JP3009068U - 折り畳みリヤカー用蝶番 - Google Patents

折り畳みリヤカー用蝶番

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JP3009068U
JP3009068U JP1994012651U JP1265194U JP3009068U JP 3009068 U JP3009068 U JP 3009068U JP 1994012651 U JP1994012651 U JP 1994012651U JP 1265194 U JP1265194 U JP 1265194U JP 3009068 U JP3009068 U JP 3009068U
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rear car
hinge
wing member
wing
rectangular flat
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JP1994012651U
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Inventor
隆 内山
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株式会社内山商会
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 矩形平板の一端縁に沿って貫通孔(15)を形
成した片翼部材(20)と、矩形平板の一端縁の両端部に
それぞれ該一端縁に沿って貫通孔(15)(15)を形成し
た連結端(18)(18)を設けた凹型片翼部材(19)と
を、これら片翼部材の両貫通孔を通してピン部材(22)
を挿入することで連結した蝶番であって、両片翼部材の
矩形平板を折り畳みリヤカーの折り曲げ部に溶接固定す
ることを特徴とする折り畳みリヤカー用蝶番。 【効果】 折り畳みリヤカー用の蝶番として単純な形状
でしかも強固なものが得られるので、粗雑に扱われ易く
不具合の生じ易い折り畳みリヤカーの強度を向上して寿
命を長くすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は折り畳み可能なリヤカーに使用する蝶番に関し、特に簡単な構造で且 つ強固に連結できるものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から使用しないときには折り畳んでコンパクトに収納し、あるいは運搬時 に折り畳んで自動車の荷台等に積み込み容易な折り畳みリヤカーが種々使用され ている。
【0003】 その一例を示すと、リヤカーとして使用時には図1に示すように側面フレーム 支持杆(1)を含む側面フレーム(2)を対向させてそれらの外側にそれぞれ車 輪(3)(3)を設け、それらの内側は後述の折り曲がり荷台板(4)で連結し 、さらに側面フレーム(2)(2)の前端部同士は、一端が該側面フレームの一 方の前端部に回動自在で他端が該側面フレームの他方の前端部に着脱自在に取付 けられた横杆(5)で互いに連結し、側面フレームの後端部同士も同じく横杆( 5′)で互いに連結してある。そして側面フレーム(2)(2)の前端にさらに 2本のハンドル杆(6)(6)を回動自在に取付け、該ハンドル杆(6)(6) の先端を連結杆(7)で着脱自在に接続したものである。 そしてこの展開したリヤカーを折り畳むには、図2に示すようにそれぞれの横 杆(5)(5′)の他端の係合を外してその一端を中心に回転して各横杆(5) (5′)をそれぞれ側面フレーム(2)(2)に密接させて収容し、さらに一方 のハンドル杆(6)の先端の連結杆(7)を外してこれらハンドル杆(6)(6 )を後方に回転する。次に荷台板(4)を幅方向中央部に沿って屋根型に折り曲 げて図3に示すような形状に折り畳む。
【0004】 このとき荷台板の折り曲げ構造は図3、図4及び図5に示すように、中央部で 2分割された荷台板(4)の各台板(8)(8)の下面のそれぞれ同位置に各3 本の台板支持杆(10)(11)(12)(10′)(11′)(12′)をそれぞれ対向す る杆の端面が当接するように溶接固定し、これら対向する台板支持杆同士(例え ば(10)と(10′))の当接端部の両下面側に台板支持杆用蝶番(13)を固定し て荷台板(4)が屋根型に折れ曲るようにし、さらに各台板支持杆(10)(11) …の側面支持杆(1)(1)に当接する部位では該台板支持杆(例えば(10)( 10′))と側面支持杆(1)の両上面側に台板−側面フレーム支持杆用蝶番(14 )を固定して各台板(8)(8)が上方へ折れ曲るようにしたものが多い。
【0005】 このように用いる蝶番は市販品が多く使われ、その固定にはビス止めや溶接止 めが行われている。しかしながらこのように市販の蝶番を用いた従来の折り畳み リヤカーは重量物の繰り返しの積載や繰り返しの折り畳みに対して十分な強度が なく、当該リヤカーの寿命を短く制限していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はこれに鑑み種々検討の結果、堅牢で強度が大きい折り畳みリヤカー用 蝶番を開発したものである。
【0007】 即ち本考案の蝶番は、矩形平板の一端縁に沿って貫通孔を形成した片翼部材と 、矩形平板の一端縁の両端部にそれぞれ該一端縁に沿って貫通孔を形成した連結 端を設けた凹型片翼部材とを、これら片翼部材の両貫通孔を通してピン部材を挿 入することで連結した蝶番であって、両片翼部材の矩形平板を折り畳みリヤカー の折り曲げ部に溶接固定することを特徴とするものであり、この際一方の片翼部 材の矩形平板を溶接固定面を内側にして屈曲して鉤型片翼部材としたり、また折 り畳みリヤカーがAl又はAl合金部材からなる場合に、両片翼部材としてAl 合金押出部材からなる蝶番を用いるのは有効である。
【0008】
【実施例】
次に本考案を実施例に基いてさらに説明する。なお本実施例では折り畳みリヤ カーの主要部品は全てAl合金部材から構成されている。 図5における台板支持杆(10)(10′)同士の当接端部を連結する蝶番(13) として、次のものを作った。先ず図6に示すようにAl合金帯材の一端縁に長手 方向に貫通孔(15)を有する形状のAl合金押出材(16)を連続して製造した。 そしてこの押出材(16)から所定長さの部材を切り出し、さらに図7に示すよう に貫通孔(15)部の長手方向中央部を切除することにより、矩形平板(17)の一 端縁の両端部にそれぞれ貫通孔(15)(15)を有する連結端(18)(18)を設け た形状の凹型片翼部材(19)を作った。
【0009】 そしてこの凹型片翼部材(19)の両連結端(18)(18)の間隙に配置されて貫 通孔(15)の軸を共有する大きさの図8に示す片翼部材(20)を上記Al合金押 出材(16)から切り出した。即ちこの片翼部材(20)は、矩形平板(17′)の一 端縁に、該一端縁に沿って連続した貫通孔(15)を形成した連結部(21)を設け たものである。
【0010】 次にこれら凹型片翼部材(19)と矩形の片翼部材(20)とを図9に示すように 貫通孔(15)内にピン部材(22)を通してワッシャ(23)及び脱落止め輪(24) を取付けることによって両部材を互いに回動自在に連結して図4及び図5の折り 畳みリヤカーの台板支持杆用蝶番(13)とした。
【0011】 また図4及び図5における台板−側面フレーム支持杆用蝶番(14)としては図 7における凹型片翼部材(19)の矩形平板(17)の中央部の貫通孔の形成線と平 行な線に沿って下方に折り曲げた形状の図10に示すような鉤型片翼部材(25)を 用い、図8の矩形の片翼部材(20)と連結して図11に示すように台板支持杆(10 )に矩形の片翼部材(20)を、及び側面フレーム支持杆(1)に鉤型片翼部材( 25)を溶接固定して形成した。このように鉤型片翼部材を用いた蝶番を利用すれ ば、台板支持杆と側面フレーム支持杆との連結がより強固になる。
【0012】 なお凹型片翼部材と連結する他方の片翼部材としては図8に示す矩形のものば かりでなく、図12に示すような連結部(21)が突出した形状の凸型片翼部材(26 )であってもよい。またこれら片翼部材の矩形平板と連結部もしくは連結端とは 別々の部材を溶接接合して一体化したものでもよいが精度や強度の面から本考案 のように押出材から製造するものが良好である。
【0013】
【考案の効果】
このように本考案によれば折り畳みリヤカー用の蝶番として単純な形状でしか も強固なものが得られるので、粗雑に扱われ易く不具合の生じ易い折り畳みリヤ カーの強度を向上して寿命を長くすることができる等の顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳みリヤカーを展開した状態を示す斜視図
である。
【図2】折り畳みリヤカーの折り畳み手順を示す斜視図
である。
【図3】折り畳みリヤカーの折り畳んだ状態を示す斜視
図である。
【図4】荷台板を展開した状態を示す平面図である。
【図5】荷台板を折り畳む状態を示す説明図である。
【図6】本考案の蝶番の片翼部材を切り出す押出加工材
を示す横断面図である。
【図7】凹型片翼部材を示す斜視図である。
【図8】矩形の片翼部材を示す斜視図である。
【図9】本考案の蝶番を組み立てる手順を示す説明図で
ある。
【図10】鉤型片翼部材を示す斜視図である。
【図11】本考案実施例で台板−側面フレーム支持杆の
連結状態を示す斜視図である。
【図12】凸型片翼部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 側面フレーム支持杆 2 側面フレーム 3 車輪 4 荷台板 5 横杆 6 ハンドル杆 7 連結杆 8 台板 10,11,12 台板支持杆 13 台板支持杆用蝶番 14 台板−側面フレーム支持杆用蝶番 15 貫通孔 16 Al合金押出材 17 矩形平板 18 連結端 19 凹型片翼部材 20 片翼部材 22 ピン部材 23 ワッシャ 24 脱落止め輪 25 鉤型片翼部材 26 凸型片翼部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形平板の一端縁に沿って貫通孔を形成
    した片翼部材と、矩形平板の一端縁の両端部にそれぞれ
    該一端縁に沿って貫通孔を形成した連結端を設けた凹型
    片翼部材とを、これら片翼部材の両貫通孔を通してピン
    部材を挿入することで連結した蝶番であって、両片翼部
    材の矩形平板を折り畳みリヤカーの折り曲げ部に溶接固
    定することを特徴とする折り畳みリヤカー用蝶番。
  2. 【請求項2】 一方の片翼部材の矩形平板を溶接固定面
    を内側にして屈曲して鉤型片翼部材とする請求項1記載
    の折り畳みリヤカー用蝶番。
  3. 【請求項3】 折り畳みリヤカーがAl又はAl合金部
    材からなる場合に、両片翼部材としてAl合金押出材を
    用いた請求項1又は2記載の折り畳みリヤカー用蝶番。
JP1994012651U 1994-09-16 1994-09-16 折り畳みリヤカー用蝶番 Expired - Lifetime JP3009068U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09277931A (ja) * 1996-04-16 1997-10-28 Uchiyama Shokai:Kk Al製折り畳みリヤカー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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