10-30 Expired - Lifetime JPH0520293Y2 (ja)

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JP16728187U JPH0520293Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JP16728187U JPH0520293Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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Publication Number Publication Date
JPH0172863U JPH0172863U (ja) 1989-05-16
JPH0520293Y2 true JPH0520293Y2 (ja) 1993-05-26

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