JP2004123028A - 物品搬送具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下部に車輪装置30,31を配設して底枠本体10と、底枠本体10上に配置した物品収納用本体40からなる。物品収納用本体40は、後側部材41と左右の側部材42と底部材43からなる。後側部材41と側部材42は平面視門形状に配設するとともに、少なくとも一方の側部材42は後側部材41に対して折り畳み自在に連結し、1枚の部材の下部に、その近接端をして底部材43を起立横倒自在に取り付けた。底枠本体10に対して物品収納用本体40を着脱自在に構成した。物品収納用本体40は、底枠本体10に対して着脱することで複数の機種に兼用でき、以て全体の形状、すなわち物品の収納形態やネスティング形態に対して応用性が良くなり、さらに種々な機種の製造工数、組み立て工数、構成部材の在庫保管数などを少なくできる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として商店などで取扱われることの多い多数の物品を収納保管し、必要に応じて、トラックなどに積み込んで搬送する物品搬送具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとしては、左側部材と右側部材と後側部材とが平面視でコの字状に配設され、各側部材の内側下部には物品支持用の底部材が設けられるとともに、各側部材の下部横フレームには車輪が設けられている。そして底部材を、後側部材に沿うように起立揺動させるとともに、左側部材を後側部材に沿うように横方向に揺動させることで、全体を平面視でL字状に折り畳んで、ネステング可能に構成されている(たとえば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−247237号公報(段落[0016][0022][0027]、図5、図8)
【0004】
【特許文献2】
実公昭58−55138号公報(第5図、第6図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、全体の形状、すなわち物品の収納形態やネステング形態が固定化されていることで、応用性が悪く、また全体形状の異なる種々な機種を製造するときには、機種別の構成部材がそれぞれ必要であることから、各構成部材の製造工数、組み立て工数、構成部材の在庫保管数などが多くなるなどの問題がある。
【0006】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、物品収納用の構成部材を複数の機種に兼用し得る物品搬送具を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の物品搬送具は、下部に車輪装置が配設される底枠本体と、この底枠本体上に配置される物品収納用本体とからなり、この物品収納用本体は、後側部材と左右の側部材と底部材とからなり、後側部材と両側部材とは平面視門形状に配設されるとともに、少なくとも一方の側部材は後側部材に対して折り畳み自在に連結され、1枚の部材の下部に、その近接端をして底部材が起立横倒自在に取り付けられ、前記底枠本体に対して物品収納用本体が着脱自在に構成されていることを特徴としたものである。
【0008】
したがって請求項1の発明によると、物品収納用本体は、後側部材と両側部材とを平面視門形状に位置させ、そして底部材を水平状に横倒させることで、使用可能な状態になる。また物品収納用本体は、底部材を上方へ起立させて部材に沿わせたのち、少なくとも一方の側部材を折り畳んで後側部材側に沿わせることにより、平面視でL字形状やI字形状に折り畳んだ不使用状態にし得る。この不使用状態の物品搬送具は、折り畳んだ物品収納用本体どうしが接近するように、前後の底枠本体を接近位置また重合位置させることにより、全体の前後長さなどを短くして(ネスティングして)保管し得る。そして物品収納用本体は、底枠本体に対して着脱することで、複数の機種に兼用し得る。
【0009】
また本発明の請求項2記載の物品搬送具は、上記した請求項1記載の構成において、底枠本体は、後側ほど拡がる左右一対の前後方向部材を有し、これら前後方向部材の成す角度を鋭角状として形成されていることを特徴としたものである。
【0010】
したがって請求項2の発明によると、不使用状態の物品搬送具は、後位の物品搬送具における前後方向部材の外側に前位の物品搬送具における前後方向部材が位置するように、前位の物品搬送具の後部分を後位の物品搬送具に乗り上がり状に位置させることで、全体の前後長さを短くして(ネスティングして)保管し得る。
【0011】
そして本発明の請求項3記載の物品搬送具は、上記した請求項1記載の構成において、底枠本体は、それぞれ後部車輪装置が配設される左右一対の後位部材と、それぞれ前部車輪装置が配設される左右一対の前位部材とからなり、後位部材に対して後側部材の左右両端部分が連結されるとともに、前位部材に対して側部材の前端部分が連結されることを特徴としたものである。
【0012】
したがって請求項3の発明によると、不使用状態の物品搬送具は、他方の側部材を後側部材側に折り畳んだ状態で、後側部材を平行状に位置させるとともに、一方の側部材を平行状に位置させることで、全体の前後長さや左右幅を短くして(ネスティングして)保管し得る。
【0013】
さらに本発明の請求項4記載の物品搬送具は、上記した請求項1記載の構成において、底枠本体は、後側ほど拡がる左右一対の前後方向部材を有し、両前後方向部材の遊端にはそれぞれ連結用部材が設けられ、これら連結用部材間に後側部材が嵌合されて締結されることを特徴としたものである。
【0014】
したがって請求項4の発明によると、後側部材における左右の縁部を、連結用部材に対して嵌合させたのち締結することで、底枠本体に対して物品収納用本体を組み立て得る。
【0015】
しかも本発明の請求項5記載の物品搬送具は、上記した請求項4記載の構成において、左右一対の前後方向部材が、その遊端間が離間されるように弾性に抗して押し広げられたのち、弾性復元力により連結用部材間に後側部材が嵌合されることを特徴としたものである。
【0016】
したがって請求項5の発明によると、連結用部材に対して後側部材を嵌合させる際に、両前後方向部材の遊端間を離間するように弾性に抗して押し広げ、そして弾性復元力により連結用部材に対する後側部材の最終的な嵌合を行える。
【0017】
また本発明の請求項6記載の物品搬送具は、上記した請求項4または5記載の構成において、連結用部材の嵌合面はテーパ面に形成されており、連結用部材に対する後側部材の嵌合が、テーパ面に当接して行われることを特徴としたものである。
【0018】
したがって請求項6の発明によると、連結用部材に対する後側部材の嵌合は、後側部材をテーパ面に当接させて、ガタ付きのない状態で行えることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図11に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、物品搬送具1は、下部に車輪装置30,31が配設される底枠本体10と、この底枠本体10上に配置される物品収納用本体40などからなる。
【0020】
図1〜図8に示すように、前記底枠本体10は、前部に位置される左右方向部材11と、この左右方向部材11の両端部分から一体状として後方へ伸びる左右一対の前後方向部材12とからなる。ここで底枠本体10は、断面がC型状の型材を、その開放部を内側向きとして折り曲げることで形成され、その際に折り曲げ部分の上下板部は適宜に削除される。そして左右一対の前後方向部材12は、後側ほど拡がるように折り曲げ形成されるとともに、これら前後方向部材12の成す角度θを鋭角状として形成されている。
【0021】
折り曲げ部分の近くにおいて、下板部には連結用のねじ孔13群が貫通して形成され、左右のねじ孔13群間において左右方向部材11内には、補強用のロッド体14が位置されて溶接により固定されている。以上の11〜14などにより、底枠本体10の一例が構成される。
【0022】
両前後方向部材12の遊端には、それぞれ連結用部材20が設けられ、この連結用部材20は、下位連結部21と中間連結部22と上位連結部23などから構成されている。前記下位連結部21は、上板部分21Aと下板部分21Bと外側板部分21Cと前板部分21Dと後板部分21Eとを有する状態で、内側開放の長方箱状に曲げ成形されている。そして内側開放部分の近くにおいて、上板部分21Aと下板部分21Bとの間に前後方向部材12の遊端が位置されて溶接により固定されている。
【0023】
また中間連結部22は、外側板部分22Aと前板部分22Bと後板部分22Cとを有する状態で、内側開放でかつ上下に長い長方枠状に曲げ成形されている。そして、外側板部分22Aが外側板部分21Cに外側から当接されるとともに、後板部分22Cが後板部分21Eに外側から当接された状態で溶接により固定されることで、下位連結部21の上に中間連結部22が一体化されている。その際に前板部分22Bは、上位ほど後板部分22Cに近づくように傾斜形成されており、そして下部はカットされて、その下端面22bが上板部分21Aに対して上方から当接自在に形成されている。
【0024】
前記上位連結部23は、外側板部分23Aと前板部分22Bと後板部分22Cとを有し、かつ外側板部分23Aと前板部分22Bおよび後板部分22Cとの間にそれぞれ傾斜板部分23Dを有する状態で、内側開放でかつ上下に長い長方枠状に曲げ成形されている。そして、その下端が中間連結部22の上端に上方から当接された状態で溶接により固定されることで、中間連結部22の上に上位連結部23が一体化されている。かかる構成の上位連結部23は、内側開放ならびに上下開放で凹状の嵌合部24が形成され、その際に傾斜板部分23Dの存在によって、嵌合面にはテーパ面24aが形成されることになる。
【0025】
前記下位連結部21の上板部分21Aには、後板部分21Eの近くに上部ねじ孔25が形成されるとともに、前板部分21Dと後板部分21Eとの間で外側板部分21Cの近くに上方への回動係止ピン26が突設されている。また下位連結部21の下板部分21Bには、後板部分21Eの近くと、前板部分21Dと後板部分21Eとの間で外側板部分21Cの近くの2箇所に下部ねじ孔27が形成されている。以上の21〜27などにより、連結用部材20の一例が構成される。
【0026】
前記底枠本体10の下部複数箇所に設けられる車輪装置、すなわち、後部車輪装置30や前部車輪装置31は同様な構成、すなわちキャスター形式であって、底枠本体10側に取り付けられる取付け座32を有し、この取付け座32に対して車輪ブラケット33が旋回自在に設けられる。この車輪ブラケット33は門形枠状であって、その脚板間に挿通される車輪軸34を介して車輪35が回転自在に設けられる。そして、後部車輪装置30には、その車輪ブラケット33に、車輪35の回転を阻止する車輪ロック手段36が設けられる。
【0027】
後部車輪装置30は、取付け座32に形成した貫通孔に対して下方から通した複数本のボルト(固定具の一例)37が前記下部ねじ孔27群に螺合されることで、取付け座32を介して下位連結部21に連結固定される。また前部車輪装置31は、取付け座32に形成した貫通孔に対して下方から通した複数本のボルト(固定具の一例)38が前記ねじ孔13群に螺合されることで、取付け座32を介して底枠本体10に連結固定される。以上の32〜38などにより、車輪装置30,31の一例が構成される。
【0028】
図1〜図6、図9、図10に示すように、前記物品収納用本体40は、1枚の後側部材(バックパネル体)41と、左右(2枚)の側部材(サイドパネル体)42と、1枚の底部材(ベースパネル体)43とからなる。すなわち、前記後側部材41と、この後側部材41の左右両側部で前方において対向位置される2枚の側部材42とは平面視門形状に配設され、前記後側部材41と両側部材42との下部間に底部材43が配設される。
【0029】
前記底部材43の後端(近接端)はヒンジ具44を介して後側部材41の下端に連結され、以て底部材43は、後側部材41に沿わせた起立姿勢と水平状の横倒姿勢とに揺動自在に構成されている。また後側部材41と両側部材42との近接部間は連結具45により連結されており、以て両側部材42は後側部材41に沿うように回動自在(折り畳み自在)に構成されている。
【0030】
後側部材41と側部材42とは同様な構成であって、パイプなどを折り曲げて形成した門形状の外枠41A,42Aと、この外枠41A,42Aの下端間を連結した下枠41B,42Bと、前記外枠41A,42Aの天杆部と下枠41B,42Bとの間に配設した複数本のパイプ状の縦材41C,42Cと、前記外枠41A,42Aの縦杆部間に配設した複数本の横材41D,42Dなどから構成される。また底部材43は、樹脂モールドされたメッシュ形式に構成されている。
【0031】
前記底枠本体10に対して物品収納用本体40が着脱自在に構成されている。その際に、前記連結用部材20間に後側部材41が嵌合されて締結されるように構成されている。すなわち、図1、図5〜図8に示されるように、後側部材41における外枠41Aの縦杆部41aが、連結用部材20における上位連結部23の嵌合部24に対して上方から差し込まれるとともに、後側部材41における下枠41Bが、連結用部材20における上板部分21A上に当接(載置)されることで、連結用部材20間に後側部材41がセットされる。
【0032】
このように、嵌合部24に対してパイプ状の縦杆部41aを嵌合(セット)させる際に、左右一対の前後方向部材12が、その遊端間が離間されるように弾性に抗して押し広げられて行われるように、嵌合部24の内面間の距離lと縦杆部41aの外面間の距離Lとが設定されている。そして弾性復元力により、嵌合部24に対する縦杆部41aの最終的な嵌合が行われるように構成されている。さらに、嵌合部24に対するパイプ状の縦杆部41aの嵌合が、縦杆部の円弧面をテーパ面24aに当接させて行われるように構成されている。
【0033】
上述したように連結用部材20間に後側部材41をセットしたとき、側部材42における後側の縦杆部のパイプ状下端が、前記上板部分21Aに設けられた回動係止ピン26に外嵌される。さらに下枠41Bに形成された貫通孔が前記上部ねじ孔25に合致され、以て貫通孔に対して上方から通したボルト(固定具の一例)46が上部ねじ孔25に螺合されることで、側部材42が下位連結部21間に連結固定される。
【0034】
前記側部材42における下枠42Bの前部にはロック手段47が設けられ、これらロック手段47は、閉動姿勢のときに起立した底部材43や側部材42に作用して、側部材42を後側部材41側に固定し、そして開動姿勢のときに、水平状に横倒姿勢の底部材43側に作用して、側部材42を底部材43側に固定するように構成されている。
【0035】
両側部材42の前端間には、間隔保持や荷崩れ防止などを行うためのステー48が設けられる。すなわち、たとえば左側の側部材42における前位の縦杆部にはステー48の第1保持具49が設けられ、そして右側の側部材42における前位の縦杆部にはステー48の遊端が係脱自在な第2保持具50が設けられる。以上の41〜50などにより、物品収納用本体40の一例が構成される。
【0036】
以下に、上記した第1の実施の形態における作用を説明する。
底枠本体10に対して物品収納用本体40を組み立てるに、この物品収納用本体40は折り畳み姿勢にある。そして、まず後側部材41における外枠41Aの左右の縦杆部41aを、連結用部材20における上位連結部23の嵌合部24に対して上方から差し込んで、後側部材41における下枠41Bを、連結用部材20における上板部分21A上に当接(載置)させる。
【0037】
このように、嵌合部24に対してパイプ状の縦杆部41aを嵌合させる際に、左右一対の前後方向部材12が、その遊端間が離間するように弾性に抗して押し広げられ、そして弾性復元力により嵌合部24に対する縦杆部41aの最終的な嵌合が行われ、以て嵌合は弾性復元力によって十分に行われる。さらに、嵌合部24に対する縦杆部41aの嵌合は、パイプ状の縦杆部41aの円弧面をテーパ面24aに当接させて、ガタ付きのない状態で行われることになる。
【0038】
上述したように連結用部材20間に後側部材41をセットしたとき、側部材42における後側の縦杆部のパイプ状下端が上板部分21A側の回動係止ピン26に外嵌する。さらに下枠41Bに形成した貫通孔が上部ねじ孔25に合致し、以てボルト46を上部ねじ孔25に螺合することで、後側部材41を下位連結部21間に連結固定し得る。この前後に、後側部材41に対して側部材42を直角状に開動させるとともに、ヒンジ具44を介して底部材43を水平状に横倒揺動して底枠本体10上に載置させ、そしてロック手段47を底部材43側に作用して、側部材42を底部材43側に固定させることで、図2〜図4に示すように使用可能な状態になる。
【0039】
これにより、底枠本体10に対して物品収納用本体40を組み立て(着装し)得、そして逆操作によって、底枠本体10に対して物品収納用本体40を分解(離脱)し得る。
【0040】
上記のようにして組み立てられた物品搬送具1は、底部材43上に対して荷の積み込みを行える。荷を積み込んで所期の運搬を行ったのち、荷を降ろして不使用状態になった物品搬送具1は、まずステー48を第2保持具50から外す。次いでロック手段47をロック解除動させたのち、底部材43を、ヒンジ具44を介して上方へ回動(起立)させて後側部材41に沿わせる。
【0041】
そして左右の側部材42を、連結具45などを介して閉動させて後側部材41に側に沿わせ、その際にロック手段47によってロックし得る。これにより不使用状態の物品搬送具1は、図10に示すように、底枠本体10に対して物品収納用本体40を平面視でI字形状の折り畳み姿勢にし得る。なお逆操作によって、再び使用状態にし得る。
【0042】
上述したように不使用状態の物品搬送具1は、後位の物品搬送具1における前後方向部材12の外側に前位の物品搬送具1における前後方向部材12が位置するように、前位の物品搬送具1の後部分を後位の物品搬送具1に乗り上がり状に位置させることで、図11に示すように、全体の前後長さを短くして(ネスティングして)保管し得る。
【0043】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図12に基づいて説明する。
底枠本体10における左右方向部材11の両端部分に前部車輪装置31の連結用部材53が設けられている。この連結用部材53は、左右方向の中央部分に前後方向の補強用リブ部54が上方へ突出される状態で曲げ成形され、この補強用リブ部54の前後方向の中央部分に欠如凹部55が形成されている。そして連結用部材53は、欠如凹部55を介して左右方向部材11に下方から嵌め込んだのち溶接することで、この左右方向部材11に固定される。また、連結用部材53における補強用リブ部54の両側には、下方へ切り起こしされた状態で係止部56が形成されるとともに、これら係止部56の前方位置にはねじ孔57が形成されている。
【0044】
したがって前部車輪装置31は、係止部56に対して取付け座32を前方から係合させ、そして取付け座32に形成した貫通孔に対して下方から通したボルト(固定具の一例)58が前記ねじ孔57に螺合されることで、取付け座32や連結用部材53を介して底枠本体10に連結固定される。なお後部車輪装置30用の連結用部材20においても、その下板部分21Bに下方へ切り起こしされる状態で係止部が形成されてもよい。
【0045】
この第2の実施の形態によると、底枠本体10に対する前部車輪装置31の取り付けを、容易にかつ常に定位置に行える。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図13に基づいて説明する。
【0046】
底枠本体60は、ロッド体(またはパイプ体)を折り曲げることで、前部に位置される左右方向部材61と、この左右方向部材61の両端部分から後方へ伸びる左右一対の前後方向部材62とを有する状態で一体形成されている。そして、左右方向部材61の両端に前部車輪装置31の連結用部材53が設けられるとともに、前後方向部材62の遊端に後部車輪装置30用の連結用部材20が設けられている。
【0047】
この第3の実施の形態によると、底枠本体60は、原材料であるロッド体(またはパイプ体)を折り曲げることで容易に得られる。
次に、本発明の第4の実施の形態を、図14〜図16に基づいて説明する。
【0048】
底枠本体70は、それぞれ後部車輪装置30が配設される左右一対の後位部材71と、それぞれ前部車輪装置31が配設される左右一対の前位部材81とからなる。後位部材71は三角類似形状のプレートからなり、所定の複数箇所には、第1貫通孔72群と第2貫通孔73群とが形成されるとともに、第1貫通孔72群の間の適所と第2貫通孔73群の間の適所とには、それぞれ第1ピン孔74と第2ピン孔75とが形成されている。
【0049】
したがって、後側部材41の下枠41Bに形成された貫通孔41Eから第1貫通孔72または第2貫通孔73へと通したボルト(固定具)76を、後部車輪装置30の取付け座32に形成されたねじ孔32Aに螺合することで、後側部材41に、後位部材71を介して後部車輪装置30を連結固定し得る。
【0050】
また一方の側部材42の下枠42Bに形成された貫通孔42Eから第2貫通孔73へと通したボルト(固定具)77を、後部車輪装置30の取付け座32に形成されたねじ孔32Bに螺合することで、一方の側部材42に、後位部材71を介して後部車輪装置30を連結固定し得る。その際に後側部材41と一方の側部材42とは直角状として配置される。
【0051】
さらに、後位部材71に形成された第1ピン孔74または第2ピン孔75に挿通自在なピン体78を、後部車輪装置30の取付け座32に形成されたネジ孔32Cに螺合自在に構成されている。そしてピン体78に対して、側部材42における後側の縦杆部のパイプ状下端が上方から外嵌可能に構成されている。これにより、後側部材41に対して他方の側部材42を左右方向に回動自在に連結し得る。その際に、前方へ伸びるように回動させたとき、後側部材41と他方の側部材42とは直角状として配置される。
【0052】
前位部材81は、長方形状のプレートからなり、所定の複数箇所には貫通孔82が形成されている。そして内側に位置される状態で、上方への係止部83が一体状に折り曲げ形成され、この係止部83には、矩形の係止孔84が形成されている。なお前位部材81は、左右で対称状として形成されている。
【0053】
したがって、側部材42の下枠42Bに形成された貫通孔42Fから貫通孔82へと通したボルト(固定具)85を、前部車輪装置31の取付け座32に形成されたねじ孔32Dに螺合することで、側部材42の前端部分に、前位部材81を介して前部車輪装置31を連結固定し得る。なお、係止部83の係止孔84に対してはロック手段47が作用するように構成されている。
【0054】
上記したように第4の実施の形態によると、底枠本体70に対して物品収納用本体40を組み立てる(着装する)と同時に、後部車輪装置30と前部車輪装置31とを連結固定し得る。これにより物品収納用本体40は、底枠本体70(10,60)に対して着脱することで、複数の機種に兼用し得る。
【0055】
このような第4の実施の形態によると、荷を降ろして不使用状態になった物品搬送具1は、まずステー48を第2保持具50から外す。次いでロック手段47をロック解除動させたのち、底部材43を、ヒンジ具44を介して上方へ回動(起立)させて後側部材41に沿わせる。そして他方の側部材42を、連結具45などを介して閉動させて後側部材41に側に沿わせる。これにより不使用状態の物品搬送具1を、平面視でL字形状の折り畳み姿勢にし得る。なお逆操作によって、再び使用状態にし得る。
【0056】
上述したように不使用状態の物品搬送具1は、他方の側部材42を後側部材側に折り畳んだ状態で、後側部材41を平行状に位置させるとともに、一方の側部材42を平行状に位置させることで、図16に示すように、全体の前後長さや左右幅を短くして(ネスティングして)保管し得る。
【0057】
なお、第4の実施の形態では、底枠本体70が左右一対の後位部材71と左右一対の前位部材81とにより構成されているが、底枠本体としては、後部に位置される左右方向部材と、この左右方向部材の両端部分から前方へ伸びる左右一対の前後方向部材とからなり、他方の前後方向部材を左右方向部材に対して回動自在とした形式などであってもよい。
【0058】
上記した第1〜第3の実施の形態では、底枠本体10,60に対して物品収納用本体40が連結用部材20のテーパ面24aを利用した嵌合により着脱自在とされた形式が示されているが、これは第4の実施の形態に示すように、載置したのち結合することにより着脱自在とされた形式などであってもよい。
【0059】
上記した第3の実施の形態では、ロッド体(またはパイプ体)を折り曲げることで、前部に位置される左右方向部材61と、この左右方向部材61の両端部分から後方へ伸びる左右一対の前後方向部材62とを有する状態で一体形成された底枠本体60が示されているが、これは左右方向部材61の部分が円弧状(半円状)とされて一体形成されたものであってもよい。
【0060】
上記した第1〜第3の実施の形態では、左右一対の前後方向部材12,62が、その遊端間が離間されるように弾性に抗して押し広げられたのち、弾性復元力により連結用部材20間に後側部材41が嵌合される形式が示されているが、これは弾性を利用しない嵌合形式などであってもよい。
【0061】
上記した第1〜第3の実施の形態では、連結用部材20の嵌合面はテーパ面24aに形成されているが、これはテーパ面を形成していない嵌合形式などであってもよい。
【0062】
上記した各実施の形態では、後側部材41の下部に対して底部材43を起立横倒自在に取り付けているが、これは、左右いずれかの側部材43の下部に対して底部材43を起立横倒自在に取り付けた形式などであってもよい。
【0063】
上記した各実施の形態では、底部材43の構成部材として、樹脂モールドされたメッシュ形式を示しているが、これは貫通部を形成していない形式のベース板、すなわち鉄板や樹脂板などにより形成されたベース板を使用してもよい。
【0064】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、物品収納用本体は、後側部材と両側部材とを平面視門形状に位置させ、そして底部材を水平状に横倒させることで、使用可能な状態にできる。また物品収納用本体は、底部材を上方へ起立させて部材に沿わせたのち、少なくとも一方の側部材を折り畳んで後側部材側に沿わせることにより、平面視でL字形状やI字形状に折り畳んだ不使用状態にできる。この不使用状態の物品搬送具は、折り畳んだ物品収納用本体どうしが接近するように、前後の底枠本体を接近位置また重合位置させることにより、全体の前後長さなどを短くして(ネスティングして)保管できる。そして物品収納用本体は、底枠本体に対して着脱することで、複数の機種に兼用でき、以て全体の形状、すなわち物品の収納形態やネスティング形態に対して応用性が良くなり、さらに種々な機種の製造工数、組み立て工数、構成部材の在庫保管数などを少なくできる。
【0065】
また上記した本発明の請求項2によると、不使用状態の物品搬送具は、後位の物品搬送具における前後方向部材の外側に前位の物品搬送具における前後方向部材が位置するように、前位の物品搬送具の後部分を後位の物品搬送具に乗り上がり状に位置させることで、全体の前後長さを短くして(ネスティングして)保管できる。
【0066】
そして上記した本発明の請求項3によると、不使用状態の物品搬送具は、他方の側部材を後側部材側に折り畳んだ状態で、後側部材を平行状に位置させるとともに、一方の側部材を平行状に位置させることで、全体の前後長さや左右幅を短くして(ネスティングして)保管できる。
【0067】
さらに上記した本発明の請求項4によると、後側部材における左右の縁部を、連結用部材に対して嵌合させたのち締結することで、底枠本体に対して物品収納用本体を組み立てることができる。
【0068】
しかも上記した本発明の請求項5によると、連結用部材に対して後側部材を嵌合させる際に、両前後方向部材の遊端間を離間するように弾性に抗して押し広げ、そして弾性復元力により連結用部材に対する後側部材の最終的な嵌合を行うことができ、以て嵌合は弾性復元力によって十分に行うことができる。
【0069】
また上記した本発明の請求項6によると、連結用部材に対する後側部材の嵌合は、後側部材をテーパ面に当接させて、ガタ付きのない状態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、物品搬送具において底枠本体に物品収納用本体を着装する前の斜視図である。
【図2】同物品搬送具の正面図である。
【図3】同物品搬送具の側面図である。
【図4】同物品搬送具の平面図である。
【図5】同物品搬送具において底枠本体に物品収納用本体を着装する前の要部の正面図である。
【図6】同物品搬送具において底枠本体に物品収納用本体を着装する前の要部の側面図である。
【図7】同物品搬送具における底枠本体の平面図である。
【図8】同物品搬送具における連結用部材の斜視図である。
【図9】同物品搬送具における物品収納用本体の平面図である。
【図10】同物品搬送具の折り畳み時の平面図である。
【図11】同物品搬送具のネスティング時の平面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示し、物品搬送具における底枠本体の平面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態を示し、物品搬送具における底枠本体の平面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態を示し、物品搬送具において底枠本体に物品収納用本体を着装する前の斜視図である。
【図15】同物品搬送具の平面図である。
【図16】同物品搬送具のネスティング時の平面図である。
【符号の説明】
1 物品搬送具
10 底枠本体
11 左右方向部材
12 前後方向部材
20 連結用部材
21 下位連結部
22 中間連結部
23 上位連結部
24 嵌合部
24a テーパ面
26 回動係止ピン
30 後部車輪装置
31 前部車輪装置
32 取付け座
33 車輪ブラケット
35 車輪
36 車輪ロック手段
40 物品収納用本体
41 後側部材
41a 縦杆部
42 側部材
43 底部材
44 ヒンジ具
45 連結具
47 ロック手段
48 ステー
53 連結用部材
56 係止部
60 底枠本体
61 左右方向部材
62 前後方向部材
70 底枠本体
71 後位部材
78 ピン体
81 前位部材
83 係止部
θ 鋭角状角度
Claims (6)
- 下部に車輪装置が配設される底枠本体と、この底枠本体上に配置される物品収納用本体とからなり、この物品収納用本体は、後側部材と左右の側部材と底部材とからなり、後側部材と両側部材とは平面視門形状に配設されるとともに、少なくとも一方の側部材は後側部材に対して折り畳み自在に連結され、1枚の部材の下部に、その近接端をして底部材が起立横倒自在に取り付けられ、前記底枠本体に対して物品収納用本体が着脱自在に構成されていることを特徴とする物品搬送具。
- 底枠本体は、後側ほど拡がる左右一対の前後方向部材を有し、これら前後方向部材の成す角度を鋭角状として形成されていることを特徴とする請求項1記載の物品搬送具。
- 底枠本体は、それぞれ後部車輪装置が配設される左右一対の後位部材と、それぞれ前部車輪装置が配設される左右一対の前位部材とからなり、後位部材に対して後側部材の左右両端部分が連結されるとともに、前位部材に対して側部材の前端部分が連結されることを特徴とする請求項1記載の物品搬送具。
- 底枠本体は、後側ほど拡がる左右一対の前後方向部材を有し、両前後方向部材の遊端にはそれぞれ連結用部材が設けられ、これら連結用部材間に後側部材が嵌合されて締結されることを特徴とする請求項1記載の物品搬送具。
- 左右一対の前後方向部材が、その遊端間が離間されるように弾性に抗して押し広げられたのち、弾性復元力により連結用部材間に後側部材が嵌合されることを特徴とする請求項4記載の物品搬送具。
- 連結用部材の嵌合面はテーパ面に形成されており、連結用部材に対する後側部材の嵌合が、テーパ面に当接して行われることを特徴とする請求項4または5記載の物品搬送具。
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