JP2002145378A - 二輪車輸送用リターナブルケース - Google Patents
二輪車輸送用リターナブルケースInfo
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Abstract
るリターナブルケースにおいて、無駄なスペースを無く
して効率良く搭載し、搭載作業等を楽に行えるようにす
るとともに、バランス良く搭載できるようにする。 【解決手段】 二輪車1台分を搭載するパレットユニッ
ト1A、1Bを結合フレーム21により4台分横に結合
自在にし、搭載する二輪車のハンドルをダミーハンドル
26に取り換えるとともに、ダミーハンドル26を一対
の固定支柱27で固定するようにし、隣接するダミーハ
ンドル26同士をクランパー28で連結する。また、ダ
ミーハンドル26にブレーキ系統のマスターシリンダ3
1を取り付ける。また、2台分のパレットユニット1C
を連結し、ステムパイプに固定部材55を差込んで固定
するようにしても良い。
Description
等をコンテナで輸送するためのリターナブルケースに関
する。
包して搬送するような搬送具として、例えば特開平10
−95431号や、特許第2515664号や、特開平
11−43148号等の各種技術が知られており、いず
れの技術もパレットに複数の搭載箇所を設け、各搭載箇
所に自動二輪車の前輪と後輪を位置決めするとともに、
ベルト等を使用して姿勢を固定するようにしている。
な技術は、いずれも一つのパレットに複数の自動二輪車
を搭載するような構造であり、スペース効率の面から隣
り合う搭載箇所の間隔を狭くするため、搭載作業等が窮
屈で作業効率が悪いという問題があった。また、自動二
輪車がそのままの組付け状態で搭載されるため、例えば
側方への張出り量の多いハンドルを斜めにして搭載する
ような場合は、左右のバランスが崩れ、好ましくなかっ
た。
際、スペース的に無駄がなく、しかも搭載作業等を楽に
行えるようにし、バランス良く搭載できるとともに、搬
送後はコンパクトな荷姿にすることの出来るリターナブ
ルケースの提供を目的とする。
本発明は、複数の二輪車を一まとめに梱包して搬送し、
搬送後ケースを解体して繰り返し使用出来るようにした
二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、複数の二輪
車が一まとめに搭載されるパレットとして、二輪車1台
分のパレットユニットを連結自在に構成するようにし
た。
トに分割すれば、例えば各パレットユニットに二輪車を
搭載する作業をお互いに干渉しない場所で行い、その
後、このパレットユニットを連結して一体化するような
作業方法を採用出来るようになり、搭載等の梱包作業等
を楽に行えるようになる。
えば半分の台数の二輪車の向きを変えて連結すればバラ
ンス良く搭載することが出来、搬送時に安定した状態で
搬送することが出来る。また、パレットユニットの組合
せにより梱包台数を任意の数にすることが出来、1台の
みの輸送も可能であるため柔軟性に富む。
のパレットユニットから構成する場合、2台のパレット
ユニット、または4台のパレットユニットを連結するよ
うにした。
ニットを連結するようにすれば、例えばコンテナ等に収
容するのにサイズが合致するようになり、好適である。
ットを2種類設け、この2種類のパレットユニットに搭
載される二輪車は、お互いの位置が前後方向にオフセッ
トするようにした。
オフセットする2種類のパレットユニットを設ければ、
例えば隣り合わせで連結する際にハンドル等の干渉が避
けられて横への張出しスペースを少なくすることが出
来、梱包台数を多くすることが出来る。
に梱包して搬送し、搬送後ケースを解体して繰り返し使
用出来るようにした二輪車輸送用リターナブルケースに
おいて、ケース内に梱包される二輪車のハンドルを、ダ
ミーハンドルに取り換えるようにした。
ドルに取り換えるようにすれば、製品部でないダミーハ
ンドルを利用して二輪車の位置決めをしたり、短いダミ
ーハンドルを利用して横幅を狭くしたりする等のことが
可能となって便利である。
輪車の姿勢を固定するための固定支柱を取り付けるよう
にした。
定支柱の下端部を、パレットユニットに結合すれば、製
品に傷等をつけることなく強固に固定することが出来
る。ここで固定支柱は、ダミーハンドルの左右いずれか
一方だけに設けるようにしても良いが、ダミーハンドル
の左右両方に設けるようにすれば、より強固に固定でき
て好適である。
隣り合って搭載される一対の二輪車のダミーハンドル
を、クランパーで連結するようにした。
連結すれば、一層確実に固定することが出来、また二輪
車同士がぶつかって損傷する等の事態を避けることが出
来る。
キまたはクラッチの少なくともいずれか一方のマスター
シリンダを固定するようにした。
式である場合、マスターシリンダの姿勢や位置等が不安
定であるとエア噛み等の状態になりやすく、エア噛みの
状態になるとブレーキ又はクラッチの効きに悪影響を与
える。このため、これらが油圧式に構成される場合は、
マスターシリンダをダミーハンドルに固定することによ
り姿勢を安定させ、エア噛み等の不具合を防止する。
車の後輪のタイヤを挟んでクランプする後輪クランパを
設け、この後輪クランパには、タイヤ幅が異なってもタ
イヤの両面を面保持し得る多機種対応機構を設けるよう
にした。
を保持し得る機構を採用することにより、タイヤ幅の異
なる各機種の二輪車に適用出来るようにする。
した図面に基づき説明する。ここで図1はパレットユニ
ットの平面図、図2は同側面図、図3は同正面図、図4
は前輪保持機構の説明図、図5、図6は後輪保持機構の
説明図、図7は後輪クランパに多機種対応機構を採用し
た場合の説明図、図8はパレットユニットを4台分連結
したリターナブルケースの平面図、図9はリターナブル
ケースの正面図、図10は同側面図、図11はリターナ
ブルケースに二輪車を梱包した状態の平面図、図12は
同正面図、図13は同側面図、図14はダミーハンドル
にブレーキのマスターシリンダが固定される状態の説明
図、図15はダミーハンドルに固定支柱とクランパーが
結合される状態の説明図、図16乃至図18はコンテナ
への搭載状態を示す説明図、図19はリターナブルケー
スを折り畳んだ状態の説明図、図20は折り畳んだリタ
ーナブルケースを段積みした状態の説明図、図21及び
図22は折り畳んだケースのコンテナへの搭載状態の一
例を示す説明図、図23及び図24は1台分の二輪車を
梱包するリターナブルケースの説明図、図25乃至図3
7は2台分の二輪車を梱包するリターナブルケースの説
明図である。
ースは、二輪車を梱包して輸送する際、無駄なスペース
を無くして効率よく搭載し、しかも搭載作業等を楽に行
えるようにするとともにバランス良く搭載できるように
し、搬送後はコンパクトな荷姿にすることが出来るよう
にされ、二輪車1台分のパレットユニット1A、1Bを
連結自在にしているため、この1台分のパレットユニッ
ト1Aの基本的構成について図1乃至図3に基づき説明
する。
施例では4台分の二輪車を梱包するケースに組立てる場
合、後述するように2種類のタイプのもの(1A、1
B)を組合せるようにしているが、その基本的構成は同
様であるため、説明上、一方側のパレットユニット1A
について説明する。
3に示すように、金属製の縦フレーム2と横フレーム3
により略矩形状に枠取りされるフレーム枠と、このフレ
ーム枠の中間部に横方向に配設される一対のフォークガ
イド5と、長手方向の一端側中間部に配設される前輪受
部材6と、他方側中間部に配設される後輪受部材7等を
備え、一方側の縦フレーム2の両端部には、側面視でコ
の字型の嵌合部材8が固着されるとともに、他方側の縦
フレーム2の両端部には、ネジ孔を有する結合部材9が
固着され、前輪受部材6の周囲には、前輪を突き当て式
に保持する前輪保持機構が設けられ、また、後輪受部材
7の周囲には、後輪を両側から挟んで固定する後輪保持
機構が設けられている。
レーム3に枢支されて起伏自在なタイヤ受部材10と、
前輪受部材6の側端部に枢支されて揺動自在なコの字型
のタイヤ受け止めロッド11を備えており、平素は両者
とも平坦状に折り畳まれており、二輪車を搭載する際
は、タイヤ受部材10を略直角に起立させた後、タイヤ
受け止めロッド11を揺動させてコの字の中にタイヤ受
部材10を通し、タイヤ受部材10の背面に設けられる
フック部材12にタイヤ受け止めロッド11を引掛けて
固定するようにしている。そしてこのようにタイヤ受部
材10を起立させてタイヤ受け止めロッド11で固定し
た状態にして、搭載する二輪車の前輪前面を受けるよう
にしている。
V字型の後輪受部材7の両側部にヒンジhまわりに揺動
自在な一対のクランプ板13を備え、平素は折り畳んで
寝かせた姿勢にしておき、二輪車が搭載されるときは、
クランプ板13を起立させて後輪を挟み付けるような姿
勢にセットした後、図6に示すように、両方のクランプ
板13を締付ベルト14で固定するようにしている。こ
の際、後輪受部材7の断面形状がV字型であるため、二
輪車の自重及び締付操作等によって後輪の位置は自然に
後輪受部材7の中央部に位置規制される。
は、図8にも示すように、前輪受部材6と後輪受部材7
の位置が、前後方向に若干オフセットされた位置に設定
されるとともに、横幅がやや狭めとなり、また、長手方
向に沿ったフォークガイド15(図9)が設けられ、更
に縦フレーム2の両端部が両方とも嵌合部材8にされて
いる点等を除いて、上記のパレットユニット1Aと同様
の構成である。
以上の通りであり、二輪車を搭載するときは、作業者が
通常の自動二輪車の地上操作と同様な操作により、ハン
ドルを押しながらパレットユニット1Aに移載し、前輪
を前輪受部材6に、後輪を後輪受部材7に載せて固定す
る。
て図7に基づき説明する。この後輪保持機構は、後輪の
タイヤ幅が異なっても確実に両面をクランプ出来るよう
にした多機種対応機構であり、ヒンジ16回りに揺動自
在なコの字型パイプ部材17と、このコの字型パイプ部
材17の中間部を回動自在に挿通せしめるパイプ材18
と、このパイプ材18に溶接等で固着されるクランプ部
材19を備えている。
9はコの字型パイプ部材17に対して回動自在なため、
後輪のタイヤ幅が異なる場合でも常にクランプ部材19
をタイヤ面に面接触させることが出来、確実に保持出来
る。尚、クランプ部材19の固定は、締付ベルト等の任
意の手段が適用可能である。
A、1Bを4台分横に結合するリターナブルケース20
の構成例について説明する。ここで、4台分のパレット
ユニット1A、1Bを横に連結するリターナブルケース
は、コンテナの横幅サイズ内に収容出来る最大数であ
る。
すように、パレットユニット1A、1Bが隣り合わせで
結合される結合体を、二組逆向きで結合するようにして
おり、実際に結合するのは、パレットユニット1A、1
Bにそれぞれ二輪車を搭載した状態で結合するが、説明
上、二輪車を搭載しない状態を図示している。
1Bの二輪車の搭載位置を前後方向にオフセットさせて
いる理由は、横への張出し量が大きいハンドル同士の干
渉を避け、横方向のスペースの節約を図っているためで
あることについては前述の通りであり、また中央部を境
にして2台分の二輪車の向きを逆向きにしているのは、
バランス良く梱包するためである。
Bを所定の向きで横方向に並べた後、各パレットユニッ
ト1A、1Bの縦フレーム2側の両端部を、それぞれ一
本の結合フレーム21で結合して一体化するようにして
おり、この際、縦フレーム2端部のコの字型の嵌合部材
8に結合フレーム21を嵌合させ、結合フレーム21の
両端部をパレットユニット1Aの縦フレーム2端部の結
合部材9にネジ等で結合するようにしている。
1Bを結合した後、図9及び図10に示すように、四隅
に支柱22を立設し、支柱22の上部を縦枠材23と横
枠材24で連結するとともに、トラス材25a、25b
で補強して組立てる。
の荷姿は、図11乃至図13の通りである。すなわち、
搭載された二輪車の前輪は前輪保持機構により保持さ
れ、後輪は後輪保持機構により保持されるとともに、二
輪車のハンドルはダミーハンドル26に取り換えられ、
このダミーハンドル26の両端部に一対の固定支柱27
が取り付けられ、また隣接する同じ向きの二輪車のダミ
ーハンドル26の間には、クランパー28が連結されて
いる。
27の上端部は、ダミーハンドル26に結合され、固定
支柱27の下端部は、パレットユニット1Aのフォーク
ガイド5等に結合されるとともに、この固定支柱27
は、図13にも示すように、下端側が前方寄りに向けて
傾斜するような姿勢で固定されている。
うに、隣接するダミーハンドル26同士を連結すべく結
合されて両方の二輪車の相対位置を規制しており、図1
1に示す4台の二輪車のうち、同じ向きの二輪車のダミ
ーハンドル26間に配設されている。
図14に示すようなブレーキレバー30と、ブレーキの
マスターシリンダ31が固定されている。ここで、マス
ターシリンダ31は姿勢が不安定であると、油の中に気
泡が混入してエア噛みの状態になりやすくブレーキの作
動に支障が生じる等の不具合があるため、このようにマ
スターシリンダ31をダミーハンドル26に固定してお
けば、姿勢が安定して上記不具合を防止出来る。
圧式で、クラッチがケーブル式であるため、ダミーハン
ドルに取り換える際、左側のクラッチはダミーハンドル
に取り付けることなく、車体の任意の箇所に仮固定する
ようにしているが、油圧式のクラッチの場合、クラッチ
のマスターシリンダはダミーハンドル26に固定するこ
とが好ましい。また、ダミーハンドル26にブレーキレ
バー30を取り付けているため、作業者がダミーハンド
ル26を握ってパレットユニット1A、1Bに二輪車を
搭載する際、通常の二輪車の地上操作と同様にブレーキ
を効かせながら搭載することが出来る。
の実際のハンドルは、パレットユニット1A、1Bに搭
載した各二輪車の側方等に位置決めし、ベルト等により
固定するようにしている。
立要領等は、それぞれのパレットユニット1A、1Bに
対して、ハンドルをダミーハンドル26に取り換えた二
輪車を搭載し、前輪と後輪を固定するとともに、ダミー
ハンドル26の両端部を固定支柱27で固定する。この
際、ダミーハンドル26には、ブレーキレバー30やマ
スターシリンダ31が取り付けられている。以上のよう
な搭載作業において、各パレットユニット1A、1Bへ
の二輪車の搭載が、それぞれが干渉しない場所で行うこ
とが出来るため作業容易である。
トユニット1A、1Bをフォークリフト等で一ヶ所に集
め、図11に示すような姿勢でお互いの側面同士を合わ
せた状態で位置決めした後、その前後を結合フレーム2
1で結合して一体化し、隣接するダミーハンドル26同
士をクランパー28で連結する。そして支柱22や枠材
23、24、トラス材25を結合すればケースの組立が
完了する。
ンテナへの搭載は、例えば図16乃至図18に示すよう
に、上下2段、前後方向に4列の状態で収容することが
出来るが、リターナブルケース20として組立てた後
は、左右方向のフォークガイド5のみならず、前後方向
のフォークガイド15をも利用してフォークリフトによ
り作業することが出来る。
は、例えば図19に示すように、支柱22や枠材23、
24やトラス材25等を取外してスキッドの内部に収容
し、これを図20に示すように、段積みする。そしてこ
れらのコンテナへの搭載要領等の一例は、図21、図2
2の通りである。
1A、1Bを4台分結合してリターナブルケース20を
組立てる例を説明したが、図23、図24に示すよう
に、1台分の二輪車搬送用のリターナブルケース40と
して利用することも可能である。
パレットユニット1A(1B)を基枠41や前後枠42
や左右枠43で囲んで二輪車を保護するケースとして組
立て、搬送後持ち帰るときは、図24に示すように、前
後枠42や左右枠43を分解して基枠41に収容する。
するリターナブルケース50について、図25乃至図3
7に基づき説明する。ここで図25はリターナブルケー
スの分解図、図26は2台のパレットユニットの連結状
態を示す部分図、図27は同正面図、図28は連結を解
いた状態の分解斜視図、図29〜図31は自動二輪車の
姿勢を直立状態に規制する直立規制機構の説明図で、図
29は組立状態の平面図、図30は同側面図、図31は
分解斜視図、図32乃至図35は、後輪保持機構の説明
図で、図32は平面図、図33、図34は組立状態の斜
視図、図35は図34のA−A線断面図、図36はリタ
ーナブルケースに2台の自動二輪車を搭載した状態の平
面図、図37は同側面図である。
に使用されるパレットユニット1Cは、前述のパレット
ユニット1A(1B)に較べて、主として自動二輪車の
姿勢を直立状態に規制するための機構と、後輪保持機構
の構成が大きく異なり、また、2台のパレットユニット
1Cを連結する連結機構が異なって、その他の構成は、
前述のパレットユニット1A(1B)とほぼ同様である
ため、以下、2台のパレットユニット1Cを連結する連
結機構と、直立規制機構と、後輪保持機構を主体に説明
する。
すように、逆向き姿勢の2台のパレットユニット1C
と、これらを連結するための前後一対の結合フレーム5
1と、前後面に取り付け可能な前後枠52と、両側面に
取り付け可能な左右枠53と、左右の左右枠53を上部
で連結する一対のビーム部材54と、直立規制機構の一
部としてステムパイプに差込まれる固定部材55を備え
ており、また、後輪保持機構の一部としての移動クラン
プ板57が、後輪受部材56の近傍の取付け部tに取付
け可能とされている。
結構造は、図28に示すように、逆向き姿勢のパレット
ユニット1Cの前後の横フレーム3に形成される位置決
め兼ボルト孔58と、この位置決め兼ボルト孔58に結
合される結合フレーム51を備えており、前記位置決め
兼ボルト孔58は、横フレーム3の前面から前方、また
は後面から後方に向けて僅かに突出するとともに、中心
部にネジ孔を備えており、また結合フレーム51の両端
部には、位置決め兼ボルト孔58の突出部に嵌合可能な
嵌合孔51kが設けられている。
に並べて縦フレーム2の側面同士を当接させ、結合フレ
ーム51の嵌合孔51kを位置決め兼ボルト孔58に嵌
合させるとともに、嵌合孔51kを通して位置決め兼ボ
ルト孔58中心部のネジ孔にボルトbをねじ込むことに
より、結合作業時に結合フレーム51から手放し状態に
なっても作業が行えるようにしている。そして、2台の
パレットユニット1Cを連結した状態は、図26、図2
7の通りである。
立規制機構について、図29乃至図31に基づき説明す
る。このリターナブルケース50に収容する二輪車のハ
ンドルはダミーハンドルでなく通常のハンドルを取り付
けた状態で、また、ハンドル上部のパネル類を一部を取
外して、ステムパイプSの上端開口部を露出させた状態
で搭載するようにしている。
るビーム部材54には、図31に示すように、フランジ
板60が取り付けられており、このフランジ板60には
ボルト孔60bが設けられている。また、固定部材55
は、図31に示すように、二輪車のステムパイプSに差
込み可能な軸部55jと、フランジ板60のボルト孔6
0bから挿入されるボルトbを挿通せしめることの出来
るボルト孔55bを備えており、ボルトbとナットnに
よってビーム部材54と固定部材55を固定出来るよう
にされている。すなわち、図29、図30に示すよう
に、ステムパイプSに挿入した固定部材55の上部をビ
ーム部材54に固定することで、二輪車の姿勢を直立に
規制出来るようにしている。
35に基づき説明する。この後輪保持機構は、機種の違
い等により後輪幅が異なっても両面を面保持出来るよう
にされ、後輪受部材56はフラットな受け面にされてい
る。
一方側には、起伏自在な揺動クランプ板61が取り付け
られており、他方側には、移動クランプ板57を取付け
るための取付け部t(図25)が設けられている。
に、後輪受部材56の側方にヒンジ止めされて起伏自在
にされており、また揺動クランプ板61の先端側には、
補助板62がヒンジhにより結合されて折り畳み可能に
されている。そしてこの補助板62の先端側には、縦フ
レーム2の固定部63にネジeで固定するためのネジ孔
が形成されており、揺動クランプ板61を起立させた
際、補助板62を約90度に開いて固定部63にネジe
で固定すると、揺動クランプ板61の起立姿勢が垂直に
規制されるようにしている。尚、平素、揺動クランプ板
61を倒しておく際は、補助板62を内側に畳み込むよ
うにしている。
に、後輪受部材56側方の取付け部tに対してボルトb
により幅方向に位置調整可能に固定出来るようにされ、
ボルトbを挿通させるための長孔mを備えている。ま
た、揺動クランプ板61の後端部と移動クランプ板57
の後端部の間には、両者の間隔を規制するための連結バ
ー64が連結可能にされており、この連結バー64の一
端側には、ナットnが螺合可能にされている。
の後輪が後輪受部材56上に載置されると、揺動クラン
プ板61を起立させて、補助板62により揺動クランプ
板61の姿勢を垂直に規制した後、移動クランプ板57
を取付け部tに仮止め状態に取付け、連結バー64を連
結してナットnを締め付けることにより、移動クランプ
板57と揺動クランプ板61により後輪タイヤを挟み付
けてクランプした状態にし、最後に、移動クランプ板5
7をボルトbでしっかり固定すれば、後輪の保持が確実
に行われるようにしている。尚、各クランプ板57、6
1の内側には、後輪を保護するための緩衝材を取り付け
ている。
ナブルケース50に二輪車を搭載した荷姿の平面図は、
図36の通りであり、側面図は図37の通りである。ま
た、これらリターナブルケース50を、図16、図17
のコンテナに搭載するときは、図16、図17の場合の
二輪車の向きとは90度向きを変えて搭載することによ
り、効率良く搭載できる。
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば前輪
保持機構や後輪保持機構等の具体的構成は一例である。
ケースは、複数の二輪車を一まとめに搭載するパレット
として、二輪車1台分のパレットユニットを連結自在に
構成するようにしたため、例えば各パレットユニットへ
の二輪車の搭載作業を楽に行えるようになり、また、パ
レットユニットを連結する際、例えば半分の二輪車の向
きを変えて連結すればバランス良く搭載することが出来
る。そして、リターナブルケースを複数のパレットユニ
ットから構成する場合、2台分または4台分を連結する
ようにすれば、例えばコンテナ搭載等において適切なサ
イズとなる。また、4台分のパレットユニットとして、
お互いの位置が前後方向にオフセットする2種類を設け
れば、横のスペースを狭くすることが出来、梱包台数を
多くすることが出来る。
に取り換えるようにすれば、製品部でないダミーハンド
ルを利用して二輪車の位置決めをしたり、短いダミーハ
ンドルを利用して横幅を狭くしたりする等のことが可能
となって便利である。この際、ダミーハンドルに固定支
柱を取り付ければ、強固に固定することが出来、また、
ダミーハンドルを、クランパーで連結すれば、一層強固
に固定することが出来、車体同士がぶつかって損傷する
等の事態を避けることが出来る。
はクラッチのマスターシリンダを固定すれば、エア噛み
の状態を避けることが出来、また、二輪車の後輪のタイ
ヤを挟んでクランプする後輪クランパとして、タイヤ幅
が異なってもタイヤの両面を面保持し得る多機種対応機
構を設ければ、後輪を確実に固定することが出来る。
(b)は後面図
明図で(a)は側面図、(b)は後面図
ルケースの平面図
の平面図
ダが固定される状態の説明図
合される状態の説明図
図
状態の説明図
示す平面視図
示す側面視図
スの説明図
ターナブルケースの分解図
分図
規制機構の組立状態の平面図
載した状態の平面図
材、7…後輪受部材、20…4台搭載用のリターナブル
ケース、26…ダミーハンドル、27…固定支柱、28
…クランパー、31…マスターシリンダ、40…1台搭
載用のリターナブルケース、50…2台搭載用のリター
ナブルケース、56…後輪受部材。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の二輪車を一まとめに梱包して搬送
し、搬送後ケースを解体して繰り返し使用出来るように
した二輪車輸送用リターナブルケースであって、前記複
数の二輪車が一まとめに搭載されるパレットは、二輪車
1台分のパレットユニットが連結自在となって構成され
ることを特徴とする二輪車輸送用リターナブルケース。 - 【請求項2】 請求項1に記載の二輪車輸送用リターナ
ブルケースにおいて、前記リターナブルケースを複数の
パレットユニットから構成する場合、2台のパレットユ
ニット、または4台のパレットユニットを連結するよう
にしたことを特徴とする二輪車輸送用リターナブルケー
ス。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の二輪車輸
送用リターナブルケースにおいて、前記4台連結用のパ
レットユニットは2種類設けられ、この2種類のパレッ
トユニットに搭載される二輪車は、お互いの位置が前後
方向にオフセットするようにされることを特徴とする二
輪車輸送用リターナブルケース。 - 【請求項4】 4台分の二輪車を一まとめに梱包して搬
送し、搬送後ケースを解体して繰り返し使用出来るよう
にした二輪車輸送用リターナブルケースであって、前記
ケース内に梱包される二輪車のハンドルは、ダミーハン
ドルに取り換えられていることを特徴とする二輪車輸送
用リターナブルケース。 - 【請求項5】 請求項4に記載の二輪車輸送用リターナ
ブルケースにおいて、前記ダミーハンドルには、二輪車
の姿勢を固定するための固定支柱が取り付けられること
を特徴とする二輪車輸送用リターナブルケース。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載の二輪車輸
送用リターナブルケースにおいて、前記ケース内に同じ
向きで且つ隣り合って搭載される一対の二輪車のダミー
ハンドルには、クランパーが連結されることを特徴とす
る二輪車輸送用リターナブルケース。 - 【請求項7】 請求項4乃至請求項6のいずれか1項に
記載の二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、前記
ダミーハンドルには、ブレーキまたはクラッチの少なく
ともいずれか一方のマスターシリンダが固定されること
を特徴とする二輪車輸送用リターナブルケース。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
記載の二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、前記
パレットユニットには、前記二輪車の後輪のタイヤを挟
んでクランプする後輪クランパが設けられ、この後輪ク
ランパには、タイヤ幅が異なってもタイヤの両面を面保
持し得る多機種対応機構が設けられることを特徴とする
二輪車輸送用リターナブルケース。
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- 2001-03-29 JP JP2001096211A patent/JP4509414B2/ja not_active Expired - Lifetime
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