JP2002177802A - 製粉用ロール機 - Google Patents

製粉用ロール機

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JP2002177802A JP2000382273A JP2000382273A JP2002177802A JP 2002177802 A JP2002177802 A JP 2002177802A JP 2000382273 A JP2000382273 A JP 2000382273A JP 2000382273 A JP2000382273 A JP 2000382273A JP 2002177802 A JP2002177802 A JP 2002177802A
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Shigenori Kamibayashi
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誠 宮地
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敦士 福井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/28Details
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    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
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    • B02C4/02Crushing or disintegrating by roller mills with two or more rollers
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼動後のメンテナンス時に、ロール機に溜ま
った残ストックを容易に除去するための機構を備えた製
粉用ロール機を提供する。 【解決手段】 ロール4,5の傾斜上方側に設けた前面
ドアー23は、前面ドアー23上部とフレーム2との間
にヒンジ43を取り付けて、前面ドアー23下端が手前
側から上方側に回動して上方側にて自立するように形成
するとともに、ロール4,5外周を覆うロールカバー3
3は、ロール4,5上部を覆うメインロールカバー37
と、案内シュート31を覆うフィードロールカバー38
とから形成し、メインロールカバー37とフィードロー
ルカバー38との間に第1支点軸39を介設して、メイ
ンロールカバー37をフィードロールカバーー38側へ
折り畳み可能な構成とし、フィードロールカバー38上
部には、フレーム2との間に第2支点軸40を設けてメ
インロールカバー37を折り畳んだ状態で上方に回動可
能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、穀物、特に小麦を
粉砕する製粉用ロール機に関し、稼動後のメンテナンス
時に、ロール機に堆積した残ストックを容易に除去する
ことが可能な製粉用ロール機に関する。
【0002】
【従来の技術】製粉工場で用いられる製粉用ロール機1
01は(図6参照)、フレーム102内に一対のロール
103,104を2組有した、いわゆる複式ロール機が
よく知られており、該複式ロール機はそれぞれ一対のロ
ール103,104が中仕切105によって独立の働き
をするように区分されている。また、このような製粉用
ロール機は、ロール軸106,107の中心を結ぶ線が
水平となるように配置してあり、ストックをフィードす
るのに有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す製粉用ロー
ル機では、稼動後のメンテナンス時に供給ホッパー10
8、フィーダーゲート板109、フィーダーロール11
0,111、案内シュート112及びロール103,1
04間に堆積した残ストックを除去し、清掃する必要が
あるが、従来はこの作業手順として、まず、フレーム1
02上部に位置する外側ドアー113とサイドカバー
(図示ぜず)を取り外すのである。
【0004】従来の製粉用ロール機においては、前記外
側ドアー113を取り外す際、該ドアー113がフレー
ム102に多数のボルトによりネジ止めされ、また、サ
イドカバーもフレーム102に多数のボルトによりネジ
止めされていた。このネジの取り外し作業は多数のボル
トであれば、長時間を要し、作業も煩わしいものであっ
た。そして、この外側ドアー113及びサイドカバーの
取り外し作業が終了すると、フィーダーゲート板10
9、フィーダーロール110,111、案内シュート1
12などの部品が外側ドアー113開口部から露出する
ことになり、作業者は外側ドアー113開口部からフレ
ーム102内に手を入れて、各フィーダー構成部品に堆
積した残ストックを除去するのである。
【0005】また、外側ドアー113を取り外すと、一
対のロール103,104を覆うロールカバー115が
現われるが、メンテナンス時には、このロールカバー1
15を取り外すこともある。このロールカバー115も
同様にフレーム102に多数のボルトで固定されてお
り、また、該カバー115の重量は約11kgと重く、
大きさも、例えば1000×300mmと大形であるか
ら、取り外しが重労働であり、取り外したカバーの置き
場所を確保する必要もあった。
【0006】本発明は上記問題点にかんがみ、稼動後の
メンテナンス時に、ロール機に堆積した残ストックを容
易に除去することが可能な製粉用ロール機を提供するこ
とを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、フレーム内に少なくとも一対のロールを有
し、該一対のロールの各々を異なる周速度で駆動させる
とともに、該一対のロールのロール間隙を調節するロー
ル間隙調節装置と、原料ストックを前記一対のロール間
に薄層で供給するストック供給手段とを備えた製粉用ロ
ール機であって、前記ロール傾斜上方側に設けた前面ド
アーは、該前面ドアー上部と前記フレームとの間にヒン
ジを取り付けて、前記前面ドアー下端が手前側から上方
側に回動して上方側にて自立するように形成するととも
に、前記ロール外周を覆うロールカバーは、前記ロール
上部を覆うメインロールカバーと、前記ストック供給手
段を覆うフィードロールカバーとに形成し、前記メイン
ロールカバーと前記フィードロールカバーとの間に第1
支点軸を介設して、前記メインロールカバーを前記フィ
ードロールカバー側へ折り畳み可能な構成とし、前記フ
ィードロールカバーを上方に回動した際、前記一対のロ
ール表面及び前記ストック供給手段の各構成部品を露出
させて堆積した残ストックが除去できるように、前記フ
ィードロールカバー上部には、前記フレームとの間に第
2支点軸を設けて前記メインロールカバーを折り畳んだ
状態で上方に回動可能な構成とする、という技術的手段
を講じた。
【0008】これにより、作業者が前面ドアー下端を手
前側から上方側に回動して上方側にて自立させ、ロール
機の前面ドアーを開放すると、一対のロールを覆うロー
ルカバーが露出される。この状態からメインロールカバ
ーをフィードロールカバー側へ折り畳み、更に、メイン
ロールカバーを折り畳んだ状態でフィードロールカバー
を上方に回動すると、ストック供給手段の構成部品であ
るフィーダーゲート板、前側フィーダロール、メインロ
ール及び案内シュートが露出することになる。
【0009】そして、作業者はフィーダーゲート板、前
側フィーダーロール及び案内シュートなどの構成部品の
周辺にストックが堆積していれば、エアーコンプレッサ
ー、ブラシなどの清掃手段によりストックを除去するの
である。このように、前面ドアー及びロールカバーはフ
レームと固定するボルトが不要であるから、ネジの取り
外し作業も不要で、メンテナンスが短時間で終了し、作
業も簡単なものになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は複式の製粉用ロール機の中央縦断面
図であって、符号1はロール機であり、1つのフレーム
2を中仕切板3などによって中央で仕切り、それぞれ1
対のロール4,5を対称的に備えたものである。一対の
ロール4,5はパックとして一体的に形成されており、
ロール4,5に軸受、ハウジング、シール、スプリン
グ、ロール間隙調節装置などを付属してロール交換を速
やかに行うことができるものである。
【0012】前記ロールパックの構成について詳細に述
べると、フレーム2の中仕切板3寄りに移動軸受6を、
フレーム2の中仕切板3の外側寄りに固定軸受7を各々
配設し、移動軸受6に低速用ロールを、固定軸受7に高
速用ロールを各々軸着したもので、固定軸受7はボルト
によってフレーム2に固着される一方、移動軸受6は、
固定軸受7側の約半分が分割ケース6aに形成され、移
動軸受6に対してボルトで着脱自在に固定される。更
に、移動軸受6の下端部には、ロール開閉用偏心輪8を
介してフレーム2に枢着し、該偏心輪8の主軸9に軸着
したアーム10にロール開閉用エアシリンダ11を連結
したロール間隙調節手段12が設けられている。移動軸
受6の上端部は、ロール間隙微調節手段13とロール調
節用偏心輪14及びばね15を介して連結されている。
【0013】そして、フレーム2上部と接続する前面壁
16,16は、上記のような構成のロール・パックをフ
レーム2から速やかに載せ換え及び交換ができるよう、
フレーム2との取り付けをボルトが不要な嵌め込み式に
するとよい。
【0014】ロール4,5下方のカバー17で囲まれた
挽砕室18は、その下部を流出ホッパー19となし、流
出ホッパー19内には挽砕後のストックを輸送する輸送
用パイプ20を臨ませてある。更に、挽砕室18内に
は、一対のロール4,5に付着するストックを掻き落と
すブラシ・スクレーパー21,21が各々設けてある。
該スクレーパー21は、支持体22によりロール4,5
の表面に当接している。
【0015】ロール4,5の傾斜上方側には、前面ドア
ー23が設けられ、該前面ドアー23と中仕切板3との
間は、ストック供給手段が設けてある。ストック供給手
段としては、ストック供給筒24で形成されるストック
供給室25と、ストック供給室25と連絡する供給ホッ
パー26と、ストックをロールに薄層で供給する前後一
対のフィードロール27,28と、該一対のフィードロ
ールのうち、前側フィードロール28上にあるフィーダ
ーゲート板29と、前記供給ホッパー26側方に設けた
ガイドプレート30と、前側フィードロール28から排
出された薄層のストックを粉砕用のメインロール4,5
に流下させる案内シュート31とから構成される。符号
44は、フィーダーゲート板開閉用シリンダである。
【0016】前記一対のフィードロール27,28は1
番ブレーキ以外のブレーキストック用のフィードロール
であるため、後側フィードロール27がロールに代わり
スクリューコンベアが用いられる。また、前記フィーダ
ーゲート板29には、前側フィードロール28への押圧
力を調整してストックの流量の調節ができる調節ハンド
ル32を備えている。
【0017】前記一対のメインロール4,5の外周は、
複数のロールカバーにより覆われている。つまり、メイ
ンロール4,5の上方は上部カバー33により覆われ、
固定ロール4側は外側カバー34により覆われ、移動ロ
ール5側は内側カバー35により覆われ、固定ロール4
下方は下部カバー36により覆われている。
【0018】前記上部カバーは、メインロール4,5に
手が触れるのを防止するメインロールカバー37と、前
記案内シュート31の経路間で手が触れるのを防止する
フィードロールカバー38とに2分割され、メインロー
ルカバー37と前記フィードロールカバー38との間に
第1支点軸39を設け、メインロールカバー37がフィ
ードロールカバー38側へ折り畳む(矢印A方向へ符号
37’のように折り畳む)ことが可能に形成されてい
る。また、フィードロールカバー38は、その上部に第
2支点軸40を設け、メインロールカバー37を折り畳
んだ状態で上方に回動する(矢印B方向へ符号38’の
ように回動する)ことが可能に形成されている。符号4
1はフィードロールカバー38上部から垂下させて前記
案内シュート31を覆う案内シュートカバーであり、該
案内シュートカバー41の先端部は、多数の長孔により
袋状物や手の巻き込みを防止するフィンガーガード42
が設けてあり、図3乃至図5によって詳細に示されてい
る。
【0019】ロール4,5の傾斜上方側に設けた前面ド
アー23は、その上部とフレーム2とを連絡するヒンジ
43が取り付けられてあり、前面ドアー23の下端が手
前側から上方側に回動して(矢印C方向へ符号23’の
ように回動する)完全開放されて上方で自立するように
形成されている。
【0020】以下、上記構成における作用を説明する。
【0021】空気搬送などにより製粉用ロール機1のス
トック供給室25に供給された精白麦は、フィーダーゲ
ート板開閉用シリンダ44及びフィーダーゲート調節ハ
ンドル32によりフィーダーゲート板29が適度に開放
されることによって、フィードロール27,28及び案
内シュート31を経てブレーキ系統となるメインロール
4,5の間隙に投入される。そして、ロール4,5は、
ロール間隙調節手段12により予め設定されたロール間
隙となるように調節される。すなわち、ロール開閉用エ
アシリンダ11が上方に移動してアーム10及び分割ケ
ース6aを作動させ、ロール間隙を狭めるように移動ロ
ール5を固定ロール4方行に移動させるのである。
【0022】ロール4,5に供給された精白麦は、固定
ロール4と移動ロール5との周速度差により、せん断さ
れ、引きちぎられる。このときの固定ロール4と移動ロ
ール5との周速度差としては、例えば、2.5対1にす
れば、せん断の効率がよくなる。このように一対のロー
ル4,5により破砕されてストックとなった精白麦は、
ロール4,5下方の挽砕室18に流出し、輸送用パイプ
20から吸引されて図外のシフターに投入され、粒度に
より分別が行われることになる。
【0023】稼働中の一対のロール4,5の表面は、ス
トックとの摩擦のため温度が上昇し、これにより、スト
ック微粉がロール表面に付着して目立てロールの目を潰
す虞(おそれ)があるので、支持体22により当接した
ブラシ・スクレーパ21によりストックの付着が防止さ
れる。
【0024】以上のような粉砕工程が終了すると、製粉
用ロール機1のメンテナンス(保守)作業が行われる。
このメンテナンス作業は、ロール機1の故障の早期発見
や機械の破損の防止、清掃などを行うもので、本実施形
態では保守点検を毎日実施する必要のあるスクレーパ
ー、フィーダ部、メインロール部に堆積した残ストック
の除去について図面を参照しながら説明する。
【0025】図2はメインロールカバーの折り畳み及び
フィードロールカバーの上方への回動を表す概略作用図
であり、図3はロールカバーを覆っているときの状態を
示す概略斜視図であり、図4はメインロールカバーを折
り畳んだ状態を示す概略斜視図であり、図5はフィード
ロールカバーを上方へ回動した状態を示す概略斜視図で
ある。
【0026】ロール機1に溜まった残ストックを除去す
るために、まず、図1の符号23に示す前面ドアー23
下端部を手前側から上方側に回動して(矢印C方向へ符
号23’のように回動する)、完全開放し、上方で自立
するように固定しておく。これにより、ネジを取り外す
作業を省略して簡単に前面ドアー23を開放することが
できる。
【0027】この前面ドアー23を開放すると、メイン
ロール4,5のロールカバー33,34が露出された状
態になる(図2(A)及び図3参照)。そして、メイン
ロール4上方の上部カバー33は、外側カバー34に載
置されているだけであるから、メインロールカバー37
を簡単にフィードロールカバー38側へ折り畳むことが
できる(図2(B)及び図4参照)。更に、第2支点軸
40を中心にしてメインロールカバー37を折り畳んだ
状態でフィードロールカバー37を上方に回動すること
ができる(図2(C)及び図5参照)。
【0028】フィードロールカバー37を上方に回動し
た状態では(図2(C)及び図5)、前側フィーダロー
ル28、メインロール4,5、案内シュート31が露出
することになる。
【0029】そして、作業者は前側フィーダーロール2
8、案内シュート31、更にはフィーダーゲート板29
などフィーダー構成部品の周辺にストックが堆積してい
れば、エアーコンプレッサー、ブラシなどの清掃手段に
よりストックを除去する。また、フィーダー構成部品が
むき出しであるから、供給ホッパー26に溜まった残ス
トック、ごみなども容易に除去することができる。フィ
ーダーゲート板29については、支点軸を点検し、摩耗
による過度の遊びがないように自由に回転するか否か点
検を行う。メインロール4,5については、ストック微
粉がロール表面に付着して目立ロールの目が潰れている
か否か点検する。目が潰れていればブラシ・スクレーパ
21の動作が不適正であるので、修正する必要がある。
この修正として、まず、嵌め込み式の前面壁16及び下
部カバー36をフレーム2から取り外し、次に、ブラシ
・スクレーパ21にストックが堆積していれば、エアコ
ンプレッサーなどで除去するとともに、ブラシ・スクレ
ーパ21とロール4,5との当接位置の調整を行い、必
要に応じてブラシ・スクレーパ21の交換を行うとよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前記ロー
ル傾斜上方側に設けた前面ドアーは、該前面ドアー上部
と前記フレームとの間にヒンジを取り付けて、前記前面
ドアー下端が手前側から上方側に回動して上方側にて自
立するように形成するとともに、前記ロール外周を覆う
ロールカバーは、前記ロール上部を覆うメインロールカ
バーと、前記ストック供給手段を覆うフィードロールカ
バーとに形成し、前記メインロールカバーと前記フィー
ドロールカバーとの間に第1支点軸を介設して、前記メ
インロールカバーを前記フィードロールカバー側へ折り
畳み可能な構成とし、前記フィードロールカバーを上方
に回動した際、前記一対のロール表面及び前記ストック
供給手段の各構成部品を露出させて堆積した残ストック
が除去できるように、前記フィードロールカバー上部に
は、前記フレームとの間に第2支点軸を設けて前記メイ
ンロールカバーを折り畳んだ状態で上方に回動可能な構
成とするので、作業者が前面ドアー下端を手前側から上
方側に回動して上方側にて自立させ、ロール機の前面ド
アーを開放すると、一対のロールを覆うロールカバーが
露出される。この状態からメインロールカバーをフィー
ドロールカバー側へ折り畳み、更に、メインロールカバ
ーを折り畳んだ状態でフィードロールカバーを上方に回
動すると、ストック供給手段の構成部品であるフィーダ
ーゲート板、前側フィーダロール、メインロール及び案
内シュートが露出することになる。
【0031】そして、作業者はフィーダーゲート板、前
側フィーダーロール及び案内シュートなどの構成部品の
周辺にストックが堆積していれば、エアーコンプレッサ
ー、ブラシなどの清掃手段によりストックを除去するの
である。このように、前面ドアー及びロールカバーはフ
レームと固定するボルトが不要であるから、ネジの取り
外し作業も不要で、メンテナンスが短時間で終了し、作
業も簡単なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製粉用ロール機の中央縦断面図であ
る。
【図2】メインロールカバーの折り畳み及びフィードロ
ールカバーの上方への回動を表す概略作用図である。
【図3】ロールカバーを覆っているときの状態を示す概
略斜視図である。
【図4】メインロールカバーを折り畳んだ状態を示す概
略斜視図である。
【図5】フィードロールカバーを上方へ回動した状態を
示す概略斜視図である。
【図6】従来の製粉用ロール機の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロール機 2 フレーム 3 中仕切板 4 ロール 5 ロール 6 移動軸受 7 固定軸受 8 ロール開閉用偏心輪 9 主軸 10 アーム 11 ロール開閉用エアシリンダ 12 ロール間隙調節手段 13 ロール間隙微調節手段 14 ロール調節用偏心輪 15 ばね 16 前面壁 17 カバー 18 挽砕室 19 流出ホッパー 20 輸送用パイプ 21 ブラシ・スクレーパー 22 支持体 23 前面ドアー 24 ストック供給筒 25 ストック供給室 26 供給ホッパー 27 フィードロール 28 フィードロール 29 フィーダーゲート板 30 ガイドプレート 31 案内シュート 32 調節ハンドル 33 上部カバー 34 外側カバー 35 内側カバー 36 下部カバー 37 メインロールカバー 38 フィードロールカバー 39 第1支点軸 40 第2支点軸 41 案内シュートカバー 42 フィンガーガード 43 ヒンジ 44 フィーダーゲート板開閉用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 敦士 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内 (72)発明者 岡元 健志 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内 Fターム(参考) 4D063 CC01 CC06 GA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に少なくとも一対のロールを
    有し、該一対のロールの各々を異なる周速度で駆動させ
    るとともに、該一対のロールのロール間隙を調節するロ
    ール間隙調節装置と、原料ストックを前記一対のロール
    間に薄層で供給するストック供給手段とを備えた製粉用
    ロール機であって、前記ロール傾斜上方側に設けた前面
    ドアーは、該前面ドアー上部と前記フレームとの間にヒ
    ンジを取り付けて、前記前面ドアー下端が手前側から上
    方側に回動して上方側にて自立するように形成するとと
    もに、前記ロール外周を覆うロールカバーは、前記ロー
    ル上部を覆うメインロールカバーと、前記ストック供給
    手段を覆うフィードロールカバーとに形成し、前記メイ
    ンロールカバーと前記フィードロールカバーとの間に第
    1支点軸を介設して、前記メインロールカバーを前記フ
    ィードロールカバー側へ折り畳み可能な構成とし、前記
    フィードロールカバーを上方に回動した際、前記一対の
    ロール表面及び前記ストック供給手段の各構成部品を露
    出させて堆積した残ストックが除去できるように、前記
    フィードロールカバー上部には、前記フレームとの間に
    第2支点軸を設けて前記メインロールカバーを折り畳ん
    だ状態で上方に回動可能な構成としたことを特徴とする
    製粉用ロール機。
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Cited By (1)

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