JP2002160327A - 複合成形品およびその用途 - Google Patents
複合成形品およびその用途Info
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Abstract
子数3、5〜20のα- オレフィンおよび非共役ポリエ
ンからなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)を含有するゴム組成物
(1)を発泡させてなり、比重が0.8〜1.0である
軽量化ソリッド部材と、エチレン・α- オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)を含有するゴ
ム組成物(2)を発泡させてなり、比重が0.45以下
であるスポンジ部材とが接合されてなる複合成形品、ま
たは両部材の一方好ましくはソリッド部材に、さらにメ
タル部材が接合ないし埋込インサートされてなる複合成
形品であり、該スポンジ部材と該軽量化ソリッド部材と
の界面での引張強度が1.2MPa以上である。 【効果】上記複合成形品は、軽量で、ゴム物性を低下さ
せることなく、軽量化ソリッド部材とスポンジ部材との
界面での接着性に優れている。
Description
リップ製品の中でソリッド部材およびスポンジ部材から
なる複合成形品、特にソリッド部材、スポンジ部材およ
びメタル部材からなる複合成形品およびその用途に関
し、さらに詳しくは、従来の上記複合成形品の製品物性
を維持しつつ大幅に軽量化された複合成形品およびその
用途、たとえば自動車用のウェザーストリップ、トラン
クシール、オープニングトリム製品の用途に関する。
レフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴムは、耐
候性、耐熱性、耐オゾン性に優れており、特に自動車の
ウェザーストリップ製品に多く用いられている。一方
で、自動車は、二酸化炭素排出規制や環境問題から、こ
れまでのガソリンエンジンに代わり、エンジンと電気モ
ーターとを併用する電気自動車や燃料電池を搭載した電
気自動車等が出現している。これらの自動車は、走行距
離や瞬発力向上のため、なるべく軽量化されたボディー
であることが求められ、自動車に使用されている部品す
べてに軽量化目標が設定されている。
塑性エラストマー(TPO)は、加硫ゴムに較べゴム弾
性は劣るものの、比重がおよそ加硫ゴムの3割程度軽い
ことから、リサイクル性が良好なことも合わせて、急速
に自動車用ウェザーストリップ製品の用途に広く使用さ
れるようになってきている。また、加硫型ゴムのウェザ
ーストリップ製品は、取り付け性の向上のため複合化が
進んでいる。たとえばドアーなどに用いられるウェザー
ストリップ製品では、その開口部をシールするスポンジ
部材と、ボディー側にはめ込むだけで取り付けることの
できるようにソリッドゴム部材と、そのソリッドゴム部
材中にメタル部材がインサートされている。ソリッド部
材は、さらに意匠性向上のため、カラー被膜や繊維が張
り付けられることがある。
量化が求められており、メタル部材を除くスポンジ部材
およびソリッド部材を合わせていかに軽量化するかが問
題である。ソリッド部材は、加硫ゴム中に中空のガラス
ビーズを配合したり、炭を配合するなどして軽量化の検
討が行われてきたが、これらの配合によって加硫ゴムの
加工性が悪化したり、物性が低下するなどして殆ど実用
的に使用されるものはない。また、これまでのソリッド
材料に有機系発泡剤を微量配合して発泡させることによ
ってソリッド部材を軽量化する技術もあったが、このよ
うな技術では、ソリッド部材とスポンジ部材との界面で
の引張強度低下が問題となる。
うに発泡剤を増加させた材料で製品を得ようとするとス
ポンジ剛性が低くなるため、シール性の低下が問題とな
る。複合化製品を軽量化するには、ソリッド部材とスポ
ンジ部材の両部材を発泡させることによって比重を低下
させることが最も実用化しやすいと考えられるが、この
ような方法では、発泡したソリッド部材と高発泡化され
たスポンジ部材との界面での引張強度低下が問題とな
る。
ゴム組成物およびスポンジゴム組成物からなる軽量化ソ
リッド部材およびスポンジ部材のゴム物性を低下させる
ことなく、これらの部材の意匠性も良好で、軽量化ソリ
ッド部材とスポンジ部材との界面での引張強度特性(接
着性)に優れる、軽量化された複合成形品、さらにはこ
のソリッド部材にメタル部材がインサートされている軽
量化された複合成形品および自動車用のウェザーストリ
ップ、トランクシールまたはオープニングトリム用製品
などの用途の出現が望まれている。なお、上記の「これ
らの部材の意匠性も良好な」とは、軽量化ソリッドゴム
組成物およびスポンジゴム組成物の成形性が良好で、軽
量化ソリッド部材およびスポンジ部材が複雑な形状でも
良好な外観すなわち表面肌にも優れていることを指す。
問題を解決しようとするものであって、押出成形用の軽
量化ソリッドゴム組成物およびスポンジゴム組成物から
なる軽量化ソリッド部材およびスポンジ部材のゴム物性
を低下させることなく、これらの部材の意匠性も良好
で、軽量化ソリッド部材とスポンジ部材との界面での引
張強度特性(接着性)に優れる、軽量化された複合成形
品、特にこのソリッド部材にメタル部材が埋込インサー
トされている軽量化された複合成形品、およびその用途
たとえば自動車用のウェザーストリップ、トランクシー
ルまたはオープニングトリム用製品を提供することを目
的としている。
炭素原子数3、5〜20のα- オレフィンおよび非共役
ポリエンからなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)を含有するゴム組成
物(1)を発泡させてなり、比重が0.8〜1.0であ
る軽量化ソリッド部材〔I〕と、エチレン、炭素原子数
3、5〜20のα- オレフィンおよび非共役ポリエンか
らなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)を含有するゴム組成物(2)を
発泡させてなり、比重が0.45以下であるスポンジ部
材〔II〕とが接合されてなる複合成形品であり、該スポ
ンジ部材〔II〕と該軽量化ソリッド部材〔I〕との界面
での引張強度が、1.2MPa以上であることを特徴と
している。
成物(1)またはゴム組成物(2)の少なくとも一方
に、エチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重
合体ゴム(B)および/または結晶性ポリオレフィン樹
脂(C)がブレンドされていることが好ましい。前記ゴ
ム組成物(1)は、エチレン・α- オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に、
少なくともエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダ
ム共重合体ゴム(B)がX重量部ブレンドされているこ
とが好ましい。該Xは、下記の関係式(1) 5 ≦ X ≦ 50 ・・・式(1) を満足する。
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に対して、軟化剤(オイル)(D)
が下記の関係式(2)を満たす量で配合されていること
が好ましい。 Y−Yblank ≧ 0.4X ・・・式(2) [式(2)中、Yは、エチレン・1-ブテン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(B)を含むゴム組成物
(1)におけるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対する
軟化剤(オイル)(D)の配合量であり、Yblankは、
エチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(B)を含まないこと、および軟化剤(オイル)の
添加量のみが前記ゴム組成物(1)と異なる組成物であ
って、得られる架橋成形体の硬度が前記ゴム組成物
(1)から得られる架橋成形体と同一であるゴム組成物
(1blank)における、エチレン・α- オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100重量部
に対する軟化剤(オイル)(D)の配合量であり、X
は、ゴム組成物(1)におけるエチレン・α- オレフィ
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100
重量部に対するエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(B)のブレンド量である。]前記
軟化剤(オイル)(D)の全部または一部が、エチレン
・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴ
ム(A)の製造工程において油展されていてもよい。
一部が、ゴム組成物(1)の混練工程において混練され
ていてもよい。前記ゴム組成物(1)の発泡前の比重
は、通常1.0〜1.15、好ましくは1.0〜1.1
0である。前記ゴム組成物(2)は、エチレン・α- オ
レフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)
中に、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)がミクロ分散さ
れていることが好ましい。この結晶性ポリオレフィン樹
脂(C)の平均分散粒子径は、通常0.01〜20μm
の範囲内にある。また、結晶性ポリオレフィン樹脂
(C)のDSCで測定される融点(Tm)は、100℃
〜220℃の範囲内にあることが好ましい。
リッド部材〔I〕またはスポンジ部材〔II〕に、さらに
メタル部材〔III〕が接合ないし埋込インサートされて
いてもよい。本発明に係る自動車用ウェザーストリッ
プ、自動車用トランクシールおよび自動車用オープニン
グトリムは、上記のような、本発明に係る複合成形品か
らなることを特徴としている。
およびその用途について具体的に説明する。本発明に係
る複合成形品は、軽量化ソリッド部材〔I〕とスポンジ
部材〔II〕とが接合されてなる複合成形品、およびこの
複合成形品を構成する軽量化ソリッド部材〔I〕または
スポンジ部材〔II〕に、さらにメタル部材〔III〕が接
合ないし埋込インサートされてなる複合成形品である。
〔I〕は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン
共重合体ゴム(A)、および必要に応じてエチレン・1-
ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)、
結晶性ポリオレフィン樹脂(C)、軟化剤(オイル)
(D)を含有するゴム組成物(1)を発泡させて得られ
る発泡体である。この軽量化ソリッド部材〔I〕の比重
は、0.8〜1.0、好ましくは0.81〜0.98、
さらに好ましくは0.85〜0.95である、この軽量
化ソリッド部材〔I〕の平均発泡セル径は、400μm
以下であることが望ましい。
共重合体ゴム(A)> 本発明で用いられるゴム組成物
(1)を構成するエチレン・α- オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)は、エチレンと炭素
原子数3、5〜20のα- オレフィンから選ばれる1種
以上のα- オレフィンと、非共役ポリエンとを共重合し
て得られるゴムである。
オレフィンとしては、具体的には、プロピレン、1-ペン
テン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-ヘプテ
ン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、1-ウンデセン、
1-ドデセン、1-トリデセン、1-テトラデセン、1-ペンタ
デセン、1-ヘキサデセン、1-ヘプタデセン、1-オクタデ
セン、1-ノナデセン、1-エイコセンなどが挙げられる。
これらの中では、プロピレン、4-メチル-1- ペンテン、
1-ヘキセン、1-オクテンが好ましい。すなわち、エチレ
ン・プロピレン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴ
ム、エチレン・4-メチル-1- ペンテン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム、エチレン・1-ヘキセン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム、エチレン・1-オクテン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴムが好ましく用い
られる。
は、5-エチリデン-2- ノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン、5-ビニル-2- ノルボルネン、ノルボルナジエン、
メチルテトラヒドロインデン等の環状の非共役ポリエ
ン;1,4-ヘキサジエン、7-メチル-1,6- オクタジエン、
4-エチリデン-8- メチル-1,7- ノナジエン、4-エチリデ
ン-1,7- ウンデカジエン、4,8-ジメチル-1,4,8- デカト
リエン等の鎖状の非共役ポリエンなどが挙げられる。
または2種以上組み合わせて用いることができる。本発
明で用いられるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)におけるエチレンから
誘導される構成単位含量(エチレン含量)は、49〜8
0モル%、好ましくは57〜75モル%、さらに好まし
くは60〜72モル%であり、炭素原子数3、5〜20
のα- オレフィンから誘導される構成単位含量(α- オ
レフィン含量)は、19〜50モル%、好ましくは22
〜40モル%、さらに好ましくは23〜35モル%であ
り、非共役ポリエンから誘導される構成単位含量(非共
役ポリエン含量)は、1〜20モル%、好ましくは3〜
15モル%、さらに好ましくは5〜12モル%である。
エチレン含量、α- オレフィン含量および非共役ポリエ
ン含量が上記範囲内にあるエチレン・α- オレフィン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)を用いる
と、低温柔軟性に優れるとともに、ゴム弾性が良好な押
出発泡ゴム製品を調製することができるゴム組成物が得
られる。エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)の組成は、13C−NMR法で
測定することができる。
ンランダム共重合体ゴム(A)のムーニー粘度[ML
(1+4)100℃]は、通常、50〜300、好ましく
は70〜200、さらに好ましくは80〜150であ
る。このムーニー粘度が上記範囲内にあるエチレン・α
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)を用いると、シール製品として要求される機械的
強度特性を有する押出発泡ゴム製品を調製することがで
きる、押出加工性に優れるゴム組成物が得られる。
・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴ
ム(A)は、1種単独で、または2種以上組み合わせて
用いることができる。上記のような特性を有するエチレ
ン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(A)は、「ポリマー製造プロセス((株)工業調
査会発行、P.309 〜330 )」などに記載されているよう
な従来公知の方法により調製することができる。
ンダム共重合体ゴム(B)>本発明で必要に応じて用い
られるエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(B)は、エチレンと、1-ブテンと、非共役
ポリエンとを共重合して得られるゴムである。上記非共
役ポリエンとしては、具体的には、5-エチリデン-2- ノ
ルボルネン、ジシクロペンタジエン、5-ビニル-2- ノル
ボルネン、ノルボルナジエン、メチルテトラヒドロイン
デン等の環状の非共役ポリエン;1,4-ヘキサジエン、7-
メチル-1,6- オクタジエン、4-エチリデン-8- メチル-
1,7- ノナジエン、4-エチリデン-1,7- ウンデカジエン
等の鎖状の非共役ポリエンなどが挙げられる。
または2種以上組み合わせて用いることができる。この
エチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(B)におけるエチレンから誘導される構成単位含
量(エチレン含量)は、49〜98モル%、好ましくは
69〜98モル%、さらに好ましくは79〜98モル%
であり、1-ブテンから誘導される構成単位含量(1-ブテ
ン含量)は、1〜50モル%、好ましくは1〜30モル
%、さらに好ましくは1〜20モル%であり、非共役ポ
リエンから誘導される構成単位含量(非共役ポリエン含
量)は、1〜20モル%、好ましくは1〜15モル%、
さらに好ましくは1〜10モル%である。エチレン含
量、1-ブテン含量および非共役ポリエン含量が上記範囲
内にあるエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム
共重合体ゴム(B)を用いると、低温柔軟性に優れると
ともに、ゴム弾性が良好な押出発泡ゴム製品を調製する
ことができるゴム組成物が得られる。エチレン・1-ブテ
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)の組成
は、13C−NMR法で測定することができる。
ダム共重合体ゴム(B)のムーニー粘度[ML(1+4)
100℃]は、通常、1〜80、好ましくは10〜7
0、さらに好ましくは15〜40である。このムーニー
粘度が上記範囲内にあるエチレン・1-ブテン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(B)を用いると、シール
製品として要求される機械的強度特性を有する押出発泡
ゴム製品を調製することができる、押出加工性に優れる
ゴム組成物が得られる。
テン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)は、
「ポリマー製造プロセス((株)工業調査会発行、P.30
9 〜330 )」などに記載されているような従来公知の方
法により調製することができる。エチレン・1-ブテン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)は、必要に
応じて、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)100重量部に対して、5〜
50重量部、好ましくは15〜40重量部、さらに好ま
しくは20〜40重量部の割合で用いられる。
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)のブレンド
量が多ければ多いほど、軟化剤(オイル)がより多く配
合されるため製品の軽量化は可能になるが、このブレン
ド量が50重量部を超えると、発泡製品たとえばウェザ
ーストリップの低温柔軟性が悪化したり、また、押出成
形前に準備されるリボン形状のコンパウンドを成形し難
い、あるいは押出機に食い込まない等の問題を生じるた
め、好ましくない。
明で必要に応じて用いられる結晶性ポリオレフィン樹脂
(C)は、熱可塑性樹脂であり、具体的には、高密度ポ
リエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDP
E)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度
ポリエチレン(LLDPE)等のエチレン単独重合体
(ポリエチレン)ないしエチレンと炭素原子数3〜2
0、好ましくは3〜8のα- オレフィンとからなる結晶
性エチレン・α- オレフィン共重合体;プロピレン単独
重合体、プロピレンブロック共重合体、プロピレンラン
ダム共重合体等のポリプロピレン;プロピレン、1-ブテ
ン、4-メチル-1- ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、
1-オクテン等の炭素原子数3〜20、好ましくは3〜8
のα- オレフィンの結晶性単独重合体ないし共重合体な
どが挙げられる。
のDSCで測定される融点(Tm)は250℃以下、好
ましくは100〜220℃である。中でも、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ1-ブテンが好ましく、特にポ
リプロピレンが好ましい。なお、本発明で用いられるゴ
ム組成物(1)中に発泡剤を配合する場合、結晶性ポリ
オレフィン樹脂(C)としては、炭素原子数3〜8のα
- オレフィンからなる結晶性α- オレフィン単独重合体
または共重合体、好ましくはポリプロピレンは、ビカッ
ト軟化点が130℃以上、好ましくは140℃以上であ
ることが望ましい。
樹脂(C)は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、50〜
5重量部、好ましくは40〜10重量部、さらに好まし
くは30〜15重量部の割合で用いられることが望まし
い。結晶性ポリオレフィン樹脂(C)を上記のような割
合で用いると、軽量化ソリッド部材〔I〕とスポンジ部
材〔II〕との界面での引張強度の保持をより一層高める
ことが可能となる。
るゴム組成物(1)と、結晶性ポリオレフィン樹脂
(C)を含有するゴム組成物(2)を用いて、軽量化ソ
リッド部材〔I〕とスポンジ部材〔II〕とを接合して得
られる複合成形品は、その成形中に、それぞれのゴム組
成物中に含まれている結晶性ポリオレフィン樹脂(C)
が溶融し、結晶化することにより、軽量化ソリッド部材
〔I〕とスポンジ部材〔II〕との界面での引張強度の保
持をより一層高めることができる。したがって、本発明
においては、ゴム組成物(1)に結晶性ポリオレフィン
樹脂(C)を配合するとともに、ゴム組成物(2)に後
述する結晶性ポリオレフィン樹脂(C)を配合すること
が好ましい。
いられる軟化剤(D)としては、通常ゴムに使用される
軟化剤(オイル)を用いることができる。 具体的には、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流
動パラフィン、石油アスファルト、ワセリン等の石油系
軟化剤;コールタール、コールタールピッチ等のコール
タール系軟化剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ
油等の脂肪油系軟化剤;トール油;サブ;蜜ロウ、カル
ナウバロウ、ラノリン等のロウ類;リシノール酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ラウリン酸亜鉛等の脂肪酸および脂肪酸塩;石油
樹脂、アタクチックポリプロピレン、クマロンインデン
樹脂等の合成高分子物質を挙げることができる。中で
も、石油系軟化剤が好ましく用いられ、特にプロセスオ
イルが好ましく用いられる。
物(1)中に、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対し
て、軟化剤(オイル)(D)が下記の関係式(2)を満
たす量で追加配合されていることが好ましい。 Y−Yblank ≧ 0.4X ・・・式(2) 好ましくは 0.4X ≦ Y−Yblank ≦ 1.
6X さらに好ましくは 0.6X ≦ Y−Yblank ≦ 1.
4X [式(2)中、Yは、エチレン・1-ブテン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(B)を含むゴム組成物
(1)におけるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対する
軟化剤(オイル)(D)の配合量であり、Yblankは、
エチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(B)を含まないこと、および軟化剤(オイル)の
添加量のみが前記ゴム組成物(1)と異なる組成物であ
って、得られる架橋成形体の硬度が前記ゴム組成物
(1)から得られる架橋成形体と同一であるゴム組成物
(1blank)における、エチレン・α- オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100重量部
に対する軟化剤(オイル)(D)の配合量であり、X
は、ゴム組成物(1)におけるエチレン・α- オレフィ
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100
重量部に対するエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(B)のブレンド量である。] 前記軟化剤(オイル)(D)の全部または一部が、エチ
レン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合
体ゴム(A)の製造工程において油展されていてもよ
い。
一部が、ゴム組成物(1)の混練工程において混練され
ていてもよい。一般に、押出材料は、押出性、意匠性
(製品外観)および経済性がぎりぎりのバランスで成り
立っている。特に、製品硬度HA (JIS K6253
に従って、デュロメーターAで求められた製品硬度)が
70を超える場合は、押出加工性を向上させる技術が必
要である。これに相反し、本発明で用いられるゴム組成
物(1)は、微発泡化させることを前提としていること
から、発泡させる前のコンパウンドの硬度は、さらに高
くすることが求められる。
ちながら軟化剤(オイル)を配合できることは、上記の
ぎりぎりの配合設計においては、押出加工性の改良に極
めて大きな効果をもたらし、製品肌や製品断面形状の安
定化に寄与する。<その他の成分> 本発明で用いられるゴム組成物(1)
は、意図する加硫物の用途等に応じて、従来公知の発泡
剤、発泡助剤、ゴム補強剤、無機充填剤、老化防止剤、
加工助剤、加硫促進剤、有機過酸化物、加硫助剤、着色
剤、分散剤、難燃剤などの添加剤を、本発明の目的を損
なわない範囲で配合することができる。
ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、炭
酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム等の無機発泡剤;
N,N'- ジメチル-N,N'-ジニトロソテレフタルアミド、N,
N'- ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ
化合物;アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニ
トリル、アゾビスシクロヘキシルニトリル、アゾジアミ
ノベンゼン、バリウムアゾジカルボキシレート等のアゾ
化合物;ベンゼンスルホニルヒドラジド、トルエンスル
ホニルヒドラジド、p,p'- オキシビス(ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド)、ジフェニルスルホン-3,3'-ジスルホ
ニルヒドラジド等のスルホニルヒドラジド化合物;カル
シウムアジド、4,4'- ジフェニルジスルホニルアジド、
p-トルエンスルホルニルアジド等のアジド化合物などが
挙げられる。
〔I〕の発泡セル径の平均粒子径が400μm以下、好
ましくは300μm以下、さらに好ましくは200μm
以下となるような、微粉タイプの発泡剤を用いることが
好ましい。微発泡化させた場合の製品断面が安定するか
どうかは、この平均粒子径が細かい程良い。本発明にお
いては、発泡剤は、エチレン・α- オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対
して、通常、0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜
4重量部、さらに好ましくは0.2〜3重量部の割合で
用いられる。発泡剤の配合量が上記範囲内であると、比
重が1.0以下の軽量化ソリッドを得ることができ、し
かも、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)およびエチレン・1-ブテン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)がそれぞれ本
来的に有するゴム弾性(耐圧縮永久歪み(Cs)性)を
保持することができる。
に用いられる場合、押出し断面形状寸法は、安定してい
ることが必要である。微発泡化は、配合する発泡剤の量
が少ないため、その分散状態によって発泡がばらつくこ
とがあるため、充分に発泡剤を分散させることが必要で
ある。本発明においては、必要に応じて、発泡剤ととも
に発泡助剤を併用してもよい。発泡助剤は、発泡剤の分
解温度の低下、分解促進、気泡の均一化などの作用をす
る。
は、サリチル酸、フタル酸、ステアリン酸、しゅう酸等
の有機酸、尿素またはその誘導体などが挙げられる。上
記ゴム補強剤としては、具体的には、FEF級のカーボ
ンブラックなどが挙げられる。タイヤ等に用いられる微
粒子状のカーボンブラックたとえばSAF、ISAFの
カーボンブラックをゴム組成物(1)に配合すると、同
一硬度下では、そのカーボンブラックの配合量に比べ
て、軟化剤(オイル)を多く、たとえばカーボンブラッ
クの配合量の2倍の量配合することができるため、ソリ
ッド部材が軽量化されるが、押出製品の表面が悪化する
ため、これらのカーボンブラックは使用することができ
ない。
ブラックは、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対して、
60〜250重量部、好ましくは80〜200重量部、
さらに好ましくは90〜180重量部の割合で用いられ
る。上記無機充填剤としては、具体的には、軽質炭酸カ
ルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレーなどが
挙げられる。
は、その用途により適宜選択できるが、無機充填剤の配
合量は通常、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対して、
最大100重量部、好ましくは40重量部以下である。
無機充填剤の配合量を最大100重量部としたのは、無
機充填剤が多すぎると、材料比重が高くなるためであ
る。
系、ヒンダードフェノール系、またはイオウ系老化防止
剤などが挙げられるが、これらの老化防止剤は、上述し
たように、本発明の目的を損なわない範囲で用いられ
る。上記の加工助剤としては、通常のゴムの加工に使用
される化合物を使用することができる。具体的には、リ
シノール酸、ステアリン酸、パルチミン酸、ラウリン酸
等の高級脂肪酸;ステアリン酸バリウム、ステアリン酸
亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸の塩;リ
シノール酸、ステアリン酸、パルチミン酸、ラウリン酸
等の高級脂肪酸のエステル類などが挙げられる。
α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に対して、10重量部以下、好まし
くは5重量部以下の割合で用いられるが、要求される物
性値に応じて適宜最適量を決定することが望ましい。上
記加硫剤としては、イオウ、イオウ化合物が挙げられ
る。
ウ、沈降イオウ、コロイドイオウ、表面処理イオウ、不
溶性イオウなどが挙げられる。イオウ化合物としては、
具体的には、塩化イオウ、二塩化イオウ、高分子多硫化
物などが挙げられる。また、加硫温度で活性イオウを放
出して加硫するイオウ化合物、たとえばモルホリンジス
ルフィド、アルキルフェノールジスルフィド、テトラメ
チルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラム
テトラスルフィドなども使用することができる。
合物は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)およびエチレン・1-ブテン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)の合計10
0重量部に対して、通常、0.05〜10重量部、好ま
しくは0.1〜5重量部、さらに好ましくは0.3〜3
重量部の割合で用いられる。
合物を使用する場合は、加硫促進剤を併用することが好
ましい。加硫促進剤としては、具体的には、N-シクロヘ
キシル-2- ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N-オキ
シジエチレン-2- ベンゾチアゾールスルフェンアミド、
N,N-ジイソプロピル-2- ベンゾチアゾールスルフェンア
ミド、2-メルカプトベンゾチアゾール、2-(2,4-ジニト
ロフェニル)メルカプトベンゾチアゾール、2-(2,6-ジ
エチル-4- モルホリノチオ)ベンゾチアゾール、ジベン
ゾチアジルジスルフィド等のチアゾール系化合物;ジフ
ェニルグアニジン、トリフェニルグアニジン、ジオルソ
ニトリルグアニジン、オルソニトリルバイグアナイド、
ジフェニルグアニジンフタレート等のグアニジン化合
物;アセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチルアルデ
ヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、ア
セトアルデヒドアンモニア等のアルデヒドアミンおよび
アルデヒド−アンモニア系化合物;2-メルカプトイミダ
ゾリン等のイミダゾリン系化合物;チオカルバニリド、
ジエチルチオユリア、ジブチルチオユリア、トリメチル
チオユリア、ジオルソトリルチオユリア等のチオユリア
系化合物;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テト
ラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラム
ジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ペ
ンタメチレンチウラムテトラスルフィド等のチウラム系
化合物;ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジ
チオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-ブチルジチオカルバミン
酸亜鉛、エチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブチ
ルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸セ
レン、ジメチルジチオカルバミン酸テルル等のジチオカ
ルバミン酸塩系化合物;ジブチルキサントゲン酸亜鉛等
のザンテート系化合物;酸化亜鉛(亜鉛華)などの化合
物を挙げることができる。
ン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(A)およびエチレン・1-ブテン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(B)の合計100重量部に対し
て、通常0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜15
重量部、さらに好ましくは1〜10重量部の割合で用い
ることができる。
挙げられる。有機過酸化物としては、具体的には、ジク
ミルパーオキサイド、ジ-t- ブチルパーオキサイド、ジ
-t- ブチルパーオキシ-3,3,5- トリメチルシクロヘキサ
ン、t-ブチルクミルパーオキサイド、ジ-t- アミルパー
オキサイド、t-ブチルヒドロパーオキサイド、2,5-ジメ
チル-2,5- ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキシン-3、2,5-
ジメチル-2,5- ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、
2,5-ジメチル-2,5- ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、α,α’- ビス(t-ブチルパーオキシ-m-イソプロ
ピル)ベンゼン等のジアルキルパーオキサイド類;t-ブ
チルパーオキシアセテート、t-ブチルパーオキシイソブ
チレート、t-ブチルパーオキシピバレート、t-ブチルパ
ーオキシマレイン酸、t-ブチルパーオキシネオデカノエ
ート、t-ブチルパーオキシベンゾエート、ジ-t- ブチル
パーオキシフタレート等のパーオキシエステル類;ジシ
クロヘキサノンパーオキサイド等のケトンパーオキサイ
ド類;およびこれらの混合物などが挙げられる。中でも
半減期1分を与える温度が130〜200℃の範囲にあ
る有機過酸化物が好ましく、特に、ジクミルパーオキサ
イド、ジ-t- ブチルパーオキサイド、ジ-t- ブチルパー
オキシ-3,3,5- トリメチルシクロヘキサン、t-ブチルク
ミルパーオキサイド、ジ-t- アミルパーオキサイド、t-
ブチルヒドロパーオキサイドなどの有機過酸化物が好ま
しい。
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)および
エチレン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(B)の合計100重量部に対して、通常0.1〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部の割合で用い
られる。また、有機過酸化物を架橋剤として使用する場
合、架橋助剤を併用することが好ましい。
は、イオウ;p- キノンジオキシム等のキノンジオキシ
ム系化合物;ポリエチレングリコールジメタクリレート
等のメタクリレート系化合物;ジアリルフタレート、ト
リアリルシアヌレート等のアリル系化合物;マレイミド
系化合物;ジビニルベンゼンなどが挙げられる。このよ
うな架橋助剤は、使用する有機過酸化物1モルに対して
0.5〜2モル、好ましくは約等モルの量で用いられ
る。
(1)中に、本発明の目的を損なわない範囲で、公知の
他のゴムとブレンドして用いることができる。このよう
な他のゴムとしては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴ
ム(IR)などのイソプレン系ゴム、ブタジエンゴム
(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アク
リロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレ
ンゴム(CR)などの共役ジエン系ゴムを挙げることが
できる。
ン系共重合体ゴムを用いることもでき、たとえばエチレ
ン・プロピレンランダム共重合体(EPR)、前記エチ
レン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合
体ゴム(A)以外のエチレン・α- オレフィン・ポリエ
ン共重合体(たとえばEPDMなど)を用いることがで
きる。
は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合
体ゴム(A)、および必要に応じてエチレン・1-ブテン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)、結晶性
ポリオレフィン樹脂(C)、軟化剤を含有するゴム組成
物(2)を発泡させて得られるスポンジであり、その比
重は、0.45以下、通常は0.2〜0.45、好まし
くは0.25〜0.40、さらに好ましくは0.28〜
0.38である、このスポンジ部材〔II〕の平均発泡セ
ル径は、500μm以下であることが望ましい。
ばエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム
共重合体ゴム(A)に、結晶性ポリオレフィン樹脂
(C)を予め溶融ブレンドして得られるオレフィンゴム
−熱可塑性樹脂アロイであって、透過型電子顕微鏡で1
万倍に拡大した写真から測定した結晶性ポリオレフィン
樹脂(C)の平均分散粒子径が0.01〜20μmの範
囲でミクロ分散しているオレフィンゴム−熱可塑性樹脂
アロイに、カーボンブラックや軟化剤(オイル)(D)
などの副資材を配合し、発泡剤を0.1〜20重量部配
合してなるゴム組成物(2)を発泡させることにより、
比重が0.45以下であるスポンジ部材〔II〕を得るこ
とができる。
ド部材だけでなく、スポンジ部材をも高発泡化させる必
要がある。ゴム組成物(2)に、カーボンブラックなど
のゴム補強剤、無機充填剤を配合すると、高発泡化した
スポンジ部材の剛性が低下し、シール力が低下するが、
結晶性ポリオレフィン樹脂(C)を併用すると、結晶性
ポリオレフィン樹脂(C)は、コンパウンド粘度に対す
る製品のモジュラスが高いため、スポンジ部材を高発泡
化(低比重化)させることが可能である。
共重合体ゴム(A)> 本発明で用いられるゴム組成物
(2)を構成するエチレン・α- オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)は、前記ゴム組成物
(1)を構成するエチレン・α- オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)と同じである。
ンダム共重合体ゴム(B)>本発明で用いられるゴム組
成物(2)を構成することがあるエチレン・1-ブテン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)は、前記ゴ
ム組成物(1)を構成することがあるエチレン・1-ブテ
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)と同じ
である。
ダム共重合体ゴム(B)は、必要に応じてエチレン・α
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に対して、通常10〜50重量部、
好ましくは15〜50重量部、さらに好ましくは20〜
50重量部の割合で用いられる。<結晶性ポリオレフィン樹脂(C)> 本発明で用いられ
るゴム組成物(2)を構成することがある結晶性ポリオ
レフィン樹脂(C)は、前記ゴム組成物(1)を構成す
ることがある結晶性ポリオレフィン樹脂(C)と同じで
ある。
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)中
に、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)を溶融状態でミク
ロ分散させたブレンド物であり、結晶性ポリオレフィン
樹脂(C)とエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)とのブレンド重量比
〔(C)/(A)〕は、5/95〜50/50、好まし
くは10/90〜40/60である。このブレンド重量
比が上記のような範囲内にあれば、スポンジ部材〔II〕
のゴム弾性を保持することができる。また、結晶性ポリ
オレフィン樹脂(C)を上記のような割合で用いると、
軽量化ソリッド部材〔I〕とスポンジ部材〔II〕との界
面での引張強度の保持をより一層高めることが可能とな
る。
鏡で1万倍に拡大した写真から測定できる結晶性ポリオ
レフィン樹脂(C)の平均分散粒子径(測定粒子数40
個)が0.01〜20μmであり、0.01〜2μmで
あることが望ましい。なお、本発明では、分散している
粒子の平均粒子径を平均分散粒子径という。<軟化剤(D)> 本発明で用いられるゴム組成物(2)
を構成することがある軟化剤(D)は、前記ゴム組成物
(1)を構成することがある軟化剤(D)と同じであ
る。
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に対して、10〜120重量部、好
ましくは20〜100重量部、さらに好ましくは30〜
80重量部の量で追加配合されるか、あるいは前記エチ
レン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合
体ゴム(A)の製造工程において、前記エチレン・α-
オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に対して、5〜70重量部、好まし
くは10〜50重量部、さらに好ましくは15〜45重
量部の量で油展される。
組成物(2)は、意図する加硫物の用途等に応じて、従
来公知のゴム補強剤、無機充填剤、老化防止剤、加工助
剤、加硫促進剤、有機過酸化物、加硫助剤、発泡剤、発
泡助剤、着色剤、分散剤、難燃剤などの添加剤を、本発
明の目的を損なわない範囲で配合することができる。
物(1)中に配合することができるゴム補強剤、無機充
填剤、老化防止剤、加工助剤、加硫促進剤、有機過酸化
物、加硫助剤、発泡剤、発泡助剤、着色剤、分散剤、難
燃剤などの添加剤と同じである。発泡剤は、エチレン・
α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)に対して、0.1〜20重量部、好ましくは0.
2〜10重量部、さらに好ましくは2〜8重量部の割合
で用いられる。発泡剤を上記割合で用いると、比重が
0.45以下のスポンジ部材〔II〕を得ることができ
る。
〔I〕またはスポンジ部材〔II〕に、さらにメタル部材
〔III〕が接合ないし埋込インサートされていてもよ
い。複合成形品は、通常、メタル部材〔III〕がソリッ
ド部材〔I〕に埋込インサートされることが多い。
メタルは、特に限定されないが、具体的には、軟鉄、ス
テンレス、アルミニウム、銅、真鍮などが挙げられる。
中でも、厚み0.5〜1.5mm、幅約20mmの軟鉄
が好ましく用いられる。複合成形品 本発明に係る複合成形品は、前記ゴム組成物
(1)を発泡させた軽量化ソリッド部材〔I〕と前記ゴ
ム組成物(2)を発泡させたスポンジ部材〔II〕とを接
合したなる成形品、またはこの軽量化ソリッド部材
〔I〕またはスポンジ部材〔II〕に、メタル部材〔II
I〕を接合ないし埋込インサートした成形品である。
ド部材〔I〕とスポンジ部材〔II〕との界面での引張強
度(界面接着強度;JIS K 6251、JIS3号ダ
ンベル)が1.2MPa以上である。本発明に係る複合
成形品としては、メタル部材〔III〕が埋込インサート
されているソリッド部材であって、下記のゴム組成物
(1−A)からなり、かつ、比重が0.8〜1.0であ
る軽量化ソリッド部材〔I〕と、下記のゴム組成物(2
−A)からなり、かつ、比重が0.45以下であるスポ
ンジ部材〔II〕とからなる複合成形品が好ましい。
レフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)
に少なくともエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(B)が5〜50重量部ブレンドさ
れ、かつ、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対して、軟
化剤(オイル)(D)が下記の関係式を満たす量で配合
し、さらにカーボンブラック等の添加剤(副資材)を配
合して比重1.0〜1.15の配合物を調製し、この配
合物に、さらに発泡剤を0.05〜5重量部配合したゴ
ム組成物。
ンダム共重合体ゴム(B)を含むゴム組成物(1−A)
におけるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)100重量部に対する軟化剤
(オイル)(D)の配合量であり、Yblankは、エチレ
ン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(B)を含まないこと、および軟化剤(オイル)の添加
量のみが前記ゴム組成物(1−A)と異なる組成物であ
って、得られる架橋成形体の硬度が前記ゴム組成物(1
−A)から得られる架橋成形体と同一であるゴム組成物
(1blank)における、エチレン・α- オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100重量部
に対する軟化剤(オイル)(D)の配合量であり、X
は、ゴム組成物(1−A)におけるエチレン・α- オレ
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)1
00重量部に対するエチレン・1-ブテン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(B)のブレンド量である。] 前記軟化剤(オイル)(D)の全部または一部が、エチ
レン・α- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合
体ゴム(A)の製造工程において油展されていてもよい
し、また、ゴム組成物(1−A)の混練工程において混
練されていてもよい。
レフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)
に、DSCで測定される融点(Tm)が120〜220
℃の範囲内にある結晶性ポリオレフィン樹脂(C)を予
め溶融ブレンドして得られるオレフィンゴム−熱可塑性
樹脂アロイであって、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)
が平均粒径(透過型電子顕微鏡で1万倍に拡大した写真
から測定)0.01〜20μmで分散しているオレフィ
ンゴム−熱可塑性樹脂アロイに、軟化剤(オイル)
(D)、カーボンブラック等の副資材を配合し、さらに
発泡剤を0.1〜20重量部配合したゴム組成物。
の車両用シール部品、たとえばウェザーストリップ、ト
ランクシール、オープニングトリムなどの用途に好適に
用いられる。ゴム組成物(1)、(2)および複合成形品の調製 軽量化ソリッド材〔I〕形成用のゴム組成物(1)は、
たとえばバンバリーミキサー、ニーダー、インターミッ
クスのようなインターナルミキサー(密閉式混合機)類
により、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)、および必要に応じてエチレ
ン・1-ブテン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(B)、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)、軟化剤
(D)(油展用)を80〜170℃の温度で2〜20分
間混練した後、得られたブレンド物に、必要に応じて軟
化剤(D)、ゴム補強剤、無機充填剤等の添加剤を追加
混合し、80〜170℃の温度で2〜20分間混練す
る。なお、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)を用いる場
合には、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)の融点+10
℃以上の排出温度となるようにスチームで加温する。
(たとえばイオウ)、架橋剤(たとえば有機過酸化物)
をオープンロールのようなロール類、あるいはニーダー
を使用して、必要に応じて加硫促進剤、架橋助剤、発泡
助剤を追加混合し、ロール温度40〜80℃で5〜30
分間混練した後、分出しすることにより調製することが
できる。
成物(2)は、たとえばバンバリーミキサー、ニーダ
ー、インターミックスのようなインターナルミキサー
(密閉式混合機)類により、エチレン・α- オレフィン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)、および
必要に応じてエチレン・1-ブテン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(B)、結晶性ポリオレフィン樹脂
(C)、軟化剤(D)、ゴム補強剤、無機充填剤などの
添加剤を80〜170℃の温度で2〜20分間混練した
後、硫黄をオープンロールのようなロール類、あるいは
ニーダーを使用して、必要に応じて加硫促進剤、加硫助
剤、発泡剤、発泡助剤を追加混合し、ロール温度40〜
80℃で5〜30分間混練した後、分出しすることによ
り調製することができる。
ム組成物(1)、(2)は、押出成形機により、ソリッ
ド材料またはメタル−ソリッド材料とスポンジ材料とを
同時に押出し、たとえば図1に示すようなメタル部材4
が埋込インサートされたソリッド部材2とスポンジ部材
3とが接合されたウェザーストリップ1の形状とし、押
出成形と同時にまたはその成形品を加硫槽内で、通常1
40〜270℃の温度で1〜30分間加熱することによ
り行なわれる。この加硫の工程は通常連続的に実施され
る。
えば図2に示すように、自動車のドア5を閉めたとき
に、その衝撃をウェザーストリップ1のスポンジ部材3
で吸収するとともに、ドア5の密閉を保つことができる
状態で組み込まれる。図2中の符号6は、ウェザースト
リップ1を支持する金属製の支柱を示す。加硫槽におけ
る加熱方法としては、熱空気、ガラスビーズ流動床、U
HF(極超短波電磁波)、スチームなどの加熱槽を用い
ることができる。
造する際に、熱の伝達が悪いと発泡のばらつきを生じ、
断面寸法が部分部分で変化し、製品にならないことがあ
る。したがって、微発泡化させるためには、材料に対し
て均一に熱を伝えることが必要であり、最も効率よく熱
を伝えることを可能とするのは、UHF加硫槽であるた
め、UHF加硫槽が好ましく用いられる。
リッドゴム組成物およびスポンジゴム組成物からなる軽
量化ソリッド部材およびスポンジ部材のゴム物性を低下
させることなく、これらの部材の意匠性も良好で、軽量
化ソリッド部材とスポンジ部材との界面での引張強度特
性(接着性)に優れる、軽量化された複合成形品、さら
にはこのソリッド部材にメタル部材が埋込インサートさ
れている軽量化された複合成形品、およびその複合成形
品からなる自動車用のウェザーストリップ、トランクシ
ールまたはオープニングトリム用製品などを提供するこ
とができる。
発明は、これら実施例により何ら限定されるものではな
い。
A)の調製〕エチレン・プロピレン・5-ビニル-2- ノル
ボルネンランダム共重合体ゴム(EPT(1))[エチ
レン含量=65モル%、5-ビニル-2- ノルボルネン含量
=5.0モル%、ムーニー粘度[ML(1+4)100
℃]=120]100重量部と、エチレン・1-ブテン・
5-ビニル-2- ノルボルネンランダム共重合体ゴム(EB
T(1))[エチレン含量=80モル%、5-ビニル-2-
ノルボルネン含量=8.5モル%、ムーニー粘度[ML
(1+4)100℃]=20]40重量部と、カーボンブ
ラック[商品名 旭#60G、旭カーボン(株)製]1
20重量部と、軟化剤[商品名 ダイアナプロセスオイ
ルTMPW−380、出光興産(株)製]79重量部と、
亜鉛華1号5重量部と、ステアリン酸1重量部と、脱水
剤[商品名ベスタPP、井上石灰工業(株)製の炭酸カ
ルシウム]4重量部とを、容量16リットルのバンバリ
ーミキサー[(株)神戸製鋼所製]を用い、152℃で
混練した。
5-ビニル-2- ノルボルネンランダム共重合体ゴム(EP
T(1))100重量部およびエチレン・1-ブテン・5-
ビニル-2- ノルボルネンランダム共重合体ゴム(EBT
(1))40重量部を60秒素練りし、次いで、亜鉛華
1号5重量部、ステアリン酸1重量部、軟化剤79重量
部(=Y)、脱水剤4重量部を入れ、簡単に混ぜ合わせ
た後、最後にカーボンブラック120重量部を投入して
4分間混練し、排出した。この混練は充填率68%で行
なった。
合物を、8インチロ−ル(前ロールの表面温度50℃、
後ロールの表面温度50℃、前ロールの回転数16rp
m、後ロールの回転数18rpm)に巻き付けて、メル
カプトベンゾチアゾール[加硫促進剤;商品名 サンセ
ラーM、三新化学工業(株)製]1.5重量部、ジベン
ゾチアジルジスルフィド[加硫促進剤;商品名 サンセ
ラーDM、三新化学工業(株)製]0.5重量部、ジ-n
-ブチルジチオカルバミン酸亜鉛[加硫促進剤;商品名
サンセラーBZ、三新化学工業(株)製]2.0重量
部、エチレンチオ尿素[加硫促進剤;商品名 サンセラ
ー22C、三新化学工業(株)製]1.0重量部、ジチ
オジモルホリン[加硫剤;商品名 サンフェルR、三新
化学工業(株)製]0.5重量部、不溶性イオウ(加硫
剤)0.5重量部、OBSH系発泡剤[商品名 ネオセ
ルボンN#1000M、永和化成(株)製]0.4重量
部を加えて、14インチオープンロール[日本ロール
(株)製]を用い、ロール温度60℃で6分間混練し、
そのロールからリボン状に切り出したゴム組成物(1−
A)を得た。得られたゴム組成物(1−A)の比重(J
IS K6220)は、1.09であった。
A)の調製〕結晶性ポリプロピレン樹脂(PP(1))
[ MFR(ASTM D 1238,230℃、荷重
2.16kg)=20g/10分、密度(ASTM D
1505)=0.92g/cm3、融点Tm=161
℃]が予め20重量部配合され、平均粒子径で0.2μ
mに分散しているエチレン・プロピレン・5-ビニル-2-
ノルボルネンランダム共重合体ゴム(EPT(2))
[エチレン含量=62モル%、5-ビニル-2- ノルボルネ
ン含量=10.0モル%、ムーニー粘度[ML(1+4)
100℃]=120]のアロイ120重量部と、カーボ
ンブラック[商品名旭#60G、旭カーボン(株)製]
70重量部と、軟化剤[商品名 ダイアナプロセスオイ
ルTMPW−380、出光興産(株)製]70重量部と、
亜鉛華1号5重量部と、ステアリン酸2重量部と、脱水
剤[商品名 ベスタPP、井上石灰工業(株)製の炭酸
カルシウム]4重量部とを、容量16リットルのバンバ
リーミキサー[(株)神戸製鋼所製]を用い、152℃
で混練した。
脂(C−1)が予め20重量部配合されたエチレン・プ
ロピレン・5-ビニル-2- ノルボルネンランダム共重合体
ゴム(A−2)のアロイ120重量部を60秒素練り
し、次いで、亜鉛華1号5重量部、ステアリン酸2重量
部、軟化剤50重量部、脱水剤4重量部を入れ、簡単に
混ぜ合わせた後、最後にカーボンブラック70重量部を
投入して4分間混練し、排出した。この混練は充填率6
8%で行なった。
合物を、8インチロ−ル(前ロールの表面温度50℃、
後ロールの表面温度50℃、前ロールの回転数16rp
m、後ロールの回転数18rpm)に巻き付けて、メル
カプトベンゾチアゾール[加硫促進剤;商品名 サンセ
ラーM、三新化学工業(株)製]1.5重量部、ジベン
ゾチアジルジスルフィド[加硫促進剤;商品名 サンセ
ラーDM、三新化学工業(株)製]0.5重量部、ジ-n
-ブチルジチオカルバミン酸亜鉛[加硫促進剤;商品名
サンセラーBZ、三新化学工業(株)製]2.0重量
部、エチレンチオ尿素[加硫促進剤;商品名 サンセラ
ー22C、三新化学工業(株)製]1.0重量部、ジチ
オジモルホリン[加硫剤;商品名 サンフェルR、三新
化学工業(株)製]0.5重量部、不溶性イオウ(加硫
剤)0.5重量部、OBSH系発泡剤[商品名 ネオセ
ルボンN#1000SW、永和化成(株)製]4重量部
を加えて、14インチオープンロール[日本ロール
(株)製]を用い、ロール温度60℃で6分間混練し、
そのロールからリボン状に切り出したゴム組成物(2−
A)を得た。得られたゴム組成物(2−A)の比重(J
IS K6220)は、1.08であった。
P(1))の融点Tmは、パーキンエルマー社製DSC
−7型装置を用い、以下のようにして求めた。すなわ
ち、試料としてPP(1)約5mgをアルミパンに詰
め、200℃で10分間保持し、その後−5℃/分で降
温し、30℃に達した時点で5℃/分で昇温し、その途
中でPP(1)の融点Tmを求めた。
(1−A)とゴム組成物(2−A)とゴム用インサート
(軟鉄製)とを同時に共押出しし、UHF加硫槽内に連
続的にフィードして図3に示すようなメタル部材4が埋
込インサートされたソリッド部材2とスポンジ部材3と
が接合された複合成形品7を調製した。この際、押出機
ヘッド温度80℃として、UHF加硫槽の温度は200
℃とし、UHF加硫槽出口の温度が180℃となるよう
にマイクロ波出力を調整した。この複合成形品7は、図
1に示すようなウェザーストリップ1を想定して調製し
たものである。
形品7のスポンジ部材3およびソリッド部材2から、そ
れぞれ打ち抜いてJIS3号ダンベル試験片を作製し、
その試験片について、JIS K 6251に従って測定
温度23℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験
を行ない、引張強度(TB)と破断点伸び(EB)、さら
にはスポンジ部材の100%モジュラス(M100)を求
めた。その結果を第1表に示す。
に、上記のようにして得られた複合成形品7から、スポ
ンジ部材3とソリッド部材2との界面が真ん中になるよ
うに打ち抜いてJIS3号ダンベル試験片8を作製し、
ソリッド部材2とスポンジ部材3との界面での引張強度
をJIS K 6251に従って測定し、その測定値を界
面接着強度とした。その結果を第1表に示す。なお、図
4(A)の点線で囲まれた部分は試験片打ち抜き箇所を
示す。
複合成形品7のソリッド部材2およびスポンジ部材3か
ら、それぞれ20mm×20mmの試験片を打ち抜き、
表面の汚れをアルコールで拭き取った。これらの試験片
を、25℃雰囲気下で、自動比重計[(株)東洋精機製
作所製、M−1型]を用いて、空気中と純水中の質量差
から比重測定を行ない、ソリッド部材2の比重とスポン
ジ部材3の比重をそれぞれ算出した。その結果を第1表
に示す。
に示す複合成形品7からスポンジ部材3およびソリッド
部材2を30mmの長さに切断し、上から60Wの電球
で照らし、表面の光沢が現れる角度から目視にて製品肌
の評価(官能試験)を以下の5点満点評価で行なった。
その結果を第1表に示す。 <製品肌の評点> 5点:光沢が強く、平面が平滑であるもの。
の。 1点:光沢なく、平面が凸凹しているもの。 なお、4点は5点と3点の中間の状態にあるものであ
り、2点は3点と1点の中間の状態にあるものである。
(2−A)の調製において、カーボンブラックおよびP
P(1)の配合量をそれぞれ95重量部、5重流部に変
更した以外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(2
−B)を調製した。以下、実施例1において、ゴム組成
物(2−A)の代わりに上記ゴム組成物(2−B)を用
いて複合成形品を調製した以外は、実施例1と同様に行
なった。結果を第1表に示す。
(1−A)の調製において、カーボンブラック、軟化剤
およびEBT(1)の配合量をそれぞれ135重量部、
63重量部、5重量部に変更した以外は、実施例1と同
様にして、ゴム組成物(1−B)を調製した。
−A)の代わりに上記ゴム組成物(1−B)を用いて複
合成形品を調製した以外は、実施例1と同様に行なっ
た。結果を第1表に示す。
(2−A)の調製において、カーボンブラックの配合量
を100重量部に変更し、かつ、PP(1)を用いなか
った以外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(2−
C)を調製した。また、実施例1のソリッド部材形成用
ゴム組成物(1−A)の調製において、カーボンブラッ
クおよび軟化剤の配合量をそれぞれ140重量部、61
重量部に変更し、かつ、EBT(1)を用いなかった以
外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(1−C)を
調製した。
−A)の代わりに上記ゴム組成物(2−C)を用い、か
つ、ゴム組成物(1−A)の代わりに上記ゴム組成物
(1−C)を用いて複合成形品を調製した以外は、実施
例1と同様に行なった。結果を第1表に示す。
(2−A)の調製において、カーボンブラックの配合量
を100重量部に変更し、かつ、PP(1)を用いなか
った以外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(2−
C)を調製した。また、実施例1のソリッド部材形成用
ゴム組成物(1−A)の調製において、軟化剤の配合量
を41重量部に変更し、かつ、EBT(1)を用いなか
った以外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(1−
D)を調製した。
−A)の代わりに上記ゴム組成物(2−C)を用い、か
つ、ゴム組成物(1−A)の代わりに上記ゴム組成物
(1−D)を用いて複合成形品を調製した以外は、実施
例1と同様に行なった。結果を第1表に示す。
(2−A)の調製において、カーボンブラックの配合量
を100重量部に変更し、かつ、PP(1)を用いなか
った以外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(2−
C)を調製した。また、実施例1のソリッド部材形成用
ゴム組成物(1−A)の調製において、カーボンブラッ
クおよび軟化剤の配合量をそれぞれ135重量部、56
重量部に変更し、かつ、EBT(1)を用いなかった以
外は、実施例1と同様にして、ゴム組成物(1−D)を
調製した。
−A)の代わりに上記ゴム組成物(2−C)を用い、か
つ、ゴム組成物(1−A)の代わりに上記ゴム組成物
(1−D)を用いて複合成形品を調製した以外は、実施
例1と同様に行なった。結果を第1表に示す。
材が埋込インサートされたソリッド部材とスポンジ部材
とが接合されたウェザーストリップの一例を示す斜視図
である。
示す横断面図である。
合成形品の斜視図である。
部材との界面における引張強度測定用試験片の作製方法
を説明するための図面である。図4の(A)は、その試
験片の採取部分を示す斜視図であり、(B)は、その試
験片の平面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】エチレン、炭素原子数3、5〜20のα-
オレフィンおよび非共役ポリエンからなるエチレン・α
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)を含有するゴム組成物(1)を発泡させてなり、
比重が0.8〜1.0である軽量化ソリッド部材〔I〕
と、 エチレン、炭素原子数3、5〜20のα- オレフィンお
よび非共役ポリエンからなるエチレン・α- オレフィン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)を含有す
るゴム組成物(2)を発泡させてなり、比重が0.45
以下であるスポンジ部材〔II〕とが接合されてなる複合
成形品であり、 該スポンジ部材〔II〕と該軽量化ソリッド部材〔I〕と
の界面での引張強度が、1.2MPa以上であることを
特徴とする複合成形品。 - 【請求項2】前記のゴム組成物(1)またはゴム組成物
(2)の少なくとも一方に、エチレン・1-ブテン・非共
役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)および/または
結晶性ポリオレフィン樹脂(C)がブレンドされている
ことを特徴とする請求項1に記載の複合成形品。 - 【請求項3】前記ゴム組成物(1)が、エチレン・α-
オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に、少なくともエチレン・1-ブテン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(B)がX重量
部ブレンドされてなり、該Xは、下記の関係式(1) 5 ≦ X ≦ 50 ・・・式(1) を満足することを特徴とする請求項2に記載の複合成形
品。 - 【請求項4】前記ゴム組成物(1)中に、エチレン・α
- オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)100重量部に対して、軟化剤(オイル)(D)
が下記の関係式(2)を満たす量で配合されていること
を特徴とする請求項3に記載の複合成形品; Y−Yblank ≧ 0.4X ・・・式(2) [式(2)中、Yは、エチレン・1-ブテン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(B)を含むゴム組成物
(1)におけるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対する
軟化剤(オイル)(D)の配合量であり、 Yblankは、エチレン・1-ブテン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(B)を含まないこと、および軟化剤
(オイル)の添加量のみが前記ゴム組成物(1)と異な
る組成物であって、得られる架橋成形体の硬度が前記ゴ
ム組成物(1)から得られる架橋成形体と同一であるゴ
ム組成物(1blank)における、エチレン・α- オレフ
ィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)10
0重量部に対する軟化剤(オイル)(D)の配合量であ
り、 Xは、ゴム組成物(1)におけるエチレン・α- オレフ
ィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)10
0重量部に対するエチレン・1-ブテン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(B)のブレンド量である。]。 - 【請求項5】前記軟化剤(オイル)(D)の全部または
一部が、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)の製造工程において油展され
ていることを特徴とする請求項4に記載の複合成形品。 - 【請求項6】前記軟化剤(オイル)(D)の全部または
一部が、ゴム組成物(1)の混練工程において混練され
ていることを特徴とする請求項4に記載の複合成形品。 - 【請求項7】前記ゴム組成物(1)の発泡前の比重が、
1.0〜1.15であることを特徴とする請求項1〜6
いずれかに記載の複合成形品。 - 【請求項8】前記ゴム組成物(2)が、エチレン・α-
オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)中に、結晶性ポリオレフィン樹脂(C)がミクロ
分散されてなることを特徴とする請求項2に記載の複合
成形品。 - 【請求項9】前記結晶性ポリオレフィン樹脂(C)の平
均分散粒子径が、0.01〜20μmの範囲内にあるこ
とを特徴とする請求項8に記載の複合成形品。 - 【請求項10】前記結晶性ポリオレフィン樹脂(C)の
DSCで測定される融点(Tm)が、100℃〜220
℃の範囲内にあることを特徴とする請求項9に記載の複
合成形品。 - 【請求項11】前記軽量化ソリッド部材〔I〕またはス
ポンジ部材〔II〕に、さらにメタル部材〔III〕が接合
ないし埋込インサートされてなることを特徴とする請求
項1〜10のいずれかに記載の複合成形品。 - 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載の複合
成形品からなることを特徴とする自動車用ウェザースト
リップ。 - 【請求項13】請求項1〜11のいずれかに記載の複合
成形品からなることを特徴とする自動車用トランクシー
ル。 - 【請求項14】請求項1〜11のいずれかに記載の複合
成形品からなることを特徴とする自動車用オープニング
トリム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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