JP4509414B2 - 二輪車輸送用リターナブルケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動二輪車等をコンテナで輸送するためのリターナブルケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の自動二輪車を一まとめに梱包して搬送するような搬送具として、例えば特開平10−95431号や、特許第2515664号や、特開平11−43148号等の各種技術が知られており、いずれの技術もパレットに複数の搭載箇所を設け、各搭載箇所に自動二輪車の前輪と後輪を位置決めするとともに、ベルト等を使用して姿勢を固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような技術は、いずれも一つのパレットに複数の自動二輪車を搭載するような構造であり、スペース効率の面から隣り合う搭載箇所の間隔を狭くするため、搭載作業等が窮屈で作業効率が悪いという問題があった。
また、自動二輪車がそのままの組付け状態で搭載されるため、例えば側方への張出り量の多いハンドルを斜めにして搭載するような場合は、左右のバランスが崩れ、好ましくなかった。
【0004】
そこで本発明は、複数の二輪車を搭載する際、スペース的に無駄がなく、しかも搭載作業等を楽に行えるようにし、バランス良く搭載できるとともに、搬送後はコンパクトな荷姿にすることの出来るリターナブルケースの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、複数の二輪車を一まとめに梱包して搬送し、搬送後ケースを解体して繰り返し使用出来るようにした二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、複数の二輪車が一まとめに搭載されるパレットとして、二輪車1台分のパレットユニットを連結自在に構成するようにした。
【0006】
このように二輪車1台分のパレットユニットに分割すれば、例えば各パレットユニットに二輪車を搭載する作業をお互いに干渉しない場所で行い、その後、このパレットユニットを連結して一体化するような作業方法を採用出来るようになり、搭載等の梱包作業等を楽に行えるようになる。
【0007】
また、パレットユニットを連結する際、例えば半分の台数の二輪車の向きを変えて連結すればバランス良く搭載することが出来、搬送時に安定した状態で搬送することが出来る。
また、パレットユニットの組合せにより梱包台数を任意の数にすることが出来、1台のみの輸送も可能であるため柔軟性に富む。
【0008】
また本発明は、リターナブルケースを複数のパレットユニットから構成する場合、2台のパレットユニット、または4台のパレットユニットを連結するようにした。
【0009】
このように、2台または4台のパレットユニットを連結するようにすれば、例えばコンテナ等に収容するのにサイズが合致するようになり、好適である。
【0010】
また本発明は、4台連結用のパレットユニットを2種類設け、この2種類のパレットユニットに搭載される二輪車は、お互いの位置が前後方向にオフセットするようにした。
【0011】
このように二輪車の搭載位置が前後方向にオフセットする2種類のパレットユニットを設ければ、例えば隣り合わせで連結する際にハンドル等の干渉が避けられて横への張出しスペースを少なくすることが出来、梱包台数を多くすることが出来る。
【0012】
また本発明は、4台分の二輪車を一まとめに梱包して搬送し、搬送後ケースを解体して繰り返し使用出来るようにした二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、ケース内に梱包される二輪車のハンドルを、ダミーハンドルに取り換えるようにした。
【0013】
このように二輪車のハンドルをダミーハンドルに取り換えるようにすれば、製品部でないダミーハンドルを利用して二輪車の位置決めをしたり、短いダミーハンドルを利用して横幅を狭くしたりする等のことが可能となって便利である。
【0014】
また本発明は、前記ダミーハンドルに、二輪車の姿勢を固定するための固定支柱を取り付けるようにした。
【0015】
そして例えばダミーハンドルに連結した固定支柱の下端部を、パレットユニットに結合すれば、製品に傷等をつけることなく強固に固定することが出来る。
ここで固定支柱は、ダミーハンドルの左右いずれか一方だけに設けるようにしても良いが、ダミーハンドルの左右両方に設けるようにすれば、より強固に固定できて好適である。
【0016】
また本発明は、ケース内に同じ向きで且つ隣り合って搭載される一対の二輪車のダミーハンドルを、クランパーで連結するようにした。
【0017】
このようにクランパーでダミーハンドルを連結すれば、一層確実に固定することが出来、また二輪車同士がぶつかって損傷する等の事態を避けることが出来る。
【0018】
また本発明は、ダミーハンドルに、ブレーキまたはクラッチの少なくともいずれか一方のマスターシリンダを固定するようにした。
【0019】
すなわち、ブレーキまたはクラッチが油圧式である場合、マスターシリンダの姿勢や位置等が不安定であるとエア噛み等の状態になりやすく、エア噛みの状態になるとブレーキ又はクラッチの効きに悪影響を与える。このため、これらが油圧式に構成される場合は、マスターシリンダをダミーハンドルに固定することにより姿勢を安定させ、エア噛み等の不具合を防止する。
【0020】
また本発明は、パレットユニットに、二輪車の後輪のタイヤを挟んでクランプする後輪クランパを設け、この後輪クランパには、タイヤ幅が異なってもタイヤの両面を面保持し得る多機種対応機構を設けるようにした。
【0021】
このようにタイヤ幅が異なっても常に両面を保持し得る機構を採用することにより、タイヤ幅の異なる各機種の二輪車に適用出来るようにする。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1はパレットユニットの平面図、図2は同側面図、図3は同正面図、図4は前輪保持機構の説明図、図5、図6は後輪保持機構の説明図、図7は後輪クランパに多機種対応機構を採用した場合の説明図、図8はパレットユニットを4台分連結したリターナブルケースの平面図、図9はリターナブルケースの正面図、図10は同側面図、図11はリターナブルケースに二輪車を梱包した状態の平面図、図12は同正面図、図13は同側面図、図14はダミーハンドルにブレーキのマスターシリンダが固定される状態の説明図、図15はダミーハンドルに固定支柱とクランパーが結合される状態の説明図、図16乃至図18はコンテナへの搭載状態を示す説明図、図19はリターナブルケースを折り畳んだ状態の説明図、図20は折り畳んだリターナブルケースを段積みした状態の説明図、図21及び図22は折り畳んだケースのコンテナへの搭載状態の一例を示す説明図、図23及び図24は1台分の二輪車を梱包するリターナブルケースの説明図、図25乃至図37は2台分の二輪車を梱包するリターナブルケースの説明図である。
【0023】
本発明に係る二輪車輸送用リターナブルケースは、二輪車を梱包して輸送する際、無駄なスペースを無くして効率よく搭載し、しかも搭載作業等を楽に行えるようにするとともにバランス良く搭載できるようにし、搬送後はコンパクトな荷姿にすることが出来るようにされ、二輪車1台分のパレットユニット1A、1Bを連結自在にしているため、この1台分のパレットユニット1Aの基本的構成について図1乃至図3に基づき説明する。
【0024】
尚、パレットユニット1A、1Bは、本実施例では4台分の二輪車を梱包するケースに組立てる場合、後述するように2種類のタイプのもの(1A、1B)を組合せるようにしているが、その基本的構成は同様であるため、説明上、一方側のパレットユニット1Aについて説明する。
【0025】
このパレットユニット1Aは、図1乃至図3に示すように、金属製の縦フレーム2と横フレーム3により略矩形状に枠取りされるフレーム枠と、このフレーム枠の中間部に横方向に配設される一対のフォークガイド5と、長手方向の一端側中間部に配設される前輪受部材6と、他方側中間部に配設される後輪受部材7等を備え、一方側の縦フレーム2の両端部には、側面視でコの字型の嵌合部材8が固着されるとともに、他方側の縦フレーム2の両端部には、ネジ孔を有する結合部材9が固着され、前輪受部材6の周囲には、前輪を突き当て式に保持する前輪保持機構が設けられ、また、後輪受部材7の周囲には、後輪を両側から挟んで固定する後輪保持機構が設けられている。
【0026】
前輪保持機構は、図4に示すように、横フレーム3に枢支されて起伏自在なタイヤ受部材10と、前輪受部材6の側端部に枢支されて揺動自在なコの字型のタイヤ受け止めロッド11を備えており、平素は両者とも平坦状に折り畳まれており、二輪車を搭載する際は、タイヤ受部材10を略直角に起立させた後、タイヤ受け止めロッド11を揺動させてコの字の中にタイヤ受部材10を通し、タイヤ受部材10の背面に設けられるフック部材12にタイヤ受け止めロッド11を引掛けて固定するようにしている。
そしてこのようにタイヤ受部材10を起立させてタイヤ受け止めロッド11で固定した状態にして、搭載する二輪車の前輪前面を受けるようにしている。
【0027】
後輪保持機構は、図5に示すように、断面V字型の後輪受部材7の両側部にヒンジhまわりに揺動自在な一対のクランプ板13を備え、平素は折り畳んで寝かせた姿勢にしておき、二輪車が搭載されるときは、クランプ板13を起立させて後輪を挟み付けるような姿勢にセットした後、図6に示すように、両方のクランプ板13を締付ベルト14で固定するようにしている。
この際、後輪受部材7の断面形状がV字型であるため、二輪車の自重及び締付操作等によって後輪の位置は自然に後輪受部材7の中央部に位置規制される。
【0028】
尚、もう1種類のパレットユニット1Bは、図8にも示すように、前輪受部材6と後輪受部材7の位置が、前後方向に若干オフセットされた位置に設定されるとともに、横幅がやや狭めとなり、また、長手方向に沿ったフォークガイド15(図9)が設けられ、更に縦フレーム2の両端部が両方とも嵌合部材8にされている点等を除いて、上記のパレットユニット1Aと同様の構成である。
【0029】
パレットユニット1A、1Bの構成概要は以上の通りであり、二輪車を搭載するときは、作業者が通常の自動二輪車の地上操作と同様な操作により、ハンドルを押しながらパレットユニット1Aに移載し、前輪を前輪受部材6に、後輪を後輪受部材7に載せて固定する。
【0030】
ところで、後輪保持機構の別実施例について図7に基づき説明する。
この後輪保持機構は、後輪のタイヤ幅が異なっても確実に両面をクランプ出来るようにした多機種対応機構であり、ヒンジ16回りに揺動自在なコの字型パイプ部材17と、このコの字型パイプ部材17の中間部を回動自在に挿通せしめるパイプ材18と、このパイプ材18に溶接等で固着されるクランプ部材19を備えている。
【0031】
すなわち、この構成では、クランプ部材19はコの字型パイプ部材17に対して回動自在なため、後輪のタイヤ幅が異なる場合でも常にクランプ部材19をタイヤ面に面接触させることが出来、確実に保持出来る。
尚、クランプ部材19の固定は、締付ベルト等の任意の手段が適用可能である。
【0032】
次に、以上のようなパレットユニット1A、1Bを4台分横に結合するリターナブルケース20の構成例について説明する。ここで、4台分のパレットユニット1A、1Bを横に連結するリターナブルケースは、コンテナの横幅サイズ内に収容出来る最大数である。
【0033】
このリターナブルケース20は、図8に示すように、パレットユニット1A、1Bが隣り合わせで結合される結合体を、二組逆向きで結合するようにしており、実際に結合するのは、パレットユニット1A、1Bにそれぞれ二輪車を搭載した状態で結合するが、説明上、二輪車を搭載しない状態を図示している。
【0034】
この際、2種類のパレットユニット1A、1Bの二輪車の搭載位置を前後方向にオフセットさせている理由は、横への張出し量が大きいハンドル同士の干渉を避け、横方向のスペースの節約を図っているためであることについては前述の通りであり、また中央部を境にして2台分の二輪車の向きを逆向きにしているのは、バランス良く梱包するためである。
【0035】
そして4台分のパレットユニット1A、1Bを所定の向きで横方向に並べた後、各パレットユニット1A、1Bの縦フレーム2側の両端部を、それぞれ一本の結合フレーム21で結合して一体化するようにしており、この際、縦フレーム2端部のコの字型の嵌合部材8に結合フレーム21を嵌合させ、結合フレーム21の両端部をパレットユニット1Aの縦フレーム2端部の結合部材9にネジ等で結合するようにしている。
【0036】
そしてこのようにパレットユニット1A、1Bを結合した後、図9及び図10に示すように、四隅に支柱22を立設し、支柱22の上部を縦枠材23と横枠材24で連結するとともに、トラス材25a、25bで補強して組立てる。
【0037】
ところで、実際に二輪車が搭載された状態の荷姿は、図11乃至図13の通りである。
すなわち、搭載された二輪車の前輪は前輪保持機構により保持され、後輪は後輪保持機構により保持されるとともに、二輪車のハンドルはダミーハンドル26に取り換えられ、このダミーハンドル26の両端部に一対の固定支柱27が取り付けられ、また隣接する同じ向きの二輪車のダミーハンドル26の間には、クランパー28が連結されている。
【0038】
すなわち、図15に示すように、固定支柱27の上端部は、ダミーハンドル26に結合され、固定支柱27の下端部は、パレットユニット1Aのフォークガイド5等に結合されるとともに、この固定支柱27は、図13にも示すように、下端側が前方寄りに向けて傾斜するような姿勢で固定されている。
【0039】
また、クランパー28は、図15に示すように、隣接するダミーハンドル26同士を連結すべく結合されて両方の二輪車の相対位置を規制しており、図11に示す4台の二輪車のうち、同じ向きの二輪車のダミーハンドル26間に配設されている。
【0040】
また、各ダミーハンドル26の右側には、図14に示すようなブレーキレバー30と、ブレーキのマスターシリンダ31が固定されている。
ここで、マスターシリンダ31は姿勢が不安定であると、油の中に気泡が混入してエア噛みの状態になりやすくブレーキの作動に支障が生じる等の不具合があるため、このようにマスターシリンダ31をダミーハンドル26に固定しておけば、姿勢が安定して上記不具合を防止出来る。
【0041】
因みに、本実施例の二輪車はブレーキが油圧式で、クラッチがケーブル式であるため、ダミーハンドルに取り換える際、左側のクラッチはダミーハンドルに取り付けることなく、車体の任意の箇所に仮固定するようにしているが、油圧式のクラッチの場合、クラッチのマスターシリンダはダミーハンドル26に固定することが好ましい。
また、ダミーハンドル26にブレーキレバー30を取り付けているため、作業者がダミーハンドル26を握ってパレットユニット1A、1Bに二輪車を搭載する際、通常の二輪車の地上操作と同様にブレーキを効かせながら搭載することが出来る。
【0042】
また、ダミーハンドル26に取り換えた後の実際のハンドルは、パレットユニット1A、1Bに搭載した各二輪車の側方等に位置決めし、ベルト等により固定するようにしている。
【0043】
以上のようなリターナブルケース20の組立要領等は、それぞれのパレットユニット1A、1Bに対して、ハンドルをダミーハンドル26に取り換えた二輪車を搭載し、前輪と後輪を固定するとともに、ダミーハンドル26の両端部を固定支柱27で固定する。この際、ダミーハンドル26には、ブレーキレバー30やマスターシリンダ31が取り付けられている。
以上のような搭載作業において、各パレットユニット1A、1Bへの二輪車の搭載が、それぞれが干渉しない場所で行うことが出来るため作業容易である。
【0044】
次いで、二輪車を搭載した4台分のパレットユニット1A、1Bをフォークリフト等で一ヶ所に集め、図11に示すような姿勢でお互いの側面同士を合わせた状態で位置決めした後、その前後を結合フレーム21で結合して一体化し、隣接するダミーハンドル26同士をクランパー28で連結する。そして支柱22や枠材23、24、トラス材25を結合すればケースの組立が完了する。
【0045】
以上のようなリターナブルケース20のコンテナへの搭載は、例えば図16乃至図18に示すように、上下2段、前後方向に4列の状態で収容することが出来るが、リターナブルケース20として組立てた後は、左右方向のフォークガイド5のみならず、前後方向のフォークガイド15をも利用してフォークリフトにより作業することが出来る。
【0046】
また、目的地に搬送した後、持ち帰るときは、例えば図19に示すように、支柱22や枠材23、24やトラス材25等を取外してスキッドの内部に収容し、これを図20に示すように、段積みする。そしてこれらのコンテナへの搭載要領等の一例は、図21、図22の通りである。
【0047】
尚、以上の実施例では、パレットユニット1A、1Bを4台分結合してリターナブルケース20を組立てる例を説明したが、図23、図24に示すように、1台分の二輪車搬送用のリターナブルケース40として利用することも可能である。
【0048】
このリターナブルケース40は、1台分のパレットユニット1A(1B)を基枠41や前後枠42や左右枠43で囲んで二輪車を保護するケースとして組立て、搬送後持ち帰るときは、図24に示すように、前後枠42や左右枠43を分解して基枠41に収容する。
【0049】
次に、2台のパレットユニット1Cを連結するリターナブルケース50について、図25乃至図37に基づき説明する。
ここで図25はリターナブルケースの分解図、図26は2台のパレットユニットの連結状態を示す部分図、図27は同正面図、図28は連結を解いた状態の分解斜視図、図29〜図31は自動二輪車の姿勢を直立状態に規制する直立規制機構の説明図で、図29は組立状態の平面図、図30は同側面図、図31は分解斜視図、図32乃至図35は、後輪保持機構の説明図で、図32は平面図、図33、図34は組立状態の斜視図、図35は図34のA−A線断面図、図36はリターナブルケースに2台の自動二輪車を搭載した状態の平面図、図37は同側面図である。
【0050】
この2台連結用のリターナブルケース50に使用されるパレットユニット1Cは、前述のパレットユニット1A(1B)に較べて、主として自動二輪車の姿勢を直立状態に規制するための機構と、後輪保持機構の構成が大きく異なり、また、2台のパレットユニット1Cを連結する連結機構が異なって、その他の構成は、前述のパレットユニット1A(1B)とほぼ同様であるため、以下、2台のパレットユニット1Cを連結する連結機構と、直立規制機構と、後輪保持機構を主体に説明する。
【0051】
本リターナブルケース50は、図25に示すように、逆向き姿勢の2台のパレットユニット1Cと、これらを連結するための前後一対の結合フレーム51と、前後面に取り付け可能な前後枠52と、両側面に取り付け可能な左右枠53と、左右の左右枠53を上部で連結する一対のビーム部材54と、直立規制機構の一部としてステムパイプに差込まれる固定部材55を備えており、また、後輪保持機構の一部としての移動クランプ板57が、後輪受部材56の近傍の取付け部tに取付け可能とされている。
【0052】
2台のパレットユニット1Cを連結する連結構造は、図28に示すように、逆向き姿勢のパレットユニット1Cの前後の横フレーム3に形成される位置決め兼ボルト孔58と、この位置決め兼ボルト孔58に結合される結合フレーム51を備えており、前記位置決め兼ボルト孔58は、横フレーム3の前面から前方、または後面から後方に向けて僅かに突出するとともに、中心部にネジ孔を備えており、また結合フレーム51の両端部には、位置決め兼ボルト孔58の突出部に嵌合可能な嵌合孔51kが設けられている。
【0053】
そして、2台のパレットユニット1Cを横に並べて縦フレーム2の側面同士を当接させ、結合フレーム51の嵌合孔51kを位置決め兼ボルト孔58に嵌合させるとともに、嵌合孔51kを通して位置決め兼ボルト孔58中心部のネジ孔にボルトbをねじ込むことにより、結合作業時に結合フレーム51から手放し状態になっても作業が行えるようにしている。
そして、2台のパレットユニット1Cを連結した状態は、図26、図27の通りである。
【0054】
次に自動二輪車の姿勢を直立に規制する直立規制機構について、図29乃至図31に基づき説明する。
このリターナブルケース50に収容する二輪車のハンドルはダミーハンドルでなく通常のハンドルを取り付けた状態で、また、ハンドル上部のパネル類を一部を取外して、ステムパイプSの上端開口部を露出させた状態で搭載するようにしている。
【0055】
一方、前記左右の左右枠53上部を連結するビーム部材54には、図31に示すように、フランジ板60が取り付けられており、このフランジ板60にはボルト孔60bが設けられている。
また、固定部材55は、図31に示すように、二輪車のステムパイプSに差込み可能な軸部55jと、フランジ板60のボルト孔60bから挿入されるボルトbを挿通せしめることの出来るボルト孔55bを備えており、ボルトbとナットnによってビーム部材54と固定部材55を固定出来るようにされている。
すなわち、図29、図30に示すように、ステムパイプSに挿入した固定部材55の上部をビーム部材54に固定することで、二輪車の姿勢を直立に規制出来るようにしている。
【0056】
次に、後輪保持機構について図32乃至図35に基づき説明する。
この後輪保持機構は、機種の違い等により後輪幅が異なっても両面を面保持出来るようにされ、後輪受部材56はフラットな受け面にされている。
【0057】
そして、この後輪受部材56の左右方向の一方側には、起伏自在な揺動クランプ板61が取り付けられており、他方側には、移動クランプ板57を取付けるための取付け部t(図25)が設けられている。
【0058】
揺動クランプ板61は、図33に示すように、後輪受部材56の側方にヒンジ止めされて起伏自在にされており、また揺動クランプ板61の先端側には、補助板62がヒンジhにより結合されて折り畳み可能にされている。そしてこの補助板62の先端側には、縦フレーム2の固定部63にネジeで固定するためのネジ孔が形成されており、揺動クランプ板61を起立させた際、補助板62を約90度に開いて固定部63にネジeで固定すると、揺動クランプ板61の起立姿勢が垂直に規制されるようにしている。
尚、平素、揺動クランプ板61を倒しておく際は、補助板62を内側に畳み込むようにしている。
【0059】
移動クランプ板57は、図34に示すように、後輪受部材56側方の取付け部tに対してボルトbにより幅方向に位置調整可能に固定出来るようにされ、ボルトbを挿通させるための長孔mを備えている。
また、揺動クランプ板61の後端部と移動クランプ板57の後端部の間には、両者の間隔を規制するための連結バー64が連結可能にされており、この連結バー64の一端側には、ナットnが螺合可能にされている。
【0060】
そして、図35に示すように、自動二輪車の後輪が後輪受部材56上に載置されると、揺動クランプ板61を起立させて、補助板62により揺動クランプ板61の姿勢を垂直に規制した後、移動クランプ板57を取付け部tに仮止め状態に取付け、連結バー64を連結してナットnを締め付けることにより、移動クランプ板57と揺動クランプ板61により後輪タイヤを挟み付けてクランプした状態にし、最後に、移動クランプ板57をボルトbでしっかり固定すれば、後輪の保持が確実に行われるようにしている。
尚、各クランプ板57、61の内側には、後輪を保護するための緩衝材を取り付けている。
【0061】
そして、以上のような2台連結用のリターナブルケース50に二輪車を搭載した荷姿の平面図は、図36の通りであり、側面図は図37の通りである。
また、これらリターナブルケース50を、図16、図17のコンテナに搭載するときは、図16、図17の場合の二輪車の向きとは90度向きを変えて搭載することにより、効率良く搭載できる。
【0062】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えば前輪保持機構や後輪保持機構等の具体的構成は一例である。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るリターナブルケースは、複数の二輪車を一まとめに搭載するパレットとして、二輪車1台分のパレットユニットを連結自在に構成するようにしたため、例えば各パレットユニットへの二輪車の搭載作業を楽に行えるようになり、また、パレットユニットを連結する際、例えば半分の二輪車の向きを変えて連結すればバランス良く搭載することが出来る。
そして、リターナブルケースを複数のパレットユニットから構成する場合、2台分または4台分を連結するようにすれば、例えばコンテナ搭載等において適切なサイズとなる。
また、4台分のパレットユニットとして、お互いの位置が前後方向にオフセットする2種類を設ければ、横のスペースを狭くすることが出来、梱包台数を多くすることが出来る。
【0064】
更に、二輪車のハンドルをダミーハンドルに取り換えるようにすれば、製品部でないダミーハンドルを利用して二輪車の位置決めをしたり、短いダミーハンドルを利用して横幅を狭くしたりする等のことが可能となって便利である。
この際、ダミーハンドルに固定支柱を取り付ければ、強固に固定することが出来、また、ダミーハンドルを、クランパーで連結すれば、一層強固に固定することが出来、車体同士がぶつかって損傷する等の事態を避けることが出来る。
【0065】
そして、ダミーハンドルに、ブレーキまたはクラッチのマスターシリンダを固定すれば、エア噛みの状態を避けることが出来、また、二輪車の後輪のタイヤを挟んでクランプする後輪クランパとして、タイヤ幅が異なってもタイヤの両面を面保持し得る多機種対応機構を設ければ、後輪を確実に固定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットユニットの平面図
【図2】同側面図
【図3】同正面図
【図4】前輪保持機構の説明図
【図5】後輪保持機構の説明図で(a)は側面図、(b)は後面図
【図6】後輪保持機構の締付ベルトの説明図
【図7】後輪クランパを多機種対応機構にした場合の説明図で(a)は側面図、(b)は後面図
【図8】パレットユニットを4台分連結したリターナブルケースの平面図
【図9】リターナブルケースの正面図
【図10】リターナブルケースの側面図
【図11】リターナブルケースに二輪車を梱包した状態の平面図
【図12】同正面図
【図13】同側面図
【図14】ダミーハンドルにブレーキのマスターシリンダが固定される状態の説明図
【図15】ダミーハンドルに固定支柱とクランパーが結合される状態の説明図
【図16】コンテナへの搭載状態を示す平面視図
【図17】コンテナへの搭載状態を示す側面視図
【図18】コンテナへの搭載状態の拡大図
【図19】リターナブルケースを折り畳んだ状態の説明図
【図20】折り畳んだリターナブルケースを段積みした状態の説明図
【図21】折り畳んだケースのコンテナへの搭載状態を示す平面視図
【図22】折り畳んだケースのコンテナへの搭載状態を示す側面視図
【図23】1台分の二輪車を梱包するリターナブルケースの説明図
【図24】同折り畳み状態の説明図
【図25】パレットユニットを2台分連結する場合のリターナブルケースの分解図
【図26】2台のパレットユニットの連結状態を示す部分図
【図27】同正面図
【図28】連結を解いた状態の分解斜視図
【図29】自動二輪車の姿勢を直立状態に規制する直立規制機構の組立状態の平面図
【図30】同側面図
【図31】同分解斜視図
【図32】後輪保持機構の平面図
【図33】同組立状態の斜視図
【図34】同組立状態の違う方向から見た斜視図
【図35】図34のA−A線断面図
【図36】リターナブルケースに2台の自動二輪車を搭載した状態の平面図
【図37】同側面図
【符号の説明】
1A、1B、1C…パレットユニット、6…前輪受部材、7…後輪受部材、20…4台搭載用のリターナブルケース、26…ダミーハンドル、27…固定支柱、28…クランパー、31…マスターシリンダ、40…1台搭載用のリターナブルケース、50…2台搭載用のリターナブルケース、56…後輪受部材。

Claims (3)

  1. 4台分の二輪車を一まとめに梱包して搬送し、搬送後ケースを解体して繰り返し使用出来るようにした二輪車輸送用リターナブルケースであって、4台連結用のパレットユニットが2種類設けられ、この2種類のパレットユニットに搭載される二輪車の搭載位置を前後方向にオフセットさせると共に、中央部を境にして2台分の二輪車の向きを逆向きにして結合し、前記ケース内に梱包される二輪車のハンドルをダミーハンドルに取り換え、このダミーハンドルの両端部に一対の固定支柱を取り付け、隣接する同じ向きの二輪車のダミーハンドルをクランパーで連結したことを特徴とする二輪車輸送用リターナブルケース。
  2. 請求項に記載の二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、前記ダミーハンドルには、ブレーキまたはクラッチの少なくともいずれか一方のマスターシリンダが固定されることを特徴とする二輪車輸送用リターナブルケース。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の二輪車輸送用リターナブルケースにおいて、前記パレットユニットには、ヒンジ回りに揺動自在なコの字型パイプ部材と、このコの字型パイプ部材の中間部を回動自在に挿通せしめるパイプ材と、このパイプ材に固着されるクランプ部材を備え、タイヤ幅が異なってもタイヤの両面を面保持し得る多機種対応機構を有する後輪クランパが設けられることを特徴とする二輪車輸送用リターナブルケース。
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