JP2002168285A - ダイナミックダンパ - Google Patents

ダイナミックダンパ

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JP2002168285A
JP2002168285A JP2000366430A JP2000366430A JP2002168285A JP 2002168285 A JP2002168285 A JP 2002168285A JP 2000366430 A JP2000366430 A JP 2000366430A JP 2000366430 A JP2000366430 A JP 2000366430A JP 2002168285 A JP2002168285 A JP 2002168285A
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dynamic damper
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body frame
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JP2000366430A
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Teruaki Yasuzawa
照明 安澤
Yoshitaka Sekiguchi
佳孝 関口
Toshio Wataya
敏雄 綿谷
Atsushi Ishizaki
篤 石崎
Junya Fukumizu
淳彌 福水
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Honda Motor Co Ltd
Yamashita Rubber Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Yamashita Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型や製品の種類を少なく抑えることにより、
管理の煩雑化を防止するとともに、製造コストの上昇を
抑制するダイナミックダンパを提供する。 【解決手段】 ダイナミックダンパDM1は、取付金具
1と、弾性体2と、錘3とを備えている。取付金具1
は、ダイナミックダンパDM1の製造工程において、一
体成形物として加硫されて製造される。錘3は、取付金
具1と弾性体2とからなる一体成形物とは別体として製
造される。そして、弾性体2に対してボルトによって固
定されている。また、取付金具1は、ボルトB,Bによ
って振動物である車体フレームFに対して固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などにおける
振動の激しい部分の振動を低減するためのダイナミック
ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両においては、エンジン
の駆動や走行などによって振動が発生する。この振動が
激しいと、振動がドライバに伝わったり、騒音が発生し
たりしてドライバに不快感を与えるなどの弊害が生じ
る。そこで、自動車などの車両には、振動を吸収するた
めの制振装置として、従来、ダイナミックダンパが用い
られている。
【0003】このダイナミックダンパは、錘と弾性体と
取付具、たとえば取付金具とを有しており、取付金具を
振動物、たとえば車体フレームに取り付け、この取付金
具に弾性体を介して錘を取り付ける。そして、弾性体の
ばね力と錘の質量により振動物の振動を相殺して低減さ
せるものである。また、この種のダイナミックダンパ
は、錘と弾性体と取付金具とを一体的に製造していた。
錘と弾性体と取付金具を一体的に製造する際には、錘と
取付具を型に嵌め込み、その間に弾性体となるゴム素材
を流し込んでから加硫することによってダイナミックダ
ンパとして製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のダ
イナミックダンパでは、錘の質量は振動物の重量によっ
て決定され、弾性体のばね定数は目標とする周波数に応
じて決定される。また、取付金具の形状はダイナミック
ダンパを取り付ける対象となる振動物の形状によって決
定される。したがって、たとえば振動物の形状は変わら
ないものの、錘の質量だけを変えたいというような場合
でも、錘だけを変更した専用の成形用の型が必要とな
る。このため、型と製品の種類が多くなって、管理が煩
雑になるとともに、製造コストが上昇する原因になると
いう問題があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、型や製品の種類
を少なく抑えることにより、管理の煩雑化を防止すると
ともに、製造コストの上昇を抑制するダイナミックダン
パを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る制振装置は、錘と、取付具と、前記錘
と前記取付具との間に設けられた弾性体とからなる制振
装置であって、前記錘と前記取付具のうちの一方と、前
記弾性体とを一体成形してなる一体成形物を有し、前記
錘と前記取付具のうちの他方は、前記一体成形物とは別
体に形成され、前記一体成形物に対して、前記錘と前記
取付具のうちの他方が固定されて構成されていることを
特徴とする。
【0007】ダイナミックダンパでは、振動物の質量に
よって錘の質量が決定され、振動物が振動する際の周波
数に応じて弾性体のばね定数が決定される。また、ダイ
ナミックダンパを取り付ける位置の形状によって取付具
の形状が決定される。このように、錘、弾性体、および
取付具を決定するための要因はみな異なるものである。
このため、従来のダイナミックダンパでは、錘として同
一のものを使用する場合でも、すべての組み合わせ数と
同じ数の型が必要であった。たとえば、錘、弾性体、お
よび取付具がそれぞれ4種類ずつある場合には、4×4
×4の合計64個の種類が必要であった。これに対し
て、本発明では、錘と弾性体、および取付具と弾性体の
いずれかを一体成形物として製造している。このため、
必要とする型および製品の数が従来のダイナミックダン
パと比較すると少なくて済むことになる。たとえば前記
の例と合わせて、錘、弾性体、および取付具がそれぞれ
4種類ずつある場合には4×4+4の合計20種類の型
を用意すればよいことになる。このように、本発明に係
るダイナミックダンパでは、必要とする型および製品の
種類を少なくすることができるので、管理の煩雑化を防
止するとともに、製造コストの上昇を抑制することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に
係るダイナミックダンパの第1の実施形態の組立状態を
示す正面図である。図1に示すように、本実施形態に係
るダイナミックダンパDM1は、本発明の取付具である
取付金具1と、弾性体2と、錘3を備えており、これら
の部材が組み付けられて振動物である車体フレームFに
固定される。これらのうちの取付金具1と弾性体2が一
体的に成形されて本発明の一体成形物となっている。
【0009】取付金具1は、たとえばプレス成形品から
なり、取り付けられる車体フレームFの形状に応じて適
宜決定される。本実施形態では、車体フレームFの平ら
な部分に取り付けられるものであり、右片11および左
片12によって構成されている。このうちの右片11
は、固定片11Aと立ち上がり片11Bによって構成さ
れており、固定片11Aが車体フレームFに対してボル
トBによって締め付けられて固定されている。また、左
片12も同様に固定片12Aと立ち上がり片12Bによ
って構成されており、固定片12Aが車体フレームFに
対してボルトBによって締め付けられて固定されてい
る。これらの固定片11A,12Aは、ボルトではな
く、たとえば溶接によって固定することもできる。
【0010】弾性体2は、板状の右弾性体21と、この
右弾性体21と同形の左弾性体22によって構成されて
いる。図1においては、右弾性体21および左弾性体2
2はいずれもその肉厚部が図示されている。これらのう
ちの右弾性体21は、加硫して形成されるが、右弾性体
21を製造する際に、取付金具1の右片11に固定され
るように加硫される。こうして、右弾性体21は、右片
11の立ち上がり片11Bに一体的に取り付けられる。
また、左弾性体22は、右弾性体21と同様にして取付
金具1における左片12の立ち上がり片12Bに固定さ
れるように加硫される。そして、本実施形態では、取付
金具1の右片11および右弾性体21、並びに取付金具
1の左片12および左弾性体22が、それぞれ本発明の
一体成形物を構成している。
【0011】この弾性体2は、所定のばね定数を有する
ように加硫されており、車体フレームFに生じる振動数
に応じて、車体フレームFの振動が低減されるばね定数
に調整するチューニングが行われている。また、弾性体
2は、適宜所定のゴム材料によって製造されており、そ
の材質等は特に限定されることはなく、適宜公知のゴム
材料を使用することができる。
【0012】さらに、右弾性体21には、板状の右ブラ
ケット23が固定されている。この右ブラケット23
は、右弾性体21を加硫して製造する際に、右弾性体2
1と一体となるようにして固定される。同様に、左弾性
体22にも板状の左ブラケット24が左弾性体22を加
硫して製造する際に左弾性体22に固定される。
【0013】錘3は、右弾性体21および左弾性体22
に対して、それぞれ右ブラケット23および左ブラケッ
ト24を介在させて、ボルトによって固定されている。
この錘3の質量は、振動物の質量に対応させて適宜決定
することができる。すなわち、振動物の質量が大きい場
合には錘3の質量も大きく設定され、振動物の質量が小
さい場合には、錘3の質量も小さく設定される。この錘
3は、図示しないボルトによって左右ブラケット23,
24に組み付ける段階で固定される。このため、たとえ
ば異なる種類の車体等に取り付けられる際には、他の弾
性体および取付金具の一体成形物にも取り付けることが
できるようになっている。
【0014】次に、本実施形態に係るダイナミックダン
パDM1の作用について説明する。本実施形態に係るダ
イナミックダンパDM1は、製造段階において取付金具
1と弾性体2が一体成形物として製造される。また、錘
3は一体成形物とは別体の単体として製造される。そし
て、これらの取付金具1および弾性体2からなる一体成
形物、並びに別体の錘3は、振動物である車体フレーム
Fに組み付ける際に、ボルトどめによって取り付けられ
てダイナミックダンパDM1となる。具体的には、図1
に示される状態から、取付金具1における左右片11,
12に取り付けられた弾性体21,22が、それぞれブ
ラケット23,24を介して図示しないボルトによって
錘3を固定する。ブラケット23,24に錘3を固定し
たら、ボルトB,Bによって取付金具1の左右片11,
12をそれぞれ振動物である車体フレームFに組み付け
る。このようにして、ダイナミックダンパDM1が車体
フレームFに組み付けられることにより、車体フレーム
Fに生じる振動を低減するものである。
【0015】ところで、ダイナミックダンパDM1にお
ける取付金具1は振動物である車体フレームFの形状、
弾性体2のばね定数は車体フレームFの振動周波数、錘
3は車体フレームFの質量によって決定される。ここ
で、取付対象となる振動物である車体フレームFにもさ
まざまな性状のものがある。たとえば、形状は同じであ
るが、その素材等に起因して質量が異なるもの、逆に形
状は異なるが質量が一致しているものなどがある。ま
た、車体における車体フレームFの質量は同じであるが
取付位置によって周波数が異なるもの、質量は異なるが
取付位置が近似していることによって周波数は同じであ
るものなどである。このため、従来のダイナミックダン
パではその性状の種類ごとに異なるダイナミックダンパ
を製造しているために、必要とするダイナミックダンパ
の種類が非常に増えてしまう。その結果、ダイナミック
ダンパを製造するための型の種類も増大してしまい、そ
の管理が煩雑になるとともに、製造コストの増大を招く
原因となるものとなっていた。
【0016】この点、本実施形態に係るダイナミックダ
ンパでは、弾性体2と取付金具1とを一体成形物として
いるので、この一体成形物および錘3の汎用性が増す。
この結果、必要となる型の種類を減少することができ
る。その結果、管理の煩雑化を防止することができると
ともに、製造コストの抑制に寄与することができる。
【0017】ここで、本実施形態のように、弾性体2と
取付金具1とを一体成形するのは、たとえば車体フレー
ムの形状の種類が少なく、質量の種類が多い場合に有効
である。弾性体2および取付金具1を一体成形物とする
ことにより、弾性体と錘とを一体成形物とするよりも、
型および製品の種類を少なくすることができるからであ
る。逆に、車体フレームの形状の種類が多く、重量の種
類が少ない場合には、弾性体と錘とを一体成形物とした
方が型および製品の数を少なくすることができるので、
好適である。なお、本実施形態においては、弾性体2と
取付金具1の一体成形物が製品となる。また、一体成形
物と別体として製造される錘3も製品となる。
【0018】ところで、単に型および製品の種類の削減
という観点から見れば、取付金具、弾性体、および錘を
それぞれ別体として製造しておき、すべて組み付け工程
で組み上げてダイナミックダンパとすれば、取付具、弾
性体、錘のそれぞれが4種類ある場合に、型および製品
の種類は12種類で済むことになる。ところが、これら
をすべて別体としておくと、組み付け工程が困難にな
る。すなわち、ダイナミックダンパは、取付金具、弾性
体、および錘が完全に隙間なく固定されて所期の制振効
果を奏するものであり、これらの間に隙間があいてしま
う事態は避ける必要がある。ところが、組み付け段階で
これらを一体的に固定するとなると、組み付け作業に手
間がかかりすぎて好ましくないものである。特に、取付
具と弾性体、および弾性体と錘の両方に隙間があいてし
まった場合には、制振効果が著しく低減してしまうもの
である。
【0019】この点、本実施形態に係るダイナミックダ
ンパDM1では、取付金具1と弾性体2とは製造段階で
一体成形物として製造されているので、隙間があいてし
まう心配はない。このため、たとえば組み付け段階で弾
性体2と錘3との間にわずかな隙間があいてしまった場
合であっても、大きく制振効果が低減することはないも
のである。
【0020】したがって、本実施形態に係るダイナミッ
クダンパDM1では、型および製品の種類を少なくする
ことができる。このため、型および製品の管理の煩雑化
を防止することができるとともに、製造コストの増大を
抑制することができる。しかも、ダイナミックダンパを
振動物に取り付ける際にも、その制振効果を著しく低減
させることなく取り付けるのが容易となる。
【0021】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図2は、本実施形態に係るダイナミックダンパ
DM2の分解斜視図、図3はその正面断面図である。図
2および図3に示すように、本実施形態に係るダイナミ
ックダンパDM2は、取付金具4と、弾性体5と、錘6
を備えている。本実施形態では、これらのうちの弾性体
5と錘6が一体的に形成されて本発明の一体成形物とな
っている。
【0022】取付金具4は、たとえばプレス成形品から
なり、前記第1の実施形態同様、車体フレームFの形状
に応じて適宜決定される。本実施形態では、平らな車体
フレームFに弾性体5および錘6を挟む形で取り付けら
れる。この取付金具4は、車体フレームFにボルトによ
って留められる右平板41および左平板42を備えてお
り、それらの左右平板41,42の間の上方位置には、
上平板43が設けられている。右平板41および左平板
42には、ボルトを締め付けるためのボルト孔41a,
42aがそれぞれ穿設されている。また、上平板43に
は、ボルト孔41a,42aよりもわずかに大きい嵌合
孔43aが穿設されている。
【0023】弾性体5は、所定のばね定数を有するゴム
製のものであり、円筒状の胴部51を備えている。この
胴部51の上方および下方には上下突起台52,53が
設けられており、これらの上下突起台52,53にそれ
ぞれ上下嵌合突起54,55が設けられている。これら
の上下嵌合突起54,55のうち、上嵌合突起54は、
取付金具4の上平板43に形成された嵌合孔43aに挿
入されて嵌合される。また、下嵌合突起55は、車体フ
レームFに形成された嵌合孔Faに挿入されて嵌合され
る。また、これらの胴部51、上下突起台52,53お
よび上下嵌合突起54,55は、すべて同一のゴム製材
料によって一体的に形成されている。また、上下突起台
52,53まで含めた胴部51の高さは、取付金具4の
上平板43の高さと略同じ、あるいは若干短く設定され
ている。そして、取付金具4のボルト孔41a,42a
にボルトB,Bを通して締め付けたときに、取付金具4
の上平板43の下面と車体フレームFの上面によって弾
性体5が挟み込まれる。
【0024】この弾性体5の内部には、鋼製の錘6が弾
性体5と一体となって内設されている。この錘6の重量
は、車体フレームFの重量に応じて適宜設定される。こ
れらの弾性体5および錘6が製造工程において一体成形
物として形成される。すなわち、弾性体5となるゴム素
材によって錘6を包んだ状態で型に流し込み、その状態
で加硫することによって錘6が収納された弾性体5が製
造される。このようにしてゴム素材で錘6を包んで加硫
されるので、錘6と弾性体5の間には隙間がないように
一体成形物を製造することができる。
【0025】本実施形態におけるダイナミックダンパD
M2を車体フレームFに取り付ける際には、車体フレー
ムF上に弾性体5と錘6の一体成形物を介在させた状態
で、取付金具4を上方から挟み込む。次に、弾性体5の
上嵌合突起54を取付金具4の上平板43に形成された
嵌合孔43aの位置に合わせるとともに、弾性体5の下
嵌合突起55を車体フレームFに形成された嵌合孔Fa
に合わせる。この状態で、図3に示すように、取付金具
4の右平板41および左平板42にそれぞれ形成された
ボルト孔41a,42aにボルトB,Bをねじ込む。そ
して、ボルトB,Bがボルト孔41a,42aを介して
車体フレームFにねじ込まれることによって、取付金具
4が車体フレームFに固定されて、ダイナミックダンパ
DM2が車体フレームFに取り付けられる。なお、本実
施形態では取付金具4を車体フレームFに固定する際に
ボルトを用いているが、たとえば溶接などによっても取
り付けることができる。
【0026】前記第1実施形態では、取付金具1と弾性
体2とを一体成形物として形成したが、第2実施形態の
ように、弾性体5と錘6とを一体成形物とし、取付金具
4を別体として形成することもできる。
【0027】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は前記各実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、錘は鋼製のものを用いたが、他の金
属やセラミックスなど、比重の大きい材質のものを用い
ることができる。また、前記第1の実施形態において
は、取付金具1と弾性体2とからなる一体成形物は、錘
3に対してボルトによって固定されており、たとえば溶
接などによって固定されていてもよい。さらには、取付
具は、取付金具ではなく、たとえば樹脂製のものなどを
用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係るダイナミッ
クダンパでは、弾性体と取付具、または錘と弾性体とを
一体成形した一体成形物としているため、型や製品の数
を少なく抑えることができる。したがって、管理の煩雑
化が抑制されるとともに、製造コストの上昇を抑制する
ことが可能となる。しかも、ダイナミックダンパを車体
に組み付ける作業に多大な労力を要することはなく、組
み付け状況によってダイナミックダンパの制振効果を著
しく低減させるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るダイナミックダンパの組
立状態を示す正面図である。
【図2】第2の実施形態に係るダイナミックダンパの分
解斜視図である。
【図3】第2の実施形態に係るダイナミックダンパの正
断面図である。
【符号の説明】
1,4 取付金具 2,5 弾性体 3,6 錘 11 右片 12 左片 21 右弾性体 22 左弾性体 23 右ブラケット 24 左ブラケット 41 右平板 42 左平板 43 上平板 43a 嵌合孔 51 胴部 52,53 上下突起台 54 上嵌合突起 55 下嵌合突起 B ボルト DM1,DM2 ダイナミックダンパ F 車体フレーム Fa 嵌合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 佳孝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 綿谷 敏雄 埼玉県入間郡大井町大字亀久保1239番地 山下ゴム株式会社内 (72)発明者 石崎 篤 埼玉県入間郡大井町大字亀久保1239番地 山下ゴム株式会社内 (72)発明者 福水 淳彌 埼玉県入間郡大井町大字亀久保1239番地 山下ゴム株式会社内 Fターム(参考) 3J048 AD07 BF02 EA36

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錘と、取付具と、前記錘と前記取付具と
    の間に設けられた弾性体とからなるダイナミックダンパ
    であって、 前記錘と前記取付具のうちの一方と、前記弾性体とを一
    体成形してなる一体成形物を有し、 前記錘と前記取付具のうちの他方は、前記一体成形物と
    は別体に形成され、 前記一体成形物に対して、前記錘と前記取付具のうちの
    他方が固定されて構成されていることを特徴とするダイ
    ナミックダンパ。
JP2000366430A 2000-12-01 2000-12-01 ダイナミックダンパ Pending JP2002168285A (ja)

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