JP2002151403A - 基板処理装置、基板検査方法および基板処理システム - Google Patents

基板処理装置、基板検査方法および基板処理システム

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JP2002151403A JP2001209088A JP2001209088A JP2002151403A JP 2002151403 A JP2002151403 A JP 2002151403A JP 2001209088 A JP2001209088 A JP 2001209088A JP 2001209088 A JP2001209088 A JP 2001209088A JP 2002151403 A JP2002151403 A JP 2002151403A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットの低下を抑制しつつも適切な基
板の検査を行うことができる基板処理装置および基板検
査方法を提供する。 【解決手段】 基板に対してレジスト塗布処理および現
像処理を行う基板処理装置内に検査ユニット30を設け
る。検査ユニット30は、下から順に膜厚測定器32
と、線幅測定器33と、重ね合わせ測定器34と、マク
ロ欠陥検査器35とを積層して配置している。検査ユニ
ット30は、基板処理装置内に形成される基板の搬送経
路の途中に設けられている。また、基板処理装置内にて
処理される基板はこれら各検査部に対して選択的に搬入
される。従って、必要に応じて適宜に装置内にて基板の
検査を行うことができ、スループットの低下を抑制しつ
つも適切な基板の検査を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理部間に
て所定の処理手順に従って半導体基板、液晶表示装置用
ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用
基板等(以下、単に「基板」と称する)を順次搬送する
ことによりレジスト塗布処理や現像処理等の処理を行う
とともに、併せてその基板の検査を行う基板処理装置、
基板検査方法および基板処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体や液晶ディスプレ
イなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗
布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処
理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製
造されている。かかる半導体製品等の品質維持のため、
上記各種処理のまとまったプロセスの後に、基板の各種
検査を行って品質確認を行うことが重要である。
【0003】例えば、レジスト塗布処理および現像処理
を行う基板処理装置(いわゆるコータ&デベロッパ)に
おいては、従来より現像処理の最終工程にて基板上のパ
ターンの線幅測定等の検査を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、検査装置への搬入待ち時間が必要であるとと
もに検査結果が判明するまでにもある程度の時間を要し
ていたため、ある基板についての検査結果が判明するま
でに、当該基板よりも後に装置に払い出された基板の相
当数の処理が終了していた。このため、検査結果に不具
合があった場合には、相当数の基板について再処理を行
う必要が生じ、処理全体としてのスループットが低下す
ることとなっていた。
【0005】また、上記のコータ&デベロッパのよう
に、現像処理の最終工程にて基板の検査を行った場合に
は、検査結果に不具合があったとしても、その不具合の
原因となった工程を特定するために相当の時間を要する
こととなり、このこともスループット低下の原因となっ
ていた。
【0006】さらに、検査結果の判明に時間が要するこ
とに起因して、検査結果に基づいた処理条件の適切な変
更(フィードフォワード制御またはフィードバック制
御)も困難であった。
【0007】ここで、ある基板について1つの処理工程
終了ごとに検査を行えば、問題となる処理工程の特定が
確実に行えるとともに、再処理の必要な基板数も低減さ
せることができるものの、装置のスループットが極度に
低下することとなり、その結果処理のコストアップに繋
がる。
【0008】すなわち、従来においては、スループット
を低下させることなく適切な基板の検査を行うことがで
きなかったのである。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、スループットの低下を抑制しつつも適切な基板
の検査を行うことができる基板処理技術を提供すること
を目的とする。
【0010】また、本発明は、基板に対する検査を自由
度の高いものとすることができる基板処理技術を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、複数の処理部間にて所定の処理
手順に従って搬送部が基板を順次搬送することにより基
板に処理を行う基板処理装置において、前記基板処理装
置内にそれぞれが異なる内容の基板検査を行う複数の検
査部を備えている。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記搬送部に、前記複数
の検査部のうちから一部または全部を選択した選択検査
部に基板を搬送させている。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板処理装置において、前記搬送部に1組の複数
の基板を同一の処理手順に従って順次搬送させることに
より当該1組の複数の基板には同一の処理を行い、前記
搬送部に前記1組の複数の基板の一部または全部のそれ
ぞれを前記複数の検査部のうちから選択された1つの検
査部に搬送させることにより、前記複数の検査部のそれ
ぞれには少なくとも前記1組の複数の基板のうちの1枚
を搬送させている。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかの発明に係る基板処理装置において、
前記処理手順に従った搬送経路を形成し、前記複数の検
査部のそれぞれを、前記搬送経路の途中であって、その
検査内容に応じた位置に配置している。
【0015】また、請求項5の発明は、請求項1から請
求項4のいずれかの発明に係る基板処理装置において、
前記複数の検査部による検査結果に基づいて、前記複数
の処理部のいずれかにおける処理条件を変更している。
【0016】また、請求項6の発明は、請求項1から請
求項5のいずれかの発明に係る基板処理装置において、
前記基板処理装置に、基板に対してレジスト塗布処理お
よび現像処理を行わせ、前記複数の検査部に、レジスト
の膜厚測定部、パターンの線幅測定部、パターンの重ね
合わせ測定部およびマクロ欠陥検査部のうちの少なくと
も2つを含ませている。
【0017】また、請求項7の発明は、1組の複数の基
板を同一の処理手順に従って複数の処理部間で搬送する
ことにより基板処理を行いつつ、当該1組の複数の基板
に異なる内容の複数の基板検査を行う基板検査方法にお
いて、前記1組の複数の基板の一部または全部のそれぞ
れに対して前記複数の基板検査のうちから選択された1
つの検査を行うことにより、前記複数の検査のそれぞれ
が少なくとも前記1組の複数の基板のうちの1枚に対し
て行われるようにしている。
【0018】また、請求項8の発明は、複数の処理部間
にて所定の処理手順に従って搬送部が基板を順次搬送す
ることにより基板に処理を行う基板処理装置において、
基板に対して所定の検査を行う検査部と、前記処理手順
における任意の順序位置に前記検査部への基板搬送を組
み込むことができる処理手順設定手段と、前記処理手順
設定手段によって設定された処理手順に従って基板を順
次搬送するように前記搬送部を制御する搬送制御手段
と、を備えている。
【0019】また、請求項9の発明は、複数の処理部間
にて所定の処理手順に従って搬送部が基板を順次搬送す
ることにより基板に処理を行う基板処理装置において、
基板に対して所定の検査を行う複数の検査部と、前記処
理手順における任意の順序位置に前記複数の検査部への
基板搬送を個別に組み込むことができる処理順序設定手
段と、前記処理手順設定手段によって設定された処理手
順に従って基板を順次搬送するように前記搬送部を制御
する搬送制御手段と、を備えている。
【0020】また、請求項10の発明は、請求項9の発
明にかかる基板処理装置において、前記複数の検査部の
それぞれを、レジストの膜厚を測定する膜厚測定部、パ
ターンの線幅を測定する線幅測定部、パターンの重ね合
わせを測定する重ね合わせ測定部またはマクロ欠陥検査
部のいずれかとしている。
【0021】また、請求項11の発明は、請求項9の発
明にかかる基板処理装置において、前記複数の検査部の
いずれかに、レジストの膜厚測定、パターンの線幅測定
およびパターンの重ね合わせ測定を行うことを可能とさ
せている。
【0022】また、請求項12の発明は、請求項8から
請求項11のいずれかの発明にかかる基板処理装置にお
いて、前記処理順序設定手段に、基板ごとに処理手順を
設定可能とさせている。
【0023】また、請求項13の発明は、請求項8から
請求項11のいずれかの発明にかかる基板処理装置にお
いて、前記処理順序設定手段に、所定枚数の1組の基板
ごとに処理手順を設定可能とさせている。
【0024】また、請求項14の発明は、基板処理装置
に設けられた複数の処理部間にて所定の処理手順に従っ
て搬送部が基板を順次搬送することにより基板に処理を
行う基板処理システムにおいて、前記基板処理装置に基
板に対して所定の検査を行う検査部を備え、前記処理手
順における任意の順序位置に前記検査部への基板搬送を
組み込むことができる処理順序設定手段と、前記処理手
順設定手段によって設定された処理手順に従って基板を
順次搬送するように前記搬送部を制御する搬送制御手段
と、を備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明に係る基板処理装置の配置
構成を示す平面図である。この基板処理装置は、基板に
フォトレジストの塗布処理および現像処理を行う装置で
あり、レジスト塗布処理を行う塗布処理ユニット10
と、現像処理を行う現像処理ユニット20と、これら処
理ユニットに基板を払い出すインデクサIDと、インデ
クサ受け渡し部IDFと、インターフェイスIFBとを
備えている。また、基板処理装置は、塗布処理ユニット
10と現像処理ユニット20との接続部分に検査ユニッ
ト30を配設している。さらに、基板処理装置の外部に
は露光処理を行う露光ユニットSTP(いわゆるステッ
パ)がインターフェイスIFBに接して配置されてい
る。
【0027】塗布処理ユニット10は、搬送ロボットT
Rを配置した搬送路11を挟み込むようにして4つの塗
布処理部SCを2つずつ設けている。各塗布処理部SC
は、基板を回転させつつその基板主面にフォトレジスト
を滴下することによって均一なレジスト塗布を行う、い
わゆるスピンコータである。
【0028】図2は、図1の基板処理装置をV−V線か
ら見た縦断面図である。同図に示すように、各塗布処理
部SCの上方には、3段に積層された熱処理部、すなわ
ち下から順に冷却処理部CP、加熱処理部HP、加熱処
理部HPが設けられている。加熱処理部HPは、基板を
加熱して所定の温度にまで昇温する、いわゆるホットプ
レートである。冷却処理部CPは、基板を冷却して所定
の温度にまで降温するとともに、基板を当該所定の温度
に維持する、いわゆるクールプレートである。
【0029】また、塗布処理部SCの直上(塗布処理部
SCと冷却処理部CPとの間)には塗布処理部SCにク
リーンエアを供給するための空調部ACUが設けられて
いる。空調部ACUは、ファン15およびウルパフィル
タ16を備えている。ファン15を作動させることによ
って、搬送路11に形成されているクリーンエアの空気
流(ダウンフロー)から空調部ACUに強制的に空気を
吸引する。空調部ACU内に吸引されたクリーンエア
は、ウルパフィルタ16によってさらにパーティクルが
除去された後、塗布処理部SCへと供給される。
【0030】また、塗布処理部SCの下方にはケミカル
キャビネットCBが設けられている。ケミカルキャビネ
ットCBは、その内部にフォトレジスト等の薬液瓶やフ
ォトレジスト供給のための配管を収納している。
【0031】また、搬送ロボットTRは、図示を省略す
る駆動機構によって鉛直方向の上下移動および鉛直方向
を軸とする回転動作を行うことができる。搬送ロボット
TRは、基板を保持して水平面内にて進退移動を行うこ
とにより上記の各処理部(塗布処理部SC、冷却処理部
CPおよび加熱処理部HP)にアクセスするための搬送
アームAMを備えている。この搬送ロボットTRによっ
て塗布処理ユニット10の各処理部に基板を搬入すると
ともに、それら各処理部から基板を搬出することができ
る。なお、搬送アームAMは、スループット向上のた
め、ダブルアームとしておくのが好ましい。
【0032】図1に戻り、現像処理ユニット20は、搬
送ロボットTRを配置した搬送路21を挟み込むように
して4つの現像処理部SDを2つずつ設けている。現像
処理部SDは、露光後の基板上に現像液を供給すること
によって現像処理を行う、いわゆるスピンデベロッパで
ある。現像処理ユニット20は、搬送路11と搬送路2
1とが一直線上に整列するように塗布処理ユニット10
と接続されている。
【0033】塗布処理ユニット10と同様に、各現像処
理部SDの上方には、3段に積層された熱処理部、すな
わち下から順に冷却処理部CP、加熱処理部HP、加熱
処理部HPが設けられている(図2参照)。そして、現
像処理部SDにクリーンエアを供給するための空調部A
CUが設けられている点や搬送路21に配置された搬送
ロボットTRの構成についても塗布処理ユニット10と
同様である。但し、現像処理ユニット20においては加
熱処理部HPの一部に替えて露光後加熱処理部PEBが
設けられている。また、本実施形態においては、塗布処
理ユニット10および現像処理ユニット20の双方の搬
送ロボットTRが搬送部に相当する。
【0034】インデクサIDは、複数の基板を収納可能
なキャリア(図示省略)を載置し、未処理基板を当該キ
ャリアから塗布処理ユニット10等に払い出すとともに
処理済基板を塗布処理ユニット10、現像処理ユニット
20等から受け取ってキャリアに格納する。なお、キャ
リアの形態としては、収納基板を外気に曝すOC(open
casette)であっても良いし、基板を密閉空間に収納する
FOUP(front opening unified pod)であっても良
い。
【0035】インデクサIDは、インデクサ受け渡し部
IDFを挟み込むようにして塗布処理ユニット10と接
続されている。インデクサ受け渡し部IDFは、インデ
クサIDと塗布処理ユニット10と間で基板の受け渡し
を行う役割を担っている。具体的には、インデクサ受け
渡し部IDFには、図示を省略する基板移載ロボットが
設けられており、その基板移載ロボットがインデクサI
Dのキャリアに収納された未処理基板を取り出して塗布
処理ユニット10の搬送ロボットTRに渡すとともに、
当該搬送ロボットTRから受け取った処理済基板をイン
デクサIDのキャリアに搬入する。
【0036】インターフェイスIFBは、露光ユニット
STPと現像処理ユニット20との間に挟み込まれるよ
うにして配置されている。インターフェイスIFBは、
露光ユニットSTPと現像処理ユニット20とを接続す
るとともに、それらの間で基板の受け渡しを行う役割を
担っている。具体的には、インターフェイスIFBに
は、図示を省略する基板移載ロボットやバッファカセッ
トが設けられており、現像処理ユニット20の搬送ロボ
ットTRからレジスト塗布済みの基板を受け取って露光
ユニットSTPに搬入するとともに、露光ユニットST
Pから露光済みの基板を受け取って現像処理ユニット2
0の搬送ロボットTRに渡す。また、インターフェイス
IFBは、処理待ち状態の基板をバッファカセットに待
避させることによって、露光ユニットSTPおよび基板
処理装置における処理時間のずれを調整することもあ
る。
【0037】露光ユニットSTPは、フォトレジストが
塗布された基板の主面にエキシマレーザ等を照射するこ
とによって所定のパターンを露光する装置である。
【0038】また、本実施形態の基板処理装置において
は、塗布処理ユニット10と現像処理ユニット20との
接続部分に、搬送路11および搬送路21の双方に跨る
ように検査ユニット30が設置されている。
【0039】図3は、検査ユニット30を示す斜視図で
ある。検査ユニット30は、下から順に膜厚測定器32
と、線幅測定器33と、重ね合わせ測定器34と、マク
ロ欠陥検査器35とを積層して配置している。なお、検
査ユニット30の最下段(膜厚測定器32の下部)には
受渡台31が設けられている。また、塗布処理ユニット
10の搬送ロボットTRは図3中矢印AR1の向きか
ら、現像処理ユニット20の搬送ロボットTRは矢印A
R2の向きからそれぞれ検査ユニット30に対してアク
セスする。
【0040】受渡台31は、基板を載せることができる
台である。図3に示す如く、受渡台31の周囲は開放さ
れており、塗布処理ユニット10および現像処理ユニッ
ト20のそれぞれの搬送ロボットTRは受渡台31に基
板を載せることおよび受渡台31に載せられている基板
を取り出すことができる。これにより、塗布処理ユニッ
ト10の搬送ロボットTRおよび現像処理ユニット20
の搬送ロボットTRは、受渡台31を介して相互に基板
の受け渡しを行うことができる。但し、受渡台31は、
双方の搬送ロボットTR間の単なる基板受け渡しのため
だけに用いられるものである。
【0041】膜厚測定器32は、基板上に塗布されたレ
ジストの膜厚を測定する検査器である。膜厚測定器32
には、その側面に搬出入口32aが設けられており、塗
布処理ユニット10の搬送ロボットTRは搬出入口32
aから膜厚測定器32に基板を搬入/搬出することがで
きる。膜厚測定器32の搬出入口32aとは反対側の側
面にも同様の搬出入口が設けられており、現像処理ユニ
ット20の搬送ロボットTRはその搬出入口から膜厚測
定器32に基板を搬入/搬出することができる。従っ
て、例えば塗布処理ユニット10の搬送ロボットTRが
レジスト塗布済みの基板を搬入して膜厚測定器32がそ
の基板の膜厚測定を行い、検査後の基板を現像処理ユニ
ット20の搬送ロボットTRが搬出することができる。
【0042】線幅測定器33は、基板上に形成されたパ
ターンの線幅を測定する検査器である。線幅測定器33
には、その側面に搬出入口33aが設けられており、塗
布処理ユニット10の搬送ロボットTRは搬出入口33
aから線幅測定器33に基板を搬入/搬出することがで
きる。線幅測定器33の搬出入口33aとは反対側の側
面にも同様の搬出入口が設けられており、現像処理ユニ
ット20の搬送ロボットTRはその搬出入口から線幅測
定器33に基板を搬入/搬出することができる。従っ
て、例えば現像処理ユニット20の搬送ロボットTRが
現像処理済みの基板を搬入して線幅測定器33がその基
板の線幅測定を行い、検査後の基板を塗布処理ユニット
10の搬送ロボットTRが搬出することができる。
【0043】重ね合わせ測定器34は、基板上に形成さ
れたパターンのずれを測定する検査器である。上記と同
様に、重ね合わせ測定器34には、その側面に搬出入口
34aが設けられており、塗布処理ユニット10の搬送
ロボットTRは搬出入口34aから重ね合わせ測定器3
4に基板を搬入/搬出することができる。また、重ね合
わせ測定器34の搬出入口34aとは反対側の側面にも
同様の搬出入口が設けられており、現像処理ユニット2
0の搬送ロボットTRはその搬出入口から重ね合わせ測
定器34に基板を搬入/搬出することができる。
【0044】マクロ欠陥検査器35は、基板上に現出し
た比較的大きな欠陥、例えばパーティクルの付着の有無
を判定する検査器である。上記と同様に、マクロ欠陥検
査器35には、その側面に搬出入口35aが設けられて
おり、塗布処理ユニット10の搬送ロボットTRは搬出
入口35aからマクロ欠陥検査器35に基板を搬入/搬
出することができる。また、マクロ欠陥検査器35の搬
出入口35aとは反対側の側面にも同様の搬出入口が設
けられており、現像処理ユニット20の搬送ロボットT
Rはその搬出入口からマクロ欠陥検査器35に基板を搬
入/搬出することができる。
【0045】このように、本実施形態においては、基板
処理装置内にそれぞれが異なる内容の基板検査を行う4
つの検査部が設けられているのである。また、本実施形
態においては現像処理部、塗布処理部、冷却処理部、加
熱処理部および露光後加熱処理部を総称して「処理部」
とする。さらに、本明細書において単に「処理」と言う
ときには、検査を除く基板の処理(例えば、塗布処理、
現像処理、熱処理等)を意味するものとする。
【0046】図4は、上記基板処理装置の制御機構を説
明するための機能ブロック図である。基板処理装置は、
その内部に装置全体を制御するための制御部40を備え
ている。制御部40は、コンピュータによって構成され
ており、その本体部であって演算処理を行うCPU41
と、読み出し専用メモリーであるROM42と、読み書
き自在のメモリーであるRAM43と、制御用ソフトウ
ェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスク45と、
基板処理装置の外部に設けられているホストコンピュー
タなどと通信を行う通信部46とを備えている。CPU
41と磁気ディスク45や通信部46等とはバスライン
49を介して電気的に接続されている。また、制御部4
0のバスライン49には、基板処理装置の操作パネル5
1、表示部52、処理部、搬送ロボットTR等も電気的
に接続されている。処理部および搬送ロボットTRにつ
いては上述した通りである。
【0047】操作パネル51は、基板処理装置の外壁面
に設けられたキーボード等によって構成されている。表
示部52は、操作パネル51に併設されたディスプレイ
である。オペレータは、表示部52に表示された内容を
確認しつつ、操作パネル51からコマンドやパラメータ
等を入力することができる。なお、操作パネル51と表
示部52とをタッチパネルとして一体に構成するように
しても良い。
【0048】また、オペレータは、操作パネル51から
基板処理の手順を記述したフローレシピを設定入力する
ことができる。入力されたフローレシピは、磁気ディス
ク45に記憶される。制御部40のCPU41は、磁気
ディスク45に記憶されているフローレシピに従って搬
送ロボットTRを制御し、該フローレシピに記述された
処理手順に沿って基板を搬送させる。なお、フローレシ
ピの詳細についてはさらに後述する。
【0049】次に、上記構成を有する基板処理装置にお
ける処理について説明する。まず、検査を除く一般的な
処理手順の概略について説明する。図5は、基板処理装
置における処理手順の一例を示す図である(但し、検査
は除く)。
【0050】インデクサIDのキャリア内に収納されて
いる未処理基板はインデクサ受け渡し部IDFによって
塗布処理ユニット10の搬送ロボットTRに渡され、塗
布処理ユニット10内の加熱処理部HPに搬入される。
その加熱処理部HPにおいては、主としてレジスト塗布
の密着強化のための加熱処理が行われる。加熱処理の終
了した基板は塗布処理ユニット10の搬送ロボットTR
によって冷却処理部CPに搬入されて冷却された後、塗
布処理部SCに搬入される。なお、4つの塗布処理部S
Cは並列的な処理が可能な処理部であって、これらのい
ずれに基板を搬入するかは任意であり、この点について
は他の処理部も同様である。
【0051】塗布処理部SCにおけるレジスト塗布処理
が終了した基板には、塗布処理ユニット10内の加熱処
理部HPおよび冷却処理部CPによって塗布後熱処理が
行われる。その後、当該基板は現像処理ユニット20の
搬送ロボットTRおよびインターフェイスIFBを介し
て露光ユニットSTPに搬入される。露光ユニットST
Pによってパターン露光がなされた基板は、インターフ
ェイスIFBを介して現像処理ユニット20の搬送ロボ
ットTRに戻され、現像処理ユニット20内の露光後加
熱処理部PEBに搬入される。露光後加熱処理部PEB
においては、主として露光後の酸反応を活性化させるた
めの加熱処理が行われる。露光後加熱処理の終了した基
板は現像処理ユニット20の搬送ロボットTRによって
冷却処理部CPに搬入されて冷却された後、現像処理部
SDに搬入される。
【0052】現像処理部SDにおける現像処理が終了し
た基板には、現像処理ユニット20内の加熱処理部HP
および冷却処理部CPによって現像後熱処理が行われ
る。その後、当該基板は現像処理ユニット20の搬送ロ
ボットTRから塗布処理ユニット10の搬送ロボットT
Rに渡され、さらにインデクサ受け渡し部IDFを介し
てインデクサIDのキャリア内に処理済基板として収容
される。
【0053】以上のように、本実施形態においては、複
数の処理部間にて図5に示す基本処理手順に従って搬送
部たる2つの搬送ロボットTRが基板を搬送することに
よりその基板にレジスト塗布処理および現像処理を行っ
ている。そして、インデクサIDに載置された1つのキ
ャリアに収納されている1組の複数の基板(例えば25
枚の基板)については全て図5に示す処理手順に従って
2つの搬送ロボットTRが基板を順次搬送することによ
り、同一の処理を施している。
【0054】上述したような2つの搬送ロボットTRに
よる基板搬送は、制御部40のCPU41が磁気ディス
ク45に記憶されているフローレシピに従って搬送ロボ
ットTRを制御することにより実行される。次の表1
は、図5に示した処理手順を記述したフローレシピの例
である。
【0055】
【表1】
【0056】このようなフローレシピは、オペレータに
よって操作パネル51から制御部40に設定入力される
ものである。また、基板処理装置外のホストコンピュー
タから通信部46を介して制御部40に表1の如きフロ
ーレシピを送信するようにしても良い。いずれであって
も、設定入力されたフローレシピは制御部40の磁気デ
ィスク45に記憶される。そして、表1のフローレシピ
に従って基板を順次搬送するように、CPU41が搬送
ロボットTRを制御することにより、上記の処理が実現
される。すなわち、本実施形態では、操作パネル51が
処理順序設定手段に相当し、CPU41が搬送制御手段
に相当する。
【0057】次に、検査工程を考慮した基板の処理手順
について説明する。図6は、基板処理装置における検査
工程を考慮した処理手順の一例を示す図であって、図5
に示した処理手順に検査工程を加えたものである。既述
したように、本実施形態の検査ユニット30にはそれぞ
れが異なる内容の基板検査を行う4つの検査部が設けら
れている。図6に示すように、4つの検査のうち膜厚測
定についてはレジスト塗布後の熱処理の後、露光処理前
に行われる。一方、膜厚測定以外の検査、すなわち線幅
測定、重ね合わせ測定およびマクロ欠陥検査については
現像後の熱処理の後、インデクサIDに戻される前に行
われる。
【0058】ここで、本実施形態においては、4つの検
査を選択的に行うことができる。例えば、ある基板につ
いては、図6に示す手順に従って検査ユニット30の4
つの検査部の全てに搬入して全ての検査を行うようにし
ても良い。また、図6に示す手順に従って検査ユニット
30の一部の検査部に搬入して一部の検査のみを行うよ
うにしても良い。さらに、検査ユニット30のいかなる
検査部にも搬入せずに、当該基板については全く検査を
行わないようにすることもできる。具体的には、図6の
()内に示した検査の一部または全部を選択した搬送手
順を記述した後述のフローレシピを各基板について設定
しておくことにより、その搬送手順に従って必要な検査
部に搬入され、所定の検査が行われることとなる。
【0059】各基板についていかなる検査を行うかにつ
いては、その基板の処理内容や目的等に応じて任意に設
定することができる。例えば、完璧な品質維持を求める
場合には、4つの検査の全てを行うことが望ましい。一
方、高いスループットを得たい場合には、なるべく検査
項目を少なくすることが望ましい。一般的には、適度に
良好なスループットと必要十分な検査とを両立できるよ
うに各基板について検査を行うのが好ましい。ここで、
本実施形態では、1つのキャリアに収納されている1組
の複数の基板については同一の処理手順(検査を除く処
理の手順)に従って基板を順次搬送することにより、同
一の処理を施している。このような場合には、以下のよ
うにすることによって適度に良好なスループットと必要
十分な検査とを両立することができる。
【0060】1つのキャリアに収納されている1組の複
数の基板が25枚であるとして、それら各基板の検査内
容を次の表2のようにする。
【0061】
【表2】
【0062】なお、表2中に記載している数字は、1組
の複数の基板のそれぞれを示すウェハ番号である。表2
に示すように、1番目の基板についてはレジスト塗布後
の熱処理の後、検査ユニット30の膜厚測定器32に搬
入して膜厚測定を行う。また、2番目の基板については
現像後の熱処理の後、検査ユニット30の線幅測定器3
3に搬入して線幅測定を行う。また、3番目の基板につ
いては現像後の熱処理の後、重ね合わせ測定器34に搬
入して重ね合わせ測定を行う。さらに、4番目の基板に
ついては現像後の熱処理の後、マクロ欠陥検査器35に
搬入してマクロ欠陥検査を行う。以降、同様にして1組
の複数の基板のそれぞれについて4つの検査のうちの1
つを順次行う。
【0063】このようにすれば、各基板については図5
に示す基本処理手順に検査のための1工程を追加するだ
けで、1組の複数の基板全体について見れば4つの検査
の全てを順次に行うことができる。すなわち、適度に良
好なスループットと必要十分な検査とを両立することが
できるのである。
【0064】以上のような基本処理手順への検査のため
の工程追加は操作パネル51から容易に行うことができ
る。例えば、表2に示す3番目の基板については、表1
に示したフローレシピのステップ11とステップ12と
の間に、操作パネル51から新たなステップ12として
線幅測定器33への基板搬送を組み込むだけで、次の表
3に示すようなフローレシピを設定することができる。
【0065】
【表3】
【0066】設定入力されたフローレシピは制御部40
の磁気ディスク45に記憶される。操作パネル51によ
って設定された表3のフローレシピに従って基板を順次
搬送するように、CPU41が搬送ロボットTRを制御
することにより、表2に示す3番目の基板についての処
理が実現される。
【0067】同様に、表2に示す1番目の基板について
は、表1に示したフローレシピのステップ5とステップ
6との間に、操作パネル51から新たなステップ6とし
て膜厚測定器32への基板搬送を組み込むだけで、次の
表4に示すようなフローレシピを設定することができ
る。
【0068】
【表4】
【0069】設定入力されたフローレシピは制御部40
の磁気ディスク45に記憶される。操作パネル51によ
って設定された表4のフローレシピに従って基板を順次
搬送するように、CPU41が搬送ロボットTRを制御
することにより、表2に示す1番目の基板についての処
理が実現される。
【0070】このように、本実施形態では、4つの検査
部を通常の処理部(塗布処理部SC等)と同様の扱いと
し、フローレシピに記述された処理手順における任意の
順序位置に4つの検査部への基板搬送を操作パネル51
から個別に組み込むことができるようにしている。そし
て、検査部への基板搬送を組み込んだ処理手順を記述し
たフローレシピに従って基板を順次搬送するように、C
PU41が搬送ロボットTRを制御しているのである。
また、本実施形態では、表2に示すように、基板ごとに
検査部への基板搬送を組み込んだ処理手順を記述したフ
ローレシピを操作パネル51から設定している。
【0071】以上のようにすれば、基板処理装置内にそ
れぞれが異なる内容の基板検査を行う4つの検査部が設
けられているため、検査のために逐一基板を装置外に搬
送することなく適宜必要な基板検査を行うことができ
る。その結果、スループットの低下を抑制しつつも適切
な基板の検査を行うことができる。特に、近年は半導体
基板の径が200mmから300mmへと大径化される
傾向にあり、装置外への基板の搬送が困難になりつつあ
るため、基板処理装置内に検査部を設けて装置内で検査
を行うことができればスループットの向上に繋がる。
【0072】また、基板処理装置内に検査部を設けるこ
とによって検査に要する時間が短縮され、仮に検査結果
に不具合があった場合でも従来よりも著しく少数の基板
について再処理を行うだけで足り、スループットをさら
に向上させることができる。
【0073】また、それぞれが異なる内容の基板検査を
行う4つの検査部を設けているため、必要に応じて適切
な内容の検査を適宜行うことができ、検査結果に不具合
があった場合でも、その不具合の原因となった工程を比
較的容易に特定することができる。
【0074】また、4つの検査を選択的に行うことによ
って、スループットの低下を抑制することができる。特
に、1組の複数の基板について同一の処理手順を行って
いる場合には、例えば表2に示した如き検査を実行する
ことにより、適度に良好なスループットと必要十分な検
査とを両立することができる。
【0075】また、本実施形態においては、図5に示す
処理手順に従って基板を搬送することにより、基板処理
装置内に基板の搬送経路が形成されることとなる。具体
的には、インデクサIDから塗布処理ユニット10に基
板が搬入され、現像処理ユニット20およびインターフ
ェイスIFBを通過して露光ユニットSTPに搬送さ
れ、再び現像処理ユニット20に戻された後、塗布処理
ユニット10を通過してインデクサIDに戻されるとい
う搬送経路である。
【0076】そして、検査ユニット30は、塗布処理ユ
ニット10と現像処理ユニット20との接続部分に設け
られている。ここで、例えば膜厚測定についてはレジス
ト塗布後の熱処理の後、露光処理前に行われるものであ
り(図6参照)、検査ユニット30の膜厚測定器32は
上記搬送経路の途中であって塗布処理ユニット10から
露光ユニットSTPに至るまでの位置に設けられている
こととなる。また、線幅測定、重ね合わせ測定およびマ
クロ欠陥検査のそれぞれについては、現像後の熱処理の
後、インデクサIDに戻される前に行われるものであり
(図6参照)、検査ユニット30の線幅測定器33、重
ね合わせ測定器34およびマクロ欠陥検査器35はいず
れも上記搬送経路の途中であって現像処理ユニット20
からインデクサIDに戻るまでの位置に設けられている
こととなる。
【0077】すなわち、4つの検査部のそれぞれは、上
記搬送経路の途中であって、その検査内容に応じた位置
に配置されていることとなる。従って、基板の検査を行
うために搬送経路を変更する必要がなくなり、スループ
ットの低下を抑制することができる。
【0078】また、本実施形態においては、検査ユニッ
ト30内の4つの検査部における検査結果に応じた処理
が実行される。例えば、膜厚測定器32において測定さ
れたレジスト膜厚に基づいてレジスト膜厚に影響を与え
る因子、すなわち塗布処理部SCにおけるスピン回転
数、レジスト温度、雰囲気温度やその塗布処理部SCに
対応する空調部ACUの温湿度等がフィードバック制御
される。より具体的には、例えば膜厚測定器32におい
て測定されたレジスト膜厚が目標値よりも厚い場合に
は、塗布処理部SCにおけるスピン回転数を大きくし、
目標値よりも薄い場合には、塗布処理部SCにおけるス
ピン回転数を小さくする。また、膜厚測定器32におい
て測定されたレジスト膜厚に基づいて、露光後加熱処理
部PEBにおけるベーク温度がフィードフォワード制御
される。
【0079】同様に、線幅測定器33において測定され
たパターンの線幅に基づいて線幅に影響を与える因子、
具体的には露光後加熱処理部PEBにおけるベーク温度
や現像処理部SDにおける現像液温度等がフィードバッ
ク制御される。
【0080】また、重ね合わせ測定器34における検査
結果に不具合がある場合には、露光ユニットSTPでの
処理に異常がある旨のアラームを発する。さらに、マク
ロ欠陥検査器35における検査結果に不具合がある場合
には、塗布処理部SCや現像処理部SDにおいて異常が
ある旨のアラームを装置が発したり、空調部ACUのウ
ルパフィルタ16の交換を要求する。
【0081】このように、各検査部による検査結果に基
づいて、基板処理装置の各処理部のいずれかにおける処
理条件を適宜変更したり、アラームを発生して作業者に
迅速に異常を知らせることにより、基板処理内容が安定
する状態に装置を維持することができるとともに、検査
結果に不具合があった場合でも再処理の必要な基板を最
小数に抑制することができる。
【0082】また、フローレシピに記述された処理手順
における任意の順序位置に4つの検査部への基板搬送を
個別に組み込むことができるため、基板に対する検査を
自由度の高いものとすることができ、基板の全数検査や
抜き取り検査を容易に行うことができる。
【0083】<変形例>以上、本発明の実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記の例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施形態においては、基板処理
装置の配置構成を図1に示す如きとしていたが、これを
図7に示すようにしても良い。図7において、図1と同
じ符号を付しているものは同様の機能を有するものであ
り、その詳説は省略する。図7に示す基板処理装置を構
成する要素のうち図1の装置に存在しないものはインタ
ーフェイスIFCである。インターフェイスIFCに
は、図示を省略する移載ロボットと、検査ユニット30
とが設けられている。インターフェイスIFCは、イン
デクサ受け渡し部IDF、インターフェイスIFBおよ
び塗布処理ユニット10の間で基板の受け渡しを行うと
ともに、検査ユニット30に対する基板の搬入/搬出を
担当する。
【0084】また、図7に示す基板処理装置は、図1の
装置とユニット配置が異なり、露光ユニットSTPがイ
ンターフェイスIFBを介して基板処理装置の側方に配
置されている。図7の基板処理装置における基本的な処
理手順は、図5に示したのと同じである。但し、ユニッ
ト配置が異なるため、基板処理装置内に形成される搬送
経路は図1の装置とは異なる。具体的には、インデクサ
IDからインデクサ受け渡し部IDF、インターフェイ
スIFCを通って塗布処理ユニット10に基板が搬入さ
れ、再びインターフェイスIFCおよびインターフェイ
スIFBを通過して露光ユニットSTPに搬送され、さ
らにインターフェイスIFB、インターフェイスIFC
および塗布処理ユニット10を通過して現像処理ユニッ
ト20に搬送された後、塗布処理ユニット10を通過し
てインデクサIDに戻されるという搬送経路となる。
【0085】図7の基板処理装置においても、装置内に
それぞれが異なる内容の基板検査を行う4つの検査部が
設けられているため、上述した図1の基板処理装置によ
るのと同様の効果を得ることができる。換言すれば、ユ
ニット配置にかかわらず、それぞれが異なる内容の基板
検査を行う複数の検査部を装置内に設けることによって
上記実施形態と同様の効果を得ることができるのであ
る。
【0086】また、図7の装置において検査ユニット3
0はインターフェイスIFCに設けられており、膜厚測
定器32は上記搬送経路の途中であって塗布処理ユニッ
ト10から露光ユニットSTPに至るまでの位置に設け
られていることとなる。さらに、線幅測定器33、重ね
合わせ測定器34およびマクロ欠陥検査器35はいずれ
も上記搬送経路の途中であって現像処理ユニット20か
らインデクサIDに戻るまでの位置に設けられているこ
ととなる。すなわち、図1の基板処理装置と同様に4つ
の検査部のそれぞれは、上記搬送経路の途中であって、
その検査内容に応じた位置に配置されていることとな
る。従って、基板の検査を行うために搬送経路を変更す
る必要がなくなり、スループットの低下を抑制すること
ができる。
【0087】また、基板処理装置の配置構成を図8に示
すようにしても良い。図8において、図1と同じ符号を
付しているものは同様の機能を有するものであり、その
詳説は省略する。図8に示す基板処理装置が図1と異な
るのは検査ユニット30に代えて、2つの検査部80,
90をインデクサ受け渡し部IDFに設けている点であ
る。検査部80は、レジストの膜厚測定、パターンの線
幅測定およびパターンの重ね合わせ測定を行うことがで
きる。すなわち、検査部80は、上記の膜厚測定器3
2、線幅測定器33および重ね合わせ測定器34の3つ
の検査部の機能を併せ持つ。一方、検査部90は、上記
のマクロ欠陥検査器35と同じであり、基板上に現出し
た比較的大きな欠陥、例えばパーティクルの付着の有無
の判定(マクロ欠陥検査)を行う。
【0088】検査部80,90への基板の受け渡しはイ
ンデクサ受け渡し部IDFに設けられた基板移載ロボッ
トが行う。すなわち、当該基板移載ロボットが搬送部と
して機能する。図8の基板処理装置におけるフローレシ
ピに検査工程を組み込むときは、フローレシピに記述さ
れた処理手順における任意の順序位置に検査部80およ
び/または検査部90への基板搬送を操作パネル51か
ら個別に組み込む。検査部80への基板搬送をフローレ
シピに組み込んだときに、如何なる検査を行うかについ
ては別のレシピを検査部80に渡すこととなる。このよ
うにしても、基板処理装置内に基板検査を行う検査部が
設けられているため、検査のために逐一基板を装置外に
搬送することなく適宜必要な基板検査を行うことができ
る。その結果、スループットの低下を抑制しつつも適切
な基板の検査を行うことができる。また、フローレシピ
に記述された処理手順における任意の順序位置に検査部
への基板搬送を組み込むことができるため、基板に対す
る検査を自由度の高いものとすることができる。
【0089】また、上記実施形態においては、現像処理
部、塗布処理部、冷却処理部、加熱処理部および露光後
加熱処理部を総称して処理部としていたが、処理部はこ
れらに限定されるものではなく、装置の処理内容に応じ
て適宜に組み合わせることができ、例えば上記以外にも
基板の端縁部の露光処理を行うエッジ露光処理部やブラ
シ等を用いて基板の表面洗浄を行う洗浄処理部を含ませ
るようにしても良い。
【0090】また、上記実施形態においては、装置内に
それぞれが異なる内容の基板検査を行う4つの検査部を
設けていたが、検査部は必要な検査内容に応じて1つ以
上設けるようにしておけば良い。また、検査部における
検査内容についても上記実施形態に限定されるものでな
いことは勿論である。
【0091】検査部が1つの場合であっても、フローレ
シピに記述された処理手順における任意の順序位置に検
査部への基板搬送を組み込み、フローレシピに従って基
板を順次搬送するようにCPU41が搬送ロボットTR
を制御すれば、基板に対する検査を自由度の高いものと
することができる。
【0092】また、上記実施形態においては、1組の複
数の基板について同一の処理手順に従って基板を順次搬
送する場合に、1組の複数の基板のそれぞれについて4
つの検査のうちの1つを順次行うようにしていたが、こ
れに限定されるものではなく、1組の複数の基板の一部
または全部のそれぞれを4つの検査部のうちから選択さ
れた1つの検査部に搬送することにより、4つの検査部
のそれぞれには少なくとも1組の複数の基板のうちの1
枚が搬送されるようにしておいても良い。このようにす
れば、若干の検査工程の追加だけで全ての検査を行うこ
とができ、適度に良好なスループットと必要十分な検査
とを両立することができる。
【0093】また、上記実施形態においては、4つの検
査部を積層して平面的には1箇所に配置していたが、4
つの検査部の配置形態はこれに限定されるものではな
く、装置内の任意の位置に設けることが可能であり、さ
らに4つの検査部を積層するのではなくそれぞれを別個
の位置に設けるようにしても良い。但し、スループット
の低下を抑制するべく、各検査部のそれぞれを搬送経路
の途中であって、その検査内容に応じた位置に配置して
おくのが好ましい。
【0094】また、上記実施形態においては、基板ごと
に検査部への基板搬送を組み込んだ処理手順を記述した
フローレシピを操作パネル51から設定していたが、所
定枚数の1組の基板ごと、例えばインデクサIDに載置
されるキャリアごとに検査部への基板搬送を組み込んだ
処理手順を記述したフローレシピを設定するようにして
も良い。この場合、あるキャリアについて例えば表3の
フローレシピを設定したとすると、そのキャリアに収納
されている全ての基板について表3のフローレシピに従
って基板を順次搬送するように、CPU41が搬送ロボ
ットTRを制御する。
【0095】また、フローレシピに記述された処理手順
における任意の順序位置に4つの検査部への基板搬送を
操作パネル51から個別に組み込むことができるもので
あるため、2つ以上の検査内容を組み込んだフローレシ
ピを設定するようにしても良い。例えば、表1に示した
フローレシピのステップ5とステップ6との間に新たな
ステップ6として膜厚測定器32への基板搬送を組み込
むとともに、ステップ11とステップ12との間に線幅
測定器33への基板搬送を組み込むと、次の表5に示す
ようなフローレシピを設定することができる。
【0096】
【表5】
【0097】表5のフローレシピに従って基板を順次搬
送するように、CPU41が搬送ロボットTRを制御す
ることにより、レジストの膜厚測定およびパターンの線
幅測定を実行することができる。
【0098】また、上記実施形態においては、検査部へ
の基板搬送を組み込んだフローレシピの設定を操作パネ
ル51から行うようにしていたが、これに限定されるも
のではなく、基板処理装置の外部、例えばホストコンピ
ュータから検査部への基板搬送を組み込んだフローレシ
ピの設定を行い、それを通信部46を介して送信し、制
御部40の磁気ディスク45に記憶するようにしても良
い。
【0099】さらに、上記実施形態においては、基板処
理装置を基板にレジスト塗布処理および現像処理を行う
装置とし、検査ユニット30の機能はいわゆるフォトリ
ソグラフィに関連する検査を行う形態としていたが、本
発明にかかる技術はこれに限定されるものではない。例
えば、検査部としてはアミンまたはアンモニア濃度を測
定する検査機能を備えたものを採用するようにしても良
い。また、基板に付着したパーティクル等を除去する基
板処理装置(いわゆるスピンスクラバ等)にパーティク
ル検査を行う検査部を配置するようにしても良い。ま
た、基板にSOD(Spin-on-Dielectronics)を塗布して
層間絶縁膜を形成する装置に、その層間絶縁膜の焼成状
態を検査する検査部を配置するようにしても良い。さら
に、他の基板処理装置にて処理された基板を搬入して、
その検査を行った後に検査結果を処理条件にフィードフ
ォワードするような基板処理装置に検査部を配置するよ
うにしても良い。いずれの場合であっても、基板処理装
置内に基板検査を行う検査部が設けられているため、検
査のために逐一基板を装置外に搬送することなく適宜必
要な基板検査を行うことができる。その結果、スループ
ットの低下を抑制しつつも適切な基板の検査を行うこと
ができる。また、フローレシピに記述された処理手順に
おける任意の順序位置に検査部への基板搬送を組み込む
ことにより、基板に対する検査を自由度の高いものとす
ることができる。
【0100】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、基板処理装置内にそれぞれが異なる内容の基
板検査を行う複数の検査部を備えているため、必要に応
じて適宜に装置内にて基板の検査を行うことができ、ス
ループットの低下を抑制しつつも適切な基板の検査を行
うことができる。
【0101】また、請求項2の発明によれば、複数の検
査部のうちから一部または全部を選択した選択検査部に
基板を搬送するため、スループットの低下を最小限に抑
制することができる。
【0102】また、請求項3の発明によれば、搬送部が
1組の複数の基板を同一の処理手順に従って順次搬送す
ることにより当該1組の複数の基板には同一の処理が行
われ、搬送部がそれら1組の複数の基板の一部または全
部のそれぞれを複数の検査部のうちから選択された1つ
の検査部に搬送することにより、複数の検査部のそれぞ
れには少なくとも1組の複数の基板のうちの1枚が搬送
されるため、各基板については検査のための1工程を追
加するだけで、1組の複数の基板全体については複数の
検査の全てを順次に行うことができ、その結果、適度に
良好なスループットと必要十分な検査とを両立すること
ができる。
【0103】また、請求項4の発明によれば、処理手順
に従った搬送経路が形成され、複数の検査部のそれぞれ
は、当該搬送経路の途中であって、その検査内容に応じ
た位置に配置されるため、基板の検査を行うために搬送
経路を変更する必要がなく、スループットの低下を抑制
することができる。
【0104】また、請求項5の発明によれば、複数の検
査部による検査結果に基づいて、複数の処理部のいずれ
かにおける処理条件を変更しているため、基板処理内容
が安定する状態に装置を維持することができる。
【0105】また、請求項6の発明によれば、基板処理
装置が基板に対してレジスト塗布処理および現像処理を
行い、複数の検査部は、レジストの膜厚測定部、パター
ンの線幅測定部、パターンの重ね合わせ測定部およびマ
クロ欠陥検査部のうちの少なくとも2つを含むため、必
要に応じて適宜に装置内にて膜厚測定等の基板検査を行
うことができ、スループットの低下を抑制しつつも適切
な基板の検査を行うことができる。
【0106】また、請求項7の発明によれば、1組の複
数の基板の一部または全部のそれぞれに対して複数の基
板検査のうちから選択された1つの検査を行うことによ
り、複数の検査のそれぞれは少なくとも1組の複数の基
板のうちの1枚に対して行われるため、各基板について
は検査のための1工程を追加するだけで、1組の複数の
基板全体については複数の検査の全てを順次に行うこと
ができ、その結果、スループットの低下を抑制しつつも
適切な基板の検査を行うことができる。
【0107】また、請求項8の発明によれば、処理手順
における任意の順序位置に検査部への基板搬送を組み込
むことができるため、基板に対する検査を自由度の高い
ものとすることができる。
【0108】また、請求項9の発明によれば、処理手順
における任意の順序位置に前記複数の検査部への基板搬
送を個別に組み込むことができるため、基板に対する検
査を自由度の高いものとすることができる。
【0109】また、請求項10の発明によれば、複数の
検査部のそれぞれは、レジストの膜厚を測定する膜厚測
定部、パターンの線幅を測定する線幅測定部、パターン
の重ね合わせを測定する重ね合わせ測定部またはマクロ
欠陥検査部のいずれかであるため、フォトリソグラフィ
に関連する検査を高い自由度にて行うことができる。
【0110】また、請求項11の発明によれば、複数の
検査部のいずれかは、レジストの膜厚測定、パターンの
線幅測定およびパターンの重ね合わせ測定を行うことが
可能であるため、基板に対する検査を自由度のより高い
ものとすることができる。
【0111】また、請求項12の発明によれば、処理順
序設定手段が基板ごとに処理手順を設定可能であるた
め、基板ごとに検査の自由度を高いものとすることがで
きる。
【0112】また、請求項13の発明によれば、処理順
序設定手段が所定枚数の1組の基板ごとに処理手順を設
定可能であるため、所定枚数の1組の基板ごとに検査の
自由度を高いものとすることができる。
【0113】また、請求項14の発明によれば、処理手
順における任意の順序位置に前記検査部への基板搬送を
組み込むことができるため、基板に対する検査を自由度
の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の配置構成を示す平
面図である。
【図2】図1の基板処理装置をV−V線から見た縦断面
図である。
【図3】図1の基板処理装置の検査ユニットを示す斜視
図である。
【図4】図1の基板処理装置の制御機構を説明するため
の機能ブロック図である。
【図5】図1の基板処理装置における処理手順の一例を
示す図である。
【図6】図1の基板処理装置における検査工程を考慮し
た処理手順の一例を示す図である。
【図7】本発明に係る基板処理装置の配置構成の他の例
を示す平面図である。
【図8】本発明に係る基板処理装置の配置構成の他の例
を示す平面図である。
【符号の説明】
10 塗布処理ユニット 20 現像処理ユニット 30 検査ユニット 32 膜厚測定器 33 線幅測定器 34 重ね合わせ測定器 35 マクロ欠陥検査器 40 制御部 41 CPU 45 磁気ディスク 46 通信部 80,90 検査部 51 操作パネル SC 塗布処理部 SD 現像処理部 TR 搬送ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G03F 7/16 501 G03F 7/30 501 5F046 7/30 501 H01L 21/30 502V 562 502J (72)発明者 枦木 憲二 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 大谷 正美 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 西村 讓一 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H025 AB08 AB16 AB17 EA04 FA15 2H096 AA24 AA25 AA27 CA12 GA21 4D075 AC64 BB14Y BB32Z DA06 DC22 EA45 4F042 AA02 AA07 AB00 BA05 BA25 DB01 DF09 DF15 DF32 EB05 EB09 5F031 CA02 CA05 CA07 FA01 FA02 FA04 FA07 GA03 MA02 MA03 MA26 MA30 MA33 PA02 PA30 5F046 AA18 CD01 CD05 JA21 LA18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理部間にて所定の処理手順に従
    って搬送部が基板を順次搬送することにより基板に処理
    を行う基板処理装置であって、 前記基板処理装置内にそれぞれが異なる内容の基板検査
    を行う複数の検査部を備えることを特徴とする基板処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記搬送部は、前記複数の検査部のうちから一部または
    全部を選択した選択検査部に基板を搬送することを特徴
    とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板処理装置において、 前記搬送部が1組の複数の基板を同一の処理手順に従っ
    て順次搬送することにより当該1組の複数の基板には同
    一の処理が行われ、 前記搬送部が前記1組の複数の基板の一部または全部の
    それぞれを前記複数の検査部のうちから選択された1つ
    の検査部に搬送することにより、前記複数の検査部のそ
    れぞれには少なくとも前記1組の複数の基板のうちの1
    枚が搬送されることを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記処理手順に従った搬送経路が形成され、 前記複数の検査部のそれぞれは、前記搬送経路の途中で
    あって、その検査内容に応じた位置に配置されることを
    特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記複数の検査部による検査結果に基づいて、前記複数
    の処理部のいずれかにおける処理条件を変更することを
    特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記基板処理装置は、基板に対してレジスト塗布処理お
    よび現像処理を行い、 前記複数の検査部は、レジストの膜厚測定部、パターン
    の線幅測定部、パターンの重ね合わせ測定部およびマク
    ロ欠陥検査部のうちの少なくとも2つを含むことを特徴
    とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 1組の複数の基板を同一の処理手順に従
    って複数の処理部間で搬送することにより基板処理を行
    いつつ、当該1組の複数の基板に異なる内容の複数の基
    板検査を行う基板検査方法であって、 前記1組の複数の基板の一部または全部のそれぞれに対
    して前記複数の基板検査のうちから選択された1つの検
    査を行うことにより、前記複数の検査のそれぞれは少な
    くとも前記1組の複数の基板のうちの1枚に対して行わ
    れることを特徴とする基板検査方法。
  8. 【請求項8】 複数の処理部間にて所定の処理手順に従
    って搬送部が基板を順次搬送することにより基板に処理
    を行う基板処理装置であって、 基板に対して所定の検査を行う検査部と、 前記処理手順における任意の順序位置に前記検査部への
    基板搬送を組み込むことができる処理手順設定手段と、 前記処理手順設定手段によって設定された処理手順に従
    って基板を順次搬送するように前記搬送部を制御する搬
    送制御手段と、を備えることを特徴とする基板処理装
    置。
  9. 【請求項9】 複数の処理部間にて所定の処理手順に従
    って搬送部が基板を順次搬送することにより基板に処理
    を行う基板処理装置であって、 基板に対して所定の検査を行う複数の検査部と、 前記処理手順における任意の順序位置に前記複数の検査
    部への基板搬送を個別に組み込むことができる処理順序
    設定手段と、 前記処理手順設定手段によって設定された処理手順に従
    って基板を順次搬送するように前記搬送部を制御する搬
    送制御手段と、を備えることを特徴とする基板処理装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の基板処理装置におい
    て、 前記複数の検査部のそれぞれは、レジストの膜厚を測定
    する膜厚測定部、パターンの線幅を測定する線幅測定
    部、パターンの重ね合わせを測定する重ね合わせ測定部
    またはマクロ欠陥検査部のいずれかであることを特徴と
    する基板処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の基板処理装置におい
    て、 前記複数の検査部のいずれかは、レジストの膜厚測定、
    パターンの線幅測定およびパターンの重ね合わせ測定を
    行うことが可能であることを特徴とする基板処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項8から請求項11のいずれかに
    記載の基板処理装置において、 前記処理順序設定手段は、基板ごとに処理手順を設定可
    能であることを特徴とする基板処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項8から請求項11のいずれかに
    記載の基板処理装置において、 前記処理順序設定手段は、所定枚数の1組の基板ごとに
    処理手順を設定可能であることを特徴とする基板処理装
    置。
  14. 【請求項14】 基板処理装置に設けられた複数の処理
    部間にて所定の処理手順に従って搬送部が基板を順次搬
    送することにより基板に処理を行う基板処理システムで
    あって、 前記基板処理装置に、基板に対して所定の検査を行う検
    査部を備え、 前記処理手順における任意の順序位置に前記検査部への
    基板搬送を組み込むことができる処理順序設定手段と、 前記処理手順設定手段によって設定された処理手順に従
    って基板を順次搬送するように前記搬送部を制御する搬
    送制御手段と、を備えることを特徴とする基板処理シス
    テム。
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