JP2010215121A - バックドアダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のバックドアへの取着が容易なバックドアダンパを提供すること。
【解決手段】取着穴11hに対して離隔する方向に取着板部11の周縁端から延設された延設部17に、バックドアの被係止部に係止される係止部18を備えて構成するので、バックドアに設けられた被係止部に係止部18を係止させつつ、取着穴11hにボルト部材を挿入し、このボルト部材をバックドアに形成されたボルト取付孔に螺入して仮締めを行うことで、取着穴11hに挿入されたボルト部材と係止部18との2点でバックドアダンパ1をバックドアに仮固定して回動できなくすることができる。これにより、バックドアダンパ1の取着穴11e,11f,11gとバックドアのボルト取付孔との位置関係が定まり、バックドアダンパ1をバックドアに螺設する作業を容易に行うことができ、バックドアダンパをバックドアに容易に取着することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックドアダンパに関し、車両のバックドアへの取着が容易なバックドアダンパに関するものである。
自動車等の車両の走行時には車室内外に種々の騒音が生じるが、このような騒音の一つで乗員に圧迫感や不快感を与えるものとして、いわゆる低周波こもり音が知られている。この低周波こもり音は、路面からの入力によりタイヤ及びサスペンション部品の系が共振し、増幅された振動が車体のパネルを介して車室内に伝達されることにより生じるものであって、車室内空間の音響系での共鳴(車室内空間が共鳴空間として作用する)とドアパネル等の構造系の共振とが連成して励起される騒音である。このような低周波こもり音を低減させるには、音響系の共鳴周波数や構造系の共振周波数を、タイヤ及びサスペンション部品の系の固有振動数からずらせばよいことが知られている。しかし、タイヤ及びサスペンション部品の系の固有振動数は、タイヤやサスペンションの特性によって決定され、音響系の共鳴周波数は、主に車両の室内長及び容積等で決定され、構造系の共振周波数は、ドアパネルの形状や質量によって決定されるものであるため、共鳴振動数や共振振動数を固有振動数からずらすことによって低周波こもり音を低減することは困難である。特に、跳ね上げ式や横開き式のバックドアで開閉する構造としたバン型又はワゴン型等の自動車の車両においては、バックドアが振動し易いため、騒音の大きな発生原因であり、設計上バックドアが大型になると、バックドアの振動が車体振動に与える影響も大きくなり、乗り心地や操縦安定性にも影響を与えるという問題があった。
そこで、跳ね上げ式や横開き式のバックドアで開閉する構造としたバン型又はワゴン型等の自動車の車両において、ダイナミックダンパ(バックドアダンパ)をバックドアにボルト部材を用いて取着し、バックドアの振動を抑制するとともに、バックドアの振動に起因する騒音の発生を抑制するようにした技術が開示されている(特許文献1)。
このバックドアダンパは、バックドアに取着されるブラケット部材と、質量体としてのマス部材と、それらブラケット部材とマス部材とを連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体とを備え、その振動系の共振周波数(固有振動数)が、問題となるバックドアの有害振動のピーク周波数と一致するように、マス部材の質量や防振基体のばね定数を予め設定しておくことで、バックドアの有害振動を共振作用によって低減する。
特開平11−291874号公報
ところで、上述した従来のバックドアダンパを、ボルト部材を用いてバックドアに取着するには、まず、バックドアダンパに形成された複数の取着穴の内の一つ(基準穴)にボルト部材を挿入し、このボルト部材をバックドアに形成されたボルト取付孔に螺入して仮締めし、次いで、他の取着穴にも別のボルト部材を挿入してボルト取付孔に螺入した後、全てのボルト部材について本締めを行う。
しかしながら、上述した従来のバックドアダンパでは、基準穴にボルト部材を挿入してボルト取付孔に螺入すると、このボルト部材を中心にバックドアダンパが回動可能な状態となって、バックドアダンパの他の取着穴とバックドアの他のボルト取付孔との位置関係は定まらないため、他の取着穴に別のボルト部材を挿入する際に、バックドアのボルト取付孔とバックドアダンパの取着穴との位置を合わせるのが難しく、ボルト部材を用いてバックドアダンパをバックドアに短時間で取着するのが難しいという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、車両のバックドアへの取着が容易なバックドアダンパを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のバックドアダンパは、車両のバックドアに取着されると共に、質量体として機能するマス部材と、前記バックドアに取着されるブラケット部材と、前記ブラケット部材とマス部材とを連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体とを備えるものであり、前記ブラケット部材は、前記バックドアに取着される取着板部と、前記取着板部に穿設された複数の取着穴と、前記取着板部から立ち上がり前記防振基体を介して前記マス部材の対向する側面が連結された一対の立設板部と、前記複数の取着穴の内の一の取着穴に対して離隔する方向に前記取着板部の周縁端から延設された延設部と、前記延設部に形成され前記バックドアの所定箇所に係止される係止部とを備えている。
請求項2記載のバックドアダンパは、請求項1記載のバックドアダンパにおいて、前記延設部は、前記取着板部と同一面内に形成されており、前記係止部は、前記延設部の端部を折曲して形成されている。
請求項3記載のバックドアダンパは、請求項1又は2に記載のバックドアダンパにおいて、前記防振基体と一体に形成されて前記マス部材を覆う覆設ゴム部を備え、前記覆設ゴム部は、前記防振基体から離れるにつれて漸次若しくは段階的に薄肉に形成されている。
請求項4記載のバックドアダンパは、請求項3記載のバックドアダンパにおいて、前記マス部材は、前記防振基体が連結された一対の側面の各々から側方に突出した二つの傾斜面と、前記傾斜面同士を稜線を介して結ぶ連結面とを備え、前記ブラケット部材は、前記立設板部の側縁同士を連結すると共に前記連結面と所定間隔を隔てて対向する立設板部連結部を備え、前記覆設ゴム部は、前記マス部材の前記傾斜面を覆設する第一覆設部と、前記連結面を覆設し前記第一覆設部より薄肉に形成された第二覆設部と、前記稜線を前記第一覆設部と同じ厚さで覆設し前記第二覆設部に重ならせたオーバーラップ部とを備えている。
請求項1記載のバックドアダンパによれば、複数の取着穴の内の一の取着穴に対して離隔する方向に取着板部の周縁端から延設された延設部と、延設部に形成されバックドアの所定箇所に係止される係止部とを備えた構成であるので、バックドアの所定箇所に設けられた被係止部に係止部を係止させつつ、複数の取着穴の内の一の取着穴(基準穴)にボルト部材を挿入し、このボルト部材をバックドアに形成されたボルト取付孔に螺入して仮締めを行うことで、基準穴に挿入されたボルト部材と係止部との2点でバックドアダンパをバックドアに仮固定し、水平方向に自由に回動できなくすることができる。これにより、バックドアダンパの他の取着穴とバックドアの他のボルト取付孔との位置関係が定まるので、他の取着穴に別のボルト部材を挿入してバックドアダンパをバックドアに螺設する作業を容易に行うことができ、バックドアダンパをバックドアに短時間で取着することができるという効果がある。
また、バックドアダンパは、跳ね上げ式や横開き式のバックドアを開いた状態で、作業者が片手に電動ドライバー等を持って、他方の手指でバックドアにバックドアダンパを押し付けて電動ドライバー等のトルクでボルト部材を締結して取着することが多いため、基準穴に挿入したボルト部材で仮締めを行う際には、取着作業中にバックドアダンパが落下したり宙吊りになったりしないように、ある程度大きなトルクで締結されることが多い。このため、片方の手指でバックドアにバックドアダンパを押し付けているだけでは、基準穴に挿入したボルト部材が締結されると、回転するボルト部材のボルト頭と取着板部との摩擦力によってバックドアダンパが回転し、他の取着穴とボルト取付孔との位置関係がずれてしまうことがある。基準穴に挿入されたボルト部材はある程度大きなトルクで締結されているので、このずれた位置を修正するのは困難であり作業性に著しく欠ける。これに対し、本発明のバックドアダンパによれば、基準穴に挿入されたボルト部材と係止部の2点でバックドアダンパがバックドアに仮固定されるため、片方の手指でバックドアにバックドアダンパを比較的軽微な力で押し付けるだけで、基準穴に挿入したボルト部材を締結しても、バックドアダンパの位置ずれが生じ難く、他の取着穴に別のボルト部材を挿入してバックドアダンパをバックドアに螺設する作業を容易に行うことができ、バックドアダンパをバックドアに短時間で取着することができるという効果がある。
なお、被係止部や係止部の大きさ、或いは、ボルト部材の外径や取着穴(基準穴)の内径には、それぞれ遊びが設けられているため、基準穴に挿入されたボルト部材と係止部との2点でバックドアダンパをバックドアに仮固定したとしても、これらの遊びの分だけガタつきが生じて精度が低下する。この精度低下は、基準穴から離れるにつれて遊びの大きさ以上に拡大される。これに対し、本発明のバックドアダンパによれば、係止部が一の取着穴(基準穴)に対して離隔する方向に取着板部の周縁端から延設された延設部に設けられた構成であるので、基準穴から係止部までの間隔を大きくとることができる。この結果、基準穴から離れた位置にある取着穴とボルト取付孔との位置ずれ量も抑えることができ、バックドアのボルト取付孔とバックドアダンパの取着穴との位置合わせを短時間で容易に行うことができ、バックドアダンパをバックドアに短時間で取着することができるという効果がある。
請求項2記載のバックドアダンパによれば、請求項1記載のバックドアダンパの奏する効果に加え、延設部は取着板部と同一面内に形成されており、係止部は延設部の端部を折曲して形成された構成であるので、プレス、打抜き等により取着板部および延設部を成形した後、延設部の端部を折曲して係止部を形成でき、生産性に優れるという効果がある。
また、本発明のバックドアダンパによれば、係止部が延設部を折曲して形成した構成であるので、バックドアに取り付けられるベースプレートの外縁、或いは、バックドアやベースプレートに形成された孔部や溝部等を被係止部として用いることができるため、バックドア側に被係止部を設けるための加工は最小限で済み、加工コストを削減できる。
請求項3記載のバックドアダンパによれば、請求項1又は2に記載のバックドアダンパの奏する効果に加え、防振基体と一体に形成されてマス部材を覆う覆設ゴム部が、防振基体から離れるにつれて漸次又は段階的に薄肉に形成された構成であるので、マス部材を固定した金型のキャビティ内にゴムを注入する注入孔を防振基体の上に形成することにより、必要なゴム量を防振基体から離れるにつれて(ゴムの流動方向下流側ほど)少なくすることができる。この結果、キャビティ内へのゴムの注入ムラが生じ難く、覆設ゴム部に欠陥が生じることを防止でき歩留まりの向上を図ると共に、ゴムの使用量を減らし製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
また、本発明のバックドアダンパによれば、ゴム状弾性材から構成される防振基体と一体に構成されマス部材を覆う覆設ゴム部を備えているので、マス部材の外面全体が露出されている場合と比較して、車両の振動によってマス部材がバックドアのベースプレート等に衝突した際のマス部材自体の振動を抑制することができるという効果がある。その結果、衝突後のマス部材自体の振動を早期に収束させることができるので、マス部材及び防振基体を適正に変位させ、有害振動を低減させるダイナミックダンパとしての役割を安定して発揮させることができるという効果がある。
請求項4記載のバックドアダンパによれば、請求項3記載のバックドアダンパの奏する効果に加え、マス部材は、防振基体が連結された一対の側面の各々から側方に突出した二つの傾斜面と、傾斜面同士を稜線を介して結ぶ連結面とを備えているので、二つの防振基体同士を結ぶ線に対してマス部材を非対称として、防振基体を位置ずれした状態でマス部材に連結することにより、バックドアの有害振動を抑制するための共振作用を広い周波数帯域で得ることができるという効果がある。
さらに、本発明のバックドアダンパによれば、ブラケット部材は、立設板部の側縁同士を連結すると共に連結面と所定間隔を隔てて対向する立設板部連結部を備えた構成であるので、ブラケット部材の剛性を向上させて、マス部材及び防振基体を適正に変位させ、有害振動を低減させるダイナミックダンパとしての役割を安定して発揮させることができるという効果がある。
さらに、本発明のバックドアダンパによれば、覆設ゴム部は、マス部材の傾斜面を覆設する第一覆設部と、連結面を覆設し第一覆設部より薄肉に形成された第二覆設部と、稜線を第一覆設部と同じ厚さで覆設し第二覆設部に重ならせたオーバーラップ部とを備えた構成であるので、マス部材が振動して連結面がブラケット部材の立設板部連結部に衝突する際には、オーバーラップ部が変形して緩衝作用を奏することで、衝撃を吸収して打音の音量を小さくすることができる。この結果、乗員の聴覚上の不快感を低減することができるという効果がある。
なお、オーバーラップ部は、稜線を第一覆設部と同じ厚さで覆設し第二覆設部に重ならせているので、オーバーラップ部及び第二覆設部を加硫成形するための金型構造を簡素化して、製造コストの削減と歩留まりの向上を図ることができる。
ここで、オーバーラップ部の代わりに、第一覆設部の厚さよりも厚肉で、かつ第一覆設部から突出させた突条部を稜線の付近に設けることによっても、マス部材が振動して連結面がブラケット部材の立設板部連結部に衝突する際に、突条部が変形して衝撃を吸収することで打音の音量を小さくできる。しかし、第一覆設部から突出させた突条部を設ける場合には、覆設ゴム部を形成する際のゴムの流れが突条部を構成するキャビティ部分で悪くなり、突条部や第二覆設部に欠陥が生じやすく歩留まりが低下するおそれがあるという問題点があった。
これに対し、本発明のバックドアダンパによれば、覆設ゴム部は、傾斜面と対向面との稜線を第一覆設部と同じ厚さで覆設し第二覆設部に重ならせたオーバーラップ部を備えた構成であるので、覆設ゴム部を形成する際のゴムの流れが良く、オーバーラップ部や第二覆設部に欠陥が生じ難く歩留まりの向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態におけるバックドアダンパの平面図である。 (a)はバックドアダンパの正面図であり、(b)はバックドアダンパの背面図である。 図1のIII−III線におけるバックドアダンパの断面図である。 (a)はバックドアダンパのブラケット部材の底面図であり、(b)は図4(a)のIV−IV線におけるブラケット部材の断面図である。 図2(a)のV−V線におけるバックドアダンパの断面図である。 図5のVI部の部分拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるバックドアダンパ1の平面図であり、図2(a)はバックドアダンパ1の正面図であり、図2(b)はバックドアダンパ1の背面図であり、図3は図1のIII−III線におけるバックドアダンパ1の断面図である。
バックドアダンパ1は車両用のバックドア(図示せず)に取着され、そのバックドアの振動を抑制するためのダイナミックダンパである。バックドアダンパ1は、バックドアに取着されるブラケット部材10と、質量体として機能するマス部材20と、ブラケット部材10とマス部材20とを連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体30とを備えて構成されている。
ブラケット部材10は、金属材料のプレス、打抜き等により成形されており、図1及び図2に示すように、バックドアに取着される取着板部11と、取着板部11の略中央で開口する取着板開口部12と、取着板開口部12が形成された取着板部11の内周縁の2ヵ所から所定間隔をあけて立ち上がり対向する一対の立設板部13,14とを備えている。
なお、図1及び図2に示すように、本実施の形態におけるブラケット部材10は、立設板部13,14の側縁同士を連結する二つの対向する立設板部連結部15,16を備えており、立設板部13,14及び立設板部連結部15,16が一体に構成されて取着板部11の内周縁に立設されている。これにより、取着板部11(ブラケット部材10)の剛性を向上させることができるため、取着板部11(ブラケット部材10)の板厚を薄肉化して、部品コストの削減と軽量化を図ることができる。
図1に示すように、本実施の形態におけるブラケット部材10の取着板部11は、横長(図1上下方向に対し図1左右方向が長い)に形成されており、各々1つずつ取着穴11e,11f,11g,11hが穿設された4つの取着穴形成部11a,11b,11c,11dを備えている。また、取着板部11は、取着穴形成部11a,11cの間、及び、取着穴形成部11b,11dの間を、取着穴形成部11a,11c及び取着穴形成部11b,11dの突出幅(図1左右方向の突出幅)とほぼ同じ幅(図1左右方向寸法)で連結し、取着板部11の短手方向(図1上下方向)に延設される短手方向取着板部連結部11i,11jを備えている。さらに、取着板部11は、取着穴形成部11a,11bの間、及び、取着穴形成部11c,11dの間を、取着穴形成部11a,11b及び取着穴形成部11c,11dの突出幅(図1上下方向の突出幅)より幅狭(図1上下方向寸法)で連結し、取着板部11の長手方向(図1左右方向)に延設される長手方向取着板部連結部11k,11lを備えている。取着穴11e,11f,11g,11hの内、一の取着穴11hの内径は、他の取着穴11e,11f,11gの内径よりも小さく形成されており、取着穴11hは、初めにボルト部材(図示せず)を挿入するための基準穴として機能する。これにより、挿入されたボルト部材と取着穴11hとの遊びを小さくして、位置決め精度を高めることができる。
さらに、図1に示すように、ブラケット部材10は、取着穴11hに対して離間する方向に取着板部11の長手方向取着板部連結部11kの取着穴形成部11a寄りの周縁端から取着穴形成部11a側に傾けて延設された延設部17と、延設部17の先端を下向き(図1紙面奥側)に折曲して形成されバックドアの被係止部(図示せず)に係止される係止部18とを備えている。
これにより、バックドアの被係止部(図示せず)に係止部18を係止させつつ、取着穴11h(基準穴)にボルト部材(図示せず)を挿入し、このボルト部材をバックドアに形成されたボルト取付孔に螺入して仮締めを行うことで、取着穴11h(基準穴)に挿入されたボルト部材と係止部18との2点でバックドアダンパ1をバックドアに仮固定し水平方向に自由に回動できなくできる。よって、バックドアダンパ1の他の取着穴11e,11f,11gとバックドアの他のボルト取付孔(図示せず)との位置関係が定まるので、他の取着穴11e,11f,11gに別のボルト部材を挿入してバックドアダンパ1をバックドアに螺設する作業を容易に行うことができ、バックドアダンパ1をバックドアに短時間で取着することができる。
さらに、係止部18を取着穴11h(基準穴)に対して離隔する方向に取着板部11の周縁端から延設された延設部17が設けられているので、取着穴11hから係止部18までの間隔を大きくとることができる。この結果、取着穴11hから離れた対角位置にある取着穴11eとバックドアのボルト取付孔との位置ずれ量も抑えることができ、バックドアのボルト取付孔とバックドアダンパ1の取着穴11e,11f,11gとの位置合わせを短時間で容易に行うことができ、バックドアダンパ1をバックドアに短時間で取着することができる。
また、本発明のバックドアダンパ1によれば、取着穴形成部11a,11bの突出幅(図1上下方向寸法)より幅狭に形成された長手方向取着板部連結部11kの周縁端から延設部17が延設されており、さらに延設部17が取着穴11h(基準穴)の対角位置にある取着穴11eが形成された取着穴形成部11a寄りに延設されているので、取着穴11hから係止部18までの間隔を大きくとることができるとともに、取着穴形成部11a,11b,11c,11dの外縁を結んでできる仮想の矩形の内側に延設部17の先端を位置させて、延設部17が大きく張り出すことを防ぎ、バックドアダンパ1の部品サイズ(占有面積)をコンパクト化できる。
マス部材20は鋳鉄等の金属材料から構成され、図1及び図3に示すように、対向する側面20a,20bにそれぞれ第一連結基体30aと第二連結基体30b(防振基体50)とが連結されており、これらの防振基体30を介して、マス部材20がブラケット部材10の一対の立設板部13,14に弾性支持されている。本実施の形態においては、図1及び図3に示すように、マス部材20は、上面視して、側面20a,20bの各々から側方の片側(図1下側)に突出した略六角形状に構成されており、側面視して略矩形状の塊状に構成されている。なお、防振基体30(第一連結基体30a、第二連結基体30b)は、マス部材20の側面20a,20bとブラケット部材10の立設板部13,14との間にそれぞれ加硫接着されている。
これにより、第一連結基体30aと第二連結基体30bとを結ぶ線(上面視において、第一連結基体30aの幅方向の中心と第二連結基体30bの幅方向の中心とを結ぶ直線であって、図1においては、III−III線と一致する線。)に対してマス部材20を非対称として、防振基体30を位置ずれした状態でマス部材20に連結することにより、バックドアの有害振動を抑制するための共振作用を広い周波数帯域で得ることができる。
さらに、図1及び図3に示すように、マス部材20は、防振基体30と一体に構成されてゴム状弾性材で覆われた覆設ゴム部31を備えている。これにより、車両の振動によってマス部材20がブラケット部材10の立設板部連結部15,16やバックドアのベースプレート(図示せず)等に衝突した際のマス部材20自体の振動を抑制することができる。その結果、衝突後のマス部材20自体の振動を早期に収束させることができるので、マス部材20及び防振基体30を適正に変位させ、有害振動を低減させるダイナミックダンパとしての役割を安定して発揮させることができる。
次いで、図4を参照して、バックドアダンパ1のブラケット部材10の詳細構成について説明する。図4(a)はバックドアダンパ1のブラケット部材10の底面図であり、図4(b)は図4(a)のIV−IV線におけるブラケット部材10の断面図である。
図4に示すように、バックドアダンパ1のブラケット部材10の取着板部11は、金属材料のプレス、打抜き等により板状に成形されており、延設部17は、取着板部11と同一面内に形成されている。さらに、係止部18は、延設部17の端部をブラケット部材10の底面側(図4(a)の紙面手前側)に折曲して形成されている。
これにより、プレス、打抜き等により取着板部11及び延設部17を成形した後、延設部17の端部を折曲して係止部18を形成でき、生産性に優れている。
次いで、図5及び図6を参照して、マス部材20及び覆設ゴム部31の詳細構成について説明する。図5は図2(a)のV−V線におけるバックドアダンパ1の断面図であり、図6は図5のVI部の部分拡大断面図である。
図5に示すように、マス部材20は、防振基体30が連結された一対の側面20a,20bの各々から側方(図5下側)に突出した二つの傾斜面20c,20dと、傾斜面20cと傾斜面20dとの間をそれぞれの稜線20f,20gを介して結ぶ連結面20eとを備えた変形した略六角柱状に形成されている。
これにより、傾斜面20c,20dと連結面20eとが形成されて突出した側にマス部材20の重心を移すことができ、上述したように、防振基体30を位置ずれした状態でマス部材20に連結することにより、バックドアの有害振動を抑制するための共振作用を広い周波数帯域で得ることができる。
ここで、ブラケット部材10の立設板部連結部16は、立設板部13,14の側縁同士を連結すると共に、マス部材20の傾斜面20c,20d及び連結面20eと所定間隔を隔てて対向している。
さらに、覆設ゴム部31は、マス部材20の傾斜面20c,20dをそれぞれ覆設する第一覆設部31a,31bと、連結面20eを覆設し第一覆設部31a,31bより薄肉に形成された第二覆設部31cと、図5又は図6に示すように、稜線20f,20gを第一覆設部31a,31bと同じ厚さで覆設し第二覆設部31cに重ならせたオーバーラップ部31d,31eとを備えている。即ち、覆設ゴム部31の第一覆設部31a(又は31b)よりも第二覆設部31cの方が防振基体30(第一連結基体30a又は第二連結基体30b)から離れた位置に形成されており、肉厚は第二覆設部31cの方が第一覆設部31a(又は31b)よりも薄いため、覆設ゴム部31は、防振基体30(第一連結基体30a又は第二連結基体30b)から離れるにつれて段階的に薄肉に形成された構成である。
これにより、バックドアダンパ1を製造する際、マス部材20を固定した金型のキャビティ内にゴムを注入する注入孔を防振基体30の上に形成することにより、必要なゴム量を防振基体30から離れるにつれて(ゴムの流動方向下流側ほど)少なくすることができる。この結果、キャビティ内へのゴムの注入ムラが生じ難く、覆設ゴム部31に欠陥が生じることを防止でき歩留まりの向上を図ると共に、ゴムの使用量を減らし製造コストの削減を図ることができる。
さらに、覆設ゴム部31は、稜線20f,20gを第一覆設部31a,31bと同じ厚さで覆設すると共に、第二覆設部31cの一部に重ならせたオーバーラップ部31d,31eを、稜線20f,20gの全長に亘って備えている。
これにより、マス部材20が振動して連結面20eがブラケット部材10の立設板部連結部16に衝突する際には、第二覆設部31cから立設板部連結部16側に突出したオーバーラップ部31d,31eが変形して衝撃を吸収して打音の音量を小さくすることができる。この結果、乗員の聴覚上の不快感を低減することができる。
さらに、図5に示すように、立設板部連結部16が、マス部材20の傾斜面20c,20d及び連結面20eの各面と略同一の間隔を隔てて対向しており、この間隔と同じ間隔を隔てて、立設板部連結部16の屈曲部16a,16bが、マス部材20の稜線20f,20gと対向している。また、立設板部連結部16の屈曲部16a,16bが、マス部材20の稜線20f,20gから、マス部材20の側面20a,20bに対して平行な方向(上面視において、一対の防振基体30の幅方向の中心を結ぶ線(図1においてIII−III線と一致する線)と直交する方向)に配置されている。この結果、マス部材20及び防振基体30が大きく振動すると、稜線20f,20gに形成されたオーバーラップ部31d,31eが、立設板部連結部16の屈曲部16a,16bにそれぞれ衝突する。これにより、立設板部連結部16の屈曲部16a,16bに衝突して変位するオーバーラップ部31d,31eの当接面積を狭くすることができるため、オーバーラップ部31d,31eの緩衝効果を高めて打音の音量の低減を図ることができる。
なお、オーバーラップ部31d,31eは、稜線20f,20gを第一覆設部31a,31bと同じ厚さで覆設し第二覆設部31cの一部に重ならせているので、オーバーラップ部31d,31e及び第二覆設部31cを加硫成形するための金型構造を簡素化して、製造コストの削減と歩留まりの向上を図ることができる。また、オーバーラップ部31d,31eを、稜線20f,20gを超えて第二覆設部31cの一部(連結面20eの平面部分)に重ならせているので、オーバーラップ部31d,31eと第二覆設部31cとの密着力を高めることができ、耐久性を向上させることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施の形態で挙げた数値(例えば、各構成の数量や寸法等)は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
また、上記実施の形態では、ブラケット部材10の取着板部11が、取着穴形成部11a,11b,11c,11dを連結する幅狭の長手方向取着板部連結部11k,11lと、取着穴形成部11a,11b,11c,11dを同じ幅で連結する短手方向取着板部連結部11i,11jとを備えた場合を説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、短手方向取着板部連結部11i,11jの幅(図1左右方向寸法)も狭くするように構成しても良い。また、取着穴形成部11a,11b,11c,11dを連結する長手方向取着板部連結部11k,11lと短手方向取着板部連結部11i,11jの両方を有しないか、又はいずれか一方だけを有する構成とすることも可能である。これらにより、バックドアダンパ1の部品サイズを小さくしてバックドアへの固定スペース(バックドアにおける占有面積)をコンパクト化できる。なお、長手方向取着板部連結部11k,11lと短手方向取着板部連結部11i,11jの両方を有しない場合、延設部17は、取着板部11の取着穴形成部11aの周縁端から延設するように構成する。また、長手方向取着板部連結部11k,11lと短手方向取着板部連結部11i,11jのいずれか一方を有している場合、延設部17は、長手方向取着板部連結部11k,11lと短手方向取着板部連結部11i,11jのいずれかの周縁端若しくは取着穴形成部11aの周縁端から延設する。なお、上記実施の形態において、延設部17を、取着板部11の取着穴形成部11aの周縁端に設けても良い。
また、上記実施の形態では、ブラケット部材10が、立設板部11の側縁同士を連結する立設板部連結部15,16を備えた場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、取着板開口部12が形成された取着板部11の内周縁の2ヵ所に対向する一対の立設板部13,14は設けるが、立設板部連結部15,16の形成を省略する構成としても良い。また、立設板部13,14の側縁同士を連結する立設板部連結部15,16に代えて、立設板部13,14の上縁同士を連結すると共にマス部材20の上面(図2(a)上側及び図2(b)上側)と所定間隔を隔てて対向する立設板部連結部を設けても良い。
また、上記実施の形態では、マス部材20が、上面視して側面の各々から側方の片側に突出した略六角形状で、かつ、側面視して略矩形状の略六角柱状に構成された場合について説明したが、この形状に限られるものではなく、略直方体形状などとすることも可能である。
また、上記実施の形態では、係止部18が延設部17を折曲して、取着板部11の同一面内から突出させた場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、バックドアに設けられた被係止部の状態に応じ、係止可能な形状に適宜設定することが可能である。例えば、被係止部が凸起状であれば、係止部はこれと係合可能な凹部、孔部、切欠き等とすることができる。
また、覆設ゴム部31が防振基体30から離れるにつれて段階的に薄肉に形成されている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、金型のキャビティの形状を変えることによって、覆設ゴム部31を防振基体30から離れるにつれて、漸次薄肉となるように構成しても良い。この構成によっても、金型の注入孔に近いところで防振基体30を形成することにより、覆設ゴム部31を形成するために必要なゴム量を防振基体30から離れるにつれて少なくすることができ、キャビティ内へのゴムの注入ムラが生じ難く、覆設ゴム部31に欠陥が生じることを防止でき歩留まりの向上を図ることができる。
また、上記実施の形態では、図5に示すように、立設板部連結部16の屈曲部16a,16bが、マス部材20の稜線20f,20gから、マス部材20の側面20a,20bに対して平行な位置に配置されており、稜線20f,20gに形成されたオーバーラップ部31d,31eが、立設板部連結部16の屈曲部16a,16bにそれぞれ衝突する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、マス部材20の傾斜面20c,20dを短く、連結面20eを長く形成して、稜線20f,20gの位置を側面20a,20b寄りに配置させて、オーバーラップ部31d,31eが、立設板部連結部16の傾斜面(立設板部13,14と屈曲部16a,16bとの間の面)にそれぞれ衝突するように構成しても良い。この構成によっても、立設板部連結部16に衝突して変位するオーバーラップ部31d,31eの当接面積を狭くすることができるため、オーバーラップ部31d,31eの緩衝効果を高めて打音の音量の低減を図ることができる。
また、マス部材20の傾斜面20c,20dを長く、連結面20eを短く形成して、稜線20f,20gの位置を側面20a,20bから離隔させて、オーバーラップ部31d,31eが、立設板部連結部16の正面(屈曲部16a,16bの間の面)に衝突するように構成しても良い。この場合は、オーバーラップ部31d,31eが、立設板部連結部16の正面(屈曲部16a,16bの間の面)と直交する方向から立設板部連結部16に衝突して圧縮されるため、オーバーラップ部31d,31eにねじれ方向の変形が生じ難く、耐久性に優れる。
1 バックドアダンパ
10 ブラケット部材
11 取着板部
13,14 立設板部
15,16 立設板部連結部
11e,11f,11g,11h 取着穴
17 延設部
18 係止部
20 マス部材
20c,20d 傾斜面
20e 連結面
20f,20g 稜線
30 防振基体
31 覆設ゴム部
31a,31b 第一覆設部
31c 第二覆設部
31d,31e オーバーラップ部

Claims (4)

  1. 車両のバックドアに取着されるバックドアダンパであって、質量体として機能するマス部材と、前記バックドアに取着されるブラケット部材と、前記ブラケット部材とマス部材とを連結すると共にゴム状弾性材から構成される防振基体とを備えるバックドアダンパにおいて、
    前記ブラケット部材は、前記バックドアに取着される取着板部と、前記取着板部に穿設された複数の取着穴と、前記取着板部から立ち上がり前記防振基体を介して前記マス部材の対向する側面が連結された一対の立設板部と、前記複数の取着穴の内の一の取着穴に対して離隔する方向に前記取着板部の周縁端から延設された延設部と、前記延設部に形成され前記バックドアの所定箇所に係止される係止部とを備えていることを特徴とするバックドアダンパ。
  2. 前記延設部は、前記取着板部と同一面内に形成されており、前記係止部は、前記延設部の端部を折曲して形成されていることを特徴とする請求項1記載のバックドアダンパ。
  3. 前記防振基体と一体に形成されて前記マス部材を覆う覆設ゴム部を備え、前記覆設ゴム部は、前記防振基体から離れるにつれて漸次若しくは段階的に薄肉に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックドアダンパ。
  4. 前記マス部材は、前記防振基体が連結された一対の側面の各々から側方に突出した二つの傾斜面と、前記傾斜面同士を稜線を介して結ぶ連結面とを備え、
    前記ブラケット部材は、前記立設板部の側縁同士を連結すると共に前記連結面と所定間隔を隔てて対向する立設板部連結部を備え、
    前記覆設ゴム部は、前記マス部材の前記傾斜面を覆設する第一覆設部と、前記連結面を覆設し前記第一覆設部より薄肉に形成された第二覆設部と、前記稜線を前記第一覆設部と同じ厚さで覆設し前記第二覆設部に重ならせたオーバーラップ部とを備えていることを特徴とする請求項3記載のバックドアダンパ。
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