JP2016200350A - 給湯機 - Google Patents

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Akihiro Toda
明宏 戸田
高橋 健
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Abstract

【課題】確認装置の持ち込みおよび接続の手間を生じさせることなく、外部機器と無線通信機器とが通信する電波の強度を確認することができる給湯機を提供する。
【解決手段】貯湯式給湯機1は、電波による無線通信をHEMSコントローラ2と行うための無線通信アダプタ8と、無線通信アダプタ8に有線接続される制御装置6と、制御装置6に有線接続されるリモコン7と、を備える。リモコン7は、表示部7aを有する。制御装置6は、HEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが通信する電波の強度の情報を表示部7aに表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、給湯機に関する。
特許文献1に、給湯機と給湯機に接続されたHEMSコントローラとを備える給湯システムが記載されている。給湯機とHEMSコントローラ等の外部機器とは、例えば電波による無線通信を行う。
特開2014−171189号公報
外部機器と電波による無線通信を行う給湯機には、無線通信機器が設けられる。外部機器と無線通信機器とは、十分な強度の電波による通信を行う必要がある。外部機器と無線通信機器とは、良好な電波環境に設置する必要がある。外部機器および無線通信機器は、設置位置を移動すると、電波環境が悪化する可能性がある。電波環境が悪化すると、電波の強度が不十分になる可能性がある。
例えば工事業者が外部機器および無線通信機器を設置する際、外部機器と無線通信機器とが通信する電波の強度を確認する必要がある。特許文献1に記載の給湯システムでは、電波の強度を確認するため、例えばパーソナルコンピュータ等の確認装置を別途持ち込む必要がある。また持ち込んだ装置を、例えば外部機器および無線通信機器等に新たに接続する手間が生じてしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。確認装置の持ち込みおよび接続の手間を生じさせることなく、外部機器と無線通信機器とが通信する電波の強度を確認することができる給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る給湯機は、電波による無線通信を外部機器と行うための無線通信アダプタと、無線通信アダプタに有線接続される制御装置と、制御装置に有線接続されるリモコンと、を備える。リモコンは、表示部を有する。制御装置は、外部機器と無線通信アダプタとが通信する電波の強度の情報を表示部に表示させる。
本発明によれば、確認装置の持ち込みおよび接続の手間を生じさせることなく、外部機器と無線通信機器とが通信する電波の強度を確認することができる給湯機を提供することができる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機の構成図である。 本発明の実施の形態1の制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1のリモコンの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2のリモコンの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において同一部分または相当部分は、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機1の構成図である。貯湯式給湯機1は、例えばHEMSコントローラ2と無線通信を行う。HEMSコントローラ2は貯湯式給湯機1と無線通信を行う外部機器の一例である。HEMSコントローラ2は、例えば貯湯式給湯機1の動作状態および消費電力を管理する。HEMSコントローラ2は、例えば貯湯式給湯機1を含む複数の家電機器に接続される。
貯湯式給湯機1は、タンクユニット3、ヒートポンプユニット4、浴槽5、制御装置6、リモコン7および無線通信アダプタ8を備える。タンクユニット3は、例えば配管および電気配線を介してヒートポンプユニット4に接続される。ヒートポンプユニット4にはタンクユニット3から水が導かれる。ヒートポンプユニット4はタンクユニット3から導かれた水を加熱するための加熱手段の一例である。
制御装置6は、例えばタンクユニット3に内蔵される。制御装置6は、貯湯式給湯機1が備える各機器と電気的に接続される。貯湯式給湯機1が備える各機器は、例えば弁およびポンプ等である。制御装置6は、例えば弁およびポンプ等の動作を制御する。なお制御装置6は本例以外にも、例えばタンクユニット3の外部等に設けてもよい。
リモコン7は、制御装置6に有線で接続される。制御装置6とリモコン7とは相互通信が可能である。リモコン7には、例えば表示部7aおよび操作部7bが設けられる。表示部7aには、例えば貯湯式給湯機1の運転状態等の情報が表示される。表示部7aに表示される運転状態には、例えば追い焚き運転状態および湯はり運転状態等が含まれる。
操作部7bは、例えば貯湯式給湯機1の使用者が貯湯式給湯機1の操作をするために設けられる。貯湯式給湯機1の操作には、例えば沸き上げ温度の設定、給湯温度の設定、湯はり指示および追い焚き指示等が含まれる。操作部7bは、例えばダイヤルおよびスイッチ等である。またリモコン7には、例えばマイクおよびスピーカ7c等の装置が設けられる。スピーカ7cは、音声による注意報知を行う音声報知手段の一例である。
無線通信アダプタ8は、貯湯式給湯機1がHEMSコントローラ2と無線通信を行うために設けられる。HEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とは、例えば電波による相互通信が可能である。また無線通信アダプタ8は、制御装置6に有線で接続される。制御装置6と無線通信アダプタ8とは相互通信が可能である。
ヒートポンプユニット4は、圧縮機9、水冷媒熱交換器10、膨張弁11および空気熱交換器12を備える。圧縮機9、水冷媒熱交換器10、膨張弁11および空気熱交換器12は、冷媒配管13によって順に環状に接続される。冷媒配管13は、水冷媒熱交換器10の一次側に設けられる。圧縮機9、水冷媒熱交換器10、膨張弁11および空気熱交換器12はヒートポンプサイクルを構成する。水冷媒熱交換器10は、一次側を流れる冷媒と二次側を流れる水との間で熱交換を行う。
タンクユニット3は、貯湯タンク14を備える。貯湯タンク14は、内部に水を貯留する。貯湯タンク14の下部には、水導入口14aおよび水導出口14bが設けられる。貯湯タンク14の中央部から下部までの間には、温水導入口14cが設けられる。貯湯タンク14の上部には、温水導入出口14dが設けられる。
水導入口14aは、第1給水配管15aによって減圧弁16に接続される。減圧弁16は、第2給水配管15bによって水源に接続される。水源は、例えば水道等である。水源から供給される水は第2給水配管15bを流れる。第2給水配管15bを流れる水は、減圧弁16によって圧力が調整される。圧力が調整された水は、第1給水配管15aを流れる。第1給水配管15aを流れる水は、水導入口14aから貯湯タンク14に流入する。
貯湯タンク14には、例えばヒートポンプユニット4によって加熱された高温の水が温水導入出口14dから流入する。貯湯タンク14には、例えば温水導入出口14dから高温の水が流入するとともに水導入口14aから低温の水が流入する。これにより、貯湯タンク14内の上部と下部とで温度差が生じるように水が貯留される。
貯湯タンク14の表面には複数の温度センサが設けられる。例えば貯湯タンク14の表面には、温度センサ17aおよび温度センサ17bがそれぞれ取り付け高さを変えて設けられる。温度センサ17aおよび温度センサ17bは、例えば貯湯タンク14内の水の量および温度分布等の情報を得るために設けられる。得られた情報に基づいて、例えばヒートポンプユニット4による沸き上げ運転の開始および停止等が制御される。
またタンクユニット3は、風呂用熱交換器18を備える。風呂用熱交換器18は、一次側を流れる高温の水によって二次側を流れる加熱対象水を加熱する。一次側を流れる高温の水は、例えばヒートポンプユニット4および貯湯タンク14から供給される。加熱対象水には、例えば浴槽水および暖房用水が含まれる。
風呂用熱交換器18の二次側流入口は、例えば風呂戻り配管19によって浴槽5に接続される。風呂用熱交換器18の二次側流出口は、例えば風呂往き配管20によって浴槽5に接続される。
風呂戻り配管19には、風呂用熱交換器18と浴槽5との間に、例えば循環ポンプ21および風呂戻り温度センサ22が順に設けられる。風呂往き配管20には、例えば風呂用熱交換器18と浴槽5との間に風呂往き温度センサ23が設けられる。循環ポンプ21は、浴槽5内の水を風呂戻り配管19および風呂往き配管20に循環させる。風呂戻り温度センサ22は、浴槽5から取り出された水の温度を検出する。風呂往き温度センサ23は、風呂用熱交換器18による熱交換後の水の温度を検出する。
またタンクユニット3は、三方弁24、四方弁25、給湯用混合弁26および風呂用混合弁27を備える。三方弁24および四方弁25は、流路切り替え手段の一例である。
三方弁24は、流入口24a、流入口24bおよび流出口24cの計3つのポートを有する。流入口24aは、水導出口配管28によって水導出口14bに接続される。流入口24bは、温水導出配管29によって風呂用熱交換器18の一次側流出口に接続される。流出口24cは、ヒートポンプ往き配管30によって水冷媒熱交換器10の二次側流入口に接続される。
ヒートポンプ往き配管30には、水冷媒熱交換器10と流出口24cとの間に熱源ポンプ31が設けられる。熱源ポンプ31は、貯湯式給湯機1を構成する各種配管に水を流すために設けられる。
三方弁24は、流入口24aあるいは流入口24bのどちらか一方から水が流入するように流路を切り替えることができる。本例において三方弁24は、2つの形態に流路を切り替える。2つの形態は、水導出口配管28とヒートポンプ往き配管30とが連通する形態および温水導出配管29とヒートポンプ往き配管30とが連通する形態である。三方弁24は、例えば制御装置6によって動作が制御される。
四方弁25は、流入口25a、流入口25b、流出口25c、流出口25dの計4つのポートを有する。流入口25aは、ヒートポンプ戻り配管32によって水冷媒熱交換器10の二次側流出口に接続される。流入口25bは、第1バイパス配管33によってヒートポンプ往き配管30に、水冷媒熱交換器10と熱源ポンプ31との間で接続される。本例においてタンクユニット3とヒートポンプユニット4とは、ヒートポンプ往き配管30およびヒートポンプ戻り配管32によって接続される。
流出口25cは、第2バイパス配管34によって温水導入口14cに接続される。また温水導入出口14dには温水導入出口配管35が設けられる。温水導入出口配管35は、送湯配管36と給湯配管37との2つの配管に分岐する。送湯配管36は、流出口25dに接続される。また送湯配管36は、温水導入出口14dと流出口25dとの間で、温水導入配管38によって風呂用熱交換器18の一次側流入口に接続される。
四方弁25は、4つの形態に流路を切り替えることができる。4つの形態は、流入口25a−流出口25c、流入口25a−流出口25d、流入口25b−流出口25cおよび流入口25b−流出口25dである。本例における4つの形態は、ヒートポンプ戻り配管32と送湯配管36とが連通する形態、ヒートポンプ戻り配管32と第2バイパス配管34とが連通する形態、第1バイパス配管33と第2バイパス配管34とが連通する形態および第1バイパス配管33と送湯配管36とが連通する形態である。四方弁25は、例えば制御装置6によって動作が制御される。
給湯配管37は、貯湯タンク14内に貯留された水を外部へ供給するために設けられる。給湯配管37は2つに分岐する。2つに分岐した給湯配管37の一方は、給湯用混合弁26に接続される。2つに分岐した給湯配管37の他方は、風呂用混合弁27に接続される。
また減圧弁16には、第3給水配管15cが接続される。第3給水配管15cは2つに分岐する。2つに分岐した第3給水配管15cの一方は、給湯用混合弁26に接続される。2つに分岐した第3給水配管15cの他方は、風呂用混合弁27に接続される。第3給水配管15cには、第2給水配管15bを流れる水が減圧弁16を介して流入する。第1給水配管15a、第2給水配管15b、第3給水配管15cおよび減圧弁16は、貯湯式給湯機1の給水管路を構成する。
給湯用混合弁26および風呂用混合弁27は、給湯配管37から供給される高温の水と第3給水配管15cから供給される水との流量比を調節して設定温度の水を生成する。給湯用混合弁26および風呂用混合弁27は、例えば制御装置6によって動作が制御される。
給湯用混合弁26および風呂用混合弁27が生成する水の設定温度は、例えば使用者がリモコン7の操作部7bを操作することによって設定される。本例において操作部7bは、給湯温度設定手段の一例である。設定温度は、例えばリモコン7の表示部7aに表示される。制御装置6は、設定温度の水を生成するように、給湯用混合弁26および風呂用混合弁27の動作を制御する。
給湯用混合弁26は、第1給湯配管39によって給湯栓40を介して外部の給湯端末に接続される。給湯端末は、例えばシャワーおよび台所の蛇口および洗面所の蛇口等である。使用者が給湯端末を使用する場合、給湯用混合弁26が生成した設定温度の水が第1給湯配管39および給湯栓40を経由して給湯端末へ供給される。
風呂用混合弁27は、第2給湯配管41によって風呂往き配管20に、風呂用熱交換器18と風呂往き温度センサ23との間で接続される。第2給湯配管41には、風呂往き配管20と風呂用混合弁27との間に、風呂用電磁弁42および風呂用流量センサ43が順に設けられる。風呂用電磁弁42は、第2給湯配管41を開閉する。風呂用流量センサ43は、第2給湯配管41を流れる水の流量を検出する。
風呂用混合弁27が生成した設定温度の水は、第2給湯配管41に流入する。第2給湯配管41に流入した水は、風呂用電磁弁42、風呂用流量センサ43、風呂往き配管20および風呂戻り配管19を経由して浴槽5に供給される。
次に、貯湯式給湯機1の動作について説明する。本発明に関する動作として、例えば工事業者がHEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8を設置する際の動作について説明する。図2は、制御装置6の動作を示すフローチャートである。
制御装置6は、HEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが通信する電波の強度の情報を無線通信アダプタ8から受信したか判定する(ステップS1)。例えばHEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8の設置を開始する時点で、制御装置6は無線通信アダプタ8から電波の強度の情報を受信していない。制御装置6は、電波の強度の情報を無線通信アダプタ8から受信していない場合、待機状態を継続する。
制御装置6は、無線通信アダプタ8から電波の強度の情報を受信した場合、受信した情報をリモコン7に送信する(ステップS2)。無線通信アダプタ8は、例えばHEMSコントローラ2と無線通信を開始することにより、制御装置6に電波の強度の情報を送信する。これにより制御装置6は、無線通信アダプタ8から電波の強度の情報を受信する。無線通信アダプタ8とHEMSコントローラ2との無線通信は、無線通信を行うための設定をすることによって開始される。無線通信を行うための設定には、例えば接続機器同士の暗号化および接続認証等が含まれる。
制御装置6は、電波の強度の情報をリモコン7に送信すると、HEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが通信する電波の強度が規定レベル未満か判定する。制御装置6は、電波の強度の情報に基づいて判定を行う(ステップS3)。
電波の強度の規定レベルは、例えば実使用環境において通信を安定的に行えるレベルとして設定される。設定された規定レベルは、例えば制御装置6に予め記憶される。例えばHEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが安定的に通信可能な電波の強度がα、実使用環境において許容すべき電波の強度のばらつきがβの場合、α−βを規定レベルとして設定する。例えば安定的に通信可能な電波の強度が−50dB、実使用環境において許容すべき電波の強度のばらつきが−5dBの場合、規定レベルは−45dBとして設定される。
制御装置6は、電波の強度が規定レベル未満の場合、音声報知指示をリモコン7に送信する。例えば規定レベルが−45dBで電波の強度が−48dBの場合、制御装置6は音声報知指示をリモコン7に送信する(ステップS4)。
制御装置6は、電波の強度が規定レベル未満でない場合、音声報知を停止する指示をリモコン7に送信する。例えば規定レベルが−45dBで電波の強度が−30dBの場合、制御装置6は、音声報知を停止する指示をリモコン7に送信する(ステップS5)。
図3は、リモコン7の動作を示すフローチャートである。リモコン7は、電波の強度の情報を制御装置6から受信したか判定する(ステップS6)。例えばHEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8の設置を開始する時点で、リモコン7は制御装置6から電波の強度の情報を受信していない。リモコン7は、電波の強度の情報を制御装置6から受信していない場合、待機状態を継続する。リモコン7が電波の強度を受信していなければ、表示部7aに電波の強度の情報は表示されない。
制御装置6は、ステップS2で電波の強度の情報をリモコン7に送信する。これによりリモコン7は、制御装置6から電波の強度の情報を受信する。リモコン7は、制御装置6から電波の強度の情報を受信すると、受信した情報を表示部7aに表示させる。これによりリモコン7は、電波の強度の情報を工事業者に認識させる(ステップS7)。
リモコン7は、ステップS7で表示部7aに電波の強度の情報を表示させると、制御装置6から音声報知指示を受信したか判定する(ステップS8)。
制御装置6は、ステップS4でリモコン7に音声報知指示を送信する。これによりリモコン7は、制御装置6から音声報知指示を受信する。リモコン7は、制御装置6から音声報知指示を受信した場合、スピーカ7cに音声による注意報知を行わせる。これによりリモコン7は、電波環境が悪いことを工事業者に伝える(ステップS9)。
ステップS5で制御装置6はリモコン7に音声報知停止指示を送信する。これによりリモコン7は、音声報知停止指示を受信する。リモコン7は、制御装置6から音声報知停止指示を受信した場合、スピーカ7cに音声による注意報知を行わせない。これによりリモコン7は、電波環境が良いことを工事業者に伝える(ステップS10)。
本実施の形態では、例えば電波強度の数値および電波強度のレベルを表すグラフ等が、電波の強度の情報として表示部7aに表示される。工事業者は、表示部7aを確認することによってHEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが通信する電波の強度の情報を確認することができる。
本例の貯湯式給湯機1は音声による注意報知を行う。工事業者は、例えばリモコン7から離れた位置においても注意報知を認識することができる。本実施の形態であれば、リモコン7の設置位置によらず電波の強度の情報を確認しやすい貯湯式給湯機1を得ることができる。
本例の貯湯式給湯機1は、HEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが通信する電波の強度が規定レベル未満の場合、音声による注意報知を行う。工事業者は電波環境が悪いことを容易に認識できる。これにより工事業者は、HEMSコントローラ2あるいは無線通信アダプタ8の取り付け位置の変更をする必要があることを容易に認識できる。
制御装置6は、例えばステップS1〜ステップS5を一定の周期で繰り返す。制御装置6は、ステップS1で無線通信アダプタ8から情報を受信していない場合、例えば一定時間経過後に再びステップS1で判定を行う。
リモコン7は、例えばステップS6〜ステップS10を一定の周期で繰り返す。リモコン7は、ステップS6で制御装置6から情報を受信していない場合、例えば一定時間経過後に再びステップS6で判定を行う。リモコン7は、表示部7aに電波の強度の情報が表示されている際に制御装置6から情報を受信した場合、表示部7aに表示されている情報を更新する。
リモコン7は、スピーカ7cによる注意報知の実行中に制御装置6から音声報知指示を受信した場合、ステップS9でスピーカ7cに注意報知を継続させる。リモコン7は、スピーカ7cによる注意報知の停止中に制御装置6から音声報知指示を受信した場合、ステップS9でスピーカ7cに注意報知を開始させる。
リモコン7は、スピーカ7cによる注意報知の実行中に制御装置6から音声報知停止指示を受信した場合、ステップS10でスピーカ7cに注意報知を停止させる。リモコン7は、スピーカ7cによる注意報知の停止中に制御装置6から音声報知停止指示を受信した場合、ステップS10でスピーカ7cに停止状態を継続させる。
ステップS1〜ステップS5およびステップS6〜ステップS10を繰り返すことにより例えばHEMSコントローラ2を動かしながら設置位置を決めることができる。また同様に、例えば無線通信アダプタ8を動かしながら設置位置を決めることができる。
スピーカ7cは、例えば注意報知を開始してから第1の時間経過後に注意報知を停止しても良い。第1の時間は、例えば10秒である。これにより、例えば消費電力を節約することができる。また、例えば使い勝手を向上させることができる。また、例えば第1の時間だけ経過した後、さらに第2の時間経過後においても電波の強度が規定レベル未満のままの場合に注意報知を再開する構成としてもよい。第2の時間は例えば10分である。
電波強度情報の確認が最も必要とされるのは、例えば工事業者がHEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8を設置する際である。HEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8の設置は、例えば24時間で完了する。HEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8を設置する際には、無線通信を行うための設定が行われる。例えばWPSのプッシュボタン方式の場合、接続する機器のボタンを押すことによって設定が行われる。
音声による注意報知は、例えば無線通信を行うための設定が行われてから第3の時間経過後までの期間のみ行われる構成としても良い。第3の時間は、例えば24時間である。音声による注意報知は、例えば工事業者がHEMSコントローラ2および無線通信アダプタ8を設置する際のみ実行される。貯湯式給湯機1の通常使用時には、音声による注意報知は行われない。これにより、例えば入浴者等の使い勝手の低下が防止される。また、例えば操作部7bを操作することにより、注意報知の実施有無を設定可能な構成としてもよい。操作部7bは注意報知設定手段の一例である。
貯湯式給湯機1は、例えばリモコン7を複数備える構成としてもよい。複数のリモコン7は、例えば台所リモコンおよび浴室リモコン等である。台所リモコンは、台所に設置される。台所リモコンは、例えば沸き上げ温度および給湯温度の設定等の給湯操作を行う際に使用される。浴室リモコンは、浴室に設置される。浴室リモコンは、例えば湯はり指示および追い焚き指示等の給湯操作をする際に使用される。貯湯式給湯機1はリモコン7を複数備えることにより、複数の場所で電波の強度の情報の確認を行うことが可能となる。
上記構成を採用することにより、例えばパーソナルコンピュータ等の確認装置を必要とすることなく、電波の強度の情報を確認できる給湯機が得られる。確認装置は、電波の強度の情報を確認する時のみ使用される。本発明の給湯機が備える制御装置6、リモコン7および無線通信アダプタ8は、外部機器および無線通信アダプタ8の設置完了後も使用される。本発明であれば、電波の強度の情報を確認する時のみ使用される確認装置を別途持ち込む必要がない。また確認装置を新たに接続する手間をなくすことができる。また電波の強度の確認終了後に、確認装置を取り外す手間をなくすことができる。
本発明の制御装置6は、無線通信アダプタ8から受信した電波強度情報をリモコン7に送信することによって、表示部7aに電波の強度の情報を表示させる。制御装置6は、無線通信アダプタ8に有線接続される。制御装置6は、無線通信アダプタ8から電波の強度の情報を安定的に受信することができる。また制御装置6は、リモコン7に有線接続される。制御装置6は、リモコン7に電波の強度の情報を安定的に送信することができる。これにより本発明であれば、電波の強度の情報の確認を安定的に行うことができる。
なお電波の強度の情報の確認が必要な時期は、工事業者が無線通信機器および外部機器を設置する際に限られない。例えば給湯機の使用者が、工事完了後の通常使用時に電波の強度の情報を確認してもよい。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態の貯湯式給湯機1の構成は、実施の形態1と同様に図1で示される。実施の形態1において電波強度の規定レベルは、制御装置6に予め記憶される。本実施の形態において電波強度の規定レベルはリモコン7に記憶される。
図4は、本実施の形態の制御装置6の動作を示すフローチャートである。図4のステップS11〜ステップS12は、実施の形態1のステップS1〜S2に相当する。ステップS11〜ステップS12の動作は、実施の形態1のステップS1〜S2の動作と同様のため、詳細な説明を省略する。制御装置6は、無線通信アダプタ8から電波の強度の情報を受信すると、リモコン7へ情報を送信する。
図5は、本実施の形態のリモコン7の動作を示すフローチャートである。図5のステップS13〜ステップS14は、実施の形態1のステップS6〜S7に相当する。ステップS13〜ステップS14の動作は、実施の形態1のステップS6〜S7の動作と同様のため、説明を省略する。
本実施の形態のリモコン7には、電波の強度の規定レベルが予め記憶される。電波の強度の規定レベルは、例えば実施の形態1と同様に実使用環境において通信を安定的に行えるレベルとして設定される。リモコン7は、ステップS14で表示部7aに電波の強度の情報を表示させると、HEMSコントローラ2と無線通信アダプタ8とが通信する電波の強度が規定レベル未満か判定する。リモコン7は、制御装置6から受信した電波の強度の情報に基づいて判定を行う(ステップS15)。
リモコン7は、電波の強度が規定レベル未満の場合、スピーカ7cに音声による注意報知を行わせる(ステップS16)。リモコン7は、電波の強度が規定レベル未満でない場合、スピーカ7cに音声による注意報知を行わせない(ステップS17)。本実施の形態を採用することにより、実施の形態1と同等の効果を得ることができる。
1 貯湯式給湯機、 2 HEMSコントローラ、 3 タンクユニット、 4 ヒートポンプユニット、 5 浴槽、 6 制御装置、 7 リモコン、 7a 表示部、 7b 操作部、 7c スピーカ、 8 無線通信アダプタ、 9 圧縮機、 10 水冷媒熱交換器、 11 膨張弁、 12 空気熱交換器、 13 冷媒配管、 14 貯湯タンク、 14a 水導入口、 14b 水導出口、 14c 温水導入口、 14d 温水導入出口、 15a 第1給水配管、 15b 第2給水配管、 15c 第3給水配管、 16 減圧弁、 17a 温度センサ、 17b 温度センサ、 18 風呂用熱交換器、 19 風呂戻り配管、 20 風呂往き配管、 21 循環ポンプ、 22 風呂戻り温度センサ、 23 風呂往き温度センサ、 24 三方弁、 24a 流入口、 24b 流入口、 24c 流出口、 25 四方弁、 25a 流入口、 25b 流入口、 25c 流出口、 25d 流出口、 26 給湯用混合弁、 27 風呂用混合弁、 28 水導出口配管、 29 温水導出配管、 30 ヒートポンプ往き配管、 31 熱源ポンプ、 32 ヒートポンプ戻り配管、 33 第1バイパス配管、 34 第2バイパス配管、 35 温水導入出口配管、 36 送湯配管、 37 給湯配管、 38 温水導入配管、 39 第1給湯配管、 40 給湯栓、 41 第2給湯配管、 42 風呂用電磁弁、 43 風呂用流量センサ

Claims (5)

  1. 電波による無線通信を外部機器と行うための無線通信アダプタと、
    前記無線通信アダプタに有線接続される制御装置と、
    前記制御装置に有線接続されるリモコンと、
    を備え、
    前記リモコンは、表示部を有し、
    前記制御装置は、前記外部機器と前記無線通信アダプタとが通信する電波の強度の情報を前記表示部に表示させる給湯機。
  2. 前記リモコンは、前記外部機器と前記無線通信アダプタとが通信する電波の強度が規定レベル未満の場合に、音声による注意報知を行う音声報知手段を有する請求項1に記載の給湯機。
  3. 前記音声報知手段による注意報知の実施有無を設定する注意報知設定手段を備える請求項2に記載の給湯機。
  4. 前記音声報知手段は、注意報知を開始してから第1の時間経過後に注意報知を停止し、注意報知の停止から第2の時間経過後において前記外部機器と前記無線通信アダプタとが通信する電波の強度が規定レベル未満の場合に、注意報知を再開する請求項2または請求項3に記載の給湯機。
  5. 前記音声報知手段は、前記外部機器と前記無線通信アダプタとが無線通信を行うための設定が行われてから第3の時間経過後までの期間のみ、前記外部機器と前記無線通信アダプタとが通信する電波の強度が規定レベル未満の場合に、音声による注意報知を行う請求項2から請求項4までの何れか1項に記載の給湯機。
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