JPH1118874A - 車両用アームレスト - Google Patents
車両用アームレストInfo
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- JPH1118874A JPH1118874A JP9187686A JP18768697A JPH1118874A JP H1118874 A JPH1118874 A JP H1118874A JP 9187686 A JP9187686 A JP 9187686A JP 18768697 A JP18768697 A JP 18768697A JP H1118874 A JPH1118874 A JP H1118874A
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- seat back
- armrest
- support bracket
- frame
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/75—Arm-rests
- B60N2/753—Arm-rests movable to an inoperative position
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アームレスト本体の支持ブラケットをシートバ
ックに設けた場合にも、シートバックフレームの強度が
増大するのを防止する。シートバックの支持ブラケット
を設けた側の強度が強くなり過ぎることがなく、シート
バックの左右均一な強度を得る。 【解決手段】 シートバックフレーム13の側部に固着
される支持ブラケット31にアームレスト本体21を回
動可能に支持する。支持ブラケット31の上部後縁側に
長溝36を形成する。長溝36内に収容される係合ピン
19をシートバックフレーム13の側部に突設形成す
る。シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わっ
た際、上記支持ブラケット31上部の長溝36に沿って
係合ピン19をシートバックフレーム13と共に後方に
移動させる。
ックに設けた場合にも、シートバックフレームの強度が
増大するのを防止する。シートバックの支持ブラケット
を設けた側の強度が強くなり過ぎることがなく、シート
バックの左右均一な強度を得る。 【解決手段】 シートバックフレーム13の側部に固着
される支持ブラケット31にアームレスト本体21を回
動可能に支持する。支持ブラケット31の上部後縁側に
長溝36を形成する。長溝36内に収容される係合ピン
19をシートバックフレーム13の側部に突設形成す
る。シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わっ
た際、上記支持ブラケット31上部の長溝36に沿って
係合ピン19をシートバックフレーム13と共に後方に
移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用アームレス
トに関するもので、更に詳細に説明すると、車両用シー
トのシートバックフレームにアームレスト本体が回動可
能に装着される車両用アームレストに関する。
トに関するもので、更に詳細に説明すると、車両用シー
トのシートバックフレームにアームレスト本体が回動可
能に装着される車両用アームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示す如く、車両用シー
ト1はシートクッション2と、このシートクッション2
の後端部にリクライニング機構5を介して前後傾動可能
に設けられたシートバック3とを備え、シートバック3
の側部にはアームレスト本体7が支持ブラケット8を介
して枢支ピン9により回動可能に設けられている。
ト1はシートクッション2と、このシートクッション2
の後端部にリクライニング機構5を介して前後傾動可能
に設けられたシートバック3とを備え、シートバック3
の側部にはアームレスト本体7が支持ブラケット8を介
して枢支ピン9により回動可能に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、シートバッ
ク3にアームレスト本体7の支持ブラケット8を設けた
場合には、シートバック3のフレームの強度が増大し過
ぎることとなり、車両用シート1のシートバック3を衝
撃等の発生時に変形させようとしても容易に変形させる
ことができず、またシートバック3の左右の強度は支持
ブラケット8を設けた側が強くなり、シートバック3の
左右均一な強度が得られず、左右均一な変形を得ること
ができず、追突等による衝撃が直接的に着座者に与えら
れる虞れを有していた。
ク3にアームレスト本体7の支持ブラケット8を設けた
場合には、シートバック3のフレームの強度が増大し過
ぎることとなり、車両用シート1のシートバック3を衝
撃等の発生時に変形させようとしても容易に変形させる
ことができず、またシートバック3の左右の強度は支持
ブラケット8を設けた側が強くなり、シートバック3の
左右均一な強度が得られず、左右均一な変形を得ること
ができず、追突等による衝撃が直接的に着座者に与えら
れる虞れを有していた。
【0004】本発明の目的は、シートバックにアームレ
スト本体の支持ブラケットを設けた場合にも、シートバ
ックのフレームの強度が増大し過ぎることがなく、車両
用シートのシートバックを衝撃等の発生時に容易に変形
させることができ、またシートバックの左右の強度は支
持ブラケットを設けた側が強くなり過ぎることがなく、
シートバックの一側にアームレストを設けた場合にも、
シートバックの左右均一な強度が得られ、左右均一な変
形を得ることができる車両用アームレストを提供するも
のである。
スト本体の支持ブラケットを設けた場合にも、シートバ
ックのフレームの強度が増大し過ぎることがなく、車両
用シートのシートバックを衝撃等の発生時に容易に変形
させることができ、またシートバックの左右の強度は支
持ブラケットを設けた側が強くなり過ぎることがなく、
シートバックの一側にアームレストを設けた場合にも、
シートバックの左右均一な強度が得られ、左右均一な変
形を得ることができる車両用アームレストを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の車両用アームレストは、車両用シ
ートのシートバックフレームにアームレスト本体が回動
可能に装着される車両用アームレストにおいて、前記ア
ームレストは、シートバックフレームに固着される支持
ブラケットに回動可能に支持されるアームレスト本体を
備え、前記支持ブラケットの上部後縁側に溝が形成され
ると共に、この溝内に収容される係合ピンがシートバッ
クフレームに突設形成され、シートバックに対して後方
へ倒れ込む衝撃が加わった際、上記支持ブラケット上部
の溝に沿って係合ピンがシートバックフレームと共に後
方に移動し得るようになされていることを特徴とする。
に、請求項1に記載の車両用アームレストは、車両用シ
ートのシートバックフレームにアームレスト本体が回動
可能に装着される車両用アームレストにおいて、前記ア
ームレストは、シートバックフレームに固着される支持
ブラケットに回動可能に支持されるアームレスト本体を
備え、前記支持ブラケットの上部後縁側に溝が形成され
ると共に、この溝内に収容される係合ピンがシートバッ
クフレームに突設形成され、シートバックに対して後方
へ倒れ込む衝撃が加わった際、上記支持ブラケット上部
の溝に沿って係合ピンがシートバックフレームと共に後
方に移動し得るようになされていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の車両用アームレス
トは、車両用シートのシートバックフレームにアームレ
スト本体が回動可能に装着される車両用アームレストに
おいて、前記アームレストは、シートバックフレームに
固着される支持ブラケットに回動可能に支持されるアー
ムレスト本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側
に長溝が形成されると共に、この長溝内に収容される係
合ピンがシートバックフレームに突設形成され、シート
バックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、上記
支持ブラケット上部の長溝に沿って係合ピンがシートバ
ックフレームと共に後方に移動し得るようになされてい
ることを特徴とする。
トは、車両用シートのシートバックフレームにアームレ
スト本体が回動可能に装着される車両用アームレストに
おいて、前記アームレストは、シートバックフレームに
固着される支持ブラケットに回動可能に支持されるアー
ムレスト本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側
に長溝が形成されると共に、この長溝内に収容される係
合ピンがシートバックフレームに突設形成され、シート
バックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、上記
支持ブラケット上部の長溝に沿って係合ピンがシートバ
ックフレームと共に後方に移動し得るようになされてい
ることを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の車両用アームレス
トは、車両用シートのシートバックフレームにアームレ
スト本体が回動可能に装着される車両用アームレストに
おいて、前記アームレストは、シートバックフレームに
固着される支持ブラケットに回動可能に支持されるアー
ムレスト本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側
に後部開放された溝が形成されると共に、この後部開放
された溝内に収容される係合ピンがシートバックフレー
ムに突設形成され、シートバックに対して後方へ倒れ込
む衝撃が加わった際、上記支持ブラケット上部の溝の後
部開放位置より係合ピンがシートバックフレームと共に
後方に移動し得るようになされていることを特徴とす
る。
トは、車両用シートのシートバックフレームにアームレ
スト本体が回動可能に装着される車両用アームレストに
おいて、前記アームレストは、シートバックフレームに
固着される支持ブラケットに回動可能に支持されるアー
ムレスト本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側
に後部開放された溝が形成されると共に、この後部開放
された溝内に収容される係合ピンがシートバックフレー
ムに突設形成され、シートバックに対して後方へ倒れ込
む衝撃が加わった際、上記支持ブラケット上部の溝の後
部開放位置より係合ピンがシートバックフレームと共に
後方に移動し得るようになされていることを特徴とす
る。
【0008】そして、請求項1に記載の発明によれば、
シートバックフレームに固着される支持ブラケットは、
その上部後縁側に溝が形成され、この溝内に収容される
係合ピンがシートバックフレームに取付けられているた
め、通常時には、支持ブラケットのシートバックフレー
ムに対する取付強度が充分確保されている一方、シート
バックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、シー
トバックフレームの係合ピンは支持ブラケット上部の溝
から容易に外れるため、シートバックは後方へ倒れ込
み、衝撃を有効に吸収できる。
シートバックフレームに固着される支持ブラケットは、
その上部後縁側に溝が形成され、この溝内に収容される
係合ピンがシートバックフレームに取付けられているた
め、通常時には、支持ブラケットのシートバックフレー
ムに対する取付強度が充分確保されている一方、シート
バックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、シー
トバックフレームの係合ピンは支持ブラケット上部の溝
から容易に外れるため、シートバックは後方へ倒れ込
み、衝撃を有効に吸収できる。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、シ
ートバックフレームに固着される支持ブラケットは、そ
の上部後縁側に長溝が形成され、この長溝内に収容され
る係合ピンがシートバックフレームに取付けられている
ため、通常時には、支持ブラケットのシートバックフレ
ームに対する取付強度が充分確保されている一方、シー
トバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、シ
ートバックフレームの係合ピンは支持ブラケット上部の
長溝に沿って移動し、シートバックは後方へ倒れ込み、
衝撃を有効に吸収できる。
ートバックフレームに固着される支持ブラケットは、そ
の上部後縁側に長溝が形成され、この長溝内に収容され
る係合ピンがシートバックフレームに取付けられている
ため、通常時には、支持ブラケットのシートバックフレ
ームに対する取付強度が充分確保されている一方、シー
トバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、シ
ートバックフレームの係合ピンは支持ブラケット上部の
長溝に沿って移動し、シートバックは後方へ倒れ込み、
衝撃を有効に吸収できる。
【0010】更にまた、請求項3に記載の発明によれ
ば、シートバックフレームに固着される支持ブラケット
は、その上部後縁側に後部開放された溝が形成され、こ
の後部開放された溝内に収容される係合ピンがシートバ
ックフレームに取付けられているため、通常時には、支
持ブラケットのシートバックフレームに対する取付強度
が充分確保されている一方、シートバックに対して後方
へ倒れ込む衝撃が加わった際、シートバックフレームの
係合ピンは支持ブラケット上部の後部開放された溝から
容易に外れるため、シートバックは後方へ倒れ込み、衝
撃を有効に吸収できる。
ば、シートバックフレームに固着される支持ブラケット
は、その上部後縁側に後部開放された溝が形成され、こ
の後部開放された溝内に収容される係合ピンがシートバ
ックフレームに取付けられているため、通常時には、支
持ブラケットのシートバックフレームに対する取付強度
が充分確保されている一方、シートバックに対して後方
へ倒れ込む衝撃が加わった際、シートバックフレームの
係合ピンは支持ブラケット上部の後部開放された溝から
容易に外れるため、シートバックは後方へ倒れ込み、衝
撃を有効に吸収できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用アーム
レストを図面を参照して詳細に説明する。図1乃至図3
(a),(b)は、本発明に係る車両用アームレストの
実施の形態を夫々示すもので、車両用シート11はリク
ライニング機構15を備え、このリクライニング機構1
5はシートクッション側に固着されるベース15aと、
このベース15aに回動可能に取付けられたアーム15
bとを有している。
レストを図面を参照して詳細に説明する。図1乃至図3
(a),(b)は、本発明に係る車両用アームレストの
実施の形態を夫々示すもので、車両用シート11はリク
ライニング機構15を備え、このリクライニング機構1
5はシートクッション側に固着されるベース15aと、
このベース15aに回動可能に取付けられたアーム15
bとを有している。
【0012】前記シートバックフレーム13に本発明に
係るアームレスト本体21が設置されている。前記アー
ムレスト本体21はシートバックフレーム13に固着さ
れる支持ブラケット31を介して回動可能に支持され
る。支持ブラケット31はリクライニング機構15のア
ーム15bと共にシートバックフレーム13にビス17
止めされている。
係るアームレスト本体21が設置されている。前記アー
ムレスト本体21はシートバックフレーム13に固着さ
れる支持ブラケット31を介して回動可能に支持され
る。支持ブラケット31はリクライニング機構15のア
ーム15bと共にシートバックフレーム13にビス17
止めされている。
【0013】前記支持ブラケット31は金属板を折曲形
成してなり、下部側をシートバックフレーム13への取
付部31aに形成され、上部側をアームレスト本体21
の支持部32とするために、段部を設けた形状に成形さ
れており、取付部31aの左右2箇所に取付孔31bが
穿設されている。また、支持部32の略中央部にも取付
孔34が穿設され、外方に向けて突出するガイドピン3
5が形成されている。
成してなり、下部側をシートバックフレーム13への取
付部31aに形成され、上部側をアームレスト本体21
の支持部32とするために、段部を設けた形状に成形さ
れており、取付部31aの左右2箇所に取付孔31bが
穿設されている。また、支持部32の略中央部にも取付
孔34が穿設され、外方に向けて突出するガイドピン3
5が形成されている。
【0014】アームレスト本体21は、金属等の剛性材
料からなるアームレストフレーム41を有し、このアー
ムレストフレーム41は、支持ブラケット31の支持部
32と当接して回動可能に支持できるように、アームレ
ストフレーム41に軸孔42が穿設され、前記支持ブラ
ケット31のガイドピン35をガイドする円弧状のガイ
ド溝43が開設されている。
料からなるアームレストフレーム41を有し、このアー
ムレストフレーム41は、支持ブラケット31の支持部
32と当接して回動可能に支持できるように、アームレ
ストフレーム41に軸孔42が穿設され、前記支持ブラ
ケット31のガイドピン35をガイドする円弧状のガイ
ド溝43が開設されている。
【0015】そして、アームレスト本体21の回転軸と
なる支軸ボルト51をアームレストフレーム41の軸孔
42、及び支持ブラケット31の取付孔34内に挿通さ
せてナット53により締付固定されている。
なる支軸ボルト51をアームレストフレーム41の軸孔
42、及び支持ブラケット31の取付孔34内に挿通さ
せてナット53により締付固定されている。
【0016】支軸ボルト51の先端側のねじ部51aは
支持ブラケット31の取付孔34内面のナット53に締
付固定されるが、円柱部51bはアームレストフレーム
41の軸孔42に嵌挿され、アームレスト本体21は支
持ブラケット31に対して回動可能に支持されている。
支持ブラケット31の取付孔34内面のナット53に締
付固定されるが、円柱部51bはアームレストフレーム
41の軸孔42に嵌挿され、アームレスト本体21は支
持ブラケット31に対して回動可能に支持されている。
【0017】更に、支持ブラケット31の上部後縁側に
後部が開放された長溝36が形成されている。この後部
が開放された長溝36にシートバックフレーム13の側
部に設けられた係合ピン19が係合している。尚、前記
長溝36の形状は図示のものに限定されるものではな
く、長溝でなく単なる溝であってもよく、また長溝が長
いものであれば、後部が開放されていないものであって
もよい。
後部が開放された長溝36が形成されている。この後部
が開放された長溝36にシートバックフレーム13の側
部に設けられた係合ピン19が係合している。尚、前記
長溝36の形状は図示のものに限定されるものではな
く、長溝でなく単なる溝であってもよく、また長溝が長
いものであれば、後部が開放されていないものであって
もよい。
【0018】従って、図3(a)に示す如く、通常時に
は、支持ブラケット31のシートバックフレーム13に
対する取付強度が充分確保されている一方、図3(b)
に示す如く、シートバックフレーム13に対して後方へ
倒れ込む衝撃が加わった際、シートバックフレーム13
の係合ピン19は支持ブラケット31上部の後部開放さ
れた長溝36から容易に外れるため、シートバックフレ
ーム13は後方へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収できる。
は、支持ブラケット31のシートバックフレーム13に
対する取付強度が充分確保されている一方、図3(b)
に示す如く、シートバックフレーム13に対して後方へ
倒れ込む衝撃が加わった際、シートバックフレーム13
の係合ピン19は支持ブラケット31上部の後部開放さ
れた長溝36から容易に外れるため、シートバックフレ
ーム13は後方へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収できる。
【0019】
【発明の効果】以上が本発明に係わる車両用アームレス
トの実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車
両用アームレストによれば、車両用シートのシートバッ
クフレームにアームレスト本体が回動可能に装着される
車両用アームレストにおいて、前記アームレストは、シ
ートバックフレームに固着される支持ブラケットに回動
可能に支持されるアームレスト本体を備え、前記支持ブ
ラケットの上部後縁側に溝が形成されると共に、この溝
内に収容される係合ピンがシートバックフレームに突設
形成され、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が
加わった際、上記支持ブラケット上部の溝に沿って係合
ピンがシートバックフレームと共に後方に移動し得るよ
うになされているので、通常時には、支持ブラケットの
シートバックフレームに対する取付強度が充分確保され
ている一方、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃
が加わった際、シートバックフレームの係合ピンは支持
ブラケット上部の溝から容易に外れるため、シートバッ
クは後方へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収することができ
る。
トの実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車
両用アームレストによれば、車両用シートのシートバッ
クフレームにアームレスト本体が回動可能に装着される
車両用アームレストにおいて、前記アームレストは、シ
ートバックフレームに固着される支持ブラケットに回動
可能に支持されるアームレスト本体を備え、前記支持ブ
ラケットの上部後縁側に溝が形成されると共に、この溝
内に収容される係合ピンがシートバックフレームに突設
形成され、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が
加わった際、上記支持ブラケット上部の溝に沿って係合
ピンがシートバックフレームと共に後方に移動し得るよ
うになされているので、通常時には、支持ブラケットの
シートバックフレームに対する取付強度が充分確保され
ている一方、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃
が加わった際、シートバックフレームの係合ピンは支持
ブラケット上部の溝から容易に外れるため、シートバッ
クは後方へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収することができ
る。
【0020】本発明の請求項2に記載の車両用アームレ
ストによれば、車両用シートのシートバックフレームに
アームレスト本体が回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、前記アームレストは、シートバックフ
レームに固着される支持ブラケットに回動可能に支持さ
れるアームレスト本体を備え、前記支持ブラケットの上
部後縁側に長溝が形成されると共に、この長溝内に収容
される係合ピンがシートバックフレームに突設形成さ
れ、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わっ
た際、上記支持ブラケット上部の長溝に沿って係合ピン
がシートバックフレームと共に後方に移動し得るように
なされているので、通常時には、支持ブラケットのシー
トバックフレームに対する取付強度が充分確保されてい
る一方、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加
わった際、シートバックフレームの係合ピンは支持ブラ
ケット上部の長溝に沿って移動し、シートバックは後方
へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収することができる。
ストによれば、車両用シートのシートバックフレームに
アームレスト本体が回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、前記アームレストは、シートバックフ
レームに固着される支持ブラケットに回動可能に支持さ
れるアームレスト本体を備え、前記支持ブラケットの上
部後縁側に長溝が形成されると共に、この長溝内に収容
される係合ピンがシートバックフレームに突設形成さ
れ、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わっ
た際、上記支持ブラケット上部の長溝に沿って係合ピン
がシートバックフレームと共に後方に移動し得るように
なされているので、通常時には、支持ブラケットのシー
トバックフレームに対する取付強度が充分確保されてい
る一方、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加
わった際、シートバックフレームの係合ピンは支持ブラ
ケット上部の長溝に沿って移動し、シートバックは後方
へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収することができる。
【0021】本発明の請求項3に記載の車両用アームレ
ストによれば、通常時には、支持ブラケットのシートバ
ックフレームに対する取付強度が充分確保されている一
方、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わっ
た際、シートバックフレームの係合ピンは支持ブラケッ
ト上部の後部開放された溝から容易に外れるため、シー
トバックは後方へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収すること
ができる。
ストによれば、通常時には、支持ブラケットのシートバ
ックフレームに対する取付強度が充分確保されている一
方、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が加わっ
た際、シートバックフレームの係合ピンは支持ブラケッ
ト上部の後部開放された溝から容易に外れるため、シー
トバックは後方へ倒れ込み、衝撃を有効に吸収すること
ができる。
【0022】本発明によれば、シートバックにアームレ
スト本体の支持ブラケットを設けた場合にも、シートバ
ックのフレームの強度が増大し過ぎることがなく、車両
用シートのシートバックを衝撃等の発生時に容易に変形
させることができ、またシートバックの左右の強度は支
持ブラケットを設けた側が強くなり過ぎることがなく、
シートバックの一側にアームレストを設けた場合にも、
シートバックの左右均一な強度が得られ、衝撃時には左
右均一な変形を得ることができる。
スト本体の支持ブラケットを設けた場合にも、シートバ
ックのフレームの強度が増大し過ぎることがなく、車両
用シートのシートバックを衝撃等の発生時に容易に変形
させることができ、またシートバックの左右の強度は支
持ブラケットを設けた側が強くなり過ぎることがなく、
シートバックの一側にアームレストを設けた場合にも、
シートバックの左右均一な強度が得られ、衝撃時には左
右均一な変形を得ることができる。
【図1】本発明に係る車両用アームレストの実施の形態
を示す分解斜視図。
を示す分解斜視図。
【図2】本発明に係る車両用アームレストの実施の形態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図3】本発明に係る車両用アームレストの実施の形態
を夫々示すもので、(a)は通常時の側面説明図、
(b)は衝撃時の側面説明図。
を夫々示すもので、(a)は通常時の側面説明図、
(b)は衝撃時の側面説明図。
【図4】従来の車両用アームレストの斜視図。
11 車両用シート 13 シートバックフレーム 15 リクライニング機構 17 ビス 19 係合ピン 21 アームレスト本体 31 支持ブラケット 32 支持部 34 取付孔 35 ガイドピン 36 長溝 41 アームレストフレーム 42 軸孔 43 ガイド溝 51 支軸ボルト 53 ナット
Claims (3)
- 【請求項1】 車両用シートのシートバックフレームに
アームレスト本体が回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、 前記アームレストは、シートバックフレームに固着され
る支持ブラケットに回動可能に支持されるアームレスト
本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側に溝が形
成されると共に、この溝内に収容される係合ピンがシー
トバックフレームに突設形成され、シートバックに対し
て後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、上記支持ブラケッ
ト上部の溝に沿って係合ピンがシートバックフレームと
共に後方に移動し得るようになされていることを特徴と
する車両用アームレスト。 - 【請求項2】 車両用シートのシートバックフレームに
アームレスト本体が回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、 前記アームレストは、シートバックフレームに固着され
る支持ブラケットに回動可能に支持されるアームレスト
本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側に長溝が
形成されると共に、この長溝内に収容される係合ピンが
シートバックフレームに突設形成され、シートバックに
対して後方へ倒れ込む衝撃が加わった際、上記支持ブラ
ケット上部の長溝に沿って係合ピンがシートバックフレ
ームと共に後方に移動し得るようになされていることを
特徴とする車両用アームレスト。 - 【請求項3】 車両用シートのシートバックフレームに
アームレスト本体が回動可能に装着される車両用アーム
レストにおいて、 前記アームレストは、シートバックフレームに固着され
る支持ブラケットに回動可能に支持されるアームレスト
本体を備え、前記支持ブラケットの上部後縁側に後部開
放された溝が形成されると共に、この後部開放された溝
内に収容される係合ピンがシートバックフレームに突設
形成され、シートバックに対して後方へ倒れ込む衝撃が
加わった際、上記支持ブラケット上部の溝の後部開放位
置より係合ピンがシートバックフレームと共に後方に移
動し得るようになされていることを特徴とする車両用ア
ームレスト。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187686A JPH1118874A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 車両用アームレスト |
US09/100,966 US5938280A (en) | 1997-06-27 | 1998-06-22 | Arm rest for seat |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9187686A JPH1118874A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 車両用アームレスト |
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JPH1118874A true JPH1118874A (ja) | 1999-01-26 |
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ID=16210379
Family Applications (1)
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