JP2003042556A - 深夜電力機器及び深夜電力機器のホームネットワークシステム - Google Patents

深夜電力機器及び深夜電力機器のホームネットワークシステム

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JP2003042556A
JP2003042556A JP2001225373A JP2001225373A JP2003042556A JP 2003042556 A JP2003042556 A JP 2003042556A JP 2001225373 A JP2001225373 A JP 2001225373A JP 2001225373 A JP2001225373 A JP 2001225373A JP 2003042556 A JP2003042556 A JP 2003042556A
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JP2001225373A
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Shinichi Tomota
伸一 友田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の深夜電力機器は、タイムスイッチや深
夜電力量計等を設置、配線接続しなければならないとい
う手間があり、コストが高くなるという問題があった。 【解決手段】 送受信部21,22と、データ記憶部2
4と、消費電力演算部を備え、前記消費電力演算部で毎
日の消費電力量を演算により求めてデータ記憶部24に
累積保存し、このデータ記憶部に保存したある期間分の
消費電力量を電力会社のホストコンピュータ50ら消費
電力量の送信指令があった時に、ある期間(1ヶ月等)
分の消費電力量を送信部22によって電力会社のホスト
コンピュータ50に送信するようにし、また、電力会社
のホストコンピュータ50から送信される機器の運転許
可・禁止の指令を受けて機器の使用時間帯がコントロー
ルされるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、深夜電力機器及び
深夜電力機器を使用したホームネットワークシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以前より、深夜の安い電気料金を利用し
た深夜電力機器として、電気温水器や蓄熱暖房機などが
普及している。一般の住戸において、電気温水器や蓄熱
暖房機などの深夜電力機器を使用する場合は、図6に示
されるような電気配線方法が採用されている。ここで、
電気料金契約としては、従量電灯と深夜電力を組み合わ
せて加入している。図6において、1は各住戸の電気の
取り入れ口となる引込線、2は従量電灯の電力量を計測
する電力量計、3は従量電灯用の分電盤、4は従量電灯
に接続されたテレビなどの一般家電機器、5は深夜電力
時間帯だけ電気を供給する為のタイムスイッチ、6は深
夜電力の電力量を計測する深夜電力量計、7は深夜電力
機器用の分電盤、8は電気温水器などの深夜電力機器で
ある。
【0003】ここで、従量電灯は、単相3線式で、引込
線1から従量電灯用電力量計2を経由して分電盤3に供
給される。分電盤3から、家庭内のコンセントに配線
し、テレビなどの一般家電機器4に電源を供給する。ま
た、合わせて、深夜電力では、昼間に電気が供給されな
いため、深夜電力機器8の制御電源として供給される。
一方、深夜電力は、単相3線式で、引込線1からタイム
スイッチ5、深夜電力量計6を経由して、深夜電力分電
盤7に供給される。ここで、タイムスイッチ5は、深夜
の時間帯(例えば、夜の23時から朝の7時まで)だけ
電気を供給し、それ以外の時間帯(例えば、朝7時から
夜23まで)は電気を遮断するタイマーと接点を有した
ものである。深夜電力量計6は、深夜電力で使用する分
だけの電力量を計測するものである。深夜電力機器用分
電盤7から、電気温水器などの深夜電力機器8に電源を
供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の深夜電力機器は
以上のように、深夜電力機器8を使用するために、タイ
ムスイッチ5や深夜電力量計6等を接続しなければなら
ないという手間があり、、コストも高くなるという問題
点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、タイムスイッチあるいは深夜電
力量計等の接続を不要で、電気配線を簡素化でき、コス
トの低減が図れる深夜電力機器を得ることを目的とす
る。また、本発明は、負荷の平準化が容易に実現可能な
深夜電力機器のホームネットワークシステムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の深夜電力機器は、送受信部と、データ記憶部と、消
費電力演算部を備え、前記消費電力演算部で毎日の消費
電力量を演算により求めてデータ記憶部に累積保存し、
このデータ記憶部に保存したある期間分の消費電力量を
前記送信部より外部に送信可能にしたことを特徴とす
る。
【0007】また、本発明に係る請求項2記載の深夜電
力機器のホームネットワークシステムは、電力会社コン
ピュータとネットワーク網を介して各住戸のゲートウエ
イとを接続し、該ゲートウエイは住戸内の深夜電力機器
と接続され、電力会社コンピュータと各住戸の各深夜電
力機器との間で情報のやり取りを行う深夜電力機器のホ
ームネットワークシステムであって、各住戸の深夜電力
機器は、送受信部と、データ記憶部と、消費電力演算部
を備え、前記消費電力演算部で毎日の消費電力量を求め
てデータ記憶部に累積保存し、前記電力会社コンピュー
タからネットワーク網を介して消費電力量の送信指令あ
るいは機器の運転・停止指令を受信部で受信することに
より、前記データ記憶部からある期間分の消費電力量を
取り出して前記送信部から電力会社コンピュータに送信
したり、機器の運転・停止制御を行うものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の深
夜電力機器による実施の形態1を示す電気配線図であ
る。図中、1は各住戸の電気の取り入れ口となる引込
線、2Aは従量電灯の電力量を計測するとともに、ゲー
トウェイ機能を内蔵しネットワークに接続することがで
きる電力量計、3は従量電灯用の分電盤、4は従量電灯
に接続されたテレビなどの一般家電機器、7は深夜電力
用の分電盤、8Aは深夜電力機器としての電気温水器、
20はこの電気温水器8Aの制御部、50は電力会社の
ホストコンピュータ、51は電力会社のホストコンピュ
ータ50と接続されるネットワーク網である。
【0009】図2は、本発明の実施の形態1で使用して
いる電気温水器の構成図である。図中、8Aは電気温水
器、20は電気温水器8Aの制御を司る制御部、21は
電力会社のホストコンピュータ50からの制御情報をネ
ットワーク網51とゲートウェイ内蔵電力量計2Aを介
して受信する受信部、22は電気温水器8Aから消費電
力量の情報をゲートウェイ内蔵電力量計2Aとネットワ
ーク網51を介して電力会社のホストコンピュータ50
へ送信する送信部、23は電気温水器8Aの制御部20
の中核をなす主制御部で、タイマー機能、演算機能等を
有し、後述する温度センサ29や電流センサ30からの
センサ信号が入力され、発熱体制御部28やリモコン制
御部27を制御したり、電力会社のホストコンピュータ
50と情報のやりとりの制御を行うものである。
【0010】24は電気温水器8Aの機器識別情報や発
熱体定格電力等のデータを記憶したデータ記憶部、25
は制御部20に温度センサ信号の入力を行う温度センサ
入力部、26は制御部20に電流センサ信号の入力を行
う電流センサ入力部、27は主制御部23とリモコン信
号のやりとりを行うリモコン制御部、28は後述する発
熱体を制御する発熱体制御部、29は温度センサで、お
湯の沸き上げ温度を検出する温度センサやタンク内の現
在の残湯量を検出してリモコン31に表示する温度セン
サ等が該当する。30は電気温水器8Aの通電時の消費
電流を測定する電流センサ、31はリモコンで、入力部
31aと表示部31bを有している。32は発熱体制御
部28によって駆動制御される発熱体用リレー、33は
発熱体用リレー32のオン・オフ動作によって制御さ
れ、タンク内の水を加熱する発熱体である。
【0011】次に、本発明の深夜電力機器の動作につい
て説明する。ここで、電気温水器8Aは、制御用電源を
従量電灯から供給され、発熱体33の加熱に使用する電
源を深夜電力から供給される。また、制御用電源の消費
電力量は他の従量電灯とあわせ、ゲートウェイ内蔵電力
量計2Aにより計測される。
【0012】まず、図3のフローチャートにより実施の
形態1における深夜電力機器の消費電力量の演算方法に
ついて説明する。ステップS101でスタートし、ステ
ップS102で、消費電力量SWを0にリセットし、ス
テップS103に進む。
【0013】ステップS103では、タイマーをリセッ
トし、ステップS104で、タイマーをスタートさせ、
ステップS105で、タイマーが1秒以上経過したか否
かを判定する。1秒以上経過していなければ、ステップ
S105に戻る。1秒以上経過していれば、ステップS
106に進む。
【0014】ステップS106では、電流センサ30よ
り測定した瞬時電流値Aを入力し、ステップS107
で、ステップS106で1秒に1回入力される瞬時電流
値Aを元に、消費電力量SWを次式により算出する。S
W←SW+(A×0.2)/3600ここで、←は、左辺
の計算結果を右辺に代入することを意味する。A(アン
ペア)に、0.2(kV)を乗じ、それを3600(秒)
で除することにより、1秒間の消費電力量(kWh)を
求めることができる。それを順次加算することによっ
て、毎日の消費電力量SWを求め、データ記憶部24に
積算保存していく。
【0015】ステップS108では、タイマーをストッ
プさせ、ステップS109では、ゲートウェイ内蔵電力
量計2Aから消費電力量送信要求があるかないかを判定
する。ここで、送信要求がない場合は、ステップS10
3に戻って消費電力量SWの算出を続け、消費電力量の
送信要求があった場合は、ステップS110に進む。ス
テップS110では、ゲートウェイ内蔵電力量計2Aに
消費電力量SWを送信する。ここでは、データ記憶部2
4が記憶している機器識別情報を主制御部23が取り出
し、ステップS107で算出された消費電力量と機器識
別情報を送信部22が電力線搬送によりゲートウェイ内
蔵電力量計2Aに送信する。さらに、ゲートウェイ内蔵
電力量計2Aは、従量電灯の消費電力量と合わせてネッ
トワーク網51を経由して消費電力量送信要求のあった
電力会社のホストコンピュータ50に消費電力量情報を
送信する。消費電力量情報を送信した後は、ステップS
102に戻る。
【0016】このようにして、電力会社は、各住戸の消
費電力量情報をネットワーク網51を介して収集するこ
とが可能となり、各住戸の深夜電力量計を省略すること
ができるので、コスト低減が図れる。
【0017】実施の形態2.上記実施の形態1では、電
流センサ30により消費電流値Aを測定しているが、発
熱体33のような抵抗負荷の場合、消費電流値は常に一
定となる。従って、製造時に、機器ごとに消費電力を測
定し、その情報をデータ記憶部24に記憶させておくこ
とで、通電時間のみを測定するだけで、消費電力量を計
算することが可能となる。ここで、データ記憶部24
は、停電が発生してもクリアーしないEEPROM等を
使用する。
【0018】以下、図4のフローチャートにより実施の
形態2の消費電力量の演算動作について説明する。ステ
ップS201でスタートし、ステップS202で、発熱
体33の通電時間合計を示す発熱体通電時間HTを0に
リセットし、ステップS203に進む。
【0019】ステップS203では、発熱体33が現在
通電中か否か判定する。通電中の場合はステップS20
4に進み、通電中でない場合はステップS205に進
む。ステップS204では、発熱体通電時間HTをカウ
ントし、ステップS205に進む。ステップS205で
は、ゲートウェイ内蔵電力量計2Aから消費電力量送信
要求があるかないかを判定する。送信要求がない場合は
ステップS203に戻り、送信要求がある場合はステッ
プS206に進む。
【0020】ステップS206では、消費電力量SWを
次式により算出し、ステップS207に進む。 SW←B×HT ここで、Bは、製造時にデータ記憶部24に記憶させた
機器ごとの消費電力である。ステップS207では、ゲ
ートウェイ内蔵電力量計2Aに消費電力量SWを送信す
る。ここでは、データ記憶部24が記憶している機器識
別情報を主制御部23が取り出し、ステップS207で
算出された消費電力量と機器識別情報を送信部22が電
力線搬送により、ゲートウェイ内蔵電力量計2Aに送信
する。さらに、ゲートウェイ内蔵電力量計2Aは、従量
電灯の消費電力量と合わせてネットワーク網51を経由
して消費電力量送信要求のあった電力会社のホストコン
ピュータ50に消費電力量情報を送信する。消費電力量
情報を送信した後は、ステップS202に戻る。このよ
うにして、電力会社は、各住戸の消費電力量情報をネッ
トワーク網51を介して収集することが可能となり、各
住戸の深夜電力量計や実施の形態1での電流センサ30
を省略することができるので、更にコスト低減が図れ
る。
【0021】実施の形態3.次に、タイムスイッチ5を
省略する深夜電力機器のホームネットワークシステムに
ついて、実施の形態3として説明する。タイムスイッチ
は、深夜電力時間帯(例えば23時から7時)に電力を
供給し、昼間時間帯(例えば7時から23時)に電力供
給を停止させるものである。この実施の形態3は、タイ
ムスイッチ5を用いずに、同じ機能をネットワーク網を
使って実現する深夜電力機器のホームネットワークシス
テムである。
【0022】まず、深夜の23時になった時点で、電力
会社のホストコンピュータ50は、ネットワーク網51
を経由し、各住戸の電気温水器8Aに沸き上げを許可す
る指令と該当機器の識別情報(どこの住宅かを指定する
ハウスコードと該当機器のノードNoを指定するコード
から構成される)をゲートウェイ内蔵電力量計2Aに送
信する。各住戸のゲートウェイ内蔵電力量計2Aは該当
する電気温水器8Aに沸き上げを許可する指令と該当機
器の識別情報を送信する。
【0023】具体的には、ゲートウェイ内蔵電力量計2
Aから送信された情報は、電気温水器8Aの制御部20
内にある受信部21で受信し、主制御部23に伝えられ
る。
【0024】ここで、各住戸の電気温水器8Aは各々デ
ータ記憶部24に記憶してある識別情報と受信部21で
受信した識別情報が同一であるか否かを確認する。同一
でない場合は、受信情報を無視する。同一である場合
は、温度センサ29からの温度入力値が沸き上げ設定温
度未満であれば、主制御部23は発熱体制御部28を制
御し、発熱体リレー32をオンにして発熱体33に通電
する。そして、温度センサ29からの温度入力値が沸き
上げ設定温度以上になると、所定の沸き上げが完了した
として、主制御部23は発熱体制御部28を制御し、発
熱体リレー32をオフにして、発熱体33への通電を停
止する。
【0025】また、逆に、朝7時になった時点で、電力
会社のホストコンピュータ50は、ネットワーク網51
を経由し、深夜電力機器(ここでは温水器)の沸き上げ
を禁止する指令と該当機器の識別情報を各住戸のゲート
ウェイ内蔵電力量計2Aに送信する。
【0026】各住戸のゲートウェイ内蔵電力量計2A
は、該当する電気温水器8Aに沸き上げを禁止する指令
と識別情報を送信する。具体的には、各住戸のゲートウ
ェイ内蔵電力量計2Aから送信された情報は、電気温水
器8Aの制御部20内にある受信部21で受信し、主制
御部23に伝えられる。
【0027】ここで、データ記憶部24に記憶してある
識別情報と受信部21で受信した識別情報が同一である
か否かを確認する。同一でない場合は、受信情報を無視
し、同一である場合は、温度センサ29からの温度入力
値がどのような値であっても、主制御部23は発熱体制
御部28を制御し、発熱体リレー32をオフにして、発
熱体33への通電を停止する。
【0028】以上、電力会社のホストコンピュータ50
と各住戸の電気温水器8Aとの情報のやり取りについ
て、電気温水器8A側の具体的な動作を示したのが図5
のフローチャートである。ステップS301でスタート
し、ステップS302で、ゲートウェイ内蔵電力量計2
Aから受信データがあるか否か判定する。受信データが
ない場合はステップS302に戻り、受信データがある
場合はステップS303に進む。
【0029】ステップS303では、ゲートウェイ内蔵
電力量計2Aから送信されてきたデータの機器識別情報
とデータ記憶部24に記憶されている機器識別情報が一
致するか否か判定する。一致しない場合は他の住戸や他
の機器へ送信されてきたデータとみなし、処理を行なわ
ずにステップS302に戻る。一致する場合は当該電気
温水器8Aに送信されてきたデータと判断しステップS
304に進む。
【0030】ステップS304では、受信データが沸き
上げ許可指令か否かを判定する。沸き上げ許可指令の場
合はステップS305に進む。沸き上げ許可指令以外の
場合はステップS307に進む。ステップS305で
は、沸き上げ許可指令を受けたため、電気温水器8Aと
して沸き上げ可能かどうかを確認するするに、沸き上げ
温度検出用の温度センサ29からの入力値が沸き上げ設
定温度より低いか否かを判定し、設定温度より低い場合
は、ステップS306に進み、設定温度以上の場合は、
ステップS308に進む。
【0031】ステップS306では、まだ設定温度まで
沸き上がっていないため、発熱体33に通電して沸き上
げを行ない、ステップS302に戻る。ステップS30
7では、受信データが沸き上げ禁止指令か否かを確認す
る。沸き上げ禁止指令の場合はステップS308に進
む。沸き上げ禁止指令以外の場合は、受信データに該当
するコマンドがないと判断しステップS302に戻る。
ステップS308では、沸き上げ禁止指令を受信した
か、あるいはすでにお湯が沸き上がっているため、発熱
体33をOFFにして沸き上げを停止し、ステップS3
02に戻る。
【0032】ここで、深夜電力は、電気温水器8Aの沸
き上げ用に供給されているため、発熱体33を通電しな
いことにより、深夜電力時間帯以外は使用されないこと
になり、沸き上げ許可・禁止の指令を電力会社のホスト
コンピュータから送信することによって、タイムスイッ
チの機能が代替可能となる。なお、この時間は電力会社
の都合で任意で変更可能である。例えば、冬場の昼間に
電力需要が余っている場合、沸き上げ許可指令をホスト
コンピュータ50から送信することにより、余った電力
を有効に販売することが可能となる。このように、電力
会社ごとに電力供給量と需要量の状況が異なるため、電
力会社ごとに沸き上げ許可・禁止の指令を自由に設定可
能である。これにより、昼間電力時間帯に沸き上げ許可
指令を受信した電気温水器は、深夜電力時間帯と同じ安
い電力料金でお湯の沸き上げを行なうことができる。
【0033】また、実施例では、温水器の沸き上げ許可
・禁止の指令は、電力会社のホストコンピュータ50か
ら行われる例を示したが、ゲートウェイ内蔵電力量計2
Aがコントローラーとなり、沸き上げ許可・禁止の指令
を出すことによっても、タイムスイッチの省略を実現で
きる。
【0034】また、温水器の事例では、沸き上げの許可
・禁止の指令を制御情報としたが、例えば、蓄熱暖房機
等の場合においては、蓄熱動作の許可・禁止の指令(通
常、深夜電力を利用して動作させている機能)を制御情
報とすることにより、他の深夜電力機器にも対応可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る請求
項1記載の深夜電力機器においては、送受信部と、デー
タ記憶部と、消費電力演算部を備え、前記消費電力演算
部で毎日の消費電力量を演算により求めてデータ記憶部
に累積保存し、このデータ記憶部に保存したある期間分
の消費電力量を前記送信部より外部に送信可能にしたの
で、電気配線から深夜電力量計を省略でき、コスト低減
を図ることができる。
【0036】また、本発明に係る請求項2記載の深夜電
力機器のホームネットワークシステムは、電力会社コン
ピュータとネットワーク網を介して各住戸のゲートウエ
イとを接続し、該ゲートウエイは住戸内の深夜電力機器
と接続され、電力会社コンピュータと各住戸の各深夜電
力機器との間で情報のやり取りを行う深夜電力機器のホ
ームネットワークシステムであって、各住戸の深夜電力
機器は、送受信部と、データ記憶部と、消費電力演算部
を備え、前記消費電力演算部で毎日の消費電力量を求め
てデータ記憶部に累積保存し、前記電力会社コンピュー
タからネットワーク網を介して消費電力量の送信指令あ
るいは機器の運転・停止指令を受信部で受信することに
より、前記データ記憶部からある期間分の消費電力量を
取り出して前記送信部から電力会社コンピュータに送信
したり、機器の運転・停止制御を行うので、電気配線か
らタイムスイッチや深夜電力量計を省略でき、コスト低
減を図ることができるとともに、電力会社毎に沸き上げ
許可・禁止の指令を任意の時間帯に設定することができ
るため、負荷の平準化を考慮した深夜電力機器の運転制
御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す深夜電力機器の
電気配線図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す電気温水器の構
成図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示す電気温水器の動
作フローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2を示す電気温水器の動
作フローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3を示す電気温水器の動
作フローチャートである。
【図6】 従来の深夜電力機器の電気配線図である。
【符号の説明】
1 引込線、2A ゲートウェイ内蔵電力量計、8A
電気温水器(深夜電力機器)、20 制御部、21 受
信部、22 送信部、23 主制御部、24データ記憶
部、30 電流センサ、50 電力会社ホストコンピュ
ータ、51ネットワーク網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 357 G06F 13/00 357A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信部と、データ記憶部と、消費電力
    演算部を備え、前記消費電力演算部で毎日の消費電力量
    を演算により求めてデータ記憶部に累積保存し、このデ
    ータ記憶部に保存したある期間分の消費電力量を前記送
    信部より外部に送信可能にしたことを特徴とする深夜電
    力機器。
  2. 【請求項2】 電力会社コンピュータとネットワーク網
    を介して各住戸のゲートウエイとを接続し、該ゲートウ
    エイは住戸内の深夜電力機器と接続され、電力会社コン
    ピュータと各住戸の各深夜電力機器との間で情報のやり
    取りを行う深夜電力機器のホームネットワークシステム
    であって、 各住戸の深夜電力機器は、送受信部と、データ記憶部
    と、消費電力演算部を備え、前記消費電力演算部で毎日
    の消費電力量を求めてデータ記憶部に累積保存し、前記
    電力会社コンピュータからネットワーク網を介して消費
    電力量の送信指令あるいは機器の運転・停止指令を受信
    部で受信することにより、前記データ記憶部からある期
    間分の消費電力量を取り出して前記送信部から電力会社
    コンピュータに送信したり、機器の運転・停止制御を行
    うことを特徴とする深夜電力機器のホームネットワーク
    システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008477A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 電力計測装置
WO2011111240A1 (en) * 2010-03-11 2011-09-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for controlling charging for energy usage
JP2015519530A (ja) * 2012-03-26 2015-07-09 ベーシック ホールディングス 蓄熱装置
CN106403302A (zh) * 2016-09-08 2017-02-15 广东美的暖通设备有限公司 热水器

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