JP3585641B2 - アルミ製折り畳みリヤカー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は軽量且つコンパクトに折り畳めて収納の容易なアルミ製折り畳みリヤカーに関し、特に積載許容荷重の大きいものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来Al製の折り畳みリヤカーとしては、図1に示すように、2本のタイヤ(4)(4)をそれぞれ荷台部側面のAl合金製角パイプからなるタイヤ取付フレーム(1)(1)に取付け、図2に示す断面形状のAl合金製押出材を幅方向に2枚並べた荷台面(5)を幅方向の中央部で山型に中折れ可能とし、且つその両側縁は該タイヤ取付フレーム(1)(1)に回動自在に取付けられている。さらに該荷台部の前面及び後面には、コ字状に屈曲させたAl合金製丸パイプからなり、その一方端(10)(10)が該タイヤ取付フレーム(1)(1)に固定した荷台側面を形成する側面杆(2)(2)に設けた図4に示すような展開時係止部材(8)(8)に着脱自在に係止され、他方端(11)(11)が該側面杆(2)(2)に固着した図3に示すような丸杆(6)(6)に挿入され抜け取れないようにストッパーを設けて取付けられている前部横杆(7)及び後部横杆(9)を設けた。また該側面杆(2)(2)の前端には左右のハンドル側杆(12)(13)の基端を緩挿するハンドル杆用縦杆(14)(14)を固着し、さらに該ハンドル側杆(12)(13)の先端はそれぞれ先端横杆(15)の両端を図5のように蝶ネジ(16)で固定することにより連結した。また荷台前端部の下方には左右に補助脚杆(17)(17)を突設した。
【0003】
このようなリヤカーによれば、図1に示すように展開した状態で使用し、これを折り畳むには、図6のように先ず前部横杆(7)及び後部横杆(9)の一方端(10)(10)を展開時収納部材(8)(8)から外して、丸杆(6)(6)に挿入された他方端を中心に回転し、該一方端(10)(10)を荷台部側面に設けた収納時係止部材(18)(18)に係止させる。次に先端横杆(15)の一方のハンドル側杆(12)側の蝶ネジ(16)を外して該先端横杆(5)を他方のハンドル側杆(13)に係止させた状態にして、これらハンドル側杆(12)(13)を後方に回転する。そして図7のように荷台面(5)を山型中折りに曲げることにより、2本のタイヤ(4)(4)と左右の補助脚杆(17)(17)で自立した状態でしかもハンドル側杆(12)(13)が荷台部側に収容されて幅を狭く折り畳んだ収納状態のリヤカーが得られる。
【0004】
このような折り畳みリヤカーにおいて、荷台面を展開したときにはその裏面を支える必要があるが、従来は図8のように上下方向に山型に折り曲げ可能なアルミ合金製角パイプからなる上下動荷台支持部材(20)(21)(22)を図9のようにタイヤ取付フレーム(1)(1)の長手方向(前後方向)の前部、後部及び中央部の3箇所にそれぞれ蝶番(23)を用いて回動自在に設けていた。
なお図9中(3)はタイヤを取付ける支持枠であり、また該支持部材(20)(21)(22)はいずれも半割れ荷台面(5a)(5b)の裏面に固着している。
このような構造のリヤカーによれば、折り畳みが容易で、軽量構造のものが得られるが、上記上下動荷台支持部材だけでは荷台の耐荷重の点で問題であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はこれに鑑み検討の結果、積載荷重が大きく、また折り畳んで運搬、収納する際にも扱い易いアルミ製折り畳みリヤカーを提案するものである。
【0006】
即ち本発明は、荷台部側面の下端のタイヤ取付フレームに、幅方向の中央部で山型に中折れ自在な荷台面が回動自在に取付けられ、該荷台部前面及び後面に一方が着脱自在且つ他方が水平面内で回動自在な前部横杆及び後部横杆を設け、該荷台部側面の前端にそれぞれ左右のハンドル側杆を水平面内で回動自在に設け、これらハンドル側杆の先端同士を着脱自在な横杆で連結し、さらに荷台前端部下方に補助脚杆を突設してなるアルミ製折り畳みリヤカーにおいて、該タイヤ取付フレームの長手方向の少なくとも中央部に、前後方向に折り曲げ可能な前後動荷台支持部材の両端を回動自在に設け、且つその近傍のタイヤ取付フレームに上下方向に山型に折り曲げ可能な上下動荷台支持部材の両端を回動自在に設けてなり、これら荷台支持部材で平面的に囲まれる形状が略二等辺三角形であることを特徴とするものであり、このときさらにタイヤ取付フレームの中央部に加えて前部及び後部にも前後動荷台支持部材と上下動荷台支持部材を設けるのは有効である。
【0007】
【実施例】
次に本発明の実施例について説明する。
図8及び図9に示す従来の荷台支持部材の構造を図10のように変更した。即ち従来と同様の図8に示す上下動荷台支持部材(20)(21)(22)の他に中央部の上下動荷台支持部材(21)の近傍にアルミ合金製角パイプからなる前後動荷台支持部材(24)を蝶番(25)(25)を用いて前後方向に折り曲げ自在に設けた。
なおこれを平面的に示すと図11のように、該前後動荷台支持部材(24)は、リヤカーを折り畳むときに常に後方に山型に折れ曲がるように、中央部の上下動荷台支持部材(21)とで囲む形状を二等辺三角形になるように設けた。
【0008】
このように本発明では荷台面を展開したときに、その一部を上下動荷台支持部材(21)と前後動荷台支持部材(24)の二部材で支持している、しかも平面的に三角形の面で支えているので耐荷重は大きいものとなる。
【0009】
このような折り畳みリヤカーの全体を示すと、図12のようにハンドル側杆(12)(13)の先端部を互いに外側に屈曲させて互いに平行とし、その先端面の開口に略コ字状の連結横杆(26)の基端部を挿入し、この基端部を蝶ネジ(16)(16)で固定するものがある。この場合は該連結横杆(26)を取り外して該リヤカーを折り畳むが、その後この取り外した連結横杆(26)は荷台部側面にそれぞれ固定されている収納用縦杆(27)(27)に差し入れておく、こうすることで荷台面が勝手に展開してしまうのを防ぐことができる。
なおこの場合、上記のハンドル部の構造と、荷台支持部材の構造の他は前記従来の折り畳みリヤカーと同様の構造である。
【0010】
次に本発明の他の実施態様としては、より荷台面の広いリヤカーの場合は、タイヤ取付フレームの前部、中央部及び後部にそれぞれ上下動荷台支持部材とこれに近接して前後動荷台支持部材とを設けた。
このような構成によれば展開した荷台面の全面をこれら二部材が支持していることになり最大積載荷重をより大きくすることが可能となる。
【0011】
【発明の効果】
このように本発明によれば、従来に比べて折り畳みリヤカーの積載荷重が大きくなり、しかも該リヤカーの折り畳み時の容易さは従来と変わらないので多様な用途に使用できるものが得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳みリヤカーの一例を示す使用状態の斜視図である。
【図2】折り畳みリヤカーの荷台面の部材構造を示す断面図である。
【図3】前部及び後部横杆の一端の回動取付部を示す要部斜視図である。
【図4】同じく他端の係止部を示す要部斜視図である。
【図5】ハンドル部先端横杆の取付部を示す要部斜視図である。
【図6】上記折り畳みリヤカーを折り畳む手順を示す斜視図である。
【図7】上記折り畳みリヤカーを折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図8】荷台面の折り曲げ構造を示す正面図である。
【図9】同上の平面図である。
【図10】本発明に係る荷台支持部材の構造を示す説明図である。
【図11】同上の平面図である。
【図12】本発明リヤカーの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 タイヤ取付フレーム
2 側面杆
3 タイヤ支持枠
4 タイヤ
5 荷台面
6 丸杆
7 前部横杆
8 展開時係止部材
9 後部横杆
10 一方端
11 他方端
12 右ハンドル側杆
13 左ハンドル側杆
14 ハンドル杆用縦杆
15 先端横杆
16 蝶ネジ
17 補助脚杆
18 収納時係止部材
20 後部上下動荷台支持部材
21 中央部上下動荷台支持部材
22 前部上下動荷台支持部材
23 蝶番
24 前後動荷台支持部材
25 蝶番
26 連結横杆
27 収納用縦杆

Claims (2)

  1. 荷台部両側面のタイヤ取付フレームに、幅方向の中央部で山型に中折れ自在な半割れ荷台面が回転自在に取付けられたアルミ製折り畳みリヤカーにおいて、荷台部両側の角パイプからなるタイヤ取付フレームの前部および後部並びに中央部に、上下方向に山型に折り曲げ可能な角パイプからなる上下動荷台支持部材をタイヤ取付フレームの上面に連結される蝶番を用いて上下方向回動自在に設けると共にこれら上下動荷台支持部材を半割れ荷台面の裏面に夫々固着し、かつ中央部の上下動荷台支持部材の近傍に角パイプからなる前後方向に山型に折れ曲がる前後動荷台支持部材をタイヤ取付フレームの内側面に連結される蝶番を用いて前後方向に折り曲げ自在に設け、更に荷台面を展開したときに中央部の上下動荷台支持部材と前後動荷台支持部材とが二等辺三角形を形成し、該荷台面を幅方向に折り畳むときに常に山型に折れ曲がるようにしたことを特徴とする折り畳みリヤカー。
  2. タイヤ取付フレームの外側面にタイヤを取付ける支持枠を設けた請求項1記載の折り畳みリヤカー。
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