JP2002169487A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置及び電子機器

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JP2002169487A
JP2002169487A JP2001261571A JP2001261571A JP2002169487A JP 2002169487 A JP2002169487 A JP 2002169487A JP 2001261571 A JP2001261571 A JP 2001261571A JP 2001261571 A JP2001261571 A JP 2001261571A JP 2002169487 A JP2002169487 A JP 2002169487A
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善夫 山口
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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    • G02F1/13452Conductors connecting driver circuitry and terminals of panels

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気光学装置において、接続線に関するコロ
ージョン等といった不良の発生を抑制しつつ、装置全体
の小型化を達成する。 【解決手段】 互いに重ね合される第1の基板及び第2
の基板と、第1の基板及び第2の基板を表示領域の周囲
で接合するシール材6と、第2の基板から張り出して形
成された第1の基板の張出し部に設けられた複数の接続
端子71と、第1の基板上に設けられ、表示領域と複数
の接続端子71とを接続する複数の接続線70とを備え
る電気光学装置である。シール材6の内側における接続
線119bの間隔が、シール材6の外側における接続線
70の間隔よりも小さく設定される。シール材6の外側
において接続線70にコロージョンが発生するのを防止
し、シール材6の内側では接続線70の間隔を小さくし
て液晶装置の外形形状を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール材の内側に
形成された表示領域とシール材の外側に形成された接続
端子とを複数の接続線により接続して成る電気光学装置
及びそれを用いる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一対の基板間に液晶を封入した液晶装置
では、表示領域の周囲に配置されたシール材により一対
の基板を重ね合わせて接合している。一対の基板間のシ
ール材の内側の領域には液晶が封入される。マトリクス
タイプの液晶装置では、表示領域に平行に配置された複
数の表示ラインのそれぞれに、基板上に形成された接続
線の一端が接続され、その接続線がシール材の外側まで
引き出される。接続線の他端には接続端子が形成され、
いわゆるCOG(Chip On Glass)タイプの液晶装置で
はその接続端子に液晶パネル駆動用ICの出力端子、す
なわちバンプが接続される。
【0003】一般に、液晶パネル駆動用ICのバンプの
間隔と、表示領域の表示ラインの間隔は同一でないた
め、それらバンプとそれら表示ラインとをつなぐ接続線
の間隔は、バンプから表示ラインに向けて、あるいはそ
の逆の方向に向けて、広がるような形状に形成される。
【0004】なお、本明細書で、「間隔」とは、互いに
隣り合う物体間のピッチをいう。また、「間隙幅」と
は、互いに隣り合う物体の間に形成される間隙の幅をい
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、液晶パネル駆動
用ICのバンプの間隔は表示領域の幅に関わりなく定め
られている。このため、表示領域の幅又は面積が大きく
設定されている場合には、表示領域を構成する表示ライ
ンの間隔と、液晶パネル駆動用ICのバンプの間隔との
差が著しく拡大する。特に、液晶パネル駆動用ICのバ
ンプの間隔が狭い仕様のものを用いる場合には、さらに
この間隔の差が顕著となる。
【0006】これらの間隔の差は、接続線の間隔が所定
の方向に向けて広がるように接続線を斜めに形成するこ
とにより無くすことができるが、接続線の傾斜角度には
限界がある。すなわち、傾斜角度を大きくし過ぎれば、
接続線の間隔が狭まることにより、特に隣り合った接続
線間の間隙幅が狭まり、このため、コロージョン等とい
った不良発生のおそれがある。つまり、接続線の傾斜角
度を大きくすることには限度がある。
【0007】また、接続線の傾斜角度を小さくすれば上
記のようなコロージョンの問題は解消するが、この場合
には、傾斜角度を小さくするほど表示領域と液晶パネル
駆動用ICとの間の距離が大きくなって表示領域の周囲
に必要な実装スペースが拡大し、表示領域に対して液晶
装置が大型になってしまうという問題がある。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであって、コロージョン等といった不良の発生を抑
制しつつ、小型化を達成できる電気光学装置及び電子機
器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1) 上記の目的を達
成するため、本発明に係る電気光学装置は、互いに重ね
合される第1の基板及び第2の基板と、前記第1の基板
及び前記第2の基板を表示領域の周囲で接合するシール
材と、前記第2の基板から張り出して形成された前記第
1の基板の張出し部に設けられた複数の接続端子と、前
記第1の基板上に設けられ、前記表示領域と前記複数の
接続端子とを接続する複数の接続線とを備え、前記シー
ル材の内側における前記接続線の間隔が、前記シール材
の外側における前記接続線の間隔よりも小さいことを特
徴とする。
【0010】この電気光学装置によれば、シール材の内
側における接続線の間隔が、シール材の外側における接
続線の間隔よりも小さいので、コロージョン等といった
不良が発生するおそれのあるシール材の外側の領域で
は、接続線の間隔を大きくでき、結果的に接続線の間隙
幅を大きくすることができ、これにより、コロージョン
等の発生を防止できる。
【0011】他方、コロージョン等といった不良が発生
するおそれのないシール材の内側の領域では、接続線の
間隔を小さくすることができ、このように接続線の間隔
を小さくすれば、表示領域と接続端子との間の距離を小
さくすることができる。そしてこれにより、電気光学装
置の平面的な外形形状を小さくすることができる。
【0012】つまり、上記構成の電気光学装置によれ
ば、コロージョン等といった不良の発生を抑制しつつ、
電気光学装置の平面的な外形形状を小型にすることがで
きる。なお、上記構成において、シール材の内側の領域
では、接続線の間隔を製造上可能な限りに小さくするこ
と、例えばパターニング工程におけるレジストの解像度
で決まる間隔に設定することができる。また、シール材
の外側の領域では、コロージョン等といった不良の発生
を防止できる程度の接続線間の間隙幅を確保できるよう
に、接続線の間隔を決定することができる。
【0013】また、上記構成において、接続端子には、
電気光学パネル駆動用ICのバンプが接続されても良い
し、あるいは、フレキシブルプリント基板に形成された
端子が接続されても良い。フレキシブルプリント基板に
形成された端子が接続される場合には、接続端子を介し
て電気光学装置が外部回路と接続される。
【0014】上記構成の電気光学装置は、具体的には、
液晶装置、プラズマディスプレイ装置、エレクトロルミ
ネッセンス表示装置等といった各種の電気光学装置に広
く適用できる。
【0015】(2) 次に、本発明に係る他の電気光学
装置は、互いに重ね合される第1の基板及び第2の基板
と、前記第1の基板及び前記第2の基板を表示領域の周
囲で接合するシール材と、前記第2の基板から張り出し
て形成された前記第1の基板の張出し部に設けられた複
数の接続端子と、前記第1の基板上に設けられ、前記表
示領域に形成された複数の表示ラインの各々と前記複数
の接続端子の各々とを接続する複数の接続線とを備え、
前記シール材の内側における前記接続線の間隔が、前記
シール材の外側における前記接続線の間隔よりも小さい
ことを特徴とする。
【0016】この構成の電気光学装置は、上記(1)項
に記載した構成の電気光学装置に対して、「表示領域に
複数の表示ラインが形成され、その表示ラインに接続線
が接続される」ことにおいて違いがある。
【0017】この電気光学装置によれば、シール材の内
側における接続線の間隔が、シール材の外側における接
続線の間隔よりも小さいので、コロージョン等といった
不良が発生するおそれのあるシール材の外側の領域で
は、接続線の間隔を大きくでき、結果的に接続線の間隙
幅を大きくすることができ、これにより、コロージョン
等の発生を防止できる。
【0018】他方、コロージョン等といった不良が発生
するおそれのないシール材の内側の領域では、接続線の
間隔を小さくすることができ、このように接続線の間隔
を小さくすれば、表示領域と接続端子との間の距離を小
さくすることができる。そしてこれにより、電気光学装
置の平面的な外形形状を小さくすることができる。
【0019】つまり、上記構成の電気光学装置によれ
ば、コロージョン等といった不良の発生を抑制しつつ、
電気光学装置の平面的な外形形状を小型にすることがで
きる。なお、上記構成において、シール材の内側の領域
では、接続線の間隔を製造上可能な限りに小さくするこ
と、例えばパターニング工程におけるレジストの解像度
で決まる間隔に設定することができる。また、シール材
の外側の領域では、コロージョン等といった不良の発生
を防止できる程度の接続線間の間隙幅を確保できるよう
に、接続線の間隔を決定することができる。
【0020】また、上記構成において、接続端子には、
電気光学パネル駆動用ICのバンプが接続されても良い
し、あるいは、フレキシブルプリント基板に形成された
端子が接続されても良い。フレキシブルプリント基板に
形成された端子が接続される場合には、接続端子を介し
て電気光学装置が外部回路と接続される。
【0021】上記構成の電気光学装置は、具体的には、
液晶装置、プラズマディスプレイ装置、エレクトロルミ
ネッセンス表示装置等といった各種の電気光学装置に広
く適用できる。
【0022】(3) 次に、本発明に係る他の電気機械
装置は、上記(2)項に記載した構成の電気光学装置に
おいて、前記シール材の内側における前記接続線の前記
表示ラインに対する傾斜角度が、前記シール材の外側に
おける前記接続線の前記表示ラインに対する傾斜角度よ
りも大きいことを特徴とする。
【0023】この場合には、シール材の内側では、表示
ラインの延設方向に関する接続線の長さを抑えつつ、接
続線の間隔を大幅に変換することができる。また、シー
ル材の外側では接続線の間隔を拡大できる。
【0024】(4) 次に、本発明に係る他の電気光学
装置は、上記(2)項又は上記(3)項に記載した構成
の電気光学装置において、前記接続端子の間隔が、前記
表示ラインの間隔よりも小さいことを特徴とする (5) 次に、本発明に係る他の電気光学装置は、上記
(1)項から上記(4)項に記載した構成の電気光学装
置において、前記接続端子には電気光学パネル駆動用I
Cの出力端子が接続されることを特徴とする。この場
合、接続端子の間隔は電気光学パネル駆動用ICの出力
端子の間隔と同一とされる。なお、電気光学パネルとし
ては、液晶パネル、有機ELパネル等が考えられる。
【0025】(6) 次に、本発明に係る他の電気光学
装置は、上記(1)項から上記(5)項に記載した構成
の電気光学装置において、前記シール材の外側における
前記接続線間の間隙幅が、前記シール材の内側における
前記接続線間の間隙幅よりも大きいことを特徴とする。
この場合には、シール材の外側における接続線間の間隙
幅を拡大することにより、コロージョン等といった不良
の発生を効果的に防止できる。
【0026】(7) 次に、本発明に係る電子機器は、
電気光学装置と、該電気光学装置を収容する筐体と、前
記電気光学装置の動作を制御する制御手段とを有する電
子機器において、前記電気光学装置は上記(1)項から
上記(6)項に記載した構成の電気光学装置によって構
成されることを特徴とする。このような電子機器として
は、例えば、携帯電話機、携帯情報端末機等が考えられ
る。
【0027】(8) 次に、本発明に係る他の電気光学
装置は、互いに重ね合される第1の基板及び第2の基板
と、前記第1の基板及び前記第2の基板を表示領域の周
囲で接合するシール材と、該シール材の中に混入された
導通材と、前記第2の基板から張り出して形成された前
記第1の基板の張出し部に設けられた複数の接続端子
と、前記第1の基板上に設けられ、前記複数の接続端子
に接続し、前記シール材を通過して延びる複数の接続線
とを備え、前記シール材の内側における前記接続線の間
隔が、前記シール材の外側における前記接続線の間隔よ
りも小さく、さらに前記シール材を通過する前記接続線
の間隔が、前記シール材の内側における前記接続線の間
隔よりも大きいことを特徴とする。
【0028】この電気光学装置によれば、シール材中に
存在する導通材により、第1の基板上に形成された導電
性のパターンと第2の基板上に形成された導電性のパタ
ーンとをその導通材によって導電接続することができ
る。
【0029】また、この電気光学装置によれば、シール
材を通過する部分の接続線の間隔を大きくしたので、シ
ール材を通過する部分の接続線の隣り合うもの同士が、
シール材中に含まれる導通材によってショート、すなわ
ち短絡してしまうことを防止できる。
【0030】(9) 次に、本発明に係る他の電気光学
装置は、基板と、前記基板に支持され、少なくとも表示
領域に配置された電気光学層と、前記電気光学層の周囲
に設けられたシール材と、前記基板の端部に設けられた
複数の接続端子と、前記基板に設けられ、前記表示領域
と前記複数の接続端子とを接続する複数の接続線とを備
え、前記複数の接続線は、前記シール材の内側における
前記接続線の間隔が、前記シール材の外側における前記
接続線の間隔よりも小さくなるように、前記シール材の
外周よりも内側において、屈曲していることを特徴とす
る。
【0031】(10) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、基板と、前記基板に支持され、少なくとも表
示領域に配置された電気光学層と、前記電気光学層の周
囲に設けられたシール材と、前記基板の端部に設けら
れ、所定の方向に沿って配列された複数の接続端子と、
前記基板に設けられ、前記表示領域に形成された複数の
表示ラインの各々と前記複数の接続端子の各々とを接続
する複数の接続線とを備え、前記複数の接続線の各々
は、第1領域と第2領域とを有しており、前記第1領域
は、少なくともその一部が前記シール材の外側に位置す
るとともに、前記所定の方向に対する小さい方の角度と
して第1の角度を成しており、前記第2領域は、前記シ
ール材の内側に位置するとともに、前記所定の方向に対
する小さい方の角度として第2の角度を成しており、前
記第2の角度が前記第1の角度よりも小さく、前記第2
領域における前記接続線の間隔が、前記第1領域におけ
る前記接続線の間隔よりも小さいことを特徴とする。
【0032】(11) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、基板と、前記基板に支持され、少なくとも表
示領域に配置された電気光学層と、前記電気光学層の周
囲に設けられたシール材と、前記基板の端部に設けら
れ、所定の方向に沿って配列された複数の接続端子と、
前記基板に設けられ、前記複数の接続端子に接続される
複数の接続線とを備え、前記複数の接続線の各々は、第
1領域、第2領域及び第3領域を有しており、前記第1
領域は、少なくともその一部が前記シール材の外側に位
置するとともに、前記所定の方向に対する小さい方の角
度として第1の角度を成しており、前記第2領域は、前
記シール材の内側に位置するとともに、前記所定の方向
に対する小さい方の角度として第2の角度を成してお
り、前記第3領域は、前記第1領域及び前記第2領域に
接続されるとともに、前記所定の方向に対する小さい方
の角度として第3の角度を成しており、前記第3の角度
は、前記第1の角度および前記第2の角度よりも大き
く、前記第1の角度および前記第2の角度は互いに異な
っており、前記第2領域における前記接続線の間隔が、
前記第1領域における前記接続線の間隔よりも小さいこ
とを特徴とする。
【0033】(12) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、上記(11)項に記載した構成の電気光学装
置において、前記複数の接続線の各々は、第4領域を更
に有し、前記第4領域は、前記第1領域及び前記接続端
子に接続されるとともに、前記所定の方向に対して略直
交していることを特徴とする。
【0034】この構成の電気光学装置では、図14(a)
に示すように、接続線60の第4領域A4が接続端子6
1の配列方向Yに対して略直角方向に延びることにな
る。これに対し、上記の第4領域を設けない場合には、
図14(b)に示すように、接続線60が接続端子61
の配列方向Yに対して斜めに延びることになる。
【0035】接続線60を駆動用IC68に接続するこ
とを考えれば、接続端子61は駆動用IC68のバンプ
69に接触する。ここで、駆動用IC68の貼り付け位
置が接続端子61の配列方向Yに対して直角方向にずれ
る場合を考えると、バンプ69もそれに応じて、図14
(a)及び図14(b)に矢印Cで示すように接続端子
61の配列方向Yに対して直角方向へ位置ずれする。
【0036】このとき、図14(b)のように接続線6
0が斜めにレイアウトされていると、矢印Cのように位
置ずれしたバンプ69は容易に接続線60の端子61を
外れてしまう。つまり、駆動用IC68の貼り付け位置
の位置ずれに対するマージンを大きくとれない。これに
対し、図14(a)に示すように、接続端子61の配列
方向Yに対して直角方向へ延びる第4領域A4を設ける
ことにすれば、バンプ69が矢印C方向へ位置ずれした
としてもそのバンプ69は容易には接続線60から外れ
ない。つまり、駆動用IC68の貼り付け位置の位置ず
れに対するマージンを大きくとることができる。
【0037】(13) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、上記(12)項に記載した構成の電気光学装
置において、前記第3の角度は略90°であることを特
徴とする。
【0038】(14) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、上記(11)項に記載した構成の電気光学装
置において、前記第2の角度は、前記第1の角度よりも
小さいことを特徴とする。
【0039】(15) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、上記(11)項に記載した構成の電気光学装
置において、前記複数の接続線のうち、互いに隣り合う
2つの前記接続線は、前記第1、第2及び第3領域にお
いて、互いに略平行に配置されていることを特徴とす
る。
【0040】(16) 次に、本発明に係る他の電気光
学装置は、基板と、前記基板に支持され、少なくとも表
示領域に配置された電気光学層と、前記電気光学層の周
囲に設けられたシール材と、前記基板の端部に設けられ
た複数の接続端子と、前記基板に設けられ、前記表示領
域に形成された複数の表示ラインの各々と前記複数の接
続端子の各々とを接続する複数の接続線とを備え、前記
複数の接続線の各々は、第1領域と第2領域とを有して
おり、前記第1領域は、少なくともその一部が前記シー
ル材の外側に位置するとともに、前記表示ラインに対す
る小さい方の角度として第1の角度を成しており、前記
第2領域は、前記シール材の内側に位置するとともに、
前記表示ラインに対する小さい方の角度として第2の角
度を成しており、前記複数の接続線の各々は、前記第2
の角度が前記第1の角度よりも大きくなるように、前記
第1領域と前記第2領域との境界において屈曲している
ことを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】(電気光学装置の第1実施形態)
以下、本発明に係る電気光学装置をアクティブマトリク
スタイプの液晶装置に適用した場合の一実施形態につい
て説明する。
【0042】図1は、電気光学装置の一例である液晶装
置を分解して示す斜視図であり、図2はその液晶装置の
断面図であり、図3はその液晶装置の等価回路図であ
る。また、図4はその液晶装置の表示領域を構成する複
数の画素のうちの1つの構造を示し、特に、(a)はそ
の画素の平面図を示し、(b)は(a)のB−B線に従っ
た断面図を示している。
【0043】図1及び図2に示すように、液晶装置1
は、電気光学パネルとしての液晶パネル2と、液晶パネ
ル2に接続された2つのFPC(Flexible Printed Cir
cuit:フレキシブルプリント基板)3a及び3bと、液
晶パネル2の表示面側(すなわち、図1の下面側)に取
り付けられた導光体4と、導光体4の液晶パネル2の反
対側に設けられた制御基板5とを備える。導光体4の端
部側にはバックライトの光源としてのLED21が設け
られる。
【0044】液晶パネル2は、環状のシール材6によっ
て互いに貼り合わされた一対の基板7a及び7bを有す
る。第1の基板7aのうち第2の基板7bから張り出す
部分の表面には、ACF(Anisotropic Conductive Fil
m:異方性導電膜)9aによって電気光学パネル駆動用
ICとしての液晶パネル駆動用IC8aが実装される。
また、第2の基板7bのうち第1の基板7aから張り出
す部分の表面(すなわち、図1の下側表面)には、AC
F9bによって電気光学パネル駆動用ICとしての液晶
パネル駆動用IC8bが実装される。このように、本実
施形態の液晶装置1は、いわゆるCOG(Chip On Glas
s)タイプの液晶装置として構成されている。
【0045】図1において、FPC3aには端子31が
設けられ、この端子31は液晶パネル2に形成された端
子13aに接続される。また、FPC3bには端子32
が設けられ、この端子32は液晶パネル2に形成された
端子13bに接続される。また、制御基板5には端子3
4が設けられ、この端子34はFPC3aに形成された
端子33に接続される。
【0046】図2に示すように、第1の基板7aの内面
には、矢印A方向から見てドットマトリクス状に配列さ
れた複数の画素電極66が形成され、第1の基板7aの
外面には偏光板12aが貼り付けられる。また、第2の
基板7bの内面には、矢印A方向から見てストライプ状
に形成された複数のデータ線52が形成され、第2の基
板7bの外面には偏光板12bが貼り付けられる。そし
て、第1の基板7a、第2の基板7b及びシール材6に
よって囲まれる間隙、いわゆるセルギャップ内に液晶L
が封入される。
【0047】第1の基板7a及び第2の基板7bには、
必要に応じて各種の光学要素が設けられる。例えば、液
晶Lの配向を揃えるための配向膜が各基板の内面に設け
られる。また、カラー表示を行う場合には、第1の基板
7aに形成された画素電極に対向する部分の第2の基板
7bに、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の
各色にカラーフィルタが所定の配列で形成され、画素電
極に対向しない領域にはブラックマトリクスが形成され
る。通常、カラーフィルタ及びブラックマトリクスの表
面の平滑化及び保護のために平滑化層がコーティングさ
れる。この場合、第2の基板7b側に設けられる対向電
極は平滑層の上に形成される。
【0048】図3に示すように、液晶パネル2には複数
の走査線51が行方向(すなわち、X方向)に形成さ
れ、さらに、複数のデータ線52が列方向(すなわち、
Y方向)に形成される。走査線51とデータ線52との
各交差点に画素53が形成される。各画素53は、液晶
層54とTFD(Thin Film Diode)素子56との直列
接続によって形成される。各走査線51は液晶パネル駆
動用IC8aによって駆動され、各データ線52は液晶
パネル駆動用IC8bによって駆動される。
【0049】走査線51及びTFD素子56は図1及び
図2に示す第1の基板7aの内面に形成され、第1の基
板7aの内面に形成される画素電極66は走査線51に
つながる。一方、データ線52は第2の基板7bの内面
にストライプ状の電極として形成される。第1の基板7
aと第2の基板7bは、1列分の画素電極66と1本の
データ線52とが互いに対向する位置関係となるよう
に、互いに貼り合わされる。このため、液晶層54は、
データ線52と画素電極66とこれらの間に挟まれる液
晶Lによって構成されることになる。
【0050】データ線52及び画素電極66は、例え
ば、ITO(Indium Tin Oxide)等といった透明導電材
によって形成される。但し、画素電極66はAl(アル
ミニウム)等といった光反射性材料によって形成するこ
ともできる。なお、図3ではTFD素子56が走査線5
1の側に接続され、液晶層54がデータ線52の側に接
続されているが、これとは逆に、TFD素子56をデー
タ線の側に接続し、液晶層54を走査線51の側に接続
することもできる。
【0051】液晶装置1は、図4に示すように、いわゆ
るバック・ツー・バック(Back-to-Back)構造と呼ばれ
るMIM素子46を備える。このMIM素子46は、一
対のMIM素子要素46a及び46bを電気的に逆向き
に直列接続することによって形成される。このバック・
ツー・バック構造により、1個のMIM素子要素を用い
る場合に比べて安定したスイッチング特性を得ることが
できる。
【0052】個々のMIM素子要素46a,46bは、
第1金属層42/絶縁層43/第2金属層44から成る
層構造によって形成される。第1金属層42は例えばT
a(タンタル)によって形成され、絶縁層43は例えば
Taによって形成され、第2の金属層44は例え
ばCr(クロム)によって形成される。今、MIM素子
46が液晶パネルのアクティブ素子として用いられる場
合を考えると、一方のMIM素子要素46aの第2の金
属層44が走査電極又は信号電極として作用する信号
線、本実施形態では走査線51につながり、他方のMI
M素子要素46bの第2の金属層44が画素電極66に
つながる。
【0053】図5に示すように、各走査線51にはそれ
ぞれ接続線70の一端が接続される。複数の接続線70
のそれぞれの他端には接続端子71が形成され、これら
の接続端子71は配列方向Yに沿って配列されている。
これらの接続端子71には、液晶パネル駆動用IC8a
(図2参照)の出力端子であるバンプ81がそれぞれA
CF9aを介して接続される。こうして、液晶パネル駆
動用IC8aの出力端子は接続線70を介して走査線5
1に接続される。
【0054】図5は接続線70の形状を概念的に示して
いる。各接続線70は、少なくともその一部がシール材
6の外側に位置する第1領域A1を有する。この第1領
域A1は、接続端子71に近い側で配列方向Yと平行に
延びる境界線L0と、シール材6の内部において配列方
向Yと平行に延びる境界線L1との間にある領域であ
る。また、各接続線70は、シール材6の内側に位置す
る第2領域A2を有する。この第2領域A2は、前記境
界線L1と走査線51の先端との間にある領域である。
なお、複数の接続線70は、第1領域A1及び第2領域
A2の個々の領域内においては互いに平行に配置されて
いる。
【0055】各接続線70の第1領域A1は、接続端子
71の配列方向Yに対して小さい方の角度として第1角
度β1を成している。また、第2領域A2は、配列方向
Yに対して小さい方の角度として第2角度β2を成して
いる。そして、本実施形態の場合、 β1>β2 に設定されている。
【0056】また、図5において、接続線70は、シー
ル材6が設けられた領域を境界として、走査線51に近
接した領域である第2領域A2において走査線51の延
在方向に対して小さい方の角度α2で傾斜する方向に引
き延ばされており、これに対して端子71に近接した第
1領域A1では走査線51の延在方向に対して、小さい
方の角度α1で傾斜する方向に引き延ばされており、そ
して α2>α1 に設定されている。
【0057】接続線70に関する角度を以上のように設
定することにより、複数の接続線70の第2領域A2同
士の間隔は、第1領域A1同士の間隔よりも小さくなっ
ている。つまり、接続線70の間隔は、シール材6の内
側に形成されていて走査線51に近接した第2領域A2
で小さく、他方、シール材6の外側に形成されていて端
子71に近接した第1領域A1で、より大きくされてい
る。
【0058】一般に、シール材の外側においては、コロ
ージョン等といった不良が発生するおそれがあるが、上
記のように、接続線70の間隔をシール材6の外側で大
きく設定すれば、シール材6の外側においてコロージョ
ン等といった不良の発生を防止することができる。ま
た、コロージョン等の発生のおそれがないシール材6の
内側では、パターニング工程におけるレジストの解像度
等で決まる製造上の限界近くまで接続線70の間隔を小
さく、且つ接続線70の角度を急峻にすることで、液晶
パネル2の小型化を達成できる。
【0059】図6は接続線の変形例を示している。この
変形例において、各接続線70は、少なくともその一部
がシール材6の外側に位置する第1領域A1を有する。
この第1領域A1は、境界線L2と、境界線L3と、接
続端子71の列とによって囲まれる領域である。また、
各接続線70は、シール材6の内側に位置する第2領域
A2を有する。この第2領域A2は、前記境界線L2と
走査線51の先端との間にある領域及び前記境界線L3
と走査線51の先端との間にある領域である。各接続線
70の第1領域A1は、接続端子71の配列方向Yに対
して小さい方の角度として第1角度β1を成している。
また、第2領域A2は、配列方向Yに対し小さい方の角
度として第2角度β2を成している。そして、本実施形
態の場合、 β1>β2 に設定されている。
【0060】なお、本実施形態では、β1≒90°に設
定されている。また、複数の接続線70は、第1領域A
1及び第2領域A2の個々の領域内においては互いに平
行に配置されている。
【0061】また、図6において、接続線70は、シー
ル材6が設けられた領域を境界として、走査線51に近
接した領域である第2領域A2において、走査線51の
延在方向に対して小さい方の角度α2で傾斜する方向に
引き延ばされている。他方、接続線70は、接続端子7
1に近接した第1領域A1では、走査線51の延在方向
と平行に引き延ばされていて、それ故傾斜方向α1はα
1=0となっている。つまり、本実施形態においても、
α2>α1に設定されている。
【0062】接続線70に関する角度を以上のように設
定することにより、複数の接続線70の第2領域A2同
士の間隔は、第1領域A1同士の間隔よりも小さくなっ
ている。つまり、接続線70の間隔は、シール材6の内
側に形成された、走査線51に近接した第2領域A2で
小さく、他方、シール材6の外側に形成された、端子7
1に近接した第1領域A1で、より大きくされている。
【0063】以上により、シール材6の外側において接
続線70にコロージョン等といった不良が発生すること
が防止されると共に、シール材6の内側で接続線70の
角度を急峻にすることで、液晶パネル2の小型化を達成
できる。
【0064】図7は接続線の他の変形例を示している。
この変形例において、各接続線70は、少なくともその
一部がシール材6の外側に位置する第1領域A1を有す
る。この第1領域A1は、境界線L4と、境界線L5
と、境界線L6とによって囲まれる領域である。また、
各接続線70は、シール材6の内側に位置する第2領域
A2を有する。この第2領域A2は、境界線L2と走査
線51の先端との間にある領域及び境界線L3と走査線
51の先端との間にある領域である。
【0065】また、各接続線70は、第1領域A1と第
2領域A2とを接続する第3領域A3を有する。この第
3領域A3は、前記境界線L2と、前記境界線L3と、
前記境界線L4とによって囲まれる領域である。さら
に、各接続線70は、第1領域A1と接続端子71とを
接続する第4領域A4を有する。この第4領域A4は、
前記境界線L5と、前記境界線L6と、接続端子71の
列とによって囲まれる領域である。
【0066】なお、複数の接続線70は、第1領域A1
及び第2領域A2の個々の領域内においては互いに平行
に配置されている。
【0067】各接続線70の第1領域A1は、接続端子
71の配列方向Yに対して小さい方の角度として第1角
度β1を成している。また、第2領域A2は、配列方向
Yに対して小さい方の角度として第2角度β2を成して
いる。また、第3領域A3は、配列方向Yに対して小さ
い方の角度として第2角度β3を成している。また、第
4領域A4は、配列方向Yに対して略直交している。そ
して、本実施形態では β3>β1 β3>β2、そして β1≠β2 に設定されている。
【0068】また、図7において、接続線70は、シー
ル材6が設けられた領域を境界として、走査線51に近
接した領域である第2領域A2において、走査線51の
延在方向に対して小さい方の角度α2で傾斜する方向に
引き延ばされている。他方、接続線70は、端子71に
近接した第1領域A1では、走査線51の延在方向に対
して小さい方の角度α1で傾斜する方向に引き延ばされ
ている。そして、α2>α1に設定されている。第3領
域A3及び第4領域A4では、複数の接続線70がそれ
ぞれ走査線51と略平行に形成されている。また、シー
ル材6は第1領域A1及び第2領域A2にかけて配置さ
れている。
【0069】接続線70に関する角度を以上のように設
定することにより、複数の接続線70の第2領域A2同
士の間隔は、第1領域A1同士の間隔よりも小さくなっ
ている。つまり、接続線70の間隔は、シール材6の内
側に形成された、走査線51に近接した第2領域A2で
小さく、他方、シール材6の外側に形成された、端子7
1に近接した第1領域A1で、より大きくされている。
【0070】以上により、シール材6の外側において接
続線70にコロージョン等といった不良が発生すること
が防止されると共に、シール材6の内側で接続線70の
角度を急峻にすることで、液晶パネル2の小型化を達成
できる。
【0071】図8は接続線の他の変形例を示している。
この変形例において、各接続線70は、少なくともその
一部がシール材6の外側に位置する第1領域A1を有す
る。この第1領域A1は、接続端子71に近い側で配列
方向Yと平行に延びる境界線L0と、シール材6の内部
において配列方向Yと平行に延びる境界線L1との間に
ある領域である。また、各接続線70は、シール材6の
内側に位置する第2領域A2を有する。この第2領域A
2は、前記境界線L1と走査線51の先端との間にある
領域である。なお、本実施形態では、複数の接続線70
は、第1領域A1及び第2領域A2内において、互いに
平行とならないように形成されている。つまり、接続線
70は例えば、境界線L0から境界線L1に向って、又
は境界線L1から走査線51に向かって放射線状に広が
るように形成されている。
【0072】各接続線70の第1領域A1は、接続端子
71の配列方向Yに対して小さい方の角度として第1角
度β1を成している。また、第2領域A2は、配列方向
Yに対して小さい方の角度として第2角度β2を成して
いる。そして、本実施形態の場合、 β1>β2 に設定されている。
【0073】また、図8において、接続線70は、シー
ル材6が設けられた領域を境界として、走査線51に近
接した領域である第2領域A2において走査線51の延
在方向に対して全体として大きく傾いた角度α2で傾斜
する方向に引き延ばされており、これに対して、端子7
1に近接した第1領域A1では走査線51の延在方向に
対して、全体としてより小さな角度α1で傾斜する方向
に引き延ばされている。つまり、 α2>α1 に設定されている。
【0074】接続線70に関する角度を以上のように設
定することにより、複数の接続線70の第2領域A2同
士の間隔は、第1領域A1同士の間隔よりも小さくなっ
ている。つまり、接続線70の間隔は、シール材6の内
側に形成されていて走査線51に近接した第2領域A2
で小さく、他方、シール材6の外側に形成されていて端
子71に近接した第1領域A1で、より大きくされてい
る。
【0075】以上により、シール材6の外側において接
続線70にコロージョン等といった不良が発生すること
が防止されると共に、シール材6の内側で接続線70の
角度を急峻にすることで、液晶パネル2の小型化を達成
できる。
【0076】なお、図6〜図8に示した実施形態では、
走査線51と液晶パネル駆動用IC8aとを接続する接
続線の形状について説明したが、データ線52と液晶パ
ネル駆動用IC8bとを接続する接続線80(図3参
照)を上記接続線のいずれかと同様の形状に形成しても
良い。
【0077】(電子機器の実施形態)図9は、本発明に
係る電子機器の一実施形態である携帯電話機を示してい
る。ここに示す携帯電話機90は、アンテナ91、スピ
ーカ92、液晶装置1、キースイッチ93、マイクロホ
ン94等といった各種構成要素を、筐体としての外装ケ
ース96に格納することによって構成される。また、外
装ケース96の内部には、上記の各構成要素の動作を制
御するための制御回路を搭載した制御回路基板97が設
けられる。
【0078】液晶装置1は図1に示す液晶装置等により
構成される。なお、液晶装置1に代えて、本発明による
他の液晶装置、あるいは液晶装置以外の電気光学装置を
用いることができる。この携帯電話機90では、キース
イッチ93及びマイクロホン94を通して入力される信
号や、アンテナ91によって受信した受信データ等が制
御回路基板97上の制御回路へ入力される。そしてその
制御回路は、入力された各種データに基づいて液晶装置
1の表示面内に数字、文字、絵柄等の画像を表示し、さ
らにアンテナ91を介して送信データを送信する。
【0079】(電気光学装置の第2実施形態)図10
は、その液晶装置の一実施形態を示している。ここに示
す液晶装置101は、図面の手前側に配置された第1の
基板102aと、図面の奥側に配置された第2の基板1
02bとを環状のシール材103によって互いに接合、
すなわち貼り合わせることによって形成される。
【0080】シール材103、第1の基板102a及び
第2の基板102bによって囲まれる領域は高さが一定
の間隙、いわゆるセルギャップを構成する。さらに、シ
ール材103の一部には液晶注入用開口103aが形成
される。上記のセルギャップ内には、上記液晶注入用開
口103aを通して液晶が注入され、その注入の完了
後、液晶注入用開口103aが樹脂等によって封止され
る。
【0081】図10において、第1の基板102aは第
2の基板102bの外側へ張り出す基板張出し部102
cを有し、その基板張出し部102c上に液晶パネル駆
動用IC104a及び104bが導電接着要素、例えば
ACF(Anisotropic Conductive Film)106によっ
て実装されている。液晶パネル駆動用IC104aと液
晶パネル駆動用IC104bとは特性が異なるものであ
り、このように特性の異なる2種類の液晶パネル駆動用
ICを用いるのは、第1の基板102a側と第2の基板
102b側とで、換言すれば、走査線駆動系と信号線駆
動系との間で使用する電圧値が異なっているため、それ
らを1つのICチップで賄うことができないからであ
る。
【0082】図11は、図10におけるII−II線に
従って液晶装置101の断面構造を示している。図11
において、第1の基板102aは基材109aを有し、
その基材109aの内側表面、すなわち液晶L側の表面
に複数の画素電極114aが形成される。また、図10
に示すように、第1の基板102aの内側表面には、直
線状の複数のライン配線132が互いに平行にストライ
プ状に形成され、それらのライン配線132に導通する
ようにTFD素子133が形成され、それらのTFD素
子133を介して複数の画素電極114aがドットマト
リクス状に形成される。また、画素電極114a、TF
D素子133及びライン配線132の上に、図11に示
すように、配向膜116aが形成される。また、基材1
09aの外側表面には位相差板117aが形成され、さ
らにその上に偏光板118aが形成される。
【0083】図10及び図11において矢印IVで示す
1個のTFD素子の近傍の構造を示すと、例えば図12
の通りである。図12に示すのは、いわゆるBack-to-Ba
ck(バック・ツー・バック)構造のTFD素子を用いた
ものである。図12において、ライン配線132は、例
えば、TaW(タンタル・タングステン)によって形成
された第1層132aと、例えば陽極酸化膜であるTa
(酸化タンタル)によって形成された第2層13
2bと、例えばCrによって形成された第3層132c
とから成る3層構造に形成されている。
【0084】また、TFD素子133は、第1TFD部
133aと第2TFD部133bとを直列に接続するこ
とによって構成されている。第1TFD部133a及び
第2TFD部133bは、TaWによって形成された第
1金属層136と、陽極酸化によって形成されたTa
の絶縁層137と、ライン配線132の第3層13
2cと同一層であるCrの第2金属層138との3層積
層構造によって構成されている。
【0085】第1TFD部133aをライン配線132
側から見ると、第2金属層138/絶縁層137/第1
金属層136の積層構造が構成され、他方、第2TFD
部133bをライン配線132側から見ると、第1金属
層136/絶縁層137/第2金属層138の積層構造
が構成される。このように一対のTFD部133a及び
133bを電気的に逆向きに直列接続してバック・ツー
・バック構造のTFD素子を構成することにより、TF
D素子のスイッチング特性の安定化が達成されている。
画素電極114aは、第2TFD部133bの第2金属
層138に導通するように、例えばITOによって形成
される。
【0086】図11において、第2の基板102bは基
材109bを有し、その基材109bの内側表面、すな
わち液晶L側の表面には半透過反射膜11が形成され、
その上にカラーフィルタ膜112が形成され、その上に
オーバーコート膜113が形成され、その上に第2電極
114bが形成され、さらにその上に配向膜116bが
形成される。また、基材109bの外側表面には、位相
差板117bが形成され、さらにその上に偏光板118
bが形成される。
【0087】また、第2の基板102bに対向して導光
体123が配置され、その導光体123の1辺に対向し
て発光源としてのLED124が配置される。導光体1
23及びLED124は、バックライトとして作用する
照明装置126を構成する。第2電極114bは、図1
0に示すように、多数の直線状の電極をライン配線13
2と交差するように互いに平行に並べることによりスト
ライプ状に形成されている。なお、図10では、電極パ
ターンをわかり易く示すために、第2電極114bの間
隔を大きく広げて模式的に描いてあるが、実際には、第
2電極114bの間隔は画素電極114aのドットピッ
チに合せて非常に狭く形成されている。
【0088】画素電極114aと第2電極114bとの
交差点はドットマトリクス状に配列しており、これらの
交差点の個々がそれぞれ1つのドットを構成し、図11
のカラーフィルタ膜112の個々の色パターンがその1
ドットに対応する。カラーフィルタ膜112は、例え
ば、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色が1つのユ
ニットとなって1画素を構成する。つまり、3ドットが
1つのユニットになって1つの画素を構成している。
【0089】基材109a,109bは、例えば、ガラ
ス、プラスチック等によって形成される。また、半透過
反射膜111は光反射性の材料、例えば、Al(アルミ
ニウム)によって形成される。なお、半透過反射膜11
1によって光透過性及び光反射性の両機能を達成するた
めには、例えば、半透過反射膜111の膜厚を薄くした
り、半透過反射膜111の適所に光透過用の穴を開ける
等といった措置が施される。
【0090】カラーフィルタ膜112は、周知の色絵素
形成手法、例えば、インクジェット法、顔料分散法等を
用いて顔料を、モザイク配列、ストライプ配列、デルタ
配列等といった適宜のパターンに塗布することによって
形成される。また、オーバーコート膜113は、適宜の
透光性樹脂材料を、例えばスピンコート法、ロールコー
ト法等によって均一に塗布することによって形成され
る。
【0091】電極114a及び114bは、例えば、I
TO(Indium Tin Oxide)を周知の膜付け法、例えば、
スパッタ法、真空蒸着法を用いて膜付けし、さらにフォ
トエッチング法によって希望のパターンに形成される。
配向膜116a,116bは、例えば、ポリイミド溶液
を塗布した後に焼成する方法や、オフセット印刷法等に
よって形成される。
【0092】図10において、第1の基板102a上に
は、ライン配線132からそのまま延びる接続線119
aと、シール材の中に分散された導通材121を介して
第2の基板102b上の第2電極114bに接続される
接続線119bとが形成される。また、基板張出し部1
02cの辺端部には端子122が形成される。
【0093】図11では、液晶装置101の全体をわか
り易く示すために、導通材121を断面楕円状に模式化
して示してあるが、実際は、導通材121は球状又は円
筒状に形成され、その大きさはシール材103の線幅に
対して非常に小さいものである。よって、導通材121
はシール材103の線幅方向に複数個存在することがで
きる。
【0094】本実施形態に係る液晶装置101は以上の
ように構成されているので、この液晶装置101は反射
型表示及び透過型表示の両方によって表示を行う。反射
型表示では、図11において第1の基板102a側の外
部から取り込んだ光を半透過反射膜111によって反射
させて液晶Lの層へ供給する。一方、透過型表示では、
照明装置126のLED124で発光した光が導光体1
23によって面状の光として広げられて第2の基板10
2bへ供給され、さらに半透過反射膜111等を通過し
て液晶Lの層へ供給される。
【0095】光が液晶Lの層へ供給されるとき、液晶L
に印加する電圧を画素毎に制御して液晶の配向を画素毎
に制御することにより、液晶Lの層へ供給された光を画
素毎に変調し、その変調した光を偏光板118aへ供給
する。これにより、第1の基板102aの外側へ文字等
といった像を表示する。この像は、ドットマトリクス状
に配列された画素電極114aとこれに対向する対向電
極114bとが重なった部分に形成されるピクセルによ
って平面的に区画される領域である、駆動領域すなわち
表示領域Vの中に形成される。
【0096】図13は、図10に符号IIIで示す接続
線119bの部分を拡大して示している。図示の通り、
接続線119bは、ライン配線132と略平行な直線領
域120aと、それに続いて傾斜する第2領域120b
と、それに続く第3領域120cと、それに続く第1領
域120dと、それに続く第4領域120eとを有す
る。最後の第4領域120eは、液晶パネル駆動用IC
104bのバンプに導電接続する端子108につながっ
ている。接続線119bの各領域120a〜120e
は、いずれも隣り合う線同士が互いに略平行になってい
る。
【0097】接続線119bの直線領域120a同士の
間隔は、第2領域120bによって広げられて、第3領
域120cの間隔となっている。また、接続線119b
の第3領域120cの間隔は、第1領域120dによっ
て広げられて第4領域120eとなっている。
【0098】シール材103の外側に位置する領域、す
なわち第3領域120c,第1領域120d及び第4領
域120eの各領域同士の間隔は、シール材103の内
側に位置する領域、すなわち領域120a及び第2領域
120bの各領域同士の間隔よりも大きくなっている。
この結果、シール材103の外側では、接続線119b
の間隙幅、すなわち隣り合う接続線119bの間に形成
される間隙の幅を大きくすることができるので、それら
の接続線119bにコロージョン、すなわち電食が発生
することを防止できる。一方、シール材103の内側で
は、接続線119bの間隔を小さくできるので、接続線
119bの全体の幅を小さくでき、それ故、液晶装置の
全体の平面的な外形形状を小さくできる。
【0099】なお、接続端子108の配列方向Yに対す
る次の各角度、すなわち、第2領域120bの角度を第
2角度β2、第3領域120cの角度を第3角度β3、
そして第4領域120eの角度を第4角度β4とする
と、 β3>β1 β3>β2、そして β1≠β2 である。
【0100】また、図13では、シール材103を通過
する接続線119bの間隔、すなわち第3領域120c
及び第1領域120dの間隔が、シール材103の内側
における接続線119bの間隔、すなわち直線領域12
0a及び第2領域120bの間隔よりも大きく設定され
ている。また、図13では、一実施形態としてβ2>β
1と設定しているが、β1>β2と設定すれば、上述し
た他の実施形態と同様に、シール材6の内側で接続線7
0の角度を急峻にすることで、液晶パネル2の小型化を
達成できる。
【0101】本実施形態の液晶装置では、シール材10
3の中に混入した導通材121によって、第1の基板1
02a上の接続線119bと第2の基板102b上の第
2電極114bとの間の導通をとっている。シール材1
03を通過する接続線119bの間隙幅、すなわちギャ
ップが小さいと、シール材103を通過する接続線11
9bが導通材121によってショート、すなわち短絡す
るおそれがある。これに対し、上記のようにシール材1
03を通過する接続線119bの間隔、すなわち第3領
域120c及び第1領域120dの間隔を大きく設定し
ておけば、それらの接続線119bが導通材121によ
ってショートすることを防止できる。
【0102】(その他の実施形態)以上、好ましい実施
形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形
態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明
の範囲内で種々に改変できる。
【0103】例えば、図1や図10では、バック・ツー
・バック構造のTFD素子をスイッチング素子とするア
クティブマトリクス方式の液晶装置を例示したが、本発
明は、単一のTFD素子をスイッチング素子とする液晶
装置に適用することもできる。また、本発明は、TFD
素子に代えてTFT(Thin Film Transistor)素子をス
イッチング素子とするアクティブマトリクス方式の液晶
装置に適用することもできる。また、本発明は、スイッ
チング素子を用いない構造の単純マトリクス方式の液晶
装置にも適用できる。
【0104】また、以上の説明では電気光学装置として
液晶装置を例示したが、これ以外に、有機EL装置、プ
ラズマディスプレイ等といった他の電気光学装置にも本
発明を適用できる。また、以上の説明では電子機器とし
て携帯電話機を例示したが、これ以外に、携帯情報端末
機、ビデオカメラ等といった他の電子機器にも本発明を
適用できる。
【0105】
【発明の効果】本発明に係る電気光学装置及び電子機器
によれば、シール材の内側における接続線の間隔が、シ
ール材の外側における接続線の間隔よりも小さいので、
コロージョン等といった不良が発生するおそれのあるシ
ール材の外側の領域では、接続線の間隔を大きくでき、
結果的に接続線の間隙幅を大きくすることができ、これ
により、コロージョン等の発生を防止できる。
【0106】他方、コロージョン等といった不良が発生
するおそれのないシール材の内側の領域では、接続線の
間隔を小さくすることができ、このように接続線の間隔
を小さくすれば、表示領域と接続端子との間の距離を小
さくすることができる。そしてこれにより、電気光学装
置の平面的な外形形状を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気光学装置の一例である液晶装
置の一実施形態を分解して示す斜視図である。
【図2】図1に示す液晶装置の断面構造を示す断面図で
ある。
【図3】図1に示す液晶装置を構成する液晶パネルの等
価回路図である。
【図4】図1に示す液晶装置の画素の構成を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に従っ
た断面図である。
【図5】図1の液晶装置で用いられる接続線の一例を示
す平面図である。
【図6】図1の液晶装置で用いられる接続線の他の一例
を示す平面図である。
【図7】図1の液晶装置で用いられる接続線のさらに他
の一例を示す平面図である。
【図8】図1の液晶装置で用いられる接続線のさらに他
の一例を示す平面図である。
【図9】本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯
電話機の一例を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る電気光学装置の一例である液晶
装置の他の実施形態を一部破断して示す平面図である。
【図11】図10におけるII−II線に従って液晶装
置の断面構造を示す断面図である。
【図12】図10に示す液晶装置の1つの画素部分を示
す斜視図である。
【図13】図10の液晶装置における矢印IIIで示す
部分を拡大して示す図である。
【図14】接続線と接続端子との関係を示す図であり、
(a)は接続線が接続端子の配列方向に対して直角方向
へ延びる領域を含む場合、(b)は接続線が接続端子の
配列方向に対して斜め方向に延びる場合を示している。
【符号の説明】
1 液晶装置 2 液晶パネル 6 シール材 7a 第1の基板 7b 第2の基板 8a,8b 液晶パネル駆動用IC(電気光学パネル
駆動用IC) 31,32,33,34 端子 51 走査線 52 データ線 53 画素 54 液晶層 56 TFD素子 66 画素電極 70,70A,70B,70C 接続線 71,71A,72B,72C 接続端子 72,72A,72B,72C 領域 73,73A,73B,73C 領域 101 液晶装置 102a 第1の基板 102b 第2の基板 103 シール材 111 半透過反射膜 112 カラーフィルタ膜 113 オーバーコート層 114a 画素電極 114b 第2電極 116a,116b 配向膜 117a,117b 位相差板 118a,118b 偏光板 119a、119b 接続線 120a,120b,120c,120d,120e
接続線の領域 121 導通材 132 ライン配線 133 TFD素子 L 液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA41 QA11 TA03 TA07 TA12 2H092 GA32 GA33 GA41 GA44 GA50 GA60 JA03 JB22 JB31 KB04 NA16 NA25 PA06 PA08 5C094 AA15 AA42 BA03 BA43 CA19 DA07 DB02 DB03 EA04 EA07 FA04 5G435 AA17 AA18 BB12 EE40 EE47 HH12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重ね合される第1の基板及び第2
    の基板と、 前記第1の基板及び前記第2の基板を表示領域の周囲で
    接合するシール材と、 前記第2の基板から張り出して形成された前記第1の基
    板の張出し部に設けられた複数の接続端子と、 前記第1の基板上に設けられ、前記表示領域と前記複数
    の接続端子とを接続する複数の接続線とを備え、 前記シール材の内側における前記接続線の間隔が、前記
    シール材の外側における前記接続線の間隔よりも小さい
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】 互いに重ね合される第1の基板及び第2
    の基板と、 前記第1の基板及び前記第2の基板を表示領域の周囲で
    接合するシール材と、 前記第2の基板から張り出して形成された前記第1の基
    板の張出し部に設けられた複数の接続端子と、 前記第1の基板上に設けられ、前記表示領域に形成され
    た複数の表示ラインの各々と前記複数の接続端子の各々
    とを接続する複数の接続線とを備え、 前記シール材の内側における前記接続線の間隔が、前記
    シール材の外側における前記接続線の間隔よりも小さい
    ことを特徴とする電気光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記シール材の内側
    における前記接続線の前記表示ラインに対する傾斜角度
    が、前記シール材の外側における前記接続線の前記表示
    ラインに対する傾斜角度よりも大きいことを特徴とする
    電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3において、前記接
    続端子の間隔が、前記表示ラインの間隔よりも小さいこ
    とを特徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の少なくともいず
    れか1つにおいて、前記接続端子には電気光学パネル駆
    動用ICの出力端子が接続されることを特徴とする電気
    光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5の少なくともいず
    れか1つにおいて、前記シール材の外側における前記接
    続線間の間隙幅が、前記シール材の内側における前記接
    続線間の間隙幅よりも大きいことを特徴とする電気光学
    装置。
  7. 【請求項7】 電気光学装置と、該電気光学装置を収容
    する筐体と、前記電気光学装置の動作を制御する制御手
    段とを有する電子機器において、前記電気光学装置は請
    求項1から請求項6の少なくともいずれか1つに記載し
    た電気光学装置によって構成されることを特徴とする電
    子機器。
  8. 【請求項8】 互いに重ね合される第1の基板及び第2
    の基板と、 前記第1の基板及び前記第2の基板を表示領域の周囲で
    接合するシール材と、 該シール材の中に混入された導通材と、 前記第2の基板から張り出して形成された前記第1の基
    板の張出し部に設けられた複数の接続端子と、 前記第1の基板上に設けられ、前記複数の接続端子に接
    続し、前記シール材を通過して延びる複数の接続線とを
    備え、 前記シール材の内側における前記接続線の間隔が、前記
    シール材の外側における前記接続線の間隔よりも小さ
    く、さらに前記シール材を通過する前記接続線の間隔
    が、前記シール材の内側における前記接続線の間隔より
    も大きいことを特徴とする電気光学装置。
  9. 【請求項9】 電気光学装置において、 基板と、 前記基板に支持され、少なくとも表示領域に配置された
    電気光学層と、 前記電気光学層の周囲に設けられたシール材と、 前記基板の端部に設けられた複数の接続端子と、 前記基板に設けられ、前記表示領域と前記複数の接続端
    子とを接続する複数の接続線とを備え、 前記複数の接続線は、前記シール材の内側における前記
    接続線の間隔が、前記シール材の外側における前記接続
    線の間隔よりも小さくなるように、前記シール材の外周
    よりも内側において、屈曲していることを特徴とする電
    気光学装置。
  10. 【請求項10】電気光学装置において、 基板と、 前記基板に支持され、少なくとも表示領域に配置された
    電気光学層と、 前記電気光学層の周囲に設けられたシール材と、 前記基板の端部に設けられ、所定の方向に沿って配列さ
    れた複数の接続端子と、 前記基板に設けられ、前記表示領域に形成された複数の
    表示ラインの各々と前記複数の接続端子の各々とを接続
    する複数の接続線と、を備え、 前記複数の接続線の各々は、第1領域と第2領域とを有
    しており、 前記第1領域は、少なくともその一部が前記シール材の
    外側に位置するとともに、前記所定の方向に対する小さ
    い方の角度として第1の角度を成しており、 前記第2領域は、前記シール材の内側に位置するととも
    に、前記所定の方向に対する小さい方の角度として第2
    の角度を成しており、 前記第2の角度が前記第1の角度よりも小さく、 前記第2領域における前記接続線の間隔が、前記第1領
    域における前記接続線の間隔よりも小さいことを特徴と
    する電気光学装置。
  11. 【請求項11】電気光学装置において、 基板と、 前記基板に支持され、少なくとも表示領域に配置された
    電気光学層と、 前記電気光学層の周囲に設けられたシール材と、 前記基板の端部に設けられ、所定の方向に沿って配列さ
    れた複数の接続端子と、 前記基板に設けられ、前記複数の接続端子に接続される
    複数の接続線と、を備え、 前記複数の接続線の各々は、第1領域、第2領域及び第
    3領域を有しており、 前記第1領域は、少なくともその一部が前記シール材の
    外側に位置するとともに、前記所定の方向に対する小さ
    い方の角度として第1の角度を成しており、 前記第2領域は、前記シール材の内側に位置するととも
    に、前記所定の方向に対する小さい方の角度として第2
    の角度を成しており、 前記第3領域は、前記第1領域及び前記第2領域に接続
    されるとともに、前記所定の方向に対する小さい方の角
    度として第3の角度を成しており、 前記第3の角度は、前記第1の角度および前記第2の角
    度よりも大きく、 前記第1の角度および前記第2の角度は互いに異なって
    おり、 前記第2領域における前記接続線の間隔が、前記第1領
    域における前記接続線の間隔よりも小さいことを特徴と
    する電気光学装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記複数の接続線の各々は、第4領域を更に有し、 前記第4領域は、前記第1領域及び前記接続端子に接続
    されるとともに、前記所定の方向に対して略直交してい
    ることを特徴とする電気光学装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記第3の角度
    は略90°であることを特徴とする電気光学装置。
  14. 【請求項14】 請求項11において、前記第2の角度
    は、前記第1の角度よりも小さいことを特徴とする電気
    光学装置。
  15. 【請求項15】 請求項11において、前記複数の接続
    線のうち、互いに隣り合う2つの前記接続線は、前記第
    1、第2及び第3領域において、互いに略平行に配置さ
    れていることを特徴とする電気光学装置。
  16. 【請求項16】電気光学装置において、 基板と、 前記基板に支持され、少なくとも表示領域に配置された
    電気光学層と、 前記電気光学層の周囲に設けられたシール材と、 前記基板の端部に設けられた複数の接続端子と、 前記基板に設けられ、前記表示領域に形成された複数の
    表示ラインの各々と前記複数の接続端子の各々とを接続
    する複数の接続線と、を備え、 前記複数の接続線の各々は、第1領域と第2領域とを有
    しており、 前記第1領域は、少なくともその一部が前記シール材の
    外側に位置するとともに、前記表示ラインに対する小さ
    い方の角度として第1の角度を成しており、 前記第2領域は、前記シール材の内側に位置するととも
    に、前記表示ラインに対する小さい方の角度として第2
    の角度を成しており、 前記複数の接続線の各々は、前記第2の角度が前記第1
    の角度よりも大きくなるように、前記第1領域と前記第
    2領域との境界において屈曲していることを特徴とする
    電気光学装置。
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