JP2002146688A - オフセット印刷用新聞用紙 - Google Patents
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Abstract
きない或いは極めて低レベルの発生に抑えた新聞用紙の
提供。 【解決手段】脱墨パルプ、機械パルプ、化学パルプ及び
填料を含有する新聞用紙において、該脱墨パルプの導管
数が20000個/g以下であり、且つ0.4mm以上
の長さを有する導管数が3000個/g以下であるオフ
セット印刷用新聞用紙。
Description
時、特にカラー印刷時におきる白ぬけを抑え、優れた印
刷作業性を有する新聞用紙に関するものである。
しており、オフセット印刷化、カラー印刷化、高速大量
印刷化などが急速に進んでいる。この進歩に伴ない、新
聞用紙にも、優れた印刷作業性、印刷適性が求められて
いる。
(以下、MPと略す)や古紙を原料とする脱墨パルプ
(以下、DIPと略す)を主成分とする紙が使用されて
いるにも関わらず、一般の出版用或いは商業用印刷用紙
以上に厳しい品質を要求されている。また、環境面から
DIPの多配合化、新聞の増ページに対応するための軽
量化が求められている。
印刷インキを使用するため、新聞用紙には、表面強度、
特に湿し水が付着した時の湿潤状態における表面強度の
高さが要求される。湿潤時の表面強度は、紙への湿し水
の浸透とも関係するため、ある程度の耐水性(表面サイ
ズ性)も要求される。
93号公報には、ノニオン性、カチオン性、両性のポリ
アクリルアミドから選ばれた水溶性ポリアクリルアミド
と疎水性置換基を有するアニオン性共重合体を主成分と
する水溶性塗付液を塗工する方法、特開2000−12
9593号公報には、吸水抵抗性コントロール組成物を
ゲートロールコータ−で塗工する方法等が開示されてい
る。
ルでき、表面強度が改善され、紙粉がブランケットに堆
積したり、インキに混入することにより印刷面にカスレ
が生じるといったトラブルはある程度防止できる。しか
しながら、完全に防止できていないのが現状であり、特
に紙表面にある道管は、それ自身に接着能力がなく、十
分に紙表面に留めることができず、白ぬけと呼ばれる斑
点が、印刷条件によっては、問題になるレベルのトラブ
ルとなっている。
聞古紙に含まれるチラシに使用される印刷用紙に含まれ
ている。そのため、チラシを含む新聞古紙を原料とする
DIPには、必ず含まれるものである。環境面の要請に
より、DIPの多配合化が進むと、さらに大きな問題に
なる。
印刷用新聞用紙として、白ぬけが起きない或いは極めて
低レベルの発生に抑えた新聞用紙を提供することにあ
る。
ト印刷用新聞用紙として、白ぬけが起きない或いは極め
て低レベルの発生に抑えた新聞用紙を得るべく、DIP
が多配合された新聞用紙に含まれる道管の形状、数等と
使用されるDIP中の道管の形状、数等の関係を検討
し、本発明を完成するに至った。
プ、化学パルプ及び填料を含有する新聞用紙において、
該脱墨パルプの導管数が20000個/g以下であり、
且つ0.4mm以上の長さを有する導管数が3000個
/g以下であることを特徴とするオフセット印刷用新聞
用紙である。
2である本発明の第一に記載のオフセット印刷用新聞用
紙である。
リルアミド樹脂と表面サイズ剤からなる塗被組成物がゲ
ートロールコーターにより片面当り0.1〜1.0g/
m2塗付され、乾燥後ソフトカレンダーで表面を平滑化
処理したことを特徴とする本発明の第一又は第二に記載
のオフセット印刷用新聞用紙である。
個/g以下である本発明の第一〜第三に記載のオフセッ
ト印刷用新聞用紙である。
中で粘着力100〜150N/mの粘着テープによりピ
ーリングされる導管数が片面当たり2000個/m2以
下であるオフセット印刷用新聞用紙。
するパルプ分は、砕木パルプ(GP)、加圧砕木パルプ
(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、セミ
ケミカルパルプ(SCP)などの機械パルプ(MP)、
針葉樹材を原料とするクラフトパルプ(KP)等の化学
パルプ(CP)、脱墨パルプ(DIP)、抄紙工程で発
生する工程損紙から得られる回収パルプなどが挙げら
れ、これらを要求品質に応じて任意の比率で配合して使
用する。
聞古紙として供給されるのもにはちらしが多く含まれた
状態で供給される。チラシには広葉樹材を原料としたC
Pが主として使用されているため、このチラシを含む新
聞古紙を原料とするDIP中には、広葉樹由来の道管が
多量に含有されている。道管は紙中に存在する場合は特
に問題ないが、それ自身には殆ど結合力が無いので、紙
表面に存在すると、微細繊維に由来する紙粉と同様、オ
フセット印刷時に剥ぎ取られ易い。
000個/g以下、且つ0.4mm長以上の道管数が3
000個/g以下のDIPを使用する。この道管数であ
れば、DIPの配合率に関わらず、白ぬけが問題になる
レベルにはならず、表面塗工剤を塗布することにより、
抑えることが可能である。道管数が20000個/g或
いは0.4mm長以上の道管数が3000個/gを超す
と、道管を抑えるため表面塗工剤の塗布量を多くしなけ
ればならず、塗布量の増加に伴ってネッパリと称してい
る剥離強度が大きくなり好ましくない。
4mm長以上の道管数が3000個/g以下のDIPで
あれば、DIPの原料および製造方法については特に限
定されない。ディスパーザー、ニーダー等の高パルプ濃
度で機械的な攪拌処理を施すニーテ゛ィング設備が製造工
程中に設置されていれば、より効率的に製造が可能であ
る。本発明でいう道管数は、Tappi Standard T401 「Fib
er Analysis of Paper and Paperboard」に準拠し測定し
た数字である。
工剤は、澱粉及び/又はポリアクリルアミド樹脂と表面
サイズ剤とから構成され、ゲートロールコーターにより
片面当り0.1〜1.0g/m2塗布する。ゲートロー
ルコーターは、従来型の2ロールサイズプレス方式に比
較し、塗工液を紙表面に留めることが可能であり、道管
を紙表面に留めるには非常に有効である。表面塗工剤を
塗布することは、道管を紙表目に留めるのみならず、原
料パルプ中の微細繊維や填料に由来する紙粉をも紙表面
に留めることになり、印刷作業性の向上にもつながる。
塗布量は0.1〜1.0g/m2に調整すれば良く、
0.1g/m2未満では、DIP中の道管数を調整する
だけでは、白ぬけは抑えられず、また、1.0g/m2
を超すと、前述のネッパリという問題が生じる。
変性澱粉、カチオン化澱粉、リン酸エステル化澱粉、酸
化澱粉、中でもリン酸エステル化澱粉又は乾式酸化法で
製造され、アルデヒド基を多く有する乾式酸化澱粉が好
ましく、乾式酸化澱粉はアルデヒドによる架橋化により
水に溶け難くなり、オフセット印刷時の湿し水に対する
強度低下及びネッパリの抑制に効果がある点で好まし
い。ポリアクリルアミド樹脂としては、アニオン性ポリ
アクリルアミドが好適に用いられる
外に、必要に応じて、ホワイトカーボン、クレー、タル
ク、カオリン、炭酸カルシウム等の無機の製紙用填料、
ポリスチレン樹脂、尿素ホルマリン樹脂、メラミン系の
樹脂等の合成樹脂からなる有機の製紙用填料を添加でき
る。また、ポリアクリルアミド、カチオン澱粉、ポリビ
ニルアルコール、尿素ホルマリン樹脂等の紙力増強剤、
アクリルアミド/アミノメチルアクリルアミドの共重合
体、カチオン澱粉、ポリエチレンイミン、ポリエチレン
オキサイド、アクリルアミド/アクリル酸ソーダ等のろ
水性向上剤、歩留り向上剤、硫酸バンド等を、白ぬけを
起こさない範囲で添加できる。
管数は少なければ少ないほど白抜けを起こさなくなる
が、6000個/g以下であれば、高速での印刷やカラ
ー印刷においても白ぬけを起こさないか極めて低レベル
の発生に抑えられる。
導管数は少なければ少ないほど白抜けを起こさなくなる
が、粘着力が100〜150N/mの粘着テープでピー
リングされる導管数が片面当たり2000個/m2以下
であれば、高速での印刷やカラー印刷においても白ぬけ
を起こさないか極めて低レベルの発生に抑えられる。
7に準拠して測定される180度引きはがし粘着力であ
る。本発明において使用する粘着テープは、粘着力が1
00〜150N/mであることが好ましい。粘着力が1
00N/mより弱い粘着テープでは、白ぬけを起こす導
管がピーリングされないため、ピーリングされる導管数
が片面2000個/m2以下であっても、白抜けを抑え
られない場合がある。粘着力が150N/mより強い粘
着テープでは、白ぬけを起こさない導管がピーリングさ
れたり、表層が剥がされたりするため、ピーリングされ
る導管数が片面2000個/m2以上であっても、白抜
けが極めて低レベルの発生に抑えられる場合がある。
説明するが、勿論、本発明はそれらに限定されるもので
はない。なお、例中の部及び%は特に断らない限り、そ
れぞれ重量部及び重量%を示す。
P)15部、サーモメカニカルパルプ(TMP)20
部、砕木パルプ(GP)10部および道管数が16,0
00個/g且つ0.4mm以上の道管数が2,000個
/gである新聞古紙を原料とする脱墨パルプ(DIP)
55部の割合で混合されたパルプスラリーをリファイナ
ーで叩解し、カナダ標準フリーネス(CSF)が120
mLのパルプスラリーを調製した。得られたパルプスラ
リーにホワイトカーボン1.5%(対絶乾パルプ分)、
硫酸バンド1%(対絶乾パルプ分)、及びエマルジョン
型ロジンサイズ(品名;SPN−773/荒川化学工業
社製)0.3%(対絶乾パルプ分)をそれぞれ添加し紙
料とした。次いで、この紙料を用いてギャップフォーマ
型抄紙機にて抄紙し、米坪40.5g/m2の原紙を得
た。
ン酸エステル化澱粉(商品名;GRC40/王子コーン
スターチ社製)水溶液を、前記で得た原紙の両面に、ゲ
ートロールコーターを使用して、乾燥重量が片面当り
0.25g/m2となるように塗布乾燥した後、ソフト
カレンダーで平滑化処理を行い、米坪41.0g/m2
のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
を80部としたこと以外は、実施例1と同様にして米坪
42.5g/m2の原紙を得た。 <新聞用紙の作製>表面処理剤として、ポリアクリルア
ミド(商品名;NP14/三井化学社製)を前記で得た
原紙の両面に、ゲートロールコーターを使用して、乾燥
重量が片面当り0.2g/m2となるように塗布乾燥し
た後、ソフトカレンダーで平滑化処理を行い、米坪4
2.9g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
mm以上の道管数が2,700個/gであるDIPを使
用したこと以外は、実施例1と同様にして米坪39.5
g/m2の原紙を得た。 <新聞用紙の作製>表面処理剤として、乾式酸化トウモ
ロコシ澱粉(0.51%アルデヒド基含有)水溶液に表
面サイズ剤としてスチレン系樹脂(商品名;PM−38
5/荒川化学工業社製)を、乾式酸化トウモロコシ澱粉
100部に対し15部添加した塗付液を調製し、この表
面処理剤を、前記で得た原紙の両面に、ゲートロールコ
ーターを使用して、乾燥重量が片面当り0.25g/m
2となるように塗布乾燥した後、ソフトカレンダーで平
滑化処理を行い、米坪40.0g/m2のオフセット印
刷用新聞用紙を得た。
製造されたDIP(道管数;6,000個/g、且つ
0.4mm長さ以上のベッセル個数;800個/g)8
0部、TMP20部の割合で混合されたパルプスラリー
をリファイナーで叩解し、CSFが120mLのパルプ
スラリーを調製した。得られたパルプスラリーにアルキ
ルケテンダイマー(商品名;SPK−903/荒川化学
工業社製)0.1%、カチオン澱粉(商品名;エースK
−100/王子コーンスターチ社製)0.5%、工場製
の軽質炭酸カルシウム4.5%、硫酸バンド0.5%を
それぞれ添加し紙料とした。次いで、この紙料を用いて
ギャップフォーマ型抄紙機にて抄紙し、米坪43.5g
/m2の原紙を得た。 <新聞用紙の作製>実施例1と同様にして、米坪44.
0g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
P)10部、サーモメカニカルパルプ(TMP)20
部、砕木パルプ(GP)10部および道管数が19,0
00個/g且つ0.4mm以上の道管数が2,800個
/gである新聞古紙を原料とする脱墨パルプ(DIP)
60部の割合で混合されたパルプスラリーをリファイナ
ーで叩解し、カナダ標準フリーネス(CSF)が120
mLのパルプスラリーを調製した。得られたパルプスラ
リーにホワイトカーボン1.5%(対絶乾パルプ分)、
硫酸バンド1%(対絶乾パルプ分)、及びエマルジョン
型ロジンサイズ(品名;SPN−773/荒川化学工業
社製)0.3%(対絶乾パルプ分)をそれぞれ添加し紙
料とした。次いで、この紙料を用いてギャップフォーマ
型抄紙機にて抄紙し、米坪42.5g/m2の原紙を得
た。
ン酸エステル化澱粉(商品名;GRC40/王子コーン
スターチ社製)水溶液を、前記で得た原紙の両面に、ゲ
ートロールコーターを使用して、乾燥重量が片面当り
0.4g/m2となるように塗布乾燥した後、ソフトカ
レンダーで平滑化処理を行い、米坪43.3g/m2の
オフセット印刷用新聞用紙を得た。
/g且つ0.4mm以上の道管数が4,000個/gで
あるDIPを用いたこと以外は実施例1と同様にしてオ
フセット印刷用新聞用紙を得た。
/g且つ0.4mm以上の道管数が2,500個/gで
あるDIPを用いたこと以外は実施例1と同様にしてオ
フセット印刷用新聞用紙を得た。
/g且つ0.4mm以上の道管数が3,200個/gで
あるDIPを用いたこと以外は実施例1と同様にしてオ
フセット印刷用新聞用紙を得た。
mm以上の道管数が3,200個/gであるDIPを用
いたこと以外は実施例1と同様にして原紙を得た。オフ
セット印刷用新聞用紙を得た。 <新聞用紙の作製>表面処理剤として、酸化澱粉(商品
名;エースA/王子コーンスターチ社製)水溶液を、前
記で得た原紙の両面に、ゲートロールコーターを使用し
て、乾燥重量が片面当り0.6g/m2となるように塗
布乾燥した後、ソフトカレンダーで平滑化処理を行い、
米坪41.5g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得
た。
片面当り0.1g/m2であること以外は実施例5と同
様にしてオフセット印刷用新聞用紙を得た。
セット印刷用新聞用紙について、下記の品質評価を行
い、得られた結果を表1に示す。 <評価> 紙中の道管数 得られたオフセット印刷用新聞用紙を、水中で十分離解
分散した後、Tappi Standard T401 「Fiber Analysis of
Paper and Paperboard」に準拠し測定し、紙中の道管数
とした。
コーポレーション)を使用し、10,000部のカラー
4色印刷を行った後、墨部の白ぬけ(白抜け)(長径
0.5mm以上)の個数をカウントし、下記の評価を行
った。なお、印刷は、室温24℃、湿度60%RHの環
境下で行い、インキとして新聞用インキ(News W
eb Master 100X/サカタ社製)を使用
し、印刷速度は200枚/分で行った。 ○:白抜け個数が200個/m2以下であり、白抜けが
殆ど確認できない。 △:白抜け個数が200〜400個/m2であり、わず
かに白抜けが確認できる。 ×:白抜け個数が400個/m2以上であり、白抜けが
多く、実用に耐えないレベルである。
に切り、水に10秒浸漬した後、2枚を素早く密着さ
せ、カレンダーに線圧100kg/cmで通紙し、24
時間室温乾燥した後、引張り試験機を用いて、2枚の紙
の剥離強度を測定し、下記の評価を行った。 :剥離強度が10gf/cm以下であり、ネッパリが殆
ど確認できない。 :剥離強度が10〜20gf/cmあり、わずかにネッ
パリが確認できる。 ×:剥離強度が20gf/cm以上であり、ネッパリが
あり、実用に耐えないレベルである。
20N/mの粘着テープをJIS Z0237に記載の
圧着装置を使用し、圧着速さ20mm/s、圧着回数1
回で貼った後、直ちに、180度に折り返し、5mm/
sの速さで連続的に引き剥がし、粘着テープにピーリン
グした導管数を顕微鏡観察により、面積0.02m2相
当についてカウントした。
オフセット印刷用新聞用紙は、オフセット印刷時に生じ
る白抜けが極めて少ないレベルにあり、印刷面に優れた
新聞用紙となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 脱墨パルプ、機械パルプ、化学パルプ及
び填料を含有する新聞用紙において、該脱墨パルプの導
管数が20000個/g以下であり、且つ0.4mm以
上の長さを有する導管数が3000個/g以下であるこ
とを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙。 - 【請求項2】 坪量が37〜45g/m2である請求項
1記載のオフセット印刷用新聞用紙。 - 【請求項3】 澱粉及び/又はポリアクリルアミド樹脂
と表面サイズ剤からなる塗被組成物がゲートロールコー
ターにより片面当り0.1〜1.0g/m2塗付され、
乾燥後ソフトカレンダーで表面を平滑化処理したことを
特徴とする請求項1又は2記載のオフセット印刷用新聞
用紙。 - 【請求項4】 紙中の道管数が6000個/g以下であ
る請求項1〜3記載のオフセット印刷用新聞用紙。 - 【請求項5】 紙表面に存在する導管の中で粘着力10
0〜150N/mの粘着テープによりピーリングされる
導管数が片面当たり2000個/m2以下であることを
特徴とする請求項1〜3記載オフセット印刷用新聞用
紙。
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---|---|---|---|
JP2001205586A JP2002146688A (ja) | 2000-08-28 | 2001-07-06 | オフセット印刷用新聞用紙 |
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JP2000-257291 | 2000-08-28 | ||
JP2001205586A JP2002146688A (ja) | 2000-08-28 | 2001-07-06 | オフセット印刷用新聞用紙 |
Publications (2)
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JP2002146688A5 JP2002146688A5 (ja) | 2008-03-27 |
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---|---|---|---|
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