JPH08183392A - 可倒規制手段を具えたドアミラー - Google Patents

可倒規制手段を具えたドアミラー

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JPH08183392A
JPH08183392A JP33848494A JP33848494A JPH08183392A JP H08183392 A JPH08183392 A JP H08183392A JP 33848494 A JP33848494 A JP 33848494A JP 33848494 A JP33848494 A JP 33848494A JP H08183392 A JPH08183392 A JP H08183392A
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mirror
shaft member
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JP33848494A
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Toshihiro Mochizuki
敏弘 望月
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Murakami Kaimeido Co Ltd
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Murakami Kaimeido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前後方向の倒れ規制手段を具えたバックミラ
ーにおいて、車種が変わってもフレーム、シャフト部材
等を左右共通とする。 【構成】 ミラーベース10aの張り出し部11の上面
に、シャフト部材13の基部14を固着する。張り出し
部11の底部から凸状回転規制部材12aを立設すると
ともに、シャフト中心より離れた位置のシャフト部材基
部14に円弧状長孔15を形成させて凸状回転規制部材
12aを挿合し、凸状回転規制部材12aの上部をフレ
ーム20の基部21の下面に設けた円弧状溝型ガイド2
2に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可倒規制手段を具えた
ドアミラーにかかるもので、特に車種が変わってもフレ
ーム、シャフト部材等を左右共通としたドアミラーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の可倒規制手段を具えたドアミラー
は、ミラーボデー、ベースをはじめフレーム、シャフト
部材等を左右別個に作成した部品を用いている。例え
ば、この種のミラーは、図4の分解斜視図(図は右側ド
アミラーを示す)及び図5の断面図に示すように、車両
右側に設けたベース50の張り出し部51にシャフト部
材52のシャフト部材基部53を格納固定させ、該基部
に直立した回転軸54にミラー骨組み材であるフレーム
58の回動軸受け部60を嵌挿するとともにフレーム基
部59の下面に設けた円弧状溝型ガイド61を前記シャ
フト部材基部53の上部に植設した凸状回転規制部材5
7に遊合させている。更に前記回動軸受け部60にボー
ル67のボール受け座用凹部63を持つプレートストッ
パ62を嵌挿固定し、ついでボール67を自由に上下で
きる状態で把持したボールガイド孔65を持つボールガ
イド64と、ワッシャ68と、圧縮スプリング69と、
ワッシャ70を回転軸54に嵌挿し、最後にU型止め輪
71を前記スプリング69を押圧圧縮した状態で回転軸
54の頂部のスリット56に挿入し、その上にプレート
アウタ72を装着して、フレームサブアセンブリ73を
構成させている。上記のようにして構成されたフレーム
アセンブリ73に、ミラーアセンブリ75、ミラーの左
右上下方向の傾動用アクチエータユニット76及びボデ
ー74を取り付ける。
【0003】上記構成において、フレーム58の回動軸
受け部60にはプレートストッパ62がはめこみ固着さ
れ、ボールガイド孔65持つボールガイド64は回転軸
54の縦キー55により回転規制されている。また、ボ
ールガイド孔65に把持された4個のボール67がプレ
ートストッパ62に設けられた4個のボール受け座用凹
部63に収納される位置関係にフレーム58とシャフト
部材52とがあるとき、フレーム58は起立位置に位置
し、且つ凸状回転規制部材57が円弧状溝型ガイド61
のほぼ中程にある。そのため、起立位置にあるミラーを
前倒し、後倒しさせるべく大きな回転力を外力により与
えた場合、フレーム58に固着されたプレートストッパ
62が圧縮スプリング69の押圧力に抗してボール67
がボールガイド孔65をスライドし回動する(この場
合、ボール67はボール受け座用凹部63による係合か
ら離脱する)。かくして、前記回転規制部材57が円弧
状溝型ガイド61の何れかの端部に当接するまで回動し
ドアミラーは前倒し、または後倒しされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の可倒式ドア
ミラーにおいては、ドアミラーを起立位置より前倒し、
または後倒しさせるための回転規制はシャフト部材の基
部に植設した凸状回転規制部材とフレーム下面に設けた
円弧状溝型ガイドの両端部との間の当接により規制して
いるため、車種ごとにまた左右ドアミラー別にシャフト
部材を用意している。ボデー、ミラー、ベースは車両の
R側、L側とのデザインの関係により、別々に用意する
必要があるが、前倒しや後倒しの倒れ角の違いだけで、
新規部品を作成しければならないため、下記のように、
フレームサブアセンブリの共用化ができない。 a、倒れ角の違いだけでシャフトを何種類も作らねばな
らない。 (例;A車のR側ミラーの後倒れ角 65度 B車のR側ミラーの後倒れ角 72度 ) b、フレームのR側L側共用品を作ってもミラーのR側
L側で倒れ角が違うため、シャフトをR側L側別に作ら
ねばならない。 (例;A車のR側ミラーの後倒れ角 65度 A車のL側ミラーの後倒れ角 55度 )
【0005】本発明は、前後方向の倒れ規制手段を具え
たバックミラーにおいて、車種が変わってもフレーム、
シャフト部材等を左右共通としたミラーを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、従来のシャフト部材の基部に植設した凸状回
転規制部材とフレーム下面に設けた円弧状溝型ガイドと
の間の回転規制の代わりに、車種別に用意されたベース
張り出し部に植設した凸状回転規制部材とフレーム下面
に設けた円弧状溝型ガイドとの間の回転規制により行な
うようにしたものである。すなわち、ベース張り出部に
立設したシャフトを回転中心とするミラーボデーの回動
角を規制をして、起立位置より前または後方向に倒伏さ
せるようにしたドアミラーにおいて、ミラーベースの張
り出し部の上面に固着したシャフト部材と、シャフト中
心より離れた位置のシャフト部材基部に形成された円弧
状長孔と、張り出し部の底部からシャフト部材基部の円
弧状長孔を貫いて立設された凸状回転規制部材と、凸状
回転規制部材の上部を係合させるべくフレーム基部の下
面に設けた円弧状溝型ガイドとを有することを特徴とす
る。また、左右のベース張り出し部に立設された凸状回
転規制部材は、左右ドアミラーの倒れ角にそれぞれ対応
させた大きさとしている。
【0007】
【作用】上記構成により、ドアミラーの前倒れ後倒れ規
制を、車種別に用意されたベース張り出し部に植設した
凸状回転規制部材とフレーム下面に設けた円弧状溝型ガ
イドとの間の回転規制により行なうようにしたため、従
来のようにシャフト部材を車種ごとに用意する必要がな
い。また、シャフト部材基部には、凸状回転規制部材の
貫通用の長孔を設け、これを左右ドアミラーの倒れ角の
違いに対応する円弧状長孔としたため、左右ドアミラー
の倒れ角の違いだけで新規部品を作成する必要がない。
【0008】
【実施例】以下に、図面に基づき本発明を具体的に説明
する。図1は本発明の一実施例を示すもので、フレーム
基部とベース張り出し部付近の縦断面図である。図2は
図1の回転規制部材をシャフト部材基部に設けた円弧状
長孔を介してその上方へ突出させる状況を示す分解斜視
図である。
【0009】図1は、従来の図4に示すシャフト部材の
基部に植設した凸状回転規制部材とフレーム下面に設け
た円弧状溝型ガイドとの間での回転規制の代わりに、ベ
ース張り出し部に植設した凸状回転規制部材とフレーム
下面に設けた円弧状溝型ガイドとの間の回転規制により
行なうようにした状況を示す。図1に示すように、ミラ
ーベース10aの張り出し部11の上面に、シャフト部
材13の基部14を固着したうえ、シャフト本体16を
フレーム20の基部21に設けた透孔24に挿通する。
さらに、張り出し部11の底部から凸状回転規制部材1
2aを立設するとともに、シャフト中心より離れた位置
のシャフト部材基部14に円弧状長孔15を形成させて
凸状回転規制部材12aを挿合し、凸状回転規制部材1
2aの上部をフレーム20の基部21の下面に設けた円
弧状溝型ガイド22に係合させる。
【0010】また、図3には起立位置にある左右ドアミ
ラーのフレーム20を装着した状況及びフレーム20を
取り去り、左右のベース10a、10bにシャフト部材
13をそれぞれ装着した状況を示してあるが、左右ドア
ミラーの倒れ角の違い(図示例では左側は75〜65
度、右側は80〜70度)に対応すべく、前記凸状回転
規制部材12a、12bを左右別々に用意し、その大き
さはLa<Lbになるように構成し、前記シャフト部材
基部14に設けた円弧状長孔15は大きさの異なる回転
規制部材に対応できるような長孔にしてある。
【0011】また、図3に示すように、フレーム20は
フレーム基部21の中央横手にミラーボデー及びアクチ
エータユニット取付部材23を設けておけば、左右ドア
ミラーに共用できる。なお、円弧状溝型ガイドは左右同
じ大きさでも、前記凸状回転規制部材を大きさの違う1
2a、12bを用意してあるため、左右各別の倒れ角を
形成できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、フレームを左右共用の
構造にすれば、車種が変わってもシャフト部材の左右共
用と相俟ってフレームサブアセンブリも左右共用が可能
となり、ミラーボデー及びベースだけを左右別々に用意
すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、フレーム基部
とベース張り出し部付近の縦断面図である。
【図2】図1の凸状回転規制部材をシャフト部材基部に
設けた円弧状長孔を介してその上方へ突出させる状況を
示す分解斜視図である。
【図3】起立位置にある左右ドアミラーのフレームを装
着した状況及びフレームを取り去りベースにシャフト部
材をそれぞれ装着した状況を左右別々に示す模式的平面
図である。
【図4】従来の可倒式ドアミラーの構成を示す分解斜視
図である。
【図5】図4における回転規制手段の断面図である。
【符号の説明】
10a、10b ベース 11 ベースの張り出し部 12a、12b 凸状回転規制部材 13 シャフト部材 14 シャフト部材の基部 15 円弧状長孔 16 シャフト本体 20 フレーム 21 フレームの基部 22 円弧状溝型ガイド 23 取付部材 24 透孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース張り出部に立設したシャフトを回
    転中心とするミラーボデーの回動角を規制をして、起立
    位置より前または後方向に倒伏させるようにしたドアミ
    ラーにおいて、 ミラーベースの張り出し部の上面に固着したシャフト部
    材と、シャフト中心より離れた位置のシャフト部材基部
    に形成された円弧状長孔と、張り出し部の底部からシャ
    フト部材基部の円弧状長孔を貫いて立設された凸状回転
    規制部材と、凸状回転規制部材の上部を係合させるべく
    フレーム基部の下面に設けた円弧状溝型ガイドとを有す
    ることを特徴とする可倒規制手段を具えたドアミラー。
  2. 【請求項2】 左右のベース張り出し部に立設された凸
    状回転規制部材は、左右ドアミラーの倒れ角にそれぞれ
    対応させた大きさとしていることを特徴とする請求項1
    記載の可倒規制手段を具えたドアミラー。
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Cited By (3)

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