JP2002148234A - 液体展開用シート - Google Patents

液体展開用シート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】血液、尿等生体液の濡れ性・展開性が良好で、
測定精度に優れた液体展開用シートを提供する。 【解決手段】基材の少なくとも片面に、液体受容層を設
けてなる液体展開用シートにおいて、液体受容層が少な
くともアセチレングリコール系界面活性剤及び/または
アセチレングリコール類のエチレンオキサイド付加物界
面活性剤を含有する液体展開用シートであり、さらに該
液体受容層が少なくともアセチレングリコール系界面活
性剤及び/またはアセチレングリコール類のエチレンオ
キサイド付加物界面活性剤とカチオン系界面活性剤を含
有する液体展開用シートであり、その液体受容層の表面
抵抗値が1×1012Ω以下であり、臨界表面張力は35
mN/m以上であることが好ましく、また、液体受容層
の付着量は0.1〜5g/m2であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体、例えば血液
や尿等の生体液の特定成分を検査・定量する際に用いら
れる生体液展開用シート、特に血液検査、さらには血糖
値検査用に用いられる検査シート用の液体展開用シート
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、血糖値などの検査には、数滴の血
液を測定器の先の試験紙に付けて、光学的な方法で測定
されていた。
【0003】しかしながら、この光学方式は測定精度の
バラツキが大きく、かつ血液(検体)量が多く必要で、
さらに試験紙への血液の濡れ性が悪い等の問題を有して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点を解決し、少量の検体量で測定でき、検体吸収速度が
速く、検体の濡れ性も良好で、この結果測定精度の高い
バイオセンサ用の生体液展開用シートを提供することを
目的とし、特に電極方式(電気伝導度測定)の検査シー
トにおいて、検査シートの吸引孔から血液が素早く導入
・展開し、かつ電気伝導性に優れた生体液展開用シート
を提供することを目的としたものである。
【0005】電極方式の検査シートは、通常、測定極・
対極/スペーサー/カバーから構成されている(特開平
3−54447号公報、特開平10−227755号公
報、特開平11−42098号公報等)。本発明は、こ
の検査シートカバー用等に用いられる液体展開用シート
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの目的に沿う本発
明の液体展開用シートは、基材の少なくとも片面に液体
受容層を設けてなる液体展開用シートにおいて、該液体
受容層が少なくともアセチレングリコール系界面活性剤
及び/またはアセチレングリコール類のエチレンオキサ
イド付加物界面活性剤を含有することを特徴とする液体
展開用シートである。
【0007】また、本発明の液体展開用シートにおいて
は、該液体受容層が、少なくともアセチレングリコール
系界面活性剤及び/またはアセチレングリコール類のエ
チレンオキサイド付加物界面活性剤とカチオン系界面活
性剤を含有すること、液体受容層の表面抵抗値が1×1
12Ω以下であること、液体受容層の臨界表面張力が3
5mN/m以上であること、液体受容層の付着量が0.
1〜5g/m2であること、液体が血液や尿等の生体液
であることが好ましい態様として含まれている。
【0008】また、本発明の液体展開用シートの液体受
容層は、有機系バインダーや無機系バインダー等を主と
した膜からなる。中でもバインダーと界面活性剤の混合
物からなることが好ましく、特に、アセチレングリコー
ル系界面活性剤及び/またはアセチレングリコール類の
エチレンオキサイド付加物界面活性剤を含有するものが
好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の液体展開用シートは、基
材の少なくとも片面にアセチレングリコール系界面活性
剤及び/またはアセチレングリコール類のエチレンオキ
サイド付加物界面活性剤を含有する液体受容層を設けて
なる液体展開用シートであり、かつ該液体受容層は有機
系バインダーや無機系バインダー等を主体とした膜で構
成されている。
液体受容層として用いられるバインダーとしては、例え
ば、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂、アイオノマ−樹脂、ウレタン樹脂、ナイロン樹脂、
エチレン−アクリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル
酸エチル共重合樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重
合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、エチレン
−ビニルアルコ−ル共重合樹脂、ポリビニルブチラ−ル
樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアルキレンオキシド樹
脂、ゼラチン等の有機系バインダー、ジルコニウム、珪
素、アルミニウム、チタン原子等を含む無機系バインダ
ーが挙げられるが、中でもポリエステル樹脂が基材との
接着力や、生体液の塗れ・展開性から好ましく用いられ
る。
【0010】さらに、本発明においては、このバインダ
ーに、表面抵抗値、臨界表面張力調整剤として、各種の
界面活性剤を添加する。界面活性剤としては、例えば
「実用プラスチック事典 材料編」((株)産業調査会
1996年)や「13398の化学商品」(化学工業
日報社 1998年)に記載の非イオン系、アニオン
系、カチオン系、および両性系の界面活性剤が挙げられ
る。
【0011】界面活性剤の中でも少なくともアセチレン
グリコール系界面活性剤及び/またはアセチレングリコ
ール類のエチレンオキサイド付加物界面活性剤を含有す
ることが、電気伝導性、生体液の塗れ・展開性から好ま
しい。
【0012】さらに、アセチレングリコール系界面活性
剤及び/またはアセチレングリコール類のエチレンオキ
サイド付加物界面活性剤とカチオン系界面活性剤を含有
することが電気伝導性、生体液の塗れ・展開性からより
好ましい。カチオン系界面活性剤としては、アミン塩型
カチオン界面活性剤や第4級アンモニウム塩型カチオン
界面活性剤等が好ましく用いられる。カチオン系界面活
性剤の中でも、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活
性剤、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ア
シロイルアミドプロピルトリメチルアンモニウムメトサ
ルフェーと、アルキルベンジルメチルアンモニウム塩、
アシル塩化コリン等が、電気伝導性、生体液の塗れ・展
開性から好ましく用いられる。
【0013】液体受容層中の界面活性剤の全含有量は、
通常0.1〜20部であり、好ましくは0.5〜10部
である。
【0014】また界面活性剤としてアセチレングリコー
ル系界面活性剤及び/またはアセチレングリコール類の
エチレンオキサイド付加物界面活性剤とカチオン系界面
活性剤混合系の場合は、アセチレングリコール系界面活
性剤及び/またはアセチレングリコール類のエチレンオ
キサイド付加物界面活性剤0.5〜5部、カチオン系界
面活性剤1〜15部を適宜混合したものが好ましく用い
られる。
【0015】界面活性剤の添加量が上記範囲より多い
と、基材との接着性が低下したり、ブロッキングしやす
くなったりして好ましくない。また、界面活性剤の添加
量が上記範囲より少ないと、所望の表面抵抗値が得ら難
く、また液体の濡れ性・展開性が悪化し、電気伝導性が
低くなり測定精度の低下や測定時間が長くなったりして
好ましくない。
【0016】本発明の基材としては、プラスチックフィ
ルム、合成紙、紙または表面処理が施された複合シート
が好ましく用いられるが、中でも寸法安定性や耐久性等
の点からプラスチックフィルムが好ましい。
【0017】プラスチックフィルムの材質としては、ポ
リエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステ
ルアミド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ−ρ−フェ
ニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。
また、これらの共重合体やブレンド物やさらに架橋した
を用いることもできる。 さらに、上記プラスチックフ
ィルムの中でも、ポリエステル、例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン2,6−ナフタレート、
ポリエチレンα,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エ
タン4,4’−ジカルボキシレート、ポリブチレンテレ
フタレートなどが好ましく、これらの中で機械的特性、
作業性などの品質、経済性などを総合的に勘案すると、
ポリエチレンテレフタレートが特に好ましく用いられ
る。
【0018】基材の厚みは特に限定されないが、通常1
0μm〜500μm、好ましくは20μm〜300μ
m、より好ましくは30μm〜200μmであることが
望ましい。
【0019】本発明の液体展開用シートは、血液や尿等
の生体試料や食品工業における原料や製品、果汁等の試
料中に含まれる特定成分の検査・定量する際に用いら
れ、中でも好適には、血液や尿等の生体液の特定成分を
検査・定量する際に用いられる生体液展開用シートとし
て用いられる。
【0020】本発明の液体展開用シートにおいて、液体
受容層の表面抵抗値は1×1012Ω以下であり、好まし
くは5×1011Ω以下である。表面抵抗値が上記範囲よ
り高いと、液体の濡れ性・展開性の悪化や、電気伝導性
の低下による測定精度の低下や測定時間が長くなったり
して好ましくない。
【0021】また、液体受容層の臨界表面張力は35m
N/m以上であることが好ましく、より好ましくは40
mN/m以上である。臨界表面張力が上記範囲より低い
と、液体の濡れ性・展開性が悪化し、液体が測定極まで
浸透せずに値が測定できなくなり好ましくない。
【0022】また、液体受容層の付着量は0.1〜5g
/m2であることが好ましく、より好ましくは0.5〜
5g/m2である。付着量が上記範囲より少ないと加工
時の擦り傷等により付着層の脱落や、ピンホールが発生
し易くなり測定精度が低下し好ましくない。また、付着
量が上記範囲より多くなると作業性が悪くなったり、ブ
ロッキングを生じやすくなり好ましくない。
【0023】本発明の液体展開用シートの液体受容層
は、有機系バインダーや無機系バインダー等を、塗布、
貼着した塗膜で構成される。
【0024】本発明の液体受容層は、例えば、液体受容
層を構成する成分を含む塗布液を基材に塗布し塗膜とす
ることで形成することができる。塗布液は、例えば、バ
インダーと界面活性剤を混合して、トルエンやメチルエ
チルケトン(MEK)等の有機溶剤や水等の溶媒で所望
の濃度に希釈して得ることができる。
【0025】塗布液の塗布方法は特に限定されないが、
グラビアコート法、リバースコート法、キスコート法、
ダイコート法、およびバーコート法などの方法を用いる
ことができる。この際、基材上には塗布液を塗布する前
に、必要に応じて空気中あるいはそのほかの雰囲気中で
のコロナ放電処理や、プライマー処理などの表面処理を
施すことによって、塗布性が良化するのみならず、液体
受容層をより強固に基材上に形成することができる。な
お、塗布液濃度、塗膜乾燥条件は特に限定されるもので
はないが、塗膜乾燥条件は基材の諸特性に悪影響を及ぼ
さない範囲で行なうことが望ましい。
【0026】また、本発明の液体受容層は、また上記塗
布液で予め膜状物を作り、それを基材に貼着することで
形成することができる。
【0027】
【実施例】本発明における特性の評価方法について次に
説明する。
【0028】(1)表面抵抗値 東京電気(株)製のHI−レジスタンス テスター モ
デル TR−2)(HI−RESISTANCE TE
STER MODEL TR−2)を用いて測定した。
【0029】(2)臨界表面張力 JIS−K6768に準じ、濡れ指数標準液(和光純薬
工業(株)製)を用いて測定した。
【0030】(3)付着量 塗布液を塗布した基材100cm2の重量を測定し
(A)、次に塗布前の基材100cm2の重量を測定し
(B)、(A−B)×100で付着量(g/m2)を算
出した。
【0031】(4)液体の濡れ性・展開性 ライフ テクノロジーズ(LIFE TECHNOLO
GIES)社製の牛胎児血清0.05mlを液体受容層
面に滴下し、滴下5秒後の血清の広がり状態で血液の濡
れ性・展開性を判定した。判定基準は次のとおりであ
る。 血清の広がり10mm以上 : ○ 血清の広がり 9mm以下 : × (実施例1)東レ(株)製ポリエチレンテレフタレート
フィルム“ルミラー”(タイプ100T60)を基材と
し、また、塗布液として、ポリエステル樹脂(バインダ
ー)(高松油脂(株)製 ペスレジンS140)とポリ
オキシエチレントリアルキルアンモニウム塩系カチオン
系界面活性剤(東邦化学工業(株)製 アンステックス
C−200X)及びアセチレングリコール類のエチレン
オキサイド付加物界面活性剤(日信化学工業(株)製
オルフィンE1004)を、固形分比で100/5/1
の割合で調合し、トルエンで15%に希釈したものを用
意した。15%に希釈した塗布液をグラビアコータにて
基材に塗布し、120℃で30秒乾燥して本発明の液体
展開用シ−トを得た。乾燥後の付着量は1.5g/m2
であった。得られた液体展開用シートの特性は、表1に
示したとおり、液体の濡れ性・展開性(血清の広がり1
7mm)が優れたものであった。 (実施例2)実施例1において、アセチレングリコール
系界面活性剤(エアープロダクツ社製 サーフィノール
104A)を用いたこと以外は、同様にして、本発明の
液体展開用シ−トを得た。乾燥後の付着量は1.5g/
2であった。得られた液体展開用シートの特性は表1
に示したとおり、液体の濡れ性・展開性(血清の広がり
17mm)が優れたものであった。 (実施例3)実施例1において、塩化セチルトリメチル
アンモニウム塩系カチオン系界面活性剤(東邦化学工業
(株)製 カチナールCTC−70ET)を用いたこと
以外は、同様にして、本発明の液体展開用シ−トを得
た。乾燥後の付着量は1.5g/m2であった。得られ
た液体展開用シートの特性は表1に示したとおり、液体
の濡れ性・展開性(血清の広がり18mm)が優れたも
のであった。 (実施例4)実施例1において、カチオン系界面活性剤
の代わりにアニオン系界面活性剤(三洋化成工業(株)
製 ケミスタット3500)を用いたこと以外は、同様
にして、本発明の液体展開用シ−トを得た。乾燥後の付
着量は1.5g/m2であった。得られた液体展開用シ
ートの特性は表1に示したとおり、液体の濡れ性・展開
性(血清の広がり18mm)が優れたものであった。 (実施例5)実施例1において、カチオン系界面活性剤
の代わりに非イオン系界面活性剤(三洋化成工業(株)
製 ケミスタット2500)を用いたこと以外は、同様
にして、本発明の液体展開用シ−トを得た。乾燥後の付
着量は1.5g/m2であった。得られた液体展開用シ
ートの特性は表1に示したとおり、液体の濡れ性・展開
性(血清の広がり15mm)が優れたものであった。
【0032】(比較例1)東レ(株)製ポリエチレンテ
レフタレートフィルム“ルミラー”(タイプ100T6
0)を基材とし、塗布液として、ポリエステル樹脂(高
松油脂(株)製ペスレジンS140)をトルエンで15
%に希釈したものを用意した。15%に希釈した塗布液
をグラビアコータにて基材に塗布した。120℃で30
秒乾燥した。乾燥後の付着量は1.5g/m2であっ
た。得られたシートの特性は表1に示したとおり、血清
の広がりが5mmであり、液体の濡れ性・展開性が劣る
ものであった。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明の液体展開用シ−トは、液体の濡
れ性・展開性が非常に優れたものであり、特に血液や尿
等生体液の検査用として好ましく用いられる。さらに
は、食品の原料や製品中の特定成分の検査用などの用途
においても好ましく用いることができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の少なくとも片面に液体受容層を設
    けてなる液体展開用シートにおいて、該液体受容層が少
    なくともアセチレングリコール系界面活性剤及び/また
    はアセチレングリコール類のエチレンオキサイド付加物
    界面活性剤を含有することを特徴とする液体展開用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 液体受容層が、少なくともアセチレング
    リコール系界面活性剤及び/またはアセチレングリコー
    ル類のエチレンオキサイド付加物界面活性剤とカチオン
    系界面活性剤を含有することを特徴とする液体展開用シ
    ート。
  3. 【請求項3】 液体受容層の表面抵抗値が1×1012Ω
    以下であることを特徴とする請求項1または2記載の液
    体展開用シート。
  4. 【請求項4】 液体受容層の臨界表面張力が35mN/
    m以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の液体展開用シート。
  5. 【請求項5】 液体受容層の付着量が0.1〜5g/m
    2であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の液体展開用シート。
  6. 【請求項6】 液体受容層が、界面活性剤を0.1〜2
    0部含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の液体展開用シート。
  7. 【請求項7】 液体が生体液であることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかに記載の液体展開用シート。
  8. 【請求項8】 液体展開用シートが生体液展開用シート
    であることを特徴とする請求項7の液体展開用シート。
  9. 【請求項9】 生体液展開用シートが血液あるいは尿検
    査用シートであることを特徴とする請求項8記載の液体
    展開用シート。
  10. 【請求項10】 基材がプラスチックフィルムであるこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の液体展
    開用シート。
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