JP2537298Y2 - クレ−ンにおける折りたゝみ式三角ポスト - Google Patents
クレ−ンにおける折りたゝみ式三角ポストInfo
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- JP2537298Y2 JP2537298Y2 JP1991105730U JP10573091U JP2537298Y2 JP 2537298 Y2 JP2537298 Y2 JP 2537298Y2 JP 1991105730 U JP1991105730 U JP 1991105730U JP 10573091 U JP10573091 U JP 10573091U JP 2537298 Y2 JP2537298 Y2 JP 2537298Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はクレ−ンにおける折りた
ゝみ式三角ポストに関するものである。
ゝみ式三角ポストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に従来型の三角ポストを示
す。タワ−ヘッド1上に枢支される三角ポストはフロン
トポスト2、リヤポスト3及びセンタ−ポスト4より構
成されている。そして使用時には図6に示す如く三角形
に組み立てられて使用するが、輸送時にはタワ−ヘッド
1から外し、センタ−ポスト4をフロントポスト2とリ
ヤポスト3との結合部6及び7から外し(図8)、フロ
ントポスト2とリヤポスト3を三角ポストフ−ト9の枢
着部5で折りたゝみ、フロントポスト2に枢着されたペ
ンダントリンク8で自由端側を結合していた。
す。タワ−ヘッド1上に枢支される三角ポストはフロン
トポスト2、リヤポスト3及びセンタ−ポスト4より構
成されている。そして使用時には図6に示す如く三角形
に組み立てられて使用するが、輸送時にはタワ−ヘッド
1から外し、センタ−ポスト4をフロントポスト2とリ
ヤポスト3との結合部6及び7から外し(図8)、フロ
ントポスト2とリヤポスト3を三角ポストフ−ト9の枢
着部5で折りたゝみ、フロントポスト2に枢着されたペ
ンダントリンク8で自由端側を結合していた。
【0003】このように輸送時にセンタ−ポスト4を図
8の如く別体として運んでいたので、組立てや分解の手
間が掛り問題があった。
8の如く別体として運んでいたので、組立てや分解の手
間が掛り問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来技術の問題点に鑑
み、組立て及び分解を容易にすべく三角ポストを一体化
かつ折たゝみ可能にすることを目的とする。
み、組立て及び分解を容易にすべく三角ポストを一体化
かつ折たゝみ可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 フロントポスト11と
リヤポスト12及びセンタ−ポスト13とからなる三角
ポストに於て、センタ−ポスト13をフロントセンタ−
ポスト13aとリヤセンタ−ポスト13bに分割し、フ
ロントセンタ−ポスト13aの接合端部に対をなすブラ
ケット18a,18′aを、又リヤセンタ−ポスト13
bの接合端部にはフロントセンタ−ポスト側の対をなす
ブラケット18a,18′aをそれぞれ挟む2対のブラ
ケット18b,18′bを設け、フロントセンタ−ポス
ト13a側の一方のブラケット18aとこれを挟むリヤ
センタ−ポスト13b側の一対のブラケット18b,1
8bにピンBを挿入し、又フロントセンタ−ポスト13
a側の他方のブラケット18′aとこれを挟むリヤセン
タ−ポスト側の一対のブラケット18′b,18′bに
ピンCを挿入して中間関節部14を構成し、2本のピン
BとCのうちの一本を外すことにより折りたたみ可能に
した。そして輸送時に中間関節部14の1対のピンBと
Cのうちの一本のピンBを抜いて折たたみ、ペンダント
リンク16でフロントポスト11とリヤポスト12を結
合するようにした。
リヤポスト12及びセンタ−ポスト13とからなる三角
ポストに於て、センタ−ポスト13をフロントセンタ−
ポスト13aとリヤセンタ−ポスト13bに分割し、フ
ロントセンタ−ポスト13aの接合端部に対をなすブラ
ケット18a,18′aを、又リヤセンタ−ポスト13
bの接合端部にはフロントセンタ−ポスト側の対をなす
ブラケット18a,18′aをそれぞれ挟む2対のブラ
ケット18b,18′bを設け、フロントセンタ−ポス
ト13a側の一方のブラケット18aとこれを挟むリヤ
センタ−ポスト13b側の一対のブラケット18b,1
8bにピンBを挿入し、又フロントセンタ−ポスト13
a側の他方のブラケット18′aとこれを挟むリヤセン
タ−ポスト側の一対のブラケット18′b,18′bに
ピンCを挿入して中間関節部14を構成し、2本のピン
BとCのうちの一本を外すことにより折りたたみ可能に
した。そして輸送時に中間関節部14の1対のピンBと
Cのうちの一本のピンBを抜いて折たたみ、ペンダント
リンク16でフロントポスト11とリヤポスト12を結
合するようにした。
【0006】
【実施例】図1〜図4に基いて説明する。図1は三角ポ
ストの作業時の組立状態を示す。11はフロントポス
ト、12はリヤポスト、13はセンタ−ポストである。
センタ−ポスト13は中間関節部14で内側に折り込み
可能なフロントセンタ−ポスト13a とリヤセンタ−ポス
ト13b で構成されている。
ストの作業時の組立状態を示す。11はフロントポス
ト、12はリヤポスト、13はセンタ−ポストである。
センタ−ポスト13は中間関節部14で内側に折り込み
可能なフロントセンタ−ポスト13a とリヤセンタ−ポス
ト13b で構成されている。
【0007】フロントポスト11とリヤポスト12は三
角ポストフ−ト15によって折り込み可能に結合されて
いる。フロントポスト11の他端にはペンダントリンク
16とフロントセンタ−ポスト13a が夫々ピン結合され
ている。又リヤポスト12の他端にはリヤセンタ−ポス
ト13b 及びロ−プリンク17が取付けられている。
角ポストフ−ト15によって折り込み可能に結合されて
いる。フロントポスト11の他端にはペンダントリンク
16とフロントセンタ−ポスト13a が夫々ピン結合され
ている。又リヤポスト12の他端にはリヤセンタ−ポス
ト13b 及びロ−プリンク17が取付けられている。
【0008】 図2に示すようにセンタ−ポスト13の
中間関節部14にはフロントセンタ−ポスト13a側に
は一対のブラケット18a,18′aが、又リヤセンタ
−ポスト13b側にはブラケット18aを挟むブラケッ
ト18bと18bが、又ブラケット18′aを挟むブラ
ケット18′bと18′bがそれぞれ対をなして取付け
られ、これらに設けたピン穴にピンBとCを挿入して結
合されている。
中間関節部14にはフロントセンタ−ポスト13a側に
は一対のブラケット18a,18′aが、又リヤセンタ
−ポスト13b側にはブラケット18aを挟むブラケッ
ト18bと18bが、又ブラケット18′aを挟むブラ
ケット18′bと18′bがそれぞれ対をなして取付け
られ、これらに設けたピン穴にピンBとCを挿入して結
合されている。
【0009】Aは前記ペンダントリンク16に設けたピ
ン穴、Dはリヤポスト12に設けたピン穴で、折たゝみ
時にペンダントリンク16との結合用として使用され
る。
ン穴、Dはリヤポスト12に設けたピン穴で、折たゝみ
時にペンダントリンク16との結合用として使用され
る。
【0010】
【折たゝみ方法】 図1の組立状態(作業時の状態)から
輸送の為折たゝむには、 1)フロントセンタ−ポスト13a側の一方のブラケッ
ト18aとこれを挟むリヤセンタ−ブラケット13b側
のブラケット18b,18b間に挿通されたピンBを抜
きとる。 2)残ったピンCを支点としてフロントセンタ−ポスト
13aとリヤセンタ−ポスト13bを内側に折り込む
(図4)。 3)ロ−プリンク17からロ−プを切り放す。 4)図4の如くリヤポスト12の端部に設けたピン穴D
にペンダントリンク16に設けたピン穴Aを合せてピン
で結合する。
輸送の為折たゝむには、 1)フロントセンタ−ポスト13a側の一方のブラケッ
ト18aとこれを挟むリヤセンタ−ブラケット13b側
のブラケット18b,18b間に挿通されたピンBを抜
きとる。 2)残ったピンCを支点としてフロントセンタ−ポスト
13aとリヤセンタ−ポスト13bを内側に折り込む
(図4)。 3)ロ−プリンク17からロ−プを切り放す。 4)図4の如くリヤポスト12の端部に設けたピン穴D
にペンダントリンク16に設けたピン穴Aを合せてピン
で結合する。
【0011】
【効果】センタ−ポスト13を中間関節部14で折り込
み可能にしたので、輸送時にセンタ−ポスト13を分割
して運んでいた手間がはぶけ、又紛失を防止することが
できる。又輸送時にリヤポスト12とセンタ−ポスト1
3を結合している高所での作業で、ピン外し作業がなく
なるのでより安全となった。
み可能にしたので、輸送時にセンタ−ポスト13を分割
して運んでいた手間がはぶけ、又紛失を防止することが
できる。又輸送時にリヤポスト12とセンタ−ポスト1
3を結合している高所での作業で、ピン外し作業がなく
なるのでより安全となった。
【図1】本考案に係る三角ポストの組立状態を示す。
【図2】中間関接部の正面図。
【図3】図2の右側面図。
【図4】本考案に係る三角ポストを折りたゝんだ状態の
結合部を示す。
結合部を示す。
【図5】三角ポストをタワ−ヘッドに取付けた状態を示
す。
す。
【図6】従来の三角ポストの平面図。
【図7】同じく折りたゝんだ状態の正面図。
【図8】図7の下面図。
1 タワ−ヘッド 2 フロントポスト 3 リヤポスト 4 センタ−ポスト 5 枢着部 6,7 結合部 8 ペンダントリンク 9 三角ポストフ− ト 11 フロントポスト 12 リヤポスト 13 センタ−ポスト 13a フロントセン タ−ポスト 13b リヤセンタ−ポスト 14 中間関節部 15 三角ポストフ−ト 16 ペンダントリン ク 17 ロ−プリンク 18a,18b ブラケッ ト A,D ピン穴 B,C ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 フロントポスト(11)とリヤポスト(12)及
びセンタ−ポスト(13)とからなる三角ポストに於て、セ
ンタ−ポスト(13)をフロントセンタ−ポスト(13a)とリ
ヤセンタ−ポスト(13b)に分割し、フロントセンタ−ポ
スト(13a)の接合端部に対をなすブラケット(18a,18′
a)を、又リヤセンタ−ポスト(13b)の接合端部にはフロ
ントセンタ−ポスト側の対をなすブラケット(18a,18′
a)をそれぞれ挟む2対のブラケット(18b,18′b)を設
け、フロントセンタ−ポスト(13a)側の一方のブラケッ
ト(18a)とこれを挟むリヤセンタ−ポスト(13b)側の一対
のブラケット(18b,18b)にピン(B)を挿入し、又フロン
トセンタ−ポスト(13a)側の他方のブラケット(18′a)
とこれを挟むリヤセンタ−ポスト側の一対のブラケット
(18′b,18′b)にピン(C)を挿入して中間関節部(14)を
構成し、2本のピン(BとC)のうちの一本を外すこと
により折りたたみ可能にしたことを特徴とするクレ−ン
における折りたゝみ式三角ポスト。 - 【請求項2】 輸送時に中間関節部(14)の1対のピン
(BとC)のうち内側のピン(B)を抜いて折込み、ペンダ
ントリンク(16)でフロントポスト(11)とリヤポスト(12)
の端を結合するようにした請求項1のクレ−ンにおける
折りたゝみ式三角ポスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105730U JP2537298Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | クレ−ンにおける折りたゝみ式三角ポスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991105730U JP2537298Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | クレ−ンにおける折りたゝみ式三角ポスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546881U JPH0546881U (ja) | 1993-06-22 |
JP2537298Y2 true JP2537298Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14415412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991105730U Expired - Lifetime JP2537298Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | クレ−ンにおける折りたゝみ式三角ポスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537298Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199484A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーンのストラット |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2253575B1 (en) * | 2009-05-20 | 2013-01-16 | Manitowoc Crane Companies, LLC | Crane backstay spreader |
JP6647987B2 (ja) * | 2016-08-05 | 2020-02-14 | 住友重機械建機クレーン株式会社 | クレーンのストラット |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743110Y2 (ja) * | 1988-12-14 | 1995-10-04 | 石川島建機株式会社 | タワークレーン |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991105730U patent/JP2537298Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199484A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Kobelco Cranes Co Ltd | クレーンのストラット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546881U (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |