JP2002168472A - 温水式暖房システム及びそれに用いるリモコン - Google Patents

温水式暖房システム及びそれに用いるリモコン

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JP2002168472A
JP2002168472A JP2001065042A JP2001065042A JP2002168472A JP 2002168472 A JP2002168472 A JP 2002168472A JP 2001065042 A JP2001065042 A JP 2001065042A JP 2001065042 A JP2001065042 A JP 2001065042A JP 2002168472 A JP2002168472 A JP 2002168472A
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Yoshitaka Nakamura
好孝 中村
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、リモコンの現在時の設定に手間がか
からない温水式暖房システム及びそれに用いるリモコン
を提供することを目的とする。 【解決手段】温水式暖房システムは、熱源機1から供給
された温水を用いて暖房する温水暖房器4、12と、時
計機構を有し時計機構から出力される現在時と設定した
タイマ時刻とを比較して温水暖房器4、12を制御する
リモコン8、16とを有している。また、リモコン8、
16との間でデータ通信する集中コントローラ2が熱源
機1に内蔵されている。さらに、リモコン8、16のう
ちいずれか一方の時計機構の現在時を調整すると、集中
コントローラ2を介して他方の時計機構に当該現在時を
配信するための現在時配信部9、17がリモコン8、1
6に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水供給装置、温
水供給装置用リモコン、暖房放熱器、及び暖房放熱器用
リモコン等から構成される温水式暖房システム及びそれ
に用いるリモコンに関する。
【0002】
【従来の技術】温水式暖房システムは、水を暖めて温水
にして供給する温水供給装置や、供給された温水を用い
て室内を暖房する暖房放熱器等を有している。温水供給
装置には、各暖房放熱器等に付属するリモコン(リモー
トコントローラ)から送出される設定温度情報等を受信
して所定温度の温水を供給したり、温水供給装置側で所
定の動作が終了したことを暖房放熱器側に伝達したりす
るための双方向通信機能を備えた集中コントローラが設
けられている。
【0003】一方、各暖房放熱器に付属するリモコン
も、暖房使用者が設定した室内温度設定情報を集中コン
トローラに送出したり、温水供給装置から送出される情
報を受け取ったりする双方向通信機能を備えている。温
水式暖房システムで用いられるリモコンには、暖房放熱
器に設けられる上記リモコンの他に、例えば浴室内の壁
に取り付けられて自動湯張りや自動追い焚きを制御する
風呂リモコンや、台所に設けられて給湯温度を設定した
り浴槽内の湯張り温度を設定したりする台所リモコンが
ある。さらに、床下に配置された床暖房放熱体の温度を
室内温度に基づいて制御する床暖房コントローラや、温
水式エアコンを制御するエアコン用リモコンもある。ま
た、浴室暖房乾燥機や衣類乾燥機を備えた温水式暖房シ
ステムには、それらのリモコンも備えられている。な
お、本明細書ではこれ以降、暖房放熱器、自動湯張り/
追い焚き機構、床暖房システム、あるいは温水式エアコ
ン等を総称して温水暖房器ということにする。
【0004】このように温水式暖房システムにおいて
は、多種多様のリモコンが用いられている。これらのリ
モコンの多くは、時刻や時間を設定することにより、当
該時刻あるいは当該時間の経過後に機器の動作をオン/
オフさせるタイマ機能を備えている。所定時刻で機器の
動作を制御するタイマ機能が備えられたリモコンには時
計機構が内蔵されている。この場合、タイマ機能は当該
時計機構から出力される時刻(現在時)に基づいて動作
するため、当該現在時は正確であることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状の時計
機構では、正確な現在時を入力して時計合せをしたとし
ても、時間の経過と共に実際の現在時に対して時計機構
の現在時がずれてしまい、誤差を含んだ不正確な現在時
が出力されるようになる。このため、温水式暖房システ
ムの使用者は、リモコン毎にその操作表示部を介して定
期的に正確な現在時を入力して、各リモコンに内蔵され
た時計機構が正確な時刻を出力するよう努める必要があ
る。
【0006】しかしながら、通常の温水式暖房システム
では、複数の室内のそれぞれにリモコンが設置されてい
るため、これら複数のリモコンのそれぞれに対して現在
時の再設定をするのはかなりの手間がかかってしまうと
いう問題が生じている。
【0007】本発明の目的は、リモコンの現在時の設定
に手間がかからない温水式暖房システム及びそれに用い
るリモコンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、水を暖めて
温水を供給する温水供給装置と、供給された前記温水を
用いて暖房する温水暖房器と、時計機構を内蔵し、前記
時計機構から出力される現在時と、設定したタイマ時刻
とに基づいて前記温水暖房器を制御するリモコンと、前
記温水供給装置を制御する集中コントローラとを有する
温水式暖房システムであって、前記リモコンの前記時計
機構に現在時を配信する現在時配信部を有していること
を特徴とする温水式暖房システムによって達成される。
【0009】上記本発明の温水式暖房システムにおい
て、前記リモコンを複数有し、前記現在時配信部は、前
記複数のリモコンのうちいずれか一の時計機構の現在時
を調整すると、他の時計機構に当該現在時を配信するこ
とを特徴とする。
【0010】上記本発明の温水式暖房システムにおい
て、前記集中コントローラは、前記複数のリモコンとの
間でデータ通信する通信手段を有し、前記現在時配信部
は、前記通信手段を介して前記一の時計機構の現在時を
前記他の時計機構に配信することを特徴とする。
【0011】上記本発明の温水式暖房システムにおい
て、前記現在時配信部は、電波時計を有し、当該電波時
計の現在時を前記リモコンの前記時計機構に配信するこ
とを特徴とする。
【0012】上記本発明の温水式暖房システムにおい
て、前記現在時配信部は、前記リモコンに設けられてい
ることを特徴とする。また、あるいは、上記本発明の温
水式暖房システムにおいて、前記現在時配信部は、前記
集中コントローラに設けられていることを特徴とする。
【0013】上記目的は、時計機構を有し、前記時計機
構から出力される現在時に基づいて、設定したタイマ時
刻で温水暖房器を制御するリモコンであって、前記時計
機構の現在時を調整すると、他の温水暖房器を制御する
他のリモコンの時計機構に当該現在時を配信するための
現在時配信部を有していることを特徴とするリモコンに
よって達成される。
【0014】上記本発明のリモコンにおいて、前記現在
時配信部は、前記温水暖房器に温水を供給する温水供給
装置を制御する集中コントローラの通信手段を介して前
記調整された現在時を前記他のリモコンの時計機構に配
信することを特徴とする。
【0015】上記本発明のリモコンにおいて、前記現在
時配信部は、電波時計を有し、当該電波時計の現在時を
前記他のリモコンの時計機構に配信することを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
温水式暖房システム及びそれに用いるリモコンについて
図1乃至図4を用いて説明する。まず、本実施の形態に
よる温水式暖房システムの概略の構成を図1を用いて説
明する。本実施の形態では、暖房放熱器と床暖房システ
ム、及び給湯/湯張りシステムを備えた温水式暖房シス
テムを例にとって説明する。
【0017】図1に示すように、温水式暖房システム
は、ガスを燃焼させて低温水(約60℃)と高温水(約
72℃)とを生成させる熱源機(温水供給装置)1を有
している。熱源機1には温水検知サーミスタ(図示せ
ず)が内蔵され、バーナ燃焼比を制御して温水温度を制
御できるようになっている。
【0018】熱源機1には温水配管6を介して暖房放熱
器4が接続されている。熱源機1で生成した高温水は温
水配管6の往管内を流れて暖房放熱器4内に到達し、室
内空気との熱交換により温風を作り出して室内を暖房す
る。冷めた温水は温水配管6内の戻管内を流れて熱源機
1に戻り、加熱されて高温水となって再び暖房放熱器4
に向かう。
【0019】暖房放熱器4には暖房放熱器用リモートコ
ントローラ(以下、リモコンと略称する)8が付属して
いる。リモコン8は、時計機構を内蔵し、時計機構から
出力される現在時に基づいて、設定したタイマ時刻で暖
房放熱器4を制御するようになっている。また、熱源機
1に内蔵された集中コントローラ2と信号線10を介し
て接続され、集中コントローラ2との双方向通信による
データ送受信が行えるようになっている。
【0020】さらにリモコン8は、時計機構の現在時を
調整すると、他のリモコンの時計機構に当該現在時を配
信するための現在時配信部9を有している。現在時配信
部9は、複数のリモコンとの間でデータ通信可能な集中
コントローラ2の通信機能を利用して、リモコン8で現
在時の調整が行われると、集中コントローラ2を介し
て、集中コントローラ2に接続された他のリモコンに現
在時の情報を配信するようになっている。
【0021】熱源機1に内蔵された集中コントローラ2
は、複数のリモコンとの間でデータ送受信を行い、各種
リモコンから送信されたデータに基づいて熱源機1を制
御することができるようになっている。
【0022】また、熱源機1には、温水配管14を介し
て温水マット12が接続されている。温水マット12の
内部には温水配管14に接続する温水パイプ13(図中
破線で示している)が埋め込まれている。温水マット1
2は暖房する室内の床に敷き込まれており、温水マット
12上に床仕上げ材が敷き詰められている。床仕上げ材
には、例えば、フローリング、カーペット、コルクタイ
ル、畳、塩ビシート、塩ビタイルなどを用いることがで
きる。
【0023】熱源機1で生成した高温水は、温水配管1
4の往管内を流れて温水パイプ13内を循環して温水マ
ット12を暖める。これにより温水マット12上面に設
けられた床が暖められ、床からの放熱により室内を暖房
することができる。温水マット12内を循環して冷めた
温水は温水配管14内の戻管内を流れて熱源機1に戻
り、加熱されて高温水となって再び温水マット12に向
かう。温水配管14には制御弁15が設けられている。
制御弁15を開閉することにより温水配管14及び温水
マット12内の温水の循環と停止を切り替えることがで
きる。これにより、温水の循環/停止の割合を変化させ
て温水マット12の温度を制御することができるように
なっている。
【0024】熱源機1内の集中コントローラ2には、信
号線18を介して双方向でデータ通信できる床暖房用リ
モートコントローラ(以下、リモコンと略称する)16
が接続されている。リモコン16は、熱源機1で生成さ
れる温水の温度を制御すると共に、制御弁15を開閉制
御して熱源機1から温水マット12内に流す温水の循環
/停止割合を制御するようになっている。さらにリモコ
ン16は、時計機構を内蔵し、時計機構から出力される
現在時に基づいて、設定したタイマ時刻で熱源機1や制
御弁15を制御できるようになっている。
【0025】またさらに、リモコン16は、時計機構の
現在時を調整すると、他のリモコンの時計機構に当該現
在時を配信するための現在時配信部17を有している。
現在時配信部17は、複数のリモコンとの間でデータ通
信可能な集中コントローラ2の通信機能を利用して、リ
モコン16で現在時の調整が行われると、集中コントロ
ーラ2を介して、集中コントローラ2に接続された他の
リモコンに現在時の情報を配信するようになっている。
【0026】本実施の形態による温水式暖房システムに
は上記リモコンの他に、信号線22を介して集中コント
ローラ2と双方向通信でデータを送受信する台所リモコ
ン20が台所の壁に取り付けられている。台所リモコン
20は給湯温度を設定したり風呂の湯張り温度や湯張り
時刻を設定できるようになっている。またさらに、信号
線26を介して集中コントローラ2と双方向通信でデー
タを送受信する風呂リモコン24が浴室内の壁に取り付
けられている。風呂リモコン24には湯張り温度や湯張
り時刻を設定するスイッチと共に、追い焚きや浴室暖房
のためのスイッチが設けられている。
【0027】これらのリモコン20、24も、上述と同
様の時計機構を有し、時計機構の現在時を調整すると他
のリモコンの時計機構に当該現在時を配信する現在時配
信部21、25がそれぞれ設けられ、現在時の調整が行
われると、集中コントローラ2を介して、集中コントロ
ーラ2に接続された他のリモコンに現在時の情報を配信
するようになっている。
【0028】次に、上記の各種リモコン8、16、2
0、24の有する機能について、床暖房用リモコン16
を例にとって図2を用いて説明する。図2に示すよう
に、床暖房用リモコン16の本体正面は、運転状態及び
設定温度などを表示する表示部30と運転モードなどを
選択するスイッチ操作部32とに大別される。
【0029】表示部30には、現在の時刻(現在時)を
表示する現在時表示部34と、2種類のタイマ予約が可
能なタイマ1表示部36及びタイマ2表示部38と、室
温設定を行う室温設定部40とが設けられている。タイ
マ1表示部36では設定された運転開始時刻が表示さ
れ、タイマ2表示部38では設定された運転終了時刻が
表示される。
【0030】スイッチ操作部32において、現在時表示
部34の右方には時計合せスイッチ42が配置されてい
る。さらに、時計合せスイッチ42の右方には時刻設定
用の「−」スイッチ48と「+」スイッチ50とが設け
られている。時計合せスイッチ42を押した後、「−」
スイッチ48を押すことにより現在時をより手前の時刻
に戻すことができ、「+」スイッチ50を押すことによ
り現在時をより進ませることができる。
【0031】タイマ1表示部36の右方にはタイマ1合
せスイッチ44が配置されている。タイマ1合せスイッ
チ44を押した後、「−」スイッチ48を押すことによ
りタイマ1の設定時刻をより手前の時刻に戻すことがで
き、「+」スイッチ50を押すことにより設定時刻をよ
り進ませることができる。
【0032】タイマ2表示部38の右方にはタイマ2合
せスイッチ46が配置されている。上記と同様にして、
タイマ2合せスイッチ46を押した後、「−」スイッチ
48を押すことによりタイマ2の設定時刻をより手前の
時刻に戻すことができ、「+」スイッチ50を押すこと
により設定時刻をより進ませることができる。
【0033】タイマ1合せスイッチ44及びタイマ2合
せスイッチ46の右方には、タイマ運転の運転/停止を
切り替えるタイマ運転スイッチ56が配置されている。
タイマ運転スイッチ56を押してタイマ運転を選択する
とタイマ運転ランプ58が点灯し、タイマ運転を選択し
ないときにはタイマ運転ランプ58は消灯するようにな
っている。
【0034】タイマ運転スイッチ56の右方には、床暖
房システムの運転を開始したり停止したりさせる運転ス
イッチ60が配置されている。運転スイッチ60が押さ
れて運転状態になると、運転ランプ62が点灯する。運
転スイッチ60を再度押して停止状態にすると運転ラン
プ62は消灯するようになっている。
【0035】温度調節スイッチ52、54は設定温度を
高温側あるいは低温側に調節する一対のスイッチからな
っており、いずれか片方のスイッチを押して、所望の室
内温度に設定できるようになっている。
【0036】以上はリモコン16の構成であるが、他の
リモコン8、20、24についてもそれぞれの機能は異
なるものの上述と同様な操作で各種設定や制御をするこ
とができるようになっている。
【0037】次に、上記の各種リモコン8、16、2
0、24の概略構成について、床暖房用リモコン16を
例にとって図3を用いて説明する。図3は、リモコン1
6の概略構成を示す機能ブロック図である。リモコン1
6は筐体内の種々の回路を制御する制御部100を有し
ている。制御部100には、時計機構105の現在時を
調整する現在時調整処理部104から現在時データ等が
入力するようになっている。また、制御部100には、
タイマ設定処理部106からタイマ設定時刻データ等が
入力するようになっている。さらに制御部100には、
室内温度を設定する温度設定部107から設定温度デー
タが入力するようになっている。
【0038】制御部100には、種々のデータを一時的
に格納する記憶部109が接続されている。さらに、記
憶部109に格納されたデータを表示したり現在の状態
を表示したりする表示部108が制御部100に接続さ
れている。またさらに制御部100には、熱源機1に内
蔵された集中コントローラ2との双方向通信のための通
信制御を行う通信処理部102が接続されている。な
お、詳しい説明及び図示は省略するが、室内温度を計測
する室温サーミスタや床の温度を計測する床温サーミス
タからの計測データもリモコン16の制御部100に入
力するようになっている。
【0039】以上はリモコン16の構成であるが、上記
各種リモコン8、20、24についてもそれぞれの機能
は異なるとしても、上述と同様な構成を有し各種設定や
制御をすることができるようになっている。
【0040】次に、集中コントローラ2の概略構成につ
いて図4を用いて説明する。図4は、集中コントローラ
2の主として信号処理系の概略構成を示す機能ブロック
図である。熱源機1の種々の内部機構の各処理部に対し
て所定の制御信号を出力する制御部110が設けられて
いる。また、制御部110には、種々のデータを一時的
に格納する記憶部114が接続されている。さらに制御
部110には、複数の温水暖房器のリモコン8、16、
20、24との双方向通信のための通信制御を行う通信
処理部112が接続されている。
【0041】次に、リモコン8、16、20、24及び
集中コントローラ2の上記機能及び構成に基づく動作に
ついて説明する。例えばリモコン16の運転スイッチ6
0が押されて床暖房システムが運転状態に入ると、制御
部100は制御弁15を開状態にさせる制御信号や、高
温水を供給する運転モードに熱源機1を制御する制御信
号を通信処理部102を介して信号線18に出力して集
中コントローラ2に送信する。集中コントローラ2の制
御部110は、リモコン16制御部100から出力され
た各種制御信号を通信処理部112を介して受け取る
と、記憶部114に格納された所定のデータに基づいて
各処理部へ制御信号を送出して熱源機1を制御する。
【0042】また、リモコン16の制御部100は、図
2に示す温度調節スイッチ52、54の操作に基づいて
室温設定部107で設定されて記憶部109に格納され
ている室内設定温度と不図示の室温サーミスタ等からの
検出温度とを比較し、制御弁15の開閉割合を決める制
御信号を通信処理部102を介して信号線18に出力し
て集中コントローラ2に送信する。
【0043】またあるいは、リモコン16の制御部10
0は、時計機構105から出力される現在時と、図2に
示すタイマ1合せスイッチ44、タイマ2合せスイッチ
46、「−」スイッチ48、及び「+」スイッチ50の
操作に基づいてタイマ設定処理部106で設定されたタ
イマ時刻とを比較して、比較結果に基づいて所定の制御
信号を通信処理部102を介して信号線18に出力して
集中コントローラ2に送信する。これにより、タイマ設
定による熱源機1や制御弁15の制御が可能になり、所
定時刻で運転を開始したり停止したりすることができる
ようになる。
【0044】以上の構成において、少なくとも制御部1
00と現在時調整処理部104と通信処理部102とで
現在時配信部17が構成される。次に、この現在時配信
部17の動作を含めてリモコン16及び集中コントロー
ラ2との通信動作について説明する。
【0045】図2に示す時計合せスイッチ42を押した
後、「−」スイッチ48あるいは「+」スイッチ50が
押されると、現在時調整処理部104は時計機構105
に対する現在時の調整を開始する。現在時調整処理部1
04は、「−」スイッチ48あるいは「+」スイッチ5
0が押される度に時計機構105の現在時を調整し、
「−」スイッチ48あるいは「+」スイッチ50が一定
時間押されないと現在時の調整が終了したものと判断す
る。現在時調整処理部104は、現在時の調整が終了し
たと判断すると制御部100に対して現在時の調整があ
ったことを示す信号を出力する。当該信号が入力される
と制御部100は、通信処理部102から信号線18を
介して集中コントローラ2の通信処理部112を通って
制御部110へ現在時の配信要求を送出する。
【0046】配信要求を受けて制御部110は、他のリ
モコン8、20、24のそれぞれに配信問合せ信号を出
力して配信許可/不許可信号を受け取る。配信許可信号
を出力したリモコンがあると、集中コントローラ2の制
御部110は、通信処理部112から信号線18を介し
てリモコン16の通信処理部102を通って制御部10
0へ現在時データの送信要求を送出する。配信不許可信
号を出力したリモコンの識別番号は記憶部114に格納
される。
【0047】リモコン16の制御部100は、現在時デ
ータの送信要求を受け取ると時計機構105から現在時
データを取り出して、信号線18を介して集中コントロ
ーラ2の制御部110へ送出する。
【0048】集中コントローラ2の制御部110は受け
取った現在時データを記憶部114に一時格納すると共
に、通信処理部112を制御して、配信許可信号を出力
したリモコンに対して同時にあるいは順次に現在時デー
タを送出する。配信許可信号を出力したリモコンは、現
在時データを受け取ると当該リモコンの時計機構の現在
時を集中コントローラ2から送出された現在値データに
置き換える処理を行う。このようにして、他のリモコン
も、リモコン16でされた最新の現在時合せによる現在
時データに自動的に更新される。
【0049】なお、配信不許可信号を出力して記憶部1
14に記憶されたリモコンについて、制御部110は所
定時間の経過後に記憶部114からリモコンの識別番号
を読み出して、当該リモコンに対して再び配信問合せ信
号を出力する。当該リモコンから配信許可信号を受け取
ったら、集中コントローラ2の制御部110は、通信処
理部112から信号線18を介してリモコン16の通信
処理部102を通って制御部100へ現在時データの送
信要求を送出する。
【0050】リモコン16の制御部100は、現在時デ
ータの送信要求を受け取ると、改めて時計機構105か
ら現在時データを取り出して、信号線18を介して集中
コントローラ2の制御部110へ送出する。集中コント
ローラ2の制御部110は受け取った現在時データを記
憶部114に一時格納すると共に、通信処理部112を
制御して、配信許可信号を出力したリモコンに対して最
新の現在時データを送出する。
【0051】こうすることにより、後から配信許可信号
を送出したリモコンも最新の現在時データに更新するこ
とができる。配信問合せの回数は予め決めておけばよ
く、問合せ回数を過ぎても配信許可信号が得られなかっ
たリモコンについては現在時配信要求をリセットして、
その後他のリモコンから現在時調整が行われた際に改め
て現在時の更新をすればよい。
【0052】次に、リモコン8、20、24のいずれか
で時計機構の現在時調整が行われて、集中コントローラ
2を介してリモコン16に現在時配信問合せがある場合
について説明する。現在時配信問合せがあるとリモコン
16の制御部100は、内部回路の動作状態を調べ、配
信不許可の理由が無ければ配信許可信号を集中コントロ
ーラ2の制御部110に送出する。
【0053】集中コントローラ2から出力された現在時
データは、信号線18及び通信処理部102を介して制
御部100に入力して記憶部109に一時記憶されると
共に、現在時調整処理部104に入力する。現在時調整
処理部104での処理動作により時計機構105の現在
時が集中コントローラ2から入力された最新の現在時デ
ータに書き換えられる
【0054】このように本実施の形態によれば、各リモ
コン8、16、20、24が現在時配信部9、17、2
1、25を有しているため、1台のリモコン(例えば、
リモコン16)による現在時の調整が行われると、各リ
モコン8、16、20、24とデータ通信可能な集中コ
ントローラ2を介して、他のリモコン(例えば、リモコ
ン8、20、24)に調整された現在時の情報を配信す
ることができる。
【0055】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、時計合せをしても時間の経過と共に実際の現在時に
対して現在時がずれて誤差が生じてしまう時計機構であ
っても、温水式暖房システムの使用者は、1台のリモコ
ン(例えば、リモコン16)の操作表示部を介して正確
な現在時を入力するだけで、他のリモコン(例えば、リ
モコン8、20、24)の時計機構にも正確な現在時を
自動的に入力することができるようになる。従って、複
数の室内のそれぞれにリモコンが設置されている場合で
あっても、暖房使用者は手間をかけずに全てのリモコン
の現在時を設定することができるようになる。
【0056】また例えば、リモコン16が現在時調整さ
れて他のリモコン8、20、24へ現在時の配信が行わ
れた後、次にリモコン8が現在時調整されて現在時調整
が行われると、リモコン16、20、24はリモコン8
の現在時に調整される。このように、最新に設定された
現在時に複数のリモコンの時計機構が調整されるため、
常に正確な現在時表示を行うことが可能になる。
【0057】本発明は、上記第1の実施の形態に限らず
種々の変形が可能である。例えば、時計機構を有する複
数のリモコンのうち代表のリモコンを予め指定してお
き、代表リモコンが現在時調整された場合のみ現在時の
配信を行い、代表でないリモコンが現在時調整された場
合には現在時配信を行わない機能を備えるようにしても
よい。このように、複数のリモコンの中から現在時の配
信ができるものとできないものとに分類してリモコン間
に優先順位を付け、高精度の時計機構を備えた代表リモ
コンから定期的に現在時配信すれば、暖房使用者が現在
時の調整をする間隔をより長くして現在時調整の手間を
さらに少なくすることができるようになる。例えば、代
表リモコンから毎日0時に現在時を配信するようにすれ
ば、全てのリモコンの現在時表示を1日に1回正確に合
わせることが可能になる。
【0058】また、あるリモコンの時計機構が現在時調
整されていない場合、あるいは電源切断などの理由で現
在時情報を喪失した場合に、他のリモコンに対して現在
時の配信を要求する機能を付加してもよい。こうするこ
とにより、他のリモコンからの現在時配信を待つのでな
く、積極的に自己の時計機構の現在時を更新することが
可能になる。さらに、集中コントローラ2から所定のリ
モコンに対して現在時の配信を要求するような機構を付
加してもよい。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態による温
水式暖房システム及びそれに用いるリモコンについて図
5乃至図7を用いて説明する。上記第1の実施の形態で
はリモコン側に現在時配信部9、17、21、25を設
けた例について説明したが、本実施形態では、熱源機1
に内蔵された集中コントローラ2に現在時配信部を設
け、且つ、正確な時刻を配信するために電波時計を利用
している点に特徴を有している。
【0060】まず、本実施の形態による温水式暖房シス
テムの概略の構成を図5を用いて説明する。図1に示し
た構成と同一の構成要素には同一の符号を付してその説
明は省略する。本実施の形態においても、暖房放熱器と
床暖房システム、及び給湯/湯張りシステムを備えた温
水式暖房システムを例にとって説明する。
【0061】図5に示すように、温水式暖房システム
は、温水を供給する熱源機(温水供給装置)1を有して
いる。熱源機1には集中コントローラ2が内蔵されてい
る。集中コントローラ2は、暖房放熱器4に付属したリ
モコン8と信号線10を介して接続され、双方向通信に
よるデータ送受信が行えるようになっている。リモコン
8は、時計機構を内蔵し、時計機構から出力される現在
時に基づいて、設定したタイマ時刻で暖房放熱器4及び
熱源機1を制御できるようになっている。
【0062】また、集中コントローラ2は、床暖房シス
テムに付属した床暖房用リモコン16と信号線18を介
して双方向でデータ通信できるようになっている。リモ
コン16は、時計機構を内蔵し、時計機構から出力され
る現在時に基づいて、設定したタイマ時刻で熱源機1や
制御弁15を制御できるようになっている。
【0063】本実施の形態による温水式暖房システムに
は上記リモコンの他に、信号線22を介して集中コント
ローラ2と双方向通信でデータを送受信する台所リモコ
ン20が台所の壁に取り付けられている。また、信号線
26を介して集中コントローラ2と双方向通信でデータ
を送受信する風呂リモコン24が浴室内の壁に取り付け
られている。これらのリモコン20、24も、上述と同
様の時計機構を有している。
【0064】このように集中コントローラ2は、複数の
リモコン8、16、20、24との間でデータ送受信を
行い、各種リモコン8、16、20、24から送信され
たデータに基づいて熱源機1を制御することができるよ
うになっている。
【0065】集中コントローラ2は、電波時計を含む時
計機構を内蔵した現在時配信部72を有している。さら
に集中コントローラ2は、時計機構内の電波時計で受信
した正確な現在時を、各リモコン8、16、20、24
の時計機構に配信するための現在時配信部72を有して
いる。現在時配信部72は、複数のリモコン8、16、
20、24との間でデータ通信可能な集中コントローラ
2の通信機能を利用して、電波時計から得た現在時を集
中コントローラ2に接続された各リモコン8、16、2
0、24に配信するようになっている。
【0066】次に、上記の各種リモコン8、16、2
0、24の概略構成を床暖房用リモコン16を例にとっ
て図6に示す。図6に示す構成は、現在時配信部17の
機能が除去されている以外は図3に示す構成と同一の機
能を有するので、同一の機能を有する構成には同一の符
号を付してその説明は省略する。
【0067】次に、集中コントローラ2の概略構成につ
いて図7を用いて説明する。図7は、集中コントローラ
2の主として信号処理系の概略構成を示す機能ブロック
図である。図4に示す構成と同一の作用機能を有する構
成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。集
中コントローラ2は、電波時計が内蔵された電波時計部
74を有している。この電波時計部74と少なくとも制
御部110及び通信処理部112とで現在時配信部72
が構成される。
【0068】次に、この現在時配信部72の動作につい
て、集中コントローラ2と各リモコン8、16、20、
24との通信動作を含めて説明する。なお、リモコン
8、16、20、24及び集中コントローラ2の通常機
能及び構成に基づく動作は第1の実施の形態と同様であ
るのでその説明は省略する。
【0069】現在時配信部72の電波時計部74は、時
刻情報を含む標準電波を受信するアンテナと、アンテナ
で受信した標準電波から時刻情報を取り出す処理部(共
に不図示)とを有している。標準電波は、総務省通信総
合研究所の大鷹鳥谷山標準電波送信所から送信されてい
る。標準電波の搬送周波数は40kHzで送信出力は5
0kW程度である。時刻情報には、年(西暦下2桁)、
時、分、曜日、うるう秒情報等が含まれている。標準電
波に含まれる標準時刻は、誤差が30万年に1秒以下と
いう超高精度の原子時計に基づいて生成されているた
め、極めて正確である。
【0070】電波時計部74の処理部には予め所定の周
期で時刻配信を行うプログラムが格納されている。当該
プログラムに従い電波時計部74は、所定の周期(例え
ば1日1回、あるいは1週間に1回等)で制御部110
に割り込みをかけて各リモコン8、16、20、24に
対する現在時の調整を開始する。
【0071】割り込み信号が入力されると制御部110
は、通信処理部112から各信号線10、18、22、
26を介してリモコン8、16、20、24のそれぞれ
に配信問合せ信号を出力して配信許可/不許可信号を受
け取る。
【0072】配信許可信号を出力したリモコンがある
と、集中コントローラ2の制御部110は、電波時計部
74から現在時データを取り出して、通信処理部112
を制御して、配信許可信号を出力したリモコンに対して
同時にあるいは順次に現在時データを送出する。
【0073】配信許可信号を出力したリモコンは、現在
時データを受け取ると当該リモコンの時計機構の現在時
を集中コントローラ2から送出された現在値データに置
き換える処理を行う。このようにして、配信許可信号を
出力したリモコンの時計が最新の現在時データに自動的
に更新される。
【0074】なお、配信不許可信号を出力したリモコン
の識別番号は記憶部114に一時記憶され、所定時間の
経過後に再び制御部110に読み出され、当該リモコン
に対して再び配信問合せ信号が出力される。当該リモコ
ンから配信許可信号を受け取ったら、集中コントローラ
2の制御部110は、再度電波時計部74から新たに現
在時データを取り出して、通信処理部112を制御し
て、当該リモコンに対して現在時データを送出する。
【0075】こうすることにより、後から配信許可信号
を送出したリモコンも最新の現在時データに更新するこ
とができる。配信問合せの回数は予め決めておけばよ
く、問合せ回数を過ぎても配信許可信号が得られなかっ
たリモコンについては現在時配信要求をリセットして、
次の配信時の際に改めて現在時の更新をすればよい。
【0076】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、従って、複数の室内のそれぞれにリモコンが設置さ
れている場合であっても、暖房使用者が現在時調整をす
ることなく常に正確な時計機構を維持することができる
ようになる。
【0077】本発明は、上記第2の実施の形態に限らず
種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では電
波時計を利用して正確な時刻情報を入手するようにして
いるが、本発明はこれに限らず、一般公衆電話回線(ア
ナログ回線及びISDN回線を含む)や、移動体通信機
(携帯電話機やPHS(パーソナルハンディホン)等)
を本発明の温水式暖房システムに接続し、システム内の
リモコンあるいは集中コントローラが通信回線を利用し
て現在時情報を入手する機能を付加して、入手した現在
時情報をシステム内の複数のリモコンに配信するように
してももちろんよい。
【0078】なお、上記実施の形態では、熱源機1に内
蔵された集中コントローラ2に現在時配信部72を設
け、当該現在時配信部72に電波時計を組み込んでいる
が、本発明はこれに限らず、第1の実施の形態で示した
リモコン8、16、20、24のいずれかの現在時配信
部17に電波時計を組み込むように構成してももちろん
よい。
【0079】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、リモコン
の現在時の設定に手間がかからない温水式暖房システム
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による温水式暖房シ
ステムの概略の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による温水式暖房シ
ステムで用いられるリモコンの操作表示部の一例を示す
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による温水式暖房シ
ステムで用いられるリモコンの概略構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態による温水式暖房シ
ステムで用いられる集中コントローラの概略構成を示す
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による温水式暖房シ
ステムの概略の構成を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による温水式暖房シ
ステムで用いられるリモコンの概略構成を示す図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態による温水式暖房シ
ステムで用いられる集中コントローラの概略構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 熱源機 2 集中コントローラ 4 暖房放熱器 6、14 温水配管 8、16、20、24 リモコン 9、17、21、25、72 現在時配信部 10、18、22、26 信号線 12 温水マット 13 温水パイプ 15 制御弁 30 表示部 32 スイッチ操作部 34 現在時表示部 36 タイマ1表示部 38 タイマ2表示部 40 室温設定部 42 時計合せスイッチ 44 タイマ1合せスイッチ 46 タイマ2合せスイッチ 48 「−」スイッチ 50 「+」スイッチ 52、54 温度調節スイッチ 56 タイマ運転スイッチ 58 タイマ運転ランプ 60 運転スイッチ 62 運転ランプ 74 電波時計部 100、110 制御部 102、112 通信処理部 104 現在時調整処理部 105 時計機構 106 タイマ設定処理部 107 温度設定部 108 表示部 109、114 記憶部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を暖めて温水を供給する温水供給装置
    と、 供給された前記温水を用いて暖房する温水暖房器と、 時計機構を内蔵し、前記時計機構から出力される現在時
    と、設定したタイマ時刻とに基づいて前記温水暖房器を
    制御するリモコンと、 前記温水供給装置を制御する集中コントローラとを有す
    る温水式暖房システムであって、 前記リモコンの前記時計機構に現在時を配信する現在時
    配信部を有していることを特徴とする温水式暖房システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の温水式暖房システムにおい
    て、 前記リモコンを複数有し、 前記現在時配信部は、前記複数のリモコンのうちいずれ
    か一の時計機構の現在時を調整すると、他の時計機構に
    当該現在時を配信することを特徴とする温水式暖房シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の温水式暖房システムにおい
    て、 前記集中コントローラは、前記複数のリモコンとの間で
    データ通信する通信手段を有し、 前記現在時配信部は、前記通信手段を介して前記一の時
    計機構の現在時を前記他の時計機構に配信することを特
    徴とする温水式暖房システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温
    水暖房システムにおいて、 前記現在時配信部は、電波時計を有し、当該電波時計の
    現在時を前記リモコンの前記時計機構に配信することを
    特徴とする温水暖房システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の温
    水暖房システムにおいて、 前記現在時配信部は、前記リモコンに設けられているこ
    とを特徴とする温水暖房システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の温
    水暖房システムにおいて、 前記現在時配信部は、前記集中コントローラに設けられ
    ていることを特徴とする温水暖房システム。
  7. 【請求項7】時計機構を有し、前記時計機構から出力さ
    れる現在時に基づいて、設定したタイマ時刻で温水暖房
    器を制御するリモコンであって、 前記時計機構の現在時を調整すると、他の温水暖房器を
    制御する他のリモコンの時計機構に当該現在時を配信す
    るための現在時配信部を有していることを特徴とするリ
    モコン。
  8. 【請求項8】請求項7記載のリモコンにおいて、 前記現在時配信部は、 前記温水暖房器に温水を供給する温水供給装置を制御す
    る集中コントローラの通信手段を介して前記調整された
    現在時を前記他のリモコンの時計機構に配信することを
    特徴とするリモコン。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載のリモコンにおいて 前記現在時配信部は、電波時計を有し、当該電波時計の
    現在時を前記他のリモコンの時計機構に配信することを
    特徴とするリモコン。
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