JP4552170B2 - 製粉用ロール機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、穀物、特に小麦を粉砕する製粉用ロール機に関し、稼動後のメンテナンス時に、ロール機に堆積した残ストックを容易に除去することが可能な製粉用ロール機に関する。
【0002】
【従来の技術】
製粉工場で用いられる製粉用ロール機101は(図6参照)、フレーム102内に一対のロール103,104を2組有した、いわゆる複式ロール機がよく知られており、該複式ロール機はそれぞれ一対のロール103,104が中仕切105によって独立の働きをするように区分されている。また、このような製粉用ロール機は、ロール軸106,107の中心を結ぶ線が水平となるように配置してあり、ストックをフィードするのに有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示す製粉用ロール機では、稼動後のメンテナンス時に供給ホッパー108、フィーダーゲート板109、フィーダーロール110,111、案内シュート112及びロール103,104間に堆積した残ストックを除去し、清掃する必要があるが、従来はこの作業手順として、まず、フレーム102上部に位置する外側ドアー113とサイドカバー(図示ぜず)を取り外す必要がある。
【0004】
従来の製粉用ロール機においては、前記外側ドアー113を取り外す際、該ドアー113がフレーム102に多数のボルトによりネジ止めされ、また、サイドカバーもフレーム102に多数のボルトによりネジ止めされていた。このネジの取り外し作業は多数のボルトであれば、長時間を要し、作業も煩わしいものであった。そして、この外側ドアー113及びサイドカバーの取り外し作業が終了すると、フィーダーゲート板109、フィーダーロール110,111、案内シュート112などの部品が外側ドアー113開口部から露出することになり、作業者は外側ドアー113開口部からフレーム102内に手を入れて、各フィーダー構成部品に堆積した残ストックを除去するのである。
【0005】
また、外側ドアー113を取り外すと、一対のロール103,104を覆うロールカバー115が現われるが、メンテナンス時には、このロールカバー115を取り外すこともある。このロールカバー115も同様にフレーム102に多数のボルトで固定されており、また、該カバー115の重量は約11kgと重く、大きさも、例えば1000×300mmと大形であるから、取り外しが重労働であり、取り外したカバーの置き場所を確保する必要もあった。
【0006】
本発明は上記問題点にかんがみ、稼動後のメンテナンス時に、ロール機に堆積した残ストックを容易に除去することが可能な製粉用ロール機を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、フレーム(2)内に少なくとも一対のロール(4,5)を有し、該一対のロール(4,5)の各々を異なる周速度で駆動させるとともに、該一対のロール(4,5)のロール間隙を調節するロール間隙調節装置(12)と、原料ストックを前記一対のロール(4,5)間に薄層で供給するストック供給手段(27,28,29,31,41)とを備えた製粉用ロール機(1)であって、前記ロール(4,5)の傾斜上方側に設けられる前記フレーム(2)を開口するための前面ドアー(23)は、該前面ドアー(23)上部と前記フレーム(2)との間にヒンジ(43)が取り付けられ、前記前面ドアー(23)を開口する際、該前面ドアー(23)下端が手前側から上方側に回動して完全開放時に上方側にて自立するように形成するとともに、前記ロール(4,5)の外周を覆うロールカバー(33)は、前記ロール(4,5)の上部を覆うメインロールカバー(37)と、前記ストック供給手段(27,28,29,31,41)を覆うフィードロールカバー(38)に分割して形成されており、前記メインロールカバー(37)と前記フィードロールカバー(38)の一端側との間には、第1支点軸(39)介設され該第1支点軸(39)を中心に前記メインロールカバー(37)を前記フィードロールカバー(38)側へ折り畳み可能な構成とし、前記一対のロール(4,5)上部及び前記ストック供給手段(27,28,29,31,41)を露出させて堆積した残ストックを除去できるよう、前記フィードロールカバー(38)の他端側上部と前記フレーム(2)内の任意位置との間には、第2支点軸(40)が介設され、該第2支点軸(40)を中心に前記フィードロールカバー(38)を上方に回動する際、前記メインロールカバー(37)を前記フィードロールカバー(38)上に折り畳んだ状態で上方に回動して上方側にて自立するように形成する、という技術的手段を講じた。
【0008】
これにより、作業者が前面ドアー(23)下端を手前側から上方側に回動して上方側にて自立させ、ロール機の前面ドアー(23)を開放すると、一対のロール(4,5)を覆うロールカバー(33)が露出される。この状態から第1支点軸(39)を中心にメインロールカバー(37)をフィードロールカバー(38)側へ折り畳み、更に、メインロールカバー(37)を折り畳んだ状態で第2支点軸(40)を中心にフィードロールカバー(38)を上方に回動すると、一対のロール(4,5)の上部が露出されるとともに、ストック供給手段の構成部品であるフィーダーゲート板(29)、前側フィーダロール(28)及び案内シュート(31)が露出することになる。
【0009】
そして、作業者は一対のロール(4,5)、フィーダーゲート板(29)、前側フィーダーロール(28)及び案内シュート(31)などの構成部品の周辺にストックが堆積していれば、エアーコンプレッサー、ブラシなどの清掃手段によりストックを除去するのである。このように、前面ドアー(23)及びロールカバー(33)はフレーム(2)と固定するボルトが不要であるから、ネジの取り外し作業も不要で、メンテナンスが短時間で終了し、作業も簡単なものになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
図1は複式の製粉用ロール機の中央縦断面図であって、符号1はロール機であり、1つのフレーム2を中仕切板3などによって中央で仕切り、それぞれ1対のロール4,5を対称的に備えたものである。一対のロール4,5はパックとして一体的に形成されており、ロール4,5に軸受、ハウジング、シール、スプリング、ロール間隙調節装置などを付属してロール交換を速やかに行うことができるものである。
【0012】
前記ロールパックの構成について詳細に述べると、フレーム2の中仕切板3寄りに移動軸受6を、フレーム2の中仕切板3の外側寄りに固定軸受7を各々配設し、移動軸受6に低速用ロールを、固定軸受7に高速用ロールを各々軸着したもので、固定軸受7はボルトによってフレーム2に固着される一方、移動軸受6は、固定軸受7側の約半分が分割ケース6aに形成され、移動軸受6に対してボルトで着脱自在に固定される。更に、移動軸受6の下端部には、ロール開閉用偏心輪8を介してフレーム2に枢着し、該偏心輪8の主軸9に軸着したアーム10にロール開閉用エアシリンダ11を連結したロール間隙調節手段12が設けられている。移動軸受6の上端部は、ロール間隙微調節手段13とロール調節用偏心輪14及びばね15を介して連結されている。
【0013】
そして、フレーム2上部と接続する前面壁16,16は、上記のような構成のロールパックをフレーム2から速やかに載せ換え及び交換ができるよう、フレーム2との取り付けをボルトが不要な嵌め込み式にするとよい。
【0014】
ロール4,5下方のカバー17で囲まれた挽砕室18は、その下部を流出ホッパー19となし、流出ホッパー19内には挽砕後のストックを輸送する輸送用パイプ20を臨ませてある。更に、挽砕室18内には、一対のロール4,5に付着するストックを掻き落とすスクレーパー21,21が各々設けてある。該スクレーパー21は、支持体22によりロール4,5の表面に当接している。
【0015】
ロール4,5の傾斜上方側には、前面ドアー23が設けられ、該前面ドアー23と中仕切板3との間は、ストック供給手段が設けてある。ストック供給手段としては、ストック供給筒24で形成されるストック供給室25と、ストック供給室25と連絡する供給ホッパー26と、ストックをロールに薄層で供給する前後一対のフィードロール27,28と、該一対のフィードロールのうち、前側フィードロール28上にあるフィーダーゲート板29と、前記供給ホッパー26側方に設けたガイドプレート30と、前側フィードロール28から排出された薄層のストックを粉砕用のメインロール4,5に流下させる案内シュート31とから構成される。符号44は、フィーダーゲート板開閉用シリンダである。
【0016】
前記一対のフィードロール27,28は1番ブレーキ以外のブレーキストック用のフィードロールであるため、後側フィードロール27がロールに代わりスクリューコンベアが用いられる。また、前記フィーダーゲート板29には、前側フィードロール28への押圧力を調整してストックの流量の調節ができる調節ハンドル32を備えている。
【0017】
前記一対のメインロール4,5の外周は、複数のロールカバーにより覆われている。つまり、メインロール4,5の上方は上部カバー33により覆われ、固定ロール4側は外側カバー34により覆われ、移動ロール5側は内側カバー35により覆われ、固定ロール4下方は下部カバー36により覆われている。
【0018】
前記上部カバーは、メインロール4,5に手が触れるのを防止するメインロールカバー37と、前記案内シュート31の経路間で手が触れるのを防止するフィードロールカバー38とに2分割され、メインロールカバー37と前記フィードロールカバー38との間に第1支点軸39を設け、メインロールカバー37がフィードロールカバー38側へ折り畳む(矢印A方向へ符号37’のように折り畳む)ことが可能に形成されている。また、フィードロールカバー38は、その上部に第2支点軸40を設け、メインロールカバー37を折り畳んだ状態で上方に回動する(矢印B方向へ符号38’のように回動する)ことが可能に形成されている。符号41はフィードロールカバー38上部から垂下させて前記案内シュート31を覆う案内シュートカバーであり、該案内シュートカバー41の先端部は、多数の長孔により袋状物や手の巻き込みを防止するフィンガーガード42が設けてあり、図3乃至図5によって詳細に示されている。
【0019】
ロール4,5の傾斜上方側に設けた前面ドアー23は、その上部とフレーム2とを連絡するヒンジ43が取り付けられてあり、前面ドアー23の下端が手前側から上方側に回動して(矢印C方向へ符号23’のように回動する)完全開放されて上方で自立するように形成されている。
【0020】
以下、上記構成における作用を説明する。
【0021】
空気搬送などにより製粉用ロール機1のストック供給室25に供給された精白麦は、フィーダーゲート板開閉用シリンダ44及びフィーダーゲート調節ハンドル32によりフィーダーゲート板29が適度に開放されることによって、フィードロール27,28及び案内シュート31を経てブレーキ系統となるメインロール4,5の間隙に投入される。そして、ロール4,5は、ロール間隙調節手段12により予め設定されたロール間隙となるように調節される。すなわち、ロール開閉用エアシリンダ11が上方に移動してアーム10及び分割ケース6aを作動させ、ロール間隙を狭めるように移動ロール5を固定ロール4方行に移動させるのである。
【0022】
ロール4,5に供給された精白麦は、固定ロール4と移動ロール5との周速度差により、せん断され、引きちぎられる。このときの固定ロール4と移動ロール5との周速度差としては、例えば、2.5対1にすれば、せん断の効率がよくなる。このように一対のロール4,5により破砕されてストックとなった精白麦は、ロール4,5下方の挽砕室18に流出し、輸送用パイプ20から吸引されて図外のシフターに投入され、粒度により分別が行われることになる。
【0023】
稼働中の一対のロール4,5の表面は、ストックとの摩擦のため温度が上昇し、これにより、ストック微粉がロール表面に付着して目立てロールの目を潰す虞(おそれ)があるので、支持体22により当接したスクレーパー21によりストックの付着が防止される。
【0024】
以上のような粉砕工程が終了すると、製粉用ロール機1のメンテナンス(保守)作業が行われる。このメンテナンス作業は、ロール機1の故障の早期発見や機械の破損の防止、清掃などを行うもので、本実施形態では保守点検を毎日実施する必要のあるスクレーパー、フィーダー部、メインロール部に堆積した残ストックの除去について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図2はメインロールカバーの折り畳み及びフィードロールカバーの上方への回動を表す概略作用図であり、図3はロールカバーを覆っているときの状態を示す概略斜視図であり、図4はメインロールカバーを折り畳んだ状態を示す概略斜視図であり、図5はフィードロールカバーを上方へ回動した状態を示す概略斜視図である。
【0026】
ロール機1に溜まった残ストックを除去するために、まず、図1の符号23に示す前面ドアー23下端部を手前側から上方側に回動して(矢印C方向へ符号23’のように回動する)、完全開放し、上方で自立するように固定しておく。これにより、ネジを取り外す作業を省略して簡単に前面ドアー23を開放することができる。
【0027】
この前面ドアー23を開放すると、メインロール4,5のロールカバー33,34が露出された状態になる(図2(A)及び図3参照)。そして、メインロール4上方の上部カバー33は、外側カバー34に載置されているだけであるから、メインロールカバー37を簡単にフィードロールカバー38側へ折り畳むことができる(図2(B)及び図4参照)。更に、第2支点軸40を中心にしてメインロールカバー37を折り畳んだ状態でフィードロールカバー37を上方に回動することができる(図2(C)及び図5参照)。
【0028】
フィードロールカバー37を上方に回動した状態では(図2(C)及び図5)、前側フィーダロール28、メインロール4,5、案内シュート31が露出することになる。
【0029】
そして、作業者は前側フィーダーロール28、案内シュート31、更にはフィーダーゲート板29などフィーダー構成部品の周辺にストックが堆積していれば、エアーコンプレッサー、ブラシなどの清掃手段によりストックを除去する。また、フィーダー構成部品がむき出しであるから、供給ホッパー26に溜まった残ストック、ごみなども容易に除去することができる。フィーダーゲート板29については、支点軸を点検し、摩耗による過度の遊びがないように自由に回転するか否か点検を行う。メインロール4,5については、ストック微粉がロール表面に付着して目立ロールの目が潰れているか否か点検する。目が潰れていればスクレーパー21の動作が不適正であるので、修正する必要がある。この修正として、まず、嵌め込み式の前面壁16及び下部カバー36をフレーム2から取り外し、次に、スクレーパー21にストックが堆積していれば、エアコンプレッサーなどで除去するとともに、スクレーパー21とロール4,5との当接位置の調整を行い、必要に応じてスクレーパー21の交換を行うとよい。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、フレーム(2)内に少なくとも一対のロール(4,5)を有し、該一対のロール(4,5)の各々を異なる周速度で駆動させるとともに、該一対のロール(4,5)のロール間隙を調節するロール間隙調節装置(12)と、原料ストックを前記一対のロール(4,5)間に薄層で供給するストック供給手段(27,28,29,31,41)とを備えた製粉用ロール機(1)であって、前記ロール(4,5)の傾斜上方側に設けられる前記フレーム(2)を開口するための前面ドアー(23)は、該前面ドアー(23)上部と前記フレーム(2)との間にヒンジ(43)が取り付けられ、前記前面ドアー(23)を開口する際、該前面ドアー(23)下端が手前側から上方側に回動して完全開放時に上方側にて自立するように形成するとともに、前記ロール(4,5)の外周を覆うロールカバー(33)は、前記ロール(4,5)の上部を覆うメインロールカバー(37)と、前記ストック供給手段(27,28,29,31,41)を覆うフィードロールカバー(38)に分割して形成されており、前記メインロールカバー(37)と前記フィードロールカバー(38)の一端側との間には、第1支点軸(39)介設され該第1支点軸(39)を中心に前記メインロールカバー(37)を前記フィードロールカバー(38)側へ折り畳み可能な構成とし、前記一対のロール(4,5)上部及び前記ストック供給手段(27,28,29,31,41)を露出させて堆積した残ストックを除去できるよう、前記フィードロールカバー(38)の他端側上部と前記フレーム(2)内の任意位置との間には、第2支点軸(40)が介設され、該第2支点軸(40)を中心に前記フィードロールカバー(38)を上方に回動する際、前記メインロールカバー(37)を前記フィードロールカバー(38)上に折り畳んだ状態で上方に回動して上方側にて自立するように形成したので、作業者が前面ドアー(23)下端を手前側から上方側に回動して上方側にて自立させ、ロール機の前面ドアー(23)を開放すると、一対のロール(4,5)を覆うロールカバー(33)が露出される。この状態から第1支点軸(39)を中心にメインロールカバー(37)をフィードロールカバー(38)側へ折り畳み、更に、メインロールカバー(37)を折り畳んだ状態で第2支点軸(40)を中心にフィードロールカバー(38)を上方に回動すると、一対のロール(4,5)の上部が露出されるとともに、ストック供給手段の構成部品であるフィーダーゲート板(29)、前側フィーダロール(28)及び案内シュート(31)が露出することになる。
【0031】
そして、作業者は一対のロール(4,5)、フィーダーゲート板(29)、前側フィーダーロール(28)及び案内シュート(31)などの構成部品の周辺にストックが堆積していれば、エアーコンプレッサー、ブラシなどの清掃手段によりストックを除去するのである。このように、前面ドアー(23)及びロールカバー(33)はフレーム(2)と固定するボルトが不要であるから、ネジの取り外し作業も不要で、メンテナンスが短時間で終了し、作業も簡単なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製粉用ロール機の中央縦断面図である。
【図2】メインロールカバーの折り畳み及びフィードロールカバーの上方への回動を表す概略作用図である。
【図3】ロールカバーを覆っているときの状態を示す概略斜視図である。
【図4】メインロールカバーを折り畳んだ状態を示す概略斜視図である。
【図5】フィードロールカバーを上方へ回動した状態を示す概略斜視図である。
【図6】従来の製粉用ロール機の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロール機
2 フレーム
3 中仕切板
4 ロール
5 ロール
6 移動軸受
7 固定軸受
8 ロール開閉用偏心輪
9 主軸
10 アーム
11 ロール開閉用エアシリンダ
12 ロール間隙調節手段
13 ロール間隙微調節手段
14 ロール調節用偏心輪
15 ばね
16 前面壁
17 カバー
18 挽砕室
19 流出ホッパー
20 輸送用パイプ
21 スクレーパー
22 支持体
23 前面ドアー
24 ストック供給筒
25 ストック供給室
26 供給ホッパー
27 フィードロール
28 フィードロール
29 フィーダーゲート板
30 ガイドプレート
31 案内シュート
32 調節ハンドル
33 上部カバー
34 外側カバー
35 内側カバー
36 下部カバー
37 メインロールカバー
38 フィードロールカバー
39 第1支点軸
40 第2支点軸
41 案内シュートカバー
42 フィンガーガード
43 ヒンジ
44 フィーダーゲート板開閉用シリンダ

Claims (1)

  1. フレーム(2)内に少なくとも一対のロール(4,5)を有し、該一対のロール(4,5)の各々を異なる周速度で駆動させるとともに、該一対のロール(4,5)のロール間隙を調節するロール間隙調節装置(12)と、原料ストックを前記一対のロール(4,5)間に薄層で供給するストック供給手段(27,28,29,31,41)とを備えた製粉用ロール機(1)であって、
    前記ロール(4,5)の傾斜上方側に設けられる前記フレーム(2)を開口するための前面ドアー(23)は、該前面ドアー(23)上部と前記フレーム(2)との間にヒンジ(43)が取り付けられ、前記前面ドアー(23)を開口する際、該前面ドアー(23)下端が手前側から上方側に回動して完全開放時に上方側にて自立するように形成するとともに、
    前記ロール(4,5)の外周を覆うロールカバー(33)は、前記ロール(4,5)の上部を覆うメインロールカバー(37)と、前記ストック供給手段(27,28,29,31,41)を覆うフィードロールカバー(38)に分割して形成されており
    前記メインロールカバー(37)と前記フィードロールカバー(38)の一端側との間には、第1支点軸(39)介設され該第1支点軸(39)を中心に前記メインロールカバー(37)を前記フィードロールカバー(38)側へ折り畳み可能な構成とし、
    前記一対のロール(4,5)上部及び前記ストック供給手段(27,28,29,31,41)を露出させて堆積した残ストックを除去できるよう、前記フィードロールカバー(38)の他端側上部と前記フレーム(2)内の任意位置との間には、第2支点軸(40)が介設され、該第2支点軸(40)を中心に前記フィードロールカバー(38)を上方に回動する際、前記メインロールカバー(37)を前記フィードロールカバー(38)上に折り畳んだ状態で上方に回動して上方側にて自立するように形成したことを特徴とする製粉用ロール機。
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