JP3009847U - 折り畳みリヤカーのハンドル構造 - Google Patents

折り畳みリヤカーのハンドル構造

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JP3009847U
JP3009847U JP1994013378U JP1337894U JP3009847U JP 3009847 U JP3009847 U JP 3009847U JP 1994013378 U JP1994013378 U JP 1994013378U JP 1337894 U JP1337894 U JP 1337894U JP 3009847 U JP3009847 U JP 3009847U
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隆 内山
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株式会社内山商会
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 荷台4を左右の中央に沿って折り曲げること
により折り畳み可能なリヤカーの両側面フレーム2,2
の前端に水平面内で回動自在に取付けられた少なくとも
先端が丸パイプで形成された側杆6,6と、該両側面フ
レームにそれぞれ固設した一対の縦杆25,25と、さらに
少なくとも両先端部がその側面を一部切欠いた中実丸棒
で形成された略コ字状のハンドル部材7とからなり、該
リヤカーを展開する際に該ハンドル部材7の両先端部を
それぞれ両側杆の先端部側面を貫通して設けた蝶ネジ2
4,24により固定し、さらに該ハンドル部材7を側杆
6,6から外してリヤカーを折り畳んだ際に両先端部を
それぞれ一対の縦杆25,25に挿入する。 【効果】 折り畳みリヤカーのハンドル部の強度が向上
し、折り畳んだ時の状態が崩れずに常にコンパクトな状
態を保持でき、容易に手持ちで運べる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は折り畳みリヤカーに使用される手持ちハンドルの構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から使用しないときには折り畳んでコンパクトに収納でき、及び運搬時に 同じく折り畳むことによって自動車の荷台等に容易に積み込みできる折り畳みリ ヤカーが実用化されている。 例えばリヤカーの荷台を左右の中央線部に沿って折り曲げるタイプの折り畳み リヤカーも種々使用されているが、そのようなリヤカーにおいてハンドルの収納 の仕方には種々の方法がある。
【0003】 前端が略コ字状に閉じるように屈曲形成した一体ハンドルの両後端をリヤカー の荷台本体に着脱自在に取付けてなるもの、折り畳み時にハンドルを左右に分割 分離して折り畳み、展開組立時に該分割ハンドルの前端同士をネジで固定するも のや一方を他方へ挿入して固定するものなどがあるが、いずれも長く使用してい ると変形や損傷等が激しく、リヤカーの容易な折り畳みや展開の妨げとなるとい った問題が発生していた。またリヤカー折り畳み時に取り外したハンドルの収納 保管場所の確保が困難な場合も多々あり改善が急がれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこれらの問題点に鑑み種々検討の結果、強度が大きく確実且つ容易に 分離、組付け、保管のできる折り畳みリヤカーのハンドル構造を提供するもので ある。
【0005】 即ち本考案は荷台を左右の中央に沿って折り曲げることにより折り畳み可能な リヤカーの両側面フレームの前端に水平面内で回動自在に取付けられた少なくと も先端が丸パイプで形成された側杆と、該両側面フレームにそれぞれ固設した一 対の縦杆と、さらに少なくとも両先端部がその側面を一部切欠いた中実丸棒で形 成された略コ字状のハンドル部材とからなり、該リヤカーを展開する際に該ハン ドル部材の両先端部をそれぞれ両側杆の先端開口に挿入してこれら側杆の先端部 側面を貫通して設けた蝶ネジにより該ハンドル部材を固定し、さらに該ハンドル 部材を側杆から外してリヤカーを折り畳んだ際にハンドル部材の両先端部をそれ ぞれ一対の縦杆に挿入することを特徴とするものである。 そしてこの際に一対の縦杆の側面を貫通して設けた蝶ネジをネジ込むことによ り、挿入したハンドル部材の両先端部を固定したり、側杆先端部を二重パイプで 形成し、且つハンドル部材を、両端部を二重パイプとしてその内部に中実丸棒を 挿入した後それぞれ屈曲して形成したり、またリヤカー本体をアルミニウムもし くはアルミニウム合金で構成し、且つ側杆、縦杆及びハンドル部材もアルミニウ ムもしくはアルミニウム合金で構成したりするのは有効である。
【0006】
【作用】
本考案によれば略コ字状のハンドル部材を、リヤカー側の側杆に挿脱自在とし 、さらにリヤカーを折り畳んだ時に該リヤカーの両側面フレームに互いにハンド ル部材の両先端間の距離だけ離した位置にそれぞれ1個ずつの縦杆を取付けたも のであるから、リヤカーを折り畳むときも展開するときにも簡単且つ確実でハン ドル部材の保管場所として特別な場所は不要である。しかも折り畳んだ状態で一 対の縦杆にハンドル部材が挿入されているので、運搬途中などに当該リヤカーが 自然に展開してしまうといった不具合もなくなる。
【0007】 さらに縦杆にその側面を貫通する蝶ネジを設けることにより、リヤカーを折り 畳んでハンドル部材の両先端部を一対の縦杆に挿入したときに、該蝶ネジで該ハ ンドル部材を固定することができ、折り畳んだリヤカーを運搬するときに手で吊 り下げたりできる把手となるので便利である。
【0008】 また側杆先端部を二重パイプで形成し、ここに挿入されるハンドル部材の先端 部が中実丸棒でその近傍を二重パイプとすることでハンドルの強度が向上し、耐 久性が良好となる。さらにこれら部材をすべてアルミニウム又はアルミニウム合 金で製作するのは、折り畳みリヤカーとして軽量化の効用が大きい。
【0009】
【実施例】
本考案のハンドル構造を有する折り畳みリヤカーの一例を図面により説明する 。 該リヤカーの展開使用時の外観を図1に示す。即ちAl合金製角パイプから なる側面フレーム支持杆(1)を含むAl合金製側面フレーム(2)を対向させ てそれらの外側にそれぞれ車輪(3)(3)を設け、それらの内側は後述のAl 合金製折り曲がり荷台板(4)で連結し、さらに側面フレーム(2)(2)の前 端部同士は、一端が該側面フレームの一方の前端部に回動自在で他端が該側面フ レームの他方の前端部に着脱自在に取付けられたAl合金製丸パイプの横杆(5 )で互いに連結し、且つ側面フレーム(2)(2)の後端部同士も同様の横杆 (5′)で連結する。そしてこれら側面フレーム(2)(2)の前端には2本の Al合金製丸パイプからなる側杆(6)(6)を回動自在に取付け、該側杆(6 )(6)の先端同士を下記のようにAl合金製ハンドル部材(7)を挿脱するこ とによって着脱自在に接続する構成とした。
【0010】 このとき荷台板の折り曲げ構造は図2及び図3に示すように、中央部で2分割 された荷台板(4)の各台板(8)(8)の下面のそれぞれ同位置に各3本の Al合金製で角パイプ形状の台板支持杆(10)(11)(12)(10′)(11′) (12′)をそれぞれ対向する杆の端面が当接するように溶接固定し、これら対向 する台板支持杆同士(例えば(10)と(10′))の当接端部の両下面側に台板支 持杆用蝶番(13)を固定して荷台板(4)が屋根型に折れ曲るようにし、さらに 各台板支持杆(10)(11)…の側面支持杆(1)(1)に当接する部位では該台 板支持杆(例えば(10)(10′))と側面支持杆(1)の両上面側に台板−側面 フレーム支持杆用蝶番(14)を固定して各台板(8)(8)が上方へ折れ曲るよ うにした。
【0011】 また上記ハンドル部材(7)を挿入する側杆(6)(6)の後端は鉤形に屈曲 して、側面フレーム(2)(2)の前端に溶接固定したAl合金製丸パイプの短 杆(15)(15)に挿入したものである。従ってこれら側杆(6)(6)は、該短 杆(15)(15)の回りに水平面内で回動自在であり、且つ着脱自在である。なお 短杆(15)から下方に貫通した側杆(6)の下端部に割りピンや脱落防止輪等を 設けて該側杆(6)が短杆(15)から抜けないようにしてもよい。
【0012】 このハンドル部材(7)は、図4に示すように、Al合金パイプ製の直管から なる外管(20)とその両端部にAl合金製内管(21)を挿入し、さらにその内部 にAl合金製中実丸棒(22)を先端を露出させた状態で挿入しておき、これを両 端部でそれぞれ屈曲させて作製したものである。このような構成とすれば該ハン ドル部材(7)の外管(20)の両先端部は二重パイプ構造となっているので強度 が大きく、また中実丸棒(22)と共に屈曲させているので溶接等で接着しなくて も内管(21)及び該丸棒(22)が抜け落ちる必要は全くない。 なお図中(23)は中実丸棒(22)の側面を一部切欠いて段差を設けた切欠部で あって、ハンドル部材(7)を側杆(6)(6)に挿入して図1に示すように側 杆の先端部側面を貫通するように設置した蝶ネジ(24)をネジ込んだときにその 先端を当接させることによりハンドル部材(7)を確実に固定し、これが抜けて 外れるのを防止しているものである。
【0013】 また図1において当該リヤカーの両側面フレーム(2)(2)の外側にそれぞ れ貫通パイプからなる縦杆(25)(25)を溶接固定した。これは図5に示すよう に該リヤカーを折り畳んだときに、側杆(6)(6)から外したハンドル部材( 7)を挿入しておくことで該リヤカーが収納中や折り畳んだ状態で運搬中に勝手 に開いてしまうのを防ぐためであり、且つハンドル部材の保管場所とするもので ある。
【0014】 さらにこの縦杆(25)(25)にもその側面を貫通する蝶ネジを取付けておけば 、該縦杆(25)(25)に挿入したハンドル部材(7)の先端部を係止させること ができるので、折り畳んだリヤカーを持ち運ぶ際の把手となり使用上大変便利で ある。 また上記の如くリヤカー本体等構成部材も全てAl合金で作製すれば軽量とな り運搬や使用上も扱い易い。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、農作業や家庭用もしくはアウトドア等で使用される折り畳み リヤカーのハンドル部の強度が向上し、折り畳んだ時の状態が崩れずに常にコン パクトな状態を保持でき、さら折り畳んだ状態のまま容易に手持ちで運べる等の 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すリヤカーを展開した状
態の斜視図である。
【図2】折り畳みリヤカーの荷台板を展開した状態を示
す平面図である。
【図3】荷台板を折り畳む状態を示す説明図である。
【図4】ハンドル部材を示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例を示すリヤカーを折り畳んだ
状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 側面フレーム支持体 2 側面フレーム 3 車輪 4 荷台板 5 横杆 6 側杆 7 ハンドル部材 8 台板 10、11、12 台板支持杆 13 台板支持杆用蝶番 14 台板−側面フレーム支持杆用蝶番 15 短杆 20 外管 21 内管 22 中実丸棒 23 切欠部 24 蝶ネジ 25 縦杆

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台を左右の中央に沿って折り曲げるこ
    とにより折り畳み可能なリヤカーの両側面フレームの前
    端に水平面内で回動自在に取付けられた少なくとも先端
    が丸パイプで形成された側杆と、該両側面フレームにそ
    れぞれ固設した一対の縦杆と、さらに少なくとも両先端
    部がその側面を一部切欠いた中実丸棒で形成された略コ
    字状のハンドル部材とからなり、該リヤカーを展開する
    際に該ハンドル部材の両先端部をそれぞれ両側杆の先端
    開口に挿入してこれら側杆の先端部側面を貫通して設け
    た蝶ネジにより該ハンドル部材を固定し、さらに該ハン
    ドル部材を側杆から外してリヤカーを折り畳んだ際にハ
    ンドル部材の両先端部をそれぞれ一対の縦杆に挿入する
    ことを特徴とする折り畳みリヤカーのハンドル構造。
  2. 【請求項2】 一対の縦杆の側面を貫通して設けた蝶ネ
    ジをネジ込むことにより、挿入したハンドル部材の両先
    端部を固定する請求項1記載の折り畳みリヤカーのハン
    ドル構造。
  3. 【請求項3】 側杆先端部を二重パイプで形成し、且つ
    ハンドル部材を、両端部を二重パイプとしてその内部に
    中実丸棒を挿入した後それぞれ屈曲して形成した請求項
    1又は2記載の折り畳みリヤカーのハンドル構造。
  4. 【請求項4】 リヤカー本体がアルミニウムもしくはア
    ルミニウム合金で構成され、且つ側杆、縦杆及びハンド
    ル部材もアルミニウムもしくはアルミニウム合金で構成
    されたものである請求項1〜3のいずれか1項記載の折
    り畳みリヤカーのハンドル構造。
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