JP2015085774A - 車両用ウェザーストリップ - Google Patents
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Description
これについて説明すれば、図5に示すように、インサート無しの自動車用ウェザーストリップ1は、自動車の開口部周縁に突設されたフランジ2に嵌着されるほぼU字形のトリム部3と、トリム部3と一体に成形され自動車の開口部の縁部と弾接して変形することによりシール機能を発揮する中空状のシール部4とから主として構成されている。トリム部3は、車内側トリム構成体5と車外側トリム構成体6から構成されていて、前記トリム部3の車内側トリム構成体5及び車外側トリム構成体6の内壁面から、少なくとも1対のリップ7,8及び9,10が、それぞれほぼ対向して斜め上方に向けて突設されている。
リップ8及び10は、それぞれ、斜め方向リップ片11,11及び斜め方向リップ片11,11と一体成形されていて斜め方向リップ片11,11から略垂直方向の斜め上方へ立ち上げた立ち上げリップ片12,12から構成されている。即ち、リップ8及び10は、それぞれ、斜め方向リップ片11,11及び立ち上げリップ片12,12とから一体に成形されている。他方のリップ7,9も同様な構成である。
前記立ち上げリップ片12,12の長さは、長ければ、長いほど、フランジ2の表面との接触面積が大きくなり、フランジ12に嵌着されたウェザーストリップが脱落し難くなるが、立ち上げリップ片12,12の長さは、斜め方向リップ片11,11の長さとバランスをもって決定される。
前記車内側トリム構成体5及び車外側トリム構成体6のそれぞれの内壁面と、前記内壁面が対向するフランジ2の表面との間の距離を、斜め方向リップ片11,11の長さと立ち上げリップ片12,12の長さの和、即ち、全長より短くすることにより、フランジ2をトリム部3の空洞部に圧入する場合、フランジ2によりリップ7,8,9及び10がフランジ2の圧入方向に変形する変形量が大きくなり、その結果、フランジ2の表面との接触面積が大きくなり、ウェザーストリップ1が脱落し難くなる。そしてフランジ2は上端に少なくとも一方の端部に突設された所定の形状の突起13を有している。
すなわち、従来の技術の例によれば、先ず前記1対のリップ7,8、及び9,10はそれぞれ斜め方向リップ11,11、及び11,11が急峻に立ち上がる立ち上げリップ12,12、及び12,12を備えたうえで、フランジ2の表面に圧接しかつ面接触した構成であり該斜め方向リップ11,11、及び11,11と立ち上げリップ12,12、及び12,12との接合部分が折損する惧れがありまた、長期の使用によりフランジ2との締付け力が低下し品質上問題点が存在した。
次に、当該インサート無しの自動車用ウェザーストリップ1は可動部材としてのドア等が閉止しても中空状のシール部4は単なる円筒体で構成されその表面がドア等で圧接されその表面が凹凸の変形状となり該ドア等との機密性に欠け、シール性に劣り、塵埃侵入を阻止することができない。またドア等の閉止に際し、異音が発生し静粛性に問題があった。
さらに、フランジ2を1対のリップ7,8、及び9,10間に介装する際に両者間の締付け力を確保するためには1対のリップ7,8、及び9,10やフランジ2の寸法精度を高めなければならないと共に組付作業に手間を要する等作業性が悪いという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、背景技術で述べた問題点を解決することにある。
このような構成としたので、略逆コ字状をしたトリム構成体にその垂直方向の上方に中空状のシール部を一体成形したので、該中空状のシール部がドア等の可動部材に押圧されても該トリム構成体の第1及び第2水平基部が幅広に構成されておりその押圧力に抗して強固に支持でき、加えて該トリム構成体の肉厚の中心に金属製インサートを介在させ固定部材としての車体等に於ける締付け力を保持向上させ併せて防水・防塵機能を向上させ組立・作業性を容易にできるという効果がある。
また、ドア等の可動部材が閉止した際先ず該中空状のシール部の短小の第1リップが圧接・変形され次いで長大の第2リップが圧接・変形されて該中空状のシール部は押圧される。従って中空状のシール部を2段に渉り円滑に圧縮・変形されるので開口部に於けるシール性が極めて向上すると共にドア等の閉止に伴う発生音が極めて低く静粛性を実現できる効果がある。
このような構成としたので、略逆コ字状をしたトリム構成体にその垂直方向の上方に中空状のシール部を一体成形したので、該中空状のシール部がエンジンフード等の可動部材に押圧されても該トリム構成体の第1及び第2水平基部が幅広に構成されておりその押圧力に抗して強固に支持でき、加えて該トリム構成体の肉厚の中心に金属製インサートを介在させ固定部材としてのフランジ等に於ける締付け力を保持向上させ併せて防水・防塵機能を向上させ組立・作業性を容易にできるという効果がある。
また、エンジンフード等の可動部材が閉止した際先ず該中空状のシール部の短小の第1リップが圧接・変形され次いで長大の第2リップが圧接・変形されて該中空状のシール部は押圧される。従って中空状のシール部を2段に渉り円滑に圧縮・変形されるので開口部に於けるシール性が極めて向上すると共にエンジンフード等の閉止に伴う発生音が極めて低く静粛性を実現できる効果がある。
このような構成としたので、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて前記第1、第2リップの傾斜角θは30°ないし60°に設定されたので、傾斜角θを合理的に設定され長期の使用に際しても該第1、第2リップが折損することなく加えて固定部材の保持力を減退されることがないという効果がある。
そして、第1、第2リップ18,19、及び第1第2リップ20,21の内壁面15a,15bからの長さL1は例えば7.4ないし7.8(mm)程度に設定される。また前記第1、第2水平基部15A,15B及び湾曲状連結基部15Cの幅長L2つまり、肉厚は例えば2.3ないし2.5(mm)程度に設定されてある。ここで該第1、第2リップ18,19、及び第1第2リップ20,21の幅長L3つまり厚さは例えば1.0ないし1.2(mm)程度に設定されてある。
尚23は空気孔であり、例えば直径が3ないし4(mm)程度に設定された断面形状が略円孔等の貫通孔で、中空状のシール部16の一方側に形成されている。そして、該中空状のシール部16の変形を容易にするために空気を排出する。
前記中空状のシール部16は一方側(右側)の幅長L6を例えば1.9(mm)に、他方側(左側)の幅長L7を1.7(mm)に設定する。つまり幅長L7<幅長L6に設定しドア等が閉止したとき中空状のシール部16が左側に傾倒し易くして該中空状のシール部16を円滑に変形させシール性を高める。そして、頂上部分に2つのリップすなわち一方側に比較的短小な第1リップ16Aと他方側に比較的長大な第2リップ16Bを長さ方向に形成している。該第2リップ16Bは第1リップ16Aの近傍、例えば4.8ないし5(mm)程度の位置に形成され、該第1リップ16Aは幅長L4が例えば1.6(mm)程度であって外表面16aから0.6(mm)程度を突出させている。また、該第2リップ16Bは幅長L5が例えば1.7(mm)程度であって外表面16bから4.4(mm)程度を突出させている。そこで中空状のシール部16の先端がドアに当接すると、略菱形または楕円形の中央部分の膨らんだところが撓んで屈曲して、柔軟に当接することができる。ここに於いて第1リップ16Aの先端及び第2リップ16Bの先端が順次つまり2段階にドアに当接・圧接される。中空状のシール部16がスポンジ材で形成され場合は、シールする相手部材であるドアに中空状のシール部16が当接したときに、柔軟性が大きく、ドアの形状に応じて確実に先端が当接することができ、極めてシール性が高い。
尚上述の説明は本発明に係る車両用ウェザーストリップ14が固定部材としてのフランジ(車体の一部)17に装着した場合であるが本発明はこれに限定されず可動部材としての農業機械や建設機械のドアに装着してもよい。
15 トリム構成体
15A 第1水平基部
15B 第2水平基部
15C 湾曲状連結基部
15D 柔軟性リップ
15E 柔軟性リップ
15F 柔軟性リップ
15a 内壁面
15b 内壁面
16 中空状のシール部
16A 第1リップ
16B 第2リップ
16a 外表面
16b 外表面
17 フランジ(車体の一部)
17A フランジ
17B カウルルーバ
18 第1リップ
19 第2リップ
20 第1リップ
21 第2リップ
22 金属製インサート
23 空気孔
24 車体
25 エンジンフード
26 フロントガラス
これについて説明すれば、図5に示すように、インサート無しの自動車用ウェザーストリップ1は、自動車の開口部周縁に突設されたフランジ2に嵌着されるほぼU字形のトリム部3と、トリム部3と一体に成形され自動車の開口部の縁部と弾接して変形することによりシール機能を発揮する中空状のシール部4とから主として構成されている。トリム部3は、車内側トリム構成体5と車外側トリム構成体6から構成されていて、前記トリム部3の車内側トリム構成体5及び車外側トリム構成体6の内壁面から、少なくとも1対のリップ7,8及び9,10が、それぞれほぼ対向して斜め上方に向けて突設されている。
リップ8及び10は、それぞれ、斜め方向リップ片11,11及び斜め方向リップ片11,11と一体成形されていて斜め方向リップ片11,11から略垂直方向の斜め上方へ立ち上げた立ち上げリップ片12,12から構成されている。即ち、リップ8及び10は、それぞれ、斜め方向リップ片11,11及び立ち上げリップ片12,12とから一体に成形されている。他方のリップ7,9も同様な構成である。
前記立ち上げリップ片12,12の長さは、長ければ、長いほど、フランジ2の表面との接触面積が大きくなり、フランジ12に嵌着されたウェザーストリップが脱落し難くなるが、立ち上げリップ片12,12の長さは、斜め方向リップ片11,11の長さとバランスをもって決定される。
前記車内側トリム構成体5及び車外側トリム構成体6のそれぞれの内壁面と、前記内壁面が対向するフランジ2の表面との間の距離を、斜め方向リップ片11,11の長さと立ち上げリップ片12,12の長さの和、即ち、全長より短くすることにより、フランジ2をトリム部3の空洞部に圧入する場合、フランジ2によりリップ7,8,9及び10がフランジ2の圧入方向に変形する変形量が大きくなり、その結果、フランジ2の表面との接触面積が大きくなり、ウェザーストリップ1が脱落し難くなる。そしてフランジ2は上端に少なくとも一方の端部に突設された所定の形状の突起13を有している。
すなわち、従来の技術の例によれば、先ず前記1対のリップ7,8、及び9,10はそれぞれ斜め方向リップ11,11、及び11,11が急峻に立ち上がる立ち上げリップ12,12、及び12,12を備えたうえで、フランジ2の表面に圧接しかつ面接触した構成であり該斜め方向リップ11,11、及び11,11と立ち上げリップ12,12、及び12,12との接合部分が折損する惧れがありまた、長期の使用によりフランジ2との締付け力が低下し品質上問題点が存在した。
次に、当該インサート無しの自動車用ウェザーストリップ1は可動部材としてのドア等が閉止しても中空状のシール部4は単なる円筒体で構成されその表面がドア等で圧接されその表面が凹凸の変形状となり該ドア等との機密性に欠け、シール性に劣り、塵埃侵入を阻止することができない。またドア等の閉止に際し、異音が発生し静粛性に問題があった。
さらに、フランジ2を1対のリップ7,8、及び9,10間に介装する際に両者間の締付け力を確保するためには1対のリップ7,8、及び9,10やフランジ2の寸法精度を高めなければならないと共に組付作業に手間を要する等作業性が悪いという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、背景技術で述べた問題点を解決することにある。
このような構成としたので、略逆コ字状をしたトリム構成体にその垂直方向の上方に中空状のシール部を一体成形したので、該中空状のシール部がドア等の可動部材に押圧されても該トリム構成体の第1及び第2水平基部が幅広に構成されておりその押圧力に抗して強固に支持でき、加えて該トリム構成体の肉厚の中心に金属製インサートを介在させ固定部材としての車体等に於ける締付け力を保持向上させ併せて防水・防塵機能を向上させ組立・作業性を容易にできるという効果がある。
また、ドア等の可動部材が閉止した際先ず該中空状のシール部の短小の第1リップが圧接・変形され次いで長大の第2リップが圧接・変形されて該中空状のシール部は押圧される。従って中空状のシール部を2段に渉り円滑に圧縮・変形されるので開口部に於けるシール性が極めて向上すると共にドア等の閉止に伴う発生音が極めて低く静粛性を実現できる効果がある。更に、前記中空状のシール部の一方側(右側)に貫通孔を形成すると共に肉厚を厚く及び他方側(左側)の肉厚を薄く形成したので、貫通孔からの空気の排出により該中空状のシール部の変形を容易にできると共にドア等が閉止したとき中空状のシール部が左側に傾倒し易くして該中空状のシール部を円滑に変形させシール性を高める効果がある。また、前記第1、第2水平基部の右端であって該第1水平基部に形成した柔軟性リップが前記トリム構成体の開口側方向に及び該第2水平基部に形成した前記柔軟性リップが前記トリム構成体の奥側方向にそれぞれ傾斜させてなるので前記フランジをトリム構成体の内部に挿入する際、前記第2水平基部の柔軟性リップがガイドの役割を有すると共に、該フランジの挿入後は前記第1水平基部の柔軟性リップが開口側方向に該フランジの表面を常に押付け作用して該フランジの表面に密着しシール性を高めるという効果がある。
このような構成としたので、請求項1記載の発明の効果に加えて本発明を自動車の開口部に配設されたフランジ又はエンジンフードのウェザーストリップに適用することができるという効果がある。
そして、第1、第2リップ18,19、及び第1第2リップ20,21の内壁面15a,15bからの長さL1は例えば7.4ないし7.8(mm)程度に設定される。また前記第1、第2水平基部15A,15B及び湾曲状連結基部15Cの幅長L2つまり、肉厚は例えば2.3ないし2.5(mm)程度に設定されてある。ここで該第1、第2リップ18,19、及び第1第2リップ20,21の幅長L3つまり厚さは例えば1.0ないし1.2(mm)程度に設定されてある。
尚23は空気孔であり、例えば直径が3ないし4(mm)程度に設定された断面形状が略円孔等の貫通孔である。該貫通孔23は中空状のシール部16の一方側に形成されている。そして、該中空状のシール部16の変形を容易にするために空気を排出する。
前記中空状のシール部16は一方側(右側)の幅長(肉厚)L6を例えば1.9(mm)に、他方側(左側)の幅長(肉厚)L7を1.7(mm)に設定する。つまり中空状のシール部16の一方側の肉厚を厚くかつその他方側の肉厚を薄く形成し、幅長(肉厚)L7<(肉厚)幅長L6に設定しドア等が閉止したとき中空状のシール部16が左側に傾倒し易くして該中空状のシール部16を円滑に変形させシール性を高める。そして、頂上部分に2つのリップすなわち一方側に比較的短小な第1リップ16Aと他方側に比較的長大な第2リップ16Bを長さ方向に形成している。該第2リップ16Bは第1リップ16Aの近傍、例えば4.8ないし5(mm)程度の位置に形成され、該第1リップ16Aは幅長L4が例えば1.6(mm)程度であって外表面16aから0.6(mm)程度を突出させている。また、該第2リップ16Bは幅長L5が例えば1.7(mm)程度であって外表面16bから4.4(mm)程度を突出させている。そこで中空状のシール部16の先端がドアに当接すると、略菱形または楕円形の中央部分の膨らんだところが撓んで屈曲して、柔軟に当接することができる。ここに於いて第1リップ16Aの先端及び第2リップ16Bの先端が順次つまり2段階にドアに当接・圧接される。中空状のシール部16がスポンジ材で形成され場合は、シールする相手部材であるドアに中空状のシール部16が当接したときに、柔軟性が大きく、ドアの形状に応じて確実に先端が当接することができ、極めてシール性が高い。
尚上述の説明は本発明に係る車両用ウェザーストリップ14が固定部材としてのフランジ(車体の一部)17に装着した場合であるが本発明はこれに限定されず可動部材としての農業機械や建設機械のドアに装着してもよい。
15 トリム構成体
15A 第1水平基部
15B 第2水平基部
15C 湾曲状連結基部
15D 柔軟性リップ
15E 柔軟性リップ
15F 柔軟性リップ
15a 内壁面
15b 内壁面
16 中空状のシール部
16A 第1リップ
16B 第2リップ
16a 外表面
16b 外表面
17 フランジ(車体の一部)
17A フランジ
17B カウルルーバ
18 第1リップ
19 第2リップ
20 第1リップ
21 第2リップ
22 金属製インサート
23 空気孔(貫通孔)
24 車体
25 エンジンフード
26 フロントガラス
Claims (3)
- 車両の開口部に配設された固定部材又は可動部材に装着される断面形状が略逆コ字状のトリム構成体と、該トリム構成体に対して垂直方向の上方に一体に成形され車両の開口部の可動部材又は固定部材に弾接する中空状のシール部とでなる車両用ウェザーストリップであって、前記トリム構成体が肉厚の中心に金属製インサートを介在させ、硬度Hs:50ないし75度のゴム又はエラストマーで成形されると共に第1水平基部と第2水平基部とこの両者を連結する湾曲状連結基部とから構成され、該第1水平基部及び第2水平基部の内壁面からそれぞれ傾斜角θを有して一対の第1、第2リップを形成してなり、前記中空状のシール部が比重Sg:0.3ないし0.7のゴム発泡体で構成されかつ該中空状のシール部の頂上部分に短小の第1リップと、該短小の第1リップの近傍に長大の第2リップを形成し、更に、前記第2水平基部の第2リップの先端及び第1、第2水平基部の端部に該中空状のシール部と同材質でなる柔軟性リップを形成したことを特徴とする車両用ウェザーストリップ。
- 自動車の開口部に配設されたフランジ又はエンジンフードに装着される断面形状が略逆コ字状のトリム構成体と、該トリム構成体に対して垂直方向の上方に一体に成形され自動車の開口部の可動部材又は固定部材に弾接する中空状のシール部とでなる車両用ウェザーストリップであって、前記トリム構成体が肉厚の中心に金属製インサートを介在させ、硬度Hs:50ないし75度のゴム又はエラストマーで成形されると共に第1水平基部と第2水平基部とこの両者を連結する湾曲状連結基部とから構成され、該第1水平基部及び第2水平基部の内壁面からそれぞれ傾斜角θを有して一対の第1、第2リップを形成してなり、前記中空状のシール部が比重Sg:0.3ないし0.7のゴム発泡体で構成されかつ該中空状のシール部の頂上部分に短小の第1リップと、該短小の第1リップの近傍に長大の第2リップを形成し、更に、前記第2水平基部の第2リップの先端及び第1、第2水平基部の端部に該中空状のシール部と同材質でなる柔軟性リップを形成したことを特徴とする車両用ウェザーストリップ。
- 前記第1、第2リップの傾斜角θは30°ないし60°に設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ウェザーストリップ。
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CN113997875A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-02-01 | 建新赵氏科技有限公司 | 一种新型电动汽车后备箱间隙密封条结构 |
CN113997875B (zh) * | 2021-11-05 | 2024-05-24 | 建新赵氏科技股份有限公司 | 一种新型电动汽车后备箱间隙密封条结构 |
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JPS6381754U (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-30 | ||
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- 2013-10-30 JP JP2013225133A patent/JP5923079B2/ja active Active
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